JP2001155281A - 車両用緊急通報装置及び車両の緊急通報方法 - Google Patents
車両用緊急通報装置及び車両の緊急通報方法Info
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Abstract
よる反応の有無を確認した上で必要な場合にのみ緊急通
報を行う。 【解決手段】 情報発信装置は、Gセンサによってトリ
ガ信号が出力されると(スタート)、ナビゲーション装
置より自動車の現在位置を取得し(ステップA1)、自
動車電話装置のスピーカを利用して緊急通報を開始する
旨を自動車の乗員に対して警告する(ステップA2)。
当該警告が行われた後、所定時間内に中止スイッチのO
N操作がなかった場合は(ステップA3:NO,ステッ
プA4,YES)、自動車電話装置によって、公共セン
タ,民間センタに緊急通報を行う。
Description
以上の衝撃が発生したことを検出すると、車両の現在位
置を予め定められた通報センタに通報する車両用緊急通
報装置及び車両の緊急通報方法に関する。
などの通信手段や、GPS(Global Positioning Syste
m) 信号を利用して現在位置を検出するナビゲーション
装置などの位置検出手段を搭載すると共に、事故の発生
時に衝撃が乗員の身体に及ぶことを防止するため、エア
バッグ装置を搭載することが良く行われている。そし
て、これらの各装置を統合的に利用することで、自動車
に追突事故等が発生した場合に、車両の現在位置を自動
的に通報するようにした通報システムも考案されてい
る。
には、事故の発生時にエアバッグが展開したことを検出
すると、自動車電話装置が予め緊急連絡先として定めら
れている公共または民間のセンタに自動発信して、事故
が発生した地点を示す位置データを送信するようにした
技術が開示されている。
ムは、事故の衝撃によって車両の乗員が身動きできない
ような重傷の状態にある場合には有効である。しかしな
がら、エアバッグの展開が検出されたとしても、必ずし
も車両の乗員が重傷を負うとは限らない。例えば、エア
バッグによって衝撃が吸収され比較的軽傷で済んだ場合
や、ちょっとした自損事故などの場合もあり、斯様な場
合にも一律に自動通報が行われると、車両の乗員が望ま
ないところまで事態が大きくなってしまうという問題が
あった。
あり、その目的は、事故が発生した場合に、車両の乗員
による反応の有無を確認した上で必要な場合にのみ緊急
通報を行う車両用緊急通報装置及び車両の緊急通報方法
を提供することにある。
急通報装置によれば、警告手段は、衝撃検出手段によっ
て車両に発生した一定レベル以上の衝撃が検出される
と、緊急通報を開始する旨を車両の乗員に対して警告す
る。そして、通報制御手段は、警告手段によって警告が
行われた後、所定時間内に通報を中止するための応答が
ない場合に、緊急通報手段を起動して無線通信による緊
急通報を行う。
員の身体への影響が軽微で自由が効く状態にあり、事故
の通報を行わなくとも対処が可能であると判断される場
合は、警告に応じて通報を中止するための応答を所定時
間内に行えば緊急通報は行われない。一方、乗員の身体
への影響が重大で自由が効かず、警告が行われたとして
も所定時間内に前記応答ができない状態にあれば、通報
制御手段によって自動的に緊急通報手段が起動され緊急
通報が行われる。従って、事故の発生状況に応じて適切
な通報を行うことができる。
ば、警告手段は、警告を行った後、所定時間が一定単位
で経過する毎に緊急通報を開始するまでの残り時間を報
知する。従って、車両の乗員は、後どれ位の時間が経過
すると緊急通報が開始されるかを具体的に知ることがで
きるので、通報を中止するための応答を急ぐべきかなど
の判断を容易に行うことができる。
ば、通報制御手段は、衝撃検出手段によって車両に発生
した一定レベル以上の衝撃が検出された時点から所定時
間内に、開状態検出手段によって車両のドアの開状態が
検出されなかった場合は緊急通報手段を起動して無線通
信による緊急通報を行う。
員の身体への影響が軽微で自由が効く状態にあれば、乗
員は事故の発生後に自力で車両のドアを開けて車外へ出
て行くので、その場合、緊急通報手段は起動されない。
一方、乗員の身体への影響が重大で自由が効かない状態
にあれば、乗員は車室内に放置されたままになるので、
所定時間が経過すると、通報制御手段によって自動的に
緊急通報手段が起動される。従って、請求項1と同様
