JP2008200266A - リクライニング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い寸法精度を必要とすることなくロックギヤとギヤプレートとの噛み合いを向上させて確実にロックするリクライニング装置を提供する。
【解決手段】一対の第1ロックギヤ40、および、両第1ロックギヤ40と案内凸部11、12との隙間よりも案内凸部12、13との隙間を大きくした一対の第2ロックギヤ50との計4枚のロックギヤを採用するとともに、両第2ロックギヤ50を、付勢部材90における付勢部材本体90aの弾性作用により、それぞれ半径方向内側に付勢するとともにベースプレート10の案内凸部13に向けて付勢する。
【選択図】図2

Description

本発明は、シートバックの傾斜角を調整するシートのリクライニング装置に関するものである。
シートバックの傾斜角を調整するシートのリクライニング装置に関する技術として、例えば、下記特許文献1に開示されるリクライニング装置がある。このリクライニング装置は、カムの回動により当該カムに当接する複数のロックギヤをベースプレートの各案内凸部にガイドさせるようにして半径方向外側に移動させて、各ロックギヤの外歯をギヤプレートの内歯に歯合させる。これにより、シートクッションに固定されるベースプレートとシートバックに固定されるギヤプレートとが相対回動不能にロックされる。そして、4枚のロックギヤを採用することにより、ギヤプレートの内歯に歯合するロックギヤの外歯の歯数を増やして、ベースプレートとギヤプレートとのロック強度を向上させている。
特許第3815537号公報
ところで、上述のようなロックギヤとして、一対の第1ロックギヤと一対の第2ロックギヤとの2組計4枚のロックギヤを採用すると、それぞれのロックギヤを半径方向外側に付勢するためのカムの形状の設定が困難になり、その寸法精度も高精度のものが要求される。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、高い寸法精度を必要とすることなくロックギヤとギヤプレートとの噛み合いを向上させて確実にロックするリクライニング装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲に記載の請求項1のリクライニング装置では、ベースプレート(10)と、前記ベースプレート上に相対回動可能に組み付けられ内歯(21)を有するギヤプレート(20)と、前記ベースプレートの第1の案内部(11、12)により半径方向にのみ移動可能にガイドされて組み付けられ前記内歯と噛合可能な外歯(41)を有する一対の第1ロックギヤ(40)と、前記ベースプレートの第2の案内部(12、13)により半径方向にのみ移動可能にガイドされて組み付けられこの第2の案内部との隙間を前記一対の第1ロックギヤと前記第1の案内部との隙間よりも大きくするとともに前記内歯と噛合可能な外歯(51)を有する一対の第2ロックギヤ(50)と、前記一対の第1ロックギヤおよび前記一対の第2ロックギヤの半径方向外側への移動を制御して前記外歯を前記内歯に噛合させるカム(60)と、前記一対の第2ロックギヤを前記第2の案内部の一側に向けて付勢する付勢部材(90、91、92、93)と、を備えることを技術的特徴とする。
請求項1の発明では、一対の第1ロックギヤ、および、この第1ロックギヤと第1の案内部との隙間よりも第2の案内部との隙間を大きくした一対の第2ロックギヤを備えており、一対の第2ロックギヤは、付勢部材により、第2の案内部の一側に向けて付勢される。
ロックギヤとして、一対の第1ロックギヤと一対の第2ロックギヤとの2組の計4枚を採用すると、上述したようにカムの形状の設定が困難になり、その寸法精度も高精度のものが要求される。そこで、一対の第2ロックギヤと第2の案内部との隙間を、一対の第1ロックギヤと第1の案内部との隙間よりも大きくすることにより、一対の第2ロックギヤに関する寸法精度等について多少の余裕を持たせることができるので、カムの形状の設定が困難でその寸法精度も高精度のものが要求されるという課題が解決される。
しかし、一対の第2ロックギヤと第2の案内部との隙間を大きくしたことにより、一対の第2ロックギヤの外歯がギヤプレートの内歯に対し傾斜して歯合する場合には、噛み合いが悪化してロック強度が弱くなるという別の課題が発生する。そこで、付勢部材により、一対の第2ロックギヤを第2の案内部の一側に向けて付勢することで、当該一対の第2ロックギヤは、カムの回動に伴い、上記第2の案内部の一側に沿って半径方向に移動することとなる。
これにより、上述のように一対の第2ロックギヤと第2の案内部との隙間を大きくしても一対の第2ロックギヤの各外歯がギヤプレートの内歯に対し傾斜することなく歯合することができる。したがって、高い寸法精度を必要とすることなくロックギヤとギヤプレートとの噛み合いを向上させて確実にロックすることができる。
