JP2005321561A - ズームレンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】 必要最小限のレンズ枚数で、広角端での所望の画角、所望の変倍比、高い光学性能が得られる小型のズームレンズを実現すること。
【解決手段】 物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群L1、正の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力の第3レンズ群L3、正の屈折力の第4レンズ群L4から成り、広角端から望遠端へのズーミングに際し、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔が減少し、第2レンズ群L2と第3レンズ群L3の間隔が変化し、第3レンズ群L3と第4レンズ群L4の間隔が増大するズームレンズにおいて、第1レンズ群L1を構成する2つの負レンズG1,G2に高屈折材料を用いると共に、各レンズ群を構成するレンズの枚数、レンズ形状等を具体的に特定した。
【選択図】 図1

Description

本発明はズームレンズに関し、例えば、デジタルスチルカメラの撮影光学系に好適なものである。
近年、CCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子を用いて静止画を撮影するデジタルスチルカメラが注目を集めている。このようなデジタルスチルカメラには小型化が要求されており、デジタルスチルカメラを構成する1つのユニットとしての撮影光学系にもレンズ全長の極めて短い光学系が要求されている。
また、静止画の特性上、広画角であることが望ましい。更には動画のビデオカメラよりも画素数の多い固体撮像素子が用いられることから、高い光学性能を有することが望ましい。
2.5〜3倍程度の比較的低いズーム比であっても、広角域を含み、明るく、高性能が得られるレンズタイプとして、特許文献1で負、正の屈折力の2つのレンズ群を有し、各群の空気間隔を変化させることによってズーミングを行うズームレンズが提案されている。
また、負、正、正の屈折力の3つのレンズ群を有し、広角端より望遠端へのズーミングに際して第2レンズ群と第3レンズ群間隔が広がる例として、特許文献2がある。
また、負、正、正の屈折力の3つのレンズ群を有し、広角端より望遠端へのズーミングに際して第2レンズ群と第3レンズ群間隔が減少する例として、特許文献3がある。
また、負、正、正、正の屈折力の4つのレンズ群を有し、広角端より望遠端へのズーミングに際し、第2レンズ群と第3レンズ群間隔が減少し、第4レンズ群がズーミングに際し固定された例として特許文献4がある。
負、正、正の屈折力の3つのレンズ群を有するズームレンズで、第1レンズ群が3枚以上のレンズで構成され、かつ1面以上の非球面を有する例として、特許文献5〜16がある。
また、広角端で画角70°以上、ズーム比3.6程度のズームレンズを実現した例として、特許文献17がある。
特公平6−66008号公報 特公平7−52256号公報 米国特許第5434710号明細書 特開昭60−31110号公報 米国特許第4477153号明細書 米国特許第5321553号明細書 米国特許第5715097号明細書 米国特許第5721642号明細書 米国特許第5847875号明細書 米国特許第5872660号明細書 米国特許第5969878号明細書 米国特許第6038084号明細書 米国特許第6169635号明細書 特開平2−118509号公報 特開平10−213745号公報 特開2001−100098号公報 特開2001−42218号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたものはレンズ枚数が多く、コンパクトネスの点で十分でなかった。また、ズーミングに際して射出瞳の位置変動が大きいため、銀塩カメラ用の撮影光学系としては問題ないものの、固体撮像素子を用いるデジタルスチルカメラ等の撮影光学系として用いる場合には、設計上パワー配置に制約を受けるため大型化する傾向がある。
特許文献2に開示されたものは、特許文献1のものと同様に射出瞳位置の変動が大きい。
特許文献3,4に開示されたものはレンズ枚数が多く、コンパクト化には限界がある。
特許文献5〜16に開示されたものは、広角端での画角とズーム比とを共に所定の値以上としつつ、小型化を達成するのに充分ではない。
特許文献17に開示されたものは、良好なる収差補正を行うため、第2レンズ群の構成枚数を多くする必要が生じていて、レンズ系全体の十分な小型化が実現できていない。
本発明は、これらの従来例を鑑みてなされたもので、必要最小限のレンズ構成枚数で、広角端での所望の画角、所望の変倍比、高い光学性能が得られる小型のズームレンズを実現することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群から成り、広角端から望遠端へのズーミングに際し、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が減少し、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が変化し、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が増大するズームレンズにおいて、
