JP2005328311A - 雑音電力推定装置、雑音電力推定方法及び信号検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 MMSE等化器等のウエイト計算に使用されるチップ雑音電力を高精度に推定することが可能な雑音電力推定装置を得ること。
【解決手段】 雑音電力推定装置は、受信信号とパイロット信号との相関を計算し、パス毎のパイロット信号の受信電力を求める手段404と、パイロット信号及びデータ信号の所定の電力比率を利用して、パス毎のパイロット信号の受信電力からマルチパス干渉成分を除去し、パス毎のパイロット信号の修正された受信電力を求める手段406,408と、複数のパスに関する修正された受信電力及び所定の電力比率に基づいて、受信信号に含まれるパイロット信号及びデータ信号の総電力を推定する手段410と、推定された総電力を、前記受信信号の総電力から減算し、雑音電力を求める手段412とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、無線通信の技術分野に関し、特に無線受信機で使用される信号検出装置並びに信号検出に使用される雑音電力を推定する装置及び方法に関連する。
この種の技術分野では、現在及び次世代以降の大容量高速情報通信を実現するための研究開発が進められている。中でも、通信容量を増やす多入力多出力(MIMO:Multi Input Multi Output)方式が注目されている。
図1は、送信機102及び受信機104を含むMIMO方式の通信システムの概要を示す。MIMO方式では、複数の送信アンテナ106−1〜Nから別々の信号が、同時に同一の周波数で送信される。これらの送信信号は複数の受信アンテナ108−1〜Nにて受信される。簡単のため、送信アンテナ数及び受信アンテナ数は共にN個とされているが、異なるアンテナ数であってもよい。
図2は、受信機104における信号分離に関連する部分を示す。概して、受信機は、複数の送信アンテナから送信された信号を複数の受信アンテナで受信し、信号検出部で送信信号を検出し、送信アンテナ毎の信号に分離する。信号分離は、最小二乗誤差法(MMSE:Minimum Mean Square Error)による2次元周波数領域の信号処理によって行なわれる。各受信アンテナで受信された受信信号rは、チャネル推定部202に入力される。チャネル推定部202は、受信信号及びパイロット信号に基づいて、送信アンテナ及び受信アンテナ間のチャネルインパルス応答値(CIR:channel impluse response)又はチャネル推定値を求める。チャネル推定結果は、高速フーリエ変換部(FFT)204に与えられ、周波数領域の情報に変換され、ウエイト生成部206に与えられる。ウエイト生成部206で生成されたウエイトWは、例えば次式で表現される:
W=(HH+σI)−1H ・・・(1)
ここで、Hはチャネルインパルス応答値を行列要素とするチャネル行列を示し、Iは単位行列を示し、σは受信機内で生じる雑音電力を表す。上付文字の「H」は、共役転置を表す。
一方、受信信号rは、高速フーリエ変換部210にも与えられ、周波数領域の信号に変換され、MMSE等化部208に与えられる。MMSE等化部208は、周波数領域の受信信号にウエイトWを乗算することで、周波数領域にて信号分離を実質的に行なう。分離された信号は、高速逆フーリエ変換部212に与えられ、時間領域の信号に変換され、送信アンテナ毎に分離された推定された送信信号tとして出力される。
なお、MIMO方式における信号対雑音電力比を取り扱うことについては、例えば、特許文献1に記載されている。
特開2003−124907号公報
送信信号を正確に推定するには、信号検出部における信号分離を高精度に行なうことを要し、そのためにはウエイトWを正確に求める必要がある。(1)式に示されるように、ウエイトWはチャネル行列に大きく影響されるので、チャネル推定部202におけるチャネル推定が正確に行なわれる必要がある。また、(1)式によれば、ウエイトWは雑音電力σの影響をも受けるので、雑音電力が正確に評価される必要がある。しかしながら、この種の技術分野における従来の技術では、その雑音電力を正確に求めようとする試みはなされていないようである。しかし、大容量高速情報伝送が意図される今後の製品用途では、雑音電力の推定精度が充分でないことに起因して、信号分離が適切に行なわれなくなることも懸念される。
