JP2014103762A - 電動機 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動機の冷却性能を向上させる。
【解決手段】実施形態の電動機は、ステータ鉄心と回転軸と回転子と第一の覆部と第二の覆部と第一のファンと第二のファンとを備えた。前記ステータ鉄心は、第一の端部と前記第一の端部の反対側の第二の端部とを有した。前記ステータ鉄心には、第一の通気路が設けられた。前記第一の覆部は、前記第一の端部を覆う位置に設けられ、第一の通気口と、前記第一の通気路に通じた第二の通気路とが設けられ、前記回転軸を支持した。前記第二の覆部は、前記第二の端部を覆う位置に設けられ、第二の通気口と、前記第一の通気路に通じた第三の通気路とが設けられ、前記回転軸を支持した。前記第一のファンは、前記第二の通気路内に位置された第一の羽根を有し、前記回転軸に設けられた。前記第二のファンは、前記第三の通気路内に位置された第二の羽根を有し、前記回転軸に設けられた。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電動機に関する。
従来、ステータ鉄心に設けられた通風路にファンによって外気を導入することで、機内を冷却する密閉型の電動機が知られている。
特開2003−143800号公報
この種の電動機では、機内をより冷却することができることが望まれている。
実施形態の電動機は、ステータ鉄心と、回転軸と、回転子と、第一の覆部と、第二の覆部と、第一のファンと、第二のファンと、を備えた。前記ステータ鉄心は、筒状である。前記ステータ鉄心は、第一の端部と前記第一の端部の反対側の第二の端部とを有した。前記ステータ鉄心には、第一の通気路と、前記第一の端部と前記第二の端部とに亘った挿入孔と、が設けられた。前記回転軸は、前記挿入孔に挿通された。前記回転子は、少なくとも一部が前記挿入孔内に位置され、前記回転軸に設けられた。前記第一の覆部は、前記第一の端部を覆う位置に設けられ、第一の通気口と、前記第一の通気路に通じた第二の通気路とが設けられ、前記回転軸を第一の軸受を介して支持した。前記第二の覆部は、前記第二の端部を覆う位置に設けられ、第二の通気口と、前記第一の通気路に通じた第三の通気路とが設けられ、前記回転軸を第二の軸受を介して支持した。前記第一のファンは、前記第二の通気路内に位置された第一の羽根を有し、前記回転軸に設けられた。前記第二のファンは、前記第三の通気路内に位置された第二の羽根を有し、前記回転軸に設けられた。
図1は、第1の実施形態にかかる電動機の一例を示す縦断面図である。 図2は、第1の実施形態にかかる電動機の一部の一例を示す断面図である。 図3は、第1の実施形態にかかる電動機の一部の一例を示す断面図である。 図4は、第2の実施形態にかかる電動機の一例を示す縦断面図である。 図5は、第3の実施形態にかかる電動機の一例を示す縦断面図である。 図6は、第4の実施形態にかかる電動機の一部の一例を示す断面図である。 図7は、第5の実施形態にかかる電動機の一例を示す縦断面図である。 図8は、第5の実施形態にかかる電動機の一部の一例を軸方向から見て示す図である。 図9は、第6の実施形態にかかる電動機の一例を示す縦断面図である。 図10は、第7の実施形態にかかる電動機の一例を示す縦断面図である。 図11は、第8の実施形態にかかる電動機の一例を示す縦断面図である。
以下、図面を参照して、実施形態について詳細に説明する。なお、以下の複数の実施形態には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、それら同様の構成要素には共通の符号を付与するとともに、重複する説明を省略する。
[第1の実施形態]
図1に示されるように、電動機1は、一例として、筒状のステータ鉄心2と、ステータ鉄心2に挿入された回転軸3と、ステータ鉄心2の内周側で回転軸3に設けられた回転子4と、ステータ鉄心2の端部2a,2bを覆った二つの覆部5,6と、回転軸3に設けられた二つのファン7,8(外扇ファン)と、を備えている。また、回転軸3は、二つの軸受9,10を介して覆部5,6に回転可能に支持されている。電動機1は、一例として、二つの覆部5,6間が略密閉され、密閉部分の表面に通風を行うことで冷却を行う密閉型電動機である。また、電動機1は、一例として、鉄道車両や自動車等の車両の動力源として用いられる。
