JP2005333998A - 作業機械の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 運転者が極力操作性が良い状態で複数の手動スイッチを操作して複数の作業部を作動させることができる作業機械の制御装置を提供する。
【解決手段】 対応関係情報変更指令手段101から対応関係情報の変更が指令されると、制御手段100が、その変更指令に基づいて、複数の手動スイッチSWのうちのいずれの手動スイッチSWからの指令情報により複数の作業部のうちのいずれの作業部の制御作動を実行するかを示す対応関係情報を変更設定して、その変更設定後の対応関係情報に従って、複数の手動スイッチSWからの指令情報に基づいて複数の作業部夫々の作動制御を実行する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、複数の作業部の作動制御を実行するための指令情報を指令する複数の手動スイッチが設けられ、複数の作業部夫々の作動制御を前記複数の手動スイッチのうちのいずれの手動スイッチからの指令情報に基づいて実行するかを管理して、前記複数の手動スイッチからの指令情報に基づいて複数の作業部夫々についての作動制御を実行する制御手段が設けられた作業機械の制御装置に関する。
上記作業機械の制御装置では、複数の作業部の作動制御を実行するための指令情報を指令する複数の手動スイッチや手動操作レバー類は、作業機械を運転する運転者が作業に集中できるように、運転者の手元位置に集約して配置するようにしている。以下、作業機械としてのコンバインを例にして説明する。
コンバインでは、機体前部側に、作業部としての刈取部が油圧シリンダによって揺動昇降自在に付設されるとともに、運転部に、機体前後方向に揺動操作自在な刈取昇降用の手動操作レバーが、中立位置に復帰付勢された状態で設けられている。そして、その手動操作レバーが機体後方側に操作されると、刈取部の上昇が指令され、手動操作レバーが機体前方側に操作されると、刈取部の下降が指令され、手動操作レバーが中立位置に復帰していると、刈取部の昇降停止が指令され、それらの指令に基づいて、上記油圧シリンダを伸縮作動させて、刈取部が昇降作動するように制御される。
さらに、上記刈取昇降用の手動操作レバーには、その握り部を握った手指にて操作自在な自動昇降スイッチが備えられている。そして、例えば刈取作業の開始時に、刈取部が上限位置に上昇しているときに、その自動昇降スイッチを押すことによって、刈取部を下降目標位置まで自動的に下降操作させることができる一方、例えば刈取作業の終了時に、自動昇降スイッチを押すことによって、刈取部を上限位置まで自動的に上昇操作させることができるように制御される。
又、上記コンバインでは、機体に作業部としての左右一対のクローラ走行装置が備えられ、運転部に、この左右の各走行装置に対して動力装置からの動力を変速して伝達する油圧式の無段変速装置を前進方向及び後進方向に夫々変速操作するための変速指令を指令する手動操作レバーが、機体前後方向に揺動操作自在な状態で設けられている。つまり、この変速用の手動操作レバーを中立位置から機体前方側に操作すると前進側に増速され、中立位置から機体後方側に操作すると後進側に増速され、中立位置に戻すと走行停止状態となるように制御される。
前記刈取部にて刈り取られた穀稈は、作業部としての脱穀部に搬送されて脱穀処理されるが、その脱穀部への穀稈搬送箇所に、搬送される穀稈の稈長を検出するための穂先センサとが設けられ、この穂先センサの検出情報に基づいて、脱穀部での扱き深さを調節する扱き深さ調節手段を作動させて、適正扱き深さ状態に自動調節する扱き深さ制御が実行されている。さらに、上記変速操作レバーに、その握り部を握った手指にて操作自在な状態で、上記扱き深さ調節手段を浅扱き側と深扱き側とに夫々手動調節するための扱き深さ調節用の手動スイッチが備えられている。尚、上記穂先センサの検出情報に基づく扱き深さ制御と、手動スイッチによる手動の扱き深さ調節作動のいずれを実行するかは、切り換えスイッチからの切換情報によって切り換えられる。
