JP2005330832A - 蓄熱システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、ヒートパイプと蓄熱タンクを利用して内燃機関の排熱を回収及び蓄熱するシステムにおいて内燃機関の運転状態に関わらず安定した蓄熱を行うことができる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、蓄熱材(9)を内装した蓄熱タンク(8)と、内燃機関(1)の排熱を前記蓄熱材(9)へ伝導するヒートパイプ(13)とを備えた蓄熱システムにおいて、ヒートパイプ(13)の入熱部(15)をエキゾーストマニフォルド(6)のフランジ(60)に接続することで、排気温度が変動した場合であっても安定した蓄熱を行えるようにしたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関の排熱を回収して蓄熱するシステムに関する。
近年、車両などに搭載される内燃機関では、ヒートパイプと蓄熱タンクを利用して内燃機関の排熱を回収及び蓄熱する技術が提案されている。このような技術ではヒートパイプの入熱部(蒸発部)が内燃機関の排気通路内に配置され、ヒートパイプの放熱部(凝縮部)が蓄熱タンク内の蓄熱材に接続される(たとえば、特許文献1を参照)。
実開昭63−9023号公報 特開平5−195765号公報 特開2000−8843号公報 特開平3−28017号公報 特開2003−3843号公報
ところで、内燃機関の排気温度は機関運転状態によって大きく変動するため、ヒートパイプの入熱部が排気通路内に配置されると安定した蓄熱を行うことが困難となる場合がある。
例えば、蓄熱材の温度が排気温度より低いときは排気から蓄熱材へ熱が伝導されるが、蓄熱材の温度が排気温度より高いときは蓄熱材から排気へ熱が伝導されるため、これらの現象が交互に繰り返される場合には蓄熱効率が低下してしまう。
本発明は、上記した実情に鑑みてなされたものであり、その目的はヒートパイプと蓄熱タンクを利用して内燃機関の排熱を回収及び蓄熱するシステムにおいて蓄熱効率の低下を抑制することにある。
本発明は上記した課題を解決するために以下のような手段を採用した。すなわち、本発明の特徴は、蓄熱材を内装した蓄熱タンクと、内燃機関の排熱を前記蓄熱材へ伝導するヒートパイプとを備えた蓄熱システムにおいて、ヒートパイプの入熱部をエキゾーストマニフォルドの壁面に接続する点にある。
エキゾーストマニフォルドは比較的熱容量が大きいため、排気温度が大幅に変化した場合であっても温度変化が少ない。従って、ヒートパイプの入熱部がエキゾーストマニフォルド壁面に接続されると、排気温度が大幅に変化した場合であってもヒートパイプの入熱量が大幅に変化することがなく、安定した蓄熱を行うことができる。
更に、エキゾーストマニフォルドは内燃機関に直に接続されるため、排気の熱に加えて内燃機関の熱も受け易い。従って、排気温度が大幅に低下する場合には、エキゾーストマニフォルドが内燃機関の熱を吸収することができるため、エキゾーストマニフォルドの大幅な温度低下が抑制される。その結果、エキゾーストマニフォルド(入熱部)の温度が蓄熱材の温度より低くなり難く、蓄熱効率の低下が抑制される。
尚、ヒートパイプの入熱部がエキゾーストマニフォルドと内燃機関との連結部に接続さ
れれば、ヒートパイプ自体が内燃機関の熱を受け易くなるため、排気温度の変化に対する入熱量の変化を一層少なくすることができる。
次に、本発明に係る蓄熱システムは、上記したような蓄熱材及びヒートパイプを複数組備えるようにしてもよい。この場合、蓄熱容量が増加するため、より多くの排熱を回収及び蓄熱することができ、大気中に放出される熱量を減少させることができる。
本発明に係る蓄熱システムが蓄熱材及びヒートパイプを複数組備える場合には、それらの組の適応温度範囲を相互に異ならせるようにしてもよい。この場合、蓄熱システム全体としての適応温度範囲が広くなるため、より多くの排熱を効率的に回収及び蓄熱することが可能となる。
尚、適応温度範囲が高い組の入熱部は、適応温度範囲が低い組の入熱部に比べてエキゾーストマニフォルドの上流側に接続されるようにしてもよい。