請求項2の発明では、付勢部材は、一対の第2ロックギヤを第2の案内部の一側に向けて付勢するとともに半径方向内側にも付勢する。
各ロックギヤのそれぞれの外歯とギヤプレートの内歯との歯合を解除する場合には、各ロックギヤを半径方向内側に付勢する機構が必要である。そこで、一対の第2ロックギヤを第2の案内部の一側に向けて付勢する付勢部材でもって、当該一対の第2ロックギヤを半径方向内側にも付勢することにより、一対の第2ロックギヤを半径方向内側に付勢するための部材を削減できる。したがって、部品点数を増加させることなく、ロックギヤとギヤプレートとの噛み合いを向上させて確実にロックすることができる。
請求項3の発明では、付勢部材は、針金状の弾性材料を湾曲状に曲げて形成した付勢部材本体を備え、この付勢部材本体の両端を離すように、一対の第2ロックギヤと、第2の案内部の一側を介して当該一対の第2ロックギヤに対向するベースプレートの一部位とに、それぞれ係合する。
このため、付勢部材本体の両端を近接させようとする付勢部材本体自体の弾性作用により、第2ロックギヤが、第2の案内部の一側に向けて付勢されるとともに半径方向内側に付勢される。したがって、簡単な構成でもって、ロックギヤとギヤプレートとの噛み合いを向上させて確実にロックすることができる。
請求項4の発明では、付勢部材は、第2の案内部の一側に対し当該一対の第2ロックギヤを介して対向する第2の案内部の他側と当該一対の第2ロックギヤとの間に介在されて、一対の第2ロックギヤを、第2の案内部の一側に向けて付勢する。
これにより、一対の第2ロックギヤは付勢部材により第2の案内部の一側に向けて付勢されるので、上述のように一対の第2ロックギヤと第2の案内部との隙間を大きくしても一対の第2ロックギヤの外歯がギヤプレートの内歯に対し傾斜することなく歯合することができる。したがって、簡単な構成でもってロックギヤとギヤプレートとの噛み合いを向上させて確実にロックすることができる。
請求項5の発明では、付勢部材は、一対の第2ロックギヤとレバー板との双方に面接触するように双方間に介在する。
各ロックギヤの外歯をギヤプレートの内歯に歯合させるためにカムを回動させると、このカムと一体となってレバー板が回動する。このようにレバー板が回動すると、このレバー板に面接触している付勢部材が、接触面における摩擦力によりレバー板の回動方向に付勢されて移動する。さらに、このように移動する付勢部材に面接触している一対の第2ロックギヤが、接触面における摩擦力により付勢部材の移動方向側(レバー板の回動方向側)、すなわち、第2の案内部の一側に向けて付勢される。
これにより、上述のように一対の第2ロックギヤと第2の案内部との隙間を大きくしても一対の第2ロックギヤの外歯がギヤプレートの内歯に対し傾斜することなく歯合することができる。したがって、簡単な構成でもってロックギヤとギヤプレートとの噛み合いを向上させて確実にロックすることができる。
請求項6の発明では、付勢部材は、レバー板の一端部を一対の第2ロックギヤに摩擦接触するように当該一対の第2ロックギヤ側に屈曲させて形成されている。
このため、一対の第2ロックギヤは、レバー板とともに回動する付勢部材により第2の案内部のうちレバー板の回動方向、すなわち、第2の案内部の一側に向けて付勢される。これにより、上述のように一対の第2ロックギヤと第2の案内部との隙間を大きくしても一対の第2ロックギヤの外歯がギヤプレートの内歯に対し傾斜することなく歯合することができる。したがって、部品点数を増加させることなく、ロックギヤとギヤプレートとの噛み合いを向上させて確実にロックすることができる。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。図1は、本発明に係るリクライニング装置を装着した自動車の座席を示す側面図である。
周知のように、座席はシートクッション101とシートバック102を主な要素とし、シートクッション101にはシートブラケット(下側ブラケット)103が、シートバック102にはシートバックブラケット(上側ブラケット)104が固定される。
下側ブラケット103および上側ブラケット104は、ラウンドリクライニングユニット105の異なるプレートにそれぞれ互いに回動可能に固定されている。これにより、シートバック102の傾度が可変になる。ラウンドリクライニングユニット105の中央のセンターシャフト106にはリクライニング操作レバー107が装着されている。ラウンドリクライニングユニット105、センターシャフト106、リクライニング操作レバー107でリクライニング装置を構成している。
