JP4285550B2 - 車載用緊急通報装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載され、衝突事故などの緊急時に、外部の緊急機関等に通報を行う車載用緊急通報装置に関する。
従来、車両が衝突事故に遭うと、衝突センサなどからの通報用信号を検出し、自動的に外部の緊急機関等に緊急通報を行う車載用緊急通報装置がある(たとえば特許文献1)。
ここで、上記に代表されるような車載用緊急通報装置の一般的な構成と動作について説明する。図1に示すブロック図のように、車載用緊急通報装置1の概略構成は、車両の衝突に反応した衝突センサ2からの入力をうけて通報用信号出力部3から出力された通報用信号を検出する信号検出部10、検出された通報用信号を確認し、緊急通報の実行を指示する制御部11、この指示をうけて緊急機関4に緊急通報を行う緊急通報連絡手段12、衝突に起因した車両の主バッテリ5からの給電停止に備えて緊急通報の動作電力を確保するための補助バッテリ13およびコンデンサ14、動作電力の電源切り替えを行うための電源切り替え部15、電源から供給される電力の配電制御を行う電源回路16、により成る。
通報用信号出力部3は具体的にはエアバックECU(Electronic Control Unit)であり、衝突センサ2からの入力によって、後述する通報用信号をパルス信号として生成し、信号検出部10に対して出力する。なお、衝突センサ2からの入力がない場合には、通報用信号とは異なるパルス信号(通常信号)を出力する。また、不図示のエアバックの展開制御等も行う。
信号検出部10は、エアバックECUから出力されるパルス信号を検出するパルス検出回路であり、パルス信号の立ち上がりから立ち下がりまでの時間(ハイパルス継続時間)や立ち下がりから立ち上がりまでの時間(ローパルス継続時間)などを検出し、信号として制御部11に入力する。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)にROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などのメモリが接続されたマイクロコンピュータを主体に構成されている。そして制御部11は、信号検出部10からの入力やメモリに格納されたプログラムや通報用信号のデータにしたがって様々な処理を実行する。たとえば、検出されたパルス信号が通報用信号であるかを確認する処理や、緊急通報連絡手段12に緊急通報を実行させる処理や、電源切り替え部15に電源を切り替えさせる処理を行ったりする。
緊急通報連絡手段12は、制御部11からの緊急通報動作の要求をうけ、外部の緊急機関4(緊急センターや消防など)に不図示の位置検出器から得た車両位置などのデータを送信したり、通報先とユーザとの通話を確立したりする。
電源切り替え部15は図2に示すように、リレー150やダイオード151からなり、制御部11からの指示によりリレー150を断続する。これにより補助バッテリ13からの給電が可能な状態としたり、逆にその給電を停止したりすることができる。
電源回路16は、主バッテリ5、補助バッテリ13、コンデンサ14からの電力を調整、増幅し、信号検出部10、制御部11、緊急通報連絡手段12に配電する役割を負う。
ここで、上記補助バッテリ13は具体的には電池であるが、緊急時に電源を確保するという役割を負うので、交換時まで一定以上の電圧(緊急時に電源として機能できるだけの電圧)を維持しておく必要がある。そして補助バッテリの交換は、自動車点検(車検)時になされるのが一般的であるから、少なくとも点検のインターバルである数年間は確実に電圧を維持できなくてはならない。ところが、充電可能な二次電池ではこのインターバルの間、電圧を維持することが困難である。よって、補助バッテリ13には充電不可能な一次電池が採用されている。
したがって、補助バッテリの消費(特に緊急時以外での消費)をなるべく少なくしたいという事情がある。
また、緊急通報の誤発信は緊急機関や交通その他に大きな混乱と影響を招くことになるので、発信のためには、十分に慎重を期し、現在の車両が置かれた状況が本当に緊急であるのかを確実に判断する必要がある。
この確実な判断を行うために、上記通報用信号には通常信号とは区別された特殊な信号が使われている。たとえば図3に信号例30や信号例31としてその波形の時間変化を示すように、波形の異なる複数パルス信号の組合せ(シークエンス30aやシークエンス31a)の連続からなっている。そして、車載用緊急通報装置1はこの特殊な通報用信号を確認するまでは緊急通報を行わないように動作する。