本発明は、上記問題点の少なくとも1つに対処するためになされたものであり、その課題は、MMSE等化器等のウエイト計算に使用されるチップ雑音電力を高精度に推定することが可能な雑音電力推定装置、雑音電力推定方法及び信号検出装置を提供することである。
本発明によれば、
受信信号とパイロット信号との相関を計算し、パス毎のパイロット信号の受信電力を求める手段と、
パイロット信号及びデータ信号の所定の電力比率を利用して、パス毎のパイロット信号の受信電力からマルチパス干渉成分を除去し、パス毎のパイロット信号の修正された受信電力を求める手段と、
複数のパスに関する修正された受信電力及び所定の電力比率に基づいて、受信信号に含まれるパイロット信号及びデータ信号の総電力を推定する手段と、
推定された総電力を、前記受信信号の総電力から減算し、雑音電力を求める手段と
を備えることを特徴とする雑音電力推定装置
が、提供される。
本発明によれば、MMSE等化器等のウエイト計算に使用される雑音電力を高精度に推定することが可能になる。
以下、本発明による複数の実施例が説明される。
本発明の一実施例によれば、マルチパス干渉の影響が除去されるように雑音電力が推定されるので、従来よりも正確に雑音電力が推定される。このため、信号分離に使用されるウエイトを高精度に求めることができ、ひいては信号分離精度を向上させることができる。
本発明の一実施例によれば、雑音電力が、忘却係数を含む漸化式により再帰的に更新される。このため、雑音電力を通信環境に応じて適切に更新させ、ウエイトの計算精度及び信号分離精度を更に向上させることが可能になる。
本発明の一実施例によれば、マルチパス干渉成分が、パス毎のパイロット信号の受信電力と、前記所定の電力比率を含む定数との積を、複数のパス及び複数の送信アンテナにわたって加算することで求められる。このため、マルチパス干渉成分を簡易且つ確実に評価することができる。
図3は、受信機104の信号検出装置に関連する部分を示す。概して、受信機は、N本の送信アンテナから送信された信号をN本の受信アンテナで受信し、送信信号を検出し、送信アンテナ毎の信号に分離する。信号分離は、最小二乗誤差法(MMSE)による2次元周波数領域の信号処理によって行なわれる。周波数領域でなく時間領域でMMSEによる等化を行なうことも可能ではあるが、演算の簡便化の観点からは、本実施例のように周波数領域で信号処理を行なうことが望ましい。本実施例では、送信アンテナ数及び受信アンテナ数は共にN本であるが、別々の本数を採用することも当然に可能である。
受信機は、チャネル推定部302と、雑音推定部304と、高速フーリエ変換部(FFT)306,308と、ウエイト生成部310と、MMSE等化部312と、逆高速フーリエ変換部(IFFT)314とを有する。
チャネル推定部302は、各受信アンテナで受信された受信信号r=(r,...,r)を受信する。チャネル推定部302は、受信信号及びパイロット信号に基づいて、送信アンテナ及び受信アンテナ間のチャネルインパルス応答値(CIR)又はチャネル推定値を求める。
雑音推定部304は、各受信アンテナで受信された受信信号に基づいて、雑音電力又はチップ雑音電力σを推定する。雑音推定部304の更なる構成及び動作については後述される。
高速フーリエ変換部306,308は、入力された信号を高速フーリエ変換し、それらを周波数領域の信号に変換する。逆に、高速フーリエ逆変換部314は、入力された信号を高速逆フーリエ変換し、それらを時間領域の信号に変換する。
ウエイト生成部310は、チャネル推定結果及び雑音電力に基づいて、MMSE等化部312で使用されるウエイトWを求める。ウエイトWは、例えば次式で表現される:
W=(HH+σI)−1H ・・・(2)
