JP2001043472A - 自動通報システム - Google Patents

自動通報システム

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JP2001043472A
JP2001043472A JP11216500A JP21650099A JP2001043472A JP 2001043472 A JP2001043472 A JP 2001043472A JP 11216500 A JP11216500 A JP 11216500A JP 21650099 A JP21650099 A JP 21650099A JP 2001043472 A JP2001043472 A JP 2001043472A
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rescue
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Yasuyuki Masaki
保行 正木
Shigeyuki Satomura
成行 里村
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両Cの事故の発生時又は緊急時に緊急通報
センタAに自動的に電話を通報する場合、救援車両C1
が車両C近くに到達したときに車両Cの現在位置を即座
に判別して、迅速な対処を行い得るようにする。 【解決手段】 救援車両C1が車両Cに所定距離以下に
近付いたときに、そのことを検出して、車両C側から救
援車両C1に対し、ターンシグナルランプ16の点滅に
よるハザード動作、ヘッドランプ15の点滅、ホーン1
9の吹鳴等を行わせて車両Cの位置についての情報を報
知し、救援車両C1が車両Cを容易に発見できるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の事故の発生
時又は緊急時に所定の機関に自動的に通報するようにし
た自動通報システムに関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の事故の発生時又は緊急
時に、例えば警察、消防、サービスセンタ、その他の機
関に自動的に通報するようにした自動通報システムは知
られている。その一例として、例えば特開平11―70
844号公報に示されるように、車両においてエンジン
のオイル量、エンジン温度、冷却水量、冷却水温度、バ
ッテリ消費量、エンジン回転数、車速、衝撃センサや火
災検出センサの出力等を常時監視し、事故等の発生時に
は上記各情報を車両の位置情報と共に自動送信すること
により、車両の事故等の通報やその修理等を迅速に行い
得るようにしたものがある。
【0003】また、特開平9―161198号公報に示
されるものでは、車両の走行している車線、車種、積載
物等のデータを監視し、事故等の発生時には上記各デー
タを自動送信することで、車両の事故等の緊急時にその
処理に必要なデータを通報するようにすることが提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
車両の事故の発生時又は緊急時に所定の機関に自動的に
通報する場合、上記従来例の如き車両の状態やその走行
状態等ではなく、車載電話(携帯電話)や車載無線機に
より車両の乗員と所定の機関のオペレータ(受信者)と
の間で直接対話させるようにして、その事故や緊急に関
する情報を機関側に提供できるようにした自動通報シス
テムが考えられている。そして、機関側では、上記車両
乗員との直接対話により得られた情報を基にして、警察
や消防等の関連の機関に通報を転送すればよく、車両の
乗員による正確な緊急情報を入手して迅速な処理を行う
ことができる。
【0005】しかしながら、その反面、上記通報機関か
ら通報の転送を受けた警察や消防等の関連の機関から救
援車両が車両の現在位置に向かって急行するとき、その
車両の位置は概略のデータであるので、救援車両が車両
近くに到達したとしても車両の位置を即座に判別(発
見)できないことがあり、特に夜間では判別の遅れが顕
著となる。そうすると、車両の乗員との対話による正確
な緊急情報を入手しているにも拘わらず、車両の位置す
る現場での迅速な対応が遅れるという問題が生じること
となる。
【0006】尚、このような問題は、上記のように車両
乗員との直接対話により事故や緊急の情報を入手する場
合に限らず、救援車両が車両に向かって急行するときに
は同様のことが生じる。