エキゾーストマニフォルドの上流側は内燃機関の排熱及び内燃機関自体の熱を受けて高温になるが、エキゾーストマニフォルドの下流側は大気中への放熱によって温度が低くなる。
従って、エキゾーストマニフォルドの上流側に適応温度範囲の高い組が配置されれば、大気中への無用な放熱を抑制しつつ多くの熱を回収及び蓄熱することができる。
また、本発明に係る蓄熱システムは、エキゾーストマニフォルドの下流に設けられた排気浄化触媒が未活性状態にあるときにはヒートパイプの入熱部とエキゾーストマニフォルド壁面との接続を解除する機構を備えるようにしてもよい。
排気浄化触媒が未活性状態にあるときにヒートパイプの入熱部がエキゾーストマニフォルド壁面に接続されていると、排気の熱がエキゾーストマニフォルドを介してヒートパイプに吸収される。このため、排気浄化触媒へ流入する前に排気温度が低下してしまい、排気浄化触媒が昇温し難くなる。
これに対し、排気浄化触媒が未活性状態にあるときにヒートパイプの入熱部とエキゾーストマニフォルド壁面との接続が解除されると、排気浄化触媒へ流入する前に排気の温度が低下し難くなり、排気浄化触媒が昇温し易くなる。
本発明によれば、ヒートパイプと蓄熱タンクを利用して内燃機関の排熱を回収及び蓄熱するシステムにおいて蓄熱効率の低下を抑制することが可能となる。
以下、本発明に係る蓄熱システムの具体的な実施形態について図面に基づいて説明する。
先ず、本発明に係る蓄熱システムの第1の実施例について図1〜図2に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る蓄熱システムを適用する内燃機関の概略構成を示す図である。図1において内燃機関1は、シリンダヘッド2とシリンダブロック3を備えている。
シリンダヘッド2には冷却水通路4が形成されている。シリンダブロック3にはウォータジャケット5が形成されている。冷却水通路4とウォータジャケット5は相互に連通している。
シリンダヘッド2にはエキゾーストマニフォルド6が接続され、エキゾーストマニフォルド6は排気浄化触媒7に接続されている。
内燃機関1には、蓄熱タンク8が併設されている。蓄熱タンク8には蓄熱材9が内装されている。蓄熱材9の内部には冷却水管10の一部が埋設されている。
前記冷却水管10の基端は、内燃機関1のウォータジャケット5とサーモスタット11を介して接続されている。前記冷却水管10の終端は、内燃機関1の冷却水通路4に接続されている。
前記冷却水管10の途中には電動ウォータポンプ12が設けられている。電動ウォータポンプ12は、ウォータジャケット5から冷却水通路4へ向かう冷却水の流れを発生する。
前記蓄熱材9にはヒートパイプ13の放熱部(凝集部)14が挿入されている。ヒートパイプ13の入熱部(蒸発部)15は、エキゾーストマニフォルド6のフランジ60に接続(詳細には、フランジ60と接触するように固定)されている。
また、冷却水通路4と蓄熱タンク8の間に位置する冷却水管10には三方切換弁16が配置されている。尚、以下では、三方切換弁16より冷却水通路4側に位置する冷却水管10を第1冷却水管10aと称し、三方切換弁16よりサーモスタット11側に位置する冷却水管10を第2冷却水管10bと称する。
三方切換弁16には、前記した第1冷却水管10a及び第2冷却水管10bに加え、第1のヒータ用冷却水管17が接続されている。第1のヒータ用冷却水管17は車室内用ヒータのヒータコア18と接続されている。ヒータコア18には第2のヒータ用冷却水管19が接続されている。第2のヒータ用冷却水管19は、サーモスタット11と電動ウォータポンプ12の間に位置する冷却水管10と接続されている。
このように構成された内燃機関1の蓄熱システムでは、内燃機関1が暖機完了後の運転状態にあるとき或いは高負荷運転状態にあるときに、蓄熱タンク8に冷却水が流れないように三方切換弁16が動作するとともに、電動ウォータポンプ12が停止する。
すなわち、三方切換弁16は、第2冷却水管10bを閉塞するとともに第1冷却水管10aと第1のヒータ用冷却水管17が導通するように動作する。