ステータ鉄心2は、一例として、円筒状である。ステータ鉄心2は、一例として、複数の鋼板(積層鉄心)が積層されて構成されている。ステータ鉄心2は、端部2a(第一の端部)とこの端部2aの反対側の端部2b(第二の端部)とを有している。端部2a,2bは、当該電動機1(ステータ鉄心2、回転軸3)の軸方向での端部である。また、ステータ鉄心2の中心部には、挿入孔2cが設けられている。挿入孔2cは、端部2aと端部2bとに亘って設けられている。この挿入孔2cに、回転軸3が挿入されている。また、ステータ鉄心2は、外周面2dを有している。外周面2dは、端部2aと端部2bとに亘って設けられている。また、挿入孔2cの孔面がステータ鉄心2の内周面を構成している。
また、ステータ鉄心2の内周部には、軸方向に延びた複数の溝が形成されている。これらの溝には、コイル11が埋め込まれている。コイル11のコイルエンドは、ステータ鉄心2の端部2a,2bから軸方向に張り出している。
また、ステータ鉄心2には、通気口2f(第三の通気口)が設けられている。通気口2fは、外周面2dに設けられている。通気口2fは、外部に通じている。通気口2fは、一例として、軸方向での外周面2dの略中央部に設けられている。通気口2fは、ステータ鉄心2の周方向に相互に間隔をあけて複数設けられている。通気口2fは、ステータ鉄心2に設けられた仕切部2g(分割部)によって、二つの通気口2f1,2f2に仕切られている(分割されている)。仕切部2gは、ステータ鉄心2の軸方向の略中央部に設けられている。
また、ステータ鉄心2には、通気路2h(第一の通気路)が設けられている。通気路2hは、端部2a,2b間に設けられている。通気路2hは、ステータ鉄心2の外周部2eに設けられている。通気路2hは、ステータ鉄心2の周方向に相互に間隔をあけて複数設けられている。通気路2hは、各通気口2f毎に設けられている。各通気路2hは、仕切部2gによって、通気路2h1(第一の部分)と、通気路2h2(第二の部分)と、に仕切られている(分割されている)。通気路2h1は、端部2aと仕切部2gとの間で軸方向に沿って設けられ、端部2aで開口している。通気路2h1は、通気口2f(通気口2f1)と後述する覆部5の通気路20iとに通じている。通気路2h2は、端部2bと仕切部2gとの間で軸方向に沿って設けられ、端部2bで開口している。通気路2h2は、通気口2f(通気口2f2)と後述する覆部6の通気路20iとに通じている。なお、通気口2fの形状は、円形、楕円形、四角形、多角形など各種の形状であってよい。通気口2fの径は、ファン7,8の風量圧力特性から決定し、所望の冷却性能が得られるよう構成するのがよい。また、仕切部2gの軸方向厚さについては、特に制限はなく、通気路2hを仕切り、強度を確保できる厚さとするのがよい。
また、ステータ鉄心2の端部2a,2bには、鉄心押さえ12,13が重ねられて固定されている。鉄心押さえ12,13は、一例として、環状(円環状)の板状部材である。鉄心押さえ12(第一の鉄心押さえ)には、通気路2h1と通じた通気路12aが設けられている。通気路12aは、各通気路2h1毎に設けられている。また、鉄心押さえ13(第二の鉄心押さえ)には、通気路2h2と通じた通気路13aが設けられている。通気路13aは、各通気路2h2毎に設けられている。
回転軸3は、挿入孔2cから突出した第一および第二の部分3a,3bを有する。第一の部分3aは、ステータ鉄心2の端部2aに対して突出しており、回転軸3の軸方向の一方の端部を含む。一方、第二の部分3bは、ステータ鉄心2の端部2bに対して突出しており、回転軸3の軸方向の他端部を含む。第一の部分3aは、軸受9(第一の軸受)を介して覆部5に回転可能に支持され、第二の部分3bは、軸受10(第二の軸受)を介して覆部6に回転可能に支持されている。一例として、電動機1が車両に搭載された場合、回転軸3の第一の部分3aに含まれる一方の端部が、カップリングやギヤボックス等を介して車輪に駆動力を出力する出力端を構成する。
回転子4は、少なくとも一部が挿入孔2c内に位置され、回転軸3に設けられている。回転子4は、全部が挿入孔2c内に位置されてもよいし、一部が挿入孔2cの外側に位置していてもよい。回転子4は、一例として、円筒状(環状)である。回転子4は、一例として、相互に積層された複数の鋼板(積層鉄心)から構成されたロータ鉄心と、永久磁石部と、を含む。回転子4は、一例として、回転軸3の軸方向での中央部に固定されている。回転子4(ロータ鉄心)には、軸方向に貫通した通気路4aが回転子4の周方向に相互に間隔をあけて複数設けられている。回転子4の外周とステータ鉄心2の内周との間には、隙間が設けられている。回転子4の軸方向の両端部には、回転子押さえ14,15が重ねられて固定されている。
覆部5,6は、一例として、軸方向と直交する平面に関して相互に対称形状となっている。覆部5(第一の覆部)は、ステータ鉄心2の端部2aを覆う位置に設けられている。一方、覆部6(第二の覆部)は、ステータ鉄心2の端部2bを覆う位置に設けられている。