リクライニング操作レバー107を上方に引くとリクライニング装置のロックが外れシートバック102の傾度を調整できる。ここで、シートバック102を後方に倒した図1にて示す角度Aの範囲は、リクライニング操作レバー107から手指を離すとその時の角度位置にシートバック102がロックされる傾度調整範囲であり、シートバック102を前方に倒した図1にて示す角度Bの範囲は、リクライニング操作レバー107から手指を離してもアンロックの状態が持続する自由回動範囲である。図1から判るように、シートバック102は、シートクッション101と接する前倒しの位置からシートクッション101とフラットになる後倒しの位置まで回動可能である。このようなリクライニング装置の構造について以下説明する。
図2は本発明に係るリクライニング装置のラウンドリクライニングユニット105を一部破断して示す平面図、図3は図2に示す3−3線相当の切断面による断面図である。図3に示すように、このラウンドリクライニングユニット105は略円板状のベースプレート10と略お椀形状のギヤプレート20を重ね合わせ、互いに回動可能な状態で側周部をブラケット30によりリングかしめをして一体化したものである。ギヤプレート20の内周面には全周にわたって内歯21が形成されている。
ベースプレート10とギヤプレート20の間にはキャビティ(空間)Cが有る。そのキャビティC内に、図2に示すように、一対の第1ロックギヤ40と一対の第2ロックギヤ50の計4枚のロックギヤ、中央のカム60、2つの渦巻きバネ70、略円板状のレバー板80、2つの付勢部材90等のロック、アンロックのための部材が配設されている。
ベースプレート10には6つの案内凸部11、12、13、11、12、13がベースプレート10と一体にプレス加工により形成されており、その案内凸部11、12、13の側周部の直線部分(ガイド部分)に案内されて各ロックギヤ40、50が半径方向にのみ摺動自在に支承されている。
両第1ロックギヤ40および両第2ロックギヤ50の外周側には、それぞれギヤプレート20の内歯21と噛合可能な外歯41、51が形成されている。両第2ロックギヤ50は、両第1ロックギヤ40との干渉を避けるため、その幅方向長さを、外周側(外歯51近傍)に対し内周側を狭くするように形成されている。これら両第2ロックギヤ50における内周側の幅方向長さは、両第2ロックギヤ50と当該両第2ロックギヤ50をガイドする案内凸部12、13との隙間が、両第1ロックギヤ40とこれら両第1ロックギヤ40をガイドする案内凸部11、12との隙間よりも大きくなるように形成されている。
ベースプレート10には、両第2ロックギヤ50をガイドする案内凸部13を介して両第2ロックギヤ50に対向する位置に、半月状突起15がそれぞれ形成されており、両半月状突起15には、両渦巻きバネ70の一方のフック部がそれぞれ係合されている。
ベースプレート10の中央には、中心に長方形の角孔61を有する板状のカム60が回動可能に配設されている。カム60の両端には、各ロックギヤ40、50の後端面に当接するカム面と、両渦巻きバネ70のそれぞれの他方のフック部と係合するフック係合部とが形成されている。
カム60は両渦巻きバネ70と係合することにより、図面時計方向に強く付勢されている。カム60は各ロックギヤ40、50に当接し、上記両渦巻きバネ70による図面時計方向の付勢力により各ロックギヤ40、50を半径方向外側に強く付勢している。
カム60の角孔61には図1に示したセンターシャフト106が挿入され、センターシャフト106を回動させることにより両渦巻きバネ70の付勢力に抗してカム60を図面反時計方向に回動させることができるようになっている。
カム60には、図2で紙面上方に突出するように円柱状の突起62が二カ所形成されている。また、各ロックギヤ40、50にも紙面上方に突出するように略円柱状の突起42、52がそれぞれ形成されている。両突起52には、両付勢部材90を係合させるための係合孔53が形成されている。そして、カム60及び各ロックギヤ40、50の上方からレバー板80が載置され組み込まれている。
レバー板80にはカム60の両突起62とそれぞれ嵌合する2つ孔が形成されており、これら両孔と両突起62とがそれぞれ嵌合することにより、レバー板80はカム60と一体になって回動する。また、レバー板80には2つのカム孔81と2つのカム孔82が設けられており、両カム孔81と両第1ロックギヤ40の突起42がそれぞれ係合し、両カム孔82と両第2ロックギヤ50の突起52がそれぞれ係合するように組み込まれている。
レバー板80がカム60とともに図面反時計方向に回動すると、カム孔81の内周縁が両第1ロックギヤ40の突起42に当接するとともにカム孔82の内周縁が両第2ロックギヤ50の突起52に当接する。さらにレバー板80を図面反時計方向に回動すると、これら突起42、52が各カム孔81、82の内周縁により半径方向内側に付勢されて、各ロックギヤ40、50が半径方向内側に移動するようになっている。
