JP2005321045A - ばねクラッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】コイルばねを用いた一方向ばねクラッチにおいて、ロック方向への回転時に高負荷トルクが作用した場合にコイルばねの自由側端部が破損するおそれを解消することである。
【解決手段】コイルばね6の自由端から見てその巻き方向に外輪1が回転するときに該コイルばね6の拡径作用により外輪1を内輪4にロックさせるようにした一方向ばねクラッチにおいて、前記内輪4に設けた規制溝9に前記コイルばね6の自由端に設けた内向きフック17を挿入し、無負荷時において前記内向きフック17と該規制溝9の規制端壁11との間に一定の間隔を設け、一定以上の高負荷トルク時において前記内向きフック17を規制端壁11に係合させることによりそれ以上の拡径を阻止し外輪1を空転させるリミッタ機能を付与した。
【選択図】図5

Description

この発明はばねクラッチに関し、特にリミッタ機能を有する一方向ばねクラッチに関するものである。
トルクの入力部材と出力部材をコイルばねを介在して同芯状態に嵌合し、そのコイルばねの一端部を前記入力部材又は出力部材に固定するとともに他端部を自由端とし、その入力部材の一定方向の回転に伴うコイルばねの連れ回りによる拡径又は縮径作用により入力部材を出力部材にロックさせ、また、前記と逆方向の回転により入力部材を空転させるようにしたばねクラッチは従来から知られている(特許文献1)。
特許文献1の「発明の実施の形態」の項において、第1実施形態(特許文献1の図1から図5)として示されたものは、2方向ばねクラッチであるが、制御部材の作用により制御アームを一定位置に固定した状態においては1方向ばねクラッチを構成する。この場合、コイルばねの一端部のフックは出力部材に固定され、他端部のフックは自由端となっており、無負荷時においては、入力部材のロック方向の回転方向に対し自由端側のフックは前記の制御アームに当接している(特許文献1の図4(a)、図5(a)参照)。
上記構造のばねクラッチは、入力部材の一定方向の回転時にコイルばねの縮径作用により入力部材が出力部材に対してロックしてトルクの伝達が行われ(図4(a)、図5(a)の状態)、逆方向の回転時にコイルばねの拡径作用により入力部材が空転しトルクの伝達が遮断される。
特開2000−269490号公報(第1実施形態、図1から図5)
前記のように、無負荷時においてコイルばねの自由端側のフックが制御アームに当接しロック方向(縮径方向)に対してすき間がない構造では、コイルばねと入力部材との間に存在する僅かのすき間分だけ変形することにより、回転方向に応じたロックと空転のクラッチ作用が行われる。このため、ロック方向に高負荷トルクが作用した場合、コイルばねの変形余裕が少なく、縮径作用が一定以上に強くなると自由端側のフックが制御アームに強く押し当てられ、破損に至るおそれがある。
そこで、この発明はコイルばねに所要の変形余裕を与えるとともに、高負荷トルクが作用した場合における自由端側のフックの破損のおそれを解消することを課題とする。
前記の課題を解決するために、この発明は、外輪と内輪を同軸状態に嵌合し、外輪の内径面と内輪の外径面との間にコイルばねを介在しそのコイルばねを外輪内径面に接触させるとともに内輪外径面との間にすき間を設け、前記コイルばねの一方の端部を自由端とするとともに他方の端部を内輪に固定し、前記コイルばねの自由端から見てその巻き方向に外輪が回転するときに前記コイルばねの拡径作用により外輪を内輪にロックさせ、外輪が前記と逆方向に回転したときに該コイルばねの縮径作用により外輪を空転させるようにしたばねクラッチにおいて、前記コイルばねの自由端側に拡径制限手段を設け、これにより高負荷トルク時において外輪を空転させるリミッタ機能を付与した構成を採用した。
前記拡径制限手段は、前記内輪に設けた周方向の規制溝と、その規制溝に前記コイルばねの自由端に設けたフックを挿入することにより形成し、前記コイルばねの自由端側からみた前記規制溝の該コイルばねの巻き方向側の内端壁を規制端壁と定め、無負荷時において前記フックと該規制端壁との間に一定の間隔を設けた構成とする。
以上の構成は、外輪が入力部材であり、内輪又は内輪内径面に嵌入された軸が出力部材となり、入力部材である外輪の回転方向に応じて出力側にトルクを伝達し、またその反対方向の回転時にはトルクの伝達が遮断される一方向クラッチの機能を果たすものである。
