JP2001331604A - ホームページによる経路案内方法及びシステム - Google Patents

ホームページによる経路案内方法及びシステム

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JP2001331604A
JP2001331604A JP2000152018A JP2000152018A JP2001331604A JP 2001331604 A JP2001331604 A JP 2001331604A JP 2000152018 A JP2000152018 A JP 2000152018A JP 2000152018 A JP2000152018 A JP 2000152018A JP 2001331604 A JP2001331604 A JP 2001331604A
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JP2000152018A
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English (en)
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Junichi Hirano
純一 平野
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BUARU KENKYUSHO KK
Val Laboratory Corp
Original Assignee
BUARU KENKYUSHO KK
Val Laboratory Corp
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホームページ上で出発地を入力するだけで、
特定の場所への最適な経路の案内を直接受けることがで
きる経路案内システムを提供する。 【解決手段】 ホームページ上の特定場所に形成された
経路探索ボタンをクリックすることで、ユーザから経路
探索要求が実行される。サーバ20は、経路案内装置1
0に対して、HPコード及び自社管理コードと共にラン
ドマークコードをURLの引数として送信する。経路案
内装置10は、ランドマークの内容を特定し、特定した
内容で目的地の設定を行うとともに出発地入力要求を行
う。経路案内装置10は、入力された最寄駅の情報を出
発地に設定して経路探索を実行して経路探索結果を送信
する。これにより、ホームページ上では、経路探索結果
が表示され、ユーザは、ブラウザを通じて経路探索結果
を取得することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
介してユーザが入力した出発地(最寄駅)からホームペ
ージ上の特定場所までの経路を個別的に案内する経路案
内システムに関する。
【0002】
【発明の背景】インターネットの普及により、多くの企
業や機関がホームページを開設している。ホームページ
には、通常、自己の周辺の地理や最寄駅からの所要時間
等が掲載されているので、インターネットの利用者が、
ある企業に行こうとするときは、その企業が開設してい
るホームページを参照すれば、最寄駅の情報を知ること
が容易になっている。最寄駅の情報が掲載されていなけ
れば、ホームページに紹介されている住所や地図を参照
して最寄駅を特定することになる。最近は、インターネ
ット上で、経路案内を提供しているサイトも登場してい
る。このようなサイトでは、出発駅と目的駅とを指定し
て最適な経路を探索することができる。
【0003】しかしながら、ホームページの掲載情報だ
けでは経路探索はできず、また、経路案内を提供してい
るサイトを利用する場合には、出発駅と目的駅とが特定
できていなければならない。これは、ホームページに掲
載情報が他のサイトと連携して利用する仕組みになって
いないことが原因となっている。
【0004】そこで、本発明は、ある機関のホームペー
ジと経路案内装置とを連携させ、ホームページにアクセ
スしたユーザが、自分の出発地等を入力するだけで、そ
のホームページから交通機関の最適な利用経路の案内を
受けられるようにする経路案内方法及びこの方法の実施
に適したシステムを提供することを主たる課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の経路案内方法は、出発地及び目的地が入力されたと