ここで、Hはチャネルインパルス応答値を行列要素とするチャネル行列を示し、上付文字の「H」は共役転置を表し、Iは単位行列を示し、σは受信機内で生じる雑音電力を表す。この雑音電力は、理想的には、受信機内で生じる雑音のみを含み、受信機外で導入される雑音(例えば、伝搬路で導入される信号干渉等)を含まない。しかし、実際には、雑音電力に、受信機外で導入される雑音も含まれてしまうので、以下に説明する手法によって、雑音電力が正確に推定される。本実施例では、送信アンテナ数及び受信アンテナ数は共にN本であるので、チャネル行列H及びウエイト行列は共にN行N列の正方行列になる。チャネル行列がM行N列の場合は、HHはM行M列の正方行列になり、ウエイト行列WはM行N列の行列になる。この場合、Nは送信アンテナ数を表し、Mは受信アンテナ数を表す。
MMSE等化部312は、周波数領域に変換された受信信号にウエイトWを乗算することで、信号分離を実質的に行なう(t=W)。但し、rは受信信号rの周波数領域に変換された後の信号を表し、tは分離された信号の周波数領域における信号を表す。分離された信号は、高速逆フーリエ変換部314に与えられ、時間領域の信号に変換され、送信アンテナ毎に分離された推定された送信信号t=(t,...,t)として出力される。
図4は、本発明の一実施例による雑音推定部304のブロック図を示す。雑音推定部304は、総受信信号電力測定部402と、パイロット受信電力推定部404と、マルチパス干渉生成部406と、マルチパス干渉除去部408と、総受信信号電力推定部410と、減算部412と、平均化部414とを有する。
総受信信号電力測定部402は、1つの受信アンテナrで受信された信号の総受信電力Rを測定する:
=E(|r(t)|),
但し、E(・)は、括弧内の量の平均値又は期待値を求める処理を表す。mは受信アンテナを指定するパラメータであり(1≦m≦M)、目下の例では、受信アンテナ数M及び送信アンテナ数Nは等しい。総受信信号電力測定部402は、受信アンテナ毎に総受信電力を求める。
パイロット受信電力推定部404は、1つの受信アンテナで受信された信号rに基づいて、パス毎のパイロット信号の受信電力Pnmlを次式に従って求める:
Figure 2005328311
但し、nは送信アンテナを指定するパラメータを表す。lは、想定されるL個のパスの内の1つのパスを指定するパラメータを表す。τは、l番目のパスの遅延量を表す。*は複素共役を表す。Ncは1フレームのチップ数を表し、相関計算の行なわれる範囲のチップ数又はウインドウの大きさを定める。c(t)は、n番目の送信アンテナに関するパイロット信号を表す符号系列である。
マルチパス干渉生成部406は、パス毎のパイロット信号に含まれるマルチパス干渉成分を求める。図5は、送信信号、受信信号及びマルチパス干渉成分の関係を説明するための概念図である。簡単のため、2つの送信アンテナTx1,Tx2から別々のパイロット信号c,cが送信され、マルチパス伝搬環境下で伝送され、1つの受信アンテナRx1で受信されるものとする。また、パス1及びパス2の2つのパスが想定されている。更に多くの送信又は受信アンテナ数及びパス数を想定することも当然に可能である。この場合に、受信アンテナRx1で受信された信号とパイロット信号cとの相関に基づいて求められた電力には、Tx1のパス1に関する電力に加えて、Tx1のパス2からのマルチパス干渉成分と、Tx2のパス2からのマルチパス干渉成分とが含まれる。より多くのパスが想定されるならば、パス数に応じたマルチパス干渉成分が生じる。送信アンテナ数が増えると、増えた送信アンテナ数に応じたマルチ波干渉成分が生じる。
マルチパス干渉に寄与する信号は、パイロット信号だけでなく、パイロット信号と共に送信されたデータ信号も干渉の原因になる。送信アンテナから信号が送信される場合に、パイロット信号とデータ信号との電力比率は予め定められており、例えば、パイロット信号に対するデータ信号の電力比率がαであるように定められる(図6参照)。従って、パイロット信号に関する電力が判明すれば、それに基づいてデータ信号の電力も判明する。以上のような考察に基づいて、図4のマルチパス干渉成分生成部406は、パス毎のマルチパス干渉成分を求める。
マルチパス干渉除去部408は、パイロット受信電力推定部404で推定されたパス毎のパイロット信号の受信電力から、マルチパス干渉成分を次式に基づいて減算し、パス毎の修正されたパイロット信号の受信電力P nmlを求める:
Figure 2005328311