これとは逆に、外輪が出力部材であり、軸が入力部材として用いる場合は以下のように構成される。即ち、外輪と内輪、内輪と軸をそれぞれ同軸状態に嵌合し、前記内輪内径面と軸外径面との間にコイルばねを介在し、そのコイルばねを軸外径面に接触させるとともに内輪内径面との間にすき間を設け、前記コイルばねの一方の端部を自由端とするとともに他方の端部を内輪に固定し、前記コイルばねの自由端から見てその巻き方向と反対方向に前記軸が回転するときに前記コイルばねの縮径作用により軸を内輪にロックさせ、前記軸が前記と逆方向に回転したときに該コイルばねの拡径作用により前記軸を空転させるようにしたばねクラッチにおいて、前記コイルばねの自由端側に縮径制限手段を設け、これにより高負荷トルク時において前記軸を空転させるリミッタ機能を付与した構成を採用する。
また、前記縮径制限手段を、前記内輪に設けた周方向の規制溝と、その規制溝に前記コイルばねの自由端に設けたフックを挿入することにより形成し、前記コイルばねの自由端側からみた前記規制溝の該コイルばねの巻き方向と反対側の内端壁を規制端壁と定め、無負荷時において前記フックと該規制端壁との間に一定の間隔を設けた構成とする。
上記のような拡径制限手段又は縮径制限手段を設けることにより、コイルばねの変形余裕が大きくなり、負荷トルクの変動に幅広く対応できるとともに、一定以上の高負荷トルクに対してリミッタ機能が働くので、フックの破損のおそれを解消することができる。
以下、添付図面に基づいてこの発明の実施の形態を説明する。図1に示したように、実施形態1のばねクラッチは1方向ばねクラッチであり、入力部材となる外輪1、その外輪1の内径側に転がり軸受2を介して中空の軸3が同芯状態に嵌入され、その軸3の外径面に内輪4が嵌合一体化される。内輪4の内端面と前記転がり軸受2との間にスペーサ5が介在される。前記外輪1の内径面と内輪4の外径面との間のすき間にコイルばね6が介在される。
前記の内輪4は、コイルばね6の内径面に対向した胴部7の外端部につば部8、内端部につば部8’を設けたものである(図5参照)。外端部のつば部8に接近した位置において、胴部7の外表面に周方向に長さ方向を持った規制溝9が設けられる。内輪4の外端部(つば部8側)の端部から規制溝9を見た場合(図2参照)の右側の端壁を規制端壁11と称し、他方の左側の端壁を自由端壁12と称する。
また、内端部のつば部8’の外周面に周方向の切欠き13が形成される(図6、図7参照)。内輪4の内端部(つば部8’側)から前記切欠き13を見た場合、該切欠き13は右端13aから左端13bに至るに従い次第に深くなり、左端13bの近傍では胴部7の外径と同じ高さとなる。その左端13bからつば部8’の内部に切り込まれ、かつ内輪4の端面に開放された円弧状の係止溝14が形成される。その係止溝14は内輪4の内径面に次第に接近するように緩やかにわん曲し、その終端において外向きL形に屈曲した屈曲溝15が設けられる。
コイルばね6は、図5及び図6に示したように、角形断面の鋼線を右巻きしたものであり、全長にわたり同径に形成されたストレート部16の外端部に内向きフック17が設けられ、内端部に外向きフック18が設けられる。ストレート部16の外径は前記外輪1の内径とほぼ等しく、かつ各つば部8、8’の外径より若干大径に形成される。また、各フック17、18はそれぞれ前記の規制溝9及び屈曲溝15の位置に対応して設けられる。このコイルばね6は、各フック17、18側端部をその弾性力に対向して強制的に拡大させながら内輪4の胴部7に所要の締め代で嵌合され、外向きフック18を含む所要長さの部分を内輪4の胴部7から前記切欠き13の部分に引き出し、さらに内輪4の内端面側から前記の係止溝14に強制的に嵌合させる。これと同時に外向きフック17を屈曲溝15に嵌合させる。これによりコイルばね6の外向きフック18はガタツキ無く屈曲溝15に嵌合固定される。
また、内向きフック17は前記の規制溝9にその長さ方向にも幅方向にも余裕があるように嵌合される。長さ方向には、図4(a)に示したように、該フック17と前記の規制端壁11との間に一定のすき間aが存在し、また反対側の自由端壁12との間にも一定のすき間bが存在する。すき間bはゼロに近い大きさに設定される場合もあるが、すき間aはできるだけ大きく設定される。図示の場合は、すき間a、bを同等の大きさに設定した場合を示している。
