JP2005333795A - 車両駆動用全閉形電動機 - Google Patents

車両駆動用全閉形電動機 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、ロータの冷却性能を向上させることが出来、分解及び組立作業を容易
化することが出来る車両駆動用全閉形電動機を提供することを目的とする。
【解決手段】この車両駆動用全閉形電動機では、両端2個の通風ファンにより外気を流通
させ、各々の通風ファンの風量を半減して通風ファンの小型化、小径化を図り、また通風
ファンの運転騒音を低減する。また、両側の通風ファンによって両側のブラケットの外壁
に沿って外気を流通させることにより両側の軸受の冷却を均等に行い、軸受部分が高温度
になるのを防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両駆動用全閉形電動機に関する。
従来の車両駆動用電動機は、外気をフィルターを介して取り込み、機内を冷却するもの
が一般的であった。しかし、フィルターを外気取り込み口に設けているため、フィルター
の交換作業を頻繁に行わなければならなかった。
上述したような問題を解決するために、考案されている車両駆動用全閉形電動機について
、図を参照し詳細に説明する。図23は、車両駆動用全閉形電動機の正面図である。図2
4は、図23のA−O縦断図である。図25は、図23のB−O縦断図である。
近年考案されている車両駆動用全閉形電動機において、ロータシャフト1は、ロータ鉄
心2の内周部に結合される。このロータシャフト1の軸方向両端部それぞれは、第1のブ
ラケット3に内蔵された第1の軸受4と、第2のブラケット5に内蔵された第2の軸受6
各々により支持される(例えば、特許文献3参照)。
軸受4よりも機内側に位置するロータシャフト1の一部に、第1の通風ファン7が取付け
られる。軸受6よりも機内側に位置するロータシャフト1の一部に、第2の通風ファン8
が取付けられる。第1の通風ファン7の機内側に隣接して、外周部を第1のブラケット3
に固定された第1の遮蔽板9が設けてある。この遮蔽板9の中央穴部分の内周面9aとロ
ータシャフト1の外周面との間には円周上の微小間隙を形成させてある。また、第2の通
風ファン8の機内側に隣接して、外周部を第3のブラケット10に固定された第2の遮蔽
板11が設けてある。この遮蔽板11の中央穴部分の内周面11aとロータシャフト1の
外周面との間にも円周上の微小間隙を形成させてある。ロータ鉄心2の外周部に多数の溝
を設け、その溝内にロータバー12が収納してある。各ロータバー12の両端部はロータ
鉄心2よりも側方へ張出した状態にし、エンドリング13によって結束して一体化し、誘
導電動機のカゴ形回転子を形成している。ステータ鉄心14の内周に多数の溝を設け、こ
の溝内にステータコイル15が収納してある(固定子)。各ステータコイル15の両端の
コイルエンド部は、ステータ鉄心14より側方へ張出すようにして形成してある。ステー
タ鉄心14の外周近傍には、軸方向に貫通するように第1の通風穴14aと第2の通風穴
14bを各々複数個づつ形成してある。外気を取入れるための複数個の入気口3aが第1
のブラケット3の中心側に近い壁面に設けてある。この入気口3aは第1の通風ファン7
の羽根7aの内径部より中心側(小径側)に位置している。第1のブラケット3の外側(
外周側)部分には、第1の通風ファン7による冷却風を受入れる第1の外気通風路3bを
円周上に設けている。当該第1の外気通風路3bは、第1の通風穴14aの一端に導入路
3cを介して連通させてある。当該第1の通風穴14aの他端は、排風穴10cにより大
気に開放されている。外気を取入れるための複数個の入気口5aは、第2ブラケット5の
中心近傍の側面に設けられている。入気口5aは第2の通風ファン8の羽根8aの内径部
より中心側(小径側)に位置している。第2のブラケット5には、第2の通風ファン8に
よる冷却風を受入れる第2の外気通風路10aを円周上に設け、当該第2の外気通風路1
0aを第2の通風穴14bの一端に導入路10bを介して連通させてある。第2の通風穴
14bの他端は、排風穴3dにより大気に開放されている。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機は、ステータフレーム16に設けられた
ステータ・アーム16aを台車枠とボルトで固定することによって台車内に装荷される。
そして、電動機の一端側に張出しているロータシャフト端部を継手を介して駆動歯車装置
(図示せず)に接続し、電動機の回転力を駆動歯車装置から車輪に伝達して車両を走行さ
せる。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機が駆動すると、第1の通風ファン7及び
第2の通風ファン8が回転する。第1の通風ファンにより外気が第1の入気口3aより流
入し、その後、第1の外気通風路3bに吹き上げられ、導入路3b及び第1の通風穴14
aを流通して反駆動側の大気側に排出される。第2の通風ファン8により、外気が第2の
入気口5aより流入し、第2の外気通風路5aに吹き上げられ、導入路5b及び第2の通
風穴14bを流通して駆動側の大気側に排出される。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機は、駆動側から反駆動側へ外気が流通す
る流路と、反駆動側から駆動側へ外気が流通する流路の両方を備えているので電動機内が
均一に冷却される。
特開平09−46960号公報 特開2003−143809公報 特開2004−187352公報
しかし、上述した全閉外扇形電動機を分解しメンテナンスを行う場合には、まず、第2
のブラケット5と第3のブラケット10を接続しているボルト17を外し、第2のブラケ
ット5を取り外す。次に、第2の通風ファン8を取り外し、第3のブラケット10とステ
ータフレーム16とを接続するボルト18aを外し、第3のブラケット10及び遮蔽板1
1を電動機本体から取り外す。その後、ステータ鉄心14を引き抜き、遮蔽板9と第1の
ブラケット3とを接続するボルト18cを外し、第1のブラケット3を電動機本体から取
り外し、第1の通風ファン7を取り外すという作業が必要になる。組み立てる際にも、同
様の手順を取る。
一般的に、鉄道業界では、一編成の鉄道車両に搭載される複数の電動機を、一度にメン
テナンスをするため、分解及び組立作業を等のメンテナンス作業を容易化する必要がある
そこで本発明は、メンテナンス作業を容易化することが出来る車両駆動用全閉形電動機を
提供することを目的とする。
上記課題は、ステータ鉄心と、このステータ鉄心の内周側に配置されたロータ鉄心と、こ
のロータ鉄心の中心部に結合されたロータシャフトと、このロータシャフトを回転自在に
支持する第1の軸受と、前記ロータシャフトを回転自在に支持する第2の軸受と、前記ス
テータ鉄心の駆動側の軸方向端部に取付けられた第1の外周側ブラケットと、前記第1の
軸受を内蔵し、前記第1の外周側ブラケットの内周部に取付けられた第1の内周側ブラケ
ットと、前記ステータ鉄心の反駆動側の軸方向端部に取付けられた第2の外周側ブラケッ
トと、前記第2の軸受を内蔵し、前記第2の外周側ブラケットの内周部に取付けられた第
2の内周側ブラケットと、前記ロータシャフトの駆動側に設けられた前記第1の軸受の機
内側に隣接するように取付けられた第1の主板と、前記第1の主板の機外側側壁面に設け
られた第1の外気送風用の羽根と、前記第1の主板の機内側側壁面に放射状に設けられた
内気送風用の羽根と、前記第1の主板の外周部と前記第1の外周側ブラケットとの間に構
成された第1のラビリンスと、前記ロータシャフトの反駆動側の前記第2の軸受の機内側
に隣接するように取付けられた第2の主板と、前記第2の主板の機外側側壁面に設けられ
た第2の外気送風用の羽根と、前記第2の主板の機内側側壁面に放射状に設けられた主板
と、前記第2の主板の外周部と前記第2の外周側ブラケットとの間に構成された第2のラ
ビリンスと、前記ロータ鉄心に設けられ、前記ロータ鉄心を軸方向に貫通する複数の通風
穴と、前記ステータ鉄心に設けられ、前記ステータ鉄心の外周近傍に軸方向に貫通する第
1の通風穴と、前記ステータ鉄心に設けられ、前記ステータ鉄心の外周近傍に軸方向に貫
通する第2の通風穴と、前記第1の内周側ブラケットの内径側に設けられた第1の入気口
と、前記第1の外周側ブラケットに設けられ、その一端は前記第1の通風穴の一端と連通
し、他端は大気に開放され、前記第1の主板により送風される外気冷却風が流れる第1の
外気通風路と、前記第2の内周側ブラケットの内径側に設けられた第2の入気口と、前記
第2の外周側ブラケットに設けられ、その一端は前記第2の通風穴の一端と連通し、他端
は大気に開放され、前記第2の主板により送風される外気冷却風が流れる第2の外気通風
路とを有し、前記第1の主板の外径寸法は、前記ロータ鉄心の外径寸法以上かつ前記第1
