JP2017040049A - 地下水の熱をとって冷暖房に使用する装置 - Google Patents

地下水の熱をとって冷暖房に使用する装置 Download PDF

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佐藤 昭博
Akihiro Sato
昭博 佐藤
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Abstract

【課題】雪と寒さの厳しい地方では、降った雪の片づけ場がなく何処の企業や家庭でも悩みの種となっている。交通や生活に支障のきたす雪は、一般的には金銭を支払ってトラックに積んで処理して貰うか、灯油を使って少しずつ雪を溶かす等、雪や寒さと戦って、生きて行かなければならない地方では、雪の扱いが極めて重要であり、冷暖房に使用できる、地下水の熱をとって冷暖房に使用する装置を提供する 。【解決手段】融雪層の中に入れた雪を、給水ポンプで、地下水を汲み上げて下方に向けて複数の箇所から放出する。地下水を放出させて、雪を溶かし、又夏季には、融雪層に、給水ポンプで、地下水を汲み上げて、10度程度の地下水温度を各室内に送風することにより、冷暖房に使用出来る事を特徴とする。【選択図】図1

Description

[第18項]
地下水を汲みあげて、雪を溶かし又、夏には室内に送風して冷房に使用する装置に関する。
従来、雪と寒さの厳しい地方では、交通や生活に支障のきたす雪は川に捨てるか、トラックに積んで捨てる。又雪を灯油を燃料にした融雪機で溶かす処理の方法しかなかった。
特許文献1、特開2011−38376号公報(地熱と地下水熱とを利用した循環型融雪システム)、特許文献2、特開2014−115016号公報(地中熱利用冷暖房システム)に記載があるが、構造の違いがある。
特開2011−38376号公報 特開2014−115016号公報
雪と寒さの厳しい地方では、降った雪の片づけ場がなく何処の会社や商店や家庭でも悩みの種となっている。
交通や生活に支障をきたす雪は、一般的には金銭を支払ってトラックに積んで処理して貰うか、灯油を使って融雪機で少しずつ雪を溶かす等、雪や寒さと戦って、生きて行かなければならない地方では、雪の扱いが極めて重要であり、技術的に大きく進歩した昨今、害になる雪を何とか冷暖房に使用する事が出来ないか、解決しけければならない大きな課題である。
課題を解決するために本発明は、以下の構成とした。
地面を掘削して、地下浸遂層(9)を製作し、その上に筒型にした形状の融雪槽(1)を製作して、降雪した雪は、融雪槽の蓋(10)を外して、前記融雪槽(1)の中に放り込み、投げ場に困っていた雪を高く持ち上げて処理する事は重労働であるが、前記要領で下に放り込む事は肉体的に又、時間的に大変有利である。
地下水(2)は、温度が10度程度であり、雪に地下水(2)をかける事で雪を溶かすことが出来る。以下にその詳細について記載する。
融雪槽(1)を、平面から見て筒状の外観は、FRPで被った鉄製の管(4)であり、ラセン状になっている。(図5「A」「B」)
又融雪槽(1)を正面から見て最下部は、地下浸遂層(9)であり、地下水(2)は、融雪槽(1)に入って、地下浸遂層(9)で浸透させる。
一番上部は、融雪槽の蓋(10)であり、雪が降ったら融雪槽の蓋(10)を外し中に邪魔な雪を放り込む。
中に入れた雪を、給水ポンプ(7)で、地下水(2)を汲み上げ、前記融雪槽(1)の上部から下方に向けて複数の放出口(17)から放出する。(図1)
地下水は、雪を溶かして水に出来る。
冬期間は地下水(2)で雪を溶かし、夏季は、地下水(2)を、給水ポンプ(7)で、融雪槽(1)に汲みあげて、地下水の低い温度を住宅の各室内に送風して室内の冷房にする事が出来る。
地下水熱採熱管(14)を縦にして、地面に平行に切断して平面から見て、外観をエンビ管(22)で、その内側にFRP(5)を使用して、地下水(2)は、その中間で上方に移動出来るようにした。(図4)
内部の網状の形状のものは、銅メッシュ(21)であり、不凍液の帰り管(20−1)で、その中を不凍液の帰り(20)が移動する。
又、小さな円形の輪は、不凍液の行き管(19−1)であり、その中を不凍液の行き(19)が移動する。
これらによって、不凍液と地下水(2)を使用して、冬期間に地中熱ヒートポンプ(15)を使用し、暖房にする構造である。
融雪槽(1)の鉄製の管(3)に錆・管の破損等を防止するために、鉄製の管をFRP樹脂で被って使用する構造にした。またFRP樹脂に金属の粉末を混入させて、土中の熱伝導率を向上させ雪を溶かす率と暖房の効率を上げることとした。
融雪槽の(1)に、一定の量を超えた水量(オーバフロー)になると排水管(18)から自動排水される構造である。
又、地下水熱採熱管(14)は、地下で地下水を汲みあげる装置である。
(1)地下水(12)を汲み上げて、融雪槽(1)に入れた雪にかける事により、雪が溶けて除雪作業が楽にできる。
(2)夏には、融雪槽に地下水を汲み上げ、地下水の温度を室内に送風することによって冷房の効果がある。
(3) 鉄製の管をFRPで被っているため、錆・破損等を防止する事が出来る。
(4) 灯油・ガソリン・ガスを融雪槽に使用しないため公害がない。
(5) 冷暖房にかかった電気料金は少なくて済む。