従来では、上述したように、刈取部や脱穀部等の複数の作業部夫々の作動制御を、複数の手動スイッチのうちのいずれの手動スイッチからの指令情報に基づいて実行するかについての対応関係を、一義的に設定して管理していた。例えば、刈取部を上限位置と下降目標位置との間で自動的に昇降作動させる自動昇降作動は、刈取昇降用の手動操作レバーに設けた自動昇降スイッチからの指令情報に基づいて実行し、脱穀部の扱き深さを手動調節する扱き深さ手動調節作動は、変速用の手動操作レバーに設けた扱き深さ調節用の手動スイッチからの指令情報に基づいて実行するように設定している。
上記各種の手動スイッチ類は、上述のように運転者の手元位置への集約化が進んでいるが、運転者の機械への習熟度や、年齢、性別等の条件により、上記各手動スイッチをどの位置に配置するのが適切かについては一概に決められない。
しかしながら、上記従来技術では、複数の作業部夫々の作動制御をいずれの手動スイッチからの指令情報に基づいて実行するかについての対応関係を、一義的に設定していたので、運転者によっては、操作性が悪い状態で手動スイッチを操作しなければならないという不具合があった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、上記従来技術の不具合を改善するために、運転者が極力操作性が良い状態で複数の手動スイッチを操作して、複数の作業部の作動制御を実行することができる作業機械の制御装置を提供する点にある。
請求項1によれば、前記制御手段が、対応関係情報変更指令手段の指令に基づいて、前記複数の手動スイッチのうちのいずれの手動スイッチからの指令情報により、前記複数の作業部のうちのいずれの作業部の作動制御を実行するかを示す対応関係情報を変更設定自在に構成されている。
つまり、対応関係情報変更指令手段から対応関係情報の変更が指令されると、制御手段が、その変更指令に基づいて、複数の手動スイッチのうちのいずれの手動スイッチからの指令情報により複数の作業部のうちのいずれの作業部の制御作動を実行するかを示す対応関係情報を変更設定し、その変更設定後の対応関係情報に従って、複数の手動スイッチからの指令情報に基づいて複数の作業部夫々の作動制御を実行する。
従って、対応関係情報変更指令手段からの変更指令によって、複数の作業部夫々の作動制御をいずれの手動スイッチからの指令情報に基づいて実行するかの対応関係を変更することができるので、運転者の機械への習熟度や、年齢、性別等の条件に応じて上記複数の手動スイッチと複数の作業部の作動制御との対応関係を適宜変更して、運転者が極力操作性が良い状態で手動スイッチを操作して複数の作業部の作動制御を実行することができる作業機械の制御装置が提供される。
請求項2によれば、請求項1において、前記複数の手動スイッチの指令情報にて作動制御される作業部又はこれら作業部とは別の作業部を操作対象として、作動指令を指令する手動操作レバーが設けられ、前記複数の手動スイッチのうちの少なくとも一つが、前記手動操作レバーに付設されている。
つまり、複数の手動スイッチの指令情報にて作動制御される作業部を操作対象として作動指令を指令する手動操作レバーに、前記複数の手動スイッチのうちの一つが付設されている場合には、その手動操作レバーを操作してその操作対象の作業部を作動させながら、その手動操作レバーに付設された手動スイッチを操作してその手動スイッチに対応する作業部を作動させることができる。又、複数の手動スイッチの指令情報にて作動制御される作業部とは別の作業部を操作対象として作動指令を指令する手動操作レバーに、前記複数の手動スイッチのうちの一つが付設されている場合には、その手動操作レバーを操作して上記別の作業部を作動させながら、その手動操作レバーに付設された手動スイッチを操作してその手動操作レバーに対応する作業部を作動させることができる。
