JP2005327217A - 自動スケジューリングシステムおよび方法ならびに自動スケジューリングプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 移動ルートを容易に選定できかつ切符などの手配を同時に行える自動スケジューリングシステムおよび方法ならびにそのプログラムを記録した記録媒体を提供する。
【解決手段】 利用者端末2の入力部21から出発場所情報、到着場所情報及び滞在日時の入力で、移動ルートデータベース41への移動ルートの選定指示、移動時間データベースへの移動時間の検索指示を行う。その後、スケジュール生成部27が、移動区間毎の予定時刻を計算し、移動区間で公共の交通手段を利用する場合には計算した予定時刻に間に合うように時刻表データベース43で公共の交通手段を特定する。オンライン処理部28が公共交通手段予約サーバ装置3にその特定した公共の交通手段の予約処理の指示を行い、振込サーバ装置6に費用の振込の指示を行う。スケジューリング管理部29が、移動ルートを構成する移動区間毎の日時や移動手段名等スケジューリング結果を登録する。
【選択図】 図2
【解決手段】 利用者端末2の入力部21から出発場所情報、到着場所情報及び滞在日時の入力で、移動ルートデータベース41への移動ルートの選定指示、移動時間データベースへの移動時間の検索指示を行う。その後、スケジュール生成部27が、移動区間毎の予定時刻を計算し、移動区間で公共の交通手段を利用する場合には計算した予定時刻に間に合うように時刻表データベース43で公共の交通手段を特定する。オンライン処理部28が公共交通手段予約サーバ装置3にその特定した公共の交通手段の予約処理の指示を行い、振込サーバ装置6に費用の振込の指示を行う。スケジューリング管理部29が、移動ルートを構成する移動区間毎の日時や移動手段名等スケジューリング結果を登録する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、スケジュールを自動的に立てて管理を行う自動スケジューリングシステム、方法およびプログラムならびにそのプログラムを記録した記録媒体に関し、特に、出発場所と到着場所とから一以上の移動区間で移動ルートを構成し、移動区間毎の移動時間と滞在日時から逆算してスケジュールを立てて管理を行うとともに、移動手段として交通手段を利用する場合にはこの交通手段の予約手配を行う自動スケジューリングシステムおよび方法ならびに自動スケジューリングプログラムを記録した記録媒体に関する。
法人などの団体の役員、幹部のスケジュール管理を行うシステムとして、同一日時に複数の事象が重なっても、予定されている事象毎の優先度を数値化して、優先度の大きい事象から順にスケジューリングすることで、秘書の手作業に起因する重要な事象のスケジュール漏れを未然に回避するシステムがある(例えば、特許文献1)。ここで、事象とは、役員会や会社の年中行事等の団体内部でのイベントの他に、得意先との打ち合わせとか折衝等の団体外部との関連したイベントや、幹部個人のイベント等が挙げられている。
このようにスケジュールが組まれても秘書は、必要な切符や車の手配を行わなければならない。手配の一例として、東京支社の役員が名古屋本社で14時から16時までに行われる会議に出席する場合を説明する。この場合、出発場所が東京支社、到着場所が名古屋本社となる。なお、名古屋本社の最寄駅を名古屋駅、東京支社の最寄駅を東京駅とし、東京駅を出発駅、名古屋駅を到着駅とする。
先ず、秘書は、自分の過去の経験に基づいて、名古屋駅から名古屋本社までの移動時間を20分と判断するとともに余裕時間を10分と見積もって、名古屋駅の到達時刻を13時30分以前でなければならないと判断する。
次に、秘書は、時刻表を見て、13時30分前に名古屋駅着の新幹線の列車名を調べ、列車の空席情報を確認して、空席があれば新幹線の切符を手配する。空席がなければ空席のある列車を選択して切符の手配をする。今、11時36分東京駅発で13時22分名古屋駅着の新幹線の切符を予約できたとする。
さらに、秘書は、予約した新幹線に間に合うように、東京支社から東京駅までの時間を自己の経験に基づいて移動時間を10分と判断するとともに余裕時間を10分と見積もって、東京支社の出発時刻を11時15分と決定し、車の手配を行う。
同様に、秘書は、帰路についても同様に車や列車の切符の手配を行う。
先ず、秘書は、自分の過去の経験に基づいて、名古屋駅から名古屋本社までの移動時間を20分と判断するとともに余裕時間を10分と見積もって、名古屋駅の到達時刻を13時30分以前でなければならないと判断する。
次に、秘書は、時刻表を見て、13時30分前に名古屋駅着の新幹線の列車名を調べ、列車の空席情報を確認して、空席があれば新幹線の切符を手配する。空席がなければ空席のある列車を選択して切符の手配をする。今、11時36分東京駅発で13時22分名古屋駅着の新幹線の切符を予約できたとする。
さらに、秘書は、予約した新幹線に間に合うように、東京支社から東京駅までの時間を自己の経験に基づいて移動時間を10分と判断するとともに余裕時間を10分と見積もって、東京支社の出発時刻を11時15分と決定し、車の手配を行う。
同様に、秘書は、帰路についても同様に車や列車の切符の手配を行う。
また、出発駅、到着駅および乗車日時などを入力して出発駅から到着駅までの乗換ルートを検索できる乗換ルート検索システムがある。
例えば、先ず、秘書は出発駅名および到着駅名を入力する。次に、秘書は設定入力を行う。例えば、日時の指定を行うか否か、また、後に入力する日時が到着日時であるか出発日時であるかなどの入力を行うことで秘書は日時を入力する。
これら一連の入力が終わると、秘書は検索を実行させ、モニターに表示された検索結果に基づいて、電車などの乗換え回数や要するトータルの時間を加味し、乗換ルートを選定する。
例えば、先ず、秘書は出発駅名および到着駅名を入力する。次に、秘書は設定入力を行う。例えば、日時の指定を行うか否か、また、後に入力する日時が到着日時であるか出発日時であるかなどの入力を行うことで秘書は日時を入力する。
これら一連の入力が終わると、秘書は検索を実行させ、モニターに表示された検索結果に基づいて、電車などの乗換え回数や要するトータルの時間を加味し、乗換ルートを選定する。
また、パソコンなどからインターネットを介して予約サイトにアクセスして切符を予約できるシステムがある。
例えば、先ず秘書は、予約する切符に関する情報として、乗車駅名および下車駅名を入力する。次に、秘書は設定入力を行う。例えば、日時の指定を行うか否か指定する日時が到着日時であるか出発日時であるかの入力を行い、日時の入力を行う。
これら一連の入力が終わると、入力された条件に符合した交通手段のうち空席のあるものを判定させる。判定結果がモニターに表示させるので、秘書は表示されたものから最適なものを選択して、切符の予約を行う。
例えば、先ず秘書は、予約する切符に関する情報として、乗車駅名および下車駅名を入力する。次に、秘書は設定入力を行う。例えば、日時の指定を行うか否か指定する日時が到着日時であるか出発日時であるかの入力を行い、日時の入力を行う。
これら一連の入力が終わると、入力された条件に符合した交通手段のうち空席のあるものを判定させる。判定結果がモニターに表示させるので、秘書は表示されたものから最適なものを選択して、切符の予約を行う。
しかしながら、秘書は、出発場所として例えば東京支社から到着場所として例えば名古屋本社までの移動ルートを、自己の経験から判断し、移動手段と移動予定時間を割り出す必要がある。その際には、移動手段として公共の交通手段、例えば電車を利用する場合には、時刻表や前述のような乗換ルート検索システムを用いて列車名を調べる必要がある。また、公共の交通手段の出発駅までのルートは自分の経験で判断しなければならない。同時に、公共の交通手段の到着駅から到着場所である名古屋本社までのルートは自分の経験で判断しなければならない。
乗換ルート検索システムを用いて乗車駅や下車駅などを検索した場合においても、切符を予約する場合には、改めて前述のような予約サイトにアクセスする必要があり、しかも乗換ルート検索システムの結果をそのまま利用できずに、あらためて乗車駅や下車駅などの条件を入力する必要がある。また、秘書は、駅のカウンターなどに出向いて、予約した切符と引換えに現金払いを行う必要がある。また、移動ルートを構成する移動区間毎にどの程度の余裕時間を見積もるかは、その秘書の経験によるので、新たに任命された者にとって誤算が大きい。
また、公共の交通手段としてタクシーを利用する場合にはタクシーの手配を別途行う必要があるし、会社所有の車を利用する場合には車の手配を別途行う必要がある。よって、切符の手配、タクシーの手配および会社所有の車の手配は、それぞれ独立に行うことになるので、手配をし忘れることもある。
また、秘書にとっては、役員幹部のスケジュールの内容、すなわち、移動ルートや出発日時などを報告する必要があり、役員幹部は秘書からその報告を受けないとスケジュール内容が分からない。