(1+α)Pn’ml’は、n’番目の送信アンテナからの信号の内l’番目のパスの全電力(パイロット信号とデータ信号の電力)を表す。l’に関する和は、自身(l番目)以外のパス全体にわたって加算することを意味する。n’に関する和は、全ての送信アンテナについて加算することを意味する。Ncは1フレームのチップ数であり、チップ当たりのマルチパス干渉を求めるために、1/Ncが、マルチパス干渉成分を表す項に導入されている。
総受信信号電力推定部410は、修正されたパス毎のパイロット信号の受信電力を更に修正することで、m番目の受信アンテナで受信されるパイロット信号の総受信電力を推定する。m番目の受信アンテナで受信されるパイロット信号の総受信電力は、上記の修正されたパス毎のパイロット信号の受信電力P nmlを、全てのパス及び全ての送信アンテナについて加算することで、概ね求めることができる。しかし、高精度化の観点からは、更なる修正が行なわれることが望ましい。一般に、各受信アンテナで受信された信号は、ロールオフフィルタ(帯域制限フィルタ)を通過することに起因して、メインローブに加えてサイドローブ成分をも含んでいる。このため、パイロット信号の受信電力等の量にも、そのようなサイドローブ成分が含まれており、例えば実際の信号内容よりも幾分大きく評価されている。ロールオフフィルタのインパルス応答特性は既知であるので、その応答特性に基づいて、サイドローブ成分を補償することが可能である。ロールオフフィルタのインパルス応答特性hRC(t)は、例えば、図7のように示され、次式のように表現される:
Figure 2005328311
但し、この式に登場するαはロールオフファクタであり、図示の例ではα=0.22に設定されている。Tcはチップ周期を表す。一般に、1チップ周期の範囲(|t|≦Tc)はメインローブ(パスの真の信号成分)に対応させることができ、それ以外の範囲(|t|>Tc)はサイドローブに対応させることができる。
図4の総受信信号電力推定部410は、次式に従って、パス毎のパイロット信号の修正された受信電力P nmlを更に修正し、m番目の受信アンテナで受信されるパイロット信号の総受信電力Pall,m を推定する:
Figure 2005328311
ここで、Nosはオーバーサンプリング数であり、本実施例ではNos=4である。θ(n,m,l)は、n番目の送信アンテナとm番目の受信アンテナ間におけるl番目のパスに関する位相回転量を示す(但し、電力には寄与しない。)。 サイドローブ成分に関する修正内容は、主に、パラメータt,cに関する加算に関連する。全てのパス(パラメータl)及びアンテナ数(パラメータn)について加算することで、m番目の受信アンテナで受信されるパイロット信号の総受信電力Pall,mが推定される。
減算部412は、総受信信号電力測定部402で測定されたm番目のアンテナで受信されたパイロット信号の総受信電力Rから、推定された総受信電力Pall,m を減算することで、m番目の受信アンテナで受信された信号に関する雑音電力(チップ雑音電力)σ を求める:
σ =R−Pall,m
このような処理が、受信アンテナ毎に行なわれる。
平均化部414は、受信アンテナ毎に求められた雑音電力σ を、全ての受信アンテナにわたって平均化することで、受信機の雑音電力σを求める。このようにして求められた雑音電力ではマルチパス干渉の影響が除去されているので、従来よりも雑音電力が正確に推定されている。従って、図3のウエイト生成部310におけるウエイトを適切に求めることができるようになる。また、平均化部414は、更なる高精度化の観点から、忘却係数aを用いて、雑音電力を再帰的に更新することも可能である。すなわち、
σk+1 =a・σ +(1−a)σk−1
に従って、雑音電力を更新することが可能である。雑音電力の更新手法は、忘却係数を利用するものに限定されず、任意の漸化式に従って更新することが可能である。更に、受信アンテナ間で平均化を行なう際の重み係数を適宜調整することも可能である。
実施例1では、逆拡散される前の受信信号に基づいて雑音電力σが推定されていた。以下に説明される実施例2では、逆拡散された後の受信信号に基づいて雑音電力σが推定される。
図8は、本発明の一実施例による雑音推定部のブロック図を示す。雑音推定部は、受信アンテナの各々に対応して設けられたM個の雑音電力推定部802−1〜Mと、アンテナ間平均化部804とを有する。簡単のため、図には2つの雑音電力推定部802−1,802−mのみが描かれている。雑音電力推定部の各々は同様な構成及び動作を行なうので、802−1について説明が行なわれる。
