JP3084453U - 車両用盗難防止警報装置 - Google Patents
車両用盗難防止警報装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】運転室のマット下に配置され、感圧作動す
るフットスイッチ2を設ける。ボンネットの開放状態を
感知するボンネット開放センサー5を設ける。アクセル
に連動するスロットルワイヤーに、該スロットルワイヤ
ーの伸縮を感知するアクセル用センサー4を備える。こ
れらフットスイッチ2、ボンネット開放センサー5、ア
クセル用センサー4を同時に作動待機又は作動解除する
メインスイッチ1を設ける。該メインスイッチ1により
作動待機中のいずれかが作動したときに警報音を発生さ
せる。 【効果】複数の警報装置を効率的に組み合わせること
で、高いセキュリティを発揮する。乗降時の操作が容易
で日常の使用に好適である。
るフットスイッチ2を設ける。ボンネットの開放状態を
感知するボンネット開放センサー5を設ける。アクセル
に連動するスロットルワイヤーに、該スロットルワイヤ
ーの伸縮を感知するアクセル用センサー4を備える。こ
れらフットスイッチ2、ボンネット開放センサー5、ア
クセル用センサー4を同時に作動待機又は作動解除する
メインスイッチ1を設ける。該メインスイッチ1により
作動待機中のいずれかが作動したときに警報音を発生さ
せる。 【効果】複数の警報装置を効率的に組み合わせること
で、高いセキュリティを発揮する。乗降時の操作が容易
で日常の使用に好適である。
Description
【0001】
本考案は、複数の警報装置を効率的に組み合わせることで、犯人が運転席内に 侵入した時点、運転を始めた時点、ボンネットを開けた時点のいずれの時点でも センサーが感知して警報音を発する車両用盗難防止警報装置に関する。
【0002】
従来、車両の盗難を防止するために、警報音を発する装置が実開昭62-64666号 公報に記載されている。この装置は、車両の床に配置され、所定の荷重が加えら れたときに作動するマットスイッチを設け、このマットスイッチに連動して警報 音を発する発音器を設けたものである。
【0003】 また、車体のフードを開けたときに警報音が発せられる盗難防止用フードスイ ッチが実開平2-61762号公報に記載されている。このスイッチは、弾性体である フードバンパに穴を設け、この穴に、フードとフードバンパとの接触を検知する スイッチを埋設したもので、スイッチを解除せずにフードを開けると警報音が発 せられる装置である。
【0004】
ところが、近年の窃盗団はセキュリティに熟知しているため、前者のマットス イッチを使用した警報機のように、運転室内に装着している警報装置では、すぐ に見破られる虞がある。
【0005】 更に、後者の盗難防止用フードスイッチは、使用者が解除用スイッチを解除す ることで、警報音が鳴らないようにすることができる。ところが、この種の解除 用スイッチは通常、運転席の周辺に装着されているので、犯人によって、この解 除用スイッチの配線が遮断されてしまうと、全く用を成さないことになる。しか も、これら従来の盗難防止器具を複数個使用した場合は、各器具の操作が個別に 必要になるので、装着数が多くなる程、乗降時おける操作が煩わしくなる不都合 があり、日常の使用に不便を来す虞があった。
【0006】 そこで、本考案は上述の課題を解消すべく案出されたもので、複数の警報装置 を効率的に組み合わせることで、セキュリティに熟知している窃盗団による犯行 であっても対抗でき、しかも、乗降時の操作が容易になり、日常の使用に好適な 車両用盗難防止警報装置の提供を目的とするものである。
【0007】
上述の目的を達成すべく本考案の第1の手段は、運転室のマット下に配置され 感圧作動するフットスイッチ2と、ボンネットの開放状態を感知するボンネット 開放センサー5と、アクセルに連動するスロットルワイヤーに、該スロットルワ イヤーの伸縮を感知するアクセル用センサー4とを備え、これらフットスイッチ 2、ボンネット開放センサー5、アクセル用センサー4を同時に作動待機又は作 動解除するメインスイッチ1を設け、該メインスイッチ1により作動待機中のフ ットスイッチ2、ボンネット開放センサー5、アクセル用センサー4のいずれか が作動したときに警報音を発生せしめることにある。
【0008】 第2の手段は、フットスイッチ2、ボンネット開放センサー5、アクセル用セ ンサー4、メインスイッチ1をシールド線で繋ぎ、フットスイッチ2、ボンネッ ト開放センサー5、アクセル用センサー4、メインスイッチ1のいずれかのシー ルド線が切断されたときに警報音を発するようにしている。
【0009】 第3の手段は、フットスイッチ2、ボンネット開放センサー5、アクセル用セ ンサー4作動時に励磁するタイマーT1、T2を備え、フットスイッチ2、ボン ネット開放センサー5、アクセル用センサー4が作動してから警報音を発するま でに猶予時間を設け、該猶予時間内にメインスイッチ1の未解除を知らせる注意 信号装置を設けている。
【0010】 第4の手段のアクセル用センサー4は、スロットルワイヤーWに装着されたリ ミットスイッチLが使用され、該リミットスイッチLの作動子がスロットルワイ ヤーWと共に僅かに移動したときに作動するように設定したことを課題解消のた めの手段とする。