なお、実際の組み立てにおいては、前記のようにして内輪4にコイルばね6を嵌合したのち、その内輪4とともに転がり軸受2を軸3に嵌合一体化し、その後、外輪1をコイルばね6と転がり軸受2の外径側に嵌合する。これにより、コイルばね6が外輪1の内径面に軽く当接した状態に組み立てられる(図1参照)。この組み立て状態が無負荷状態である。このときコイルばね6と外輪1の内径面との間には、ある程度の締め付け余裕が存在する。
実施形態1のばねクラッチは以上のように構成され、次にその作用について説明する。上記の無負荷状態から入力部材である外輪1が前記のつば部8側(内輪4の外端部側)から見てコイルばね6の巻き方向(右方向)(図2の矢印A参照)に回転すると、その外輪1の内径面に当接したコイルばね6に連れ回りが生じ外輪1の内径面とコイルばね6との間に存在する締め付け余裕の存在により拡径作用が生じる。その結果、コイルばね6の外輪1内径面に対する押圧力が強くなり、外輪1がコイルばね6と一体化し、内輪4に対しロック状態となる。これにより軸3にトルクが伝達される。このとき、内向きフック17はコイルばね6の拡径量に応じて規制端壁11側に移動する。軸3に作用する負荷トルクが一定以上に大きくなると、内向きフック17が規制端壁11に係合するためそれ以上の拡径作用が阻止される。負荷トルクがそれ以上に増大するとコイルばね6と外輪1の内径面において滑りが生じ、外輪1が空転する。即ち、一定以上に大きい負荷トルクが作用するとリミッタ機能が作用し、内向きフック17に過大な荷重が作用することを防止する。図4(b)はロック方向の回転時において負荷トルクが一定以上に大きくなるとリミッタ機能が作用し、伝達トルクが一定になることを定性的に示している。
また、前記の無負荷状態から外輪1が左回転(図2の矢印B参照)すると、コイルばね6に縮径作用が働き、外輪1は内輪4に対して空転する(図4(b)参照)。このとき内向きフック17は縮径量に応じて自由端壁12側に移動するか、又はストレート部16の部分で吸収され移動量は実質的にゼロとなる。
以上の実施形態1は、外輪1を入力側、内輪4及び軸3側を出力側とし、コイルばね6の外径面を外輪1の内径面に当接させ、外輪1の回転方向に応じて軸3側にトルクを伝達し、またその伝達を遮断するようにしている。
これに対し、図8から図11に示した実施形態2のトルクリミッタは、軸3が入力側、外輪1が出力側となるように使用されるものであり、外輪1と内輪4、内輪4と軸3をそれぞれ同軸状態に嵌合している。軸3と外輪1との間に転がり軸受2が介在される。
前記内輪4の内径面と軸3外径面との間のすき間にコイルばね6が介在され、そのコイルばね6を軸3の外径面に所要の締め代で接触させるとともに内輪4の内径面との間にすき間を設けている。コイルばね6の外端部に外向きフック22が形成され、内端部に内向きフック23(図10参照)が形成される。
内輪4はその内径面の内外両端部に内向きのつば部21、21’が設けられ、内側つば部21’において内輪4の内径面24から連続し、内輪4の内端面に開放された係止溝25が設けられる(図11参照)。係止溝25は次第に内輪4の外径面に接近するように緩やかに湾曲し、その先端部において内向きの屈曲部26が形成される。
また、内輪4の外側つば部21に近い部分の内径面に周方向に長さ方向を持った規制溝27が設けられる。内輪4の外側つば部21の端部から規制溝27を見た場合の左側の端壁を規制壁28(図9参照)と称し、他方の端壁を自由端壁29と称する。
前記のコイルばね6は、軸3の外径面に所要の締め代をもって装着され、その内向きフック23を含む所要長さの部分を内輪4の内径面から内側つば部21’の部分から引き出し、係止溝25と屈曲部26に嵌合させる。これにより、コイルばね6の内向きフック23はガタツキ無く屈曲部26に嵌合固定される。
また、外向きフック22は、前記の規制溝27にその長さ方向にも幅方向にも余裕があるように嵌合される。長さ方向には、図9に示したように、該フック22と前記の規制端壁28との間に一定のすき間aが存在し、また反対側の自由端壁29との間にも一定のすき間bが存在する。すき間bはゼロに近い大きさに設定される場合もあるが、すき間aはできるだけ大きく設定される。図示の場合は、すき間a、bを同等の大きさに設定した場合を示している。