覆部5,6は、内フレーム20aと、内フレーム20aの外側に内フレーム20aと間隔をあけて位置された外フレーム20bとを、それぞれ有している。内フレーム20aと外フレーム20bは、一例として、略相似形状となっている。覆部5,6は、一例として、鋳造によって製造されうる。
内フレーム20aは、基壁部20cと、基壁部20cの周縁部からステータ鉄心2に向けて延出した筒状(一例として円筒状)の周壁部20dと、を有している。周壁部20dにおける基壁部20cとは反対側の端部は開口されている。また、外フレーム20bは、基壁部20eと、基壁部20eの周縁部からステータ鉄心2に向けて延出した筒状(一例として円筒状)の周壁部20fと、を有している。周壁部20fにおける基壁部20eとは反対側の端部は開口されている。内フレーム20aと外フレーム20bとは、図2および図3に示すように、接続部20gによって接続されている。接続部20gは、一例として、周壁部20d,20fの周方向に相互に間隔をあけて複数設けられている。接続部20gは、一例として、周壁部20d,20f間で板状に設けられて、軸方向に沿って延在している。この接続部20gは、冷却風の整流板として機能する。
各外フレーム20bの基壁部20eには、通気口20hが設けられている。通気口20hは、外部に通じている。本実施形態では、覆部5の通気口20hが第一の通気口に相当し、覆部6の通気口20hが第二の通気口に相当する。一例として、通気口20hには、安全対策としてフィルターやパンチングメタル(いずれも図示せず)が設置されうる。
また、覆部5,6には、通気路20iが設けられている。通気路20iは、一例として、内フレーム20aと外フレーム20bとの間に設けられている。本実施形態では、覆部5の通気路20iが第二の通気路に相当し、覆部6の通気路20iが第三の通気路に相当する。覆部5の通気路20iは、覆部5の通気口20hと各通気路2fとに通じている。一例として、覆部5の通気路20iは、鉄心押さえ12の通気路12aを介して各通気路2fに通じている。一方、覆部6の通気路20iは、覆部6の通気口20hと各通気路2fとに通じている。一例として、覆部6の通気路20iは、鉄心押さえ13の通気路13aを介して各通気路2fに通じている。
また、覆部5における内フレーム20aの基壁部20cには、軸受9が設けられ、覆部6における内フレーム20aの基壁部20cには、軸受10が設けられている。回転軸3の両端部は、それぞれ内フレーム20aから外方に突出している。また、回転軸3の他端部は、覆部5の通気口20hに挿入されて、覆部5の外フレーム20bから外方に突出している。
ファン7,8は、回転軸3に固定された支持部21aと、支持部21aの外周部に設けられた複数の羽根21bとを、有している。支持部21aは、一例として、板状に形成されている。ファン7,8は、一例として、ラジアルファン(外扇)として構成されている。ファン7は、覆部5内で回転軸3の第一の部分3aに固定されている。ファン7の羽根21b(第一の羽根)は、覆部5の通気路20i内に位置されている。本実施形態では、ファン7全体が覆部5の通気路20i内に位置されている。一方、ファン8は、覆部6内で回転軸3の第二の部分3bに固定されている。ファン8の羽根21b(第二の羽根)は、覆部6の通気路20i内に位置されている。本実施形態では、ファン8全体が覆部6の通気路20i内に位置されている。ファン7,8は、回転軸3と一体となって回転する。ファン7,8は、回転軸3の両回転方向で同様の効果(送風)が得られるように構成されている。なお、図1では、ファン7,8の回転により半径方向に風が吹き出すタイプを記載しているが、この限りではなく、斜めに吹き出すもの、ファンシュラウドのないタイプなどでもよい。ファン7,8の羽根21bの位置は、所望の冷却性能が得られる半径位置に設置すればよく、騒音との兼ね合いも加味し決定される。ファン7,8の支持部21aの根元部分は、図1では軸受9,10よりも外側で回転軸3と接続されているが、軸受9,10よりも内側で回転軸3と接続される構成としてもよい。