に、事故の発生状況に応じて適切な通報を行うことがで
きる。
ば、通報制御手段は、衝撃検出手段によって衝撃が検出
された時点から所定時間内に、開状態検出手段によって
車両のドアの開状態が検出されると、その時点で緊急通
報手段による緊急通報を禁止する。従って、前記所定時
間内に車両のドアが開いた時点で処理を終了することが
できる。
ば、警告手段は、衝撃検出手段によって衝撃が検出され
た時点から所定時間内に、開状態検出手段により車両の
ドアの開状態が検出されなかった場合、緊急通報を開始
する旨を車両の乗員に対して警告する。そして、通報制
御手段は、警告手段によって警告が行われた後、所定時
間内に通報を中止するための応答がない場合に、緊急通
報手段を起動する。
い場合、更に、警告を行って乗員の反応を確認した上で
緊急通報が行われるので、乗員の意思をより適切に反映
することができる。
ば、通報制御手段は、衝撃検出手段によって衝撃が検出
された直後に、開状態検出手段によって車両のドアの開
状態が検出された場合、若しくは、開状態検出手段によ
る開状態の検出が不能である場合は、その時点で緊急通
報手段を起動する。即ち、事故の衝撃が極めて大きい場
合には、事故の発生と同時にドアが開いてしまったり、
若しくは、ドアが脱落してしまうことも想定されるた
め、そのような場合は極力短時間内に通報を行うことが
好ましい。従って、斯様な場合には迅速に通報を行うこ
とができる。
ば、衝撃検出手段を、エアバッグ装置におけるエアバッ
グを展開するためのトリガとして設けられている加速度
センサとして構成するので、通常のエアバッグ装置に用
いられる加速度センサを衝撃検出手段として利用するこ
とで、独立の専用部品を配置する必要がなくなる。
1実施例について図1乃至図4を参照して説明する。図
4は、緊急通報システム全体の構成を概念的に示す図で
ある。自動車1には、緊急通報装置2(図2または図3
参照)が搭載されており、その緊急通報装置2は、無線
電話回線により無線電話交換局3を介して通報センタた
る公共センタ4及び民間センタ5と通信を行うことが可
能となっている。公共センタ4及び民間センタ5は、予
め緊急通報先として定められている機関であり、相互に
連絡を行うこともできる。
報装置2より受信した自動車1の現在位置情報等に基づ
いて事故発生地点の具体的な場所を特定すると共に、必
要に応じてオペレータが無線電話回線を介して自動車1
の乗員と直接通話することで、事故発生地点や事故の状
況などの詳細な情報を得る場合もある。そして、公共セ
ンタ4は、状況に応じて警察本部6や消防本部7に連絡
を行い救急車やパトロールカーなどの出動を要請する。
また、民間センタ5は、必要に応じて、車両の応急修理
やレッカー移動などのサービスを行うサービス会社8や
病院9に連絡を行い、必要なサービスの提供や怪我人の
受け入れなどを要請する。
す機能ブロック図であり、図3は、緊急通報装置2を自
動車1に搭載した状態を、一部を切除,透過して示す側
面図である。車両後部側に配置されているナビゲーショ
ン装置(位置検出手段)10は、GPS衛星より送信さ
れるGPS信号をGPSアンテナ10aにより受信する
ようになっている。測位演算部11は、受信したGPS
信号から自動車1の絶対位置を検出し、自律航法部12
は、方位センサや距離センサなどから構成されるセンサ
部13より与えられるセンサ信号に基づいて自動車1の
相対位置を検出する。そして、測位演算部11及び自律
航法部12は、夫々が検出した位置情報を制御部14に
出力するようになっている。
心として構成されており、測位演算部11及び自律航法
部12より与えられる位置情報に基づいて自動車1の現
在位置を検出する。そして、例えばCD−ROM及びそ
のドライバ等で構成されるデータ記憶部15より現在位
置付近の地図データを読み出して、モニタ16の画面に
表示させるようになっている。また、制御部14は、図
示しない車内LANインターフェイスを介して車内LA
N17に接続されており、同様に車内LAN17に接続
されている情報発信装置(通報制御手段,警告手段)1
8との通信が可能となっている。
報発信装置18は、やはりマイクロコンピュータを中心
として構成されており、当該装置18には、Gセンサ
(加速度センサ,衝撃検出手段)19より出力されるト
リガ信号が与えられるようになっている。Gセンサ19
は、図2に示すように、例えば自動車1のステアリング
ホイール中央部1aにエアバッグ装置20と共に内蔵さ