【0011】
以下、図面を参照して、本考案の実施の形態を詳細に説明する。
【0012】 本考案警報装置は、メインスイッチ1により同時に作動、解除するフットスイ ッチ2、アクセル用センサー4、ボンネット開放センサー5を主な構成とする。
【0013】 メインスイッチ1は、本考案警報装置を作動、解除するスイッチで、使用者が 乗車する際に、オフスイッチ1Aで解除し、降車の際に、オンスイッチ1Bで本 考案警報装置を作動するものである。このメインスイッチ1は、運転席の周辺に 装着してもよいが、使用者の希望で、好みの場所に装着することができる。また このメインスイッチ1と各装置を繋ぐ電線にシールド線を用いている。この結果 メインスイッチ1の配線や後述するフットスイッチ2の配線等が切断されても本 考案警報装置を作動する。さらに、オフスイッチ1Aとオンスイッチ1Bとを別 々に設置することで、特にオフスイッチ1Aの設置場所をオンスイッチ1Bでカ モフラージュすることができる。また、これらを一体にしたメインスイッチ1を 設けても良い。
【0014】 フットスイッチ2は、運転室のマット下に配置され、感圧作動するスイッチで ある。図示の回路では、オンスイッチ1Bで本考案警報装置を作動するとリレー R1が自己保持される(図1、図2参照)。この状態で、フットスイッチ2を配 置したマットに足が載ると、フットスイッチ2が作動し、タイマーT1が励磁さ れ、設定時間10秒後にリレーR2が自己保持し、続いてタイマーT2により1 80秒間警報音を発するようにしている(設定時間は自由に変更することができ る)。すなわち、犯人が運転席内に侵入した時点から10秒後に警報音が発せら れる。
【0015】 アクセル用センサー4は、アクセルに連動するスロットルワイヤーWの伸縮を 感知して作動するセンサーである。図示例ではスロットルワイヤーWに装着され たリミットスイッチLが使用され、該リミットスイッチLの作動子がスロットル ワイヤーWと共に5mm移動したときに作動するように設定している(図3参照) 。このように設定すると、アクセルペダルに足が載った時点で、リミットスイッ チLを作動させることができる。リミットスイッチLが作動すると、リレーR1 からタイマーT2が励磁され、10秒後に警報音が発せられる。また、犯人が驚 いて逃げた場合など、アクセル用センサー4から足が離れてから、例えば180 秒後に警報音を自動停止させることも可能である。
【0016】 ボンネット開放センサー5は、ボンネットの開放状態を感知するセンサーであ り、本考案警報装置が作動している時に、ボンネットを開けると、このボンネッ ト開放センサー5が作動する。すると、リレーR1からタイマーT2が励磁され 警報音が発せられる。
【0017】 使用者がメインスイッチ1の解除を忘れて警報装置が発しないようにするため メインスイッチ1の未解除を知らせる注意信号装置を設けている。図示の注意信 号装置は、フットスイッチ2とアクセル用センサー4との間にフリッカブザー3 を設けたもので、使用者がメインスイッチ1を解除せずに乗車すると、フットス イッチ2が作動して警報音が発せられるまでの10秒間は、このフリッカブザー 3が小さな音で警報装置の解除を促がすものである。使用者は、このフリッカブ ザー3を聞いて10秒以内にメインスイッチ1を解除できるが、犯人は、たとえ 10秒以内でメインスイッチ1の回線やフットスイッチ2の回線を切断したとし ても、警報機6の作動を止めることはできない。また、アイドリング中、車両を 離れる際に、メインスイッチ1を入れておくだけで乗り逃げを防止することもで きる。
【0018】
本考案は、上述の如く構成したことにより、当初の目的を達成する。
【0019】 すなわち、運転室のマット下に配置され、感圧作動するフットスイッチ2と、 ボンネットの開放状態を感知するボンネット開放センサー5と、アクセルに連動 するスロットルワイヤーに、該スロットルワイヤーの伸縮を感知するアクセル用 センサー4とを備え、これらフットスイッチ2、ボンネット開放センサー5、ア クセル用センサー4を同時に作動待機又は作動解除するメインスイッチ1を設け 該メインスイッチ1により作動待機中のフットスイッチ2、ボンネット開放セン サー5、アクセル用センサー4のいずれかが作動したときに警報音をさせるから 複数の警報装置が効率的に組み合わされ、セキュリティに熟知している窃盗団で あっても対抗することができる。
【0020】 しかも、マット下に配置するフットスイッチ2や、ボンネットの開放状態を感 知するボンネット開放センサー5、及びスロットルワイヤーに装着するアクセル 用センサー4は、メインスイッチ1で一括操作できるので、乗降時の操作が容易 になり、日常の使用に支障を来す虞もない。また、安価な費用であらゆる車両に 装着することが可能である。
【0021】 更にフットスイッチ2、ボンネット開放センサー5、アクセル用センサー4、 メインスイッチ1をシールド線で繋ぎ、フットスイッチ2、ボンネット開放セン サー5、アクセル用センサー4、メインスイッチ1のいずれかのシールド線が切 断されたときに警報音を発するようにしているので、このシールド線が刃物で切 断されても、刃物の導体を介して装置を作動せしめることが可能である。