次に、電動機1の動作について説明する。電動機1が駆動されて回転軸3が回転すると、回転軸3と一体に二つのファン7,8が回転する。回転したファン7,8は、冷却風(送風)を半径方向(外側)に羽根21bから吹き出すため、ファン7,8の内周側が負圧となり、吸引作用により通気口20hから外部の空気が電動機1内に流入する。ファン7,8から吹き出した冷却風は、それぞれ外フレーム20b(通気路20i)によって軸方向に流れの向きが変えられ、電動機1の軸方向中央部に向かって流れ、通気路2hを通り、仕切部2gで半径方向に流れの向きを変えられて、通気口2fから外部に排気される。詳しくは、覆部5の通気口20hから流入した空気は、覆部5の通気路20i、鉄心押さえ12の通気路12a、ステータ鉄心2の通気路2h1を通って、通気口2f1から排気される。一方、覆部6の通気口20hから流入した空気は、覆部6の通気路20i、鉄心押さえ13の通気路13a、ステータ鉄心2の通気路2h2を通って、通気口2f2から排気される。なお、ファン7,8、内フレーム20a、外フレーム20b、通気路2h等の形状は、適宜変更してよい。
上記のように、冷却風が電動機1の外部から吸引され、内フレーム20aと外フレーム20bとの間即ち通気路20iを通過することで、内フレーム20a内の空気から内フレーム20aへ伝導した熱が通気路20i内の空気へ伝達されて、一対の内フレーム20a間の空気の温度を低減することができる。また、ステータ鉄心2においては、コイル11からステータ鉄心2へ伝導した熱とステータ鉄心2で発生した熱とが通気路2hを通過する冷却風に伝達されるので、ステータ鉄心2の温度を低減することができる。本実施形態では、回転軸3の第一の部分3a(駆動側)と、第二の部分3b(反駆動側)の両方に、ファン7,8が設けられているが、仕切部2gによってそれらの冷却風が相互に干渉することがなく、仕切部が無くファンが一つだけの従来構成に比べて、高い冷却性能を得ることができる。また、風下側に向かっての温度上昇が、上記従来構成に比べて、半分の距離となり、上記従来構成に対して、ステータ鉄心2の温度バランスが改善される。これらの冷却性能の向上および温度バランスの改善により、同効率で従来よりも小型の電動機1、あるいは、従来よりも容量を増した電動機1を得ることができる。
また、ステータ鉄心2の通気路2hは、積層鉄心を製作する際の打ち抜き工程で作成可能である。本実施形態では、積層鉄心として、通気路2hが設けられた積層鉄心、通気路2hおよび通気口2fが設けられた積層鉄心、通気路2hおよび通気口2fが設けられていない積層鉄心の3種類を用意すればよい。
以上、説明したとおり、本実施形態では、二つのファン7,8が設けられているので、ファンが一つの構成に比べて、電動機1内をより冷却することができる。
[第2の実施形態]
本実施形態は、図4に示すように、ステータ鉄心2に、第1の実施形態で説明した仕切部2g(図1参照)が設けられていない。本実施形態では、通気路2hは、ステータ鉄心2の端部2aと端部2bとに亘って設けられており、仕切部2gによって仕切られていない。即ち、通気路2hは、ステータ鉄心2を軸方向に貫通している。また、ステータ鉄心2の外周面2d(外周部2e)に設けられて通気路2hに通じた通気口2fも、仕切部2g(図1参照)によって仕切られていない。通気口2fの位置は、ステータ鉄心2の軸方向の中央部付近がよいが、ファン7,8の性能が相互に異なる場合は、それらの性能に合わせて軸方向にシフトした位置に設けるとよい。また、通気口2fの開口面積(断面積)は、圧力損失や流れから適切に設定するとよい。
以上の構成の電動機1では、第1の実施形態と同様に、二つのファン7,8の回転によって、冷却風が、通気路20iで電動機1の軸方向中央部に向かって流れて、通気路2hを通って通気口2fから外部に排気される。したがって、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、二つのファン7,8が設けられているので、電動機1内をより冷却することができる。
また、本実施形態では、ステータ鉄心2に仕切部2gが設けられていないので、積層鉄心の種類を、通気路2hが設けられた積層鉄心、通気路2hおよび通気口2fが設けられた積層鉄心の2種類とすることができる。よって、第1の実施形態に比べて、電動機1の製作コストを低減することができる。なお、本実施形態では、ファン7,8からの冷却風同士が直接衝突するが、通気口2fの位置や面積を適切に設定することで、それらの冷却風を通気口2fから良好に排気させることができる。
[第3の実施形態]
本実施形態は、図5に示すように、第1の実施形態と同様に、通気口2fおよび仕切部2gが、それぞれステータ鉄心2の周方向に相互に間隔をあけて複数設けられているが、
ステータ鉄心2の通気口2fおよび仕切部2gの位置が第1の実施形態に対して異なる。