この動作例が図4、図5(衝突発生時を基準とする時間遷移図)に示してある。たとえば図4で、通報用信号に信号例30が採用されている場合、制御部11は、シークエンス30aを規定回数連続して確認しない場合には、たとえシークエンス30aを確認していたとしても、緊急通報を行わないようにする。
また、信号例30に対する信号例31のように、シークエンス自体をより複雑にし、1シークエンス分の信号を確認しなければ、シークエンスを途中まで確認していたとしても、緊急通報を行わないようにするものもある。図5はその動作例で、通報用信号に信号例31が採用されている場合を示すものであるが、制御部11は、シークエンス31aを完全に確認完了(時間T1に到達)しないうちは、緊急通報を行わないようにしている。
いずれにしろこのように複雑な信号を確認するようにすれば、車両が緊急時にあること(時間T1に到達し、緊急通報の発信条件が整ったこと)を確実に判断できる。
そして上記により緊急時にあることを判断したのであれば、衝突の衝撃により主バッテリ5が故障して電圧低下を起こしたり、給電線が断線したりして給電不能になることが確実に推定される。すなわち、図4、図5でいえば、時間T2の時点で主バッテリ5からの給電が不可能になることがある。そこで、通報用信号を確認した時点(時間T1)ではじめて電源切り替え部15が主バッテリ5から電源を切り替えて補助バッテリ13を起動し、逆に緊急時でないと判断すれば、補助バッテリ13への切り替えを行わないようにしている。
また、図6や図7に示すように、発信条件が整う前(通報用信号の確認途中)に主バッテリ5がはやくも故障して電圧低下し、給電不能になる場合もある。このときには、補助バッテリ13に電源が切り替わるまでの間(時間T2から時間T1までの間)、コンデンサ14に蓄えられた電気エネルギーを電源として動作するようになっている。
以上のようにすれば車載用緊急通報装置において、補助バッテリの消費を抑止しつつ、緊急時に主バッテリからの給電が不可能になった場合に備えることができる。
特開2000−222659号公報
しかしながら、上述したような補助電源の消費抑止と緊急通報の誤発信防止の観点から、複雑な通報用信号の確認完了を緊急通報の発信条件(補助電源への電源切り替え条件)としているので、事故発生から発信条件が整い、補助電源に電源の切り替えが行われるまでにはある程度の時間(数百ミリ秒乃至数秒程度)がかかる。このとき、衝突のダメージなどで主電源からの給電が早い段階で停止してしまうと、図6、図7を用いて示したように、その分コンデンサに頼る時間が長くなる。また最悪の場合には、衝突とともに主電源からの給電が不可能となることもあり、そのときには非常に長い時間コンデンサに頼らねばならない。
すなわち、従来の車載用緊急通報装置では、衝突時から電源が補助電源に切り替わるまでの間、緊急通報動作を確実に保障するため、大電気容量のコンデンサあるいはそれに代わる代替装置が必要であり、結果として装置全体の大型化、重厚化、複雑化を招くという課題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易な構成により、補助電源の消費を抑止しつつ、緊急通報を確実に行うことのできる車載用緊急通報装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の車載用緊急通報装置では、通報用信号出力部から出力されるパルス信号を検出し、検出したパルス信号が緊急通報の開始トリガとなる波形の異なる複数パルス信号の組合せからなる所定パターンの通報用信号であるか否かを確認し、その確認が完了した場合に、通報手段が外部の緊急機関へ緊急通報を行うための信号を提供する通報用信号確認手段と、前記緊急通報動作の動作電源である車両の主電源からの電力供給が不可能となる場合に備えて、動作電源を前記主電源から補助電源へ切り替えるための電源切替手段と、を有する車載用緊急通報装置であって、前記電源切替手段は、前記通報用信号確認手段前記通報用信号の所定パターンの複数パルス信号からなる一部を検出した時点で動作電源を前記主電源から前記補助電源に切り替えること、を特徴とする。
このようにすれば、重篤な事故により、たとえ動作電源を補助電源へ切り替える前に主電源からの給電が不可能になった場合であっても、主電源からの給電が途絶えてから、補助電源からの給電が開始されるまでの時間を短縮できる。つまり、この間の動作を保証するためのコンデンサの必要容量を小さくすることができ、コンデンサを小型化できる。よって、緊急通報の誤発信を防止しつつ、装置全体の構成を簡易化(小型化、軽量化)することが可能となる