【0022】 そして、フットスイッチ2、ボンネット開放センサー5、アクセル用センサー 4作動時に励磁するタイマーT1、T2を備え、フットスイッチ2、ボンネット 開放センサー5、アクセル用センサー4が作動してから警報音を発するまでに猶 予時間を設け、該猶予時間内にメインスイッチ1の未解除を知らせる注意信号装 置を設けているので、使用者はメインスイッチ1の解除を確実に行なうことがで きる。
【0023】 また、アクセル用センサー4は、スロットルワイヤーWに装着されたリミット スイッチLが使用され、該リミットスイッチLの作動子がスロットルワイヤーW と共に僅かに移動したときに作動するように設定しているので、アクセルの上に 足を載せて僅かに動かしても、リミットスイッチLが作動して警報を発する。し たがって、フットスイチ2を警戒して直接アクセルに足を掛けた場合でも、警報 音を発することができる。
【0024】 このように、本考案によると、複数の警報装置を効率的に組み合わせることで セキュリティに熟知している窃盗団であっても対抗でき、しかも、乗降時の操作 が容易になり、日常の使用に支障を来さず、安価な費用であらゆる車両に装着す ることが可能であるなどといった種々の効果を奏するものである。
【図1】本考案の一実施例における操作系統図。
【図2】本考案の一実施例における配線図。
【図3】本考案の一実施例におけるアクセル用センサー
を示す要部平面図。
を示す要部平面図。
R1 リレー R2 リレー T1 タイマー T2 タイマー W スロットルワイヤー L リミットスイッチ 1 メインスイッチ 1A オフスイッチ 1B オンスイッチ 2 フットスイッチ 3 フリッカブザー 4 アクセル用センサー 5 ボンネット開放センサー 6 警報機 7 バッテリー 8 ヒューズ
Claims (4)
- 【請求項1】 運転室のマット下に配置され、感圧作動
するフットスイッチと、ボンネットの開放状態を感知す
るボンネット開放センサーと、アクセル連動用のスロッ
トルワイヤーに、該スロットルワイヤーの伸縮を感知す
るアクセル用センサーとを備え、これらフットスイッ
チ、ボンネット開放センサー、アクセル用センサーを同
時に作動待機又は作動解除するメインスイッチを設け、
該メインスイッチにより作動待機中のフットスイッチ、
ボンネット開放センサー、アクセル用センサーのいずれ
かが作動したときに警報音を発生せしめることを特徴と
する車両用盗難防止警報装置。 - 【請求項2】 前記フットスイッチ、ボンネット開放セ
ンサー、アクセル用センサー、メインスイッチをシール
ド線で繋ぎ、フットスイッチ、ボンネット開放センサ
ー、アクセル用センサー、メインスイッチのいずれかの
シールド線が切断されたときに警報音を発するようにし
た請求項1記載の車両用盗難防止警報装置。 - 【請求項3】 前記フットスイッチ、ボンネット開放セ
ンサー、アクセル用センサー作動時に励磁するタイマー
を備え、フットスイッチ、ボンネット開放センサー、ア
クセル用センサーが作動してから警報音を発するまでに
猶予時間を設け、該猶予時間内にメインスイッチの未解
除を知らせる注意信号装置を設けた請求項1又は2記載
の車両用盗難防止警報装置。 - 【請求項4】 前記アクセル用センサーは、スロットル
ワイヤーに装着されたリミットスイッチが使用され、該
リミットスイッチの作動子がスロットルワイヤーと共に
僅かに移動したときに作動するように設定された請求項
1記載の車両用盗難防止警報装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005792U JP3084453U (ja) | 2001-09-03 | 2001-09-03 | 車両用盗難防止警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005792U JP3084453U (ja) | 2001-09-03 | 2001-09-03 | 車両用盗難防止警報装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3084453U true JP3084453U (ja) | 2002-03-22 |
Family
ID=43235924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001005792U Expired - Fee Related JP3084453U (ja) | 2001-09-03 | 2001-09-03 | 車両用盗難防止警報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3084453U (ja) |
-
2001
- 2001-09-03 JP JP2001005792U patent/JP3084453U/ja not_active Expired - Fee Related
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |