JP2005316784A - 集積回路及び制御システム - Google Patents

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JP2005316784A
JP2005316784A JP2004134746A JP2004134746A JP2005316784A JP 2005316784 A JP2005316784 A JP 2005316784A JP 2004134746 A JP2004134746 A JP 2004134746A JP 2004134746 A JP2004134746 A JP 2004134746A JP 2005316784 A JP2005316784 A JP 2005316784A
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Taiji Tani
泰司 谷
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Denso Ten Ltd
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Abstract

【課題】 マイコンから供給されてくるクロックの供給状態を直接検知して、回路内部の
動作異常とクロックの供給異常(クロック線の断線)とを区別して検知して、クロックの
供給異常をマイコンに通知することのできる集積回路を提供すること。
【解決手段】 マイコン3から供給されてくるマイコン供給クロックを取り込みながら所
定の制御を行うASIC4において、マイコン供給クロックの供給状態を検知するクロッ
ク供給状態検知部42と、クロック供給状態検知部42における検知結果をマイコン3へ
通知するクロック供給状態通知部43とを装備する。
【選択図】 図2












Description

本発明は集積回路及び制御システムに関し、より詳細には、マイコンから供給されてく
るクロックを取り込みながら所定の制御を行う集積回路、及び該集積回路を含んで構成さ
れる制御システムに関する。
図11は、マイコンから供給されてくるクロックを取り込みながら所定の制御を行う集
積回路を含んで構成される従来の制御システムの一部を概略的に示したブロック図である
制御システムは、マイコン60と集積回路61とを含んで構成されており、マイコン6
0はクロック線62とモニタ線63とを介して集積回路61に接続されており、マイコン
60は集積回路61へクロックを供給するように構成されている。
集積回路61は、システム制御部61aを含んで構成されており、システム制御部61
aは、マイコン60からクロック線62を介して供給されてくるクロックにより同期をと
りながら、所定の制御信号を出力するようになっている。システム制御部61aから出力
される制御信号は、制御対象(図示せず)へ出力されるとともにモニタ線63を介してマ
イコン60へも出力されるようになっている。
また、システム制御部61aからの信号の出力状態が、マイコン60の異常監視手段6
0aで監視されるようになっており、信号の出力状態に異常があれば、警告ランプ(図示
せず)を点灯させる駆動信号が出力されるようになっている。
このような従来の制御システムにおいて、クロック線62に断線が生じた場合、クロッ
クが集積回路61に正常に供給されなくなるため、システム制御部61aの制御動作が正
常に機能せず、異常な信号が出力される。マイコン60の異常監視手段60aは、この異
常な信号を検知して警告ランプの駆動信号を出力し、ユーザーに異常が発生したことを知
らせるようになっている。
しかしながら、マイコン60では、クロック線62の断線を検知するのではなく、集積
回路61のシステム制御部61aの動作に異常が発生したことを検知するようになってい
るため、クロック線62の断線を直接検出することができず、制御システムのどこに異常
が発生したのかを特定することが困難であったという課題があった。
また、下記の特許文献1、2には、組み込み自己試験回路を持つ集積回路の例が開示さ
れているが、これらの集積回路においてもクロック線の断線が発生したことを直接検知す
る機能は装備されていない。
特開平5−241882号公報 特開平9−166646号公報
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、マイコンから供給されてくるクロック
の供給状態を直接検知して、回路内部の動作異常とクロックの供給異常(クロック線の断
線等)とを区別して検知することができ、前記クロックの供給異常を前記マイコンに通知
したり、ユーザーに知らせることのできる集積回路、及び該集積回路を含んで構成される
制御システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係る集積回路(1)は、マイコンから供給されてく
る第1のクロックを取り込みながら所定の制御を行う集積回路において、前記第1のクロ
ックの供給状態を検知するクロック供給状態検知手段と、該クロック供給状態検知手段に
よる検知結果を前記マイコンへ通知するクロック供給状態通知手段とを備えていることを
特徴としている。
上記集積回路(1)によれば、前記第1のクロックの供給状態、すなわちクロック線の
断線等の発生に伴うクロック供給状態の変化を直接検知することができ、クロック線の断
線等によるクロック供給状態の異常と他の制御動作の異常とを区別して検知することがで
きる。またその検知結果を前記マイコンへ通知することができ、前記マイコンでもクロッ
ク線の断線等のクロック供給状態の異常を検知することができ、該異常に対する適切な制
御を行うことが可能となる。
また本発明に係る集積回路(2)は、上記集積回路(1)において、前記クロック供給
状態検知手段が、前記第1のクロックの入力パルスのエッジをカウントするエッジカウン
ト手段と、前記第1のクロックとは別経路で供給される第2のクロックに基づいて、前記
第1のクロックのエッジをカウントする期間を検出するカウント期間検出手段と、該カウ
ント期間検出手段により検出される期間内に検出された前記第1のクロックのエッジ数と
閾値とを比較して、クロック供給状態を判定するクロック供給判定手段とを備えているこ
とを特徴としている。
上記集積回路(2)によれば、前記第1のクロックの入力パルスのエッジをカウントす
るとともに、前記第2のクロックに基づいて、前記第1のクロックのエッジのカウント期
間を検出し、該カウント期間内に検出された前記第1のクロックのエッジ数と閾値とを比
較して、クロック供給状態が判定されるので、例えば、前記第1のクロックのエッジ数が
、前記閾値より多ければ正常、一方、前記閾値以下であれば異常、すなわちクロック線の
断線等が発生していると判定することができ、クロック線の断線等によるクロック供給状
態の異常を直接検知することができ、該クロック供給状態の異常と他の制御動作の異常と
を区別して検知することができる。また、前記第2のクロックをカウント期間の検出に利
用することにより、前記カウント期間を可変することができ、クロック周波数の変更や断
線検知の閾値を容易に調整することができる。
また本発明に係る集積回路(3)は、上記集積回路(1)において、前記クロック供給
状態検知手段が、前記第1のクロックの入力パルスのエッジをカウントするエッジカウン
ト手段と、前記マイコンから供給されてくるカウント期間信号に基づいて、前記第1のク
ロックのエッジをカウントする期間を検出するカウント期間検出手段と、該カウント期間
検出手段により検出されるカウント期間内に検出された前記第1のクロックのエッジ数と
閾値とを比較して、クロック供給状態を判定するクロック供給判定手段とを備えているこ
とを特徴としている。
上記集積回路(3)によれば、前記第1のクロックの入力パルスのエッジをカウントす
るとともに、前記マイコンから供給されてくるカウント期間信号に基づいて、前記カウン
ト期間を検出し、該カウント期間内に検出された前記第1のクロックのエッジ数と閾値と
を比較して、クロック供給状態が判定されるので、例えば、前記第1のクロックのエッジ
数が、前記閾値より多ければ正常、一方、前記閾値以下であれば異常、すなわちクロック
線の断線等が発生していると判定することができ、クロック線の断線等によるクロック供
給状態の異常を直接検知することができ、該クロック供給状態の異常と他の制御動作の異
常とを区別して検知することができる。また、前記マイコンからのカウント期間信号を使
用することにより、前記カウント期間を前記マイコンの設定により変更することができ、
前記第1のクロック周波数が変更された場合や、クロック供給状態を検知する間隔を調整
する場合にその対応が可能となる。
また本発明に係る集積回路(4)は、上記集積回路(1)において、前記クロック供給
状態検知手段が、前記第1のクロックの入力パルスのエッジをカウントするエッジカウン
ト手段と、前記マイコンから供給されてくる他の目的で使用される制御信号に基づいて、
前記第1のクロックのエッジをカウントする期間を検出するカウント期間検出手段と、該
カウント期間検出手段により検出されるカウント期間内に検出された前記第1のクロック
のエッジ数と閾値とを比較して、クロック供給状態を判定するクロック供給判定手段とを
備えていることを特徴としている。
上記集積回路(4)によれば、前記第1のクロックの入力パルスのエッジをカウントす
るとともに、前記マイコンから供給されてくる他の目的で使用される制御信号に基づいて
、前記カウント期間を検出し、該カウント期間内に検出された前記第1のクロックのエッ
ジ数と閾値とを比較して、クロック供給状態が判定されるので、例えば、前記第1のクロ
ックのエッジ数が、前記閾値より多ければ正常、一方、前記閾値以下であれば異常、すな
わちクロック線の断線等が発生していると判定することができ、クロック線の断線等によ
るクロック供給状態の異常を直接検知することができ、該クロック供給状態の異常と他の
制御動作の異常とを区別して検知することができる。また、前記カウント期間の検出に、
前記他の目的で使用される制御信号を利用しているので、集積回路にカウント期間検出用
の専用端子を設ける必要がなく、端子数や信号線を減らすことが可能となる。
また本発明に係る集積回路(5)は、上記集積回路(1)において、前記クロック供給
状態検知手段が、前記第1のクロックの入力パルスのエッジをカウントするエッジカウン
ト手段と、外部装置から供給されてくる所定の外部信号に基づいて、前記第1のクロック
のエッジをカウントする期間を検出するカウント期間検出手段と、該カウント期間検出手
段で検出される外部信号に基づくカウント期間内に検出された前記第1のクロックのエッ
ジ数と閾値とを比較して、クロック供給状態を判定するクロック供給判定手段とを備えて
いることを特徴としている。
上記集積回路(5)によれば、前記第1のクロックの入力パルスのエッジをカウントす
るとともに、前記外部装置から供給されてくる所定の外部信号に基づいて、前記カウント
期間を検出し、該カウント期間内に検出された前記第1のクロックのエッジ数と閾値とを
比較して、クロック供給状態が判定されるので、例えば、前記第1のクロックのエッジ数
が、前記閾値より多ければ正常、一方、前記閾値以下であれば異常、すなわちクロック線
の断線等が発生していると判定することができ、クロック線の断線等によるクロック供給
状態の異常を直接検知することができ、該クロック供給状態の異常と他の制御動作の異常
とを区別して検知することができる。また、前記カウント期間の検出に前記外部信号を利
用しているので、前記外部装置の動作に対応させた構成とすることができる。
また本発明に係る集積回路(6)は、上記集積回路(1)において、前記クロック供給
状態検知手段が、前記第1のクロックと、該第1のクロックとは別系統の第2のクロック
とを取り込み、前記第1のクロックの周期を前記第2のクロックの入力パルスのカウント
数に基づいて検出するクロック周期検出手段と、該クロック周期検出手段による前記第1
のクロックの周期の検出に要する前記第2のクロックのカウント数と閾値とを比較して、
クロック供給状態を判定するクロック供給判定手段とを備えていることを特徴としている
上記集積回路(6)によれば、前記第1のクロックの周期が前記第2のクロックの入力
パルスのカウント数に基づいて検出され、前記第1のクロックの周期の検出に要した前記
第2のクロックのカウント数と閾値とを比較して、クロック供給状態が判定されるので、
例えば、前記第2のクロックのカウント数が、前記閾値以下であれば正常、一方、前記閾
値より多ければ異常、すなわちクロック線の断線等が発生していると判定することができ
、クロック線の断線等によるクロック供給状態の異常を直接検知することができ、該クロ
ック供給状態の異常と他の制御動作の異常とを区別して検知することができる。また、前
記第1のクロックの周期そのものを検出することにより、クロック供給状態の異常を早い
タイミングで判定することが可能になる。
また本発明に係る集積回路(7)は、上記集積回路(1)において、前記クロック供給
状態検知手段が、前記第1のクロックと、該第1のクロックとは別系統の第2のクロック
とを取り込み、前記第1のクロックのパルス幅を前記第2のクロックのカウント数に基づ
いて検出するクロックパルス幅検出手段と、該クロックパルス幅検出手段による前記第1
のクロックのパルス幅の検出に要する前記第2のクロックのカウント数と閾値とを比較し
て、クロック供給状態を判定するクロック供給判定手段とを備えていることを特徴として
いる。
上記集積回路(7)によれば、前記第1のクロックのパルス幅、すなわちHiレベル幅
とLoレベル幅とが、前記第2のクロックのカウント数に基づいて検出され、前記第1の
クロックのパルス幅の検出に要した用した前記第2のクロックのカウント数と閾値とを比
較して、クロック供給状態が判定されるので、クロック線の断線等によるクロック供給状
態の異常を直接検知することができ、該クロック供給状態の異常と他の制御動作の異常と
を区別して検知することができる。また、前記第1のクロックのパルス幅(Hiレベル幅
及びLoレベル幅)そのものを検出することにより、クロック供給状態の異常をより早い
タイミングで判定することができる。
また本発明に係る集積回路(8)は、上記集積回路(2)〜(7)のいずれかにおいて
、前記閾値の設定を変更する閾値変更手段を備えていることを特徴としている。
上記集積回路(8)によれば、前記閾値変更手段により前記閾値の設定を変更すること
ができ、前記クロック供給状態の異常検知の判定レベルの調整が可能となり、利用状況に
適した設定を行うことができる。前記閾値変更手段としては、集積回路の端子を論理固定
する手段や、前記マイコンからの信号により任意設定する手段などを採用することができ
る。
また本発明に係る集積回路(9)は、上記集積回路(1)〜(8)のいずれかにおいて
、前記クロック供給状態検知手段により前記クロック供給状態の異常が検知されたことを
ユーザーへ告知する告知手段を備えていることを特徴としている。
上記集積回路(9)によれば、前記告知手段により、前記マイコンを介さずに前記クロ
ック供給状態が異常であることをユーザーに知らせることができ、マイコンの処理負担を
軽減させることができ、またマイコンの動作に異常が発生した場合でもユーザーへの告知
が可能となる。
また本発明に係る集積回路(10)は、上記集積回路(9)において、前記告知手段が
、前記クロック供給状態の異常が検知された場合に、外部に接続された表示手段の表示形
態を変化させるように前記表示手段を駆動させるものであることを特徴としている。
上記集積回路(10)によれば、前記告知手段により、前記クロック供給状態の異常が
検知された場合に前記表示手段の表示形態を変化させることができ、例えば、前記表示手
段として表示ランプを正常時に消灯させているものを、異常時に点灯又は点滅させたり、
あるいは正常時に点灯させているものを、異常時に消灯又は点滅させることにより、ユー
ザーに前記クロック供給状態の異常であることを視覚的に認識させることができる。
また本発明に係る集積回路(11)は、上記集積回路(10)において、前記表示手段
の表示形態の設定を変更する表示形態変更手段を備えていることを特徴としている。
上記集積回路(11)によれば、前記表示手段の表示形態の設定を変更する表示形態変
更手段を備えているので、前記表示手段の表示形態、例えば表示ランプの点滅周期などの
設定を変更することが可能となり、ユーザーの嗜好や使用状況に適した表示形態に設定す
ることができる。
また本発明に係る集積回路(12)は、上記集積回路(1)において、前記告知手段が
、前記クロック供給状態の異常が検知された場合に、外部に接続された音声出力手段の音
声出力状態を変化させるように前記音声出力手段を駆動させるものであることを特徴とし
ている。
上記集積回路(12)によれば、前記告知手段により、前記クロック供給状態の異常が
検知された場合に、前記音声出力手段の音声出力状態を変化させることができ、例えば、
前記音声出力手段としてのブザーを異常時に鳴らすことにより、ユーザーに前記クロック
供給状態の異常を聴覚的に認識させることができる。
また本発明に係る制御システム(1)は、上記集積回路(1)〜(12)のいずれかと、該集積回路にクロックを供給するマイコンとを含んで構成されていることを特徴
としている。
上記制御システム(1)によれば、上記集積回路(1)〜(12)と同様の効果を有す
る制御システムを構築することができ、システム内でのクロック線の断線を他の異常と区
別して検知することができ、制御システム内で発生した異常箇所を容易に判別することが
できる。
以下、本発明に係る集積回路及び制御システムの実施の形態を図面に基づいて説明する
。図1は、実施の形態(1)に係る集積回路を含んで構成される制御システムの概略構成
を示したブロック図である。なお本実施の形態では、制御システムが車両用のエアバッグ
システムに適用された場合について説明する。
エアバッグシステムは、センタ制御ユニット(ECU:electronic control unit )1
、複数のサテライト制御ユニット11A、11Bとを含んで構成されており、各サテライ
ト制御ユニット11A、11Bがセンタ制御ユニット1に接続されている。
センタ制御ユニット1は、車両のハンドル等に設置されたエアバッグ(図示せず)の展
開制御などを行うものであり、サテライト制御ユニット11A、11Bなどの外部機器と
の間で信号の授受を行うための入出力インターフェース(I/Fとも記す)2、各部の制
御を行うマイコン3、マイコン3の制御に基づくスクイブ6への通電制御機能や異常の有
無を監視するダイアグ機能などを備えた集積回路(以下、ASIC:application specif
ic integrated circuit とも記す)4、及び車両にかかる減速度を検知する電子式のセン
タGセンサ5などを含んで構成されている。また、サテライト制御ユニット11A、11
Bは、車両にかかる減速度を検知する電子式のGセンサ12、A/Dコンバータ13、及
びI/F14などを含んで構成されている。
エアバッグシステムでは、サテライト制御ユニット11A、11BのGセンサ12で閾
値以上の減速度(衝突)が検出され、センタ制御ユニット1のセンタGセンサ5で閾値以
上の減速度が検知されると、マイコン3が、これらの検知信号に基づいて衝突が発生した
と判断し、ASIC4にスクイブ通電のための制御信号(コマンド命令)が送出される。
ASIC4は、マイコン3からの制御信号に基づいてスクイブ6への通電制御を行い、ス
クイブ6を通電させて、エアバッグを瞬時に展開させるようになっている。
図2は、実施の形態(1)に係る集積回路(ASIC4)を含んで構成されるセンタ制
御ユニット1の要部を概略的に示したブロック図である。
ASIC4は、マイコン3からクロック線7を介して供給されるクロック(以下、マイ
コン供給クロックと記す)を取り込んでスクイブ6の通電制御を行うスクイブ通電制御部
41と、マイコン供給クロックの供給状態を検知するクロック供給状態検知部42と、ク
ロック供給状態検知部42による検知結果をモニタ線8を介してマイコン3へ通知するク
ロック供給状態通知部43と、クロック供給状態検知部42による検知結果に応じて、運
転席前方のインストルメントパネルに設けられた警告ランプ15を駆動させるランプ駆動
部44とを含んで構成されている。
クロック供給状態検知部42は、マイコン供給クロックの入力パルスのエッジをカウン
トするエッジカウント部45と、マイコン供給クロックとは別経路、すなわちASIC用
の発振回路9から供給されるクロック(以下、発振回路供給クロックと記す)に基づいて
、マイコン供給クロックのエッジをカウントする期間を検出するカウント期間検出部46
と、カウント期間検出部46により検出される一定期間内に検出されたマイコン供給クロ
ックのエッジ数と予め設定された閾値とを比較して、クロック供給状態、すなわち、マイ
コン供給クロックの供給(クロック正常)/未供給(クロック断線)を判定するクロック
供給判定部47とを含んで構成されており、クロック供給判定部47での判定信号がクロ
ック供給状態通知部43とランプ駆動部44とに送出されるようになっている。
次に実施の形態(1)に係るASIC4におけるクロック供給状態検知動作を図3に示
したタイミングチャートに基づいて説明する。(a)はマイコン供給クロックの入力パル
ス、(b)はカウント期間検出部46で検出されるカウント期間、(c)はクロック供給
判定部47における判定結果、(d)はランプ駆動部44の動作状態をそれぞれ示してい
る。なお、時刻t1においてはクロック供給状態が正常と判定されているものとする。
時刻t1において、カウント期間検出部46のカウンタをクリアして発振回路供給クロ
ックに基づいて一定期間Aのカウントを開始するとともに、エッジカウント部45のカウ
ンタをクリアしてマイコン供給クロックの入力パルスの立上がりエッジのカウントを開始
する。
時刻t2において一定期間Aのカウントを終えると、クロック供給判定部47において
、一定期間A内にエッジカウント部45でカウントされたマイコン供給クロックのエッジ
数と、予め設定された閾値(この場合、エッジ数2以下で断線と判定するように設定され
ているものとする)とが比較される。
一定期間Aでは、マイコン供給クロックのエッジが4つカウントされており、前記閾値
と比較して、エッジ数(4)>閾値(2)となるのでクロック正常と判定され、クロック
正常の判定信号がクロック供給状態通知部43とランプ駆動部44とに送出され、クロッ
ク供給状態通知部43からクロック正常状態を示す信号がマイコン3へ送出される一方、
ランプ駆動部44から駆動信号は出力されず、警告ランプ15は消灯された状態となって
いる。したがって、次の一定期間が経過するまでは、クロック正常と判定された状態が継
続される。
また、時刻t2において一定期間Aのカウントを終えると、上記と同様にして次の一定
期間Bのカウントを開始するとともに、マイコン供給クロックの入力パルスの立上がりエ
ッジのカウントを開始し、時刻t3において、一定期間Bのカウントを終えると、上記と同様にクロック供給判定部47において、マイコン供給クロックのエッジ数と前記閾値と
が比較される。
一定期間Bでは、マイコン供給クロックのエッジが2つカウントされており、前記閾値
と比較して、エッジ数(2)≦閾値(2)(エッジ数が閾値以下)となるのでクロック断
線と判定され、クロック断線の判定信号がクロック供給状態通知部43とランプ駆動部4
4とに送出され、クロック供給状態通知部43からクロック断線状態を示す信号がマイコ
ン3へ送出されるとともに、ランプ駆動部44から警告ランプ15を点灯させる駆動信号
が送出され、警告ランプ15が点灯状態に切り換えられる。そして次の一定期間が経過す
るまでは、クロック断線と判定された状態が継続される。
また、時刻t3において一定期間Bのカウントを終えると、上記と同様にして次の一定期間Cのカウントを開始するとともに、マイコン供給クロックの入力パルスの立上がりエ
ッジのカウントを開始し、時刻t4において、一定期間Cのカウントを終えると、上記と同様にクロック供給判定部47において、マイコン供給クロックのエッジ数と前記閾値と
が比較される。
一定期間Cでは、マイコン供給クロックのエッジがカウントされておらず(カウント0
)、前記閾値と比較して、エッジ数(0)≦閾値(2)(エッジ数が閾値以下)となるの
でクロック断線と判定され、クロック断線の判定信号がクロック供給状態通知部43とラ
ンプ駆動部44とに送出され、クロック供給状態通知部43からクロック断線状態を示す
信号がマイコン3へ送出されるとともに、ランプ駆動部44から駆動信号が出力され、警
告ランプ15が引き続き点灯される。
また、時刻t4において一定期間Cのカウントを終えると、上記と同様にして次の一定期間Dのカウントを開始するとともに、マイコン供給クロックの入力パルスの立上がりエ
ッジのカウントを開始し、時刻t5において、一定期間Dのカウントを終えると、上記と同様にクロック供給判定部47において、マイコン供給クロックのエッジ数と前記閾値と
が比較され、一定期間Dでは、上記一定期間Cと同様にクロック断線と判定され、クロッ
ク断線の判定信号がクロック供給状態通知部43とランプ駆動部44とに送出され、上記
処理が繰り返される。
なお、上記説明では、前記閾値が、エッジ数2以下でクロック断線と判定するように設
定されている場合について説明したが、前記閾値が、エッジ数1以下でクロック断線と判
定するように設定されている場合には、時刻t3でのクロック供給判定部47におけるク
ロックのエッジ数と前記閾値との比較では 一定期間Bでのエッジ数(2)>閾値(1)
(エッジ数が閾値より大)となるのでクロック正常と判定され、クロック正常の判定信号
がクロック供給状態通知部43とランプ駆動部44とに送出され、一定期間Cが経過する
までは、クロック正常と判定された状態が継続され、次の一定期間Cが経過した時刻t4
でクロック断線と判定される。このように、エッジ数が低下した期間では、閾値の条件に
よって判定結果が異なり、マイコン3から供給されるクロックのばらつきを考慮した設定
が行えるようになっている。
上記実施の形態(1)に係るASIC4によれば、マイコン供給クロックの入力パルス
のエッジをカウントするとともに、発振回路供給クロックに基づいて、マイコン供給クロ
ックのエッジのカウント期間を検出し、該カウント期間内に検出されたマイコン供給クロ
ックのエッジ数と閾値とを比較して、クロック供給状態が判定されるので、例えば、マイ
コン供給クロックのエッジ数が、前記閾値より多ければ正常、一方、前記閾値以下であれ
ば異常、すなわちクロック線の断線等が発生していると判定することができ、クロック線
の断線等によるクロック供給状態の異常を直接検知することができ、該クロック供給状態
の異常と他の制御動作の異常とを区別して検知することができる。
また、クロック供給状態の異常検知結果をマイコン3へ通知することができ、マイコン
3でもクロック線の断線等のクロック供給状態の異常を検知することができ、異常に対す
る適切な制御を行うことが可能となる。
また、ASIC4内にランプ駆動部44(告知手段)が設けられているので、クロック
供給状態の異常が検知された場合に警告ランプ15の表示形態を消灯状態から点灯状態に
変化させることができ、マイコン3を介さずにクロック供給状態が異常であることを視覚
的にユーザーに知らせることができ、マイコン3に異常が発生している場合でも、クロッ
ク供給異常をユーザーに知らせることができる。
なお、ランプ駆動部44は、警告ランプ15を正常時に消灯させて、異常時に点灯させ
るように駆動制御されるようになっているが、別の実施の形態では、正常時に消灯させて
、異常時に点滅させる制御、あるいは正常時に点灯させて、異常時に消灯又は点滅させる
制御を行うように設計することもできる。
また、この異常時における警告ランプ15の点滅処理方法として、例えば、カウントさ
れたマイコン供給クロックエッジ数の閾値に対する外れ具合に応じて点滅周期を段階的に
変化させて、異常時における点滅周期を変更させる構成としてもよい。また、マイコン3
の異常に伴うマイコン供給クロックの周波数の変化も点滅周期の変化で表すこともできる
また、上記実施の形態(1)では、ランプ駆動部44により警告ランプ15を駆動させ
るようになっているが、別の実施の形態では、ランプ駆動部44に代えて、警告ブザーを
駆動させるブザー駆動部を設けて、警告音によりユーザーにクロック供給異常を知らせる
構成としてもよい。
図4は、実施の形態(2)に係る集積回路(ASIC)を含んで構成されるセンタ制御
ユニットの要部を概略的に示したブロック図である。但し、図2に示したASIC4の各
部と同一機能を有する構成部品には同一符号を付してその説明を省略する。
実施の形態(1)に係るASIC4では、発振回路9から供給される発振回路供給クロ
ックを利用してカウント期間が検出されるようになっているが、実施の形態(2)に係る
集積回路(ASIC4A)では、マイコン3Aから供給される専用のカウント期間信号を
検知してカウント期間が検出されるようになっている点と、クロック供給判定部47aに
おいて、マイコン供給クロックのエッジ数と比較する閾値の設定がASIC外部から行え
るようになっている点とが相違しており、以下相違点のみ説明することとする。
ASIC4Aは、スクイブ通電制御部41と、クロック供給状態検知部42aと、クロ
ック供給状態通知部43と、ランプ駆動部44とを含んで構成されている。
クロック供給状態検知部42aは、エッジカウント部45と、マイコン3Aから供給さ
れるカウント期間信号に基づいて、マイコン供給クロックのエッジをカウントする期間を
検出するカウント期間検出部46aと、カウント期間検出部46aにより検出されるカウ
ント期間内に検出されたマイコン供給クロックのエッジ数と、閾値変更手段10を通じて
設定された所定の閾値とを比較して、クロック供給状態、すなわち、クロックの供給(ク
ロック正常)/未供給(クロック断線)を判定するクロック供給判定部47aとを含んで
構成されており、クロック供給判定部47aでの判定信号がクロック供給状態通知部43
とランプ駆動部44とに送出されるようになっている。
閾値設定手段10は、ASIC4Aの端子に接続されており、ASIC端子をHレベル
又はLレベルに論理固定することにより異なる閾値に切り換えて設定することが可能とな
っている。
実施の形態(2)に係るASIC4Aのクロック供給状態検知部42aにおける動作は
、マイコン供給クロックのエッジ数をカウントする期間が、マイコン3Aから供給される
カウント期間信号により指定される点を除いて、図3に示した実施の形態(1)に係るA
SIC4のクロック供給状態検知部42における動作と略同じ動作であるので、ここでは
その説明を省略することとする。
上記実施の形態(2)に係る集積回路(ASIC4A)によれば、マイコン供給クロッ
クの入力パルスのエッジをカウントするとともに、マイコン3Aから供給されてくるカウ
ント期間信号に基づいて、カウント期間を検出し、該カウント期間内に検出されたマイコ
ン供給クロックのエッジ数と閾値とを比較して、クロック供給状態が判定されるので、上
記実施の形態(1)同様、クロック線7の断線等によるクロック供給状態の異常を直接検
知することができ、該クロック供給状態の異常と他の制御動作の異常とを区別して検知す
ることができる。また、マイコン3Aからのカウント期間信号を使用することにより、前
記カウント期間をマイコン3Aの設定により変更することができ、マイコン供給クロック
の周波数が変更された場合や、クロック供給状態を検知する間隔を調整する場合にその対
応が可能となる。
また、閾値変更手段10により閾値の設定を変更することができ、クロック供給状態の
異常検知の判定レベルの調整が可能となり、利用状況に適した設定を行うことができる。
なお、実施の形態(2)に係るASIC4Aでは、閾値変更手段10が、ASIC端子
の論理固定の切り換えにより閾値を変更設定できる構成となっているが、別の実施の形態
では、マイコン3Aが閾値変更信号をASIC4Aに供給するようにして、閾値が変更設
定できる構成とすることもでき、係る構成によれば、マイコン供給クロックの変動に合わ
せて、閾値を任意に設定することが可能となる。
図5は、実施の形態(3)に係る集積回路(ASIC)を含んで構成されるセンタ制御
ユニットの要部を概略的に示したブロック図である。但し、図2に示したASIC4の各
部と同一機能を有する構成部品には同一符号を付してその説明を省略する。
実施の形態(1)に係るASIC4では、発振回路供給クロックからカウント期間が検
出されるようになっているが、実施の形態(3)に係るASIC4Bでは、マイコン3B
から一定期間毎に供給されてくる他の目的で使用する特定命令信号(コマンド命令)を検
知して、この特定命令信号からカウント期間が検出されるようになっている点が相違して
おり、以下相違点のみ説明することとする。
ASIC4Bは、スクイブ通電制御部41と、クロック供給状態検知部42bと、クロ
ック供給状態通知部43と、ランプ駆動部44とを含んで構成されている。
クロック供給状態検知部42bは、マイコン供給クロックの入力パルスのエッジをカウ
ントするエッジカウント部45と、マイコン3Bから制御線41aを介して一定期間毎に
供給されてくる他の目的で使用される特定の命令信号、例えば、ダイアグ信号などをスク
イブ通電制御部41を介して取り込み、該特定命令信号の検出期間をマイコン3Bから供
給されるクロックのエッジをカウントする期間として検出するカウント期間検出部46b
と、クロック供給判定部47bとを含んで構成されており、クロック供給判定部47bに
おける判定信号がクロック供給状態通知部43とランプ駆動部44とに送出されるように
なっている。
実施の形態(3)に係るASIC4Bのクロック供給状態検知部42bにおける動作は
、マイコン供給クロックのエッジ数をカウントする期間が、マイコン3Bから供給される
他の目的で使用される特定命令信号により指定される点を除いて、図3に示した実施の形
態(1)に係るASIC4のクロック供給状態検知部42における動作と略同じ動作であ
るので、ここではその説明を省略することとする。
上記実施の形態(3)に係る集積回路(ASIC4B)によれば、マイコン供給クロッ
クの入力パルスのエッジをカウントするとともに、マイコン3Bから供給されてくる他の
目的で使用される特定命令信号に基づいて、カウント期間を検出し、該カウント期間内に
検出されたマイコン供給クロックのエッジ数と閾値とを比較して、クロック供給状態が判
定されるので、上記実施の形態(1)同様、クロック線の断線等によるクロック供給状態
の異常を直接検知することができ、該クロック供給状態の異常と他の制御動作の異常とを
区別して検知することができる。また、通常動作時にマイコン3Bから送られてくる制御
信号(コマンド命令信号)の内、一定期間毎に送られてくる、例えばダイアグ信号などの
特定の制御信号をカウント期間の検出に利用しているので、ASIC4Bにカウント期間
検出用の専用端子を設ける必要がなく、端子数や信号線を減らすことが可能となる。
図6は、実施の形態(4)に係る集積回路(ASIC)を含んで構成されるセンタ制御
ユニットの要部を概略的に示したブロック図である。但し、図2に示したASIC4の各
部と同一機能を有する構成部品には同一符号を付してその説明を省略する。
実施の形態(1)に係るASIC4では、発振回路9から供給されてくる発振回路供給
クロックを利用してカウント期間が検出されるようになっているが、実施の形態(4)に
係るASIC4Cでは、サテライト制御ユニット11A、11Bのいずれか又は双方から
定期的(特に一定期間でなくてもよい)に供給される信号、例えば、Gセンサ12のダイ
アグ信号をI/F2からマイコン3を介さずに検知して、この信号からカウント期間が検
出されるようになっている点が相違しており、以下相違点のみ説明することとする。
ASIC4Cは、スクイブ通電制御部41と、クロック供給状態検知部42cと、クロ
ック供給状態通知部43と、ランプ駆動部44とを含んで構成されている。
クロック供給状態検知部42cは、エッジカウント部45と、サテライト制御ユニット
11A、11Bのいずれか又は双方から定期的に供給される信号を取り込み、該信号の検
出期間をマイコン供給クロックのエッジをカウントする期間として検出するカウント期間
検出部46cと、クロック供給判定部47cとを含んで構成されており、クロック供給判
定部47cでの判定信号がクロック供給状態通知部43とランプ駆動部44とに送出され
るようになっている。
実施の形態(4)に係るASIC4Cのクロック供給状態検知部42cにおける動作は
、マイコン3からのクロックのエッジ数をカウントする期間が、サテライト制御ユニット
11A、11Bから供給される信号により指定される点を除いて、図3に示した実施の形
態(1)に係るASIC4のクロック供給状態検知部42における動作と略同じ動作であ
るので、ここではその説明を省略することとする。
上記実施の形態(4)に係るASIC4Cによれば、マイコン供給クロックの入力パル
スのエッジをカウントするとともに、サテライト制御ユニット11A、11Bから供給さ
れてくる所定の信号に基づいて、前記カウント期間を検出し、該カウント期間内に検出さ
れたマイコン供給クロックのエッジ数と閾値とを比較して、クロック供給状態が判定され
るので、上記実施の形態(1)同様、クロック線7の断線等によるクロック供給状態の異
常を直接検知することができ、該クロック供給状態の異常と他の制御動作の異常とを区別
して検知することができる。また、カウント期間の検出に外部信号を利用しているので、
サテライト制御ユニット11A、11Bの動作に対応させた構成とすることができる。
図7は、実施の形態(5)に係る集積回路(ASIC)を含んで構成されるセンタ制御
ユニットの要部を概略的に示したブロック図である。但し、図2に示したASIC4の各
部と同一機能を有する構成部品には同一符号を付してその説明を省略する。
実施の形態(1)に係るASIC4では、クロック供給状態検知部42において、マイ
コン3から供給されるクロックのエッジをカウントし、カウント期間内のエッジ数からク
ロック供給状態を判定するようになっているが、実施の形態(5)に係るASIC4Dで
は、クロック供給状態検知部42dにおいて、マイコン供給クロックの周期を検出して、
クロック供給状態を判定するようになっている点が相違しており、以下相違点のみ説明す
ることとする。
ASIC4Dは、スクイブ通電制御部41と、クロック供給状態検知部42dと、クロ
ック供給状態通知部43と、ランプ駆動部44とを含んで構成されている。
クロック供給状態検知部42dは、マイコン供給クロックと、該クロックとは別系統の
発振回路9から供給されてくるクロックとを取り込み、マイコン供給クロックの1周期を
発振回路供給クロックの入力パルスのカウント数に基づいて検出するクロック周期検出部
48と、クロック周期検出部48によるマイコン3から供給されるクロックの1周期の検
出に要する発振回路供給クロックのカウント数と予め設定された閾値とを比較して、クロ
ック供給状態を判定するクロック供給判定部47dとを含んで構成されており、クロック
供給判定部47dでの判定信号がクロック供給状態通知部43とランプ駆動部44とに送
出されるようになっている。なお、発振回路9から供給される発振回路供給クロックの周
波数は、マイコン供給クロックの周波数より大きく(好ましくは2倍以上と)なるように
設計されている。
次に実施の形態(5)に係るASIC4Dのクロック供給状態検知部42dにおける動
作を図8に示したタイミングチャートに基づいて説明する。(a)はマイコン供給クロッ
クの入力パルス、(b)はクロック周期検出部48で検出される1周期のカウント数、(
c)はクロック供給判定部47dにおける判定結果、(d)はランプ駆動部44の動作状
態をそれぞれ示している。
時刻t11において、クロック周期検出部48のカウンタをクリアして発振回路供給クロ
ックに基づいて、マイコン供給クロックの1周期のカウントを開始する。時刻t12におい
て、マイコン供給クロックの1周期の検出を終えると、クロック供給判定部47dにおい
て、マイコン供給クロックの1周期の検出に要した発振回路供給クロックのカウント数と
、予め設定された閾値とが比較され、クロックカウント数<閾値となるのでクロック正常
と判定され、クロック正常の判定信号がクロック供給状態通知部43とランプ駆動部44
とに送出され、クロック供給状態通知部43からクロック正常状態を示す信号がマイコン
3へ送出される一方、ランプ駆動部44からは駆動信号が出力されず、警告ランプ15は
消灯された状態となっている。また、時刻t12において、マイコン供給クロックの1周期
が検出されると、上記と同様にして次のクロックの1周期の検出を開始し、クロック供給
が正常な場合は上記処理が繰り返される。
そして、時刻t13において、クロック周期検出部48のカウンタをクリアして発振回路
供給クロックに基づいて、マイコン供給クロックの1周期のカウントが開始され、時刻t
14において、マイコン供給クロックの1周期に要するカウント数が、予め設定された閾値
に達すると、クロック供給判定部47dにおいて、クロック断線と判定され、クロック断
線の判定信号がクロック供給状態通知部43とランプ駆動部44とに送出され、クロック
供給状態通知部43からクロック断線状態を示す信号がマイコン3へ送出されるとともに
、ランプ駆動部44から警告ランプ15を点灯させる駆動信号が出力され、警告ランプ1
5が点灯される。
一方、時刻t15において、マイコン供給クロックの入力が復帰した場合、再びクロック
周期検出部48のカウンタをクリアして発振回路供給クロックに基づいて、マイコン供給
クロックの1周期のカウントが開始される。そして時刻t16において、マイコン供給クロ
ックの1周期が検出されると、クロック供給判定部47dにおいて、マイコン供給クロッ
クの1周期の検出に要した発振回路供給クロックのカウント数と、予め設定された閾値と
が比較され、クロックカウント数<閾値となるのでクロック正常と判定され、クロック正
常の判定信号がクロック供給状態通知部43とランプ駆動部44とに送出され、クロック
供給状態通知部43からクロック正常状態を示す信号がマイコン3へ送出されるとともに
、ランプ駆動部44では、警告ランプ15を点灯状態から消灯状態に変更する信号が出力
され、以下、マイコン供給クロックの1周期に要するカウント数に応じて同様な処理が繰
り返される。
上記実施の形態(5)に係るASIC4Dによれば、マイコン3から供給されるマイコ
ン供給クロックの周期が、発振回路9から供給される発振回路供給クロックの入力パルス
のカウント数に基づいて検出され、マイコン供給クロックの周期の検出に要した発振回路
供給クロックのカウント数と閾値とを比較して、クロック供給状態が判定されるので、ク
ロック線7の断線等によるクロック供給状態の異常を直接検知することができ、該クロッ
ク供給状態の異常と他の制御動作の異常とを区別して検知することができる。また、マイ
コン供給クロックの周期そのものを検出することにより、クロック供給状態の異常を早い
タイミングで判定することが可能になる。
図9は、実施の形態(6)に係る集積回路を含んで構成されるセンタ制御ユニットの要
部を概略的に示したブロック図である。但し、図7に示したASIC4Dの各部と同一機