両付勢部材90は、針金状の弾性材料を湾曲状に曲げて形成した付勢部材本体90aと、この付勢部材本体90aの両端から略直角方向に延出する2つの支持端部90bとでもって構成されている。両付勢部材90は、付勢部材本体90aの両端を離すように、両支持部90bが、両第2ロックギヤ50の係合孔53、およびベースプレート10の半月状突起15と渦巻きバネ70との間に、それぞれ係合して配置されている。
これにより、両第2ロックギヤ50は、付勢部材本体90aの両端を近接させようとする付勢部材本体90a自体の弾性作用により、それぞれベースプレート10の案内凸部13に向けて付勢されるとともに半径方向内側に付勢される。なお、この付勢部材本体90a自体の弾性作用による付勢力は、カム60による両第2ロックギヤ50に対する付勢力よりも十分小さくなっている。また、付勢部材本体90aは、針金状の弾性材料を湾曲状に曲げて形成されることに限らず、当該付勢部材本体自体の弾性作用によりその両端を近接させる形状であればよい。
図4は図2に示す4−4線相当の切断面による断面図である。図4には図2には無かったセンターシャフト106を付け加えて描いている。センターシャフト106には先端にスプライン部が形成され、中程にカム60の角孔61(図4には図示せず図2に示す)に挿通される角孔挿通部分が形成され、後端に操作レバー取り付け部分が形成されている。
図3からも明らかなように、ベースプレート10の内周面にギヤプレート20の外周面が摺接するようにしてベースプレート10にギヤプレート20が回動自在に組み込まれ、ブラケット30によりかしめられて、ベースプレート10およびギヤプレート20が一体に組み込まれている。このようにベースプレート10とギヤプレート20が一体に組み込まれたものをラウンドリクライニングユニットと称し、ラウンドリクライニングユニットにセンターシャフト106が組み込まれたものをラウンドリクライニング装置と称することとする。センターシャフト106にはリクライニング操作レバー107が装着される。
ベースプレート10の背面には同一円周上に複数個の円形突起10bが形成され、ギヤプレート20の背面にも複数個の円形突起20bが形成されている(円形突起20bは図2にも図示されている)。これらの円形突起10b、20bはシートブラケット(下側ブラケット)103又はシートバックブラケット(上側ブラケット)104に固定するためのものである。通常はベースプレート10に下側ブラケット103を取り付け複数の円形突起10bにより回動しないようベースプレート10を固定する。ギヤプレート20には上側ブラケット104を取り付け複数の円形突起20bによりシートバックの傾動と共にギヤプレート20が回動するようにする。勿論、ベースプレート10とギヤプレート20とを取り付けるブラケットを逆にしても良い。
このように構成される本第1実施形態に係るリクライニング装置のアンロック状態およびロック状態について、以下に説明する。
(アンロック状態)
まず、リクライニング装置におけるアンロック状態について説明する。
乗員がシートバック102の傾斜角度を調整するためロックを外す時は、リクライニング操作レバー107を操作してセンターシャフト106を図面反時計方向に回動させる。すると、カム60は、センターシャフト106とともに両渦巻きバネ70の付勢力に抗して図面反時計方向に回動する。
カム60が図面反時計方向に回動することにより、カム60のカム面と各ロックギヤ40、50のそれぞれの後端面との当接が解除されて、各ロックギヤ40、50を半径方向外側へ付勢しているカム60による付勢力が解除される。これにより、各ロックギヤ40、50は半径方向内側に移動することが可能になり、ギヤプレート20の内歯21と各ロックギヤ40、50の外歯41、51との噛合が解除可能状態となる。
そして、レバー板80がカム60とともに図面反時計方向に回動することにより、レバー板80の各カム孔81、82の内周縁が各ロックギヤ40、50の突起42、52に当接して、各ロックギヤ40、50を積極的に半径方向内側に移動させて内歯21と外歯41、51との噛合を解除する。
このとき、両付勢部材90は、上述のごとく付勢部材本体90a自体の弾性作用により、両第2ロックギヤを半径方向内側に付勢している。このため、両第2ロックギヤ50が積極的に半径方向内側に移動されて、内歯21と外歯51との噛合が円滑に解除される。
上述のように、内歯21と外歯41、51との噛合が解除されると、ギヤプレート20の回動が自由になり、ラウンドリクライニング装置がアンロック状態になる。ラウンドリクライニング装置がアンロック状態になれば、リクライニング装置がアンロック状態になり、シートバック102の傾斜角度を自由に調整可能な状態になる。
(ロック状態)
次に、リクライニング装置におけるロック状態について説明する。
乗員によるシートバック102の傾斜角度の調整が終了すると、リクライニング操作レバー107を緩めることにより、カム60が、両渦巻きバネ70の付勢力により図面時計方向に回動する。