従って、作業部に対する作動指令用の手動操作レバーに、その手動操作レバーの操作対象と同じ作業部又は別の作業部に対する作動情報を指令する手動スイッチが付設されているので、手動操作レバーを操作する手の指等にてレバーに付設された手動スイッチを容易に操作することができる。特に、手動操作レバーとそれに付設された手動スイッチの操作対象が同じ作業部の場合には、操作レバーにて指令される作動内容と手動スイッチにて指令される作動内容の設定により、手動操作レバーを操作する1つの手だけでその作業部に対して的確な作動を指令することができる。もって、請求項1の作業機械の制御装置を実施する際の好適な手段が得られる。
請求項3によれば、請求項2において、前記手動操作レバーが、右手で操作するものとして配置された右手用の手動操作レバーと、左手で操作するものとして配置された左手用の手動操作レバーとであり、それらの手動操作レバーには、前記複数の手動スイッチが振り分け配置されている。
つまり、右手用の手動操作レバーを右手で操作しながら、その右手用の手動操作レバーに配置された手動スイッチを右手の指等にて操作し、左手用の手動操作レバーを左手で操作しながら、その左手用の手動操作レバーに配置された手動スイッチを左手の指等にて操作する。
従って、右手用と左手用の各手動操作レバーの操作と、両操作レバーに振り分け配置された複数の手動スイッチの操作とを、左右の手を有効に使いながら操作性良く行うことができ、もって、請求項2の作業機械の制御装置を実施する際の好適な手段が得られる。
請求項4によれば、請求項1〜3のいずれか1項において、前記対応関係情報変更指令手段が、前記対応関係情報を表示する表示部と対応関係変更指令を入力する入力部とを備える表示入力式に構成されている。
つまり、前記対応関係情報が表示部に表示され、入力部にて対応関係変更指令を入力すると、表示部に表示されている前記対応関係情報が変更される。
従って、前記対応関係情報を表示によって確認しながら、対応関係変更指令の入力により前記対応関係情報を変更設定することができるので、前記対応関係情報の変更を的確に実行することができ、もって、請求項1〜3のいずれか1項の作業機械の制御装置を実施する際の好適な手段が得られる。
以下、本発明に係る作業機械の制御装置を、作業機械としてのコンバインに適用した場合について図面に基づいて説明する。
図1に示すように、コンバインは、左右一対のクローラ走行装置1L、1Rを備えた走行機体Vの前部に、植立穀稈を刈り取り、刈取穀稈を後方に向けて搬送する刈取部2が昇降自在に備えられ、走行機体Vに、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀部3、脱穀された穀粒を貯留するグレンタンク、搭乗運転部5等を備えて構成されている。
刈取部2は、植立茎稈を分草する分草具6、植立穀稈を立姿勢に引起す引起し装置7、引起された穀稈の株元側を切断するバリカン型刈取装置8、刈り取られた穀稈を寄せ集めて後方へ搬送する補助搬送装置4、刈取られた穀稈を徐々に横倒れ姿勢に姿勢変更させながら後方に搬送する縦搬送装置9等を備えて、油圧式の刈取シリンダCYの伸縮操作により走行機体Vに対して横軸芯X1周りで昇降揺動自在に枢支されている。尚、刈取部2の機体に対する回動支点部には、刈取部2の走行機体Vに対する昇降位置を検出するポテンショメータ形式の対機体高さセンサS3が設けられている。又、前記縦搬送装置9の搬送入口部には、刈取穀稈が存在するか否かを検出する株元センサS0が設けられている。
前記縦搬送装置9は、穀稈の株元側を挟持搬送する株元搬送装置9a、穀稈の穂先側を係止搬送する穂先搬送装置9b及び穂先案内板9cからなり、刈取部2の揺動軸芯X1と同一軸芯周りで揺動自在に支持されるとともに、扱深さモータM1によって揺動調節自在に設けられ、これによって、補助搬送装置4から受け取る穀稈の挟持箇所が稈長方向に変更され、脱穀部3での扱深さが調節できるように構成されている。