【0007】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、上記のように車両の事故
や緊急時に自動通報するようにした自動通報システムに
対し、その自動通報の制御形態に改良を加えることで、
救援車両が車両の位置を即座に判別できるようにして、
迅速な対処を行い得るようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、救援車両が車両に近付いた
ときに、そのことを車両側で検出して、車両側から救援
車両に対し車両の現在位置情報の発信、ハザード動作や
ホーンの吹鳴等、車両の現在位置についての情報を報知
することにより、その車両からの報知情報を基に救援車
両側が車両の位置を即座に判別できるようにした。
【0009】具体的には、この発明では、車両の事故の
発生時又は緊急時に所定の機関に自動的に通報する車載
制御手段を備えた自動通報システムであって、車両には
現在位置を報知する報知手段が設けられており、上記車
載制御手段は、救援車両が車両近くに到達したときに、
報知手段を作動させて車両の位置を上記救援車両に報知
するように構成されていることを特徴としている。
【0010】上記の構成により、車両の事故の発生時又
は緊急時に車載制御手段が作動し、所定の機関に自動的
に通報される。そして、この車両からの通報を受けた機
関、又は通報の転送を受けた関連の機関により、事故や
緊急の情報に応じた救援車両が車両の現在位置に派遣さ
れる。そのとき、上記車載制御手段において上記救援車
両が車両近くへ到達したかどうかが判定され、救援車両
が車両近くに到達したときには、車両位置を救援車両に
報知するように報知手段が作動する。このように、救援
車両が車両近くに到達すると、車両側から自動的に車両
位置の情報が救援車両に報知されるので、救援車両側で
は、その車両から報知された位置情報に基づいて車両の
位置を即座に判別することができ、迅速な対処を行うこ
とができる。
【0011】請求項2の発明では、上記請求項1の発明
の対象と同様の自動通報システムであって、その車両に
は車外を撮像する車外撮像手段が設けられており、車載
制御手段は、上記自動通報時に上記車外撮像手段の撮像
データを送信するように構成されているものとする。
【0012】こうすると、車両の事故発生時や緊急時に
車載制御手段により所定の機関に自動的に通報されると
き、その通報と同時に車外撮像手段の撮像データが送信
される。この自動通報時に送信された車外撮像手段の撮
像データを救援車両に転送することで、救援車両では車
外撮像手段の撮像データから車両の現在位置を即座に判
別できるようになり、その後の迅速な対処を行うことが
できる。
【0013】請求項3の発明では、請求項1の発明の対
象と同様の自動通報システムであって、車両は現在位置
を報知する報知手段を備えており、車載制御手段は、上
記自動通報後に救援車両からの報知指令信号の受信によ
り報知手段を作動させて車両位置を上記救援車両に報知
するように構成されているものとする。
【0014】こうすると、車両の事故の発生時又は緊急
時に車載制御手段により所定の機関に自動的に通報され
た後、この通報を受けた機関、又は通報を転送された関
連の機関により救援車両が車両の位置に派遣されると
き、その救援車両が報知指令信号を車両に対し送信する
と、その報知指令信号を受信した車載制御手段により報
知手段が作動して車両位置が上記救援車両に報知され
る。このように救援車両から報知指令信号を送信すれ
ば、車両側で自動的に報知手段が作動して車両位置の情
報を報知するので、救援車両側では、その車両から報知
された位置情報に基づいて車両の位置を即座に判別で
き、迅速な対処を行うことができる。
【0015】請求項4の発明では、上記請求項1の発明
の自動通報システムにおいて、車載制御手段は、車両の
現在位置と救援車両の位置との間の距離が所定距離以下
となったときに、報知手段を作動させて車両位置を報知
するように構成する。こうして救援車両との間の距離が
所定距離以下となると、その状態を救援車両が車両近く
に到達したと判定して報知手段が作動するので、救援車
両の車両近くへの到達を正確に判定することができる。
【0016】請求項5の発明では、請求項1の発明の自
動通報システムにおいて、車載制御手段は、救援車両の
発する音を検出したときに、報知手段を作動させて車両
位置を報知するように構成する。このことで救援車両の
発する音が検出されると、その状態を救援車両が車両近
くに到達したと判定して報知手段が作動される。この場