実施形態2のばねクラッチは以上のように構成され、次のその作用について説明する。入力部材である軸3が前記のつば部21側(内輪4の外端部側)から見てコイルばね6の巻き方向と反対方向(左方向)(図9の矢印B参照)に回転すると、その軸3の外径面に当接したコイルばね6に連れ回りが生じ軸3の外径面とコイルばね6との間に存在する締め付け余裕の存在により縮径作用が生じる。その結果、コイルばね6の軸3外径面に対する押圧力が強くなり、軸3がコイルばね6と一体化し、内輪4に対しロック状態となる。これにより外輪1にトルクが伝達される。
このとき、外向きフック22はコイルばね6の縮径量に応じて規制端壁28側に移動する。外輪1に作用する負荷トルクが一定以上に大きくなると、外向きフック22が規制端壁28に係合するためそれ以上の縮径作用が阻止される。負荷トルクがそれ以上に増大するとコイルばね6と軸3の外径面において滑りが生じ、軸3が空転する。即ち、一定以上に大きい負荷トルクが作用するとリミッタ機能が作用し、外向きフック22に過大な荷重が作用することを防止する。
また、前記の無負荷状態から軸3が右回転(図9の矢印A参照)すると、コイルばね6に拡径作用が働き、軸3は内輪4に対して空転する。このとき外向きフック22は拡径量に応じて自由端壁29側に移動するか、又はコイルばね6のストレート部16の部分で吸収され移動量は実質的にゼロとなる。
実施形態1の断面図 図1のII-II線の断面図 図1のIII-III線の断面図 (a)図2の一部拡大断面図、(b)トルク特性図 同上の分解斜視図 同上の一部分解斜視図 図6の組み合わせ状態の端面図 実施形態2の断面図 同上のIX-IX線の断面図 同上のX-X線の断面図 同上の内輪の斜視図
符号の説明
1 外輪
2 転がり軸受
3 軸
4 内輪
5 スペーサ
6 コイルばね
7 胴部
8、8’ つば部
9 規制溝
11 規制端壁
12 自由端壁
13 切欠き
14 係止溝
15 屈曲溝
16 ストレート部
17 内向きフック
18 外向きフック
21、21’ つば部
22 外向きフック
23 内向きフック
24 内径面
25 係止溝
26 屈曲部
27 規制溝
28 規制端壁
29 自由端壁

Claims (4)

  1. 外輪と内輪を同軸状態に嵌合し、外輪の内径面と内輪の外径面との間にコイルばねを介在しそのコイルばねを外輪内径面に接触させるとともに内輪外径面との間にすき間を設け、前記コイルばねの一方の端部を自由端とするとともに他方の端部を内輪に固定し、前記コイルばねの自由端から見てその巻き方向に外輪が回転するときに前記コイルばねの拡径作用により外輪を内輪にロックさせ、外輪が前記と逆方向に回転したときに該コイルばねの縮径作用により外輪を空転させるようにしたばねクラッチにおいて、前記コイルばねの自由端側に拡径制限手段を設け、これにより高負荷トルク時において外輪を空転させるリミッタ機能を付与したことを特徴とするばねクラッチ。
  2. 前記拡径制限手段を、前記内輪に設けた周方向の規制溝と、その規制溝に前記コイルばねの自由端に設けたフックを挿入することにより形成し、前記コイルばねの自由端側からみた前記規制溝の該コイルばねの巻き方向側の内端壁を規制端壁と定め、無負荷時において前記フックと該規制端壁との間に一定の間隔を設けたことを特徴とする請求項1に記載のばねクラッチ。
  3. 外輪と内輪、内輪と軸をそれぞれ同軸状態に嵌合し、前記内輪内径面と軸外径面との間にコイルばねを介在し、そのコイルばねを軸外径面に接触させるとともに内輪内径面との間にすき間を設け、前記コイルばねの一方の端部を自由端とするとともに他方の端部を内輪に固定し、前記コイルばねの自由端から見てその巻き方向と反対方向に前記軸が回転するときに前記コイルばねの縮径作用により軸を内輪にロックさせ、前記軸が前記と逆方向に回転したときに該コイルばねの拡径作用により前記軸を空転させるようにしたばねクラッチにおいて、前記コイルばねの自由端側に縮径制限手段を設け、これにより高負荷トルク時において前記軸を空転させるリミッタ機能を付与したことを特徴とするばねクラッチ。
  4. 前記縮径制限手段を、前記内輪に設けた周方向の規制溝と、その規制溝に前記コイルばねの自由端に設けたフックを挿入することにより形成し、前記コイルばねの自由端側からみた前記規制溝の該コイルばねの巻き方向と反対側の内端壁を規制端壁と定め、無負荷時において前記フックと該規制端壁との間に一定の間隔を設けたことを特徴とする請求項3に記載のばねクラッチ。
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