そして、刈取穀稈の搬送経路中において、上記扱深さモータM1による扱深さ調節箇所よりも搬送方向下手側に、稈長方向に間隔を置いて並置されて、穀稈が接触すると揺動してオン作動するスイッチ式の一対の穂先センサS2a,S2bが設けられ、扱深自動スイッチSW7(図7参照)がオンされて自動調節モードが選択されているときは、上記一対の穂先センサS2a,S2bの間に穀稈の穂先が位置する状態(株元側センサS2bがオンで、穂先側センサS2aがオフの状態)を適正扱深さ状態として、その適正扱深さ状態に維持されるように、上記扱深さモータM1の作動を制御する扱深さ制御が実行される。
次に、動力伝達系を図2に示す。機体Vに搭載されたエンジンEの出力は、脱穀クラッチ37を介して脱穀部3に伝達されるとともに、走行クラッチ38及び無段変速装置39を介してミッション部40に伝達される。ミッション部40に伝達された出力は、左右の操向用クラッチ12L,12Rにて各別に動力伝達が入り切りされる状態で左右のクローラ走行装置1L,1Rに伝達される一方、刈取クラッチ41を介して刈取部2に伝達される。S1は、脱穀クラッチ37の入切状態を検出する脱穀スイッチである。
つまり、前記エンジンEから前記左右の各クローラ走行装置1L、1R夫々への動力伝達を前記左右の操向用クラッチ12L,12Rによって各別に入り切りすることにより、左右のクローラ走行装置1L,1Rのうち動力伝達が切られた側に機体Vが旋回して、走行方向が修正されることになる。
次に、刈取部2の昇降操作及び機体Vの旋回操作を指令するための制御構成について説明する。
図1及び図3に示すように、搭乗運転部5の右前方側には、刈取部2を手動で昇降操作するための刈取昇降レバーと走行機体Vを手動で左右に旋回操作するステアリングレバーとに兼用構成された十字操作式の刈高操向レバー16が設けられ、この刈高操向レバー16の根元部には、刈取昇降及び操向操作の各方向での揺動操作量を検出するためのポテンショメータ式の刈取ボリュームVR1及び操向ボリュームVR2が設けられている(図7参照)。つまり、この刈高操向レバー16を後方側に揺動操作すると刈取部2の上昇が指令される一方、前方側に揺動操作すると刈取部2の下降が指令され、刈高操向レバー16を左側に揺動操作すると左旋回が指令される一方、右側に揺動操作すると右旋回が指令される。
図4に示すように、前記刈高操向レバー16に備えた握り部16aの上部側には、その握り部16aを握った手指にて押し操作自在な上昇スイッチSW1及び下降スイッチSW2の夫々が、刈高操向レバー16の上昇操作側(機体後方側)に上昇スイッチSW1が位置し、刈高操向レバー16の下降操作側(機体前方側)に下降スイッチSW2が位置する状態で設けられている。
そして、刈取部2が上限位置付近に上昇しているときに、上昇スイッチSW1を押すと、刈取部2を下降目標位置まで自動的に下降作動させる自動下降作動が指令される一方、下降スイッチSW2を押すと、刈取部2を上限位置まで自動的に上昇作動させる自動上昇作動が指令される。
つまり、刈高操向レバー16の握り部16aを握った手指にて、刈高操向レバー16に設けた上昇スイッチSW1及び下降スイッチSW2を操作すると、刈取部2の自動上昇及び自動下降が指令されるので、上昇スイッチSW1及び下降スイッチSW2の操作を、刈高操向レバー16を握った片手の操作にて行うことが容易にできる利点がある。
さらに、前記刈高操向レバー16の握り部16aの上部には、その握り部16aを握った手指にて押し操作自在な左旋回スイッチSW3及び右旋回スイッチSW4の夫々が、機体前方に向かって左側に左旋回スイッチSW3が位置し、右側に右旋回スイッチSW4が位置する状態で設けられている。
そして、上記左旋回スイッチSW3を押すと、その押している間、機体Vを左旋回させる左旋回指令が指令され、右旋回スイッチSW4を押すと、その押している間、機体Vを右旋回させる右旋回指令が指令される。