この回動するカム60のカム面が各ロックギヤ40、50のそれぞれの後端面に当接することにより、各ロックギヤ40、50が半径方向外側に付勢される。これにより、各ロックギヤ40、50の外歯41、51がギヤプレート20の内歯21に噛合するように半径方向外側へ移動する。
このとき、両付勢部材90は、付勢部材本体90aの弾性作用により、両第2ロックギヤ50をベースプレート10の案内凸部13に向けて付勢している。これにより、両第2ロックギヤ50は、案内凸部13にガイドされて、傾斜することなく半径方向外側へ向けて移動して、その外歯51をギヤプレート20の内歯21に円滑に噛合させる。
このように、各ロックギヤ40、50の外歯41、51がギヤプレート20の内歯21に噛合することにより、ギヤプレート20の回動が制限され、ラウンドリクライニング装置がロック状態になる。
以上説明したように、本第1実施形態に係るリクライニング装置では、一対の第1ロックギヤ40、および、両第1ロックギヤ40と案内凸部11、12との隙間よりも案内凸部12、13との隙間を大きくした一対の第2ロックギヤ50を備えており、両第2ロックギヤ50は、両付勢部材90により、ベースプレート10の案内凸部13に向けて付勢される。
ロックギヤとして、一対の第1ロックギヤ40と一対の第2ロックギヤ50との2組の計4枚を採用すると、上述したようにカム60の形状の設定が困難になり、その寸法精度も高精度のものが要求される。そこで、両第2ロックギヤ50と各案内部12、13との隙間を、両第1ロックギヤ40と各案内部11、12との隙間よりも大きくすることにより、第2ロックギヤ50に関する寸法精度等について多少の余裕を持たせることができるので、カム60の形状の設定が困難でその寸法精度も高精度のものが要求されるという課題が解決される。
さらに、両付勢部材90により、両第2ロックギヤ50をベースプレート10の案内部13に向けて付勢することで、当該両第2ロックギヤ50は、カム60の回動に伴い、案内部13に沿って半径方向に移動することとなる。
これにより、上述のように両第2ロックギヤ50とベースプレート10の各案内部12、13との隙間を大きくしても両第2ロックギヤ50の外歯51がギヤプレート20の内歯21に対し傾斜することなく歯合することができる。したがって、高い寸法精度を必要とすることなく各ロックギヤ40、50とギヤプレート20との噛み合いを向上させて確実にロックすることができる。
また、本第1実施形態に係るリクライニング装置では、両付勢部材90は、両第2ロックギヤ50をベースプレート10の案内部13に向けて付勢するとともに半径方向内側にも付勢する。
このように、両第2ロックギヤ50をベースプレート10の案内部13に向けて付勢する両付勢部材90でもって、当該両第2ロックギヤ50を半径方向内側にも付勢することにより、両第2ロックギヤ50を半径方向内側に付勢するための部材を削減できる。したがって、部品点数を増加させることなく、各ロックギヤ40、50とギヤプレート20との噛み合いを向上させて確実にロックすることができる。
さらに、本第1実施形態に係るリクライニング装置では、両付勢部材90は、針金状の弾性材料を湾曲状に曲げて形成した付勢部材本体90aを備え、この付勢部材本体90aの両支持部90bを離すように、両第2ロックギヤ50と、案内部13を介して当該両第2ロックギヤ50に対向するように位置する各半月状突起15と各渦巻きバネ70との間に、それぞれ係合する。
このため、付勢部材本体90aの両支持部90bを近接させようとする付勢部材本体90a自体の弾性作用により、両第2ロックギヤ50が、半径方向内側に付勢されるとともにベースプレート10の案内部13に向けて付勢される。したがって、簡単な構成でもって、各ロックギヤ40、50とギヤプレート20との噛み合いを向上させて確実にロックすることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図5を参照して説明する。図5は、本発明の本第2実施形態に係るリクライニング装置の要部を示す断面図である。本第2実施形態に係るリクライニング装置は、2つの付勢部材90に代えて2つの付勢部材91を採用するとともに、両第2ロックギヤ50の係合孔53に係合されて両係合孔53を互いに近接させるように付勢する図略の弾性部材を採用している点が、上記第1実施形態に係るリクライニング装置と異なる。したがって、第1実施形態のリクライニング装置と実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
両付勢部材91は、例えば、合成樹脂製の平板状弾性部材であって、両第2ロックギヤ50とベースプレート10の各案内凸部12との隙間に介在するように、各案内凸部12にそれぞれ取り付けられている(図5参照)。これにより、両付勢部材91は、両付勢部材91自体の弾性作用により、両第2ロックギヤ50を、案内凸部12に対し当該両第2ロックギヤ50を介して対向する案内凸部13に向けて付勢する。なお、両第2ロックギヤ50は、上記図略の弾性部材により半径方向内側に付勢されている。
