JP2001130353A - 自動車用緊急時案内装置 - Google Patents

自動車用緊急時案内装置

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JP2001130353A
JP2001130353A JP31865199A JP31865199A JP2001130353A JP 2001130353 A JP2001130353 A JP 2001130353A JP 31865199 A JP31865199 A JP 31865199A JP 31865199 A JP31865199 A JP 31865199A JP 2001130353 A JP2001130353 A JP 2001130353A
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JP
Japan
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accident
collision
vehicle
automobile
emergency
Prior art date
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Pending
Application number
JP31865199A
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English (en)
Inventor
Yasushi Ohashi
康司 大橋
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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  • Alarm Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車に衝突事故が発生した場合に、乗員に
適切に対処方法を指示できるようにする。 【解決手段】 自動車1の前方、後方、側方に設置され
た衝撃センサ3、4、5からの信号により衝突事故が発
生したことを検知すると、衝突事故が発生した箇所に応
じた事故後の対処方法をディスプレイ6に画像表示させ
るとともにスピーカ7から音声発生させる。また、衝突
事故が発生した時には、システムへの電源供給をサブ電
源8に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に衝突事故
が発生した場合に、乗員に適切に対処方法を指示できる
自動車用緊急時案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、特開平10
−262125号公報に示す「緊急連絡システム」があ
る。このものは、緊急事態が発生したときに、緊急時の
連絡先一覧の中から乗員が選択した施設に携帯電話から
自動ダイヤル処理を行い、通話を行うというものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した緊急連絡シス
テムによれば、自動的に緊急連絡先に電話接続を行うこ
とができる。
【0004】しかしながら、自動車に衝突事故が発生し
たような場合には、2次災害を防ぐために車両の移動、
停止表示器の設置等、緊急連絡と同等、あるいはそれ以
上に行わなければならない事項がある。この場合に、運
転手の気が動転していると、何を行えばいいかわからな
くなってしまうという問題がある。
【0005】本発明は上記問題に鑑みたもので、自動車
に衝突事故が発生した場合に、乗員に適切に対処方法を
指示できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、衝突事故が発生したこ
とを検知すると、事故後の対処方法を画像表示および/
または音声を用いて乗員に案内することを特徴としてい
る。
【0007】このことにより、事故発生時に運転手が気
が動転していても、あわてることなく、次に取るべき行
動がわかり、事故発生に対して適切な処置を行うことが
できる。
【0008】請求項2に記載の発明では、自動車の複数
箇所に設置された衝撃センサからの信号により衝突事故
が発生したことを検知すると、衝突事故が発生した箇所
に応じた事故後の対処方法を画像表示および/または音
声を用いて乗員に案内することを特徴としている。
【0009】このことにより、請求項1に記載の発明の
効果に加え、衝突事故の種類に応じた適切な処置を乗員
に知らせることができる。
【0010】請求項3に記載の発明では、衝撃センサか
らの信号により衝突事故が発生したことを検知すると、
サブ電源に切り換えて画像表示および/または音声を用
いた案内を行うことを特徴としている。
【0011】このことにより、事故の衝突で自動車のバ
ッテリから電源供給を行えないようになったとしても、
サブ電源により確実に案内を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。
【0013】図1に、本発明の一実施形態にかかる自動
車用緊急時案内装置の構成を示す。図において、自動車
1には、ナビゲーションシステム2が設けられている。
このナビゲーションシステム2には、前面衝撃センサ
3、後面衝撃センサ4、側面衝撃センサ5、ディスプレ
イ(画像表示手段)6、およびスピーカ(音声発生装
置)7などが接続されている。また、自動車1には、事
故発生時にこの装置の各部に電源供給を行うためのサブ
電源8が設けられている。
【0014】前面衝撃センサ3は、自動車1の前方に設
置され、自動車1が前面衝突したことを検知する。後面
衝撃センサ4は、自動車1の後方に設置され、自動車1
が後面衝突したことを検知する。側面衝撃センサ5は、
自動車1の側方に(図では1つであるが自動車1の左右
両側方にそれぞれ)設置され、自動車1が左右いずれか
で側面衝突したことを検知する。また、ディスプレイ6
とスピーカ7は、自動車1の室内に設置されている。な
お、衝撃センサ3、4、5としては、エアバッグ装置に
用いられている加速度センサなどを用いることができ
る。
【0015】図2に、図1に示す自動車用緊急時案内装
置のブロック構成を示す。
【0016】ナビゲーションシステム2は、ナビゲーシ
ョン本体21、GPS受信機22、地図データベース2
3などを有しており、ナビゲーション本体21は、GP
S受信機22が受信した現在位置および地図データベー
ス23から読み出した地図データにより、ディスプレイ
6に現在位置および地図を表示させる。また、走行案内
を行う場合には、ディスプレイ6およびスピーカ7を用
いて目的地への走行誘導を行う処理を実行する。
【0017】また、ナビゲーション本体21は、衝撃セ
ンサ3、4、5からの信号に基づいて衝突事故が発生し
たことを検知すると、衝突事故が発生した箇所に応じた
(事故の種類に応じた)事故後の対処方法をディスプレ
イ6に画像表示させるとともにスピーカ7から音声発生
させる。その画像表示および音声発生を行うためのデー
タは、メモリ9に予め記憶されている。
【0018】図1に、事故後の対処方法をディスプレイ
6に画像表示する場合の表示例を示す。この事故後の対
処方法は、確認項目、運転者がとるべき行動、緊急時の
連絡先など、からなっている。なお、緊急時の連絡先に
ついては、その選択時(例えば、キー操作などによる)
に、携帯電話10を用いて自動ダイヤル処理を行うよう
にしてもよく、またその連絡先が複数ある場合には、そ
のいずれか1つを選択して自動ダイアル処理を行うよう
にしてもよい。その際に、GPS受信機22にて検出し
た現在位置を、携帯電話10から相手先に音声で伝える
ような機能を持たせてもよい。
【0019】次に、上記したナビゲーション本体2によ
るナビゲーション処理および緊急時の案内処理につい
て、図3に示すフローチャートを参照して説明する。な
お、この図3に示す処理は、システム起動後、所定周期
で繰り返し実行される。
【0020】まず、ステップ101、102、103に
おいて、衝撃センサ4、5、6から自動車1が衝突した
ことを示す信号が発生しているか否かを判定する。それ
らの判定がいずれもNOになると、ステップ104に進
み、通常のナビゲーション処理、すなわち現在位置と地
図の表示および走行案内時の走行誘導を行う処理を実行
する。
【0021】このような状態において、自動車1が前面
衝突し、前面衝撃センサ3からその検知信号が出力され
ると、ステップ101の判定がYESになり、ステップ
105に進んで、図2に示す各部に供給される電源を車
載バッテリからサブ電源8に切り換える制御を行う。次
に、ステップ106に進んで、前面衝突に対する事故後
の対処方法を示す画像データおよび音声データをメモリ
9から読み出し、ステップ107において、ディスプレ
イ6にその対処方法を画像表示させ、またステップ10
8において、スピーカ7からその対処方法を音声発生さ
せる。
【0022】また、自動車1が後面衝突し、後面衝撃セ
ンサ4からその検知信号が出力されると、ステップ10
2の判定がYESになり、ステップ109に進んでサブ
電源8に切り換える制御を行う。次に、ステップ110
に進んで、後面衝突に対する事故後の対処方法を示す画
像データおよび音声データをメモリ9から読み出し、ス
テップ111において、ディスプレイ6にその対処方法
を画像表示させ、またステップ112において、スピー
カ7からその対処方法を音声発生させる。