の内周側ブラケットの外径寸法以下であることと、前記第2の主板の外径寸法は、前記ロ
ータ鉄心の外径寸法以下かつ前記第2の内周側ブラケットの外径寸法以上であることによ
って達成することが出来る。
上記課題は、ステータ鉄心と、このステータ鉄心の内周側に配置されたロータ鉄心と、こ
のロータ鉄心の中心部に結合されたロータシャフトと、このロータシャフトを回転自在に
支持する第1の軸受と、前記ロータシャフトを回転自在に支持する第2の軸受と、前記ス
テータ鉄心の駆動側の軸方向端部に取付けられた第1の外周側ブラケットと、前記第1の
軸受を内蔵し、前記第1の外周側ブラケットの内周部に取付けられた第1の内周側ブラケ
ットと、前記ステータ鉄心の反駆動側の軸方向端部に取付けられた第2の外周側ブラケッ
トと、前記第2の軸受を内蔵し、前記第2の外周側ブラケットの内周部に取付けられた第
2の内周側ブラケットと、前記ロータシャフトの駆動側に設けられた前記第1の軸受の機
内側に隣接するように取付けられた第1の主板と、前記第1の主板の機外側側壁面に設け
られた第1の外気送風用の羽根と、前記第1の主板の機内側側壁面に放射状に設けられた
内気送風用の羽根と、前記第1の主板の外周部と前記第1の外周側ブラケットとの間に構
成された第1のラビリンスと、前記ロータシャフトの反駆動側の前記第2の軸受の機内側
に隣接するように取付けられた第2の主板と、前記第2の主板の機外側側壁面に設けられ
た第2の外気送風用の羽根と、前記第2の主板の機内側側壁面に放射状に設けられた主板
と、前記第2の主板の外周部と前記第2の外周側ブラケットとの間に構成された第2のラ
ビリンスと、前記ロータ鉄心に設けられ、前記ロータ鉄心を軸方向に貫通する複数の通風
穴と、前記ステータ鉄心に設けられ、前記ステータ鉄心の外周近傍に軸方向に貫通する第
1の通風穴と、前記第1の内周側ブラケットの内径側に設けられた第1の入気口と、当該
車両駆動用全閉形電動機の外部に設けられ、軸方向に延びる内気風道と軸方向に延びる外
気風道を有する冷却器と、前記第1の外周側ブラケットに設けられ、その一端は前記第1
の通風穴の一端と連通し、他端は大気に開放され、前記第1の主板により送風される外気
冷却風が流れる第1の外気通風路と、前記第2の内周側ブラケットの内径側に設けられた
第2の入気口と、前記第1の主板の外径寸法は、前記ロータ鉄心の外径寸法以上かつ前記
第1の内周側ブラケットの外径寸法以下であることと、前記第2の主板の外径寸法は、前
記ロータ鉄心の外径寸法以下かつ前記第2の内周側ブラケットの外径寸法以上であること
と、前記冷却器の内気風道の一端は、駆動側の機内空間と連通し、前記冷却器の内気風道
の他端は、反駆動側の機内空間と連通されていることと、前記冷却器の外気風道の一端は
、前記第2の外周側ブラケットに設けられた前記第2の外気通風路と連通し、前記外気風
道の他端は、大気に開放されていることと、前記冷却器の内気風道と前記冷却器の外気風
道の内壁面及び外壁面に設けられた冷却フィンとを備えることによって達成することがで
きる。
上記課題は、ステータ鉄心と、このステータ鉄心の内周側に配置されたロータ鉄心と、こ
のロータ鉄心の中心部に結合されたロータシャフトと、このロータシャフトを回転自在に
支持する第1の軸受と、前記ロータシャフトを回転自在に支持する第2の軸受と、前記ス
テータ鉄心の駆動側の軸方向端部に取付けられた第1の外周側ブラケットと、前記第1の
軸受を内蔵し、前記第1の外周側ブラケットの内周部に取付けられた第1の内周側ブラケ
ットと、前記ステータ鉄心の反駆動側の軸方向端部に取付けられた第2の外周側ブラケッ
トと、前記第2の軸受を内蔵し、前記第2の外周側ブラケットの内周部に取付けられた第
2の内周側ブラケットと、前記ロータシャフトの駆動側に設けられた前記第1の軸受の機
内側に隣接するように取付けられた第1の主板と、前記ロータシャフトの反駆動側の前記
第2の軸受の機内側に隣接するように取付けられた第2の主板とを有し、前記第1の主板
の外径寸法は、前記ロータ鉄心の外径寸法以上かつ前記第1の内周側ブラケットの外径寸
法以下であることと、前記第2の主板の外径寸法は、前記ロータ鉄心の外径寸法以下かつ
前記第2の内周側ブラケットの外径寸法以上であることによって達成することができる。
上記課題は、回転子の一端を回転自在に支持する第1の軸受と、回転子の他端を回転自在
に支持する第2の軸受と、固定子の一端に取付けられた第1の外周側ブラケットと、固定
子の他端に取付けられた第2の外周側ブラケットと、前記第1の軸受を内蔵し、前記第1
の外周側ブラケットの内周部に取付けられた第1の内周側ブラケットと、前記第2の軸受
を内蔵し、前記第2の外周側ブラケットの内周部に取付けられた第2の内周側ブラケット
とを有し、回転子の外径寸法は、前記第1の内周側ブラケットの外径寸法以下で、前記第
2の内周側ブラケットの外径寸法以上であることによって達成することができる。
上記課題は、ステータ鉄心と、このステータ鉄心の内周側に配置されたロータ鉄心と、
このロータ鉄心の中心部に結合されたロータシャフトと、このロータシャフトを回転自在
に支持する第1の軸受と、前記ロータシャフトを回転自在に支持する第2の軸受と、前記
ステータ鉄心の駆動側の軸方向端部に取付けられた第1の外周側ブラケットと、前記第1
の軸受を内蔵し、前記第1の外周側ブラケットの内周部に取付けられた第1の内周側ブラ
ケットと、前記ステータ鉄心の反駆動側の軸方向端部に取付けられた第2の外周側ブラケ
ットと、前記第2の軸受を内蔵し、前記第2の外周側ブラケットの内周部に取付けられた
第2の内周側ブラケットと、前記ロータシャフトの駆動側に設けられ、前記第1の軸受の
機内側に隣接するように取付けられた第1の主板と、前記ロータシャフトの反駆動側に設
けられ、前記第2の軸受の機内側に隣接するように取付けられた第2の主板と、前記第1
の主板の機内側側面に設けられた第1の羽根と、前記第2の主板の機内側側面に設けられ
、前記第1の羽根よりも小さな第2の羽根とを有し、前記第1の主板の外径寸法は、前記
ロータ鉄心の外径寸法以上かつ前記第1の内周側ブラケットの外径寸法以下であることと
、前記第2の主板の外径寸法は、前記ロータ鉄心の外径寸法以下かつ前記第2の内周側ブ
ラケットの外径寸法以上であることによって達成することが出来る。
上記課題は、回転子の一端を回転自在に支持する第1の軸受と、回転子の他端を回転自
在に支持する第2の軸受と、固定子の一端に取付けられた第1の外周側ブラケットと、固
定子の他端に取付けられた第2の外周側ブラケットと、前記第1の軸受を内蔵し、前記第
1の外周側ブラケットの内周部に取付けられ、回転子の外径寸法以上の外径寸法をもつ第
1の内周側ブラケットと、前記第2の軸受を内蔵し、前記第2の外周側ブラケットの内周
部に取付けられ、回転子の外形寸法以下の外形寸法をもつ第2の内周側ブラケットとを有
し、回転子と固定子を一方向から引き抜き分離可能であることによって達成することが出
来る。
上記課題は、回転子の一端を回転自在に支持する第1の軸受と、回転子の他端を回転自
在に支持する第2の軸受と、固定子の一端に取付けられた第1のブラケットと、固定子の
他端に取付けられた第2のブラケットと、前記回転子の駆動側に設けられ、前記第1の軸
受の機内側に隣接するように取付けられ、前記回転子の駆動に伴い回転する第1の主板と
、前記回転子の反駆動側に設けられ、前記第2の軸受の機内側に隣接するように取付けら
れ、前記回転子の駆動に伴い回転する第2の主板とを有し、当該車両駆動用全閉形電動機
の機内空間と当該車両駆動用全閉形電動機の機外空間は、前記第1のブラケット、前記第
1の主板、前記第2のブラケット及び前記第2の主板によって隔てられることによって達
成することが出来る。
本発明により、メンテナンス作業を容易化することが出来る車両駆動用全閉形電動機を
提供するができる。
(第1の実施の形態)
本発明に基づく第1の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機について図を参照し、詳細
に説明する。図1は、本発明に基づく第1の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機の正面
図である。図2は、図1のA−O縦断図である。図3は、図1のB−O縦断図である。図
4は、図1のC−O縦断図である。図5は、図2のD−D縦断図である。図6は、本発明
に基づく第1の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機の第1の通風ファンの正面図である
。図7は、本発明に基づく第1の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機の第2の通風ファ
ンの正面図である。図8は、本発明に基づく第1の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機