上記の一具体例としては、請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載の車載用緊急通報装置において、前記通報用信号はパルス信号の組合せによりなるシークエンスの連続であって、前記通報用信号確認手段は前記シークエンスを複数回確認することによって前記通報用信号の確認を完了するものであり、前記シークエンスを前記複数回より少ない回数確認した時点で、前記電源切替手段が動作電源を前記補助電源に切り替えること、を特徴とする。
また、別の具体例としては、請求項3に記載の発明のように、請求項1に記載の車載用緊急通報装置において、前記通報用信号確認手段は前記通報用信号の特定のシークエンスを確認することによって前記通報用信号の確認を完了するものであり、前記シークエンスの一部である特定パターンを確認した時点で、前記電源切替手段が動作電源を前記補助電源に切り替えること、を特徴とする。
なお、請求項1に記載の発明では、通報用信号の一部分を確認した時点を、通報用信号を確認開始した時点としたが、請求項2に記載の発明でいえば、通報用信号のシークエンスを1回確認した時点が好ましい。また、請求項3に記載の発明では、特定パターンを確認した時点が好ましい。これにより上記請求項1の発明が奏する効果をより顕著なものにすることができる。
請求項に記載の発明では、請求項1乃至のいずれか1つに記載の車載用緊急通報装置であって、前記電源切替手段により動作電源が前記補助電源に切り替わった場合において、前記通報用信号の確認が完了しなかったときは、前記電源切替手段は、動作電源を前記補助電源から前記主電源に切り替えること、を特徴とする。
このように、動作電源を補助電源に切り替えた場合であっても、通報用信号の確認が完了しなかった場合には、補助電源からの給電を停止し、動作電源を主電源に戻すので、充電ができない補助電源の浪費(緊急時以外での消費)も抑止することができる。よって主電源からの給電が不可能となる場合の保険である補助電源の寿命を延ばすことができる。
つまり、上記発明によれば、緊急通報の誤発信を抑止しつつ車載用緊急通報装置全体を小型化、軽量化でき、しかも緊急時に主電源からの給電が停止した場合の保険となるべき補助電源を長期間温存することができる。結果、簡易な構成により、補助電源の消費を抑止しつつ、緊急通報を確実に行うことができるようになる。
また請求項に記載の車載用緊急通報装置では、通報用信号出力部から出力されるパルス信号を検出し、検出したパルス信号が緊急通報の開始トリガとなる波形の異なる複数パルス信号の組合せからなる所定パターンの通報用信号であるか否かを確認し、その確認が完了した場合に、通報手段が外部の緊急機関へ緊急通報を行うための信号を提供する通報用信号確認手段と、前記緊急通報動作の動作電源である車両の主電源からの電力供給が不可能となる場合に備えて、動作電源を前記主電源から補助電源へ切り替えるための電源切替手段と、を有する車載用緊急通報装置であって、前記電源切替手段により動作電源が前記補助電源に切り替わった場合において、前記通報用信号の確認が完了しなかったときは、前記電源切替手段は、動作電源を前記補助電源から前記主電源に切り替えること、を特徴とする。
このようにすることでも、請求項1およびに記載の発明と同様の効果を得られる。また、請求項に記載の発明の具体例は請求項およびに記載の発明であるが、これらは実質的に請求項2および3に記載した発明と同様である。
本発明の車載用緊急通報装置は、請求項に記載の発明のように、主電源からの給電が停止して補助電源に動作電源が切り替わるまでの間の動作を保証するコンデンサを含んで構成されていても良く、また、請求項に記載の発明のように、通報手段を含んで構成されていても良い。
また、請求項10乃至13に記載の発明のように、コンデンサ、通報手段だけでなく、さらに通報用信号を通報用信号確認手段に入力する通報用信号入力手段(具体的にはエアバックECU)、車両の主電源、主電源からの給電停止に備える補助電源、を含んで構成されていても当然かまわない。
以下、本発明が適用された実施形態について図を参照しつつ説明する。本発明の車載用緊急通報装置の構成は、[背景技術]で図1を用いて述べた装置1の構成と同一であるので説明は省略する。本発明は、主バッテリ5と補助バッテリ13との電源の切り替えをどのようなタイミングで行うか、という動作に特徴がある。そこで以下では上記を実現するための制御部11(図1)の制御動作について、動作例を挙げて説明する。