このように構成される本第2実施形態に係るリクライニング装置のアンロック状態およびロック状態について、以下に説明する。
(アンロック状態)
まず、リクライニング装置におけるアンロック状態について説明する。
上述のようにカム60が図面反時計方向に回動することにより、各ロックギヤ40、50を半径方向外側へ付勢しているカム60による付勢力が解除されて、ギヤプレート20の内歯21と各ロックギヤ40、50の外歯41、51との噛合が解除可能状態となる。そして、カム60の回動に伴いレバー板80が図面反時計方向に回動にすることにより、各ロックギヤ40、50を積極的に半径方向内側に移動させて内歯21と外歯41、51との噛合を解除する。その際、両第2ロックギヤ50は、上記図略の弾性部材により半径方向内側に付勢されているので、内歯21と外歯51との噛合が円滑に解除される。これにより、ギヤプレート20の回動が自由になり、ラウンドリクライニング装置がアンロック状態になる。
(ロック状態)
次に、リクライニング装置におけるロック状態について説明する。
上述のようにカム60が両渦巻きバネ70の付勢力により図面時計方向に回動することにより、各ロックギヤ40、50が半径方向外側へ移動する。その際、付勢部材91は、当該付勢部材91の弾性作用により、第2ロックギヤ50をベースプレート10の案内凸部13に向けて付勢している。これにより、第2ロックギヤ50は、案内凸部13にガイドされて、傾斜することなく半径方向外側へ向けて移動して、その外歯51をギヤプレート20の内歯21に円滑に噛合させる。このように、各ロックギヤ40、50の外歯41、51がギヤプレート20の内歯21に噛合することにより、ギヤプレート20の回動が制限され、ラウンドリクライニング装置がロック状態になる。
以上説明したように本第2実施形態に係るリクライニング装置では、両付勢部材91は、両第2ロックギヤ50と案内凸部12との間に介在されて、両第2ロックギヤ50を、案内凸部12に対し当該両第2ロックギヤ50を介して対向する案内凸部13に向けて付勢する。
これにより、両第2ロックギヤ50は、両付勢部材91によりベースプレート10の案内凸部13に向けて付勢されるので、上述のように両第2ロックギヤ50とベースプレート10の案内凸部12、13との隙間を大きくしても両第2ロックギヤ50の外歯51がギヤプレート20の内歯21に対し傾斜することなく歯合することができる。したがって、簡単な構成でもって各ロックギヤ40、50とギヤプレート20との噛み合いを向上させて確実にロックすることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態を図6および図7を参照して説明する。図6は、本発明の本第3実施形態に係るリクライニング装置の要部を示す断面図である。また、図7は、図6に示す7−7線相当の切断面による断面図である。本第3実施形態に係るリクライニング装置は、2つの付勢部材90に代えて2つの付勢部材92を採用するとともに、両第2ロックギヤ50の係合孔53に係合されて両係合孔53を互いに近接させるように付勢する図略の弾性部材を採用している点が、上記第1実施形態に係るリクライニング装置と異なる。したがって、第1実施形態のリクライニング装置と実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
両付勢部材92は、例えば、合成樹脂製の環状弾性部材であって、各内周面を両第2ロックギヤ50の両突起52に係合させるとともに、両第2ロックギヤ50とレバー板80との双方に面接触して双方間に介在するようにそれぞれ設けられている(図6および図7参照)。なお、両第2ロックギヤ50は、上記図略の弾性部材により半径方向内側に付勢されている。
このように構成される本第3実施形態に係るリクライニング装置のアンロック状態およびロック状態について、以下に説明する。
(アンロック状態)
まず、リクライニング装置におけるアンロック状態について説明する。
上述のようにカム60が図面反時計方向に回動することにより、各ロックギヤ40、50を半径方向外側へ付勢しているカム60による付勢力が解除されて、ギヤプレート20の内歯21と各ロックギヤ40、50の外歯41、51との噛合が解除可能状態となる。そして、カム60の回動に伴いレバー板80が図面反時計方向に回動にすることにより、各ロックギヤ40、50を積極的に半径方向内側に移動させて内歯21と外歯41、51との噛合を解除する。その際、両第2ロックギヤ50は、上記図略の弾性部材により半径方向内側に付勢されているので、内歯21と外歯51との噛合が円滑に解除される。これにより、ギヤプレート20の回動が自由になり、ラウンドリクライニング装置がアンロック状態になる。
(ロック状態)
次に、リクライニング装置におけるロック状態について説明する。