の分解状態時の構成図である。尚、図15乃至図17に記載したものと構造上同一のもの
については、同符号を付して説明を省略し、図中において、空気の流れを矢印にて簡易的
に示す。
本発明に基づく第1の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機において、第1の外周側ブ
ラケット21は、ステータ鉄心14の軸方向の駆動側端部にステータフレーム16を介し
て取付けられる。この外周側ブラケット21の内周部には、第1の軸受4を内蔵した第1
の内周側ブラケット22がボルト27aにより取付けてある。第2の外周側ブラケット2
3は、ステータ鉄心14の反駆動側端部に取付けられる。この第2の外周側ブラケット2
3の内周部には、第2の軸受6を内蔵した第2の内周側ブラケット24がボルト27bに
より取付けてある。第1の通風ファン25は、ロータシャフト1の駆動側端部の第1の軸
受の機内側位置に、第1の軸受4に隣接して取付けられる。第2の通風ファン26は、反
駆動側端部の第2の軸受の機内側位置に第2の軸受に隣接して取り付けられる。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機において、ロータ鉄心2の内周近傍には、
軸方向に貫通した複数個の通風穴2bが形成されており、ロータ鉄心2の両端部に取付け
られた鉄心押さえに2aにも通風穴が設けられている。
第1の通風ファン25の主板25aの機外側側面には、複数の羽根25cが放射状に配
置されている。主板25aの機内側側面には複数の羽根25cが、放射状に配置されてい
る。第2の通風ファン26の主板26aの機外側壁面には、複数の羽根26bが、放射状
に配置されている。主板26aの機内側壁面には複数のフィン26cが、設けてられてい
る。第1の通風ファン25の羽根25bの枚数と第2の通風ファン26の羽根26bの枚
数とは、たとえば15:13のような異なった枚数とし、更に互いに割り切れない枚数に
設定するのが好ましい。第2の通風ファン26の機内側に設けたフィン26cは、回転に
よるフィン作用が生じにくいように、円周方向に略並行に内気の循環を阻害しないように
配列してある。
第1のラビリンス25dは、第1の通風ファン25の主板25aの外周部と第1の外周
側ブラケット21が、軸方向に互いに入りこんで構成される狭隘間隙となっている(接触
すると、電動機の回転によって焼き切れてしまうため)。第2のラビリンス26dも、ラ
ビリンス25aと同様に第2の通風ファン26の主板26aの外周部と第2の外周側ブラ
ケット23が、軸方向に互に入りこんで構成される狭隘間隙である。
第1の通風ファン25の外径は、ロータ鉄心2の外径より大きく、かつ第1の外周側ブ
ラケット21と第1の内周側ブラケット22の組立嵌合径より小さくし、第2の通風ファ
ン26の外径は、ロータ鉄心2の外径より小さく、かつ第2の外周側ブラケット23と第
2の内周側ブラケット24の組立嵌合径より大きい。
ステータ鉄心14の外周近傍には、軸方向に貫通するように、第1の通風穴14aと第2
の通風穴14bと第3の通風穴14cがそれぞれ複数個づつ形成されている。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機において、第1の入気口22aは、第1
の内周側ブラケット22の第1の通風ファン25の機外側に設けた羽根25bより内周側
となる位置に複数設けられる。第1の通風ファン25の外側の羽根25bによって送られ
る冷却外気を受入れる第1の外気通風路21aは、第1の外周側ブラケット21に円周上
に設けられている。第1の外気通風路21aは、第1の通風穴14aの一端に導入路21
bを介して連通され、第1の通風穴14aの他端は大気に開放されている。第2の入気口
24aは、第2の内周側ブラケット24の第2の通風ファン26の羽根26bより内径側
となる位置に複数設けられる。第2の通風ファン26の羽根26bによって送られる冷却
外気を受入れる第2の外気通風路23aは、第2の外周側ブラケットに円周上に設けられ
ている。第2の外気通風路は、第2の通風穴14bの一端に導入路23bを介して連通さ
れ、第2の通風穴の他端は、大気に開放されている。第3の通風穴14cの一端は、第1
の外周ブラケット21に設けた内気流通路21cを介して、駆動側の機内空間に連通され
る。第3の通風穴14cの他端は、第2の外周ブラケット23に設けた内気流通路23c
を介して反駆動側の機内空間に連通されている。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機が駆動すると、第1の通風ファン25及
び第2の通風ファン26が回転する。それに伴い羽根25bも回転し、ファン作用により
外気が第1の入気口22aより流入し、その後、第1の外気流通路21aに吹き上げられ
、導入路21b及び第1の通風穴14aを流通して反駆動側の大気側に排出される。第2
の通風ファン26の回転に伴い、羽根26bも回転しファン作用により、外気が第2の入
気口24aより流入し、第2の外気通風路23aに吹き上げられ、導入路23b及び第2
の通風穴14bを流通して駆動側の大気側に排出される。
更に、第1の通風ファン25の機内側の羽根25cのファン作用により内気が駆動側機
内の外周部空間に吹き上げられた後、内気流通路21cを経て第3の通風穴14cへ流入
する。第3の通風穴14cを流通した内気は、内気流通路23cを経て反駆動側の機内空
間に流入し、更にロータ鉄心2の通風穴2aとロータ鉄心2とステータ鉄心14の間の円
周上の間隙を流通した後、第1の通風ファン25の機内側の羽根25cの円周部分に戻る
よう循環流通する。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機の保守を行う際は、電動機をロータシャフ
ト端部6aに専用の吊り工具27を取付け、クレーン等によりロータの重心位置を吊り下
げる。そして、両側の外周側ブラケット21及び外周側ブラケット23と内周側ブラケッ
ト22及び内周側ブラケット24の締結ボルト27a及び締結ボルト27bを取り外すだ
けで、ロータ全体を駆動側に引出す。次に、第1の内周側ブラケット22、第1の通風フ
ァン25等をロータシャフト1から取り外す。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機において、従来遮断板と通風ファン7,
8と2つ必要であった部材を、通風ファン25,26のみとしているので、分解作業が簡
易化される。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機は、通風ファンが直接内気と接触するため
、冷却性能が向上するとともに、通風ファン25,26の外径に溝を設けることにより、
ラビリンス構造を5の字状にしているので一方向からロータ全体を引き抜くことが可能と
なり、分解及び組立作業等のメンテナンス作業を容易化することが出来る。
このように第1の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機において、軸方向の両端側に設
けた第1の通風ファン25と第2の通風ファン26によって送風される冷却外気が、外周
側ブラケット21、23とステータ鉄心の第1の通風穴14aと第2の通風穴14bの内
部を流通して冷却するため、電動機全体の冷却面積を増大させることとなり、冷却性能が
向上される。
また、両側の通風ファンを軸受の機内側に取付けしてあるため、ロータ鉄心2よりロー
タシャフトを1介して軸受4及び軸受6に伝わる熱は通風ファン25及び通風ファン26
で冷却される。そのため、軸受4及び軸受6に伝達される熱は抑制され、温度上昇を更に
低減する。
第1の通風ファン25の主板25a及び第2の通風ファン26の主板26aは、直接内気
と接触しているため、内気を循環して冷却する際に第1の通風ファン25の羽根25cと
第2の通風ファン26のフィン26cが吸熱フィンとして作用する。第1の通風ファン2
5の羽根25bと第2の通風ファン26の羽根26bは、第1の通風ファン25の羽根2
5cと第2の通風ファン26のフィン26cが内気から吸熱した熱を、強制的に外気へ放
熱する。そのため内気の冷却がいっそう促進される。
第1の通風ファン25の主板25aと第2の通風ファン26の主板26aは、ロータ鉄
心2の両端のロータ鉄心抑えに密着して直接取り付けられることから、ロータ鉄心2の熱
伝達が良く、各々の通風ファン25,26により放熱されることにより、ロータの冷却が
更に向上する。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機は、メンテナンス作業を容易化すること
が出来る。
(第2の実施の形態)
本発明に基づく第2の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機について図を参照し、詳細