きに前記出発地から目的地までの交通機関を利用した経
路を、より短い距離、より短い所要時間、より低額の交
通運賃、より少ない乗り換え回数のいずれかをパラメー
タとして探索する経路案内装置が配備されたインターネ
ットに、不特定多数のユーザがアクセス可能なホームペ
ージを提示するサーバを接続し、前記ホームページで紹
介されている特定場所のデータを前記目的地と出発地の
一方として前記経路案内装置に出力するとともに、前記
ホームページにアクセスしたユーザによる前記出発地と
目的地の他方の入力を契機に、前記サーバが、当該入力
された出発地又は目的地と前記特定場所との間の経路探
索結果を前記経路案内装置から取得して前記ホームペー
ジにアクセスしているユーザに個別的に案内する方法で
ある。なお、ユーザによるホームページへのアクセスは
Webブラウザを通じて行われるため、ホームページで
の案内の内容は、実際はWebブラウザに表示される
が、ここでは、ユーザが見ているホームページの画面と
いう意味で「ホームページ上での案内」と表現する。
【0006】ユーザが入力する「出発地」は、事前に経
路案内装置に登録されている地名、施設名であれば、そ
れをそのまま使用することができる。通常は、ホームペ
ージにアクセスしているユーザの居住地や勤務地等の最
寄駅が、「出発地」としてユーザから入力される。しか
し、どの場所を「出発地」として入力するかは、ユーザ
が任意に決定すべきものである。ホームページの開設者
は、特定場所(通常はそのホームページ開設者である企
業等の所在地であるが、どこを「特定場所」とするか
は、ホームページ側で任意に決定可能である)に対して
当該場所の近傍に存する複数の駅又は停留所を事前に登
録しておくこともできる。この場合、入力された出発地
の位置を考慮した利用経路を選定して前記ホームページ
上で案内することにより、より現実的な経路案内が可能
になる。例えば、秋葉原駅近辺にホームページ開設者の
所在地がある場合、秋葉原駅だけでなく、秋葉原近傍の
駅である末広町等を登録しておくことで、より利便性の
高い検索を行うことができる。また、ユーザによる出発
地の入力履歴を、ホームページに設定された前記特定場
所のデータとリンクして記録しておき、前記特定場所に
対するユーザの利用経路の統計情報を定期的に生成する
ようにしても良い。このようにすれば、複数のユーザが
実際に入力したデータをもとに、当該場所へのユーザの
来訪傾向を把握することができる。なお、経路案内装置
の利用に対する課金額は、任意の手法により決定するこ
とができる。例えば、ホームページの利用時間に応じ
て、あるいは、経路案内装置の利用回数(検索実行回数)
等の基準により決定する。ユーザに対する課金額につい
てはゼロ値に固定する。
【0007】上記課題を解決する本発明のシステムは、
出発地及び目的地が入力されたときに前記出発地から目
的地までの経路を、より短い距離、より短い所要時間、
より低額の交通運賃、より少ない乗り換え回数のいずれ
かをパラメータとして探索する経路案内装置との間でイ
ンターネットを介して双方向通信を行う手段と、不特定
多数のユーザが前記インターネットを通じてアクセス可
能なホームページを提示する手段と、前記ホームページ
に紹介されている特定場所のデータを前記目的地又は出
発地の一方として前記経路案内装置に出力するとともに
前記ホームページにアクセスしたユーザによる出発地又
は目的地の他方の入力を契機に、当該入力された出発地
又は目的地の他方から前記特定場所までの経路探索結果
を前記経路案内装置から取得する探索結果取得手段と、
前記探索結果取得手段で取得した経路探索結果を前記出
発地または目的地の他方を入力したユーザがアクセスし
ているホームページ上で個別的に案内する手段とを具備
する、ホームページによる経路案内システムである。
【0008】本発明は、経路案内方法を実施する際に必
要となる経路案内装置を提供する。この装置は、不特定
多数のユーザがアクセス可能なホームページを提示する
サーバとの間でインターネットを介して双方向通信を行
う手段と、交通機関の路線情報、駅情報、ダイヤ情報、
駅間距離情報、運賃情報、登録地から駅までの所要時間
を含む経路探索用情報を保持するデータベースと、出発
地及び目的地が入力されたときに前記出発地から目的地
までの交通機関の利用経路を、より短い距離、より短い
所要時間、より低額の運賃、より少ない乗り換え回数の