この場合、内燃機関1の熱を受けて高温となった冷却水は、ウォータジャケット5からサーモスタット11を介して第2冷却水管10bへ流入する。第2冷却水管10bへ流入した冷却水は、第2のヒータ用冷却水管19を介してヒータコア18へ導かれる。ヒータコア18へ導かれた冷却水は、車室内暖房用の空気との間で熱交換される。ヒータコア18において車室内暖房用空気と熱交換された冷却水は、第1のヒータ用冷却水管17及び三方切換弁16を介して第1冷却水管10aへ導かれる。第1冷却水管10aへ流入した冷却水は、内燃機関1の冷却水通路4へ流入する。
一方、エキゾーストマニフォルド6のフランジ60は、内燃機関1自体からの放熱及び排気からの放熱により昇温する。フランジ60が昇温すると、フランジ60の熱がヒート
パイプ13の入熱部15に伝達される。入熱部15にフランジ60の熱が伝達されると、ヒートパイプ13内の作動液が蒸発して速やかに放熱部14へ移動する。
放熱部14へ移動した作動液は、該作動液の熱を放出して凝集する。作動液から放出された熱は、放熱部14から蓄熱材9へ伝達され、蓄熱材9に蓄えられる。放熱部14において凝集した作動液は再び入熱部15へ移動する。
作動液が上記した動作を繰り返すことにより、フランジ60の熱が蓄熱材9に蓄えられるようになる。
ところで、内燃機関1の排気温度は機関運転状態に応じて大きく変動するため、エキゾーストマニフォルド6が排気から受ける熱量が変化する。
但し、エキゾーストマニフォルド6自体の熱容量が比較的大きい上、エキゾーストマニフォルド6のフランジ60が内燃機関1に直に接触しているため、図2に示されるように、排気温度が大幅に変動してもエキゾーストマニフォルド6の大幅の温度変化が抑制される。
特に排気温度が大幅に低下するような場合には、エキゾーストマニフォルド6自体が持つ熱と内燃機関1からフランジ60へ伝達される熱とによりフランジ60の温度低下が抑制されるため、フランジ60の温度が蓄熱材9の温度より低くなり難い。
従って、本実施例のようにヒートパイプ13の入熱部15がエキゾーストマニフォルド6のフランジ60に接続されると、排気温度が大幅に変化した場合であっても入熱部15の入熱量が大幅に変化せず、若しくは入熱部15の温度が蓄熱材9の温度より低くなり難くなり、安定した蓄熱を行うことができる。
尚、ヒートパイプ13の入熱部15はフランジ60のみに接触するように配置されてもよいが、フランジ60とシリンダヘッド2の双方に接触するように配置されるようにしてもよい。この場合、内燃機関1の熱を一層受け易くなるため、入熱部15の入熱量が一層安定し易い。
次に、本発明に係る蓄熱システムの第2の実施例について図3〜図6に基づいて説明する。ここでは前述した実施例1と異なる構成について説明し、同様の構成については説明を省略する。
前述した実施例1ではヒートパイプ13の入熱部15がエキゾーストマニフォルド6のフランジ60に固定される例について述べたが、本実施例では排気浄化触媒7が未活性状態にあるときは入熱部15とフランジ60との接触を解除する例について述べる。
図3、4は、エキゾーストマニフォルド6のフランジ60周辺の構成を示す図である。図3に示されるように入熱部15は、断熱材20によって支持されている。断熱材20には、該断熱材20及び入熱部15を変位させるためのアクチュエータ21が連結されている。
具体的には、前記アクチュエータ21は進退自在なシャフト21aと該シャフト21aを電磁力によって進退駆動するソレノイド21bとを備えており、前記シャフト21aが前記断熱材20に連結されている。また、前記ソレノイド21bは、シリンダヘッド2又はシリンダブロック3と図示しないブラケットを介して固定されている。
前記ソレノイド21bはECU22と電気的に接続され、ECU22からの制御信号に従ってシャフト21aを進退駆動させる。
尚、図3、4は前記シャフト21aが最も進出した状態を示しており、前記アクチュエータ21はシャフト21aが最も進出したときに入熱部15とフランジ60が当接するように構成及び配置されている。
このように構成された蓄熱システムでは、内燃機関1が暖機完了後の運転状態にあるとき或いは高負荷運転状態にあるときには、ECU22は前記シャフト21aが進出するように前記ソレノイド21bを制御する。