本実施形態では、仕切部2gとして、ステータ鉄心2の端部2aと端部2bとのうちの一方(一例として、端部2a)に寄って設けられた第一の仕切部2gAと、端部2aと端部2bとの他方(一例として、端部2b)に寄って設けられた第二の仕切部2gBとが、ステータ鉄心2の周方向で交互に設けられている。したがって、本実施形態では、軸方向での仕切部2gの位置が、ステータ鉄心2の周方向で隣り合う通気路2hで異なっている。なお、本実施形態では、第一の仕切部2gAと第二の仕切部2gBとが、ステータ鉄心2の周方向で交互に設けられているが、これに限るものではない。例えば、複数の第一の仕切部2gAや複数の第二の仕切部2gBが、ステータ鉄心2の周方向で隣り合って設けられていてもよい。各仕切部2gの軸方向位置は、自由に選択してよい。各仕切部2gの軸方向位置は、一例として、図5では、二つの位置が示されているが、所望の温度バランスを満たすために、3つ以上の位置を設定してもよい。また、本実施形態では、各通気口2fは、第一の仕切部2aAおよび第二の仕切部2gBに仕切られる位置(対応した位置)に設けられている。
以上の構成の電動機1では、第1の実施形態と同様に、二つのファン7,8の回転によって、冷却風が、通気路20iで電動機1の軸方向中央部に向かって流れて、通気路2hを通り、仕切部2gで半径方向に流れの向きを変えられて、通気口2fから外部に排気される。したがって、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、二つのファン7,8が設けられているので、電動機1内をより冷却することができる。
また、本実施形態では、ステータ鉄心2の周方向で隣り合う通気路2hで仕切部2gの位置が異なるので、それらの隣り合う通気路2hでは、通気路2h1の長さおよび通気路2h2の長さが異なる。したがって、ステータ鉄心2の軸方向の中央部付近では、高温部が分散し、温度バランスを改善することができる。また、本実施形態でも、ステータ鉄心2の積層鉄心の種類は、第1の実施形態と同様に3種類で構成され、製作コストは第1の実施形態と同様とすることができる。
[第4の実施形態]
本実施形態では、図6に示すように、第2の実施形態に対して、鉄心押さえ12,13が異なる。また、本実施形態では、ステータ鉄心2の通気路2hが、端部2aと端部2bとに亘って設けられているが、第2の実施形態の通気口2f(図4参照)は設けられていない。本実施形態では、積層鉄心の種類は1種類となっている。
本実施形態の鉄心押さえ12には、その外周面12bに、通気口12c(第三の通気口)が、周方向に相互に間隔をあけて複数設けられている。一例として、本実施形態では、通気口12cと通気路12aとが周方向で交互に設けられている。また、鉄心押さえ13には、その外周面13bに、通気口13c(第四の通気口)が、周方向に相互に間隔をあけて複数設けられている。一例として、本実施形態では、通気口13cと通気路13aとが周方向で交互に設けられている。また、本実施形態では、通気口12cと通気口13cとは、周方向で交互に設けられ、通気路12aと通気路13aも周方向で交互に設けられている。
また、本実施形態では、ステータ鉄心2の通気路2hとして、覆部5の通気路20iと鉄心押さえ13の通気口13cとに通じた通気路2hAと、覆部6の通気路20iと鉄心押さえ12の通気路12cとに通じた通気路2hBとが設けられている。本実施形態では、通気路2hAと通気路2hBとは、周方向で相互に間隔をあけて交互に設けられている。なお、複数の通気路2hAや複数の通気路2hBが、周方向で隣り合うように、通気路12a,13aおよび通気口12c,13cを設けてよい。なお、各通気路12a,13a等の断面形状は自由に選択できるが、ステータ鉄心2の通気路2hと同一の断面形状とすることで、圧力損失の増加を抑制することができる。
以上の構成の電動機1では、ファン7からの冷却風は、鉄心押さえ12の通気路12aを通過し、ステータ鉄心2の通気路2hAを通過し、鉄心押さえ13の通気口13cから外部に排気される。一方、ファン8からの冷却風は、鉄心押さえ13の通気路13aを通過し、ステータ鉄心2の通気路2hBを通過し、鉄心押さえ12の通気口12cから外部に排気される。よって、本実施形態によれば、二つのファン7,8によって、電動機1内をより冷却することができる。
また、本実施形態によれば、周方向に交互に設けられたステータ鉄心2の通気路2hAと通気路2hBとで、冷却風が軸方向で逆方向に流れることにより、隣り合う通気路2hA,2hBで温度が平準化され、局部的な高温が発生することが抑制される。また、鉄心押さえ12,13に通気口12c,13cが設けられていることにより、ステータ鉄心2を1種類の積層鉄心で構成することができ、製造コストを低減できる。
[第5の実施形態]
本実施形態は、図7および図8に示すように、覆部5,6が第2の実施形態に対して異なる。
