JP2005335636A - リクライニング装置 - Google Patents

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Katsuhiko Sasaki
克彦 佐々木
Takashi Yokoyama
高 横山
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Tachi S Co Ltd
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Tachi S Co Ltd
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Abstract

【課題】 ラウンドリクライニング装置をシートのクッションフレーム側とバックフレーム側に装着した状態で、外歯が内歯に完全に噛合しているか否か確認できるようにする。【手段】 カム51を回転させて外歯を内歯に噛合させるリクライニング軸5に一体に有するレバー5ニ、クッションフレームA側又はバックフレーム側に対するレバー5の位置確認用の確認手段10、11、13を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は自動車用シートなどのシートのリクライニング装置に関する。
従来のリクライニング装置にはラウンドリクライニング装置と称されるもの、例えば、特開2003ー289973号公報、特開2002ー177084号公報、特開平8ー253063号公報に開示されているものがある。
特開2003ー289973号公報 特開2002ー177084号公報 特開平8ー253063号公報
即ち、このリクライニング装置は、クッションフレーム側とバックフレーム側のいずれか一方にベースプレート、他方にベースプレートに回転可能に組付けるギャプレートを固設し、ギャプレートの内周に内歯を有し、ベースプレートに、前記内歯に半径方向に摺動して噛合すると共に噛合方向にバネによって付勢されている複数のロックギャを設け、この複数のロックギャの中心にリクライニング軸が挿通されているカムを配設すると共に前記リクライニング軸のベースプレート又はギャプレートの外側に突出する部分にレバーを一体に有し、このレバーの操作によりリクライニング軸を前記バネの付勢力に抗して回転させる前記ロックギャとギャプレートとの噛合状態を解除してバックフレームをアンロック状態にする構造である。
以上のリクライニング装置は、クッションフレーム側とバックフレーム側の双方に通孔をあけ、この通孔にベースプレート、ギャプレートに設けた突起を嵌合した後、溶接して、ベースプレート、ギャプレートをクッションフレーム側、バックフレーム側に固設している。
ところで、前記外歯が内歯の周方向に不完全な状態(ハーフロック状態)で噛合している状態で、ベースプレート、ギャプレートをクッションフレーム側、バックフレーム側に固設すると、前記リクライニング軸の回転によるアンロック及びロックギャによるロックが的確に行うことができない。
そして、外歯が内歯の周方向に完全且つ的確に噛合しているか、否か、ベースプレート等をクッションフレーム側等に固設した後においては、外部から確認できない。
そこで、本発明は斯様な不具合を除去することを目的とする。
以上の目的を達成するための本発明は前記従来のリクライニング装置において、前記レバーに、クッションフレーム側又はバックフレーム側に対する位置確認用の確認手段を設けてなる構成である。
以上のレバーがリクライニング軸とカムとに一体に形成され、カムによって半径方向に摺動するロックギャはあらかじめガイドにより位置決めされてベースプレートに組込まれているため、レバーの回動位置が所定位置にある場合には外歯が内歯に完全且つ的確に噛合する。
そして、前記確認手段はレバーの先端部に設けた位置確認孔と、このレバーに対向する前記クッションフレーム側又はバックフレーム側に設けた位置決め孔から構成し、両孔に、ピンなどの治具を挿通することにより、構造が簡単で確認し易くなる。また、前記レバーにはケーブルを連結し、このケーブルにレバー調整部材を設けることにより、レバーを回動して外歯が内歯に完全に噛合するように調整できる。
本請求項1の発明によれば、ラウンドリクライニング装置において、内歯に対する外歯の噛合状態が不完全な状態で、ラウンドリクライニング装置がクッションフレーム側及びシートバック側に組付けられた場合、その状態を外部から確認できる。
本請求項2の発明によれば、レバーの位置を確認し易い。
また請求項3の発明によれば、外歯が内歯に不完全な状態で組付けられた場合に、それを完全な状態に調整できる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
ラウンドリクライニング装置は従来周知の構造のもので、図示するものはシートバックのバックフレームBに、椀形のギャプレート40、シートクッションを取付けるベースフレームA又はシートクッションのクッションフレームに、円板状のベースプレート30を各々従来と同様な方法で固設している。
図中30A…、40A…はベースフレームA、バックフレームBに設けた通孔に嵌合して溶接したベースプレート30、ギャプレート40と一体の突起を示す。
31はロックギャで、ギャプレート40とベースプレート30との間に配設しギャプレート40の周方向に設けた内歯に噛合する外歯を有しベースプレート30の内面に一体に設けたガイド片によって周方向に移動不能に、且つ半径方向に摺動自在にベースプレート30に組込まれている。
図中51はカムで、一端をベースプレート30側に掛止したバネ(不図示)の他端が係止され、バネの弾力によってロックギャ31に弾接し、ロックギャ31の外歯をギャプレート40の内歯に噛合するように付勢している。
このカム51にはリクライニング軸5が挿通され、リクライニング軸5を回転することにより、カム51がバネの弾力に抗して回転するようになっている。
図示するリクライニング軸5は一端をベースプレート30からベースフレームAの外側に突出するように設け、この突出部にレバー1が一体に取付けられている。図中32はリング状のブラケットを示す。
従って、レバー1を操作すると、リクライニング軸5を介してカム51がバネの弾力に抗して回転して、ロックギャ31の外歯がギャプレート40の内歯から離脱してアンロック状態になり、バックフレームBが前後方向に回動可能となる。
以上の従来のラウンドリクライニング装置において、レバー1の先端部に位置確認用の確認手段が設けてある。
この確認手段はレバー1に対向するベースプレート30又はギャプレート40に対するレバー1の位置を確認するものである。
即ち、ロックギャ31の外歯がギャプレート40の内歯に完全に噛合していない場合には、カム51の回転が不充分でロックギャ31を適正に押圧していない。そのため、カム51を挿通するリクライニング軸5の回転位置が、ロックギャ31の外歯がギャプレート40の内歯に完全に噛合している場合と異なる。そのため、リクライニング軸5と一体のレバー1の回転位置も、外歯と内歯が完全に噛合している場合と、不充分(ハーフロック状態)な状態と異なる。
そこで、レバー1の回転位置が確認し易いレバー1の先端部に確認手段を設ける。
図示する確認手段はレバー1の先端部に開孔した位置確認孔10と、ベースフレームAに設けた位置決め孔11とから構成されている。
位置決め孔11はカム51によって外歯が内歯に完全に噛合している状態におけるレバー1の確認孔10の位置をあらかじめベースフレームAに位置決めして、その位置に開孔したものである。
以上の確認孔10と位置決め孔11はいずれも内径が6ミリ程度に形成して図2に示す治具ピンCが両孔10、11に挿通し得るように構成されている。
そして、治具ピンCが両孔10、11に挿通できる場合には、レバー1の回動位置が適正で、リクライニング軸5、カム51を介してロックギャ31の外歯が、ギャプレート40の内歯に完全に噛合していることが確認できる。
そして、治具ピンCが確認孔10から位置決め孔11に挿通できない場合には、レバー1の回動位置が不適性で、外歯が内歯に完全に噛合していないことが確認される。
なお、確認孔10が位置決め孔11に対して図1において上方にズレている場合には外歯が内歯に対してロック方向にズレているので問題がないが、確認孔10が位置決め孔11に対して下方(図1において)にズレている場合には外歯が内歯に対してロック解除方向にズレている状態であるので、レバー1を回動して調整する必要がある。
この場合には、レバー1に一端を連結するケーブル2(例えばロック解除用ケーブル)に設けた調整部材であるナット20を締めて、ケーブル2を引き、レバー1を回動して、外歯が内歯に完全に噛合するように調整する。図中13はレバー1に設けたケーブル2の連結孔を示す。
なお、図示するものは治具ピンCを確認孔10、位置決め孔11に挿通することにより、レバー1の回動位置が適正か、否か確認しているが、他の確認手段、例えば、直角状の定規で、レバー1の先端とをベースフレームAに設けた目印に一致するか否か確認する手段を使用しても良い。
本発明の要部を示す正面図である。 図1のIIーII線断面図である。
符号の説明
A…ベースフレーム又はクッションフレーム、B…バックフレーム、1…レバー、2…ケーブル、5…リクライニング軸、10…確認手段、11…確認手段、13…確認手段、30…ベースプレート、31…ロックギャ、40…ギャプレート、51…カム