に説明する。図9は、本発明に基づく第2の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機の縦断
図である。図10は、本発明に基づく第2の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機の部分
正面図である。尚、図1乃至図8に記載したものと構造上同一のものについては、同符号
を付して説明を省略する。
本発明に基づく第2の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機において、駆動側の第1の
外周側ブラケット28には、第1の通風ファン25の羽根25bによって送風される外気
を受入れる円周上の第1の外気通風路28aが形成されている。第1の通風穴14aの一
端は、導入路28bを介して第1の外気通風路28aに連通し、第1の通風穴14aの他
端は大気に開放されている。第1の外周側ブラケット28の機内側円周上の一部に、第1
の通風ファン25の機内側の羽根25cによって送風される内気を受入れる内気導入路2
8cを形成し、この内気導入路の一端は機外に向けて開口している。
反駆動側の第2の外周側ブラケット29には、第2の通風ファン26によって送風され
る外気を受入れる円周上の第2の外気通風路29aが形成されている。第2の通風穴14
bの一端は、導入路29bを介して第2の外気通風路29aに連通し、第2の通風穴14
bの他端は大気に開放されている。第2の外周側ブラケット29に反駆動側機内空間を機
外空間に連通する内気導入路29cを形成してある。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機の機外に冷却器30を取付けし、この冷
却器は駆動側から反駆動側へ延びる冷却風道30bと、冷却風道30bの内周壁面に長手
方向に沿って設けられた多数の吸熱フィン30dと冷却風道の外周壁面に長手方向に直行
するよう設けられた多数の放熱フィン30eより成り、冷却風道30bの両端部は内気入
り口30aと内気出口30cによってそれぞれ第1の外周側ブラケット28に設けた内気
導入路28cと第2の外周側ブラケット29に設けた内気流入路29cにそれぞれ連通し
ている。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機の運転により、第1の通風ファン25が
回転する。この通風ファン25の回転によって、冷却外気が第1の外気通風路28a及び
導入路28bを経て、第1の通風穴14aに流入し、反駆動側の機外へ放出される。また
、車両駆動用全閉形電動機の運転に伴い、第2の通風ファン26の回転により、冷却外気
が第2の外気通風路29aより導入路29bを経て、第2の通風穴14bに流入し、第2
の通風穴14bを流通した後、駆動側の機外へ放出される。更に、第1の通風ファン25
の機内側羽根25cによって吹き上げられた内気は、内気導入路28cより冷却器30の
冷却風道30bに入り、冷却風道30b内を流通した後、内気流通路29cから反駆動側
の機内空間に流入する。反駆動側の機内に流入した内気は、ロータ鉄心の通風穴2aとロ
ータ鉄心2とステータ鉄心14間円周上の空隙を流通して、第1の通風ファン25の機内
側の羽根25cの内周側空間に流入する。このように内気は機内空間と冷却器内空間を循
環して流通する。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機の保守を行う際は、電動機をロータシャフ
ト端部6aに専用の吊り工具27を取付け、クレーン等によりロータの重心位置を吊り下
げる。そして、両側の外周側ブラケットと内周側ブラケットの締結ボルト27a及び締結
ボルト27bを取り外すだけで、ロータ全体を駆動側に引出す。次に、第1の内周側ブラ
ケット22、第1の通風ファン25等をロータシャフト1から取り外す。冷却器30を清
掃する場合には、外周側ブラケット25及び外周側ブラケット26から取り外し、行う。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機は、冷却器30を備えているので冷却性
能が向上するとともに、通風ファン25,26の外径に溝を設けることにより、ラビリン
ス構造を5の字状にしているので一方向からロータ全体を引き抜くことが可能となり、更
に、冷却器を機外に設けているので、分解及び組立作業の容易化をすることが出来る。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機において、電動機の内気が機外に設けた
冷却器の内部を流通して循環し、冷却器30の冷却風道の内外に設けてある吸熱フィン3
0dと放熱フィン30eによって内気の熱を外気に放出することが出来るので内気の冷却
性が大幅に向上し、それに伴い、機内各部の冷却性能も向上する。冷却器30の放熱フィ
ン30eは、車両の進行方向に略平行に配置してあるため、車両走行時の走行風が放熱フ
ィン30eの間を確実に流通するため、冷却器30による内気の冷却が効果的に行われる
(第3の実施の形態)
本発明に基づく第3の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機について図を参照し、詳細
に説明する。図11は、本発明に基づく第3の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機の縦
断図である。尚、図1乃至図10に記載したものと構造上同一のものについては、同符号
を付して説明を省略する。
本発明に基づく第3の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機において、ステータ鉄心1
4の外周近傍に第1の通風穴14aと第2の通風穴14bをそれぞれ複数個形成し、第1
の通風ファン33と第2の通風ファン36を設け、それぞれの通風ファンの回転によって
外気を第1の通風穴と第2の通風穴にそれぞれ流通させる構成とし、更に第1の通風ファ
ン33の機内側に設けた複数の羽根33a形成してある円周上のガイド33bの内径側の
端部を伸延してロータ鉄心押え35と接近して形成してある。第2の通風ファン36の機
内側の壁面には内気冷却用のリブ36bが形成され、リブ36bよりも外径側には羽根3
6Cを取付けられ、リブ36bは、内気の熱を第2の通風ファン36へ伝熱する。
車両駆動用全閉形電動機の運転により、内気は羽根33aの回転により外周側に吹き上
げられた後ロータ鉄心2の外周とステータ鉄心14の内周の円周上の間隙を流通して、第
1の通風ファンの羽根33aの内径空間に戻る経路で循環流通する。循環する内気の熱は
、通風ファン33及び通風ファン36の機内側壁面と羽根33aより機外側の羽根に伝熱
され、外気側に強制的に放熱するため、内気は冷却され、それに伴い機内各部が冷却され
る。また、電動機の運転に伴い、羽根36cも回転するため、ラビリンス36d内の空気
は、機内側から機外側へ流れる。
本発明に基づく第1乃至第2の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機の場合、反駆動側
に設けられた第2のラビリンス26dの近傍の機内空間は、気圧が低く、第2のラビリン
ス26dの近傍の機外空間の気圧が高いため、機外空間から塵埃が流入する可能性があっ
た。しかし、本実施の形態の車両駆動用全閉形電動機では、機内に設けられた羽根33a
よりも小さな羽根36cをラビリンス36dの近傍に設けているので、外気に含まれる塵
や埃が機内に入ることを防止することが出来る。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機は、通風ファンが直接内気と接触するた
め、冷却性能が向上する。また、ラビリンス36dの近傍に羽根を設けることにより、ラ
ビリンス36d内の空気の流通方向を内気側から外気側方向とすることが出来るので、メ
ンテナンス作業を簡易化することが出来る。
また、本実施の形態の車両駆動用全閉形電動機においても、ラビリンス36d及びラビリ
ンス33dの構造を5の字状にしているので一方向からロータ全体を引き抜くことが可能
となり、分解及び組立作業等のメンテナンス作業を容易化することが出来る。
更に、機内に流入する塵埃を低減することが可能なため、メンテナンス周期も延長するこ
とが出来る。
(第4の実施の形態)
本発明に基づく第4の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機について図を参照し、詳細
に説明する。図12は、本発明に基づく第4の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機の縦
断図である。図13は、図12のE−E断面図である。尚、図1乃至図11に記載したも
のと構造上同一のものについては、同符号を付して説明を省略する。