本実施形態では、覆部5,6の通気路20iは、基部20jと複数の分岐路20kとを有している。基部20jは、通気口20hに通じている。基部20jには、羽根21bが位置されている。分岐路20kは、基部20jから分岐(延出)して、ステータ鉄心2の通気路2hに通じている。覆部5の分岐路20kと覆部6の分岐路20kとは、異なる通気路2hに通じている。本実施形態では、覆部5の分岐路20kと覆部6の分岐路20kとは、周方向に交互に設けられ、周方向に交互に通気路2hと通じている。
また、覆部5,6には、外部に通じた通気口20n(排気口)が設けられている。また、覆部5,6には、通気路20iとは別の通気路20mが設けられている。通気路2hと通気路20mとは相互に通じていない。覆部5の通気路20m(第四の通気路)は、覆部6の通気路20iに通じたステータ鉄心2の通気路2hと、当該覆部5の通気口20n(第三の通気口)とに通じている。一方、覆部6の通気路20m(第五の通気路)は、覆部5の通気路20iに通じたステータ鉄心2の通気路2hと、当該覆部6の通気口20n(第四の通気口)とに通じている。ここで、図8には覆部5の一例が示されているが、覆部6は、図8の構成に対して、通気口20n(通気路20m)と分岐路20kとの周方向での位置が逆になった構成となっている。
以上の構成の電動機1では、ファン7からの冷却風は、ステータ鉄心2の通気路2hを通過して、覆部6の通気路20mを通過し覆部6の通気口20nから外部に排気される。一方、ファン8からの冷却風は、ステータ鉄心2の通気路2hを通過して、覆部5の通気路20mを通過して覆部5の通気口20nから外部に排気される。これらの冷却風は相互に交わることなく流れる。よって、本実施形態によれば、二つのファン7,8によって、電動機1内をより冷却することができる。
また、本実施形態では、冷却風の排気口としての通気口20nを覆部5,6に設けたことにより、ファン7,8からの冷却風が互いに壁面を介して隣り合う部分が第4の実施形態よりも長くなる。したがって、機内の温度がより平準化され、局部的な高温が発生することが抑制される。また、上述した第4の実施形態では、通気口12c,13c付近で空気の流れの方向が略90度曲げられているが、本実施形態では、通気口20n付近で流れを曲げる部分はなく空気が直進するので、第4の実施形態に比べて、圧力損失の増大を抑制でき、風量を多くすることができる。
[第6の実施形態]
本実施形態では、図9に示すように、第1の実施形態に対して、ファン7,8が異なる。ファン7,8には、羽根21bに加えて、羽根21cが設けられている。ファン7の羽根21c(第三の羽根)は、覆部5の内フレーム20aの内側に位置されている。一方、ファン8の羽根21c(第四の羽根)は、覆部6の内フレーム20aの内側に位置されている。ファン7,8では、両方の羽根21b,21cがラジアルファンの羽根として構成されている。
また、本実施形態では、軸受9,10は、支持アーム20p(支持部)を介して外フレーム20bに支持されている。また、本実施形態では、ファン7,8は、軸受9,10よりも機内側で回転軸3に固定されている。なお、ファン7,8は、軸受9,10よりも外側で回転軸3に固定されている構成としてもよい。また、本実施形態では、ファン7,8の支持部21aと外フレーム20bとの間に通気路20hの一部が位置されている。即ち、本実施形態では、通気路20hは、内フレーム20aと外フレーム20bとの間に設けられるとともに、支持部21aと外フレーム20bとの間に設けられている。
以上の構成の電動機1では、二つのファン7,8の羽根21bによって、第1の実施形態と同様に、電動機1内をより冷却することができる。
更に、本実施形態では、羽根21cによる送風によって、内フレーム20a内で空気が攪拌され、各覆部5,6内において、コイル11のコイルエンド周りで周方向に回転する気流が発生する。これにより、コイル11のコイルエンドでの熱伝達率が向上し、コイルエンドの熱が機内の空気へ放熱される。また、機内の空気が周方向に流れることで、機内の空気から内フレーム20aへの熱伝達率が向上し、機内の空気の熱が効率よく内フレーム20aから外部の空気へ放熱される。これにより、電動機1の冷却性能が向上し、大容量化、あるいは電動機1の小型につなげることができる。
[第7の実施形態]
本実施形態では、図10に示すように、ファン7,8が第2の実施形態と異なるとともに、通気口2f(図4参照)が設けられていない。