Claims (3)

  1. クッションフレーム側とバックフレーム側のいずれか一方にベースプレート、他方にベースプレートに回転可能に組付けるギャプレートを固設し、ギャプレートの内周に内歯を有し、ベースプレートに、前記内歯に半径方向に摺動して噛合すると共に噛合方向にバネによって付勢されている複数のロックギャを設け、この複数のロックギャの中心にリクライニング軸が挿通されているカムを配設すると共に前記リクライニング軸のベースプレート又はギャプレートの外側に突出する部分にレバーを一体に有し、このレバーの操作によりリクライニング軸を前記バネの付勢力に抗して回転させることにより、前記ロックギャとギャプレートとの噛合状態を解除してバックフレームをアンロック状態にするリクライニング装置において、
    前記レバーに、クッションフレーム側又はバックフレーム側に対する位置確認用の確認手段を設けてなるリクライニング装置。
  2. 前記確認手段はレバーの先端部に設けた位置確認孔と、このレバーに対向する前記クッションフレーム側又はバックフレーム側に設けた位置決め孔からなる請求項1のリクライニング装置。
  3. 前記レバーにはケーブルを連結し、このケーブルにレバー調整部材を設けてなる請求項1記載のリクライニング装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009165532A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Toyota Boshoku Corp 車両用シートフレームの検査方法
JP2012011911A (ja) * 2010-07-01 2012-01-19 Nhk Spring Co Ltd シート作動装置
JP2015500763A (ja) * 2012-05-22 2015-01-08 ジョンソン コントロールズ コンポーネンツ ゲーエムベーハー ウントコンパニー カーゲー 車両シート用継手及び車両シート

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