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、秘書の業務を支援するために、移動ルートを容易に選定でき、かつ切符や車の手配を同時に行え、これらの決済も同時に行える、自動スケジューリングシステムおよび方法ならびに自動スケジューリングプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の自動スケジューリングシステムでは、利用者端末と利用者端末からの検索指示により検索を行って検索結果を返信するデータベースサーバ装置と公共の交通手段の予約処理を行う公共交通手段予約サーバ装置とを、ネットワークで接続した自動スケジューリングシステムであって、データベースサーバ装置は、出発場所情報および到着場所情報から出発場所と到着場所とをつなぐ移動ルートを検索可能に格納するとともに、移動ルートを構成する一以上の移動区間と移動区間毎に移動手段名とを格納した移動ルートデータベースと、移動区間の移動時間を格納した移動時間データベースと、公共の交通手段の時刻表を格納した時刻表データベースとを備えており、利用者端末は、入力部と、上記入力部から出発場所情報、到着場所情報および滞在日時の入力を受けて、出発場所から到着場所までの移動ルートと移動ルートを構成する一以上の移動区間での移動手段名とを検索して検索結果を返信するように、移動ルートデータベースに対し指示を行う移動ルート移動手段判定部と、移動ルートデータベースから返信された一以上の移動区間における移動時間を検索して検索結果を返信するように、移動時間データベースに対し指示を行う所要時間計算部と、移動時間データベースから返信された移動区間毎の移動時間と滞在日時とから、移動区間毎の予定時刻を計算するとともに、移動ルートデータベースから返信された検索結果を判断し、移動区間の移動手段として公共の交通手段を利用すると判断した場合には、計算した予定時刻に間に合う公共の交通手段を特定して返信するように、時刻表データベースに対して指示を行うスケジュール生成部と、入力部から入力された出発場所情報、到着場所情報および滞在日時と、移動ルートデータベースから返信された移動ルート、移動区間および移動手段名と、スケジュール生成部で計算した移動区間毎の予定時刻とを登録してスケジュール管理を行うスケジュール管理部と、を備えることを特徴とする。
この構成により、利用者端末の入力部から出発場所情報、到着場所情報および滞在日時を入力することで、先ず、移動ルート移動手段判定部が移動ルートデータベースに対して検索指示を行って一以上の移動区間で構成された移動ルートを選定する。次に、所要時間計算部が移動時間データベースに対して一以上の移動区間での移動に要する時間を検索するように指示をする。そして、この検索結果を受けると、スケジュール生成部が、移動時間データベースの検索結果および入力部に入力された滞在日時から移動区間毎の予定時刻を計算すると共に、移動区間で公共の交通手段を利用する場合には計算した予定時刻に間に合うように時刻表データベースで公共の交通手段を特定するように指示を行う。これらの一連の結果を踏まえて、スケジューリング管理部が、移動ルートを構成する一以上の移動区間毎の日時や移動手段名などスケジューリング結果の登録を行う。よって、利用者端末に、出発場所情報、到着場所情報および滞在日時を入力することで、移動ルートを選定でき、かつ公共の交通手段を特定できる。これにより、秘書業務を迅速に行え、入力操作を行った秘書が不在の場合にあっても、他の者がスケジュール登録部に登録した内容を把握することができる。
請求項2に記載の自動スケジューリングシステムでは、前記利用者端末は、前記移動ルートデータベースに格納される、移動ルートを構成する移動区間の組合せ、移動区間および移動手段名と、前記移動時間データベースに格納される移動区間毎の移動時間とに関して、書換および新規登録を行うデータベース登録部を備えることを特徴とする。この構成により、データベース登録部により移動ルートデータベースおよび移動時間データベースを書き換えたり、新規に登録することができるので、移動ルートに変更が生じたり新たに出発場所や到着場所が生じた場合においても対処することができる。
請求項3に記載の自動スケジューリングシステムでは、前記ネットワークに、公共の交通手段の切符予約を行う公共交通手段予約サーバ装置が接続されており、利用者端末は、スケジュール生成部の検索指示で時刻表データベースに特定させた公共の交通手段の切符を、公共交通手段予約サーバ装置に予約処理を行うよう指示を行うオンライン処理部を備えることを特徴とする。この構成により、オンライン処理部は、公共交通手段予約サーバ装置に、時刻表データベースに特定させた公共の交通手段の切符の予約処理をさせることができるので、別途切符の手配を行う必要がなく、秘書業務を迅速に行うことができる。
請求項4に記載の自動スケジューリングシステムでは、前記オンライン処理部は、移動区間の移動手段として公共の車を用いる場合には、前記公共交通手段予約サーバ装置に対して移動手段としての公共の車の予約処理を行うように指示を行うことを特徴とする。この構成により、オンライン処理部は、公共交通手段予約サーバ装置に、公共の車の予約処理をさせることができるので、別途車の手配を行う必要がなく、秘書業務を迅速に行うことができる。
請求項5に記載の自動スケジューリングシステムでは、前記ネットワークには、公共交通手段予約サーバ装置が行う予約処理にかかる費用について振込処理を行う振込サーバ装置を接続しており、オンライン処理部は、公共交通手段予約サーバ装置に対して予約処理の指示を行う前後において、該予約処理にかかる費用の振込みを行うように振込サーバ装置に指示する構成である。これにより、オンライン処理部は、公共交通手段予約サーバ装置に対して予約処理を行うのに前後して、その予約処理に要する費用を振り込むよう振込サーバ装置に指示を行うことができるので、予約処理に要する費用の決済を、スケジュールを立てるのと同時に行うことができ、秘書業務を迅速に行うことができる。
請求項6に記載の自動スケジューリングシステムは、前記ネットワークには、プライベートな車のスケジュール管理を行う車予約サーバ装置と接続しており、前記オンライン処理部は、移動区間の移動手段としてプライベートな車を用いる場合には、ネットワークを介して車予約サーバ装置に対してプライベートな車の予約処理を行うように指示する構成である。これにより、オンライン処理部は、車予約サーバ装置に対してプライベートな車の予約処理をさせることができるので、プライベートな車の手配を別途行う必要がなく、秘書業務を迅速に行うことができる。
請求項7に記載の発明は、利用者端末に入力された出発場所情報、到着場所情報および滞在日時に基いて自動でスケジュールを組み立てて管理する自動スケジューリング方法であって、利用者端末は、該利用者端末からの検索指示を受け付けて検索を行い検索結果を返信するデータベースサーバ装置と公共の交通手段の予約処理を行う公共交通手段予約サーバ装置とネットワークを介して接続でき、データベースサーバ装置は、出発場所情報および到着場所情報から出発場所と到着場所とをつなぐ移動ルートを検索可能に格納するとともに、移動ルートを構成する一以上の移動区間と移動区間毎に移動手段名とを格納した移動ルートデータベースと、移動区間の移動時間を格納した移動時間データベースと、公共の交通手段の時刻表を格納した時刻表データベースと、を備えており、利用者端末が出発場所情報、到着場所情報および滞在日時の入力を受けると、出発場所から到着場所までの移動ルートと移動ルートを構成する一以上の移動区間での移動手段名とを検索して検索結果を返信するように、移動ルートデータベースに対し指示を行う移動ルート移動手段判定ステップと、該移動ルート移動手段判定ステップにより移動ルートデータベースから返信された一以上の移動区間における移動時間を検索して検索結果を返信するように、移動時間データベースに対し指示を行う所要時間計算ステップと、所要時間計算ステップにより移動時間データベースから返信された移動区間毎の移動時間と滞在日時とから、移動区間毎の予定時刻を計算するとともに、移動ルート移動手段判定ステップにより移動ルートデータベースから返信された検索結果を判断し、移動区間の移動手段として公共の交通手段を利用すると判断した場合には、計算した予定時刻に間に合う公共の交通手段を特定して返信するように、時刻表データベースに対し指示を行うスケジュール生成ステップと、入力された出発場所情報、到着場所情報および滞在日時と、移動ルート移動手段判定ステップにより移動ルートデータベースから返信された移動ルート、移動区間および移動手段名と、スケジュール生成ステップで計算した移動区間毎の予定時刻とを登録してスケジュール管理を行うスケジュール管理ステップと、を順次行うことを特徴とする。この構成により、利用者端末に、出発場所情報、到着場所情報および滞在日時を入力することで、移動ルートを選定でき、かつ公共の交通手段を特定できる。これにより、秘書業務を迅速に行え、入力操作を行った秘書が不在の場合にあっても、他の者が管理されているスケジュールを見ることでスケジュールの内容を把握することができる。
請求項8に記載の発明は、出発場所情報、到着場所情報および滞在日時に基いて自動でスケジュールを組み立てて管理する自動スケジューリングプログラムを記録した記録媒体であって、自動スケジューリングプログラムが利用者端末に格納されて利用に供され、利用者端末は、該利用者端末からの検索指示を受け付けて検索を行い検索結果を返信するデータベースサーバ装置と、公共の交通手段の予約処理を行う公共交通手段予約サーバ装置と、ネットワークを介して接続でき、上記データベースサーバ装置は、出発場所情報および到着場所情報から出発場所と到着場所とをつなぐ移動ルートを検索可能に格納するとともに、移動ルートを構成する一以上の移動区間と移動区間毎に移動手段名とを格納した移動ルートデータベースと、移動区間の移動時間を格納した移動時間データベースと、公共の交通手段の時刻表を格納した時刻表データベースと、を備えており、自動スケジューリングプログラムを実行することにより、利用者端末が出発場所情報、到着場所情報および滞在日時の入力を受けると、出発場所から到着場所までの移動ルートと移動ルートを構成する一以上の移動区間での移動手段名とを検索して検索結果を返信するように、移動ルートデータベースに対し指示を行う移動ルート移動手段判定ステップと、この移動ルート移動手段判定ステップにより移動ルートデータベースから返信された一以上の移動区間における移動時間を検索して検索結果を返信するように、移動時間データベースに対し指示を行う所要時間計算ステップと、所要時間計算ステップにより移動時間データベースから返信された移動区間毎の移動時間と滞在日時とから、移動区間毎の予定時刻を計算するとともに、移動ルート移動手段判定ステップにより移動ルートデータベースから返信された検索結果を判断し、移動区間の移動手段として公共の交通手段を利用すると判断した場合には、計算した予定時刻に間に合う公共の交通手段を特定して返信するように、時刻表データベースに対し指示を行うスケジュール生成ステップと、入力された出発場所情報、到着場所情報および滞在日時と、移動ルート移動手段判定ステップにより移動ルートデータベースから返信された移動ルート、移動区間および移動手段名と、スケジュール生成ステップで計算した移動区間毎の予定時刻とを登録してスケジュール管理を行うスケジュール管理ステップと、を含む一連の処理を行うことを特徴とする。この構成により、本記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに格納して実行させることにより、コンピュータを利用者端末として機能させることができ、出発場所情報、到着場所情報および滞在日時を入力することで、移動ルートを選定でき、かつ公共の交通手段を特定できる。これにより、秘書業務を迅速に行え、入力操作を行った秘書が不在であっても、登録されているスケジュールの内容を、他の者が把握することができる。