上述のようにカム60が両渦巻きバネ70の付勢力により図面時計方向に回動することにより、各ロックギヤ40、50が半径方向外側へ移動する。その際、レバー板80がカム60とともに図面時計方向に回動することにより、このレバー板80に面接触している両付勢部材92が、接触面における摩擦力によりレバー板80の回動方向に付勢されて移動する。さらに、このように移動する両付勢部材92にそれぞれ面接触している両第2ロックギヤ50が、接触面における摩擦力により両付勢部材92の移動方向、すなわち、ベースプレート10の案内凸部13に向けて付勢される。この付勢力により、両第2ロックギヤ50は、案内凸部13にガイドされて、傾斜することなく半径方向外側へ向けて移動して、その外歯51をギヤプレート20の内歯21に円滑に噛合させる。このように、各ロックギヤ40、50の外歯41、51がギヤプレート20の内歯21に噛合することにより、ギヤプレート20の回動が制限され、ラウンドリクライニング装置がロック状態になる。
以上説明したように本第3実施形態に係るリクライニング装置では、両付勢部材92は、両第2ロックギヤ50とレバー板80との双方に面接触するように双方間に介在している。
このため、両第2ロックギヤ50は、レバー板80の回動方向に付勢される両付勢部材92との間に発生する摩擦力により、両付勢部材92の移動方向側(レバー板80の回動方向側)の案内部である案内凸部13に向けて付勢される。これにより、上述のように両第2ロックギヤ50とベースプレート10の案内凸部12、13との隙間を大きくしても両第2ロックギヤ50の外歯51がギヤプレート20の内歯21に対し傾斜することなく歯合することができる。したがって、簡単な構成でもって各ロックギヤ40、50とギヤプレート20との噛み合いを向上させて確実にロックすることができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態を図8および図9を参照して説明する。図8は、本発明の本第4実施形態に係るリクライニング装置の要部を示す断面図である。また、図9は、図8に示す9−9線相当の切断面による断面図である。本第4実施形態に係るリクライニング装置は、2つの付勢部材90を廃止するとともに、レバー板80に代えてレバー板80aを採用し、両第2ロックギヤ50の係合孔53に係合されて両係合孔53を互いに近接させるように付勢する図略の弾性部材を採用している点が、上記第1実施形態に係るリクライニング装置と異なる。したがって、第1実施形態のリクライニング装置と実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
レバー板80aには、切欠き部93が形成されているおり、この切欠き部93は、当該レバー板80aのカム孔82の一端部を、両第2ロックギヤ50に摩擦接触するように当該両第2ロックギヤ50側に屈曲されて形成されている。(図8および図9参照)。
また、当該切欠き部93は、レバー板80aの図面反時計方向への回動により両カム孔82の内周縁が両第2ロックギヤ50の突起52に当接するときには、両第2ロックギヤ50に摩擦接触しない位置に形成されている。なお、両第2ロックギヤ50は、上記図略の弾性部材により半径方向内側に付勢されている。
このように構成される本第4実施形態に係るリクライニング装置のアンロック状態およびロック状態について、以下に説明する。
(アンロック状態)
まず、リクライニング装置におけるアンロック状態について説明する。
上述のようにカム60が図面反時計方向に回動することにより、各ロックギヤ40、50を半径方向外側へ付勢しているカム60による付勢力が解除されて、ギヤプレート20の内歯21と各ロックギヤ40、50の外歯41、51との噛合が解除可能状態となる。そして、カム60の回動に伴いレバー板80aが図面反時計方向に回動にすることにより、各ロックギヤ40、50を積極的に半径方向内側に移動させて内歯21と外歯41、51との噛合を解除する。その際、両第2ロックギヤ50は、上記図略の弾性部材により半径方向内側に付勢されているので、内歯21と外歯51との噛合が円滑に解除される。これにより、ギヤプレート20の回動が自由になり、ラウンドリクライニング装置がアンロック状態になる。
(ロック状態)
次に、リクライニング装置におけるロック状態について説明する。
上述のようにカム60が両渦巻きバネ70の付勢力により図面時計方向に回動することにより、各ロックギヤ40、50が半径方向外側へ移動する。その際、レバー板80aがカム60とともに図面時計方向に回動することにより、切欠き部93は、両第2ロックギヤ50に摩擦接触して、当該両第2ロックギヤ50を図面時計方向、即ち、案内凸部13側へ付勢する。この付勢力により、両第2ロックギヤ50は、案内凸部13にガイドされて、傾斜することなく半径方向外側へ向けて移動して、その外歯51をギヤプレート20の内歯21に円滑に噛合させる。このように、各ロックギヤ40、50の外歯41、51がギヤプレート20の内歯21に噛合することにより、ギヤプレート20の回動が制限され、ラウンドリクライニング装置がロック状態になる。