いずれかをパラメータとして前記データベースの保持情
報をもとに探索する手段と、前記ホームページに紹介さ
れている特定場所の位置データを前記目的地と出発地の
一方を受け付けるとともに、前記ホームページにアクセ
スしたユーザに対して前記目的地と出発地の他方の入力
を促し、前記ユーザから目的地又は出発地が入力された
ときに当該入力されたデータから前記特定場所までの経
路探索結果を前記ホームページ上で回答させる手段と、
を具備するものである。
【0009】入力されたデータを有効に活用する観点か
らは、ユーザによるデータ入力履歴を特定場所のデータ
とリンクして蓄積する手段と、前記特定場所に対するユ
ーザの利用経路の統計情報を定期的に生成する手段とを
具備して経路案内装置を構成する。特定のユーザの識別
データを登録する手段と、登録されたユーザが入力した
データを保存しておいて当該出発地の再入力を回避させ
る手段とをさらに具備する経路案内装置を構成しても良
い。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明が適用されるネットワークシステ
ムの全体構成図である。このネットワークシステムは、
経路案内サービスを支援する経路案内装置10と、それ
ぞれ本発明の経路案内システムとなる複数のサーバ20
とをインターネットLで相互に接続して構成される。イ
ンターネットLには、経路案内サービスを享受するユー
ザが操作するコンピュータ(以下、「ユーザ操作端
末」)30が接続されている。
【0011】なお、ユーザ操作端末としては、モバイル
機器を用いることも可能であり、例えばエヌ・ティ・テ
ィ・ドコモ株式会社が提供するiモードサービスを利用
して携帯電話等により経路案内サービスを享受すること
もできる。各サーバ20は、それぞれ不特定多数のユー
ザがユーザ操作端末30のWebブラウザを通じてアク
セス可能なホームページ(HP)を提示するWebサー
バであり、経路案内装置10も、インターネットLに接
続されたすべてのサーバ20との間で双方向通信を行う
ことができるWebサーバで構成される。ホームページ
は、HTML(HyperText Markup Language)で記述さ
れたマルチメディアコンテンツである。
【0012】<経路案内装置の構成>経路案内装置10
は、各サーバ20のホームページ上で行われる交通機関
の利用経路案内を支援するもので、図2に示されるよう
に、経路探索用の情報を保持する経路情報データベース
11、経路探索を行う経路探索エンジン12、各サーバ
20又はユーザ操作端末30との間のHTTP通信の手
順を制御するインタフェース制御部13、ユーザ情報を
保持するユーザ情報データベース14、各サーバ20の
ホームページに関する情報を保持するHP情報データベ
ース15、利用課金額を管理する課金管理部16及びホ
ームページ毎の利用履歴を管理する履歴管理部17を具
備している。
【0013】データベース11に保持される情報は、交
通機関の路線情報、駅情報、ダイヤ情報、駅間距離情
報、運賃情報、登録地から駅までの所要時間等、経路探
索に用いられるすべての情報である。交通機関は、時刻
表や運賃が公表されているすべての鉄道及びバスであ
る。
【0014】経路探索エンジン12は、具体的にはWe
bサーバ上で稼働可能な検索ソフトウエアであり、出発
地及び目的地が入力されたときに、出発地から目的地ま
での交通機関の利用経路を、より短い距離、より短い所
要時間、より低額の運賃、より少ない乗り換え回数のい
ずれかをパラメータとして、データベース11の保持情
報をもとに探索し、経路探索結果を出力する。経路探索
の詳細内容については、例えば本願出願人による特開平
10−78981号公報の記載を参考にすることができ
る。
【0015】インタフェース制御部13は、各サーバ2
0のホームページを通じてユーザ経路探索が指示された
場合に、そのホームページに紹介されている特定場所の
位置データを目的地として受け付けて経路探索エンジン
12に入力する。ホームページの表示画面の一例を図4
に示す。この表示画面40には、経路探索用のボタン4
1が表示されており、ユーザがこのボタン41をクリッ
クすることで、インタフェース制御部に対して、ユーザ
経路探索の指示がなされる。
【0016】次に、インタフェース制御部13は、その
ホームページにアクセスしたユーザに対して出発地の入