請求項1に記載の自動スケジューリングシステムによれば、利用者端末の入力部に、出発場所情報、到着場所情報および滞在日時を入力することで、先ず移動ルート移動手段判定部が移動ルートデータベースに移動ルートや該移動ルートを構成する一以上の移動区間を判定させ、次に所要時間計算部が移動時間データベースに各移動区間の移動に要する時間を検索指示し、そして判定の結果移動手段として公共の交通手段を利用する場合にはスケジュール生成部が時刻表データベースで交通手段を特定させて、それらの結果を踏まえて立てられたスケジュールがスケジュール管理部に登録される。よって、利用者は利用者端末に前述の3つの情報を入力するだけで、スケジューリングを行うことができ、結果として秘書業務を迅速に行うことができる。また、立てられたスケジュールはスケジュール管理部に管理されているので、入力を行った者が不在でも容易にそのスケジュール内容を把握できる。
請求項2に記載の自動スケジューリングシステムによれば、利用者端末は、移動ルートや移動区間や移動時間に変更があったり、新たに生じた場合には、データベース登録部により、移動ルートデータベースや移動時間データベースを書き換えたり、新規に登録したりすることができるので、移動ルートが変更されたり、新たな出発場所や到着場所が生じた場合でも対処できる。
請求項3に記載の自動スケジューリングシステムによれば、オンライン処理部により、時刻表データベースに特定させた交通手段の切符の手配を、公共交通手段予約サーバ装置に対して行わせることができるので、別途切符の手配を行う必要がなく、秘書業務を迅速に行うことができる。
請求項4に記載の自動スケジューリングシステムによれば、交通手段として公共の車を利用する場合には、オンライン処理部により公共交通手段予約サーバ装置に公共の車の手配を行わせることができるので、別途配車の手配を行う必要がなく、秘書業務を迅速に行うことができる。
請求項5に記載の自動スケジューリングシステムによれば、オンライン処理部が公共交通手段予約サーバ装置に予約処理の指示を行うのに相前後して、振込予約サーバ装置に対して予約処理に要する費用の振込指示を行うことができるので、予約処理にかかる費用の支払を別途行う必要がなく、秘書業務を迅速に行うことができる。
請求項6に記載の自動スケジューリングシステムによれば、交通手段としてプライベートな車を利用する場合には、オンライン処理部により車予約サーバ装置にプライベートな車の手配を行わせることができるので、別途配車の手配を行う必要がなく、秘書業務を迅速に行うことができる。
請求項7に記載の自動スケジューリング方法によれば、利用者端末に、出発場所情報、到着場所情報および滞在日時を入力することで移動ルートを選定でき、かつ公共の交通手段を特定できるので、秘書業務を迅速に行え、入力操作を行った秘書が不在の場合にあっても、他の者にもスケジュールの内容を把握することができる。
請求項8に記載の自動スケジューリングプログラムを記録した記録媒体によれば、記録媒体に記録されている自動スケジューリングプログラムをコンピュータに格納して実行させることにより、このコンピュータを利用者端末として機能させることができ、出発場所情報、到着場所情報および滞在日時を入力することで、移動ルートを選定でき、かつ公共の交通手段を特定できるため、秘書業務を迅速に行える。また、たとえ入力操作を行った秘書が不在であっても、登録されているスケジュールの内容を他の者が把握できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明を実施するための最良の形態を示した自動スケジューリングシステムの機能ブロック構成図である。
自動スケジューリングシステム1は、パソコンなどの利用者端末2と、公共の交通手段の予約処理を行う公共交通手段予約サーバ装置3と、利用者端末2からの検索指示に応じて各データベースを検索し検索結果を返信するデータベースサーバ装置4と、プライベートな車の予約処理を行う車予約サーバ装置5と、振込処理を行う振込サーバ装置6とを、ネットワーク7で接続したシステムである。
ここで、車予約サーバ装置5の予約対象となるプライベートな車は、公共交通手段予約サーバ装置3の予約対象となる公共の車、例えばタクシーやハイヤーなどと対置するものであり、会社が所有する車、例えば庶務が管理する車(以下「庶務車」と称する。)を例として挙げることができる。なお、ネットワーク7は、社内LAN(Local Area Network)や電話回線やインターネットなどを組み合わせて構築される。
図1は、本発明を実施するための最良の形態を示した自動スケジューリングシステムの機能ブロック構成図である。
自動スケジューリングシステム1は、パソコンなどの利用者端末2と、公共の交通手段の予約処理を行う公共交通手段予約サーバ装置3と、利用者端末2からの検索指示に応じて各データベースを検索し検索結果を返信するデータベースサーバ装置4と、プライベートな車の予約処理を行う車予約サーバ装置5と、振込処理を行う振込サーバ装置6とを、ネットワーク7で接続したシステムである。
ここで、車予約サーバ装置5の予約対象となるプライベートな車は、公共交通手段予約サーバ装置3の予約対象となる公共の車、例えばタクシーやハイヤーなどと対置するものであり、会社が所有する車、例えば庶務が管理する車(以下「庶務車」と称する。)を例として挙げることができる。なお、ネットワーク7は、社内LAN(Local Area Network)や電話回線やインターネットなどを組み合わせて構築される。
データベースサーバ装置4は、移動ルートデータベース41、移動時間データベース42および時刻表データベース43の各データベース(DB)を備える。
ここで、移動ルートデータベース41は、出発場所情報および到着場所情報から出発場所と到着場所とをつなぐ移動ルートを検索可能に格納するとともに、移動ルートを構成する一以上の移動区間と、移動区間毎に移動手段名とを格納している。例えば、出発場所がA地点で到着場所がD地点である場合に、A地点からD地点へは、A地点から、B地点とC地点とを順次経由してD地点に至るというように、移動ルートを検索可能に格納している。この場合、移動ルートは、A地点〜B地点、B地点〜C地点、C地点〜D地点という各移動区間の順列で構成される。また、移動ルートデータベース41は、各移動区間での移動手段名を格納している。例えば、A地点〜B地点の移動区間は庶務車で、B地点〜C地点の移動区間は新幹線で、C地点〜D地点への移動区間はタクシーでというように、移動区間と移動手段名とを対にして格納している。
ここで、移動ルートデータベース41は、出発場所情報および到着場所情報から出発場所と到着場所とをつなぐ移動ルートを検索可能に格納するとともに、移動ルートを構成する一以上の移動区間と、移動区間毎に移動手段名とを格納している。例えば、出発場所がA地点で到着場所がD地点である場合に、A地点からD地点へは、A地点から、B地点とC地点とを順次経由してD地点に至るというように、移動ルートを検索可能に格納している。この場合、移動ルートは、A地点〜B地点、B地点〜C地点、C地点〜D地点という各移動区間の順列で構成される。また、移動ルートデータベース41は、各移動区間での移動手段名を格納している。例えば、A地点〜B地点の移動区間は庶務車で、B地点〜C地点の移動区間は新幹線で、C地点〜D地点への移動区間はタクシーでというように、移動区間と移動手段名とを対にして格納している。
移動時間データベース42は、各移動区間および移動時間を対として格納したものである。このときの移動時間は、移動ルートデータベース41に格納されたその移動手段で移動したときに要する実移動時間と、乗換や余裕を考慮した余裕時間との和であって、移動時間データベース42には、移動時間として、実移動時間および余裕時間が対として格納してある。なお、移動ルートデータベース41と移動時間データベース42は前述のように区別されることなく、一つのデータベースとして格納するようにしてもよい。
時刻表データベース43は、公共の交通手段の時刻表を格納したもの、すなわち、電車や飛行機などの公共の交通機関の運行ダイヤをデータベース化したものであり、電車については列車名と各駅での発車時刻及び到着時刻を、飛行機については便名と各空港での搭乗時刻及び到着時刻を格納したものである。
時刻表データベース43は、公共の交通手段の時刻表を格納したもの、すなわち、電車や飛行機などの公共の交通機関の運行ダイヤをデータベース化したものであり、電車については列車名と各駅での発車時刻及び到着時刻を、飛行機については便名と各空港での搭乗時刻及び到着時刻を格納したものである。
