JP2012050172A - 全閉型主電動機 - Google Patents

全閉型主電動機 Download PDF

Info

Publication number
JP2012050172A
JP2012050172A JP2010187253A JP2010187253A JP2012050172A JP 2012050172 A JP2012050172 A JP 2012050172A JP 2010187253 A JP2010187253 A JP 2010187253A JP 2010187253 A JP2010187253 A JP 2010187253A JP 2012050172 A JP2012050172 A JP 2012050172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
thrust force
frame
receive
stator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010187253A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5597481B2 (ja
Inventor
Takashi Nagayama
孝 永山
Minoru Kitamura
稔 喜多村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2010187253A priority Critical patent/JP5597481B2/ja
Publication of JP2012050172A publication Critical patent/JP2012050172A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5597481B2 publication Critical patent/JP5597481B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

【課題】組み立て作業時のグリース吐出しが防止できる構造を備えた全閉型電動機。
【解決手段】実施の形態の全閉型電動機は、ステータ鉄心を円筒フレーム1の内径に嵌合させ、ステータ鉄心の内周側にロータ鉄心7を配置し、円筒フレームの一端部にベアリングブラケット2を介してスラスト力を受け止められない軸受4を配設し、円筒フレームの他端部を中心側に延ばして、ハウジング3を介してスラスト力を受け止められる軸受5を配設し、ロータ鉄心の中心部を、両軸受で回転自在に支承されたシャフト6に取り付け、ロータ鉄心7の両側に配置された鉄心押え8に密着して仕切り円板9,10を配設し、スラスト力を受け止められる軸受5側は仕切り円板10とフレーム1との間に、スラスト力を受け止められない軸受4側は仕切り円板9とフレーム1に設けた仕切り板19との間にラビリンスAを構成し、全閉構造にしたものである。
【選択図】 図1