尚、上記左旋回スイッチSW3及び右旋回スイッチSW4の操作についても、前記上昇スイッチSW1及び下降スイッチSW2と同様に、刈高操向レバー16を握った片手の操作にて容易に行うことができる利点がある。
又、図5に示すように、搭乗運転部5の左側には、前記無段変速装置39を手動で変速操作するための手動変速レバー17が設けられている。つまり、この手動変速レバー17を中立位置から機体前方側に操作すると前進側への増速操作がなされ、中立位置から機体後方側に操作すると後進側への増速操作がなされ、中立位置に戻すと走行停止状態となる。
さらに、前記手動変速レバー17の握り部17aの側部には、その握り部17aを握った手指にて押し操作自在な状態で、浅扱きスイッチSW5及び深扱きスイッチSW6の夫々が、上下方向に並置されて設けられている。
そして、前記扱深自動スイッチSW7がオフされて手動調節モードが選択されているときは、浅扱きスイッチSW5を押すと、その押している間、前記扱深さモータM1を浅扱き側に作動させる浅扱き指令が指令され、深扱きスイッチSW6を押すと、その押している間、前記扱深さモータM1を深扱き側に作動させる深扱き指令が指令される。尚、この浅扱きスイッチSW5及び深扱きスイッチSW6の操作についても、手動変速レバー17を握った片手にて容易に操作できる利点がある。
以上説明した構成より、複数の作業部SBが、クローラ走行装置1L,1R、刈取部2、脱穀部3、及び無段変速装置39によって構成されるとともに、この複数の作業部SBの作動制御を実行するための指令情報を指令する複数の手動スイッチSWとして、前記各手動スイッチが設けられている。
具体的には、刈取部2の昇降作動制御用の指令情報を指令する手動スイッチSWが前記上昇スイッチSW1及び下降スイッチSW2にて構成され、クローラ走行装置1L,1Rの操向作動制御用の指令情報を指令する手動スイッチSWが、前記左旋回スイッチSW3及び右旋回スイッチSW4にて構成され、脱穀部3の扱き深さ調節制御用の指令情報を指令する手動スイッチSWが、前記浅扱きスイッチSW5及び深扱きスイッチSW6にて構成されている。
前記複数の手動スイッチSWの指令情報にて作動制御される作業部SBを操作対象として、作動指令を指令する手動操作レバーSRが設けられている。
具体的には、前記上昇スイッチSW1及び下降スイッチSW2の指令情報にて昇降作動制御される刈取部2を操作対象として、昇降作動指令を指令する手動操作レバーSRが、前記刈高操向レバー16にて構成され、また、前記左旋回スイッチSW3及び右旋回スイッチSW4の指令情報にて旋回作動制御されるクローラ走行装置1L,1Rを操作対象として、旋回作動指令を指令する手動操作レバーSRが、前記刈高操向レバー16にて構成されている。
又、前記複数の手動スイッチSWの指令情報にて作動制御される作業部SBとは別の作業部SBを操作対象として、作動指令を指令する手動操作レバーSRが設けられ、具体的には、無段変速装置39を操作対象として、変速作動指令を指令する手動操作レバーSRが前記手動変速レバー17にて構成されている。
そして、前記複数の手動スイッチSWのうちの少なくとも一つが、前記手動操作レバーSRに付設され、さらに、前記複数の手動スイッチSWが、複数の前記手動操作レバーSRに振り分け配置されている。
つまり、前記手動操作レバーSRが、右手で操作するものとして配置された右手用の手動操作レバー(前記刈高操向レバー16)と、左手で操作するものとして配置された左手用の手動操作レバー(前記手動変速レバー17)とであり、それらの手動操作レバーSRに、前記複数の手動スイッチSWが振り分け配置されている。具体的には、前記上昇スイッチSW1、下降スイッチSW2、左旋回スイッチSW3及び右旋回スイッチSW4の4つの手動スイッチが、右手用の前記刈高操向レバー16に付設され、前記浅扱きスイッチSW5及び深扱きスイッチSW6が、前記手動変速レバー17に付設されている。