能を有する構成部品には同一符号を付してその説明を省略する。
実施の形態(5)に係る集積回路(ASIC4D)では、クロック供給状態検知部42
dにおいて、マイコン供給クロックの周期を直接検知して、クロック供給状態を判定する
ようになっているが、実施の形態(6)に係る集積回路(ASIC4E)では、クロック
供給状態検知部42eにおいて、マイコン3から供給されるクロックのパルス幅、すなわ
ちHレベル幅及びLレベル幅を検知して、クロック供給状態を判定するようになっている
点が相違しており、以下相違点のみ説明することとする。
ASIC4Eは、スクイブ通電制御部41と、クロック供給状態検知部42eと、クロ
ック供給状態通知部43と、ランプ駆動部44とを含んで構成されている。
クロック供給状態検知部42eは、マイコン3から供給されるマイコン供給クロックと
、該クロックとは別系統のASIC用の発振回路9から供給される発振回路供給クロック
とを取り込み、マイコン供給クロックのパルス幅を発振回路供給クロックの入力パルスの
カウント数に基づいて検出するクロックパルス幅検出部49と、クロックパルス幅検出部
49によるマイコン供給クロックのパルス幅、すなわちHレベル幅とLレベル幅の検出に
要する発振回路供給クロックのカウント数と予め設定された閾値とを比較して、クロック
供給状態を判定するクロック供給判定部47eとを含んで構成されており、クロック供給
判定部47eでの判定信号がクロック供給状態通知部43とランプ駆動部44とに送出さ
れるようになっている。なお、発振回路9から供給される発振回路供給クロックの周波数
は、マイコン供給クロックの周波数より大きく(好ましくは4倍以上と)なるように設計
されている。
次に実施の形態(6)に係るASIC4Eのクロック供給状態検知部42eにおける動
作を図10に示したタイミングチャートに基づいて説明する。(a)はマイコン供給クロ
ックの入力パルス、(b)はクロックパルス幅検出部49で検出されるパルス幅のカウン
ト数、(c)はクロック供給判定部47eにおける判定結果、(d)はランプ駆動部44
の動作状態をそれぞれ示している。
時刻t21において、クロックパルス幅検出部49のカウンタをクリアして発振回路供給
クロックに基づいて、マイコン供給クロックのHレベル幅のカウントを開始する。時刻t
22において、クロックのHレベル幅の検出を終える(エッジの立下がりを検出する)と、
クロック供給判定部47eにおいて、マイコン供給クロックのHレベル幅の検出に要した
発振回路供給クロックのカウント数と閾値とが比較され、クロックカウント数<閾値とな
るのでクロック正常と判定され、クロック正常の判定信号がクロック供給状態通知部43
とランプ駆動部44とに送出され、クロック供給状態通知部43からクロック正常状態を
示す信号がマイコン3へ送出される一方、ランプ駆動部44からは駆動信号が出力されず
、警告ランプ15が消灯状態となっている。
時刻t22において、マイコン供給クロックのHレベル幅の検出を終えると、クロックパ
ルス幅検出部49のカウンタをクリアして発振回路供給クロックに基づいて、マイコン供
給クロックのLレベル幅のカウントを開始する。時刻t23において、クロックのLレベル
幅の検出を終えると、クロック供給判定部47eにおいて、マイコン供給クロックのLレ
ベル幅の検出に要した発振回路供給クロックのカウント数と閾値とが比較され、クロック
カウント数<閾値となるのでクロック正常と判定され、クロック正常の判定信号がクロッ
ク供給状態通知部43とランプ駆動部44とに送出される。また、時刻t23において、マ
イコン供給クロックのLレベル幅の検出を終えると、上記と同様にマイコン供給クロック
のHレベル幅の検出を開始し、クロック供給が正常な場合は上記処理が繰り返される。
その後、時刻t25において、クロックパルス幅検出部49のカウンタをクリアして発振
回路供給クロックに基づいて、マイコン供給クロックのLレベル幅のカウントが開始され
、時刻t26において、マイコン供給クロックのLレベル幅の検出に要するカウント数が、
閾値に達すると、クロック供給判定部47eにおいて、クロック断線と判定され、クロッ
ク断線の判定信号がクロック供給状態通知部43とランプ駆動部44とに送出され、クロ
ック供給状態通知部43からクロック断線状態を示す信号がマイコン3へ送出されるとと
もに、ランプ駆動部44から警告ランプ15を点灯させる駆動信号が出力され、警告ラン
プ15が点灯される。
また、時刻t27において、マイコン供給クロックの入力が復帰すると、再びクロックパ
ルス幅検出部49のカウンタをクリアして発振回路供給クロックに基づいて、マイコン供
給クロックのHレベル幅を検出するカウントが開始され、時刻t28において、クロックの
Hレベルの検出を終えると、クロック供給判定部47eにおいて、マイコン供給クロック
のHレベルの検出に要した発振回路供給クロックのカウント数と閾値とが比較され、クロ
ックカウント数<閾値となるのでクロック正常と判定され、クロック正常の判定信号がク
ロック供給状態通知部43とランプ駆動部44とに送出され、クロック供給状態通知部4
3からクロック正常状態を示す信号がマイコン3へ送出されるとともに、ランプ駆動部4
4からは、警告ランプ15を点灯状態から消灯状態に変更する信号が出力され、以下、マ
イコン供給クロックのパルス幅の検出に要するカウント数に応じて同様な処理が繰り返さ
れる。
上記実施の形態(6)に係るASIC4Eによれば、マイコン供給クロックのパルス幅
、すなわちHiレベル幅とLoレベル幅とが、発振回路供給クロックのカウント数に基づ
いて検出され、マイコン供給クロックのパルス幅の検出に要した発振回路供給クロックの
カウント数と閾値とを比較して、クロック供給状態が判定されるので、クロック線7の断
線等によるクロック供給状態の異常を直接検知することができ、該クロック供給状態の異
常と他の制御動作の異常とを区別して検知することができる。また、マイコン供給クロッ
クのパルス幅(Hiレベル幅及びLoレベル幅)そのものを検出することにより、クロッ
ク供給状態の異常をより早いタイミングで判定することができる。
なお、上記実施の形態(1)〜(6)では、マイコンからASICへクロックが供給さ
れる制御システムとして、車両用のエアバッグ制御システムに適用した場合について説明
したが、特にエアバッグ制御システムに限定されるものではなく、マイコンからクロック
が供給される集積回路を含む他の制御システムにも同様に適用することができる。