(a)第1レンズ群を、物体側より像側へ順に、非球面が形成された負の屈折力の第11レンズ、物体側に凸面を向けたメニスカス形状で負の屈折力の第12レンズ、正の屈折力の第13レンズで構成すること、
(b)第2レンズ群を、物体側より像側へ順に、正の第21レンズ、正の屈折力の第22レンズ、負の屈折力の第23レンズで構成すること、
(c)第3レンズ群を、正の屈折力の第31レンズで構成すること、
(d)第4レンズ群を、正の屈折力の第41レンズで構成すること、
(e)第11レンズの屈折率をn11、第12レンズの屈折率をn12、第11レンズの焦点距離をf11、第12レンズの焦点距離をf12とするとき、
1.85<(n11+n12)/2<1.95
1.5<f11/f12<2.5
なる条件を満足すること、
を特徴としている。
本発明によれば、必要最小限のレンズ構成枚数で、広角端での所望の画角、所望の変倍比、高い光学性能が得られる小型のズームレンズが実現できる。
本発明のズームレンズの実施例について説明する。
図1,3,5は、それぞれ本発明の実施例1〜3のズームレンズの各ズーム位置におけるレンズ断面図を示している。本実施例のズームレンズは、ビデオカメラやデジタルスチルカメラ用の撮影光学系として用いられるものである。図2、図3、図4はそれぞれ実施例1〜3のズームレンズの収差図であり、(a)が広角端の状態、(b)が中間のズーム位置の状態、(c)が望遠端の状態である。
各レンズ断面図において、左方が被写体側(前方)で、右方が像側(後方)である。L1は負の屈折力(光学的パワー=焦点距離の逆数)の第1レンズ群、L2は正の屈折力の第2レンズ群、L3は正の屈折力の第3レンズ群、L4は正の屈折力の第4レンズ群である。SPは開口絞り、Gは光学的ローパスフィルター、赤外カットフィルター、カバーガラス等の光路中に存在する平行平板に対応して設計上設けたガラスブロック、IPはCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)の感光面が位置する像面である。
各収差図において、d,gは各々d線及びg線、ΔM、ΔSはメリジオナル像面、サジタル像面、倍率色収差はg線によって表している。
各実施例のズームレンズにおいて、広角端から望遠端へのズーミングに際して、第1レンズ群L1は、広角端のズーム位置から中間のズーム位置までは像側へ移動し、中間のズーム位置から望遠端のズーム位置までは物体側へ移動する。即ち像側に凸状の軌跡の一部を有するように移動する。第2レンズ群L2と第3レンズ群L3とは、互いの間隔を変えながら共に物体側へ移動する。第4レンズ群L4はズーミングのためには移動しない。
ズーミングの結果、広角端に対し望遠端での第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔は小さくなっており、第3レンズ群L3と第4レンズ群L4の間隔は大きくなっている。
開口絞りSPは第2レンズ群L2と第3レンズ群L3の間に配置され、ズーミングに際し第2レンズ群L2と一体で移動することでメカ構造の簡素化を達成している。
無限遠物体から近距離物体へのフォーカスは、第3レンズ群L3を物体側へ繰り出すことによって行っている。
第1レンズ群L1は、物体側より像側へ順に、像側の面がレンズ中心部からレンズ周辺部にかけて負の屈折力が弱くなる形状の非球面より成り、物体側に凸面を向けたメニスカス形状で負の屈折力の第11レンズG1、物体側に凸面を向けたメニスカス形状で負の屈折力の第12レンズG2、物体側に凸面を向けたメニスカス形状で正の屈折力の第13レンズG3を有している。
第2レンズ群L2は、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第21レンズG4、物体側の面が非球面より成る正の屈折力の第22レンズG5と負の屈折力の第23レンズG6とを接合した接合レンズより成っている。
第3レンズ群L3は、正の屈折力の単一レンズである第31レンズG7より成っている。第31レンズG7は両凸形状である。
第4レンズ群L4は正の屈折力の単一レンズである第41レンズG8より成っている。第41レンズG8も両凸形状である。
各実施例のズームレンズは、第11レンズの屈折率をn11、第12レンズの屈折率をn12、第11レンズの焦点距離をf11、第12レンズの焦点距離をf12とするとき、
1.85<(n11+n12)/2<1.95 …(1)
1.5<f11/f12<2.5 …(2)
なる条件を満足している。
条件式(1)は、第1レンズ群L1を構成する2つの負レンズの屈折率の平均値に関するものである。条件式(1)の上限値を超えると、レンズを製造するためのコストが増大すると共に、分散が大きな硝材しか存在しなくなってくるので、広角域における倍率色収差が大きくなってくるので良くない。条件式(1)の下限値を超えると、ペッツバール和が負の方向に増大する傾向があり、第1レンズ群L1の屈折力を弱くする必要がある。その結果、広角端における全長、前玉径が増大するので良くない。