雑音電力推定部802−1は、逆拡散部806と、総雑音電力推定部808と、パイロット受信電力推定部810と、マルチパス干渉除去部812と、平均化部814とを有する。
逆拡散部806は、1つの受信アンテナで受信した信号を逆拡散し、送信アンテナ毎に且つパス毎に逆拡散されたパイロット信号Znml(s)を出力する。nは送信アンテナを指定するパラメータであり、mは受信アンテナを示すパラメータであり(雑音電力推定部802−1に対しては、m=1)、lはパスを指定するパラメータであり、sはシンボル番号を指定するパラメータである。
総雑音電力推定部808は、パス毎の逆拡散後のパイロット信号の分散に比例する総雑音電力Inmlを次式に従って求める:
Figure 2005328311
但し、Z nmlは、次式に従って算出される量であり:
Figure 2005328311
これは、逆拡散後のパイロット信号Znml(s)のS個のシンボルにわたる平均値を意味する。上記総雑音電力Inmlを表す式の右辺の括弧内は、逆拡散後のパイロット信号Znmlの分散を表す量である。従って、総雑音電力Inmlは、受信機内で生じる雑音や、伝搬路で導入された干渉その他の雑音を含む電力を表す。
パイロット受信電力推定部810は、次式に従って、パス毎のパイロット信号の受信電力Pnmlを求める:
Figure 2005328311
右辺第2項は、平均化されたパイロット信号の受信電力|Z nmlに含まれる干渉成分を表す。平均化前のパイロット信号の受信電力|Znmlの干渉成分は、上記の総雑音電力Inmlで評価される。S個のシンボルにわたって平均化されたパイロット信号の受信電力|Z nmlに含まれる干渉成分は、その平均化に起因して1/Sに減少する。このため、右辺第2項に1/Sが導入されている。上記の式を用いることで、パス毎のパイロット信号の受信電力Pnmlを正確に求めることができる。
マルチパス干渉除去部812は、次式に従って、総雑音電力Inmlからマルチパス干渉成分を除去することで、雑音電力(チップ雑音電力)σnml を推定する。
Figure 2005328311
ここで、αはパイロット信号及びデータ信号との間の所定の電力比を表す(図6参照)。右辺括弧内の(1+α)Pn’ml’は、n’番目の送信アンテナからの信号の内l’番目のパスの全電力(パイロット信号とデータ信号の電力)を表す。l’に関する和は、自身(l番目)以外のパス全てにわたって加算することを意味する。n’に関する和は、全ての送信アンテナについて加算することを意味する。NSFはパイロット信号の拡散率又はチップレートであり、例えば256のような値を有する。DS−CDMA方式では、伝搬する信号の干渉成分は、拡散率分の1に抑制されるので、右辺括弧内の第2項(マルチパス干渉を表す項)に1/NSFが導入されている。また、右辺全体にNSFが乗算されているのは、チップ雑音電力を推定するためである。
平均化部814は、複数の送信アンテナ(n)及びパス(l)の全体にわたって雑音電力σnml を平均化する。更に、平均化部804は、複数の受信アンテナ(m)全体にわたって雑音電力を平均化し、最終的に所望の雑音電力σを推定する。このようにして求められた雑音電力ではマルチパス干渉の影響が除去されているので、従来よりも雑音電力が正確に推定されている。従って、図3のウエイト生成部310におけるウエイトを適切に求めることができるようになる。また、平均化部814又は804は、更なる高精度化の観点から、忘却係数aを用いて、雑音電力を再帰的に更新することも可能である。すなわち、
σk+1 =a・σ +(1−a)σk−1
に従って、雑音電力を更新することが可能である。雑音電力の更新手法は、忘却係数を利用するものに限定されず、任意の漸化式に従って更新することが可能である。更に、アンテナ間で平均化を行なう際の重み係数を適宜調整することも可能である。