この場合、シャフト21aの進出に伴って断熱材20及び入熱部15が変位し、入熱部15とフランジ60が当接する。入熱部15とフランジ60が当接すると、フランジ60の熱が入熱部15に吸収される。入熱部15に吸収された熱は放熱部14へ伝達され、放熱部14から蓄熱材9へ伝達される。
このようにフランジ60の熱がヒートパイプ13及び蓄熱タンク8により回収及び蓄熱されると、フランジ60の温度が低下する。フランジ60の温度が低下すると、排気からフランジ60へ伝達される熱量及びエキゾーストマニフォルド6からフランジ60へ伝達される熱量が増加する。
排気及びエキゾーストマニフォルド6からフランジ60へ伝達される熱量が増加すると、エキゾーストマニフォルド6通過後の排気、言い換えれば排気浄化触媒7へ流入する排気の温度が低くなる。
従って、高負荷運転時に入熱部15とフランジ60が当接させられると、排気浄化触媒7へ流入する排気の温度を低下させることができる。その結果、排気浄化触媒7の過熱防止を目的とした燃料噴射量の増量補正等を行う必要がなくなり、燃費を向上させることができる。
一方、排気浄化触媒7が未活性状態にあるときに入熱部15とフランジ60が当接していると、排気浄化触媒7へ流入する際の排気の温度が過剰に低くなり、排気浄化触媒7が活性し難くなる。
これに対し、内燃機関1の始動時から排気浄化触媒7が活性するまでの期間では、ECU22は前記シャフト21aが退行するように前記ソレノイド21bを制御する。
この場合、シャフト21aの退行に伴って断熱材20及び入熱部15が変位するため、図5、6に示されるように入熱部15とフランジ60が離間する。入熱部15とフランジ60が離間すると、フランジ60の熱が入熱部15に吸収されなくなるため、エキゾーストマニフォルド6通過時に排気の温度が低下し難くなる。
その結果、排気浄化触媒7へ流入する排気の温度が不要に低下することがなくなり、排気浄化触媒7の速やかな昇温を図ることができる。
次に、本発明に係る蓄熱システムの第3の実施例について図7に基づいて説明する。ここでは前述した第1の実施例と異なる構成について説明し、同様の構成については説明を省略する。
前述した第1の実施例では、一組のヒートパイプ及び蓄熱材を備えた蓄熱システムについて述べたが、本実施例では複数組のヒートパイプ及び蓄熱材を備える例について述べる。
図7は、蓄熱システムの概略構成を示す図である。図7に示すように、冷却水管10の途中には、第1蓄熱タンク80、第2蓄熱タンク81、第3蓄熱タンク82、及び第4蓄熱タンク83が直列に配置されている。
これら第1〜第4蓄熱タンク80〜83には、第1蓄熱材90、第2蓄熱材91、第3蓄熱材92、及び第4蓄熱材93が各々内蔵されている。
第1蓄熱材90には第1ヒートパイプ13aの放熱部14a(以下、第1放熱部14aと称する)が挿管されている。第2蓄熱材91には第2ヒートパイプ13bの放熱部14b(以下、第2放熱部14bと称する)が挿管されている。第3蓄熱材92には第3ヒートパイプ13cの放熱部14(以下、第3放熱部14c)が挿管されている。第4蓄熱材9dには第4ヒートパイプ13dの放熱部14d(以下、第4放熱部14dと称する)が挿管されている。
第1ヒートパイプ13aの入熱部15a(以下、第1入熱部15aと称する)は、エキゾーストマニフォルド6のフランジ60に接続されている。第2ヒートパイプ13bの入熱部15b(以下、第2入熱部15bと称する)は、前記フランジ60の直下流のエキゾーストマニフォルド6壁面に接続されている。第3ヒートパイプ13cの入熱部15c(以下、第3入熱部15cと称する)は、上記の第2入熱部15bより下流のエキゾーストマニフォルド6壁面に接続されている。第4ヒートパイプ13dの入熱部15d(以下、第4入熱部15dと称する)は、上記の第3入熱部15cより下流のエキゾーストマニフォルド6壁面に接続されている。
ここで、4本のヒートパイプ13a、13b、13c、13dに封入される作動液の作動温度範囲(作動温度範囲の最高温度と最低温度)は、第1ヒートパイプ13a、第2ヒートパイプ13b、第3ヒートパイプ13c、第4ヒートパイプ13dの順に低くなっている(第1ヒートパイプ13a>第2ヒートパイプ13b>第3ヒートパイプ13c>第4ヒートパイプ13d)。