条件式(2)は、第1レンズ群L1を構成する2つの負レンズの焦点距離の比に関するものである。条件式(2)の上限を超えて、第12レンズG2の焦点距離が短くなりすぎると、広角域において画面周辺部のコマフレアーが増大してくるので良くない。条件式(2)の下限を超えて、第11レンズG1の焦点距離が短くなりすぎると、広角端における、歪曲の補正が困難になってくる。
条件式(1),(2)は以下の範囲とすることが更に望ましい。
1.86<(n11+n12)/2<1.89 …(1a)
1.8<f11/f12<2.2 …(2a)
また、第3レンズ群L3を構成する第31レンズG7のアッベ数をνd3、第31レンズの物体側の面の曲率半径をR31、像側の面の曲率半径をR32とするとき、
66<νd3<78 …(3)
−0.4<(R31+R32)/(R31−R32)<0.2 …(4)
なる条件を満足している。
条件式(3)は、第3レンズ群L3を構成する第31レンズG7のアッベ数に関するものである。条件式(3)の上限値を超えてアッベ数が大きくなり過ぎると、製造が困難となり硝材のコストが増大してくるので良くない。条件式(3)の下限値を超えてアッベ数が小さくなり過ぎると、フォーカシングによる色収差の変動が増大してくるので良くない。
条件式(4)は、第3レンズ群L3を構成する第31レンズG7のシェイプファクターに関するものである。条件式(4)の上限値又は下限値を超えると、フォーシングに伴う像面の変動等を良好に補正することが困難になってくる。
条件式(3),(4)は以下の範囲とすることが更に望ましい。
69<νd3<73 …(3a)
−0.3<(R31+R32)/(R31−R32)<0.1 …(4a)
また、第4レンズ群L4を構成する第41レンズG8の物体側の面の曲率半径をR41、第4レンズ群L4を構成する第41レンズG8の像側の面の曲率半径をR42とするとき、
−0.6<(R41+R42)/(R41−R42)<0 …(5)
なる条件を満足している。
条件式(5)は、第4レンズ群L4を構成する第41レンズG8のシェイプファクターに関するものである。条件式(5)の上限値又は下限値を超えると、歪曲、像面湾曲を同時に良好に補正することが困難になってくる。
条件式(5)は以下の範囲とすることが更に望ましい。
−0.4<(R41+R42)/(R41−R42)<−0.2 …(5a)
本実施例のズームレンズは、広画角、高ズーム比、高性能を両立させるために、第1レンズ群L4を従来例と比較して多い3枚構成としつつも、第1レンズ群L4を構成する2つの負レンズに高屈折率の硝材を使用することで、第3レンズ群L3、第4レンズ群L4は単レンズで構成し、全体としてのレンズ構成枚数を抑制している。
特に第3レンズ群L3に関しては1枚のレンズで構成しつつも、低分散の硝材を使用することで、フォーカシングの色収差変動を低減している。
負、正、正、正の4群タイプにおける各レンズ群の構成枚数3−3−1−1、計8枚構成は、「広画角、3〜4倍程度のズーム比、明るく、高い光学性能が得られる」という目的を最小枚数で達成するための構成である。各レンズ群のレンズ構成が、この枚数より少ない場合には、所望のスペックにおける光学性能が不足し、各レンズ群のレンズ枚数が多い場合には、沈胴時の全長が大きくなってくる。
一方で、第3レンズ群L3及び第4レンズ群L4を単レンズにて構成した場合には、負レンズを含む複数枚構成とした場合と比較して、全系のペッツバール和が負の方向に増大する傾向がある。このため、本実施例のズームレンズでは、第3レンズ群L3及び第4レンズ群L4を単レンズで構成しつつ、全系の像面のバランスを保つために、第1レンズ群を構成する2つの負レンズに前述したごとく高屈折率の硝材を使用することで、像面湾曲の発生を抑制している。
次に上述した実施例1〜3に対応する数値実施例1〜3の数値データを示す。数値実施例において、fは焦点距離、FnoはFナンバー、ωは半画角である。iは物体側より数えた順序を示し、Riは第i番目の面の曲率半径、Diは第i番目の面と第(i+1)番目の面との軸上間隔、Niとνiは各々第i番目の材料のd線を基準とした屈折率とアッベ数である。
非球面形状は、光の進行方向を正とし、Xを光軸方向の面頂点からの変位量、hを光軸と垂直な方向の光軸からの高さ、Rを近軸曲率半径、kを円錐定数、B〜Eを各々非球面係数とするとき、
Figure 2005321561
なる式で表している。
又前述の各条件式と数値実施例の関係を表1に示す。
Figure 2005321561
Figure 2005321561
Figure 2005321561
Figure 2005321561
このように本実施例のズームレンズは、従来の負、正、正、正の4つのレンズ群で構成されたズームレンズを更に改良し、各レンズ群のレンズ構成、非球面の位置、移動方法等を最適に設定することで、レンズ枚数の削減を図り、レンズ全長の短縮化を達成したにも関わらず、広角端で70度以上の画角、3〜4倍程度のズーム比、明るく、高い光学性能を有したズームレンズを実現できた。