れており、自動車1に衝突などの事故が発生した場合に
自動車1に加わる衝撃を加速度(G)として検出し、そ
の加速度がしきい値以上となった場合にトリガ信号をエ
アバッグ装置20に出力する。
ータの薬剤に点火して燃焼させガスを爆発的に発生させ
ることで、エアバック(図示せず)を急激に膨張展開さ
せて運転者の身体に加えられようとする事故の衝撃を極
力吸収し、運転者の安全性を確保するように構成されて
いる。
17を介して自動車電話装置(緊急通報手段,警告手
段)21が通信可能に接続されている。自動車電話装置
21は、運転席の背もたれの左側部に配置されており、
通常時においては自動車電話として使用され、ハンズフ
リー通話が可能に構成されている。また、事故発生時に
は、前記公共センタ4及び/または民間センタ5に自動
発信して緊急通報を行うため、両センタ4及び5の電話
番号が内部のメモリ(図示せず)に記憶されている。
行う場合、後述するように警告手段として音声による警
告を行うように構成されており、そのための音声データ
や音声再生用のICなども内蔵されている。加えて、情
報発信装置18には、自動車電話装置21による自動通
報を乗員の判断によって中止させるための中止スイッチ
22の出力端子が接続されている。
照して説明する。図1は、情報発信装置18の制御内容
を示すフローチャートであり、自動車1に衝突事故など
が発生し、Gセンサ19よりトリガ信号が出力されると
スタートする(衝撃検出ステップ)。先ず、情報発信装
置18は、車内LAN17を介してナビゲーション装置
10の制御部14より自動車1の現在位置情報を取得す
る(ステップA1)。それから、車内LAN17を介し
てに、自動車1の乗員に対して警告報知を行うための指
令を出力する(ステップA2,警告ステップ)。
モリから警告用音声のデータを読み出し、再生用ICに
よってアナログの音声信号に変換して受話用のスピーカ
より出力させる。例えば、「後30秒で緊急通報を開始
します。通報が不要な場合は中止スイッチを押して下さ
い。」といったような音声を出力して警告を行う。
ウエアタイマなどにより計時を開始し、ステップA2で
警告を行った時点から所定時間(例えば、30秒)以内
に車両の乗員により中止スイッチ22がON操作された
か否かを判断し(ステップA3,A4)、中止スイッチ
22がON操作されると、ステップA3で「YES」と
判断して処理を終了する。
ことなく所定時間が経過すると、情報発信装置18は、
ステップA4で「YES」と判断してステップA5(通
報ステップ)に移行する。そして、自動車電話装置21
にステップA1で取得した位置情報を出力すると共に、
指令を与えて公共センタ4及び/または民間センタ5に
発呼して緊急通報を開始させると処理を終了する。
装置18は、Gセンサ19によってトリガ信号が出力さ
れると、ナビゲーション装置10より自動車1の現在位
置を取得し、自動車電話装置21のスピーカを利用して
緊急通報を開始する旨を自動車1の乗員に対して警告す
る。そして、当該警告が行われた後、所定時間内に中止
スイッチ22のON操作がなかった場合は、自動車電話
装置21によって、公共センタ4,民間センタ5に緊急
通報を行うようにした。
も、乗員の身体への影響が軽微で自由が効く状態にあ
り、事故の通報を行わなくとも対処が可能であると判断
される場合は、警告に応じて中止スイッチ22のON操
作を所定時間内に行えば、緊急通報は行われない。一
方、例えば、乗員の身体への影響が重大で自由が効か
ず、警告が行われたとしても所定時間内に中止スイッチ
22のON操作を行うことができない状態にあれば自動
的に緊急通報が行われる。従って、事故の発生状況に応
じて適切な通報を行うことができる。
を、エアバッグ装置20のエアバッグを展開するための
トリガとして設けられているGセンサ19を用いて構成
したので、通常のエアバッグ装置に用いられることが多
いGセンサ19を利用することで、独立の専用部品を配
置する必要がなくなる。
を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号
を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説
明する。第2実施例の構成は基本的に第1実施例と同様
であり、情報発信装置18による制御内容が若干異なっ
ている。
O」と判断するとステップA6に移行して、ステップA