力を促すページ画面を提示する。具体的には、図6の出
発地の入力を促すページ画面51がホームページに表示
される。インタフェース制御部13は、ユーザから出発
地が入力されたときは、そのデータを経路探索エンジン
12に入力する。経路探索エンジン12からは、入力さ
れた出発地から特定場所までの経路探索結果が出力され
るので、これを、ユーザが見ているホームページ上に表
示させる。
【0017】ユーザ情報データベース14は、経路案内
サービスを享受するユーザの情報(以下、「ユーザ情
報」)を登録しておくものである。ユーザ情報は、具体
的にはそのユーザを一意に特定するための識別データ
と、その識別データとリンクしているユーザの所在地の
情報(最寄駅等)である。ユーザ情報は、経路案内装置
10の複数回の利用に備えて用意される。前回の経路探
索結果を識別データとリンクして蓄積しておくようにし
ても良い、ユーザ情報の登録は、ユーザが事前に個別的
に行っても良く、利用の度に入力されるクッキー情報を
取得して、これを自動的に登録しておくようにしても良
い。なお、クッキー情報は、ユーザのID(識別デー
タ)のほか、ホームページにアクセスしたときの諸情報
が含まれているので、これをユーザ情報として利用する
ことができる。但し、クッキー情報は、ユーザがその活
用を望まない場合は、送出を抑止できるようになってい
る。
【0018】ホームページからインタフェース制御部1
3へと送信されたユーザ情報と、ユーザ情報データベー
ス14に蓄積したデータとの照合をインタフェース制御
部13で行った結果、過去にそのユーザがそのホームペ
ージで経路探索を行ったことがあると判明した場合、そ
のユーザが過去(通常は前回)に経路探索を行ったときに
入力した最寄り駅を、ホームページでのユーザ側最寄り
駅入力画面に既に入力された状態とすることもできる。
この場合、ユーザが毎回最寄り駅を入力する手間が省か
れる。あるいは、上述のユーザ最寄り駅入力画面ととも
に、過去に経路探索を行ったときの探索結果を同時にホ
ームページに表示しても良い。
【0019】HP情報データベース15は、経路案内装
置10と提携するホームページの所在地や、該ホームペ
ージで紹介されている特定場所に関する詳細情報(以
下、「ランドマーク」)をホームページ識別コード(H
Pコード)及びそれを開設している企業の管理コードと
共に登録しておくものである。ランドマークの内容は、
例えば、特定場所の近傍の最寄駅名、各駅からの移動手
段(徒歩、バス等)、駅の出口案内、出口からの所要時
間(分)である。後述するように、ホームページからU
RLの引数によって当該ホームページのランドマークコ
ードが経路探索装置へと送信されると、経路探索エンジ
ン12によってその指定されたランドマークコードから
ランドマークが読み出されるようになっている。
【0020】なお、最寄駅は、特定場所に対して複数登
録しておく。これはユーザが出発地として入力する最寄
駅の位置に応じて最良の経路を回答できるようにするた
めである。このような構成は、都内等、最寄り駅が多数
ある場合に有効となる。
【0021】課金管理部16は、経路案内サービスに対
する課金を管理するものである。本実施形態では、課金
はユーザ用の経路案内を行うホームページ開設者のみを
対象とし、ユーザに対する課金は行わない。そのため、
所定の課金単価と、ホームページにおける特定場所の紹
介時間、提携企業の営業時間、利用回数のいずれかとを
乗じた額を提携企業毎に累積し、ユーザに対する課金額
については、この額をゼロ値に固定する。累積された額
は、HP情報データベース15に登録されている企業の
管理コードとリンクされており、一定期間毎に図示しな
い課金額請求システムに通知される。
【0022】履歴管理部17は、ユーザによる出発地の
入力履歴をホームページで紹介されている特定場所のデ
ータとリンクして蓄積しておき、特定場所に対するユー
ザの利用経路の統計情報を定期的に生成するものであ
る。この統計情報は、提携企業に送付される。
【0023】<サーバの構成>次に、図2から明らかな
ように、サーバ20は、ホームページ管理部21と、イ
ンタフェース装置22とを含んで構成される。ホームペ
ージ管理部21は、インターネットLに向けて提示する
ホームページの表示形態を制御する。インタフェース装
置22は、インターネットを介して経路案内装置10と
双方向通信を行うほか、ホームページに紹介されている