次に実施例1〜3のズームレンズを撮影光学系として用いた光学機器の実施例を、図7を用いて説明する。
図7は、本発明のズームレンズをデジタルスチルカメラに用いた例である。図12において、20はカメラ本体、21は実施例1〜3で説明したいずれかのズームレンズによって構成された撮影光学系、22はカメラ本体に内蔵され、撮影光学系21によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)、23は固体撮像素子22によって光電変換された被写体像に対応する情報を記録するメモリ、24は液晶ディスプレイパネル等によって構成され、固体撮像素子22上に形成された被写体像を観察するためのファインダーである。
このように本発明のズームレンズをビデオカメラやデジタルスチルカメラ等の撮像装置に適用することにより、小型で高い光学性能を有する撮像装置が実現できる。
実施例1のズームレンズのレンズ断面図である。 実施例1のズームレンズの諸収差図である。 実施例2のズームレンズのレンズ断面図である。 実施例2のズームレンズの諸収差図である。 実施例3のズームレンズのレンズ断面図である。 実施例3のズームレンズの諸収差図である。 デジタルスチルカメラの要部概略図である。
符号の説明
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群
d d線
g g線
ΔM メリディオナル像面
ΔS サジタル像面

Claims (8)

  1. 物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群から成り、広角端から望遠端へのズーミングに際し、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が減少し、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が変化し、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が増大するズームレンズにおいて、前記第1レンズ群は、物体側より像側へ順に、非球面が形成された負の屈折力の第11レンズ、物体側に凸面を向けたメニスカス形状で負の屈折力の第12レンズ、正の屈折力の第13レンズから成り、前記第2レンズ群は、物体側より像側へ順に、正の第21レンズ、正の屈折力の第22レンズ、負の屈折力の第23レンズから成り、前記第3レンズ群は正の屈折力の第31レンズから成り、前記第4レンズ群は正の屈折力の第41レンズから成ると共に、前記第11レンズの屈折率をn11、前記第12レンズの屈折率をn12、前記第11レンズの焦点距離をf11、前記第12レンズの焦点距離をf12とするとき、
    1.85<(n11+n12)/2<1.95
    1.5<f11/f12<2.5
    なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第31レンズのアッベ数をνd3、前記第31レンズの物体側の面の曲率半径をR31、前記第31レンズの像側の面の曲率半径をR32とするとき、
    66<νd3<78
    −0.4<(R31+R32)/(R31−R32)<0.2
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1記載のズームレンズ。
  3. 前記第41レンズの物体側の面の曲率半径をR41、前記第41レンズの像側の面の曲率半径をR42とするとき、
    −0.6<(R41+R42)/(R41−R42)<0
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1又は2記載のズームレンズ。
  4. 前記第22レンズと前記第23レンズとで接合レンズを構成すると共に、前記第22レンズの物体側の面に非球面が形成されていることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載のズームレンズ。
  5. 前記第11レンズは物体側に凸面を向けたメニスカス形状であり、前記第13レンズは物体側に凸面を向けたメニスカス形状であることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載のズームレンズ。
  6. 前記第3レンズ群を移動させてフォーカシングを行うことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載のズームレンズ。
  7. 光電変換素子上に像を形成することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載のズームレンズ。
  8. 請求項1〜6のいずれか1項記載のズームレンズと、該ズームレンズによって形成された像を受光する光電変換素子とを有することを特徴とする撮像装置。
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