以上説明したように本第4実施形態に係るリクライニング装置では、レバー板80aの切欠き部93は、当該レバー板80aの一端部を、両第2ロックギヤ50に摩擦接触するように両第2ロックギヤ50側に屈曲されて形成されている。
このため、両第2ロックギヤ50は、レバー板80aとともに回動する切欠き部93により、レバー板80の回動方向側の案内部である案内凸部13に向けて付勢される。これにより、上述のように両第2ロックギヤ50とベースプレート10の案内凸部12、13との隙間を大きくしても両第2ロックギヤ50の外歯51がギヤプレート20の内歯21に対し傾斜することなく歯合することができる。したがって、簡単な構成でもって各ロックギヤ40、50とギヤプレート20との噛み合いを向上させて確実にロックすることができる。
本発明の第1実施形態に係るリクライニング装置が装着された座席を示す側面図である。 リクライニング装置のラウンドリクライニングユニットを一部破断して示す平面図である。 図2に示す3−3線相当の切断面による断面図である。 図2に示す4−4線相当の切断面による断面図である。 本発明の本第2実施形態に係るリクライニング装置の要部を示す断面図である。 本発明の本第3実施形態に係るリクライニング装置の要部を示す断面図である。 図6に示す7−7線相当の切断面による断面図である。 本発明の本第4実施形態に係るリクライニング装置の要部を示す断面図である。 図8に示す9−9線相当の切断面による断面図である。
符号の説明
10…ベースプレート
11、12、13…案内凸部(第1の案内部、第2の案内部)
15…半月状突起
20…ギヤプレート
21…内歯
40…第1ロックギヤ
41…外歯
50…第2ロックギヤ
51…外歯
52…突起
53…係合孔
60…カム
70…渦巻きバネ
80、80a…レバー板
81、82…カム孔
90、91、92…付勢部材
90a…付勢部材本体
90b…支持端部
93…切欠き部(付勢部材)

Claims (6)

  1. ベースプレートと、
    前記ベースプレート上に相対回動可能に組み付けられ内歯を有するギヤプレートと、
    前記ベースプレートの第1の案内部により半径方向にのみ移動可能にガイドされて組み付けられ前記内歯と噛合可能な外歯を有する一対の第1ロックギヤと、
    前記ベースプレートの第2の案内部により半径方向にのみ移動可能にガイドされて組み付けられこの第2の案内部との隙間を前記一対の第1ロックギヤと前記第1の案内部との隙間よりも大きくするとともに前記内歯と噛合可能な外歯を有する一対の第2ロックギヤと、
    前記一対の第1ロックギヤおよび前記一対の第2ロックギヤの半径方向外側への移動を制御して前記外歯を前記内歯に噛合させるカムと、
    前記一対の第2ロックギヤを前記第2の案内部の一側に向けて付勢する付勢部材と、
    を備えることを特徴とするリクライニング装置。
  2. 前記付勢部材は、前記一対の第2ロックギヤを前記第2の案内部の一側に向けて付勢するとともに半径方向内側にも付勢することを特徴とする請求項1記載のリクライニング装置。
  3. 前記付勢部材は、針金状の弾性材料を湾曲状に曲げて形成した付勢部材本体を備え、この付勢部材本体の両端を離すように、前記一対の第2ロックギヤと、前記第2の案内部の一側を介して当該一対の第2ロックギヤに対向する前記ベースプレートの一部位とに、それぞれ係合することを特徴とする請求項1または2記載のリクライニング装置。
  4. 前記付勢部材は、前記第2の案内部の一側に対し当該一対の第2ロックギヤを介して対向する前記第2の案内部の他側と当該一対の第2ロックギヤとの間に介在されて、前記一対の第2ロックギヤを、前記第2の案内部の一側に向けて付勢することを特徴とする請求項1記載のリクライニング装置。
  5. 前記カムと一体となって回動することにより前記一対の第1ロックギヤおよび前記一対の第2ロックギヤを半径方向内側に移動させるレバー板を備え、
    前記付勢部材は、前記一対の第2ロックギヤと前記レバー板との双方に面接触するように双方間に介在することを特徴とする請求項1記載のリクライニング装置。
  6. 前記カムと一体となって回動することにより前記一対の第1ロックギヤおよび前記一対の第2ロックギヤを半径方向内側に移動させるレバー板を備え、
    前記付勢部材は、前記レバー板の一端部を、前記一対の第2ロックギヤに摩擦接触するように当該一対の第2ロックギヤ側に屈曲させて形成されることを特徴とする請求項1記載のリクライニング装置。
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