Description

実施の形態は、鉄道車両を駆動する車両用全閉型主電動機に関する。
一般に鉄道車両(以下、「車両」と呼ぶ)では、車体の下に配置された台車に主電動機(以下、「電動機」と呼ぶ)を装荷して、この電動機の回転力を継手(カップリング)と歯車装置を介して車輪に伝達し、車両を走行させている。
従来のこの種の電動機は、全閉型で機内(電動機の内部)を外部と遮断して、外気に含まれる塵埃、油等が機内に入らない構造にして、電動機の保守軽減(機内清掃レス)や汚れによる品質の低下を防止できるものとしている。また、ラビリンス部に軸受潤滑グリースと同等または類似のグリースを塗布、充填して塵埃侵入防止の効果をアップする対策をとっている。
しかしながら、従来例によれば、ラビリンス屈曲部に入れたグリースが電動機組立時の作業でほとんど排出されてしまうため、電動機を使用する場合は、グリースによる塵埃侵入防止効果がほとんど無くなる問題点があった。
特開2008−099491号公報
本発明は、上記従来の技術的課題に鑑みてなされたもので、組み立て作業時のグリース吐出しが防止できる構造を備えた全閉型電動機を提供することを目的とする。
実施の形態の全閉型電動機は、ステータ鉄心が円筒状のフレームの内周に取り付けられた構造の固定子と、前記ステータ鉄心の内周側に配置されたロータ鉄心と、前記フレームの一側端部に、ベアリングブラケットを介して配設された、スラスト力を受け止められない軸受と、前記フレームの他側端部を中心側に延長して形成した延長部の内周端部に、ハウジングを介して配設された、スラスト力を受け止められる軸受と、前記ロータ鉄心が取り付けられ、かつ前記スラスト力を受け止められない軸受とスラスト力を受け止められる軸受とで回転自在に支承されたシャフトと、前記ロータ鉄心の両側それぞれに固定された仕切り円板とで構成され、前記スラスト力を受け止められない軸受側は前記一方の仕切り円板の外周端部と前記フレームの一側端部に設けた仕切り板の内周端部との間に、前記スラスト力を受け止められる軸受側は前記他方の仕切り円板の外周端部と前記フレームの延長部の内周端部との間に、それぞれラビリンスを形成し、該ラビリンスにグリースを充填したことを特徴とする。
第1の実施の形態の全閉型電動機の断面図。 上記実施の形態の全閉型電動機の回転子の分解の状態の断面図。 第2の実施の形態の内部循環風を有する外扇形の全閉型電動機の断面図。 上記実施の形態の全閉型電動機の回転子の分解状態の断面図。 第3の実施の形態の内部循環風を有しない外扇形の全閉型電動機の断面図。
以下、実施の形態を図に基づいて詳説する。
[第1の実施の形態]
図1に示す第1の実施の形態の全閉型電動機は、固定部材である円筒状のフレーム1の一端側にベアリングブラケット2を、またフレーム1の他端側から中心側に延長した延長部1Aの中央部にハウジング3を取り付け、このベアリングブラケット2とハウジング3とのそれぞれの中心部に設けたころ軸受4、玉軸受5によってロータシャフト6を回転自在に支持している。ロータシャフト6の軸方向の中心部分にロータ鉄心7を固定し、このロータ鉄心7の内部の外周部に永久磁石(表示せず)を取り付けて回転子31を構成している。また、ロータ鉄心7の両端部には鉄心押え8,8を固定し、この鉄心押え8,8には仕切り円板9,10を固着している。尚、玉軸受5は鍔付きころ軸受であってもよく、スラスト力を受け止められる、軸方向に移動しない軸受として用いている。他方、ころ軸受4は、スラスト力を受け止められない、軸方向に移動できる軸受として用いている。したがって、同様の作用をする軸受手段であれば、他のものにて代用し得る。これは、他の実施の形態でも同様である。
フレーム1の内周部には、ステータ鉄心11を取り付け、このステータ鉄心11の内周側に形成された多数の溝の中にステータコイル12を収納して固定子30を構成している。ステータコイル12のコイルエンド部は、ステータ鉄心11の両側に張り出した形となっている。
ステータ鉄心11の内周面とロータ鉄心7の外周面との間には、一様な空隙13を形成してあり、この電動機の運転時には、ステータコイル12に電流が流れ磁力の吸引、反発力で回転子31が回転し、ロータシャフト6が回転力を出力する。
一方、フレーム1の一側の端部内に仕切り板19を取り付け、この仕切り板19の内周縁部と仕切り円板9の外周縁部との間に、屈曲した微小隙間で構成されるラビリンスAを形成している。同時に、仕切り円板10の外周縁部とフレーム1の他側の延長部1Aの内周縁部との間にも同様のラビリンスAを形成している。このラビリンスAにはグリースが塗り込まれる。これらラビリンスAを構成する部材の材料には、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金を用いている。
本実施の形態の全閉型電動機は、ステータコイル12、ステータ鉄心11、ロータ鉄心7等をフレーム1、仕切り板19、仕切り円板9,10、鉄心押え8,8で囲い込み、外部と略遮断された「電動機の機内」を構成し、この機内への外気の侵入を防止し、外気に含まれる塵埃、油等が機内に入らない構造としている。