また、4つの蓄熱材90、91、92、93の融解温度は、第1蓄熱材90、第2蓄熱材91、第3蓄熱材92、第4蓄熱材93の順に低くなっている(第1蓄熱材90>第2蓄熱材91>第3蓄熱材92>第4蓄熱材93)。
このように構成された蓄熱システムによれば、蓄熱材が一つの場合に比べて蓄熱容量が多くなるため、内燃機関1からの排熱をより多く回収及び蓄熱することが可能となり、大気中へ放出される排熱量を減少させることができる。
また、本実施例では、4本のヒートパイプ13a、13b、13c、13dに封入される作動液の作動温度範囲を相互に異ならせるとともに、作動液の作動温度範囲が高いヒートパイプを作動液の作動温度範囲が低いヒートパイプに比べてエキゾーストマニフォルド6の上流側に接続しているため、エキゾーストマニフォルド6の熱を有効に蓄熱材90、91、92、93へ伝導させることができる。
更に、本実施例では、ヒートパイプ13a、13b、13c、13dの各々の作動温度範囲に応じて蓄熱材90、91、92、93の融解温度を異ならせているため、ヒートパ
イプ13a、13b、13c、13dによって伝導される熱を有効に蓄えることが可能になる。
尚、本実施例では4つの蓄熱材90、91、92、93が別個の蓄熱タンク80、81、82、83に内蔵されているが、単一の蓄熱タンク内に内蔵されるようにしてもよい。
実施例1における蓄熱システムの概略構成を示す図 排気温度とエキゾーストマニフォルドのフランジの温度との関係を示す図 実施例2において入熱部とフランジが当接しているときのフランジ周辺の構成を示す図(1) 実施例2において入熱部とフランジが当接しているときのフランジ周辺の構成を示す図(2) 実施例2において入熱部とフランジが離間しているときのフランジ周辺の構成を示す図(1) 実施例2において入熱部とフランジが離間しているときのフランジ周辺の構成を示す図(1) 実施例3における蓄熱システムの概略構成を示す図
符号の説明
1・・・・・内燃機関
6・・・・・エキゾーストマニフォルド
8・・・・・蓄熱タンク
9・・・・・蓄熱材
13・・・・ヒートパイプ
20・・・・断熱材
21・・・・アクチュエータ
21a・・・シャフト
21b・・・ソレノイド
60・・・・フランジ

Claims (5)

  1. 蓄熱材を内装した蓄熱タンクと、内燃機関の排熱を前記蓄熱材へ伝導するヒートパイプとを備えた蓄熱システムにおいて、
    前記ヒートパイプの入熱部がエキゾーストマニフォルドの壁面に接続されることを特徴とする蓄熱システム。
  2. 請求項1において、前記蓄熱材と前記ヒートパイプを複数組備えることを特徴とする蓄熱
    システム。
  3. 請求項2において、前記複数組の前記蓄熱材と前記ヒートパイプは、相互に適応温度範囲が異なることを特徴とする蓄熱システム。
  4. 請求項3において、適応温度範囲が高い組の入熱部は、適応温度範囲が低い組の入熱部に比べて、前記エキゾーストマニフォルドの上流側に接続されることを特徴とする蓄熱システム。
  5. 請求項1又は2において、前記エキゾーストマニフォルドの下流に設けられた排気浄化触媒が未活性状態にあるときに前記ヒートパイプの入熱部と前記エキゾーストマニフォルドの壁面との接続を解除する機構を更に備えることを特徴とする蓄熱システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8201615B2 (en) 2008-02-22 2012-06-19 Dow Global Technologies Llc Heat storage devices
JP2018035764A (ja) * 2016-09-01 2018-03-08 マツダ株式会社 エンジンの排熱回収装置
JP2018035730A (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 マツダ株式会社 エンジンの排熱回収装置

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