特定場所がユーザによって選択されたことを検知し、こ
の特定場所のデータを目的地として経路案内装置10に
出力する。また、ホームページにアクセスしたユーザに
よる出発地の入力を契機に、当該入力された出発地から
特定場所までの経路探索結果を経路案内装置10から取
得する。そして、この経路探索結果をホームページ管理
部21に出力する。なお、ホームページの表示変更は、
cgiスクリプトによって実行することができる。
【0024】<経路案内方法>次に、上記のように構成
されるシステムを用いた経路案内方法について説明す
る。図3は、この場合の手順を示したシーケンス図であ
る。ここでは、東京の秋葉原に店舗を有するA社が、図
4に例示されるようなホームページを開設しており、こ
のホームページで紹介する特定場所として、東京・秋葉
原地区の店舗までの交通機関の利用態様(複数の最寄
駅、出口案内、各駅からの所要時間(徒歩))がランド
マークとしてHP情報データベース15に登録されてい
るものとする。
【0025】図3に示されるように、ユーザは、ユーザ
操作端末30から、ブラウザを通じて、経路探索サービ
ス提供を受けるホームページに対して経路探索要求を行
う(Y101)。具体的には、ユーザが、図4のホーム
ページ上の経路探索ボタン41をクリックすることで、
経路探索要求が実行される。サーバ20は、経路案内装
置10に対して、HPコード及び自社管理コードと共に
ランドマークコードをURLの引数として送信する(H
101)。このときの送信データの構造の具体例を図5
に示す。図5で符号5aに示されるように、管理コード
として「Acommpany」が、また、符号5bに示されるよ
うにランドマークコードとして「ssakiba」が用いられ
ている。このとき、ランドマークコードと共にユーザ情
報も併せて送信するようにしてもよい。
【0026】経路案内装置10は、HPコード及びラン
ドマークコードによって、ランドマークの内容を特定
し、特定した内容で目的地の設定を行うとともに(C1
01)出発地入力要求を行う(C102)。ホームペー
ジ上では、図6に示される出発地入力用画面51が示さ
れる(H102)。なお、図6の画面は、サーバ20の制
御により表示することも可能であるが、この実施形態で
は、経路案内装置10側の制御により表示する。このよ
うに、出発地入力用画面や後述の経路探索結果画面等を
経路案内装置10側で制御することで、ホームページ開
設者は、探索画面等の表示制御を行わずに済む。これに
より、経路探索サービスを簡単に行うことが可能とな
る。
【0027】ユーザがブラウザを通じて出発地入力領域
52に出発地のデータを入力して送信ボタン53を押す
と、入力された出発地のデータが送信される(Y10
2)。このデータは、経路案内装置10出発地のデータ
が転送される(H103)。なお、出発地のデータは、通
常は、サーバを通じて経路案内装置10に転送すること
により行われるが、経路案内装置10に直接入力するこ
とも可能である。
【0028】次に、経路案内装置10は、入力された最
寄駅の情報を出発地に設定し(C103)、経路探索を実
行する(C104)。これにより経路探索結果を送信する
(C105)。ホームページ上では、経路探索結果が表示
される(H104)。これにより、ユーザは、経路探索結
果をブラウザを通じて取得することができる(Y10
3)。
【0029】図7及び図8は、経路探索結果を表す表示
画面である。ここでは、A社の東京・秋葉原地区の最寄
駅として、JR「秋葉原」駅と、営団銀座線の「末広
町」駅がランドマークとして登録されているので、ユー
ザの存在エリアを考慮した利用経路が選定されている。
図7の表示画面60は、「高円寺」駅を出発駅とした場
合の例、図8は「北千住」駅を出発駅とした場合の例で
ある。このように、ユーザが自分がこれから利用とする
駅名を出発駅として入力するだけで、最適な経路がホー
ムページ上で案内されるようになる。
【0030】なお、図6の画面51、図7及び図8の画
面60,70は、図4のホームページの表示画面40上
に重ねて表示しても良いし、これらをホームページの表
示画面40とは別のウィンドウ上で表示するようにして
も良い。この場合の制御も経路案内装置10側からの制
御により行うようにすることが望ましい。
【0031】このように、本実施形態によれば、ユーザ
が、インターネットLを利用してホームページを参照し