また、公共交通手段予約サーバ装置3は、予約処理を行う予約処理部31と、切符などの代金を含み予約処理にかかる費用を格納した料金データベース部32とを備える。
予約処理部31は、切符の予約要求とともに、例えば、列車名と乗車駅および下車駅など、切符を特定できる情報を受信すると、その切符を予約できるか否か、すなわち空席があるかどうかを判断して、利用者端末2に対して判断結果を返信する。空席がある場合には、予約しようとする切符の料金を、料金データ部32から取得して利用者端末2に送信する。そして、利用者端末2から予約指示を受信すると、その利用者端末2を設置管理する者と契約した銀行またはカード会社から料金振込みがあった旨の通知を振込サーバ装置6から受信したことを条件として、切符の発行処理を行う。発行された切符は、公共交通手段予約サーバ装置3を設置した旅行会社などから利用者に送信される。なお、切符の発行の代わりに、駅や空港などの窓口に設置してある切符引換装置(図示せず)に入力すべき予約登録番号を発行して、利用者端末2に送信するようにしてもよい。
予約処理部31は、切符の予約要求とともに、例えば、列車名と乗車駅および下車駅など、切符を特定できる情報を受信すると、その切符を予約できるか否か、すなわち空席があるかどうかを判断して、利用者端末2に対して判断結果を返信する。空席がある場合には、予約しようとする切符の料金を、料金データ部32から取得して利用者端末2に送信する。そして、利用者端末2から予約指示を受信すると、その利用者端末2を設置管理する者と契約した銀行またはカード会社から料金振込みがあった旨の通知を振込サーバ装置6から受信したことを条件として、切符の発行処理を行う。発行された切符は、公共交通手段予約サーバ装置3を設置した旅行会社などから利用者に送信される。なお、切符の発行の代わりに、駅や空港などの窓口に設置してある切符引換装置(図示せず)に入力すべき予約登録番号を発行して、利用者端末2に送信するようにしてもよい。
また、予約処理部31は、例えば、配車の日時および場所に関する情報などタクシーの手配に必要な情報とともにタクシーの予約指示を受信すると、銀行またはカード会社から料金振込みがあった旨の通知を受けたことを振込サーバ装置6から受信したことを条件として、タクシーの手配を行う。タクシーの手配としては、タクシー会社に設置された予約受付サーバ装置8に対して、ネットワーク7を介して配車の日時および場所などの情報を送信して、タクシー会社から予約完了の通知を受ける。
また、銀行やカード会社に設置された振込サーバ装置6は、口座情報データベース61と振込処理部62とを備える。
口座情報データベース61は、利用者端末2を設置した会社などの団体の利用者口座情報や、公共交通手段予約サーバ装置3を設置した契約旅行会社など、団体と契約した契約会社の契約会社口座情報を格納してある。利用者口座情報や契約会社口座情報としては、口座番号、残高、暗証番号などが挙げられる。
振込処理部62は、利用者端末2から振込金額、引落元の口座番号および振込先の口座番号とともに振込指示を受けると、利用者口座情報の残高から振込金額を差し引くと共に契約会社口座番号の残高に振込金額を加算して振込処理を行う。なお、利用者端末2から振込指示とともに受信する情報は振込金額のみとしてもよい。この場合には、利用者端末2からアクセス時に送信された利用者端末2を特定する情報から、予め口座情報データベース61に蓄積されたデータを元にして、引落元の口座番号と振込先の口座番号とを確定する。
口座情報データベース61は、利用者端末2を設置した会社などの団体の利用者口座情報や、公共交通手段予約サーバ装置3を設置した契約旅行会社など、団体と契約した契約会社の契約会社口座情報を格納してある。利用者口座情報や契約会社口座情報としては、口座番号、残高、暗証番号などが挙げられる。
振込処理部62は、利用者端末2から振込金額、引落元の口座番号および振込先の口座番号とともに振込指示を受けると、利用者口座情報の残高から振込金額を差し引くと共に契約会社口座番号の残高に振込金額を加算して振込処理を行う。なお、利用者端末2から振込指示とともに受信する情報は振込金額のみとしてもよい。この場合には、利用者端末2からアクセス時に送信された利用者端末2を特定する情報から、予め口座情報データベース61に蓄積されたデータを元にして、引落元の口座番号と振込先の口座番号とを確定する。
また、車予約サーバ装置5は、利用者端末2を設置した団体、例えば自社が所有する車を管理して予約処理を行う車管理部51と、車の利用予定表を備えた車予定データベース52とを備える。
車管理部51は、利用者端末2から車予約指示を、配車日時、配車場所などの情報と共に受けると、車予定データベース52を参照して予約日時に配車できるか否かを判断し、予約できる場合には車予定データベース52を書き換えて予約完了の通知を返送する一方で、予約できない場合には予約不能である旨を返送する。
車管理部51は、利用者端末2から車予約指示を、配車日時、配車場所などの情報と共に受けると、車予定データベース52を参照して予約日時に配車できるか否かを判断し、予約できる場合には車予定データベース52を書き換えて予約完了の通知を返送する一方で、予約できない場合には予約不能である旨を返送する。
次に、利用者端末2について説明する。
利用者端末2は、キーボードやマウスなどの入力部21と、ディスプレイなどの表示部22と、ネットワーク7を介して外部と通信するための通信インタフェース23と、内部制御を行うCPUなどで構成される制御部24とを備える。なお、入力部21および表示部22の代わりに、入出力を同一画面で行うタッチパネル式画面、テンキーなどで構成された入出力表示部を備えてもよい。
また、CD(Compact Disk)などの記録媒体に格納された自動スケジューリングプログラムを、図示しない内部メモリに格納して実行させることで、移動ルート移動手段判定部25、所定時間計算部26、スケジュール生成部27、オンライン処理部28、スケジュール管理部29およびデータベース登録部2aを構成し、これら各部と連携して後述するような一連の処理を行う。なお、自動スケジューリングプログラムは、このプログラムを提供する装置(図示せず)から、ネットワーク7を介して、コンピュータにダウンロードして取得して、利用者端末2の各部を構成して、これら各部と連携して後述するような一連の処理を行うようにしてもよい。
利用者端末2は、キーボードやマウスなどの入力部21と、ディスプレイなどの表示部22と、ネットワーク7を介して外部と通信するための通信インタフェース23と、内部制御を行うCPUなどで構成される制御部24とを備える。なお、入力部21および表示部22の代わりに、入出力を同一画面で行うタッチパネル式画面、テンキーなどで構成された入出力表示部を備えてもよい。
また、CD(Compact Disk)などの記録媒体に格納された自動スケジューリングプログラムを、図示しない内部メモリに格納して実行させることで、移動ルート移動手段判定部25、所定時間計算部26、スケジュール生成部27、オンライン処理部28、スケジュール管理部29およびデータベース登録部2aを構成し、これら各部と連携して後述するような一連の処理を行う。なお、自動スケジューリングプログラムは、このプログラムを提供する装置(図示せず)から、ネットワーク7を介して、コンピュータにダウンロードして取得して、利用者端末2の各部を構成して、これら各部と連携して後述するような一連の処理を行うようにしてもよい。
ここで、移動ルート移動手段判定部25は、制御部24からの指示で、出発場所情報、到着場所情報および滞在日時の入力を受けて、移動ルートデータベース41に対し出発場所から到着場所への移動ルートと、移動ルートを構成する一以上の移動区間での移動手段名と、を検索して検索結果を返信するように指示を行う。このとき、出発場所と到着場所との移動ルートを、往路、復路それぞれ別々に検索するように指示しても良いし、また、復路の移動ルートは往路の移動ルートの逆であると判断して、往路のみを検索するようにしてもよい。
所要時間計算部26は、制御部24からの指示で、移動ルート移動手段判定部25による検索結果である一以上の移動区間での移動時間を、すなわち、移動ルートデータベース41から返信された一以上の移動区間での移動時間を、移動時間データベース42に検索して検索結果を返信するように指示を行う。このとき、移動ルート移動手段判定部25により往路のみ、または往路と復路のそれぞれを検索するように指示した場合には、それに対応して、各移動区間毎の移動時間を検索するようにする。
スケジュール生成部27は、移動時間データベース42での検索結果、すなわち、移動時間データベース42から返信された移動区間毎の移動時間と、入力部21から入力された滞在日時とから、移動区間毎の予定時刻を計算する。このとき、移動ルート移動手段判定部25での検索結果で移動区間の移動に、例えば新幹線等の鉄道や飛行機などの公共の交通手段を利用する場合には、制御部24からの指示で、予定時刻に間に合うように、時刻表データベース43に対して公共の交通手段を特定するように指示を行い、特定された交通手段の出発時刻や到着時刻などを反映させて、移動区間毎の予定時刻を計算する。このとき、移動区間毎の予定時間は、制御部24からの指示で出発場所情報、到着場所情報および滞在日時の入力とともに往路のみのスケジュールを組むように指定された場合には、往路の移動区間毎の予定時間を計算し、また、往路および復路の双方のスケジュールを組むように指定された場合には、往路と復路のそれぞれについて移動区間毎の予定時間を計算する。
所要時間計算部26は、制御部24からの指示で、移動ルート移動手段判定部25による検索結果である一以上の移動区間での移動時間を、すなわち、移動ルートデータベース41から返信された一以上の移動区間での移動時間を、移動時間データベース42に検索して検索結果を返信するように指示を行う。このとき、移動ルート移動手段判定部25により往路のみ、または往路と復路のそれぞれを検索するように指示した場合には、それに対応して、各移動区間毎の移動時間を検索するようにする。
スケジュール生成部27は、移動時間データベース42での検索結果、すなわち、移動時間データベース42から返信された移動区間毎の移動時間と、入力部21から入力された滞在日時とから、移動区間毎の予定時刻を計算する。このとき、移動ルート移動手段判定部25での検索結果で移動区間の移動に、例えば新幹線等の鉄道や飛行機などの公共の交通手段を利用する場合には、制御部24からの指示で、予定時刻に間に合うように、時刻表データベース43に対して公共の交通手段を特定するように指示を行い、特定された交通手段の出発時刻や到着時刻などを反映させて、移動区間毎の予定時刻を計算する。このとき、移動区間毎の予定時間は、制御部24からの指示で出発場所情報、到着場所情報および滞在日時の入力とともに往路のみのスケジュールを組むように指定された場合には、往路の移動区間毎の予定時間を計算し、また、往路および復路の双方のスケジュールを組むように指定された場合には、往路と復路のそれぞれについて移動区間毎の予定時間を計算する。
オンライン処理部28は、スケジュール生成部27の指示により、時刻表データベース43に特定させた公共の交通手段の切符を、公共交通手段予約サーバ装置3に対して予約処理を行うように指示する。また、オンライン処理部28は、移動ルート移動手段判定部25での検索結果で、移動区間の移動手段として公共の車を用いる場合には、公共交通手段予約サーバ装置3に対して移動手段としての公共の車の予約処理を行う。さらに、オンライン処理部28は、移動ルート移動手段判定部25での検索結果において、移動区間の移動手段としてプライベートな車を用いると判定した場合には、車予約サーバ装置5に対してプライベートな車の予約指示を行う。
スケジュール管理部29は、制御部24からの指示で、入力部21から入力された出発場所情報、到着場所情報および滞在日時と、移動ルート移動手段判定部25の検索指示で移動ルートデータベース41から返信された移動ルート、移動区間および移動手段名と、スケジュール生成部27で計算した移動区間毎の予定時刻とを予定表に自動登録してスケジュール管理を行う。このとき、制御部24からの指示で出発場所情報、到着場所情報および滞在日時の入力とともに往路のみのスケジュールを組むように指定された場合には、往路のみのスケジュールを登録するようにする一方で、往路および復路の双方のスケジュールを組むように指定された場合には、往路と復路のそれぞれについてスケジュールを登録することになる。
以下、自動スケジューリングプログラムを実行することで行われる一連の処理を説明する。なお、以下の説明においては、往路のみのスケジュールを組み立てる場合を前提に説明するところ、復路についても同様である。
図2は、自動スケジューリングプログラムを実行させることで制御部24などが行う一連の処理のフロー図である。例えば、利用者端末2の入力部21が所定の開始入力キーの入力を受けると、表示部22に、出発場所情報、到着場所情報および滞在日時の入力をするように、利用者に促す。ここで、到着場所情報には例えば出張先名などを挙げられ、滞在日時は例えば出張先での会議の開始から終了までの日時を挙げることができる。このとき、誰のスケジュールであるかを入力したり、また、往復のスケジュールを組み立てる旨を入力したりすることもできる。以下では、往路のみのスケジュールを指定したとする。
図2は、自動スケジューリングプログラムを実行させることで制御部24などが行う一連の処理のフロー図である。例えば、利用者端末2の入力部21が所定の開始入力キーの入力を受けると、表示部22に、出発場所情報、到着場所情報および滞在日時の入力をするように、利用者に促す。ここで、到着場所情報には例えば出張先名などを挙げられ、滞在日時は例えば出張先での会議の開始から終了までの日時を挙げることができる。このとき、誰のスケジュールであるかを入力したり、また、往復のスケジュールを組み立てる旨を入力したりすることもできる。以下では、往路のみのスケジュールを指定したとする。
入力部21が出発場所情報、到着場所情報および開始終了日時の入力を受けると、制御部24はこれらの入力を受けて(ST101)、出発場所情報および到着場所情報から、移動ルートおよび移動手段の判定を行うように移動ルート移動手段判定部25に指示する。この指示を受けた移動ルート移動手段判定部25は、出発場所情報および到着場所情報の転送を受け、移動ルートおよび移動手段の判定処理を行う。すなわち、ネットワーク7を介してデータベースサーバ装置4の移動ルートデータベース41にアクセスして、出発場所情報および到着場所情報から移動ルートを検索して該移動ルートを構成する移動区間および移動区間毎の移動手段名を返信するように要求する(移動ルート移動手段判定ステップ、ST102)。制御部24は、その返信を、移動ルートデータベース41から受けると、その返信内容を表示部22に表示し、利用者にその内容でよいか否かの確認を行う(ST103)。
利用者からNGの入力を受けると(ST103でNGの場合)、制御部24は再度移動ルートおよび移動手段の判定処理を行う(ST102に移行)。これに対して、利用者からOKの入力を受けると(ST103でOKの場合)、制御部24は所要時間計算部26に対して移動区間毎の移動時間を算出するように指示する。この指示を受けた所要時間計算部26は、各移動区間の情報(例えばA地点〜B地点、B地点〜C地点、C地点〜D地点という情報)と共に、ネットワーク7を介して移動時間データベース42にアクセスして、各移動区間の情報から、各移動区間での移動時間を検索して返信するように要求する(所要時間計算ステップ、ST104)。
各移動区間での移動時間の返信を受けた制御部24は、スケジュール生成部27に対して、この返信内容と、ST101で入力された出発場所情報、到着場所情報および滞在日時と、ST102で移動ルートデータベース41から受信した内容とを、スケジュール生成部27に転送して、スケジュールの作成を行うように指示する。このとき、ST102で移動ルートデータベース41から受信した内容は、ST103でOKとなった段階での受信内容である。この指示を受けたスケジュール生成部27は、出発場所から到着場所への移動ルートを移動区間毎に分けて構成する。また、実移動時間および余裕時間の移動時間に基づいて、到着すべき時刻から逆算して各移動区間の両地点での時刻を計算する。その際、移動区間の移動手段の中に公共の交通手段、例えば新幹線を使用する場合には、時刻表データベース43に対して、乗車駅および下車駅の駅名ならびに下車駅での仮時刻とともに、時間に間に合う交通手段を特定して返送するように要求し、その返送に基づいて移動ルートの各移動区間の両端での予定時刻を仮決定する(ST105)。
その後、スケジュール生成部27は、制御部24を介して表示部22に切符の予約を行うか否かの入力を利用者に促す表示を行う(ST106)。切符の予約を行う旨の入力があると(ST106でYes)、スケジュール生成部27は、制御部24を介して表示部22に、予約する内容、すなわちスケジュール生成部27で仮決定した公共の交通手段の切符の手配条件を表示する(ST107)。表示する内容としては、出発駅、下車駅、両駅での予定日時等の他に、自由席か指定席か禁煙席か喫煙席か、座席の位置などが挙げられる。飛行機の場合にも、座席の位置などを挙げることができる。
ST107の後、自由席か指定席かなどの切符手配条件の入力が必要により行われ、ST107で表示部22に表示された内容でOKの入力を受けると(ST108)、スケジュール生成部27は、制御部24を介して、必要により行われた入力の情報も含めて切符手配条件をオンライン処理部28に転送し、その切符の手配を行うように指示する。この指示を受けたオンライン処理部28は、公共交通手段予約サーバ装置3に対して切符手配条件に符合する切符を予約するように切符手配条件を一緒に送信して指示する(ST109)。
そして、予約できない旨の返信を公共交通手段予約サーバ装置3から受けると(ST110でNoの場合)、制御部24は、スケジュール生成部27に対して再度ST105の処理をさせる。すると、スケジュール生成部27は、時刻表データベース43に対して再度時間に間に合う列車や飛行機の便名を特定して、出発時刻と到着時刻とともに返信するように要求する。これに対し、予約できる旨の返信を公共交通手段予約サーバ装置3から返信を受けると(ST110でYesの場合)、制御部24は、この返信とともに受けた料金を表示部22に表示する(ST111)とともに、利用者に対して表示した料金で予約するか否かの意思の確認を利用者に対して行う(ST112)。
図3は、表示部22に表示される振込に関する情報の一例を示した図である。図3に示すように、表示される内容としては、乗車日、乗車時刻、乗車駅名(乗車地)、降車駅名(降車地)、列車名、人数内訳と、振込金額である。利用者端末2を操作する利用者が、購入ボタンをクリックしたり、押したりすることで、後述するように、ST113の切符予約指示、ST114の料金口座振込指示がなされる。
すなわち、予約する旨の入力を入力部21が受けると、制御部24は、ST110で公共交通手段予約サーバ装置3から空席有(Yes)の返信を受けた切符について、予約処理を行うようにオンライン処理部28に対して指示を行う。オンライン処理部28は、ST110で予約できる旨の返信を受けた公共の交通手段、ここでは電車や飛行機などの手配を、ネットワーク7を介して公共交通手段予約サーバ装置3に対して行う(ST113)。これと相前後して、ST111で表示した料金の振込処理を振込サーバ装置6に対して行うように指示する(ST114)。
