JP2005335041A - シート切断装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】刃22が設けられたカッターロール2とアンビルロール3とをそれぞれの周面21・31を対向させて備え、長尺状のバックシートB0を周面21・31間に通しながらバックシートB0を切断する装置であって、バックシートB0を厚さ方向に挟持押圧してバックシートB0の幅を狭く変形する押圧セグメント5を備えており、押圧セグメント5は凸状セグメント51と凹状セグメント52とからなり、凸状セグメント51はカッターロール2の周面21に設けられており、凹状セグメント52はアンビルロール3の周面31に設けられており、バックシートB0を周面21・31間に通すことにより、バックシートB0は凸状セグメント51と凹状セグメント52との間で挟持押圧されて幅が狭く変形し、その状態で切断されるようになっている。
【選択図】図1
Description
このような問題点は、生理用ナプキンにおけるバックシート以外の長尺状のシートを切断するシート切断装置においても生じ、また、吸収性物品以外の分野における長尺状のシートを切断するシート切断装置においても生じる場合がある。
本実施形態のシート切断装置1は、図1及び図3に示すように、生理用ナプキンのバックシート素材B0を所定のウイングW及びヒップガードHを有する所定形状に切断し、バックシートBを得るものである。尚、バックシートBを幅方向に切断して、個別のバックシートを形成するカッター(図示せず)は、本実施形態のシート切断装置1の後工程側に設けられている。図3における符号「B2」は、個別のバックシートを仮想的に示す。
図1及び図2に示すように、カッターロール2は、周面21に刃22が設けられたロールである。刃22は、バックシートBのウイングW及びヒップガードHの形状に倣って、カッターロール22の周面21に左右対称に周方向に連続的に立設している。
アンビルロール3は、カッターロール2の受けロールである。その周面31は、図1及び図2に示すように、押圧セグメント5の凹状セグメント52の設けられている部分を除き、平滑面となっている。
カッターロール2とアンビルロール3とは、それぞれの周面21・31を対向させて配設されている。
図2(b)に示すように、カッターロール2の周面21には、凹みが形成されており、凸状セグメント51が該凹みに嵌合される形態で着脱自在に設けられている。凸状セグメント51は、カッターロール2の前記凹みに嵌合された状態において、カッターロール2の周面21の幅方向中央に周方向約4分の1に亘り周面21から突出している。
押圧セグメント5においては、カッターロール2及びアンビルロール3が同期して回転したときに、凸状セグメント51が凹状セグメント52に入り込むように配置している。そのため、バックシートB0をカッターロール2及びアンビルロール3の周面21・31間に通すことにより、図4に示すように、バックシートB0は、凸状セグメント51と凹状セグメント52との間で挟持押圧されて平面視における幅が狭く変形し、その状態で切断されるようになっている(詳細については後述する)。
カッターロール2及びアンビルロール3の前工程側には、図1(b)に示すように、搬送されてくる長尺状のバックシート素材B0の搬送方向を約90度転回する転回ロール8が設けられている。
本実施形態のシート切断装置1においては、カッターロール2の刃22は、図3(a)に示すようなウイングW以外の長手方向両側縁部が略直線状に切断されるように設けられている。即ち、仮に押圧セグメント5が設けられていないとすると、ヒップガードHが形成されないような配置で設けられている。
而して、図3(b)及び図4に示すように、バックシートBにおけるヒップガードHの形成位置の幅方向中央部が押圧セグメント5の凸状セグメント51と凹状セグメント52との間で挟持押圧されて、バックシートBの幅が一時的に狭く変形され、その状態で、バックシートBはカッターロール2及びアンビルロール3により切断されることになる。尚、符号B1は、バックシートBにおける押圧セグメント5により挟持押圧される領域を示している。その後、幅が狭く変形されたバックシートは、引き延ばしロール4間で厚さ方向に押圧されて引き延ばされる。
例えば、図3(c)に示すような、図3(b)に示すバックシートよりも幅方向に長く延出したヒップガードHを有するバックシートBを得るには、突出高さの高い凸状セグメント51及びこれに対応する凹状セグメント52を用いればよい。