合も救援車両の車両近くへの到達を正確に判定できる。
【0017】請求項6の発明では、請求項1又は3の発
明の自動通報システムにおいて、車両には車外を撮像す
る車外撮像手段が設けられており、車載制御手段は、自
動通報の後に上記車外撮像手段の撮像データを送信する
ように構成されているものとする。すなわち、自動通報
の後に救援車両が車両近くに到達したとき、又は報知指
令信号を受信したとき、車載制御手段により車外撮像手
段の撮像データが送信される。従って、この場合も、上
記請求項2の発明と同様に、救援車両では送信された車
外撮像手段の撮像データから車両の現在位置を即座に判
別して、その後の迅速な対処を行うことができる。
【0018】請求項7の発明では、上記請求項2又は6
の発明の自動通報システムにおいて、車両に、その前方
の状態を撮像手段により撮像して車両を自動走行させる
ための自動走行装置が設けられていて、車外撮像手段は
上記自動走行装置の撮像手段で構成されているものとす
る。また、車載制御手段は、車両のヘッドランプを点灯
させた状態で上記車外撮像手段により車両前方の状態を
撮像させるように構成する。
【0019】このことで、車外撮像手段を自動走行装置
における車両前方撮像用の撮像手段で兼用することがで
きる。しかも、この撮像手段により車両前方の状態を撮
像するときには、車両のヘッドランプが点灯するので、
このヘッドランプの照射により車両前方を明るくして明
瞭に撮像することができ、その撮像データから車両の位
置を正確に判別することができる。
【0020】請求項8の発明では、請求項1又は3の発
明の自動通報システムにおいて、報知手段は、車両のタ
ーンシグナルランプを点滅させるハザード動作、ヘッド
ランプの点滅、ホーンの吹鳴の少なくとも1つを行わせ
るものとする。このことで、救援車両の車両近くへの到
達や報知指令信号の受信により車両がその位置を救援車
両に対し報知するとき、車載制御手段によりハザード動
作、ヘッドランプの点滅、ホーンの吹鳴の少なくとも1
つが行われる。従って、たとえ車両の現在位置に若干の
誤差があったとしても、救援車両ではハザード動作、ヘ
ッドランプの点滅、ホーンの吹鳴の少なくとも1つの報
知情報を目視して車両の現在位置を即座に判別でき、特
に夜間で有効となり、その後の迅速な対処を行うことが
できる。
【0021】請求項9の発明では、上記請求項8の発明
の自動通報システムにおいて、車載制御手段は、報知手
段の作動時に予め該作動を報知するように構成する。こ
のことで、報知手段の作動時にそのことが前もって車両
の乗員や周囲に対して報知されるので、その報知手段の
作動が異常や故障等により誤って行われたと判定される
のを防ぐことができる。
【0022】請求項10の発明では、請求項1又は3の
発明の自動通報システムにおいて、上記報知手段は、車
両の現在位置を音声で報知するものとする。こうすれ
ば、救援車両側では報知された車両の現在位置のデータ
を表示等により目視確認する場合に比べて正確かつ迅速
に把握できる。
【0023】
【発明の実施の形態】図9は本発明の実施形態に係る自
動通報システムの全体構成を示し、Cは車両、Aは予め
例えば所定の地域毎に設置されている所定の機関として
の緊急通報センタ、Bは車両Cの事故発生時や緊急時に
その対処が必要な関連する例えば警察本部、消防本部、
サービス機関等の他の機関(以下、関連緊急機関とい
う)、C1は該関連緊急機関Bに所属する例えばパトロ
ールカー、救急車、サービスカー等の救援車両であり、
これら車両C、緊急通報センタA、関連緊急機関B、救
援車両C1は互いに電話による対話ないし通信が可能と
されている。
【0024】図8に示す如く、上記車両Cには、自動通
報システムの一部を構成する車載制御手段としてのCP
U内蔵の自動通報制御装置1が装備されている。この自
動通報制御装置1は、車両Cにおいて衝突時のダメージ
の影響を最も受け難い位置である燃料タンク(図示せ
ず)付近に取り付けられており、車両Cの事故の発生時
又は緊急時に、自動通報制御装置1により、緊急通報セ
ンタAに自動的に電話を通報して緊急通報センタAのオ
ペレータと車両Cの乗員との間で直接対話させるように
なっている。
【0025】図7に示すように、上記自動通報制御装置
1には、車両Cの各座席(図示せず)毎に装備された乗
員保護装置としてのエアバッグ装置3と、車室内の状態
を撮像するCCDカメラからなる車内撮像カメラ5(車
内撮像手段)と、車両Cの操舵及び走行を自動的に行う
自動走行装置(図示せず)において車両C前方の状態