本発明の実施の形態(1)に係る集積回路(ASIC)を含んで構成される制御システム(エアバッグシステム)の概略構成を示したブロック図である。 実施の形態(1)に係る集積回路(ASIC)を含んで構成されるセンタ制御ユニットの要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態(1)に係る集積回路(ASIC)におけるクロック供給状態検知動作を説明するためのタイミングチャートである。 実施の形態(2)に係る集積回路(ASIC)を含んで構成されるセンタ制御ユニットの要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態(3)に係る集積回路(ASIC)を含んで構成されるセンタ制御ユニットの要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態(4)に係る集積回路(ASIC)を含んで構成されるセンタ制御ユニットの要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態(5)に係る集積回路(ASIC)を含んで構成されるセンタ制御ユニットの要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態(5)に係る集積回路(ASIC)におけるクロック供給状態検知動作を説明するためのタイミングチャートである。 実施の形態(6)に係る集積回路(ASIC)を含んで構成されるセンタ制御ユニットの要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態(6)に係る集積回路(ASIC)におけるクロック供給状態検知動作を説明するためのタイミングチャートである。 マイコンから供給されてくるクロックを取り込みながら所定の制御を行う集積回路を含んで構成される従来の制御システムの一部を概略的に示したブロック図である。
符号の説明
1 センタ制御ユニット
3、3A、3B マイコン
4、4A、4B、4C、4D、4E ASIC(集積回路)
42、42a、42b、42c、42d、42e クロック供給状態検知部
43 クロック供給状態通知部
44 ランプ駆動部
45 エッジカウント部
46、46a、46b、46c カウント期間検出部
47、47a、47b、47c、47d、47e クロック供給判定部

Claims (13)

  1. マイクロコンピュータ(以下、マイコンと記す)から供給されてくる第1のクロックを
    取り込みながら所定の制御を行う集積回路において、
    前記第1のクロックの供給状態を検知するクロック供給状態検知手段と、
    該クロック供給状態検知手段による検知結果を前記マイコンへ通知するクロック供給状
    態通知手段とを備えていることを特徴とする集積回路。
  2. 前記クロック供給状態検知手段が、
    前記第1のクロックの入力パルスのエッジをカウントするエッジカウント手段と、
    前記第1のクロックとは別経路で供給される第2のクロックに基づいて、前記第1のク
    ロックのエッジをカウントする期間を検出するカウント期間検出手段と、
    該カウント期間検出手段により検出される期間内に検出された前記第1のクロックのエ
    ッジ数と閾値とを比較して、クロック供給状態を判定するクロック供給判定手段とを備え
    ていることを特徴とする請求項1記載の集積回路。
  3. 前記クロック供給状態検知手段が、
    前記第1のクロックの入力パルスのエッジをカウントするエッジカウント手段と、
    前記マイコンから供給されてくるカウント期間信号に基づいて、前記第1のクロックの
    エッジをカウントする期間を検出するカウント期間検出手段と、
    該カウント期間検出手段により検出されるカウント期間内に検出された前記第1のクロ
    ックのエッジ数と閾値とを比較して、クロック供給状態を判定するクロック供給判定手段
    とを備えていることを特徴とする請求項1記載の集積回路。
  4. 前記クロック供給状態検知手段が、
    前記第1のクロックの入力パルスのエッジをカウントするエッジカウント手段と、
    前記マイコンから供給されてくる他の目的で使用される制御信号に基づいて、前記第1
    のクロックのエッジをカウントする期間を検出するカウント期間検出手段と、
    該カウント期間検出手段により検出されるカウント期間内に検出された前記第1のクロ
    ックのエッジ数と閾値とを比較して、クロック供給状態を判定するクロック供給判定手段
    とを備えていることを特徴とする請求項1記載の集積回路。
  5. 前記クロック供給状態検知手段が、
    前記第1のクロックの入力パルスのエッジをカウントするエッジカウント手段と、
    外部装置から供給されてくる所定の外部信号に基づいて、前記第1のクロックのエッジ
    をカウントする期間を検出するカウント期間検出手段と、
    該カウント期間検出手段で検出される外部信号に基づくカウント期間内に検出された前
    記第1のクロックのエッジ数と閾値とを比較して、クロック供給状態を判定するクロック
    供給判定手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の集積回路。
  6. 前記クロック供給状態検知手段が、
    前記第1のクロックと、該第1のクロックとは別系統の第2のクロックとを取り込み、
    前記第1のクロックの周期を前記第2のクロックの入力パルスのカウント数に基づいて検
    出するクロック周期検出手段と、
    該クロック周期検出手段による前記第1のクロックの周期の検出に要する前記第2のク
    ロックのカウント数と閾値とを比較して、クロック供給状態を判定するクロック供給判定
    手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の集積回路。
  7. 前記クロック供給状態検知手段が、
    前記第1のクロックと、該第1のクロックとは別系統の第2のクロックとを取り込み、
    前記第1のクロックのパルス幅を前記第2のクロックのカウント数に基づいて検出するク
    ロックパルス幅検出手段と、
    該クロックパルス幅検出手段による前記第1のクロックのパルス幅の検出に要する前記
    第2のクロックのカウント数と閾値とを比較して、クロック供給状態を判定するクロック
    供給判定手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の集積回路。
  8. 前記閾値の設定を変更する閾値変更手段を備えていることを特徴とする請求項2〜7の
    いずれかの項に記載の集積回路。
  9. 前記クロック供給状態検知手段により前記クロック供給状態の異常が検知されたことを
    ユーザーへ告知する告知手段を備えていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかの項
    に記載の集積回路。
  10. 前記告知手段が、前記クロック供給状態の異常が検知された場合に、外部に接続された
    表示手段の表示形態を変化させるように前記表示手段を駆動させるものであることを特徴
    とする請求項9記載の集積回路。
  11. 前記表示手段の表示形態の設定を変更する表示形態変更手段を備えていることを特徴と
    する請求項10記載の集積回路。
  12. 前記告知手段が、前記クロック供給状態の異常が検知された場合に、外部に接続された
    音声出力手段の音声出力状態を変化させるように前記音声出力手段を駆動させるものであ
    ることを特徴とする請求項9記載の集積回路。
  13. 請求項1〜12のいずれかの項に記載の集積回路と、該集積回路にクロックを供給する
    マイコンとを含んで構成されていることを特徴とする制御システム。
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