搭乗運転部5の左前方側には、各種の情報を表示するための表示パネルHが設けられている。この表示ユニットHには、図6に示すように、図示しない燃料タンク内の燃料残量を示す指示針式の燃料メータ40、前記エンジンEの回転数を表示する指示針式のタコメータ41、左右のウインカランプ42、ブレーキランプ43、前記エンジンEの負荷レベルを5段階のランプで示す負荷表示器44、及び、各種のメッセージやグラフ等の画像情報を表示するLCD表示器45が設けられている。又、表示ユニットHの右側方には、モード切換スイッチ46と、表示切換スイッチ47とが設けられ、この両切換スイッチ46,47は、押し操作されているときだけオン状態になり、押し操作されないときはオフ状態となる押ボタン式のスイッチに構成されている。
図7に示すように、マイクロコンピュータを利用して構成される制御装置14が設けられ、この制御装置14に、前記株元センサS0、脱穀スイッチS1、一対の穂先センサS2a,S2b、対機体高さセンサS3、昇降ボリュームVR1、操向ボリュームVR2、上昇スイッチSW1、下降スイッチSW2、左旋回スイッチSW3、右旋回スイッチSW4、及び、扱深自動スイッチSW7の各検出情報が入力され、さらに、前記表示パネルHに備えた各切換スイッチ46,47の操作情報が入力されている。
一方、制御装置14からは、前記刈取シリンダCYを作動させる制御弁13、前記扱深さモータM1、前記左右の操向用クラッチ12L,12Rに対する左右の操向用シリンダ11L,11Rを作動させる左右の制御弁10L,10R、及び、前記表示パネルHに対する各駆動信号が出力されている。
上記制御装置14を利用して、前記複数の作業部SB夫々の作動制御を前記複数の手動スイッチSWのうちのいずれの手動スイッチSWからの指令情報に基づいて実行するかを管理して、前記複数の手動スイッチSWからの指令情報に基づいて前記複数の作業部SB夫々についての作動制御を実行する制御手段100が構成され、さらに、この制御手段100は、後述の対応関係情報変更指令手段101の指令に基づいて、前記複数の手動スイッチSWのうちのいずれの手動スイッチSWからの指令情報により、前記複数の作業部SBのうちのいずれの作業部SBの制御作動を実行するかを示す対応関係情報を変更設定自在に構成されている。
具体的には、上記対応関係情報は、工場出荷時においては、標準の対応関係情報に設定されている。即ち、前記したように、上昇スイッチSW1及び下降スイッチSW2からの指令情報に基づいて刈取部2の昇降作動制御を実行し、浅扱きスイッチSW5及び深扱きスイッチSW6からの指令情報に基づいて脱穀部3の扱き深さ調節制御を実行するように設定されている。
そして、上記標準の対応関係情報を、例えば、上昇スイッチSW1及び下降スイッチSW2からの指令情報に基づいて脱穀部3の扱き深さ調節制御を実行し、浅扱きスイッチSW5及び深扱きスイッチSW6からの指令情報に基づいて刈取部2の昇降作動制御を実行するような対応関係情報に変更設定することができる。従って、このような対応関係情報の変更をした後は、上昇スイッチSW1を操作すると、前記扱深さモータM1が浅扱き側に作動し、下降スイッチSW2を操作すると、前記扱深さモータM1が深扱き側に作動する。又、浅扱きスイッチSW5を操作すると、刈取部2が自動上昇作動し、深扱きスイッチSW6を操作すると、刈取部2が自動下降作動する。
前記対応関係情報変更指令手段101は、前記対応関係情報を表示する表示部と対応関係変更指令を入力する入力部とを備える表示入力式に構成されている。
具体的には、前記表示パネルHを利用して、前記LCD表示器45が上記表示部として機能し、前記両切換スイッチ46,47が上記入力部として機能するように構成されている。