図9は、本発明の一実施例による多段構成の信号検出装置の概念図を示す。信号検出装置では、2次元MMSE等化部902と、マルチパス干渉(MPI)レプリカ生成部904と、減算部906とを有するブロックを1単位とし、このブロックが複数用意され、それらが直列的に接続される。個々の2次元MMSE等化部902は、チャネル推定部908と、チップ雑音推定部910と、2次元MMSEウエイト計算部912と、ウエイト乗算部914とを有する。2次元MMSE902内のこれらの要素は、図3のチャネル推定部302、雑音推定部304、ウエイト生成部310及びMMSE等化部312にそれぞれ対応させることができるので、更なる説明は省略される。尚、チップ雑音推定部910で使用される雑音推定手法は、実施例1及び実施例2何れの手法でもよい。
MPIレプリカ生成部904は、チャネル推定結果と信号分離された送信信号とに基づいて、マルチパス成分を再生する。例えば、対象とするパス以外の全てのパスの信号成分(図5の例ではパス2に相当する信号成分)が再生される。再生された信号成分は、MPIレプリカと呼ばれる。減算部906は、受信信号からMPIレプリカを減算する。減算後の信号の中では、対象とするパスの占める割合が大きくなっている。従って、この減算後の信号に基づいて再びチャネル推定及び信号分離を行なえば、推定精度及び分離精度は向上する。以下同様に、前段の減算後の信号に基づいて、チャネルを推定し、信号分離を行ない、MPIレプリカを生成し、受信信号からMPIレプリカを減算し、それを後段のチャネル推定部に与える。これにより、チャネル推定精度及び信号分離精度を大きく向上させることができる。
MIMO方式の無線通信システムの概念図を示す。 従来の2次元周波数領域のMMSE等化装置を示す図である。 本発明の一実施例による2次元周波数領域のMMSE等化装置を示す図である。 本発明の一実施例による雑音推定部の詳細なブロック図を示す。 送信信号、受信信号及びマルチパス干渉成分の関係を説明するための概念図である。 パイロット信号とデータ信号の電力比の関係を示す図である。 ロールオフフィルタのインパルス応答特性を示す図である。 本発明の一実施例による雑音推定部の詳細なブロック図を示す。 本発明の一実施例による多段構成の信号検出装置の概念図を示す。
符号の説明
102 送信機; 104 受信機; 106−1〜N 送信アンテナ; 108−1〜N 受信アンテナ;
202 チャネル推定部; 204,210 高速フーリエ変換部; 206 ウエイト生成部; 208 MMSE等化部; 212 逆高速フーリエ変換部;
302 チャネル推定部; 304 雑音推定部; 306,308 高速フーリエ変換部; 310 ウエイト生成部; 312 MMSE等化部; 314 高速逆フーリエ変換部;
402 総受信信号電力測定部; 404 パイロット受信電力推定部; 406 マルチパス干渉生成部; 408 マルチパス干渉除去部; 410 総受信信号電力推定部; 412 減算部; 414 平均化部;
802 雑音電力推定部; 804 平均化部; 806 逆拡散部; 808 総雑音電力推定部; 810 パイロット受信電力推定部; 812 マルチパス干渉除去部; 814 平均化部;
902 2次元MMSE等化部; 904 マルチパス干渉レプリカ生成部; 906 減算部; 908 チャネル推定部; 910 チップ雑音推定部; 912 2次元MMSEウエイト計算部; 914 ウエイト乗算部

Claims (10)

  1. 受信信号とパイロット信号との相関を計算し、パス毎のパイロット信号の受信電力を求める手段と、
    パイロット信号及びデータ信号の所定の電力比率を利用して、パス毎のパイロット信号の受信電力からマルチパス干渉成分を除去し、パス毎のパイロット信号の修正された受信電力を求める手段と、
    複数のパスに関する修正された受信電力及び所定の電力比率に基づいて、受信信号に含まれるパイロット信号及びデータ信号の総電力を推定する手段と、
    推定された総電力を、前記受信信号の総電力から減算し、雑音電力を求める手段と
    を備えることを特徴とする雑音電力推定装置。
  2. 前記推定された総電力が、複数のパスに関する修正された受信電力、所定の電力比率及び帯域制限フィルタのインパルス応答値に基づいて求められる
    ことを特徴とする請求項1記載の雑音電力推定装置。
  3. 逆拡散後のパイロット信号の分散に比例する総雑音電力を求める手段と、