本実施形態では、ファン7,8は、プロペラファンである。プロペラファンは、軸方向に冷却風を送るものであり、回転方向によって、冷却風の流れが180度変わる。ファン7,8は、相互に同一の方向に風が流れるように設けられている。また、本実施形態では、外フレーム20bにおいて軸方向で羽根21bと重なる部分に通気口20q(第一の通気口)が設けられている。
以上の構成の電動機1では、ファン7の回転によって、覆部5の通気口20qから冷却風が外部から吸引される。ファン7から吹き出した冷却風は、覆部5の通気路20i、ステータ鉄心2の通気路2h、覆部6の通気路20iを順に通って、ファン8に吸引される。ファン8から吹き出した空気は、覆部6の通気口20qから外部へ排気される。回転軸3が逆回転の場合は、上記の流れの方向が軸方向で逆となる。
本実施形態によれば、二つのファン7,8の吸排気作用により、冷却風が効率よく流れる。したがって、覆部5,6の通気路20iやステータ鉄心2の通気路2hで壁面との熱伝達率が向上し、ファンが一つの場合よりも効率よく冷却することができる。また、回転軸3の回転方向が逆転しても軸方向流れが180度逆になるだけで、同様の効果が得られ、両回転に対応できる。以上のとおり、本実施形態によれば、二つのファン7,8によって、電動機1内をより冷却することができる。
[第8の実施形態]
本実施形態では、図11に示すように、覆部5,6の通気口20hが第1の実施形態に対して異なる。本実施形態のファン7,8は、第1の実施形態と同様に、ラジアルファンである。
本実施形態では、覆部5の通気口20h(ラジアル排気口)は、ファン7の羽根21bの側方に位置されている。当該通気口20hは、周方向に相互に間隔をあけて複数設けられている。当該通気口20hは、軸方向と直交する方向に開口している。ファン7の羽根21bから送風された空気(気体)は、覆部5の通気口20hから排気される。また、覆部6の通気口20h(ラジアル排気口)は、ファン8の羽根21bの側方に位置されている。当該通気口20hは、周方向に相互に間隔をあけて複数設けられている。当該通気口20hは、軸方向と直交する方向に開口している。ファン8の羽根21bから送風された空気は、覆部6の通気口20hから排気される。また、本実施形態では、羽根21bは、支持部21aに対して軸方向で電動機1の内側(内フレーム20a側)に設けられている。ファン7,8は、吸引ファンとして機能する。
上記の構成の電動機1では、ファン7,8の回転による吸引作用によって、冷却風が、ステータ鉄心2の通気口2fから機内に吸引される。その後、吸引された空気は、ステータ鉄心2の通気路2h、覆部5,6の通気路20iを通過し、ファン7,8に到達する。ファン7,8から吹き出した空気は、覆部5,6の通気口20hからから外部へ排気される。詳しくは、ファン7の回転では、通気口2f1から空気が吸引され、当該空気は、通気路2h1から覆部5の通気路20iへ流れる。一方、ファン8の回転では、通気口2f2から空気が吸引され、当該空気は、通気路2h2から覆部6の通気路20iへ流れる。
したがって、本実施形態によれば、二つのファン7,8によって、電動機1内をより冷却することができる。
また、上述のように冷却風が機内を通過する際、第1の実施形態の押し込み型のファン7,8とは異なり、空気の流れに旋回が略無いため冷却風が通気路2h,20i内を略均一に流れる。したがって、電動機1をバランスよく冷却でき、冷却性能も向上することができる。また、ステータ鉄心2において最も温度が高くなる軸方向の中央部に最初に外部から温度の低い冷却風が流入するため、冷却効率を向上することができる。
以上説明したとおり、第1から第8の実施形態によれば、二つのファン7,8によって、電動機1内をより冷却することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、電動機1としては、密閉型に限るものではなく、開放型であってもよい。また、電動機1は、車両用に限るもではない。例えば、電動機1は、家電用電動機、産業用電動機、発電機などの回転電動機にも適用可能である。
1…電動機、2…ステータ鉄心、2a…端部、2b…端部、2c…挿入孔、2d…外周面、2f…通気口、2g…仕切部、2gA…第一の仕切部、2gB…第二の仕切部、2h…通気路、2h1…通気路、2h2…通気路、3…回転軸、4…回転子、5…覆部、6…覆部、7…ファン、8…ファン、9…軸受、10…軸受、12…鉄心押さえ、12b…外周面、12c…通気口、13…鉄心押さえ、13b…外周面、13c…通気口、20a…内フレーム、20b…外フレーム、20h…通気口、20i…通気路、20m…通気路、20n…通気口、21b…羽根、21c…羽根。

Claims (9)