上記対応関係情報変更指令手段101による対応関係情報の変更操作について説明すると、先ず、モード切換スイッチ46によって、対応関係情報の変更モードを選択すると、図8(イ)に示すように、現在設定されている対応関係情報、例えば前記標準の対応関係情報がLCD表示器45に表示される。この状態で、前記表示切換スイッチ47を操作して、上昇スイッチSW1に対して、自動上昇作動に代えて、浅扱き作動を対応させ、又、下降スイッチSW2に対して、自動下降作動に代えて、深扱き作動を対応させるように、表示を切り換えると、その切り換えた内容で上記対応関係情報が変更設定されることになる。以下、同様にして、浅扱きスイッチSW5を自動上昇作動に対応させ、深扱きスイッチSW6を自動下降作動に対応させるように変更することができる。
図1及び図9に示すように、前記刈取部2の左上部箇所には、搭乗運転部5に位置した作業者が機体左側方を確認するためのバックミラー18が、回動用の電動モータM2にて横軸芯周りに回動操作自在な状態で設置されている。そして、前記制御装置14が、前記対機体高さセンサS3の検出情報に基づいて上記電動モータM2を作動させて、バックミラー18の角度を調整する角度制御を実行するように構成されている(図7参照)。つまり、刈取部2が下降位置(図9のイ)にあっても、上昇位置(図9のロ)にあっても、上記電動モータM2の作動により、バックミラー18の角度が、搭乗運転部5に位置した作業者が機体左側方を確認できる角度に調整される。
〔別実施形態〕
上記実施形態では、1つの手動操作レバーSRの握り部の上部又は側部に、作業部SBに対する作動指令を指令する手動スイッチSWを設けた場合について説明したが、例えば、図10に示すように、1つの手動操作レバーSRの握り部の上部及び側部の両方に、1つの作業部SBに対する作動指令を指令する一対の手動スイッチSWa,SWbと、他の作業部SBに対する作動指令を指令する一対の手動スイッチSWc,SWdとを設けるようにしてもよい。
上記実施形態では、本発明の作業機械の制御装置を、作業機械としてのコンバインに適用した場合について説明したが、コンバイン以外の各種作業機械において各種の作業部SBを手動スイッチSW及び手動操作レバーSRの指令によって作動させる場合に適用することができる。
上記実施形態では、対応関係情報変更指令手段101を、表示パネルHを利用して、前記対応関係情報を表示する表示部45と対応関係変更指令を入力する入力部46,47とを備える表示入力式に構成したが、かかる表示入力式以外に、例えば、前記制御装置14に備えさせる記憶メモリに対して、外部の書き込み装置にて直接、上記対応関係情報を書込むようにて変更する手段でもよい。
コンバインの前部側の側面図 コンバインの動力系統図 搭乗運転部の平面図 昇降刈高レバーの斜視図 変速操作レバーの斜視図 表示パネルの正面図 制御構成のブロック図 対応関係情報の変更設定を示す表示画面の図 バックミラーの角度調整制御を示す側面図 別実施形態の手動操作レバー及び手動スイッチを示す斜視図
符号の説明
SB 作業部
SR 手動操作レバー
SW 手動スイッチ
100 制御手段
101 対応関係情報変更指令手段
45 表示部
46,47 入力部

Claims (1)

  1. 複数の作業部の作動制御を実行するための指令情報を指令する複数の手動スイッチが設けられ、
    前記複数の作業部夫々の作動制御を前記複数の手動スイッチのうちのいずれの手動スイッチからの指令情報に基づいて実行するかを管理して、前記複数の手動スイッチからの指令情報に基づいて複数の作業部夫々についての作動制御を実行する制御手段が設けられた作業機械の制御装置であって、
    前記制御手段が、対応関係情報変更指令手段の指令に基づいて、前記複数の手動スイッチのうちのいずれの手動スイッチからの指令情報により、前記複数の作業部のうちのいずれの作業部の作動制御を実行するかを示す対応関係情報を変更設定自在に構成され、
    前記対応関係情報変更指令手段が、前記対応関係情報を表示する表示部と対応関係変更指令を入力する入力部とを備える表示入力式に構成されている作業機械の制御装置。
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