(車両C周囲の車外の状態)を撮像するためのCCDカ
メラからなる車外撮像カメラ6(車外撮像手段)と、車
両Cに装備されたナビゲーション装置7と、車室内で乗
員の音声や救援車両C1のサイレン等の緊急用警報音を
入力するハンズフリータイプのマイク8と、車室内で乗
員に向けて音声を発するスピーカ9と、車両Cの乗員に
対し必要な情報を表示するための表示装置10と、緊急
時に乗員により手動操作される緊急スイッチ11と、そ
れをキャンセルために乗員により手動操作されるキャン
セルスイッチ12と、車両Cのドアの開閉状態を検出す
るドアスイッチ13と、ヘッドランプ15(前照灯)、
ハザード動作のためのターンシグナルランプ16(方向
指示灯)及びルームランプ17の各点消灯を制御するラ
ンプ制御装置14と、ホーン19の吹鳴作動を制御する
ホーン制御装置18とが信号の授受可能に接続されてい
る。上記ランプ制御装置14は、ターンシグナルランプ
16を点滅させるハザード動作を行わせかつヘッドラン
プ15を点滅させる制御機能を有していて、このハザー
ド動作とヘッドランプ15の点滅との制御機構により、
車両Cの現在位置を報知する報知手段を構成している。
また、上記ホーン制御装置18についても、ホーン19
の吹鳴作動により車両Cの現在位置を報知する報知手段
を構成している。
【0026】上記エアバッグ装置3は、車両Cの各座席
に対する乗員着座の有無を基に乗員を検出する乗員検知
センサ4,4,…を備えている。また、自動通報制御装
置1には携帯電話機21が信号の授受可能に接続できる
ようになっている。尚、自動通報制御装置1には以上の
各機器に加えて別の機器を接続することもできる。
【0027】図8に示す如く、上記緊急スイッチ11及
びキャンセルスイッチ12は、車体ルーフ22前部のオ
ーバーヘッドコンソール23の位置に集中して取り付け
られている。また、マイク8は運転席側のフロントピラ
ー24の位置に、またスピーカ9はインストルメントパ
ネル25の左右両端位置にそれぞれ配置されている。
尚、上記マイク8は上記オーバーヘッドコンソール23
の位置に、またスピーカ9は、車室内下部前端の左右両
側位置にそれぞれ配置してもよく、必要に応じて適宜配
置位置を変えることができる。
【0028】上記車内撮像カメラ5は、車室内の乗員を
直接撮像できるように例えば室内ミラー26の後部等に
該ミラー26の機能を損なわない状態で装備される。ま
た、車外撮像カメラ6は、上記の如く自動走行装置の撮
像カメラが兼用して用いられていて、車両C前方の状態
を撮像可能とするために例えば上記室内ミラー26の前
面等に取り付けられている(尚、車外撮像カメラ6は、
このように車両C前方の状態を撮像するものに限らず、
車外の状態を撮像するものであればよい)。さらに、上
記表示装置10は例えば運転席前側のインストルメント
パネル25(メータ)に配置されている。図8中、27
は上記ナビゲーション装置7に接続されるGPSアンテ
ナで、車体ルーフ22後部の外面に固定されている。
【0029】次に、上記自動通報制御装置1のCPUに
おいて自動通報のために行われるメインルーチンの処理
動作を図1〜図3により説明する。まず、スタート(こ
のスタート時に通常は後述するフラグが「0」にクリア
される)後のステップS1で、車両Cの事故があったか
どうかを判定する。これは例えばエアバッグ装置3の作
動の有無等に基づいて判定する。この判定がNOのとき
には、ステップS2において、車両Cの乗員の緊急のた
めに上記緊急スイッチ11が操作されたかどうかを判定
し、この判定がNOのときには、ステップS3に進んで
フラグが「1」かどうかを判定する。このフラグは、車
載の自動通報制御装置1から緊急通報センタAに自動通
報が行われると「1」にセットされるもので、それ以外
では「0」にクリアされる。上記ステップS3での判定
がフラグ=1のYESのときには、そのまま後述のステ
ップS25に進むが、フラグ=0のNOのときにはリタ
ーンする。
【0030】上記ステップS1の判定が事故ありのYE
Sのとき、又はステップS2の判定が緊急スイッチ操作
ありのYESのときには、いずれもステップS4に進ん
でタイマのカウントをスタートさせる。次のステップS
5では、キャンセルスイッチ12の操作によりキャンセ
ル可能の指示をスピーカ9や表示装置10で報知した
後、ステップS6でキャンセルスイッチ12が操作され
たか否かを判定する。この判定がキャンセルスイッチ操
作ありのYESのときにはそのままリターンするが、N
OのときにはステップS7に進んで、上記タイマのカウ
ントにより所定時間が経過したかどうかを判定し、この
所定時間が経過するまでステップS5〜S7を繰り返
す。所定時間の経過によりステップS7の判定がYES
になると、ステップS8において携帯電話機21を作動
させて緊急通報センタAへ自動通報する。この自動通報
の開始までにタイマによる所定時間の制限を設けている
のは、誤通報の場合、その所定時間の間にキャンセルス
イッチ12の操作により誤通報をキャンセルできるよう
にするためである。
【0031】上記ステップS8の後のステップS9で
は、車両C固有のID情報(このID情報は、予め緊急
通報センタAに車両C毎に登録番号、車種、所有者、色
等の情報が登録されているものである)、ナビゲーショ
ン装置7により検出された車両Cの現在位置の情報、そ
の他の各種センサの出力情報を緊急通報センタAに自動
送信した後、ステップS10において上記フラグを
「1」にセットし、次のステップS11では、上記緊急
通報センタA(そのオペレータ)との直接対話を開始す
る。この対話の開始後、ステップS12においてスピー
カ9からの音声出力の有無、或いは緊急通報センタAか
らの所定信号の受信の有無等により対話の可否を判定
し、次のステップS13において緊急情報センタAから
の上記所定信号を受信したか否かを判定し、この判定が
NOのときには、ステップS14において乗員の対話が
可能かどうかを判定する。このステップS14の判定が
対話可能のYESのときには、ステップS15に進んで
キャンセルスイッチ12が操作されたかどうかを判定す
る。この判定がNOのときにはステップS16で後述す
る現在位置報知ルーチン1を実行した後、ステップS1
7で緊急情報センタAからの通話終了信号を受信したか
否かを判定し、このステップS17の判定がNOのとき
には上記ステップS12に戻る。
【0032】一方、ステップS15の判定がキャンセル
スイッチ操作ありのYESのとき、又はステップS17
の判定が通話終了信号受信ありのYESのときには、い
ずれもステップS24に進んで通話を切断する。以上の
ステップS12〜S17を繰り返す間に車両Cの乗員と
緊急通報センタAとの間で直接対話が行われる。
【0033】上記ステップS13の判定が所定信号の受
信ありのYESのとき、又はステップS14の判定が対
話不可能のNOのときにはいずれもステップS18に進
み、エアバッグ装置3が作動した後、又は上記緊急スイ
ッチ11が操作された後におけるドアスイッチ13の作
動状態(ドアの開閉状態)を検出し、次のステップS1
9では、同様に、エアバッグ装置3の作動後又は緊急ス
イッチ11の操作後における乗員検知センサ4の作動状
態(各座席への乗員の着座状態)を検出し、さらに、ス
テップS20で、上記乗員検知センサ4の検出内容から
車両Cの乗員の数を演算して求める。また、ステップS
21では車内撮像カメラ5による撮像内容、つまり乗員
を撮した画像内容を検出し、次のステップS22では上
記車内撮像カメラ5による撮像内容から車両Cの乗員数
を演算する。次いで、ステップS23において、上記ド
アスイッチ13の検出結果、乗員検知センサ4の検出結
果及び乗員数を音声情報で、また車内撮像カメラ5によ
る撮像データをそのままそれぞれ緊急通報センタAに自
動送信し、上記ステップS16で現在位置報知ルーチン
1を実行した後、ステップS17に進む。
【0034】上記ステップS24の後はステップS25
において上記緊急スイッチ11が操作された否かを判定
し、この判定がYESのときには、ステップS8に戻
る。一方、ステップS25の判定が緊急スイッチ操作な
しのNOのときにはステップS26において、新たに電
話の着信があったかどうかを判定する。このステップS
26の判定が着信ありのYESのときには、ステップS
27に進んで通話を接続し、ステップS28において、
その電話が、上記緊急通報センタAから転送された関連
緊急機関B(警察本部、消防本部、サービス機関等)、
又はその救援車両C1(パトロールカー、救急車、サー
ビスカー等)からのものか否かを判定する。この判定が
関連緊急機関B又は救援車両C1からの電話であるYE
Sと判定されると、ステップS29において上記ステッ
プS16と同様に現在位置報知ルーチン1を実行した後
にステップS30に進み、関連緊急機関Bや救援車両C
1からの通話終了信号を受信したか否かを判定する。こ
の判定が通話終了信号の受信なしのNOのときには、ス
テップS29,S30を繰り返すが、受信ありのYES
のときにはステップS31に進んで通話を切断した後に