(6) 業者に頼んで雪の排泄する費用を支払う必要がないため経済的である。
(7)融雪槽(1)の鉄製の管(3)に錆・管の破損等を防止するために、鉄製の管をFRP樹脂で被って使用する構造にした。またFRP樹脂に金属の粉末を混入させて、土中の熱伝導率を向上させ雪を溶かす率と暖房の効率を上げることができる。
融雪槽正面図 融雪槽平面図 地下水熱採熱管断面図 地下水熱採熱管を切断して、平面から見た拡大説明図 「A」融雪槽のFRPで被った鉄製の管をラセン状に配置した部分説明図「B」FRPで被った鉄製の管の説明図
地面を掘削して地下浸遂層(9)を製作してその上に、筒型にした形状の融雪槽(1)を製作して、降雪した雪を前記融雪槽(1)の中に放り込み、投げ場に困っていた雪を高く持ち上げて処理する事は重労働であるが、前記要領で下に放り込む事は、肉体的に又、時間的に大変有利である。
地下水(2)は、温度が10度程度であり、地下水(2)を融雪槽(1)の中に入れた雪に、放出する事で雪を溶かすことが出来る。
寒さや雪と戦って、生活している地方では、地下水(2)の温度を利用して、室内に冷房として送風することが出来る。害になる雪を生活の助けになるようにする事は、極めで重要であり、なくてはならない生活の知恵である。
融雪槽の(1)を、平面から見て筒状の外観は、FRPで被った鉄製の管(4)であり、ラセン状の構造にした。(図5「A」)
地面を掘削して、地下浸遂層(9)を製作し筒型にした形状の融雪槽(1)を製作して、地下水(2)を汲み上げ、雪に前記地下水(2)をかけることで雪を溶かすことが出来る。
又、地下水熱採熱管(14)を縦にして地面に平行に切断し、平面から見て、外観をエンビ管(22)で、その内側に一定の間隔をあけてFRP(5)を使用して、地下水(2)は、その中間で上方に移動出来るようにして、内部の網状の形状のものは、銅メッシュ(21)であり、その外観は不凍液の帰り管(20−1)であり、その内部を不凍液の帰り(20)が移動する。不凍液の行き帰りの移動と地下水(2)が中を通り、不凍液を使用して暖房にする構造である。
雪の降る地方では、自分の敷地内に降った雪は勝手に公道に捨てる事は出来ない。
又、他人の敷地に投げ込む事も許されない。
高いお金を支払って、トラックに積んで捨てて貰うしかない。
従って、自分の敷地も雪を積み上げれば短時間で捨て場がなくなる。
融雪層(1)の融雪槽の蓋(10)を開けて、雪を投げ込む事は、極めて便利である。融雪層(1)に雪を投げ込んでも、下方に投げる事は時間的にも、労力から見ても極めて便利である。前記の融雪槽(1)に入った雪は、給水ポンプ(7)で、地下水(2)を汲み上げて下方に向けて複数の箇所の放出口(17)から放出する。
融雪槽(1)を平面から見て楕円形・長方形・正方形の形状で製作することが出来る。
(A)鉄製の管(3)をFRP(5)で被い錆・破損防止等の出来る構造にした。
(B)又、FRPで被った鉄製の管(4)は、上方から下方に向けてラセン状になっている。(図5「A」「B」)
(C)融雪層(1)に水が一定量以上に溜まったら、排水管(18)から自然排水出来る構造にした。
(D)地下水熱採熱管(14)は、図3に断面図を記載したように不凍液の行き管(19−1)、不凍液の帰り管(20−1)を設けたため、スムーズな不凍液の使用が出来る。
1. 融雪槽
2. 地下水
3. 鉄製の管
4. FRPで被った鉄製の管
5. FRP(FRP樹脂に金属の粉末を混入)
6. 地下水ポンプ制御盤
7. 給水ポンプ
8. 温度センサー
9. 地下浸遂層
10. 融雪槽の蓋
11. 融雪槽用汲み上げホース
12. 排水ポンプ
13. 架橋ポリ管
14. 地下水熱採熱管
15. 地中熱ヒートポンプ
16. フレキ管
17, 放出口
18. 排水管(オーバーフロー)
19. 不凍液の行き
19−1 不凍液の行き管
20. 不凍液の帰り
20−1.不凍液の帰り管
20−2.銅板
21. 銅メッシュ
22. エンビ管
23. スクリーン(地下水浸透口)

Claims (2)

  1. 地面を掘削して、地下浸遂層(9)を製作して、その上に筒型にした形状の融雪槽(1)を製作して、その外観はFRPで被った鉄製の管(4)で、ラセン状に巡らせ、給水ポンプ(7)で、地下水(2)を汲み上げ、前記融雪槽(1)の、上部から下方に向けて複数の放出口(17)から放出し、地下水(2)で雪を溶かせる構造にして、前記融雪槽(1)の鉄製の管の錆・破損防止および土中の熱伝導率を向上させて、雪を溶かすことと暖房の効率を高めるために金属の粉末を混入させたFRPで鉄管を被って使用し、又夏季には給水ポンプ(7)で、地下水(2)を汲み上げて、前記地下水(2)の温度を室内に送風する事により、冷房が出来る構造にして、又地下水熱採熱管(14)の内部に不凍液の行き管(19−1)と、不凍液の帰り管(20−1)を設け、これにより地下水(2)の温度を、冷暖房に使用することが出来る事を特徴とする、地下水の熱をとって冷暖房に使用する装置。
  2. 融雪槽(1)の形状は、平面から見て楕円形・長方形・正方形の形状で製作する、請求項1記載の地下水の熱をとって冷暖房に使用する装置。
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