また、引き延ばしロール4により、幅が狭く変形されたバックシートBを、切断工程の直後に簡便に引き延ばすことができる。
アンビルロール3の凹状セグメント52にバックシートB0が密着された状態で、カッターロール2及びアンビルロール3の周面21・31間に導入されるようにするためには、凹状セグメント52に吸引力が働くようにしてあることが好ましい。
第1実施形態のシート切断装置においては、カッターロール2の周面21に凸状セグメント51が設けられ、アンビルロール3の周面31に凹状セグメント52が設けられているが、反対に、カッターロール2の周面21に凹状セグメント52が設けられ、アンビルロール3の周面31に凸状セグメント51が設けられていてもよい。
長尺状のシートは、生理用ナプキンのバックシートに制限されず、トップシート等でもよく、また、使い捨ておむつ等その他の吸収性物品におけるシートでもよい。吸収性物品以外の物品におけるシートでもよい。
前記第1実施形態及び前記第2実施形態においては、仮に押圧セグメントを用いないで切断した場合に、長手方向両側縁部が直線状に切断されるように、カッターロールの刃が設けられているが、カッターロールの刃は、仮に押圧セグメントを用いないで切断した場合に、長手方向両側縁部が曲線状に切断されるように設けることもできる。
2 カッターロール
21 周面
22 刃
3 アンビルロール
31 周面
4 引き延ばしロール
5 押圧セグメント
51 凸状セグメント
52 凹状セグメント
6 サブロール
61 周面
B、B0 シート(バックシート)
Claims (5)
- 周面に刃が設けられたカッターロールと該カッターロールの受けロールであるアンビルロールとを、それぞれの周面を対向させて備え、長尺状のシートを前記周面間に通しながら該シートを切断するシート切断装置であって、
前記シートを厚さ方向に挟持押圧して該シートの平面視における幅を狭く変形する押圧セグメントを備えており、該押圧セグメントは、凸状断面を有する凸状セグメントと、該凸状断面に対応する凹状断面を有する凹状セグメントとからなり、
前記凸状セグメント又は前記凹状セグメントの一方は、前記カッターロールの周面に設けられており、該凸状セグメント又は該凹状セグメントの他方は、前記アンビルロールの周面に設けられており、
前記シートを前記カッターロール及び前記アンビルロールの周面間に通すことにより、該シートは、前記凸状セグメントと前記凹状セグメントとの間で挟持押圧されて平面視における幅が狭く変形し、その状態で切断されるようになっているシート切断装置。 - 前記凸状セグメント又は前記凹状セグメントは、それぞれ前記カッターロール又は前記アンビルロールと着脱自在になっている請求項1記載のシート切断装置。
- 周面に刃が設けられたカッターロールと該カッターロールの受けロールであるアンビルロールとを、それぞれの周面を対向させて備え、長尺状のシートを前記周面間に通しながら該シートを切断するシート切断装置であって、
前記シートを厚さ方向に挟持押圧して該シートの平面視における幅を狭く変形する押圧セグメントを備えており、該押圧セグメントは、凸状断面を有する凸状セグメントと、該凸状断面に対応する凹状断面を有する凹状セグメントとからなり、
前記カッターロールとは別のサブロールが、前記アンビルロールと周面を対向して設けられており、
前記凸状セグメントは、前記サブロールの周面に設けられており、前記凹状セグメントは、前記アンビルロールの周面に設けられており、
前記シートを前記サブロール及び前記アンビルロールの周面間に通すことにより、該シートは、前記凸状セグメントと前記凹状セグメントとの間で挟持押圧されて平面視における幅が狭く変形し、その状態で前記カッターロール及び前記アンビルロールの周面間に導入されるようになっている切断装置。 - 前記凸状セグメント及び前記凹状セグメントは、それぞれ前記サブロール及び前記アンビルロールと着脱自在になっている請求項3記載のシート切断装置。
- 前記シートが前記カッターロール及び前記アンビルロールにより切断された後に、該シートをその厚さ方向に押圧して、幅が狭く変形された該シートを引き延ばす一対の引き延ばしロールを備えている請求項1〜4の何れに記載のシート切断装置。
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CN115401731A (zh) * | 2022-09-07 | 2022-11-29 | 山东省农业机械科学研究院 | 一种对辊刀组式蘑菇切片设备 |
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