た際、そのホームページ上の特定場所、機関までの最適
な経路をホームページ上でユーザに案内することができ
る。この場合のユーザは、通常は不特定の者なので、経
路案内装置10側で最寄駅の入力履歴を保存しておくこ
とで、種々の統計情報を作成することができる。例え
ば、どのような駅から来訪したユーザが多いか等を分析
して、その結果をA社に提供したり、新たな営業戦略の
ためにそれを活用したりすることが可能になる。
【0032】駅名等の管理は専ら経路案内装置10側で
行うので、A社等ではその管理が一切不要であり、自社
のホームページ画面を占領することもないので、他のW
ebサイトにリンクを張るのと同様の間隔で、簡単に経
路案内のための機能を組み込むことができる。これによ
り、自社の宣伝効果も高まることが期待される。
【0033】経路案内装置10では、経路探索用情報を
常に最新情報に保つ必要があるが、一つのソフトウエア
で、一括して管理できるため、ユーザ側は常にタイムリ
ーな最新の情報に基づく経路探索結果を得ることがで
き、経路案内装置10を運用する側とユーザ側の双方に
便利なシステムとなる。
【0034】このような経路案内システムは、企業、官
公庁、店、イベント会場、学校、病院等、ホームページ
を開設しているあらゆる機関の経路案内として利用する
ことができるものである。
【0035】本実施形態では、ホームページ上の特定場
所を目的地、ユーザの最寄駅を出発地と経路探索を行う
ようにしているが、出発地と目的地との関係は逆であっ
ても良い。あるいは、図4の経路探索ボタン41を二つ
設け、一つは目的地用、他の一つは出発地用として、上
記の特定場所を起点として往復の経路探索を行えるよう
にしても良い。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ある機関のホームページにアクセスしたユー
ザが、自分の出発地又は目的地を入力するだけで、その
ホームページからホームページ上で紹介された場所と自
分の出発地又は目的地との間の最適な交通機関の利用経
路の案内を受けることができる経路案内サービスを容易
に実現できるようになるという、特有の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る経路案内システムの全体構成図。
【図2】本発明に係る経路案内システムの概略構成図。
【図3】経路案内システムを用いた経路検索の手順説明
図。
【図4】ホームページの表示画面例の説明図。
【図5】送信データの構造の説明図。
【図6】出発地の入力を促すページ画面の説明図。
【図7】経路探索結果を表す表示画面の説明図。
【図8】経路探索結果を表す表示画面の説明図。
【符号の説明】
10 経路案内装置 11 経路情報データベース 12 経路検索エンジン 13 インタフェース制御部 14 ユーザ情報データベース 15 HP情報データベース 16 課金管理部 17 履歴管理部 20 サーバ 21 ホームページ管理部 22 インタフェース装置 30 ユーザ操作端末 L インターネット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月23日(2000.6.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】駅名等の管理は専ら経路案内装置10側で
行うので、A社等ではその管理が一切不要であり、自社
のホームページ画面を占領することもないので、他のW
ebサイトにリンクを張るのと同様の感覚で、簡単に経
路案内のための機能を組み込むことができる。これによ
り、自社の宣伝効果も高まることが期待される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出発地及び目的地が入力されたときに前
    記出発地から目的地までの交通機関を利用した経路を、
    より短い距離、より短い所要時間、より低額の交通運
    賃、より少ない乗り換え回数のいずれかをパラメータと
    して探索する経路案内装置が配備されたインターネット
    に、不特定多数のユーザがアクセス可能なホームページ
    を提示するサーバを接続し、 前記ホームページで紹介されている特定場所のデータを
    前記目的地と出発地の一方として前記経路案内装置に出
    力するとともに、前記ホームページにアクセスしたユー
    ザによる前記出発地と目的地の他方の入力を契機に、前