本動作例の概要は、衝突発生によりエアバックECUから入力された通報用信号を確認し始めてから、その信号を確認完了するまでの間に、予め緊急通報の動作電源を補助電源に切り替えておくというものである。なおこの動作例では、通報用信号に図3の信号例30を採用し、確認完了にはシークエンス30aを複数回(たとえば3回)連続して確認するものとする。以下、その具体的動作について、図8に示す制御動作フローチャートをも参照しつつ説明する。
図8の動作開始は、ユーザが車両の駆動源を始動する(イグニッション・オンする)ことによる。これにより、車載用緊急通報装置1に主バッテリ5から給電が行われ、制御部11は動作を開始する。また、ユーザが車両の駆動源を停止する(イグニッション・オフする)と、動作を終了する。
次に、制御部11は動作をステップS80に移行し、通報用信号の一部を確認したか(通報用信号の確認を開始したか)を判断する。この判断はたとえば、信号検出部10により入力されるパルス信号のハイパルス継続時間やローパルス継続時間の情報に基づき、現在緊急通報装置1に入力されているパルス信号が、メモリに格納されている通報用信号(ここでは信号例30のシークエンス30a)のデータに合致するのかを比較することにより行われる。
たとえば図9に示すように、メモリに格納されている通報用信号1シークエンス30aのハイパルス継続時間30bおよびローパルス継続時間30cのパターンが規定されている場合、入力されてくるパルス信号のハイパルス継続時間およびローパルス継続時間のパターンがこの1シークエンス30aのパターンに合致すれば、通報用信号の一部を確認したと判断する。なお、緊急時に入力される通報用信号となるパルス信号の継続時間のパターンは、通常時に入力される通常信号となるパルス信号のパターンとは異なるものである。この通報用信号とは異なる通常信号を常時入力しておくことで、通報用信号が入力された場合に、そのことをいち早く、精度よく確認することができる。
さてステップS80において、通報用信号の一部、すなわち本実施例では確認完了に要する3シークエンスのうちの1シークエンスを確認した(ステップS80:yes)場合には、通報用信号の確認が開始されたと判断してステップS81に進む。逆に、確認しない(ステップS80:no)うちは待機状態となり、ステップS80の処理を繰り返す。
次に、ステップS81では緊急通報の動作電源を補助バッテリ13に切り替える。具体的には、電源切り替え部15に指示し、リレー150を接続させる。これにより、車載用緊急通報装置1の動作電源には、補助バッテリ13からも給電が可能な状態となる。
続くステップS82は、緊急通報の誤発信を防止するために、ステップS80での通報用信号の確認が本当に正しく行われたかを再度確認するステップである。ステップS80での確認が誤りとなる状況例としては、可能性は低いものの、信号検出部10に入力されるエアバックECUからのパルス信号が予期せぬ外乱などで乱され、実際には通常信号であるにもかかわらず、通報用信号と誤って判断してしまう事態などが想定される。
さて、ステップS82の具体的な動作としては、ステップS80で確認した通報用信号のシークエンスと同じシークエンスを確認したか(シークエンスを2回連続で確認したか)をステップS80と同様に判断する。つまり緊急であるならば、3連続して確認されるべきシークエンスのうちの2回目のシークエンス(2シークエンス目)を確認したかをステップS80と同様に判断する。そして、通報用信号の2シークエンス目を確認した(ステップS82:yes)場合にはステップS83に進み、一方確認しない(ステップS82:no)場合にはステップS84に進む。
上記で、ステップS82の判断がnoとなったからには、通報用信号が確認完了されず、車両の状況が緊急でないことがわかる。このようなときに、補助バッテリ13からの給電は不要であり、給電可能な状態にしておくことによるバッテリの浪費は無視できない。そこで、制御部11はステップS84において、電源切り替え部15に指示し、接続したリレー150を遮断させ、補助バッテリ13からの給電を停止させ、動作をステップS80に戻す。