本発明に基づく第4の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機において、反駆動側の第2
の外周側ブラケット37の機内側には、内気流入路37aが形成され、第2の通風ファン
26の外周側には、第2の外気通風路37bが形成される。外気導入路37cは、外気通
風路37bと機外空間を連通する。機外に冷却器38を取付けし、この冷却器には、中央
に外気風道38eが形成され、この外気風道38eを囲む状態に内気風道38bを形成さ
れている。内気風洞38bの一端は、内気入口38aと内気導入路28cと連通し、内気
風道38bの他端は、内気出口28cと内気導入路37aと連通している。外気風道38
eの一端は、外気入口38dを介して第2の外気流通路37b及び外気導入路と連通し、
外気風道38eの他端は、駆動側の機外待機側に開放されている。外気風洞38eの内壁
面に、長手方向に沿って複数の放熱フィン39aを設け、内気風洞38bの内壁面には長
手方向に沿って複数の吸熱フィン39bと吸熱フィン39cを設け、内気風道38bの外
周の外壁面には、長手方向と直行する方向に多数の放熱フィン39dを設けてある。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機の運転時には、第1の通風ファン25に
よって外気がステータ鉄心の外周近傍の複数の通風穴を流通して冷却を行うと同時に、内
気は内気導入穴28cより冷却器の内気入口38aより内気風道38bに流入し、内気風
道38bを流通した内気出口38cより内規流入路37aを経て、反駆動側の機内空間に
流入し、ロータ鉄心の通風穴を流通して、第1の通風ファンの機内側羽根内径部に戻る経
路で循環流通する。
更に、第2の流通ファン26の回転により、外気がステータ鉄心14の外周近傍の通風
穴を流通して冷却を行うと同時に、外気の一部は外気導入路37cの外気入口38dから
外気風道38eへ流入し、外気風道38eを流通した後、外気出口38fより駆動側の機
外空間に排出される。
そのため、循環内気が冷却器の内気風道38bを流通する場合、内気の熱は内周側の外
気風道38eを流通する外気と外周側の機外空間を流通する外気走行風に放出され、循環
内気は効率良く冷却される。
内気風道38bの内壁には多数の放熱フィン39b,放熱フィン39cが設けてあり、
外気風道38eの内壁には多数の放熱フィン39aが設けてあり、更に内気風道38bの
外面に多数の放熱フィン39dが設けてあるため、内気の熱は効果的に外気に放出され内
気の冷却が一層向上する。循環内気の冷却が向上した分、更に機内各部の冷却が一層向上
する。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機において、機内に設けられた羽根25c
よりも小さな羽根26eをラビリンス26dの近傍に設けることることによって、外気に
含まれる塵や埃が機内に入ることを防止する(塵埃流入防止手段)ことが出来る。
また、本実施の形態の車両駆動用全閉形電動機においても、ラビリンス26dの構造を5
の字状にしているので一方向から回転子全体を引き抜くことが可能となり、分解及び組立
作業等のメンテナンス作業を容易化できる。
更に、機内に流入する塵埃を低減することが可能なため、メンテナンス周期も延長するこ
とが出来る。
(第5の実施の形態)
本発明に基づく第5の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機について図を参照し詳細に
説明する。図14は、本発明に基づく第5の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機のラビ
リンスの断面図である。尚図1乃至図13に記載したものと構造上同一のものについては
同符号を付して説明を省略する。
本発明に基づく第5の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機の第2の通風ファン26と
第2の外周側ブラケット23間に形成されるラビリンス26eは、Eの字状の溝を互いに
、軸方向に互いに入りこんで構成される狭隘間隙となっている(塵埃流入防止手段)。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機は、本発明に基づく第1の実施の形態の
車両駆動用全閉形電動機のラビリンスを複数組み合わせた形状としているため、外気に混
入する塵や埃が機内に流入しにくい。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機は、外気に含まれる塵や埃が機内に流入
することを防止することが出来るので、メンテナンス作業を軽減することが出来る。
また、本実施の形態の車両駆動用全閉形電動機において、外周側ブラケット23と通風フ
ァン26の嵌合部は、E字状の溝を組み合わせた形状となっているので一方向からロータ
全体を引き抜くことが可能となり、分解及び組立作業の容易化をすることが出来る。
また、機内に流入する塵埃を低減することが可能なため、メンテナンス周期も延長するこ
とが出来る。
尚、本発明に基づく第1乃至第5の実施の形態の全閉形電動機において、第1の外周側ブ
ラケットや第1の内周側ブラケットは駆動側に設けられているものとして説明をしている
が、反駆動側に設けられていても良い。
本発明に基づく第1乃至第5の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機では、主に誘導電動
機の構造を取っているが、同期電動機や永久磁石形電動機でも良いことは言うまでもない
(第6の実施の形態)
本発明に基づく第6の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機について図を参照し詳細に
説明する。図15は、本発明に基づく第6の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機の縦断
図である。図16は、本発明に基づく第6の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機のラビ
リンス部の断面図である。尚図1乃至図14に記載したものと構造上同一のものについて
は同符号を付して説明を省略する。
本発明に基づく第6の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機は、ステータフレーム41
の長手方向両端部に軸受け4を内蔵したブラケット40と、軸受け6を内蔵したブラケッ
ト41をそれぞれ取り付けている。ステータフレーム41の内周側に円筒状のステータ鉄
心44を取り付け、このステータ鉄心44の内周側の溝に複数のステータコイル15を収
納している。ロータシャフト1の中央部にはロータ鉄心43を取り付けられている。ステ
ータフレーム41aのラビリンス部26dの機内側端部41eは、複数の羽根26eの外
周面を覆うように機内側に全周にわたり張出して形成されている。
電動機の運転時には、反駆動側の機内空間は負圧となり、外気がラビリンス部26dよ
り機内に流入しようとするが、冷却ファンの機内側壁面に設けた羽根(フィン)26eの
回転により内気を上方のラビリンス部26dの機内側端部に吹き上げ、機内側ラビリンス
端を加圧するためラビリンス26dの機外側端部よりラビリンス内に流入しようとする外
気を阻止し、外気に混入している塵埃・水分等が機内に流入することはない。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機は、機内に設けられた羽根25cよりも
小さな羽根26eをラビリンス26dの近傍に設けることることによって、外気に含まれ
る塵や埃が機内に入ることを防止する(塵埃流入防止手段)ことが出来る。また、ステー
タフレームの張り出し部41eが羽根26eの外周部を覆っているため、内規循環流の影
響を受けることなく、羽根26eによってラビリンス部を加圧することが出来る。
本実施の形態の全閉形電動機は、機内に流入する塵埃を低減することが可能なため、メン
テナンス周期も延長することが出来る。
また、本実施の形態の車両駆動用全閉形電動機においても、一方向から回転子全体を引き
抜くことが可能なので、分解及び組立作業等のメンテナンス作業を容易化することが出来
る。
(第7の実施の形態)
本発明に基づく第7の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機について図を参照し詳細に
説明する。図17は、本発明に基づく第7の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機のラビ
リンス部の断面図である。図18は、本発明に基づく第7の実施の形態の車両駆動用全閉
形電動機の変形例のラビリンス部の断面図である。尚図1乃至図16に記載したものと構
造上同一のものについては同符号を付して説明を省略する。
本発明に基づく第7の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機は、反駆動側の通風ファン
の主板45のラビリンス部26dに円周上の空間45cを設け、主板45に複数の通風案
45bを円周上放射状に空けている。この通風穴45bの内径側端は、機内空間に連通し
、外形側端は円周上の空間45cに連通している。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機の運転時には、通風ファンの主版45の
回転に伴い通風穴45bにファン作用が生じ、通風穴45bにより内気が吹き上げられ、
円周上の空間45cを加圧する。加圧された円周上の空間内の圧力はラビリンス部26d
の機内側空間と機外側空間に押し出される。
そのため、ラビリンス部26dからは、円周上の空間45cより押し出される内気によ
って機内側への空気の流入は阻止され、外気に混入する塵埃水分等も機内側に進入するこ
とはなくなる。
また、本実施の形態の車両駆動用全閉形電動機においても、一方向から回転子全体を引き
抜くことが可能なので、分解及び組立作業等のメンテナンス作業を容易化することが出来
る。
図18は、本発明に基づく第7の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機の変形例である
。図18に記載の車両駆動用全閉形電動機は、円周上の空間45cをラビリンス部26d
の機外側端部に近づけて設けるとともに、複数の通風穴45cを傾斜させて設け、機内空
間と円周上の空間45cを連通させたものである。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機は、加圧される円周上の空間45cの位
置が、ラビリンス部26dの機外側端部に近くなっているので、外気がラビリンス部26
dから進入することへの防止効果が向上する。
また、本実施の形態の車両駆動用全閉形電動機においても、一方向から回転子全体を引き
抜くことが可能なので、分解及び組立作業等のメンテナンス作業を容易化することが出来
る。
(第8の実施の形態)
本発明に基づく第8の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機について図を参照し詳細に
説明する。図19は、本発明に基づく第8の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機のラビ
リンス部の断面図である。尚図1乃至図18に記載したものと構造上同一のものについて
は同符号を付して説明を省略する。
本発明に基づく第8の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機は、駆動側の冷却ファン2
5の主板25aの外周部はブラケット40と対抗してラビリンス部25dを形成し、主板
25aの機外側壁面に羽根25bが設けてあり、冷却ファン25の主板25aの機内側壁
面に羽根25cが設けてある。ブラケット40のラビリンス部25dの機内側端40aは
、冷却ファン主板40aの機内側壁面よりWだけ機内側に張出している。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機の運転時には、通風ファンの主版25a
の回転に伴い、羽根25bも回転し、外気が外周方向に送風され、ラビリンス部25dの
機外側端よりラビリンス部内へ侵入しようとした場合でも、内気によってラビリンス部2
5d内が加圧されているため、外気の機内侵入は阻止され、塵埃・水分等の機内侵入は生
じない。
また、本実施の形態の車両駆動用全閉形電動機においても、一方向から回転子全体を引き
抜くことが可能なので、分解及び組立作業等のメンテナンス作業を容易化することが出来
る。
(第9の実施の形態)
本発明に基づく第9の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機について図を参照し詳細に
説明する。図20は、本発明に基づく第9の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機のラビ
リンス部の断面図である。尚図1乃至図19に記載したものと構造上同一のものについて
は同符号を付して説明を省略する。
本発明に基づく第9の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機は、駆動側の冷却ファンの
主板47の外周部はブラケット40と対抗して円周上のラビリンス25dを形成し、主板
47の機外側壁面に羽根47aを設けている。また、主板27の外周部でラビリンス25
dを形成している一部に切欠き37bを設けてある。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機の運転時には、通風ファンの主版25a
の回転に伴い、切欠き47bも回転しファン作用が生じ、内気が上方に押し込められ、ラ
ビリンス部25dの上方が加圧される。そのため、外気が外周方向に送風され、ラビリン
ス部25dの機外側端よりラビリンス部内へ侵入しようとした場合でも、内気によってラ
ビリンス部25d内が加圧されているため、外気の機内侵入は阻止され、塵埃・水分等の
機内侵入は生じない。
また、本実施の形態の車両駆動用全閉形電動機においても、一方向から回転子全体を引き
抜くことが可能なので、分解及び組立作業等のメンテナンス作業を容易化することが出来
る。
(第10の実施の形態)
本発明に基づく第10の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機について図を参照し詳細
に説明する。図21は、本発明に基づく第10の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機の
縦断図である。図22は、本発明に基づく第10の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機
のラビリンス部の断面図である。尚図1乃至図20に記載したものと構造上同一のものに
ついては同符号を付して説明を省略する。
本発明に基づく第10の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機において、反駆動側に設
けられたラビリンスの中央部には、円周上の空気室48cが設けられ、更にステータフレ
ーム48に固定指示された圧力導入管49によって、前記円周上の空気室48cと駆動側
の機内空間と連通している。
このように構成された車両駆動用全閉形電動機の運転時には、駆動側の冷却ファン25
の羽根25cも回転し、駆動側機内外周部空間の圧力の高い内気が、圧力導入管49を会
して、反駆動側のラビリンス内の空気室48cに流入する。
そのため、外気がラビリンス部25dの機外側端よりラビリンス部内へ侵入しようとした
場合でも、内気によって空気室48c内が加圧されているため、外気の機内侵入は阻止さ
れ、塵埃・水分等の機内侵入は生じない。
また、本実施の形態の車両駆動用全閉形電動機においても、一方向から回転子全体を引き
抜くことが可能なので、分解及び組立作業等のメンテナンス作業を容易化することが出来
る。
本発明に基づく第1の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機の正面図である。 図1のA−O縦断図である。 図1のB−O縦断図である。 図1のC−O縦断図である。 図2のD−D縦断図である。 本発明に基づく第1の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機の第1の通風ファンの正面図である。 本発明に基づく第1の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機の第2の通風ファンの正面図である。 本発明に基づく第1の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機の分解状態時の構成図である。 本発明に基づく第2の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機の縦断図である。 本発明に基づく第2の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機の部分正面図である。 本発明に基づく第3の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機の縦断図である。 本発明に基づく第4の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機の縦断図である。 図12のE−E断断図である。 本発明に基づく第5の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機のラビリンスの断面図である。 本発明に基づく第6の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機の縦断図である。 本発明に基づく第6の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機のラビリンス部の断面図である。 本発明に基づく第7の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機のラビリンス部の断面図である。 本発明に基づく第7の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機の変形例のラビリンス部の断面図である。 本発明に基づく第8の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機のラビリンス部の断面図である。 本発明に基づく第9の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機のラビリンス部の断面図である。 本発明に基づく第10の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機の縦断図である。 本発明に基づく第10の実施の形態の車両駆動用全閉形電動機のラビリンス部の断面図である。 車両駆動用電動機の正面図である。 図23のA−O縦断図である。 図23のB−O縦断図である。
符号の説明
1 ロータシャフト
2 ロータ鉄心
3 第1のブラケット
4 軸受
5 第2のブラケット
6 軸受
7 第1の通風ファン
8 第2の通風ファン
9 第1の遮蔽板
10 第3のブラケット
11 第2の遮蔽板
12 ロータバー
13 エンドリング
14 ステータ鉄心
15 ステータコイル
16 ステータフレーム
17 ボルト
18 ボルト
21 外周側ブラケット
21a 第1の外気通風路
22 内周側ブラケット
22a 第1の入気口
23 外周側ブラケット
23a 第2の外気通風路
24 内周側ブラケット
24a 入気口
25 第1の通風ファン
25a 主板
25b 羽根
25c 羽根
25d ラビリンス
26 第2の通風ファン
26a 主板
26b 羽根
26c フィン
26d ラビリンス
27 吊り工具
27a 締結ボルト
28 外周側ブラケット
28a 第1の外気通風路
28b 導入路
28c 内気導入路
29 外周側ブラケット
29a 第2の外気通風路
29b 導入路
29c 内気流入路
30 冷却器
30a 内気入口
30b 内気風道
30c 内気出口
30d 吸熱フィン
30e 放熱フィン
31 外周側ブラケット
32 外周側ブラケット
33 第1の通風ファン
33a 主板
33b 羽根
33c ガイド
34 間隙
35 ロータ鉄心押え
36 第2の通風ファン
36a 主板
36b 羽根
36c フィン
37 外周側ブラケット
37a 内気流入路
37b 第2の外気通風路
38 冷却器
38a 内気入口
38b 内気風道
38c 内気出口
38d 外気入口
38e 外気風道
38f 外気出口
39 放熱フィン
39a 放熱フィン
39b 吸熱フィン
39c 吸熱フィン
39d 放熱フィン
40 ブラケット
41 ステータフレーム
42 ブラケット
43 ロータ鉄心
44 ステータ鉄心
45 主板
45b 通風穴
45c 空間
47 主板
47a 羽根
47b 切欠き
48 ステータフレーム
48c 空気室
49 圧力導入管

Claims (15)

  1. ステータ鉄心と、
    このステータ鉄心の内周側に配置されたロータ鉄心と、
    このロータ鉄心の中心部に結合されたロータシャフトと、
    このロータシャフトを回転自在に支持する第1の軸受と、
    前記ロータシャフトを回転自在に支持する第2の軸受と、
    前記ステータ鉄心の駆動側の軸方向端部に取付けられた第1の外周側ブラケットと、
    前記第1の軸受を内蔵し、前記第1の外周側ブラケットの内周部に取付けられた第1の内
    周側ブラケットと、
    前記ステータ鉄心の反駆動側の軸方向端部に取付けられた第2の外周側ブラケットと、
    前記第2の軸受を内蔵し、前記第2の外周側ブラケットの内周部に取付けられた第2の内
    周側ブラケットと、
    前記ロータシャフトの駆動側に設けられ、前記第1の軸受の機内側に隣接するように取付
    けられた第1の主板、
    前記第1の主板の機外側側壁面に設けられた第1の外気送風用の羽根と、
    前記第1の主板の機内側側壁面に放射状に設けられた内気送風用の羽根と、
    前記第1の主板の外周部と前記第1の外周側ブラケットとの間に構成された第1のラビリ
    ンスと、
    前記ロータシャフトの反駆動側に設けられ、前記第2の軸受の機内側に隣接するように取
    付けられた第2の主板と、
    前記第2の主板の機外側側壁面に設けられた第2の外気送風用の羽根と、
    前記第2の主板の機内側側壁面に放射状に設けられた主板と、
    前記第2の主板の外周部と前記第2の外周側ブラケットとの間に構成された第2のラビリ
    ンスと、
    前記ステータ鉄心の外周近傍に軸方向に貫通する第1の通風穴と、
    前記ステータ鉄心の外周近傍に軸方向に貫通する第2の通風穴と、
    前記第1の内周側ブラケットの内径側に設けられた第1の入気口と、
    前記第1の外周側ブラケットに設けられ、その一端は前記第1の通風穴の一端と連通し、
    他端は大気に開放され、前記第1の外気送風用の羽根により送風される外気冷却風が流れ
    る第1の外気通風路と、
    前記第2の内周側ブラケットの内径側に設けられた第2の入気口と、
    前記第2の外周側ブラケットに設けられ、その一端は前記第2の通風穴の一端と連通し、
    他端は大気に開放され、前記第2の外気送風用の羽根により送風される外気冷却風が流れ
    る第2の外気通風路とを有し、
    前記第1の主板の外径寸法は、前記ロータ鉄心の外径寸法以上かつ前記第1の内周側ブラ
    ケットの外径寸法以下であることと、
    前記第2の主板の外径寸法は、前記ロータ鉄心の外径寸法以下かつ前記第2の内周側ブラ
    ケットの外径寸法以上であることを特徴とする車両駆動用全閉形電動機。
  2. 前記請求項1記載の車両駆動用全閉形電動機において、
    前記ステータ鉄心の外周近傍に設けられ、前記ステータ鉄心を軸方向に貫通する第3の通
    風穴とを有し、
    前記第3の通風穴の一端は、駆動側の機内空間に連通し、前記第3の通風穴の他端は、反
    駆動側の機内空間に連通することを特徴とする車両駆動用全閉形電動機。
  3. 前記請求項1記載の車両駆動用全閉形電動機において、
    当該車両駆動用全閉形電動機の外部に設けられ、軸方向に延びる冷却風道を有する冷却器
    と、
    前記冷却器に設けられた冷却風道の一端は、駆動側の機内空間と連通し、前記冷却器に設
    けられた冷却風道の他端は、反駆動側の機内空間と連通し、前記冷却器に設けられた冷却
    風道の内壁面に吸熱フィンを設け、前記冷却器に設けられた冷却風道の外壁面には、放熱
    フィンを設けたことを特徴とする車両駆動用全閉形電動機。
  4. 前記請求項1記載の車両駆動用全閉形電動機において、
    当該車両駆動用全閉形電動機の外部に設けられ、軸方向に延びる内気風道と軸方向に延び
    る外気風道を有する冷却器と、
    前記冷却器の内気風道の一端は、駆動側の機内空間と連通し、前記冷却器の内気風道の他
    端は、反駆動側の機内空間と連通されていることと、
    前記冷却器の外気風道の一端は、前記第2の外周側ブラケットに設けられた前記第2の外
    気通風路と連通し、前記外気風道の他端は、大気に開放されていることと、
    前記冷却器の内気風道と前記冷却器の外気風道の内壁面及び外壁面に設けられた冷却フィ
    ンとを備えることを特徴とする車両駆動用全閉形電動機。
  5. ステータ鉄心と、
    このステータ鉄心の内周側に配置されたロータ鉄心と、
    このロータ鉄心の中心部に結合されたロータシャフトと、
    このロータシャフトを回転自在に支持する第1の軸受と、
    前記ロータシャフトを回転自在に支持する第2の軸受と、
    前記ステータ鉄心の駆動側の軸方向端部に取付けられた第1の外周側ブラケットと、
    前記第1の軸受を内蔵し、前記第1の外周側ブラケットの内周部に取付けられた第1の内
    周側ブラケットと、
    前記ステータ鉄心の反駆動側の軸方向端部に取付けられた第2の外周側ブラケットと、
    前記第2の軸受を内蔵し、前記第2の外周側ブラケットの内周部に取付けられた第2の内
    周側ブラケットと、
    前記ロータシャフトの駆動側に設けられ、前記第1の軸受の機内側に隣接するように取付
    けられた第1の主板と、
    前記第1の主板の機外側側壁面に設けられた第1の外気送風用の羽根と、
    前記第1の主板の機内側側壁面に放射状に設けられた内気送風用の羽根と、
    前記第1の主板の外周部と前記第1の外周側ブラケットとの間に構成された第1のラビリ
    ンスと、
    前記ロータシャフトの反駆動側に設けられ、前記第2の軸受の機内側に隣接するように取
    付けられた第2の主板と、
    前記第2の主板の機外側側壁面に設けられた第2の外気送風用の羽根と、
    前記第2の主板の機内側側壁面に放射状に設けられた主板と、
    前記第2の主板の外周部と前記第2の外周側ブラケットとの間に構成された第2のラビリ
    ンスと、
    前記ステータ鉄心に設けられ、前記ステータ鉄心の外周近傍に軸方向に貫通する第1の通
    風穴と、
    前記第1の内周側ブラケットの内径側に設けられた第1の入気口と、
    当該車両駆動用全閉形電動機の外部に設けられ、軸方向に延びる内気風道と軸方向に延び
    る外気風道を有する冷却器と、
    前記第1の外周側ブラケットに設けられ、その一端は前記第1の通風穴の一端と連通し、
    他端は大気に開放され、前記第1の主板により送風される外気冷却風が流れる第1の外気
    通風路と、
    前記第2の内周側ブラケットの内径側に設けられた第2の入気口と、
    前記第1の主板の外径寸法は、前記ロータ鉄心の外径寸法以上かつ前記第1の内周側ブラ
    ケットの外径寸法以下であることと、
    前記第2の主板の外径寸法は、前記ロータ鉄心の外径寸法以下かつ前記第2の内周側ブラ
    ケットの外径寸法以上であることと、
    前記冷却器の内気風道の一端は、駆動側の機内空間と連通し、前記冷却器の内気風道の他
    端は、反駆動側の機内空間と連通されていることと、
    前記冷却器の外気風道の一端は、前記第2の外周側ブラケットに設けられた前記第2の外
    気通風路と連通し、前記外気風道の他端は、大気に開放されていることと、
    前記冷却器の内気風道と前記冷却器の外気風道の内壁面及び外壁面に設けられた冷却フィ
    ンとを備えることを特徴とする車両駆動用全閉形電動機。
  6. 前記請求項1乃至請求項5記載の車両駆動用全閉形電動機において、
    前記第2の主板の機内側壁面に設けられた吸熱フィンを備えることを特徴とする車両駆動
    用全閉形電動機。
  7. 前記請求項1乃至請求項6記載の車両駆動用全閉形電動機において、
    前記第1の主板と前記第1の外周側ブラケットの間に設けられ、軸方向に互いに入り込ん
    だ凸凹状の第1のラビリンスと、
    前記第2の主板と前記第2の外周側ブラケットの間に設けられ、軸方向に互いに入り込ん
    だ凸凹状の第2のラビリンスとを備えることを特徴とする車両駆動用全閉形電動機。
  8. ステータ鉄心と、
    このステータ鉄心の内周側に配置されたロータ鉄心と、
    このロータ鉄心の中心部に結合されたロータシャフトと、
    このロータシャフトを回転自在に支持する第1の軸受と、
    前記ロータシャフトを回転自在に支持する第2の軸受と、
    前記ステータ鉄心の駆動側の軸方向端部に取付けられた第1の外周側ブラケットと、
    前記第1の軸受を内蔵し、前記第1の外周側ブラケットの内周部に取付けられた第1の内
    周側ブラケットと、
    前記ステータ鉄心の反駆動側の軸方向端部に取付けられた第2の外周側ブラケットと、
    前記第2の軸受を内蔵し、前記第2の外周側ブラケットの内周部に取付けられた第2の内
    周側ブラケットと、
    前記ロータシャフトの駆動側に設けられ、前記第1の軸受の機内側に隣接するように取付
    けられた第1の主板と、
    前記ロータシャフトの反駆動側に設けられ、前記第2の軸受の機内側に隣接するように取
    付けられた第2の主板とを有し、
    前記第1の主板の外径寸法は、前記ロータ鉄心の外径寸法以上かつ前記第1の内周側ブラ
    ケットの外径寸法以下であることと、
    前記第2の主板の外径寸法は、前記ロータ鉄心の外径寸法以下かつ前記第2の内周側ブラ
    ケットの外径寸法以上であることを特徴とする車両駆動用全閉形電動機。
  9. 前記請求項8記載の車両駆動用全閉形電動機において、
    前記第1の主板又は前記第2の主板は、円周上に溝を有することを特徴とする車両駆動用
    全閉形電動機。
  10. 回転子の一端を回転自在に支持する第1の軸受と、
    回転子の他端を回転自在に支持する第2の軸受と、
    固定子の一端に取付けられた第1の外周側ブラケットと、
    固定子の他端に取付けられた第2の外周側ブラケットと、
    前記第1の軸受を内蔵し、前記第1の外周側ブラケットの内周部に取付けられ、回転子の
    外径寸法以上の外径寸法をもつ第1の内周側ブラケットと、
    前記第2の軸受を内蔵し、前記第2の外周側ブラケットの内周部に取付けられ、回転子の
    外形寸法以下の外形寸法をもつ第2の内周側ブラケットとを有し、
    回転子又は固定子を一方向から引き抜き、回転子と固定子に分離可能であることを特徴と
    する車両駆動用全閉形電動機。
  11. ステータ鉄心と、
    このステータ鉄心の内周側に配置されたロータ鉄心と、
    このロータ鉄心の中心部に結合されたロータシャフトと、
    このロータシャフトを回転自在に支持する第1の軸受と、
    前記ロータシャフトを回転自在に支持する第2の軸受と、
    前記ステータ鉄心の駆動側の軸方向端部に取付けられた第1の外周側ブラケットと、
    前記第1の軸受を内蔵し、前記第1の外周側ブラケットの内周部に取付けられた第1の内
    周側ブラケットと、
    前記ステータ鉄心の反駆動側の軸方向端部に取付けられた第2の外周側ブラケットと、
    前記第2の軸受を内蔵し、前記第2の外周側ブラケットの内周部に取付けられた第2の内
    周側ブラケットと、
    前記ロータシャフトの駆動側に設けられ、前記第1の軸受の機内側に隣接するように取付
    けられた第1の主板と、
    前記ロータシャフトの反駆動側に設けられ、前記第2の軸受の機内側に隣接するように取
    付けられた第2の主板と、
    前記第1の主板の機内側側面に設けられた第1の羽根と、
    前記第2の主板の機内側側面に設けられ、前記第1の羽根よりも小さな第2の羽根とを有
    し、
    前記第1の主板の外径寸法は、前記ロータ鉄心の外径寸法以上かつ前記第1の内周側ブラ
    ケットの外径寸法以下であることと、
    前記第2の主板の外径寸法は、前記ロータ鉄心の外径寸法以下かつ前記第2の内周側ブラ
    ケットの外径寸法以上であることを特徴とする車両駆動用全閉形電動機。
  12. 回転子の一端を回転自在に支持する第1の軸受と、
    回転子の他端を回転自在に支持する第2の軸受と、
    固定子の一端に取付けられた第1のブラケットと、
    固定子の他端に取付けられた第2のブラケットと、
    前記回転子の駆動側に設けられ、前記第1の軸受の機内側に隣接するように取付けられ、
    前記回転子の駆動に伴い回転する第1の主板と、
    前記回転子の反駆動側に設けられ、前記第2の軸受の機内側に隣接するように取付けられ
    、前記回転子の駆動に伴い回転する第2の主板とを有し、
    当該車両駆動用全閉形電動機の機内空間と当該車両駆動用全閉形電動機の機外空間は、前
    記第1のブラケット、前記第1の主板、前記第2のブラケット及び前記第2の主板、によ
    って隔てられ、
    回転子又は固定子を一方向から引き抜き、回転子と固定子に分離可能であることを特徴と
    する車両駆動用全閉形電動機。
  13. 前記請求項12記載の車両駆動用全閉形電動機において、
    機外空間から機内空間に塵埃が流入することを防止する塵埃流入防止手段を備えたことを
    特徴とする車両駆動用全閉形電動機。
  14. 前記請求項13記載の車両駆動用全閉形電動機において、
    前記塵埃防止手段は、前記第2の主板と前記第2のブラケットの間に形成されたラビリン
    スから機外空間へ機内の空気を吐き出すものであることを特徴とする車両駆動用全閉形電
    動機。
  15. 前記請求項12記載の車両駆動用全閉形電動機において、
    前記第2の主板と前記第2のブラケットの間に形成されたラビリンスと、
    前記ラビリンスと駆動側の機内空間を連通する圧力導入管とを有し、
    前記圧力導入管を介して駆動側の機内空気が前記ラビリンスに流入することを特徴とする
    車両駆動用全閉形電動機。
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