2に代わるステップA2aにおいて警告を行った後10
秒単位が経過したか否かを判断する。そして、「NO」
と判断すればステップA4に移行し、10秒単位が経過
して「YES」と判断すればステップA2aに戻り、経
過時間に応じた警告を行うように、自動車電話装置21
に指令を与える。例えば、「後20秒で緊急通報を開始
します。通報が不要な場合は中止スイッチを押して下さ
い。」といったような音声を出力させる。
なければステップA3→A6→A4→A3→…のループ
を回り続け、再度10秒単位が経過してステップA6で
「YES」と判断すればステップA2aに戻り、経過時
間に応じた警告を行う。例えば、「後10秒で緊急通報
を開始します。通報が不要な場合は中止スイッチを押し
て下さい。」といったような音声を出力する。即ち、ス
テップA2a,A3,A6は警告ステップに対応する。
信装置18は、自動車電話装置21による警告を行った
後、例えば30秒の所定時間が一定単位で例えば10秒
経過する毎に、緊急通報を開始するまでの残り時間を報
知させるので、自動車1の乗員は、後どれ位の時間が経
過すると緊急通報が開始されるかを具体的に知ることが
できるので、通報を中止するための応答を急ぐべきかな
どの判断を容易に行うことができる。
3実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には
同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分につい
てのみ説明する。第3実施例では、情報発信装置(通報
制御手段,警告手段)18Aに、車内LAN17を介し
て運転席側のドアに配置されているドア制御ECU23
が通信可能に接続されている。ドア制御ECU23は、
ドアの開閉状態をON/OFFによって出力するドアカ
ーテシスイッチ(開状態検出手段)24の信号を得た
り、或いは、運転者のスイッチ操作に応じて図示しない
パワーウインドウの駆動制御などをおこなうようになっ
ている。
参照して説明する。情報発信装置18Aの制御内容を示
す図7において、情報発信装置18Aは、第1実施例と
同様にGセンサ19によりトリガ信号が出力されると
(衝撃検出ステップ)処理を開始する。そして、ステッ
プB1でステップA1と同様にナビゲーション装置10
より自動車1の現在位置情報を取得すると、ソフトウエ
アタイマなどによる計時を開始し(ステップB2)、そ
のまま所定時間が経過するまで待機する(ステップB
3,計時ステップ)。ステップB3において所定時間が
経過すると(「YES」)、ステップB4に移行してド
ア制御ECU23と通信を行い、運転席側のドアが開い
ているか否かを判断する。
開いている場合は(「YES」)処理を終了する。ま
た、ドアが開いていなければ(「NO」)、ステップB
5に移行してステップA5と同様に通報処理を行う。
信装置18Aは、Gセンサ19によってトリガ信号が出
力された時点から所定時間内に、ドアカーテシスイッチ
24によってドアの開状態が検出されなかった場合は、
自動車電話装置21によって緊急通報を行うようにし
た。
も、乗員の身体への影響が軽微で自由が効く状態にあれ
ば、乗員は事故の発生後に自力で自動車1のドアを開け
て車外へ出て行くので、その場合、緊急通報は行う必要
がない。一方、乗員の身体への影響が重大で自由が効か
ない状態にあれば乗員は車室内に放置されたままになる
ので、所定時間が経過すると自動的に緊急通報が開始さ
れる。従って、第1実施例と同様に、事故の発生状況に
応じて適切な通報を行うことができる。
を示すものであり、第3実施例と同一部分には同一符号
を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説
明する。第4実施例の構成は基本的に第3実施例と同様
であり、情報発信装置18Aによる制御内容が若干異な
っている。
は、Gセンサ19によってトリガ信号が出力されると、
その直後にドアが開いているか否かを判断する(ステッ
プC1,即時通報ステップ)。ここでは、衝突などの事
故の衝撃が極めて大きく、事故の発生と略同時にドアが
開いてしまった場合、または、ドアが脱落した場合など
を想定している。
信号が出力された後、エアバッグが実際に展開するまで
の時間は30m秒程度であるから、上記「直後」とは、
例えばトリガ信号の出力後100m秒程度の時間とす
る。
8Aは、ドア制御ECU23を介してドアカーテシスイ
ッチ24による開状態を正常に検出するか、若しくはド
アが脱落すれば、或いは、事故発生と同時にドア制御E
CU23が故障すればドア制御ECU23との通信が不
能となるので、その不能状態を検出しても良い。従っ
て、ステップC1において上記何れの状態が検出される
と、情報発信装置18Aは「YES」と判断し、ステッ
プB5に移行してその時点で緊急通報を行う。また、上
記何れの状態も検出されなければ(「NO」)ステップ
B2に移行して第3実施例と同様の処理を行う。
信装置18Aは、Gセンサ19によってトリガ信号が出
力されると略同時に、ドアカーテシスイッチ24による
開状態が正常に検出されるか、若しくは、ドア制御EC
U23との通信が不能となりドアの開状態の検出が不能
である場合はその時点で緊急通報を開始するので、事故
の衝撃が極めて大きく事故の発生と同時にドアが開いて
しまったり脱落してしまった場合などには、極力短時間
内に通報を行うことが可能となる。
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。ステップA1,B1を削除して、ナ
ビゲーション装置10の制御部14が、情報発信装置1
8に対して一定時間毎に自動車1の現在位置を出力する
ように構成しても良い。斯様に構成すれば、事故の発生
によってナビゲーション装置10が故障した場合でも、
情報発信装置18は、少なくとも事故発生地点近傍の位
置情報を得ることができる。第2実施例において、ステ
ップA4で30秒経過したか否かを判断する場合、ステ
ップA4の実行回数をカウントすることで行っても良
い。第3実施例において、ステップB3で「NO」と判
断した場合にステップB4を実行し、ステップB4で
「NO」と判断するとステップB3に戻るようにしても
良い。この場合、ステップB4が中止ステップとなり、
所定時間が経過する前にドアが開いたことが検出される
と、その時点で処理を終了することができる。また、第
3実施例において、ステップB4で「NO」と判断した
後に、第1または第2実施例と同様の処理を直列に実行
して警告を行うようにしても良い。
れている加速度センサに限ることなく、専用の加速度セ
ンサを別途設けても良い。また、エアバッグが展開した
ことを直接検出する圧力センサなどでも良い。警告手段
は、自動車電話装置21のスピーカを利用するものに限
らず、警告専用のスピーカを別途設けても良い。所定時
間は30秒に限ることなく、適宜変更して良い。また、
一定単位も10秒に限ることはない。更に、第4実施例
における「直後」の時間についても、要旨を変更しない
範囲で適宜変更して良い。情報発信装置18とナビゲー
ション装置10,ドア制御ECU21とは車内LAN1
7を用いて通信するものに限らず、情報発信装置18と
ナビゲーション装置10,ドア制御ECU21とを夫々
独立の通信用ポートによって直接接続するようにしても
良い。
御内容を示すフローチャート
図
を切除,透過して示す側面図
タ(通報センタ)、5は民間センタ(通報センタ)、1
0はナビゲーション装置(位置検出手段)、18,18
Aは情報発信装置(通報制御手段,警告手段)、19は
Gセンサ(加速度センサ,衝撃検出手段)、20はエア
バッグ装置、21は自動車電話装置(緊急通報手段,警
告手段)、24はドアカーテシスイッチ(開状態検出手
段)を示す。
Claims (13)
- 【請求項1】 車両に搭載され、衝撃検出手段によって
前記車両に発生した一定レベル以上の衝撃が検出される
と、事故の発生と位置検出手段によって検出される前記
車両の現在位置とを予め定められた通報センタに無線通
信により通報する緊急通報手段を備えてなる車両用緊急
通報装置において、 前記衝撃検出手段によって衝撃が検出されると、緊急通
報を開始する旨を車両の乗員に対して警告する警告手段
と、 この警告手段によって警告が行われた後、所定時間内に
通報を中止するための応答がない場合に、前記緊急通報
手段を起動するように制御する通報制御手段とを備えて
なることを特徴とする車両用緊急通報装置。 - 【請求項2】 前記警告手段は、前記警告を行った後、
前記所定時間が一定単位で経過する毎に、緊急通報を開
始するまでの残り時間を報知するように構成されている
ことを特徴とする請求項1記載の車両用緊急通報装置。 - 【請求項3】 車両に搭載され、衝撃検出手段によって
前記車両に発生した一定レベル以上の衝撃が検出される
と、事故の発生と位置検出手段によって検出される前記
