JP2569541Y2 - 非常誘導装置 - Google Patents

非常誘導装置

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JP2569541Y2
JP2569541Y2 JP7318392U JP7318392U JP2569541Y2 JP 2569541 Y2 JP2569541 Y2 JP 2569541Y2 JP 7318392 U JP7318392 U JP 7318392U JP 7318392 U JP7318392 U JP 7318392U JP 2569541 Y2 JP2569541 Y2 JP 2569541Y2
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JP
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collision detector
circuit
guidance device
emergency light
collision
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JP7318392U
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宏一郎 梅▲崎▼
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Hino Motors Ltd
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Hino Motors Ltd
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大型バスに利用する。本
発明は衝突事故発生の際に運転者が適切な措置をとるこ
とができない場合でも自動的に作動する非常誘導装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】大型バスの運転者は、事故が発生した場
合には乗客が安全に退避することができるように誘導す
ることを最優先にして行動するように訓練されている
が、運転者が負傷した場合などに、運転者が乗客の退避
誘導のための正常な行動がとれなくなる場合がありえ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、大型バスに
衝突事故が発生したときに、乗客の退避誘導に必要最小
限の措置を自動的に実行する装置を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、車両に設置さ
れた衝突検出器と、この衝突検出器の検出出力により自
動的に室内非常灯を点灯させる回路とを備えたことを特
徴とする。
【0005】さらに本考案の装置は、前記衝突検出器の
検出出力により起動するタイマ回路と、このタイマ回路
の出力が送出された時点でパーキングブレーキが操作さ
れていない場合に起動する音声誘導装置とを備えること
ができる。
【0006】
【作用】運転者が負傷するなどして適切な行動をとるこ
とができない場合でも、衝突の発生により室内非常灯が
自動的に点灯する。これにより退避しようとする乗客は
事態を認識することができるようになる。そして衝突発
生後に運転者がパーキングブレーキを操作しない状態が
所定時間継続しているときには、運転者が車内放送を利
用することができない状態にあるものとして、音声誘導
装置を自動的に起動させ、非常口の位置および非常口の
操作方法などの必要事項を自動的に繰り返し放送するも
のである。
【0007】
【実施例】次に、本考案実施例装置を図面に基づいて説
明する。図1は本考案実施例装置の構成を示すブロック
図、図2は本考案実施例装置を搭載した大型バスの外観
を示す斜視図、図3は本考案実施例装置における衝突検
出器の要部の構成を示す断面図である。
【0008】本考案実施例装置は、車両に設置された衝
突検出器1と、この衝突検出器1の検出出力により自動
的に室内非常灯2を点灯させる非常灯点灯回路3と、衝
突検出器1の検出出力により起動するタイマ回路4と、
このタイマ回路4の出力が送出された時点から所定時間
経過後にパーキングブレーキが操作されないときに起動
し音声を発生させる音声誘導装置5と、この音声誘導装
置5からの出力により音声を発生するスピーカ6と、非
常灯点灯回路3をリセットするリセットスイッチ7と、
仮眠室21内に設けられた呼び出しブザー8と、エンジ
ンルーム火災センサ22と、火災報知信号を出力する火
災報知出力回路23とを備える。
【0009】衝突検出器1は、バンパ10が変位を受け
たときに切断される検知線11と、この検知線11の断
線を検出しその検出出力を送出する断線検知回路12と
を含む。
【0010】次に、このように構成された本考案実施例
の動作について説明する。
【0011】車両が追突または衝突を起こすと、バンパ
10が図3に示す矢印方向に変位し、突起10aが車体
20側に備えられた衝突検出器1の検知線11を切断す
る。断線検知回路12がこの検知線11の切断を検知
し、出力端子aから非常灯点灯回路3のコイル3aと仮
眠室21の呼び出しブザー8とに電流を供給するととも
に、出力端子bからタイマ回路4に電流を供給する。
【0012】電流の供給を受けた非常灯点灯回路3のコ
イル3aはスイッチ3bを閉状態にして室内非常灯2を
点灯させ、同時に仮眠室21内に設けられた呼び出しブ
ザー8を吹鳴させて交替乗務員に事故の発生を通知す
る。
【0013】一方、タイマ回路4はその電流供給により
起動し、あらかじめ定められた所定の時間内にパーキン
グブレーキが操作されたか否かを判断し、所定の時間が
経過してもパーキングブレーキが操作されなかったと
き、衝突発生後に運転者がパーキングブレーキを操作す
ることができない状態にあり、さらに、車内放送を行う
ことができない状態にあるものとして、音声誘導装置5
を直ちに起動してスピーカ6から非常口の位置および非
常口の操作方法などの避難に必要とされる事項を自動的
に繰り返して放送する。
【0014】なお、衝突事故に起因しないエンジンルー
ム内の火災をエンジンルーム火災センサ22が検出した
ときには、この検出出力により火災報知出力回路23が
非常灯点灯回路3のコイル3aおよび仮眠室21内の呼
び出しブザー8に電流を供給し、室内非常灯2を点灯さ
せるとともに、呼び出しブザー8を吹鳴させて火災発生
を交替乗務員に通知する。このときはタイマ回路4は起
動されず音声誘導装置5による音声の発生は行われな
い。
【0015】非常灯点灯回路3はリセットスイッチ7が
操作されることにより原状に復帰する。
【0016】衝突検出器1は、上記例の他エアバッグ起
動用として広く知られている加速度検出器その他を利用
することができる。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、衝
突事故が発生したときに乗客の退避誘導に必要な最小限
の措置を自動的に行うことができる効果がある。特に、
事故発生が夜間の場合に室内非常灯を自動的に点灯させ
て避難誘導を容易にできるようにし、運転者が意識を失
うなどの避難誘導にあたれない状態にあっても仮眠中の
交替乗務員に異常発生を通知して誘導にあたらせること
ができる。また、交替乗務員が直ちに行動がとれない状
態にあっても自動的に誘導事項を繰り返し乗客に通知し
避難誘導を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例装置の構成を示すブロック図。
【図2】本考案実施例装置を搭載した大型バスの外観を
示す斜視図。
【図3】本考案実施例装置における衝突検出器の要部の
構成を示す断面図。
【符号の説明】
1 衝突検出器 2 室内非常灯 3 非常灯点灯回路 3a コイル 3b スイッチ 4 タイマ回路 5 音声誘導装置 6 スピーカ 7 リセットスイッチ 8 呼び出しブザー 10 バンパ 10a 突起 11 検知線 12 断線検知回路 20 車体 21 仮眠室 22 エンジンルーム火災センサ 23 火災報知出力回路

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に設置された衝突検出器と、この衝
    突検出器の検出出力により自動的に室内非常灯を点灯さ
    せる回路とを備えた非常誘導装置。
  2. 【請求項2】 前記衝突検出器の検出出力により起動す
    るタイマ回路と、このタイマ回路の出力が送出された時
    点でパーキングブレーキが操作されていない場合に起動
    する音声誘導装置とを備えた請求項1記載の非常誘導装
    置。
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JPH0636985U JPH0636985U (ja) 1994-05-17
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