  1. 第一の端部と前記第一の端部の反対側の第二の端部とを有し、第一の通気路と、前記第一の端部と前記第二の端部とに亘った挿入孔と、が設けられた筒状のステータ鉄心と、
    前記挿入孔に挿通された回転軸と、
    少なくとも一部が前記挿入孔内に位置され、前記回転軸に設けられた回転子と、
    前記第一の端部を覆う位置に設けられ、第一の通気口と、前記第一の通気路に通じた第二の通気路とが設けられ、前記回転軸を第一の軸受を介して支持した第一の覆部と、
    前記第二の端部を覆う位置に設けられ、第二の通気口と、前記第一の通気路に通じた第三の通気路とが設けられ、前記回転軸を第二の軸受を介して支持した第二の覆部と、
    前記第二の通気路内に位置された第一の羽根を有し、前記回転軸に設けられた第一のファンと、
    前記第三の通気路内に位置された第二の羽根を有し、前記回転軸に設けられた第二のファンと、
    を備えた電動機。
  2. 前記ステータ鉄心の外周面には、第三の通気口が設けられ、
    前記ステータ鉄心は、前記第三の通気口および前記第二の通気路に通じた第一の部分と、前記第三の通気口および前記第三の通気路に通じた第二の部分と、に前記第一の通気路を仕切った仕切部を有した、請求項1に記載の電動機。
  3. 前記第一の通気路は、前記第一の端部と前記第二の端部とに亘って設けられ、
    前記ステータ鉄心の外周面には、前記第一の通気路に通じた第三の通気口が設けられた、請求項1に記載の電動機。
  4. 前記第一の通気口および前記仕切部は、それぞれ前記ステータ鉄心の周方向に相互に間隔をあけて複数設けられ、
    前記第一の端部と前記第二の端部とのうちの一方に寄って設けられた第一の前記仕切部と、前記第一の端部と前記第二の端部とのうちの他方に寄って設けられた第二の前記仕切部とが設けられた請求項2に記載の電動機。
  5. 外周面に第三の通気口が設けられ、前記第一の端部に重ねられた環状の第一の鉄心押さえと、
    外周面に第四の通気口が設けられ、前記第二の端部に重ねられた環状の第二の鉄心押さえと、
    を有し、
    前記第一の通気路は、前記第一の端部と前記第二の端部とに亘って設けられ、
    前記第一の通気路は、前記ステータ鉄心の周方向に沿って相互に間隔をあけて複数設けられ、
    複数の前記第一の通気路には、前記第二の通気路と前記第四の通気口とに通じた第一の通気路と、前記第三の通気路と前記第三の通気口とに通じた第一の通気路とがある、請求項1に記載の電動機。
  6. 前記第一の通気路は、前記第一の端部と前記第二の端部とに亘って設けられ、
    前記第一の通気路は、前記ステータ鉄心の周方向に沿って相互に間隔をあけて複数設けられ、
    前記第一の覆部には、第三の通気口が設けられ、
    前記第二の覆部には、第四の通気口が設けられ、
    前記第一の覆部には、前記第三の通気路に通じた前記第一の通気路と前記第三の通気口とに通じた第四の通気路が設けられ、
    前記第二の覆部には、前記第二の通気路に通じた前記第一の通気路と前記第四の通気口とに通じた第五の通気路が設けられた、請求項1に記載の電動機。
  7. 前記第一の覆部と第二の覆部とは、内フレームと前記内フレームの外側に前記内フレートと間隔をあけて位置された外フレームとをそれぞれ有し、
    前記第二の通気路は、前記第一の覆部の前記内フレームと前記第一の覆部の前記外フレームとの間に設けられ、
    前記第三の通気路は、前記第二の覆部の前記内フレームと前記第二の覆部の前記外フレームとの間に設けられ、
    前記第一のファンは、前記第一の覆部の前記内フレームの内側に位置された第三の羽根を有し、
    前記第二のファンは、前記第二の覆部の前記内フレームの内側に位置された第四の羽根を有した、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の電動機。
  8. 前記第一の通気路は、前記第一の端部と前記第二の端部とに亘って設けられ、
    前記第一のファンおよび前記第二のファンが、プロペラファンである請求項1に記載の電動機。
  9. 前記第一のファンおよび前記第二のファンが、ラジアルファンであり、
    前記第一の通気口は、前記第一のファンの第一の羽根の側方に位置され、当該第一の羽根から送風された気体は、前記第一の通気口から排気され、
    前記第二の通気口は、前記第二のファンの第一の羽根の側方に位置され、当該第一の羽根から送風された気体は、前記第二の通気口から排気される、請求項2または4に記載の電動機。
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