車両の現在位置とを予め定められた通報センタに無線通
信により通報する緊急通報手段を備えてなる車両用緊急
通報装置において、 前記車両のドアの開状態を検出する開状態検出手段と、 前記衝撃検出手段によって衝撃が検出された時点から所
定時間内に、前記開状態検出手段によって車両のドアの
開状態が検出されなかった場合、前記緊急通報手段を起
動するように制御する通報制御手段とを備えてなること
を特徴とする車両用緊急通報装置。 - 【請求項4】 前記通報制御手段は、前記衝撃検出手段
によって衝撃が検出された時点から所定時間内に、前記
開状態検出手段によって車両のドアの開状態が検出され
ると前記緊急通報手段による緊急通報を禁止することを
特徴とする請求項3記載の車両用緊急通報装置。 - 【請求項5】 前記衝撃検出手段によって衝撃が検出さ
れた時点から所定時間内に前記開状態検出手段によって
車両のドアの開状態が検出されなかった場合、緊急通報
を開始する旨を車両の乗員に対して警告する警告手段を
備え、 前記通報制御手段は、前記警告手段によって警告が行わ
れた後、所定時間内に通報を中止するための応答がない
場合に、前記緊急通報手段を起動するように制御するこ
とを特徴とする請求項3または4記載の車両用緊急通報
装置。 - 【請求項6】 前記通報制御手段は、前記衝撃検出手段
によって衝撃が検出された直後に前記開状態検出手段に
よって車両のドアの開状態が検出された場合、若しく
は、前記開状態検出手段による開状態の検出が不能であ
る場合は、その時点で前記緊急通報手段を起動するよう
に制御することを特徴とする請求項3乃至5の何れかに
記載の車両用緊急通報装置。 - 【請求項7】 前記衝撃検出手段は、エアバッグ装置に
おけるエアバッグを展開するためのトリガとして設けら
れている加速度センサであることを特徴とする請求項1
乃至6の何れかに記載の車両用緊急通報装置。 - 【請求項8】 車両に一定レベル以上の衝撃が発生した
ことを検出する衝撃検出ステップと、 事故の発生及び車両の現在位置を予め定められた通報セ
ンタに緊急通報を開始する旨を車両の乗員に対して警告
する警告ステップと、 この警告ステップの実行後、所定時間内に前記通報を中
止するための応答がない場合に、無線通信によって前記
通報を行う通報ステップとからなることを特徴とする車
両の緊急通報方法。 - 【請求項9】 前記警告ステップは、前記警告を行った
後、前記所定時間が一定単位で経過する毎に、緊急通報
を開始するまでの残り時間を報知することを特徴とする
請求項8記載の車両の緊急通報方法。 - 【請求項10】 車両に一定レベル以上の衝撃が発生し
たことを検出する衝撃検出ステップと、 この衝撃検出ステップの実行後から所定時間まで計時を
行う計時ステップと、 この計時ステップの実行終了までに前記車両のドアの開
状態が検出されない場合に、事故の発生及び当該車両の
現在位置を予め定められた通報センタに無線通信によっ
て通報する通報ステップとからなることを特徴とする車
両の緊急通報方法。 - 【請求項11】 前記計時ステップの実行中に、前記車
両のドアが実質的に開状態であると判定されると、以降
の処理を中止する中止ステップを有することを特徴とす
る請求項10記載の車両の緊急通報方法。 - 【請求項12】 前記計時ステップの実行終了後に、事
故の発生及び車両の現在位置を予め定められた通報セン
タに通報する旨を車両の乗員に対して警告する警告ステ
ップを有し、 前記通報ステップは、前記警告ステップの実行後、所定
時間内に前記通報を中止するための応答がない場合に、
前記通報を行うことを特徴とする請求項10または11
記載の車両の緊急通報方法。 - 【請求項13】 前記衝撃検出ステップの実行直後に前
記車両のドアの開状態が検出された場合、若しくは、ド
アの開状態の検出が不能である場合は、事故の発生及び
車両の現在位置を予め定められた通報センタに通報する
即時通報ステップを有することを特徴とする請求項8乃
至12の何れかに記載の車両の緊急通報方法。
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JP33991899A JP4186356B2 (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | 車両用緊急通報装置及び車両の緊急通報方法 |
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