    記サーバが、当該入力された出発地又は目的地と前記特
    定場所との間の経路探索結果を前記経路案内装置から取
    得して前記ホームページにアクセスしているユーザに個
    別的に案内することを特徴とする、 ホームページによる経路案内方法。
  2. 【請求項2】 前記特定場所に対して当該場所の近傍に
    存する複数の駅又は停留所を事前に登録しておき、前記
    入力された出発地の位置を考慮した利用経路を選定して
    前記ホームページ上で案内することを特徴とする、 請求項1記載の利用案内方法。
  3. 【請求項3】 ユーザによる出発地の入力履歴を前記特
    定場所のデータとリンクして記録しておき、前記特定場
    所に対するユーザの利用経路の統計情報を定期的に生成
    することを特徴とする、 請求項1記載の経路案内方法。
  4. 【請求項4】 前記経路案内装置の利用に対する課金額
    を前記ホームページの利用可能時間又は利用時間に応じ
    て決定するとともにユーザに対する課金額についてはゼ
    ロ値に固定することを特徴とする、 請求項1記載の経路案内方法。
  5. 【請求項5】 出発地及び目的地が入力されたときに前
    記出発地から目的地までの経路を、より短い距離、より
    短い所要時間、より低額の交通運賃、より少ない乗り換
    え回数のいずれかをパラメータとして探索する経路案内
    装置との間でインターネットを介して双方向通信を行う
    手段と、 不特定多数のユーザが前記インターネットを通じてアク
    セス可能なホームページを提示する手段と、 前記ホームページに紹介されている特定場所のデータを
    前記目的地又は出発地の一方として前記経路案内装置に
    出力するとともに前記ホームページにアクセスしたユー
    ザによる出発地又は目的地の他方の入力を契機に、当該
    入力された出発地又は目的地の他方から前記特定場所ま
    での経路探索結果を前記経路案内装置から取得する探索
    結果取得手段と、 前記探索結果取得手段で取得した経路探索結果を前記出
    発地または目的地の他方を入力したユーザがアクセスし
    ているホームページ上で個別的に案内する手段とを具備
    することを特徴とする、 ホームページによる経路案内システム。
  6. 【請求項6】 不特定多数のユーザがアクセス可能なホ
    ームページを提示するサーバとの間でインターネットを
    介して双方向通信を行う手段と、 交通機関の路線情報、駅情報、ダイヤ情報、駅間距離情
    報、運賃情報、登録地から駅までの所要時間を含む経路
    探索用情報を保持するデータベースと、 出発地及び目的地が入力されたときに前記出発地から目
    的地までの交通機関の利用経路を、より短い距離、より
    短い所要時間、より低額の運賃、より少ない乗り換え回
    数のいずれかをパラメータとして前記データベースの保
    持情報をもとに探索する手段と、 前記ホームページに紹介されている特定場所の位置デー
    タを前記目的地または出発地の一方として受け付けると
    ともに、前記ホームページにアクセスしたユーザに対し
    て出発地または目的地の他方の入力を促し、前記ユーザ
    から出発地または目的地の他方が入力されたときに当該
    入力された出発地または目的地の他方から前記特定場所
    までの経路探索結果を前記ホームページ上で回答する手
    段と、 を具備することを特徴とする、経路案内装置。
  7. 【請求項7】 ユーザによるデータの入力履歴を特定場
    所のデータとリンクして蓄積する手段と、前記特定場所
    に対するユーザの利用経路の統計情報を定期的に生成す
    る手段とを具備することを特徴とする、 請求項6記載の経路案内装置。
  8. 【請求項8】 特定のユーザの識別データを登録する手
    段と、登録されたユーザが入力した出発地または目的地
    の他方のデータを保存しておいて当該出発地の再入力を
    回避させる手段とを具備することを特徴とする、 請求項6記載の経路案内装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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