    逆拡散後のパイロット信号の平均電力から、前記総雑音電力に比例する量を減算し、パス毎のパイロット信号の受信電力を求める手段と、
    前記パス毎のパイロット信号の受信電力と、パイロット信号及びデータ信号の所定の電力比率とに基づいて、マルチパス干渉成分を求める手段と、
    マルチパス干渉成分を前記総雑音電力から減算し、雑音電力を求める手段と
    を備えることを特徴とする雑音電力推定装置。
  4. 前記雑音電力が、忘却係数を含む漸化式により再帰的に更新される
    ことを特徴とする請求項1又は3の何れか1項に記載の雑音電力推定装置。
  5. 前記マルチパス干渉成分が、パス毎のパイロット信号の受信電力と、前記所定の電力比率を含む定数との積を、複数のパスにわたって加算することで求められる
    ことを特徴とする請求項1又は3の何れか1項に記載の雑音電力推定装置。
  6. 前記マルチパス干渉成分が、パス毎のパイロット信号の受信電力と、前記所定の電力比率を含む定数との積を、複数のパス及び複数の送信アンテナにわたって加算することで求められる
    ことを特徴とする請求項5記載の雑音電力推定装置。
  7. 複数の送信アンテナから送信され1以上の受信アンテナで受信された受信信号に受信ウエイトを乗算し、前記受信信号を送信アンテナ毎の信号に分離する最小二乗誤差(MMSE)方式の信号検出装置であって、当該信号検出装置は、雑音電力推定装置にて推定された雑音電力を用いて前記受信ウエイトを算出し、前記雑音推定装置は、
    受信信号とパイロット信号との相関を計算し、パス毎のパイロット信号の受信電力を求める手段と、
    パイロット信号及びデータ信号の所定の電力比率を利用して、パス毎のパイロット信号の受信電力からマルチパス干渉成分を除去し、パスのパイロット信号の修正された受信電力を求める手段と、
    複数のパスに関する修正された受信電力及び所定の電力比率に基づいて、受信信号に含まれるパイロット信号及びデータ信号の総電力を推定する手段と、
    推定された総電力を、前記受信信号の総電力から減算し、雑音電力を求める手段と
    を備えることを特徴とする信号検出装置。
  8. 複数の送信アンテナから送信され1以上の受信アンテナで受信された受信信号に受信ウエイトを乗算し、前記受信信号を送信アンテナ毎の信号に分離する最小二乗誤差(MMSE)方式の信号検出装置であって、当該信号検出装置は、雑音電力推定装置にて推定された雑音電力を用いて前記受信ウエイトを算出し、前記雑音推定装置は、
    逆拡散後のパイロット信号の分散に比例する総雑音電力を求める手段と、
    逆拡散後のパイロット信号の平均電力から、前記総雑音電力に比例する量を減算し、パス毎のパイロット信号の受信電力を求める手段と、
    前記パス毎のパイロット信号の受信電力と、パイロット信号及びデータ信号の所定の電力比率とに基づいて、マルチパス干渉成分を求める手段と、
    マルチパス干渉成分を前記総雑音電力から減算し、雑音電力を求める手段と
    を備えることを特徴とする信号検出装置。
  9. 受信信号とパイロット信号との相関を計算し、パス毎のパイロット信号の受信電力を求め、
    パイロット信号及びデータ信号の所定の電力比率を利用して、パス毎のパイロット信号の受信電力からマルチパス干渉成分を除去し、パス毎のパイロット信号の修正された受信電力を求め、
    複数のパスに関する修正された受信電力及び所定の電力比率に基づいて、受信信号に含まれるパイロット信号及びデータ信号の総電力を推定し、
    推定された総電力を、前記受信信号の総電力から減算し、雑音電力を求める
    ことを特徴とする雑音電力推定方法。
  10. 逆拡散後のパイロット信号の分散に比例する総雑音電力を求め、
    逆拡散後のパイロット信号の平均電力から、前記総雑音電力に比例する量を減算し、パス毎のパイロット信号の受信電力を求め、
    前記パス毎のパイロット信号の受信電力と、パイロット信号及びデータ信号の所定の電力比率とに基づいて、マルチパス干渉成分を求め、
    マルチパス干渉成分を前記総雑音電力から減算し、雑音電力を求める
    ことを特徴とする雑音電力推定方法。

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