JPH10322974A - 誘導電動機 - Google Patents

誘導電動機

Info

Publication number
JPH10322974A
JPH10322974A JP13188097A JP13188097A JPH10322974A JP H10322974 A JPH10322974 A JP H10322974A JP 13188097 A JP13188097 A JP 13188097A JP 13188097 A JP13188097 A JP 13188097A JP H10322974 A JPH10322974 A JP H10322974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
stator
induction motor
rotor
stator frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13188097A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Takahashi
研二 高橋
Nobuo Kawasaki
伸夫 川崎
Shingo Yokoyama
真吾 横山
Masaharu Senoo
正治 妹尾
Takeshi Komata
剛 小俣
Eiichiro Sugawa
英一郎 須川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP13188097A priority Critical patent/JPH10322974A/ja
Publication of JPH10322974A publication Critical patent/JPH10322974A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】誘導電動機の外気空気をステータフレーム2の
内側通風路に通風して、冷却性能を向上させる方法があ
る。この冷却方式においては、空気下流方向において、
風温が上昇して、それに伴いステータコイル温度が上昇
してしまうことがある。 【解決手段】開放形誘導電動機において、ステータとロ
ータ間のエアーギャップ9の他、ステータフレームの内
側通風流路17に、空気を昇圧し、循環させるためのシ
ャフト7に連結された内部ファン12がある。その外周
面が空気導入口10を有するステータフレーム2が、内
部ファン12の上流部に設置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導電動機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】誘導電動機の内部に直接通風して、ロー
タ、及びステータなどの発熱体からの熱を冷却する方法
がある(例えば実開昭51−87208 号公報)。この方法
は、主にステータフレームの背面通風路に内部ファンを
通風動力として風を流して冷却を行うものであり、直
接、発熱体に風が当たるので、冷却効率は高い。ただ
し、一旦ロータ、およびステータから発生して冷却風に
伝達された熱により、冷却空気の温度が上昇するので、
冷却風の後流部では風温が上昇してしまい、その位置で
のステータが加熱されることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この誘導電動機の開放
形冷却方式において、上流部で、ステータからの熱を空
気が受け取るので、下流側の空気は高温になる。このた
め空気下流側のステータが、風温上昇とともに、高温に
なる傾向にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、風温が上昇し
ていない空気をステータフレームから導入して、ステー
タの後流側を冷却する。この途中から導入した空気の流
線は、途中から入るので通過する管路長が短くなり、圧
力損失が低減する利点がある。つまり通風効率を向上さ
せると誘導電動機の内部全体を流れる空気が増加するの
で、同じファンを用いた場合で比較しても、冷却性能が
向上する。
【0005】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の実施例を示す。
図1において、開放形誘導電動機のロータ1、およびロ
ータと所定の間隔(エアーギャップ)9をもって対向配
置され、ステータ巻き線20を有するとともに、その外
周面が空気導入口10を有するステータフレーム2の内
面に嵌合されているステータ鉄心3と、ベアリング4を
固定し、ステータフレーム2の軸方向両端を閉鎖するブ
ラケット5と、誘導電動機のシャフト7に取付けられて
いる送風用の内部ファン6が設置され、ステータフレー
ム2と、ステータ鉄心3の間にはステータフレームの内
側通風流路17が形成されている。内部ファン6の吸い
込み側にはファンガイド15が付けられている。内部を
通風する空気と熱の流れは次のようである。
【0006】内部ファン6の入り口側は、負圧になるの
でエンドブラケットの空気導入口と、空気導入口10か
ら空気が入る。内部を通風する空気により、ロータ1か
らの熱がエアギャップの空気に伝達され、その熱がステ
ータに伝達される。さらにステータの熱は、内部ファン
12からのステータフレームの内側通風流路17を通過
する背面空気流により冷却される。このため、内部を通
風する空気量が増加すれば、誘導電動機の冷却効果が増
大する。
【0007】図2に、本発明のステータの背面通風路1
7の断面図を示す。ステータ3とステータフレーム2は
スペーサ14により空隙を形成している。外周面の空気
導入口10から、内側へ空気が流入する。
【0008】図3に、本発明の他の実施例を示す。内部
ファンガイドは、構造を簡略化するためステータフレー
ムに垂直に設置するなどの方法がある。また、ステータ
フレームの空気導入口10を、ステータフレームの内側
通風流路17の下流のステータ温度が、高くなる部分に
のみ設置する場合がある。
【0009】図4に、本発明の実施例の側面図を示す。
上部から水滴が落下する可能性がある場合、内部に水分
が入らないようにステータフレーム下部にのみ空気導入
部10を設置すると、水分が内部に進入しにくくなる。
【0010】図5に、本発明の他の実施例を示す。空気
導入口10を、空気が進入しやすいように加工したもの
で、全体通風抵抗が減少して、冷却効果が大きくなる。
【0011】図6に、本発明の他の実施例を示す。内部
ファンとして、ファンの羽根が独立したプロペラファン
18を用いても有効である。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、ステータフレームの空
気導入口から外気を誘導電動機の内部に入れることによ
り、ステータコイル,ロータの温度を低減できる効果が
ある。その結果、冷却効率を向上させ、信頼性を増大さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例を示す正面断面図。
【図2】本発明の詳細を示す部分側面図。
【図3】本発明の他の実施例を示す正面部分断面図。
【図4】本発明の他の実施例を示す正面図。
【図5】本発明の他の実施例を示す部分断面図。
【図6】本発明の代表的な実施例を示す正面断面図。
【符号の説明】
1…ロータ、2…ステータフレーム、3…ステータ鉄
心、4…ベアリング、5…ブラケット、7…シャフト、
9…エアーギャップ、10…空気導入口、12…内部フ
ァン、15…内部ファンガイド、17…ステータフレー
ムの内側通風流路、18…プロペラファン、20…ステ
ータ巻き線。
フロントページの続き (72)発明者 妹尾 正治 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器事業部内 (72)発明者 小俣 剛 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器事業部内 (72)発明者 須川 英一郎 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器事業部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステータ,ロータ,シャフト,ステータフ
    レームなどから構成され、ロータダクト,ステータフレ
    ーム,エアギャップの中の内部を内部ファンにより通風
    して冷却を行う誘導電動機において、内部ファンの空気
    吸い込み側のステータフレームに空気導入口を設置した
    ことを特徴とする誘導電動機。
JP13188097A 1997-05-22 1997-05-22 誘導電動機 Pending JPH10322974A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13188097A JPH10322974A (ja) 1997-05-22 1997-05-22 誘導電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13188097A JPH10322974A (ja) 1997-05-22 1997-05-22 誘導電動機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10322974A true JPH10322974A (ja) 1998-12-04

Family

ID=15068310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13188097A Pending JPH10322974A (ja) 1997-05-22 1997-05-22 誘導電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10322974A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030045309A (ko) * 2001-12-03 2003-06-11 주식회사 만도 전동 파워 스티어링 시스템의 모터
CZ300907B6 (cs) * 1999-11-09 2009-09-09 Alstom Ventilátorové zarízení a elektrický motor pro kolejovou trakci vybavený tímto zarízením
JP4782888B1 (ja) * 2010-12-01 2011-09-28 敏雄 合田 空気吸引による発電モータの内部空冷。
JP2014103762A (ja) * 2012-11-20 2014-06-05 Toshiba Corp 電動機
CN104505971A (zh) * 2014-12-26 2015-04-08 山西汾西重工有限责任公司 水套内外冷却结构
CN104917338A (zh) * 2014-12-26 2015-09-16 山西汾西重工有限责任公司 船用立式变频三相异步电动机
JP2017017983A (ja) * 2015-07-01 2017-01-19 周 文三 放熱モータ
CN106385136A (zh) * 2016-10-08 2017-02-08 上海川也电机有限公司 吸风自扇冷式开启式电动机
CN107508415A (zh) * 2017-09-11 2017-12-22 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 电机
KR102100172B1 (ko) * 2019-03-26 2020-04-13 김형철 모터의 냉각 구조
JP2021090254A (ja) * 2019-12-03 2021-06-10 ファナック株式会社 電動機
WO2022137862A1 (ja) * 2020-12-22 2022-06-30 株式会社日立製作所 回転電機及び車両

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CZ300907B6 (cs) * 1999-11-09 2009-09-09 Alstom Ventilátorové zarízení a elektrický motor pro kolejovou trakci vybavený tímto zarízením
KR20030045309A (ko) * 2001-12-03 2003-06-11 주식회사 만도 전동 파워 스티어링 시스템의 모터
JP4782888B1 (ja) * 2010-12-01 2011-09-28 敏雄 合田 空気吸引による発電モータの内部空冷。
JP2014103762A (ja) * 2012-11-20 2014-06-05 Toshiba Corp 電動機
CN104505971A (zh) * 2014-12-26 2015-04-08 山西汾西重工有限责任公司 水套内外冷却结构
CN104917338A (zh) * 2014-12-26 2015-09-16 山西汾西重工有限责任公司 船用立式变频三相异步电动机
JP2017017983A (ja) * 2015-07-01 2017-01-19 周 文三 放熱モータ
CN106385136A (zh) * 2016-10-08 2017-02-08 上海川也电机有限公司 吸风自扇冷式开启式电动机
CN107508415A (zh) * 2017-09-11 2017-12-22 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 电机
CN107508415B (zh) * 2017-09-11 2020-01-10 珠海格力电器股份有限公司 电机
KR102100172B1 (ko) * 2019-03-26 2020-04-13 김형철 모터의 냉각 구조
WO2020197269A1 (ko) * 2019-03-26 2020-10-01 김형철 모터의 냉각 구조
JP2021090254A (ja) * 2019-12-03 2021-06-10 ファナック株式会社 電動機
WO2022137862A1 (ja) * 2020-12-22 2022-06-30 株式会社日立製作所 回転電機及び車両

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3535025B2 (ja) 全閉冷却型回転電機
JP3601807B2 (ja) 自動2輪車用ラジエタ冷却装置
US8251676B2 (en) Axial-flow fan for a vehicle radiator
JPH10322974A (ja) 誘導電動機
JPS5836168B2 (ja) 電動フアン・ユニツト
JP2009542168A (ja) 電気機械を冷却するための方法と装置
JP6665344B2 (ja) 車両用電動機
CN110131188B (zh) 一种治疗用呼吸机的风机
CN212033942U (zh) 电机及风力发电机组
JPH07264802A (ja) 誘導電動機
JPH05236690A (ja) 鉄道車両用かご形誘導電動機
JPH03235644A (ja) 車両用交流発電機
JPH10164799A (ja) 誘導電動機
CN114766803A (zh) 出风结构及吹风机
CN204538903U (zh) 一种集成散热式电机系统
JPS6337588B2 (ja)
JP3434529B2 (ja) 回転電機
JPH034582Y2 (ja)
JP4765210B2 (ja) フランジ取り付け形電動機
JP2000299966A (ja) 回転電機用冷却装置
CN219412965U (zh) 一种双扇叶风机组件及吹风装置
CN217565187U (zh) 出风结构及吹风机
JP2865835B2 (ja) 渦流ブロワ
JPH0690547A (ja) 突極形回転電機の通風冷却装置
JPH09215271A (ja) 可変速モータの冷却装置