【0023】また、自動車1が左右いずれかで側面衝突
し、側面衝撃センサ5からその検知信号が出力される
と、ステップ103の判定がYESになり、ステップ1
13に進んでサブ電源8に切り換える制御を行う。次
に、ステップ114に進んで、側面衝突に対する事故後
の対処方法を示す画像データおよび音声データをメモリ
9から読み出し、ステップ115において、ディスプレ
イ6にその対処方法を画像表示させ、またステップ11
6において、スピーカ7からその対処方法を音声発生さ
せる。
【0024】このようにこの実施形態においては、自動
車1に衝突事故が発生したときに、予め記憶されている
事故後の対処方法(確認項目、運転者がとるべき行動、
緊急時の連絡先など)の中から、衝撃センサ3、4、5
で検知した事故の発生箇所に応じて、案内すべき項目を
選択し、その選択した対処方法を画像と音声で乗員に知
らせるようにしている。従って、乗員(運転手)は、事
故が発生して気が動転していても、その案内によって、
事故後の対応を適切かつ素早く行うことができる。ま
た、事故が発生したときに、電源をサブ電源8に切り換
えるようにしているので、車載バッテリからの電源供給
が行えないような状態になったとしても、確実に上記し
た案内を行うことができる。
【0025】なお、上記した実施形態においては、画像
表示と音声の両方を用いて乗員に事故後の案内を行うも
のを示したが、そのいずれか一方のみとしてもよい。但
し、その両方を行った方が、確実に乗員に案内を行うこ
とができる。また、衝撃センサを前後、左右に設けるも
のを示したが、必ずしもそれらの箇所に設ける必要はな
く、前方1箇所のみであってもよい。但し、衝突事故の
種類に応じて案内を行うという観点からすれば、上記し
た実施形態のように、複数箇所に衝撃センサを設置した
方が好ましい。なお、衝撃センサとしては、エアバッグ
装置の加速度センサを利用するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる自動車用緊急時案
内装置の構成を示す図である。
【図2】図1に示す自動車用緊急時案内装置のブロック
構成を示す図である。
【図3】図2に示すナビゲーション本体2の処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1…自動車、2…ナビゲーションシステム、3…前面衝
撃センサ、4…後面衝撃センサ、5…側面衝撃センサ、
6…ディスプレイ、7…スピーカ、8…サブ電源、9…
メモリ、10…携帯電話、21…ナビゲーション本体、
22…GPS受信機、23…地図データベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 G01C 21/00 A 9A001 // G01C 21/00 G08G 1/0969 G08G 1/0969 H04B 7/26 109T Fターム(参考) 2F029 AA02 AB07 AC02 AC12 AC14 AC18 3D037 FA20 FB09 5C087 AA05 AA09 AA10 AA19 AA37 AA44 BB12 BB20 DD03 DD14 EE05 EE18 FF01 FF04 FF13 FF14 FF17 FF23 GG23 GG66 5H180 AA01 BB05 BB08 FF05 FF25 FF32 5K067 AA34 BB03 EE02 FF02 FF23 FF26 FF31 KK00 9A001 BB06 HH18 JJ72 JJ77 JJ78 KK54 LL02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衝突事故が発生したことを検知して、事
    故後の対処方法を画像表示および/または音声を用いて
    乗員に案内することを特徴とする自動車用緊急時案内装
    置。
  2. 【請求項2】 自動車の複数箇所に設置された衝撃セン
    サからの信号により衝突事故が発生したことを検知し
    て、衝突事故が発生した箇所に応じた事故後の対処方法
    を画像表示および/または音声を用いて乗員に案内する
    ことを特徴とする自動車用緊急時案内装置。
  3. 【請求項3】 前記衝撃センサからの信号により衝突事
    故が発生したことを検知すると、サブ電源に切り換えて
    前記画像表示および/または音声を用いた案内を行うこ
    とを特徴とする請求項2に記載の自動車用緊急時案内装
    置。
JP31865199A 1999-11-09 1999-11-09 自動車用緊急時案内装置 Pending JP2001130353A (ja)

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