ここで、ST105〜ST114のうち、スケジュール生成部27が行う処理ステップが、スケジュール生成ステップである。
なお、ST105〜ST114のステップのうち、スケジュール生成部27が行うスケジュール生成ステップは上記に限定されることなく、次の内容を行うものであればよい。すなわち、スケジュール生成部27は、ST104の所要時間計算ステップにより移動時間データベース42から返信された移動区間毎の移動時間と滞在日時とから、移動区間毎の予定時間を計算する。また、スケジュール生成部27は、ST102の移動ルート移動手段判定ステップにより移動ルートデータベースから返信された移動区間の移動に公共の交通手段を利用するか否かを判断し、利用する場合には計算した予定時刻に間に合う公共の交通手段を特定して返信するように、時刻表データベース43に対して指示を行うようにしてもよい。このとき、到着場所の最寄駅から到着場所までの移動区間の移動時間も送信される。よって、例えば、ST105で仮決定される列車は一つに限定することなく複数であってもよく、この場合には、スケジュール生成部27は、オンライン処理部28を介して、仮決定した列車に空席があるか否かを公共交通手段予約サーバ装置3に問い合わせて、表示部22にその問い合わせ結果を表示し、その表示された空席状況から列車を利用者が特定するようにしてもよい。
なお、ST105〜ST114のステップのうち、スケジュール生成部27が行うスケジュール生成ステップは上記に限定されることなく、次の内容を行うものであればよい。すなわち、スケジュール生成部27は、ST104の所要時間計算ステップにより移動時間データベース42から返信された移動区間毎の移動時間と滞在日時とから、移動区間毎の予定時間を計算する。また、スケジュール生成部27は、ST102の移動ルート移動手段判定ステップにより移動ルートデータベースから返信された移動区間の移動に公共の交通手段を利用するか否かを判断し、利用する場合には計算した予定時刻に間に合う公共の交通手段を特定して返信するように、時刻表データベース43に対して指示を行うようにしてもよい。このとき、到着場所の最寄駅から到着場所までの移動区間の移動時間も送信される。よって、例えば、ST105で仮決定される列車は一つに限定することなく複数であってもよく、この場合には、スケジュール生成部27は、オンライン処理部28を介して、仮決定した列車に空席があるか否かを公共交通手段予約サーバ装置3に問い合わせて、表示部22にその問い合わせ結果を表示し、その表示された空席状況から列車を利用者が特定するようにしてもよい。
図4は、スケジュール生成部27がオンライン処理部28を介して公共交通手段予約サーバ装置3に空席状況を問い合わせて、表示部22に表示される問い合わせ結果の一例を示した図である。図4に示すように、列車名、出発時刻、到着時刻の他に、空席状況を、指定席かグリーン席か、禁煙席か喫煙席かに分けてそれぞれ表示される。「○」や「△」が空席であることを示すところ、いま全て「○」であるので、希望する座席の種類を利用者が決め、その「○」をクリックすることで、列車名と、指定席かグリーン席か、禁煙席か喫煙席かを利用者が本決定することができる。
スケジュール生成部27は、出発場所を出発する時刻が、本決定した列車の出発時刻に沿うようになっていか否かを確認し、沿うようになっていない場合にはこの出発時刻に沿うように、出発場所を出発する時刻を調整する。また、到着場所に到着する時刻が、本決定した列車の到着時刻に沿うようになっているか否かを確認し、なっていない場合には、この到着時刻に沿うように、到着場所に到着する時刻を調整する。
以上で電車や飛行機など予め出発時刻や到着時刻が決められた交通手段の予約が完了する。
スケジュール生成部27は、出発場所を出発する時刻が、本決定した列車の出発時刻に沿うようになっていか否かを確認し、沿うようになっていない場合にはこの出発時刻に沿うように、出発場所を出発する時刻を調整する。また、到着場所に到着する時刻が、本決定した列車の到着時刻に沿うようになっているか否かを確認し、なっていない場合には、この到着時刻に沿うように、到着場所に到着する時刻を調整する。
以上で電車や飛行機など予め出発時刻や到着時刻が決められた交通手段の予約が完了する。
制御部24は、ST113およびST114の処理を経て公共交通手段予約サーバ装置3から予約完了の通知を受けると、公共の交通手段のうち、利用者側で出発日時を決めることができる公共の交通機関、例えば、タクシーの予約を行うかどうかを、表示部22に表示し、利用者に対して予約を行うか否かの意思表示の確認を行う(ST115)。ST106でNoの場合やST112でNoの場合にも同様にST115を行う。
制御部24は、入力部21に対して予約を行う旨の入力があると、オンライン処理部28に対してタクシーなどの手配を行うように指示する。オンライン処理部28は、ST105で決定した配車日時、配車場所などの情報とともに、公共交通手段予約サーバ装置3に対して予約を行うように指示する(ST116)。ここで、もし切符の手配をしている場合(ST106でYesの場合)には、予約指示とともに入力される情報は、ST110で空席有となったときのST105で決定されたものである。この指示を受けた公共交通手段予約サーバ装置3は、前述のように予約処理を行って予約完了通知を利用者端末2に返信するので、利用者端末2は表示部22に予約完了した旨を表示する。これに対して予約を行わない旨の入力があると、直ちに次のST117に移行する。
制御部24は、入力部21に対して予約を行う旨の入力があると、オンライン処理部28に対してタクシーなどの手配を行うように指示する。オンライン処理部28は、ST105で決定した配車日時、配車場所などの情報とともに、公共交通手段予約サーバ装置3に対して予約を行うように指示する(ST116)。ここで、もし切符の手配をしている場合(ST106でYesの場合)には、予約指示とともに入力される情報は、ST110で空席有となったときのST105で決定されたものである。この指示を受けた公共交通手段予約サーバ装置3は、前述のように予約処理を行って予約完了通知を利用者端末2に返信するので、利用者端末2は表示部22に予約完了した旨を表示する。これに対して予約を行わない旨の入力があると、直ちに次のST117に移行する。
次に、制御部24は、タクシーのような公共の交通手段ではなく、プライベートな車、例えば会社所有の車などを予約するか否かを表示部22に表示して、利用者の配車予約を行うか否かの意思表示の確認を行う(ST117)。予約する旨の入力が入力部21からあると、制御部24はオンライン処理部28に対して車の手配を行うように指示する。オンライン処理部28は、ST105で決定した配車日時、配車場所などの情報とともに、車予約サーバ装置5に対して予約を行うように指示する(ST118)。ここで、切符の手配をしている場合(ST106でYesの場合)には、予約指示とともに車予約サーバ装置5に送られる情報(予約日時および配車場所)は、ST110で空席有となったときのST105で決定されたものである。車予約サーバ装置5は、前述したように、車予定データベース52を参照して、予約日時に配車場所に配車できるか否かを判断し、予約できる場合には車予定データベース52を書き換えて予約完了の通知を返送する一方、予約できない場合には予約不能である旨を返送する。この返信を受けた利用者端末2は、表示部22に対してその旨の表示を行う。この際、ST113で行った切符の予約処理の結果やST116で行ったタクシーの予約処理の結果をも表示する。
その後、新幹線などの電車やタクシーの公共交通手段の予約指示(ST113、ST116)や、社用車の予約指示(ST118)を行ったか否かに拘らず、制御部24は、スケジュール生成部27が最終的にスケジューリングした内容をスケジュール管理部29にある予定表に書き込んで管理するように指示する。スケジュール管理部29は、スケジュール生成部27で行われたスケジュール内容、すなわち、出発場所から到着場所への移動ルートを移動区間毎に分けて構成した内容、到着すべき時刻から逆算して算出した各移動区間の両地点での日時、その際、ST113で切符を手配したときにはその内容を反映した日時などを、日程表に書き込んで登録して管理する(スケジュール管理ステップ、ST119)。これにより、スケジュール管理部29の日程表には、この一連の処理でスケジューリングされた内容が書き込まれているので、後日、秘書などの利用者はスケジュール管理部29の日程表を、表示部22に表示させることで、そのスケジュール内容を確認できる。
図5は、表示部22に表示させたスケジュール表の一例を示した図である。図5に示すように、時間軸に対して、東京支社の出発時刻、東京駅着時刻、東京駅発車時刻、名古屋駅到着時刻、名古屋駅発車時刻、名古屋本社への時刻、会議の時刻などの時刻とその内容(「東京支社 出発」、「庶務車12号車」などの文字情報)が一覧表示される。また、スケジュール管理部29が、利用者端末2を操作する利用者に、スケジュール表に書き込む情報、例えば図示した「東京支社正門より」「新製品会議」などの文字情報を入力させることで、スケジューリングされた内容と一緒に登録でき、「手配済み」という文字情報も入力することで、切符や車の手配済みであることを他の者にも熟知させられる。
以上のように、利用者端末2の入力部21から入力された出発場所情報、到着場所情報および滞在日時から、スケジューリングを行うことができるが、新たな出発場所や到着場所などが生じた場合や移動ルートに変更が生じた場合に備えて、利用者端末2は、データベースサーバ装置4の移動ルートデータベース41や移動時間データベース42にデータを追加したり書き換えを行うデータベース登録部2aを備える。すなわち、データベース登録部2aは、移動ルートデータベース41に格納される移動区間、移動手段名および移動ルートを構成する移動区間の組合せと、移動時間データベース42に格納される移動区間毎の移動時間とに関して、書換および新規登録を行う。