さらに、ころ軸受4、玉軸受5の周りも、主に屈曲形のラビリンス構成としている。すなわち、固定部材である端フタ14,15及びベアリングブラケット2、ハウジング3と回転部材であるカラー16,17,18との間にラビリンスBを形成し、外気に含まれる塵埃から軸受4,5及び軸受内にある潤滑グリースを保護している。
反駆動側の軸端部(図1において左端)は、端フタ15で塞いで外部と遮断している。また、仕切り円板9,10には羽根9A,10Aが設けてあり、回転子31が回転すると仕切り円板9,10の羽根9A,10Aの通風作用で軸受部周りに、矢印X1,X2のように外気を導入して、軸受部及び回転子を冷却する構造としている。
このように構成された第1の実施の形態の全閉型電動機は、ロータシャフト6の一端(図1では右端)を機外に突出させ、その突出部に駆動用歯車装置と結合するための継手(表示せず)を取り付け、電動機の回転力を車輪(表示せず)に伝え、鉄道車両を駆動するように組み付ける。
本実施の形態の全閉型電動機では、回転子31、固定子30間で軸方向に相対移動できるころ軸受4を支持しているベアリングブラケット2がころ軸受4と共に移動しても、仕切り円板9は仕切板19に対して移動しない。そのため、この仕切り円板9の外周縁部とフレーム1内に固定されている仕切り板19の内周縁部との間に形成されているラビリンスAの部分で仕切り円板9と仕切り板19との間に軸方向の相対移動が起こらない。この結果、本実施の形態の場合、機内と機外を仕切るラビリンスA内の軸方向隙間内に充填されたグリースが電動機組立て作業時に排出されることがない。尚、軸受周りのラビリンスBでは相対移動が起こるが、軸受部内に充填されるグリース量が多いために、軸受4,5と機外との間のラビリンスBの塵埃侵入防止効果の低下は少ないものである。
図2は、図1に示した本実施の形態の全閉型電動機について、その回転子31の引抜き(分解)、挿入(組立て)状態を示すもので、図2において右側から、ステータ鉄心11、ステータコイル12、仕切り板19が取り付けられているフレーム1に対して回転子31を挿入し、また右側に引抜くことで組立て、分解ができる。
[第2の実施の形態]
図3、図4を参照して第2の実施の形態の全閉型電動機について説明する。本実施の形態にあって、図1、図2に示した第1の実施の形態と共通し、若しくは類似する要素には同一若しくは類似する符号を付して示してある。
本実施の形態は、内部循環ファン20と外扇ファン21を有した全閉型誘導電動機であり、内部循環ファン20と外扇ファン21の中間に位置する主板22(仕切り円板に相当)とブラケット23との突き合う部分間にラビリンスCを形成し、同時に反対側の仕切り円板10とブラケット24との突き合う部分間にもラビリンスCを形成したことを特徴とする。図3において、白矢印X3が外気で冷す外扇風、黒矢印X4が内部循環風である。
本実施の形態にあって、円筒体の固定子30に対してその一側にブラケット23を取り付け、その他側にも別のブラケット24を取り付けている。ステータ鉄心11の外周近くに軸方向の内部循環用の通風孔11a、外気通過用の通風孔11bを、内部循環風X4用と外扇風X3用とに周方向に適宜の配列、例えば交互に等間隔で形成してある。そして、ブラケット23にはそれぞれの通風孔11aに連通する通気孔23a、通風孔11bに連通する通気孔23bを形成してある。他方のブラケット24にも、通風孔11aに連通して機内に循環風X4を戻す通気孔24a、外扇風X3を外部に排気する通気孔24bを形成してある。
回転子31については、ロータ鉄心7とその両端の鉄心押え8に通風孔7a,8aを形成し、内部循環風X4の通過によりロータ鉄心7を冷却する構成にしている。この回転子31にはベアリングブラケット2′を一側に取り付け、このベアリングブラケット2′を固定子30側のブラケット23と組み付けることによって外扇風X3の通気路を形成するようにしている。
図4に示すように、固定子30に対して回転子31を挿入して組み立てるには、必要な部材の組付けが完了した回転子31を図4において右側から固定子30の内部に挿入する。この際、両側のラビリンスCの部分では、固定子30側が図において右あき、回転子31が左あきとなっているので、支障なく組み立てることができる。固定子30から回転子31を分解するときには、逆に回転子31を固定子30から図において右方向に引き抜くことにより行うことができる。
本実施の形態の全閉型電動機では、回転子31、固定子30間で軸方向に相対移動できるころ軸受4を支持しているベアリングブラケット2′がころ軸受4と共に移動しても、主板22の外周縁部と固定子30側のブラケット23の内周縁部との間に形成されているラビリンスCの部分で主板22とブラケット23との間に軸方向の相対移動が起こらない。この結果、本実施の形態でも、機内と機外を仕切るラビリンスC内の軸方向隙間内に充填されたグリースが電動機組立て作業時に排出されることがない。尚、軸受周りのラビリンスBでは相対移動が起こるが、軸受部の内に充填されるグリース量が多いために、軸受4,5と機外との間のラビリンスBの塵埃侵入防止効果の低下は少ないものである。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態の全閉型電動機を、図5を用いて説明する。本実施の形態にあっても、図1、図2に示した第1の実施の形態、図3、図4に示した第2の実施の形態と共通し、若しくは類似する要素には同一若しくは類似する符号を用いて説明する。
本実施の形態は、冷却風が内部循環しない、外気冷却だけの全閉型誘導電動機である。そのため、第2の実施の形態のようにステータ鉄心11内に通風孔11aがなく、ロータ鉄心7内にも通風孔7aがない。
固定子30の一側のブラケット23′には外気通風孔23′bが形成してあり、またステータ鉄心11の外周部近くには通風孔11bが形成してある。
回転子側31は、その一側に第2の実施の形態と類似し、外扇ファン21′の形成された主板22′が取り付けてあり、この主板22′と固定子30側のブラケット23′との突き合う部分との間でラビリンスDを形成している。この回転子31にも、ベアリングブラケット2″を一側に取り付け、このベアリングブラケット2″を固定子30側のブラケット23′と組み付けることによって外扇風X5の通気路23′bを形成するようにしている。
固定子30の他側のブラケット24′は、ラビリンス構成なしに回転子31の他側のハウジング3に固定してある。
この実施の形態の場合には、回転子31の回転により、白矢印X5に示すように外気が片側のブラケット23′内に取り込まれ、外扇ファン21′によりブラケット23′内の通気孔23′b、ステータ鉄心11内の通風孔11bを通過して機内外を冷却する。
本実施の形態にあっては、固定子30に対して回転子31を挿入して組み立てるには、必要な部材の組付けが完了した回転子31を図5において右側から固定子30の内部に挿入し、図示の状態にする。この際、片側のラビリンスDの部分では、固定子30側が図において右あき、回転子31が左あきとなっているので、支障なく組み立てることができる。固定子30から回転子31を分解するときには、図5に示した完成状態から逆に回転子31を固定子30から右方向に引き抜くことにより行うことができる。
本実施の形態の全閉型電動機では、回転子31、固定子30間で軸方向に相対移動できるころ軸受4を支持しているベアリングブラケット2″がころ軸受4と共に移動しても、主板22′の外周縁部と固定子30側のブラケット23′の内周縁部との間に形成されているラビリンスDの部分で主板22′とブラケット23′との間に軸方向の相対移動が起こらない。この結果、本実施の形態の場合にも、機内と機外を仕切るラビリンスD内の軸方向隙間内に充填されたグリースが電動機組立て作業時に排出されることがない。尚、軸受周りのラビリンスBで相対移動が起こるが、軸受部の内に充填されるグリース量が多いために、軸受4,5と機外との間のラビリンスBの塵埃侵入防止効果の低下は少ないものである。
尚、一般に、回転子側の仕切り円板又はそれに相当する主板と固定子または固定子に相当する固定部材から延出された部材との間にラビリンスを形成するようにした全閉型電動機であれば、本実施の形態の上記ラビリンス構成A,C又はDを採用できる。
また、本実施の形態において、機内と機外に構成されたラビリンスは、他の部分と同じ寸法にしなくてもよく、より深いもの、深いものと同じ寸法のものとを組み合わせてもよい。また、玉軸受の代わりに、つば付ころ軸受で構成してもよい。また、上記の実施の形態では、ラビリンスの屈曲数は2段で説明したが、3段以上でもよい。また、上記の実施の形態では、仕切り円板若しくは主板に羽根を付けたもので説明したが、冷却性能に余裕があるものであれば、羽根のない仕切り円板若しくは主板を採用することもできる。そしてその場合には、冷却通路を少なくできるので、車両用電動機であれば特に活用スペースが大きくすることができる。また、径方向隙間は約0.5mmとすることができるが、これを複数の隙間を組合せて構成してもよい。また、上記の実施の形態は、永久磁石電動機で説明したが、誘導電動機の場合でも実施できる。また、上記の実施の形態は、フレームの有る構造に採用したものであるが、より出力の増すフレームレス構造で構成してもよい。
1 フレーム
2,2′,2″ ベアリングブラケット
3 ハウジング
4 ころ軸受
5 玉軸受
6 シャフト
7 ロータ鉄心
8 鉄心押え
9 仕切り円板
11 ステータ鉄心
12 コイル
13 ギャップ
14,15 端フタ
16,17,18 カラー
20 内部循環ファン
21,21′ 外扇ファン
22,22′ 主板
23,23′ ブラケット
24,24′ ブラケット
30 固定子
31 回転子

Claims (5)

  1. ステータ鉄心が円筒フレームの内周に取り付けられた構造の固定子と、
    前記ステータ鉄心の内周側に配置されたロータ鉄心と、
    前記フレームの一側端部に、ベアリングブラケットを介して配設された、スラトス力を受け止められない軸受と、
    前記フレームの他側端部を中心側に延長して形成した延長部の内周端部に、ハウジングを介して配設された、スラスト力を受け止められる軸受と、
    前記ロータ鉄心が取り付けられ、かつ前記スラスト力を受け止められない軸受とスラスト力を受け止められる軸受とで回転自在に支承されたシャフトと、
    前記ロータ鉄心の両側それぞれに固定された仕切り円板とを備え、
    前記スラスト力を受け止められない軸受側は前記一方の仕切り円板の外周端部と前記フレームの一側端部に設けた仕切り板の内周端部との間に、前記スラスト力を受け止められる軸受側は前記他方の仕切り円板の外周端部と前記フレームの延長部の内周端部との間に、それぞれラビリンスを形成し、該ラビリンスにグリースを充填したことを特徴とする全閉型電動機。
  2. ステータ鉄心が円筒フレームの内周に取り付けられ、前記フレームの両側それぞれにブラケットを取り付けた構造の固定子と、
    前記ステータ鉄心の内周側に配置されたロータ鉄心と、
    前記フレームの一側のブラケットに、ベアリングブラケットを介して配設された、スラスト力を受け止められない軸受と、
    前記フレームの他側のブラケットの内周端部に、ハウジングを介して配設されたスラスト力を受け止められる軸受と、
    前記ロータ鉄心が取り付けられ、かつ前記スラスト力を受け止められない軸受とスラスト力を受け止められる軸受とで回転自在に支承されたシャフトと、
    前記ロータ鉄心の両側それぞれに固定された仕切り円板とを備え、
    前記スラスト力を受け止められない軸受側は前記一方の仕切り円板の外周端部と前記フレームの一側のブラケットの内周端部との間に、前記スラスト力を受け止められる軸受側は前記他方の仕切り円板の外周端部と前記フレームの他側のブラケットの内周端部との間に、それぞれラビリンスを形成し、該ラビリンスにグリースを充填したことを特徴とする全閉型電動機。
  3. ステータ鉄心が円筒フレームの内周に取り付けられ、前記フレームの両側それぞれにブラケットを取り付けた構造の固定子と、
    前記ステータ鉄心の内周側に配置されたロータ鉄心と、
    前記フレームの一側のブラケットに、ベアリングブラケットを介して配設された、スラスト力を受け止められない軸受と、
    前記フレームの他側のブラケットの内周端部に、ハウジングを介して配設された、スラスト力を受け止められる軸受と、
    前記ロータ鉄心が取り付けられ、かつ前記スラスト力を受け止められない軸受とスラスト力を受け止められる軸受とで回転自在に支承されたシャフトと、
    前記ロータ鉄心の前記スラスト力を受け止められない軸受側に固定された仕切り円板とを備え、
    前記スラスト力を受け止められない軸受側の仕切り円板の外周端部と前記フレームの一側のブラケットの内周端部との間に、ラビリンスを形成し、該ラビリンスにグリースを充填したことを特徴とする全閉型電動機。
  4. 前記一方の仕切り円板の表裏両側又は表側に羽根を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の全閉型電動機。
  5. 前記ラビリンスは、前記固定子に対して前記シャフトを前記スラスト力を受け止められない軸受側から挿抜可能な形状にしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の全閉型電動機。
JP2010187253A 2010-08-24 2010-08-24 全閉型主電動機 Active JP5597481B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010187253A JP5597481B2 (ja) 2010-08-24 2010-08-24 全閉型主電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010187253A JP5597481B2 (ja) 2010-08-24 2010-08-24 全閉型主電動機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012050172A true JP2012050172A (ja) 2012-03-08
JP5597481B2 JP5597481B2 (ja) 2014-10-01

Family

ID=45904395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010187253A Active JP5597481B2 (ja) 2010-08-24 2010-08-24 全閉型主電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5597481B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102832744A (zh) * 2012-09-05 2012-12-19 江苏常牵庞巴迪牵引系统有限公司 设在电机出风口端的冷却装置
JP5599539B1 (ja) * 2014-02-07 2014-10-01 三菱電機株式会社 全閉形主電動機
WO2014207966A1 (en) 2013-06-27 2014-12-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Motor for vehicle and railway vehicle
WO2015145578A1 (ja) * 2014-03-25 2015-10-01 三菱電機株式会社 全閉形主電動機
JPWO2017081806A1 (ja) * 2015-11-13 2018-06-14 株式会社日立製作所 Mems素子およびその製造方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01180161U (ja) * 1988-06-09 1989-12-25
JP2003172458A (ja) * 2001-12-10 2003-06-20 Toshiba Corp 車両用主電動機の軸受装置
JP2005333795A (ja) * 2004-04-23 2005-12-02 Toshiba Corp 車両駆動用全閉形電動機
JP2008220054A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Toshiba Corp 車両駆動用全閉型電動機
JP2010093932A (ja) * 2008-10-07 2010-04-22 Toshiba Corp 電動機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01180161U (ja) * 1988-06-09 1989-12-25
JP2003172458A (ja) * 2001-12-10 2003-06-20 Toshiba Corp 車両用主電動機の軸受装置
JP2005333795A (ja) * 2004-04-23 2005-12-02 Toshiba Corp 車両駆動用全閉形電動機
JP2008220054A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Toshiba Corp 車両駆動用全閉型電動機
JP2010093932A (ja) * 2008-10-07 2010-04-22 Toshiba Corp 電動機

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102832744A (zh) * 2012-09-05 2012-12-19 江苏常牵庞巴迪牵引系统有限公司 设在电机出风口端的冷却装置
WO2014207966A1 (en) 2013-06-27 2014-12-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Motor for vehicle and railway vehicle
JP2015012669A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 株式会社東芝 車両用電動機及び鉄道車両
JP5599539B1 (ja) * 2014-02-07 2014-10-01 三菱電機株式会社 全閉形主電動機
WO2015118660A1 (ja) * 2014-02-07 2015-08-13 三菱電機株式会社 全閉形主電動機
EP3093962A4 (en) * 2014-02-07 2017-09-13 Mitsubishi Electric Corporation Totally enclosed main motor
US10418882B2 (en) 2014-02-07 2019-09-17 Mitsubishi Electric Corporation Traction motor with cooling fan for improved cooling flow
WO2015145578A1 (ja) * 2014-03-25 2015-10-01 三菱電機株式会社 全閉形主電動機
JP5968575B2 (ja) * 2014-03-25 2016-08-10 三菱電機株式会社 全閉形主電動機
US10103601B2 (en) 2014-03-25 2018-10-16 Mitsubishi Electric Corporation Totally-enclosed main motor
JPWO2017081806A1 (ja) * 2015-11-13 2018-06-14 株式会社日立製作所 Mems素子およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5597481B2 (ja) 2014-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4939894B2 (ja) 電動機
JP4686228B2 (ja) 全閉外扇形電動機
JP5597481B2 (ja) 全閉型主電動機
US9859773B2 (en) Ceiling fan motor
JP5297236B2 (ja) 車両用全閉形主電動機
US20010017498A1 (en) Totally enclosed type driving electric motor
US10418882B2 (en) Traction motor with cooling fan for improved cooling flow
JP2011172421A (ja) 電動機
JP5475606B2 (ja) 全閉形主電動機
JP4891688B2 (ja) 全閉形電動機
US20140125166A1 (en) Rotating electrical machine
JP4928986B2 (ja) 車両駆動用全閉型電動機
JP2002027708A (ja) 全閉形駆動電動機
JP2011205894A (ja) 全閉形電動機
JP2010126325A (ja) エレベータ用巻上機
JP4423271B2 (ja) 電動機
JP5714188B1 (ja) 全閉形主電動機
JP6009830B2 (ja) 全閉形電動機
JP2009273222A (ja) 電動モータ
JP2012070549A (ja) 全閉形電動機装置
JP2980351B2 (ja) スピンドルモータ
KR101827246B1 (ko) 코어팬 일체형 스러스트 러너를 갖는 공기 압축기
JP2010041885A (ja) 電動駆動装置およびアキシャルエアギャップ型電動機
JP2022144771A (ja) 全閉型電動機及び駆動システム
KR101961615B1 (ko) 전동모터

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140107

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140303

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140715

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140811

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5597481

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151