ステップS83は、ステップS82と同様に、前段のステップ群(S80やS82)において通報用信号確認動作が正しく行われたかを判断し、通報用信号の確認が完了したかを見極めるステップである。具体的には、ステップS80で確認した通報用信号のシークエンスと同じシークエンスを確認したか(シークエンスを3回連続で確認したか)を上記と同様に判断する。つまり緊急であるならば、3回連続して確認されるべきシークエンスのうちの3回目のシークエンス(3シークエンス目)を確認したかを判断する。そして、通報用信号の3シークエンス目を確認した(ステップS83:yes)場合には、ここで初めて通報用信号の確認完了がなされたと判断し、ステップS85に進む。逆に確認しない(ステップS83:no)場合には、ステップS84に移行する。
ステップS85では、車両が緊急通報すべき緊急の状況にある(緊急通報の発信条件が整った)ことがわかるので、緊急通報連絡手段12に指示し、外部の緊急機関4に緊急通報を行わせたのち、動作を終了する。
このように、複雑な通報用信号の確認を完了してはじめて緊急通報を行うことで、緊急通報の誤発信を抑止することができる。そして、通報用信号の一部を確認した時点から確認完了時点までの間に、補助バッテリ13からの給電が可能な状態にすれば、重篤な衝突で主バッテリ5からの給電が早い段階で不可能になった場合であっても、コンデンサ14により電源確保を行う期間が短縮される。とりわけ本動作例では、補助バッテリ13からの給電を可能とするタイミングに、通報用信号の確認を開始した時点を採用しているので、この期間がより短縮されている。たとえば、図10にその例を示すように、補助バッテリ13からの給電を可能とするタイミング(時間T1)を、通報用信号の1シークエンス30aを確認した時点(すなわち図10でいう「信号確認開始時点」)としているので、補助バッテリからの給電がより迅速に行われる。そうすると、衝突発生とほぼ同時(時間T2)に主バッテリ5からの給電が不可能になった場合であっても、コンデンサ14による給電時間(時間T2から時間T1までの時間)が、従来(たとえば図6)に比べて大幅に短縮できる。つまり車載用緊急通報装置1を構成するためのコンデンサ14の必要容量を小さくすることができ、コンデンサ14を小型化できる。よって、緊急通報の誤発信を防止しつつ、装置全体を小型化、軽量化することが可能となる。
また、補助バッテリ13からの給電を可能とした場合であっても、通報用信号の確認が完了しなかった場合には、リレー150を遮断させ、補助バッテリ13からの給電を停止させるので、充電ができない補助バッテリ13の浪費(緊急時以外での消費)も抑止することができる。よって主バッテリ5からの給電が不可能となる場合の保険である補助バッテリ13の寿命を延ばすことができる。
つまり、緊急通報の誤発信を抑止しつつ車載用緊急通報装置全体を小型化、軽量化でき、しかも緊急時に主電源からの給電が停止した場合の保険となるべき補助電源を長期間温存することができる。結果、簡易な構成により、補助電源の消費を抑止しつつ、緊急通報を確実に行うことができるようになる。
なお、上記では動作ステップS81において、補助バッテリからの給電を許可するタイミング(図10でいう時間T1)に、信号の1シークエンス目を確認したタイミング(図10でいう信号確認開始時点)を採用したが、信号を確認完了する時点(信号確認完了時点)より前であれば、確認開始したタイミング(信号確認開始時点)より後のタイミング(たとえば複数シークエンス確認し終えた時点)で許可しても当然かまわない。
また、通報用信号を確認開始するタイミングとして、信号の1シークエンス目を確認したタイミングを採用したが、このタイミングは信号確認完了時点より前であれば、どの時点(このましくはシークエンスを複数回確認した時点)でもかまわない。
実施例1では緊急通報の誤発信を抑止するため、通報用信号の確認完了を、信号のシークエンスを複数回(たとえば3回)連続して確認することによって行っていた。しかし、通報用信号のシークエンス自体をより複雑にすれば、数シークエンス分を確認せずとも、1シークエンスのみ確認完了すれば緊急通報を誤発信する可能性は少なくなる。
そこで、本実施例では通報用信号に図3の信号例31を採用し、確認完了にはシークエンス31aを1回のみ確認するものとする。以下、その具体的動作について、図11に示す制御動作フローチャートをも参照しつつ説明する。
図11の動作開始および終了は図8の動作と同様に、車両の駆動源の始動および停止による。そして、動作開始後、制御部はステップS110に進み、通報用信号の一部を確認したか(通報用信号を確認開始したか)を判断する。この判断は信号検出部10により入力されるパルス信号のハイパルス継続時間やローパルス継続時間の情報に基づき、現在緊急通報装置1に入力されているパルス信号が、メモリに格納されている通報用信号(ここでは信号例31のシークエンス31a)のデータの一部に合致するのかを比較することにより行われる。
たとえば、メモリに格納されている、通報用信号1シークエンス31aのハイパルス継続時間およびローパルス継続時間のパターンが図12に示すような場合、入力されてくるパルス信号のハイパルス継続時間およびローパルス継続時間のパターンがこの1シークエンス31aの特定部分のパターンに合致すれば、通報用信号の一部を確認した(通報用信号を確認開始した)と判断する。この特定部分のパターンとは、図12ではハイパルス継続部31bとローパルス継続部31cの組合せからなる特定部分31dの継続時間のパターンである。
そしてステップS110において、通報用信号の一部、すなわち本実施例では確認完了に要するシークエンス全体のうちの一部を確認した(ステップS110:yes)場合には通報用信号を確認開始したと判断してステップS111に進む。逆に、確認しない(ステップS110:no)うちは待機状態となる。
ステップS111では補助バッテリ13からの給電を可能にさせる。この動作は、実施例1(図8に示すステップS81)となんら変わりない。
続くステップS112では、ステップS110での通報用信号の確認が本当に正しく行われたかを再度確認し、通報用信号の確認が完了したかを見極めるステップである。具体的には、通報用信号のシークエンス31aのうち、すでに確認した部分31d以外の残りの部分をステップS110と同様の手法で確認する。そして残りの部分を確認した(ステップS112:yes)場合には通報用信号を確認完了したとしてステップS114に進んで緊急通報を行わせる。逆に確認しない(ステップS112:no)場合にはステップS113に進み、一旦給電可能にした補助バッテリ13を給電不可能な状態に戻すようにする。
このようにしても、図13に示すようにコンデンサ14による給電時間を短縮することができ、かつ、補助バッテリ13の浪費を抑止できる。よって実施例1と同様の効果を得られる。
なお上記では、動作ステップS111において、補助バッテリ13からの給電を許可するタイミング(時間T1)に、通報用信号の1シークエンス31aを確認開始したタイミング(特定部分31dに対応するパルス信号を確認したタイミング:信号確認開始時点)を採用した。しかし、給電を許可するタイミング(時間T1)は、信号を確認完了する時点(信号確認完了時点)より前であれば、実施例1と同様に、信号確認開始時点より後のタイミングであってもよい。
また、通報用信号を確認開始するタイミングとして、特定部分31dを確認した時点を採用したが、この特定部分は上記に限らず、シークエンスを構成する一部分(このましくは信号の立ち上がりあるいは立ち下がりから、信号の立ち上がりあるいは立ち下がりまでの部分)であればよい。
上記実施例では、主バッテリ5の電圧に関係なく、通報用信号の確認完了のタイミングよりも手前のタイミングで、電源を補助バッテリ13に切り替えていた。しかし、切り替えた時点で主バッテリ5からの給電が継続している場合もあり、補助バッテリ13が必要のないこともある。そこで、主バッテリ5の電圧を電圧計などの電圧監視手段により監視しておく。そして、通報用信号の確認が開始され、主バッテリの電圧が、緊急通報動作に最低限必要な一定電圧値を下回ったことを電圧監視手段が検出した場合に、補助電源への切り替えを行うようにする。
このようにすれば、主電源が電圧低下した場合にただちに補助電源が起動できるため、電源切り替えの間に動作電源を確保するためのコンデンサが不要となり、装置全体をさらに小型で、軽量にすることが可能となる。
(その他の実施形態)
本発明は上記各実施例に限定されず、様々な形態をとりうる。たとえば、上記では、電源切り替え部15に対して、電源切り替えのためのリレー150の断続動作を、制御部11(CPU)によりソフト的に指示していたが、信号検出部10の電気的な回路構成を利用し、ハード的に指示するようにしてもよい。
また通報用信号は通常信号と異なるものであり、区別することができれば、上記に限らずどのようなパターンの信号であってもよい。
また、通報用信号出力部3(エアバックECU)は信号検出部10に対して普段は通常信号を入力せず、衝突センサ2が反応した場合に通報用信号のみを入力するようにすることも可能である。
上記実施形態で用いた用語と特許請求の範囲に記載の用語との対応を示す。通報用信号出力部3が請求項16乃至20にいう通報用信号入力手段に相当し、信号検出部10および制御部11が通報用信号確認手段に相当し、緊急通報連絡手段12および制御部11が通報手段に相当し、電源切り替え部15(リレー150、ダイオード151)および制御部11が電源切替手段に相当する。
車載用緊急通報装置の一般的な構成を示すブロック図である。 電源切り替え部の構成例を示す略図である。 通報用信号例の波形を示す図である。 従来の車載用緊急通報装置の動作例を示す時間遷移図である。 従来の車載用緊急通報装置の動作例を示す時間遷移図である。 本発明で課題として取り上げる、従来の車載用緊急通報装置の動作例を示す時間遷移図である。 本発明で課題として取り上げる、従来の車載用緊急通報装置の動作例を示す時間遷移図である。 本発明の車載用緊急通報装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の動作に係る、通報用信号例の波形パターンのデータを示す略図である。 本発明の車載用緊急通報装置の動作例を示す時間遷移図である。 本発明の車載用緊急通報装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の動作に係る、通報用信号例の波形パターンのデータを示す略図である。 本発明の車載用緊急通報装置の動作例を示す時間遷移図である。
符号の説明
1 車載用緊急通報装置
10 信号検出部
11 制御部
12 緊急通報連絡手段
13 補助バッテリ
14 コンデンサ
15 電源切り替え部
16 電源回路

Claims (13)

  1. 通報用信号出力部から出力されるパルス信号を検出し、検出したパルス信号が緊急通報の開始トリガとなる波形の異なる複数パルス信号の組合せからなる所定パターンの通報用信号であるか否かを確認し、その確認が完了した場合に、通報手段が外部の緊急機関へ緊急通報を行うための信号を提供する通報用信号確認手段と、
    前記緊急通報動作の動作電源である車両の主電源からの電力供給が不可能となる場合に備えて、動作電源を前記主電源から補助電源へ切り替えるための電源切替手段と、
    を有する車載用緊急通報装置であって、
    前記電源切替手段は、前記通報用信号確認手段前記通報用信号の所定パターンの複数パルス信号からなる一部を検出した時点で動作電源を前記主電源から前記補助電源に切り替えること、
    を特徴とする車載用緊急通報装置。
  2. 請求項1に記載の車載用緊急通報装置において、
    前記通報用信号はパルス信号の組合せによりなるシークエンスの連続であって、
    前記通報用信号確認手段は前記シークエンスを複数回確認することによって前記通報用信号の確認を完了するものであり、前記シークエンスを前記複数回より少ない回数確認した時点で、前記電源切替手段が動作電源を前記補助電源に切り替えること、
    を特徴とする車載用緊急通報装置。
  3. 請求項1に記載の車載用緊急通報装置において、
    前記通報用信号確認手段は前記通報用信号の特定のシークエンスを確認することによって前記通報用信号の確認を完了するものであり、前記シークエンスの一部である特定パターンを確認した時点で、前記電源切替手段が動作電源を前記補助電源に切り替えること、
    を特徴とする車載用緊急通報装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の車載用緊急通報装置であって、
    前記電源切替手段により動作電源が前記補助電源に切り替わった場合において、前記通報用信号の確認が完了しなかったときは、前記電源切替手段は、動作電源を前記補助電源から前記主電源に切り替えること、
    を特徴とする車載用緊急通報装置。
  5. 通報用信号出力部から出力されるパルス信号を検出し、検出したパルス信号が緊急通報の開始トリガとなる波形の異なる複数パルス信号の組合せからなる所定パターンの通報用信号であるか否かを確認し、その確認が完了した場合に、通報手段が外部の緊急機関へ緊急通報を行うための信号を提供する通報用信号確認手段と、
    前記緊急通報動作の動作電源である車両の主電源からの電力供給が不可能となる場合に備えて、動作電源を前記主電源から補助電源へ切り替えるための電源切替手段と、
    を有する車載用緊急通報装置であって、
    前記電源切替手段により動作電源が前記補助電源に切り替わった場合において、前記通報用信号の確認が完了しなかったときは、前記電源切替手段は、動作電源を前記補助電源から前記主電源に切り替えること、
    を特徴とする車載用緊急通報装置。
  6. 請求項5に記載の車載用緊急通報装置において、
    前記通報用信号はパルス信号の組合せによりなるシークエンスの連続であって、
    前記通報用信号確認手段は前記シークエンスを複数回確認することによって前記通報用信号の確認を完了するものであり、
    前記シークエンスを前記複数回より少ない回数確認した時点で、前記電源切替手段が動作電源を前記補助電源に切り替えること、
    を特徴とする車載用緊急通報装置。
  7. 請求項に記載の車載用緊急通報装置において、
    前記通報用信号確認手段は前記通報用信号の特定のシークエンスを確認することによって前記通報用信号の確認を完了するものであり、前記シークエンスの一部である特定パターンを確認した時点で、前記電源切替手段が動作電源を前記補助電源に切り替えること、
    を特徴とする車載用緊急通報装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の車載用緊急報装置において、
    前記主電源からの電力供給が不可能となる場合に備えて、電力供給を行うためのコンデンサを有すること、
    を特徴とする車載用緊急通報装置。
  9. 請求項1乃至のいずれか1つに記載の車載用緊急通報装置において、
    前記通報用信号確認手段により当該通報用信号の確認が完了した場合に、外部の緊急機関へ緊急通報を行う通報手段を有すること、
    を特徴とする車載用緊急通報装置。
  10. 通報用信号出力部から出力されるパルス信号を検出し、検出したパルス信号が緊急通報の開始トリガとなる波形の異なる複数パルス信号の組合せからなる所定パターンの通報用信号を入力する通報用信号入力手段と、
    前記入力された通報用信号を確認するための通報用信号確認手段と、
    前記通報用信号確認手段により前記通報用信号の確認が完了した場合に、外部の緊急機関に対して緊急通報動作を行う通報手段と、
    前記緊急通報動作の動作電源である車両の主電源と、
    前記主電源からの電力供給が不可能となる場合に動作電源となるための補助電源と、
    動作電源を前記主電源から前記補助電源へ切り替えるための電源切替手段と、
    前記主電源からの電力供給が不可能となった場合に、前記補助電源に動作電源が切り替わるまでの間に動作電源となるコンデンサと、
    を有する車載用緊急通報装置であって、
    前記電源切替手段は、前記通報用信号確認手段が前記通報用信号の所定パターンの複数パルス信号からなる一部を検出した時点で動作電源を前記主電源から前記補助電源に切り替えること、
    を特徴とする車載用緊急通報装置。
  11. 請求項10に記載の車載用緊急通報装置であって、
    前記電源切替手段により動作電源が前記補助電源に切り替わった場合において、前記通報用信号の確認が完了しなかったときは、前記電源切替手段は、動作電源を前記補助電源から前記主電源に切り替えること、
    を特徴とする車載用緊急通報装置。
  12. 通報用信号出力部から出力されるパルス信号を検出し、検出したパルス信号が緊急通報の開始トリガとなる波形の異なる複数パルス信号の組合せからなる所定パターンの通報用信号を入力する通報用信号入力手段と、
    前記入力された通報用信号を確認するための通報用信号確認手段と、
    前記通報用信号確認手段により前記通報用信号の確認が完了した場合に、外部の緊急機関に対して緊急通報動作を行う通報手段と、
    前記緊急通報動作の動作電源である車両の主電源と、
    前記主電源からの電力供給が不可能となる場合に動作電源となるための補助電源と、
    動作電源を前記主電源から前記補助電源へ切り替えるための電源切替手段と、
    前記主電源からの電力供給が不可能となった場合に、前記補助電源に動作電源が切り替わるまでの間に動作電源となるコンデンサと、
    を有する車載用緊急通報装置であって、
    前記電源切替手段により動作電源が前記補助電源に切り替わった場合において、前記通報用信号の確認が完了しなかったときは、前記電源切替手段は、動作電源を前記補助電源から前記主電源に切り替えること、
    を特徴とする車載用緊急通報装置。
  13. 請求項12に記載の車載用緊急通報装置において、前記電源切替手段は、前記通報用信号確認手段が当該通報用信号を確認開始した時点で、動作電源を前記主電源から前記補助電源に切り替えること、
    を特徴とする車載用緊急通報装置
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