図6は、利用者端末2からデータベースサーバ装置4にアクセスして、データベースサーバ装置4に、新たに移動ルートを登録するために、表示部22に表示される内容の一例を示した図である。図6に示すように、経路毎に、移動手段名をプルダウンで指定でき、「経路1」の出発の欄に出発場所情報を、最終経路、例えば「経路3」の到着の欄に到着場所情報を、それぞれ入力し、その間の各経路の出発および/または到着の各欄に各場所情報を入力するとともに、各区間における出発および到着の時刻を入力することで、データベース登録部2aは各移動区間での移動時間を計算させて、データベースサーバ装置4に新しに移動ルートを登録する。このとき、移動ルートデータベース41と移動時間データベース42の書式に倣ってそれぞれ登録する。また、図6に示した備考欄には、「仮登録」の文字を入力してデータベースサーバ装置4に仮登録しておくことで、別の利用者が利用者端末2を操作した場合において、移動ルート移動手段判定部25からの検索指示には仮登録の移動ルートを検索の対象外とすることもできる。
このように、新たな出発場所や到着場所が生じた場合には、例えばその最寄駅とその各場所とをつなぐ移動区間と、その移動区間を移動するための移動手段とを、データベース登録部2aからネットワーク7を介して移動ルートデータベース41に登録する。同様に、これに対応するように移動時間データベース42に移動時間を登録する。これにより、新たに生じた移動ルートについては、秘書などが熟知者に尋ねるなどして推定した移動ルート、移動手段および移動時間を予め登録しておき、実際に到着場所に移動した後、例えば出張した後に、登録した内容を書き換えて登録し直し、好ましいデータを移動ルートデータベース41や移動時間データベース42に格納することができる。
次に、自動スケジューリングシステムの利用態様につき説明する。
図7は、図1の自動スケジューリングシステムの利用態様を示したフロー図である。すなわち、利用者端末2を操作する利用者側と、振込サーバ装置6を設置管理する銀行側またはカード会社側と、公共交通手段予約サーバ装置3を設置管理する契約旅行会社側と、利用者の所属する団体内部、ここでは会社の庶務係側とでの処理手順を示してある。
図7は、図1の自動スケジューリングシステムの利用態様を示したフロー図である。すなわち、利用者端末2を操作する利用者側と、振込サーバ装置6を設置管理する銀行側またはカード会社側と、公共交通手段予約サーバ装置3を設置管理する契約旅行会社側と、利用者の所属する団体内部、ここでは会社の庶務係側とでの処理手順を示してある。
先ず、秘書は、利用者端末2の表示部22に表示される入力指示に応じて、出発場所情報、到着場所情報および滞在日時の各情報について入力する(ST201)。すると、利用者端末2は入力された情報に基づいて、移動ルート移動手段判定部25で移動ルートデータベース41に対して出発場所と到着場所とをつなぐ移動ルートを判定させると共にその際の移動手段について検索させる。そして、利用者端末2は検索結果の返答を受けて返信された移動ルートおよび移動手段を表示部22に表示するので、利用者は表示された内容を確認する(ST202)。
引き続き、利用者端末2は、確認した移動ルートおよび移動手段に応じて、移動ルートを構成する一以上の移動区間毎の移動時間を所要時間計算部26で移動時間データベース42に対して検索させる。その検索結果の返答を受けると、返答された時間を移動区間毎に表示する(ST203)。
引き続き、利用者端末2は、スケジュール生成部27で、ST201で入力された到着時刻とそれから逆算した各移動区間での仮時刻を表示するとともに、移動手段として電車や飛行機を利用する場合には、その列車名や便名などを、時刻表データベース43に問い合わして仮決定する(ST204)。
引き続き、利用者端末2は、スケジュール生成部27で、ST201で入力された到着時刻とそれから逆算した各移動区間での仮時刻を表示するとともに、移動手段として電車や飛行機を利用する場合には、その列車名や便名などを、時刻表データベース43に問い合わして仮決定する(ST204)。
引き続き、利用者端末2は、ST204で仮決定した列車名や便名の切符の予約処理を行うように入力指示を受けると、オンライン処理部28で、公共交通手段予約サーバ装置3に対して予約処理を行うように指示する(ST205)。この指示と相前後して振込サーバ装置6に対して、ST205の予約処理での費用、すなわち切符代金などを契約旅行会社の口座に振り込むように指示する。振込サーバ装置6は、受けた振込指示に基づき口座引落処理を行い(ST206)、振り込まれた旨を利用者端末2と公共交通手段予約サーバ装置3とに通知する。公共交通手段予約サーバ装置3では、利用者端末2からの予約指示および振込サーバ装置6からの振込通知を受けて、切符の予約処理が行われ発券処理などがなされる(ST207)。
また、利用者端末2では、続いてタクシー予約を行う旨の入力があると、オンライン処理部28で、同じく公共交通機関予約サーバ装置3に対してタクシーの予約処理を行うように指示する(ST208)。すると、公共交通機関予約サーバ装置3では、契約旅行会社と契約している各タクシー会社に対してタクシーの予約を行うように通知する(ST209)。これで、各タクシー会社へのタクシーの予約がなされる。
また、利用者端末2では、続いて会社所有の車の予約を行う旨の入力があると、社内などに設置してある車予約サーバ装置5に対して庶務車を手配するように指示する(ST210)。すると、車予約サーバ装置5の車管理部51は、車予定データベース52を書き換え、庶務車の手配を行う(ST211)。
以上の各予約処理がなされると、利用者端末2は、スケジュール管理部29で、ST202の表示の前処理で決められた移動ルートとこれを構成する移動区間の移動手段と、ST204で決められた移動日時や、列車名や航空便名とを加味して、出発場所および出発日時と、移動区間毎の移動手段と各両端での時刻などを日程表に書き込んで登録する(ST212)。その後、ST207の処理、すなわち公共交通手段予約サーバ装置3で予約処理の結果、発行された切符が、契約旅行会社から利用者側に送付され(ST213)、利用者はこの送付された切符を受け取る(ST214)。
以上の利用態様の説明では、切符の予約、タクシーの予約および庶務車の予約全てを行ったが、任意に必要となる予約を行うようにしてもよい。また、ST212で登録されるスケジュール内容は、ST202で表示された移動ルートおよび移動手段、ST204で決定された列車名や航空便名などとしたものの、図2のST110でNoの場合に再度列車名や航空便名を決定した場合においても同様である。
以上説明したように、利用者端末2の入力部21から入力された出発場所情報、到着場所情報からスケジューリングを行うことができる。すなわち、出発場所情報と到着場所情報から移動ルートを決定し、各移動区間を移動するのに要する時間から逆算して日程を組み立て、切符の予約、タクシーやプライベートな車の手配を行うことができる。これにより、従来秘書が移動ルートなどを予測したのに対して、データベースサーバ装置4で移動ルートや移動区間などを検索するようにしたので、経験の少ない秘書などでも容易にスケジュールを立てることができる。また、従来秘書が時刻表や乗換ルート検索システムなどで調べることを要しないので、秘書業務を円滑かつ迅速に行うことができ、秘書業務を支援できる。
また、従来、鉄道やタクシーなどの手配は秘書が契約旅行会社などに連絡して行っていたのに対して、利用者端末2からスケジューリングを行う中で同時に予約を行うので、予約を別途行う必要がない。このとき、切符は契約旅行会社から送付されるので、秘書は契約旅行会社などの窓口に出向く必要がないし、また予約に要した費用の支払もスケジューリングと共に行われるので、秘書業務を低減できる。
また、従来予約しようとしても空席がない場合には再度列車名や航空便名などを時刻表や乗換ルート検索システムなどで調べ直す必要がないので、時間や場所を異にしてスケジュールを立て直す必要がなく、秘書業務を低減できる。
また、スケジュール管理部29の日程表を表示部22に表示させることで、そのスケジュール内容を確認できるので、スケジューリングを行った秘書が不在であっても、役員幹部などは自己の日程を容易に確認できる。
また、秘書は、利用者端末2の入力部21に出発場所、到着場所および滞在時間を入力することで、スケジュールが組み立てられるので、乗換ルート検索システムを起動して所定の事項を入力し、その後予約サイトにアクセスし直す必要がなく、乗換ルート検索システムで検索した結果を、いちいち予約サイト上で入力し直す必要はないので、入力の間違いを防止でき、秘書業務を大幅に低減できる。
以上説明した本発明の実施の形態は、本発明の一例に過ぎず、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々変更が可能である。
1 自動スケジューリングシステム
2 利用者端末
21 入力部
22 表示部
23 通信インタフェース
24 制御部
25 移動ルート移動手段判定部
26 所要時間計算部
27 スケジュール生成部
28 オンライン処理部
29 スケジュール管理部
2a データベース登録部
3 公共交通手段予約サーバ装置
31 予約処理部
32 料金データベース部
4 データベースサーバ装置
41 移動ルートデータベース
42 移動時間データベース
43 時刻表データベース
5 車予約サーバ装置
51 車管理部
52 車予定データベース
6 振込サーバ装置
61 口座情報データベース
62 振込処理部
7 ネットワーク
8 予約受付サーバ装置
2 利用者端末
21 入力部
22 表示部
23 通信インタフェース
24 制御部
25 移動ルート移動手段判定部
26 所要時間計算部
27 スケジュール生成部
28 オンライン処理部
29 スケジュール管理部
2a データベース登録部
3 公共交通手段予約サーバ装置
31 予約処理部
32 料金データベース部
4 データベースサーバ装置
41 移動ルートデータベース
42 移動時間データベース
43 時刻表データベース
5 車予約サーバ装置
51 車管理部
52 車予定データベース
6 振込サーバ装置
61 口座情報データベース
62 振込処理部
7 ネットワーク
8 予約受付サーバ装置
Claims (8)
- 利用者端末と該利用者端末からの検索指示により検索を行って検索結果を返信するデータベースサーバ装置と公共の交通手段の予約処理を行う公共交通手段予約サーバ装置と、をネットワークで接続した自動スケジューリングシステムであって、
上記データベースサーバ装置は、
出発場所情報および到着場所情報から出発場所と到着場所とをつなぐ移動ルートを検索可能に格納するとともに、移動ルートを構成する一以上の移動区間と移動区間毎に移動手段名とを格納した移動ルートデータベースと、
移動区間の移動時間を格納した移動時間データベースと、
公共の交通手段の時刻表を格納した時刻表データベースとを備えており、
上記利用者端末は、
入力部と、
上記入力部から出発場所情報、到着場所情報および滞在日時の入力を受けて、出発場所から到着場所までの移動ルートと移動ルートを構成する一以上の移動区間での移動手段名とを検索して検索結果を返信するように、上記移動ルートデータベースに対し指示を行う移動ルート移動手段判定部と、
上記移動ルートデータベースから返信された一以上の移動区間における移動時間を検索して検索結果を返信するように、上記移動時間データベースに対し指示を行う所要時間計算部と、
上記移動時間データベースから返信された移動区間毎の移動時間と滞在日時とから、移動区間毎の予定時刻を計算するとともに、上記移動ルートデータベースから返信された検索結果を判断し、移動区間の移動手段として公共の交通手段を利用すると判断した場合には、計算した予定時刻に間に合う公共の交通手段を特定して返信するように、上記時刻表データベースに対して指示を行うスケジュール生成部と、
上記入力部から入力された出発場所情報、到着場所情報および滞在日時と、上記移動ルートデータベースから返信された移動ルート、移動区間および移動手段名と、上記スケジュール生成部で計算した移動区間毎の予定時刻とを登録してスケジュール管理を行うスケジュール管理部と、
を備えることを特徴とする自動スケジューリングシステム。 - 前記利用者端末は、前記移動ルートデータベースに格納される、移動ルートを構成する移動区間の組合せ、移動区間および移動手段名と、前記移動時間データベースに格納される移動区間毎の移動時間とに関して、書換および新規登録を行うデータベース登録部を備えることを特徴とする、請求項1に記載の自動スケジューリングシステム。
- 前記ネットワークには、公共の交通手段の切符予約を行う公共交通手段予約サーバ装置が接続されており、
前記利用者端末は、前記スケジュール生成部の検索指示で前記時刻表データベースに特定させた公共の交通手段の切符を、上記公共交通手段予約サーバ装置に予約処理を行うよう指示を行うオンライン処理部を備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の自動スケジューリングシステム。 - 前記オンライン処理部は、移動区間の移動手段として公共の車を用いる場合には、前記公共交通手段予約サーバ装置に対して移動手段としての公共の車の予約処理を行うように指示を行うことを特徴とする、請求項3に記載の自動スケジューリングシステム。
- 前記ネットワークには、前記公共交通手段予約サーバ装置が行う予約処理にかかる費用について振込処理を行う振込サーバ装置を接続しており、
前記オンライン処理部は、前記公共交通手段予約サーバ装置に対して予約処理の指示を行う前後において、該予約処理にかかる費用の振込みを行うように上記振込サーバ装置に指示することを特徴とする、請求項3又は4に記載の自動スケジューリングシステム。 - 前記ネットワークには、プライベートな車のスケジュール管理を行う車予約サーバ装置が接続されており、
前記オンライン処理部は、移動区間の移動手段としてプライベートな車を用いる場合には、前記ネットワークを介して上記車予約サーバ装置に対してプライベートな車の予約処理を行うように指示することを特徴とする、請求項3〜5の何れかに記載の自動スケジューリングシステム。 - 利用者端末に入力された出発場所情報、到着場所情報および滞在日時に基いて自動でスケジュールを組み立てて管理する自動スケジューリング方法であって、
上記利用者端末は、該利用者端末からの検索指示を受け付けて検索を行い検索結果を返信するデータベースサーバ装置と、公共の交通手段の予約処理を行う公共交通手段予約サーバ装置と、ネットワークを介して接続でき、
上記データベースサーバ装置は、
出発場所情報および到着場所情報から出発場所と到着場所とをつなぐ移動ルートを検索可能に格納するとともに、移動ルートを構成する一以上の移動区間と、移動区間毎に移動手段名とを格納した移動ルートデータベースと、
移動区間の移動時間を格納した移動時間データベースと、
公共の交通手段の時刻表を格納した時刻表データベースと、を備えており、
上記利用者端末が出発場所情報、到着場所情報および滞在日時の入力を受けると、出発場所から到着場所までの移動ルートと移動ルートを構成する一以上の移動区間での移動手段名とを検索して検索結果を返信するように、上記移動ルートデータベースに対し指示を行う移動ルート移動手段判定ステップと、
上記移動ルート移動手段判定ステップにより上記移動ルートデータベースから返信された一以上の移動区間における移動時間を検索して検索結果を返信するように、上記移動時間データベースに対し指示を行う所要時間計算ステップと、
上記所要時間計算ステップにより上記移動時間データベースから返信された移動区間毎の移動時間と滞在日時とから、移動区間毎の予定時刻を計算するとともに、上記移動ルート移動手段判定ステップにより上記移動ルートデータベースから返信された検索結果を判断し、移動区間の移動手段として公共の交通手段を利用すると判断した場合には、計算した予定時刻に間に合う公共の交通手段を特定して返信するように、上記時刻表データベースに対し指示を行うスケジュール生成ステップと、
入力された出発場所情報、到着場所情報および滞在日時と、上記移動ルート移動手段判定ステップにより上記移動ルートデータベースから返信された移動ルート、移動区間および移動手段名と、上記スケジュール生成ステップで計算した移動区間毎の予定時刻とを登録してスケジュール管理を行うスケジュール管理ステップと、
を順次行うことを特徴とする自動スケジューリング方法。 - 出発場所情報、到着場所情報および滞在日時に基いて自動でスケジュールを組み立てて管理する自動スケジューリングプログラムを記録した記録媒体であって、
上記自動スケジューリングプログラムが利用者端末に格納されて利用に供され、
上記利用者端末は、該利用者端末からの検索指示を受け付けて検索を行い検索結果を返信するデータベースサーバ装置と、公共の交通手段の予約処理を行う公共交通手段予約サーバ装置と、ネットワークを介して接続でき、
上記データベースサーバ装置は、
出発場所情報および到着場所情報から出発場所と到着場所とをつなぐ移動ルートを検索可能に格納するとともに、移動ルートを構成する一以上の移動区間と、移動区間毎に移動手段名とを格納した移動ルートデータベースと、
移動区間の移動時間を格納した移動時間データベースと、
公共の交通手段の時刻表を格納した時刻表データベースと、を備えており、
上記自動スケジューリングプログラムを実行することにより、
上記利用者端末が出発場所情報、到着場所情報および滞在日時の入力を受けると、出発場所から到着場所までの移動ルートと移動ルートを構成する一以上の移動区間での移動手段名とを検索して検索結果を返信するように、上記移動ルートデータベースに対し指示を行う移動ルート移動手段判定ステップと、
該移動ルート移動手段判定ステップにより上記移動ルートデータベースから返信された一以上の移動区間における移動時間を検索して検索結果を返信するように、上記移動時間データベースに対し指示を行う所要時間計算ステップと、
上記所要時間計算ステップにより上記移動時間データベースから返信された移動区間毎の移動時間と滞在日時とから、移動区間毎の予定時刻を計算するとともに、上記移動ルート移動手段判定ステップにより上記移動ルートデータベースから返信された検索結果を判断し、移動区間の移動手段として公共の交通手段を利用すると判断した場合には、計算した予定時刻に間に合う公共の交通手段を特定して返信するように、上記時刻表データベースに対し指示を行うスケジュール生成ステップと、
入力された出発場所情報、到着場所情報および滞在日時と、上記移動ルート移動手段判定ステップにより上記移動ルートデータベースから返信された移動ルート、移動区間および移動手段名と、上記スケジュール生成ステップで計算した移動区間毎の予定時刻とを登録してスケジュール管理を行うスケジュール管理ステップと、
を含む一連の処理を行うことを特徴とする、自動スケジューリングプログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004147037A JP2005327217A (ja) | 2004-05-17 | 2004-05-17 | 自動スケジューリングシステムおよび方法ならびに自動スケジューリングプログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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