リターンする。
【0035】上記ステップS28の判定が関連緊急機関
B又は救援車両C1からの電話でないNOのときには、
不要な電話の着信であるので、ステップS32に進んで
所定時間後に通話を切断し、しかる後にリターンする。
【0036】また、上記ステップS26の判定が電話の
着信なしのNOのときには、ステップS33で後述する
現在位置報知ルーチン2を実行した後にリターンする。
【0037】上記ステップS16,S29で行われる現
在位置報知ルーチン1は、緊急通報センタA、関連緊急
機関B、救援車両C1から電話による指令信号を受けた
ときに実質的に行われるもので、図4及び図5に示すよ
うに、まず、ステップT1で電話によるホーン作動信号
を受信したかどうかを判定する。この判定が受信なしの
NOのときにはそのままステップT4に進むが、受信あ
りのYESのときには、ステップT2に進んで所定時
間、左右のターンシグナルランプ16を同時に点滅させ
るハザード動作を行わせるとともに、左右のヘッドラン
プ15を点滅させ、次のステップT3で所定時間経過後
にホーン19を吹鳴させた後にステップT4に進む。
【0038】上記ステップT4では、電話によるランプ
作動信号を受信したかどうかを判定し、この判定が受信
なしのNOのときにはそのままステップT6に進むが、
受信ありのYESのときには、ステップT5に進んで所
定時間、左右のターンシグナルランプ16によるハザー
ド動作を行わせ、かつ左右のヘッドランプ15を点滅さ
せた後にステップT6に進む。
【0039】このステップT6では、電話による車外撮
像信号を受信したか否かを判定し、この判定が受信なし
のNOのときにはそのままステップT10に進む。一
方、受信ありのYESのときには、ステップT7に進ん
で左右のヘッドランプ15を点灯させ、ステップT8に
おいて車外撮像カメラ6の作動によりそのときの車両C
前方の状態(車外の状態)を撮像して車外撮像データを
取得し、ステップT9で上記取得した車外撮像データを
緊急通報センタA、関連緊急機関B又は救援車両C1に
送信してからステップT10に進む。
【0040】上記ステップT10では、今度は電話によ
る車内撮像信号を受信したか否かを判定し、この判定が
受信なしのNOのときにはそのままステップT14に進
むが、受信ありのYESのときには、まず、ステップT
11に進んでルームランプ17を点灯させ、ステップT
12において車内撮像カメラ5の作動によりそのときの
車室内の乗員の状態を撮像して車内撮像データを取得
し、ステップT13で上記取得した車内撮像データを緊
急通報センタA、関連緊急機関B又は救援車両C1に送
信した後にステップT14に進む。
【0041】上記ステップT14においては、電話によ
る車両Cの現在位置のリクエスト信号を受信したか否か
を判定し、この判定が受信なしのNOのときにはそのま
まステップT16に進むが、受信ありのYESのときに
は、ステップT15において、上記ナビゲーション装置
7により検出された車両Cの現在位置のデータを音声で
緊急通報センタA、関連緊急機関B又は救援車両C1に
送信した後にステップT16に進む。
【0042】このステップT16では、救援車両C1の
現在位置の信号を受信したかどうかを判定し、この判定
がNOのときにはそのまま終了する(図2のステップS
17又は図3のステップS30に進む)。これに対し、
ステップT16の判定が受信ありのYESのときには、
ステップT17において、上記受信した救援車両C1の
現在位置と車両Cの現在位置とに基づいて両位置間の距
離を演算し、その距離が所定距離以下となったか否かを
判定する。この判定がNOのときにはそのまま終了する
が、判定がYESのときには、ステップT18において
所定時間、左右のターンシグナルランプ16によるハザ
ード動作を行わせ、かつ左右ヘッドランプ15を点滅さ
せ、次のステップT19では所定時間経過後にホーン1
9を吹鳴させた後に終了する。
【0043】上記ステップT16において救援車両C1
の現在位置の信号受信を行う場合、図11に示す如く、
救援車両C1から直接その位置情報を受信するようにな
っている。尚、図11に示すように、緊急通報センタA
から救援車両C1に対し自車両Cまでの最適経路の指示
がなされるようにしてもよい。
【0044】上記図3におけるステップS33で行われ
る現在位置報知ルーチン2は、関連緊急機関B、救援車
両C1からの電話の着信がないときに、救援車両C1が
発するサイレン等の緊急用警報の受信により実質的に行
われるもので、図6に示すように、まず、ステップU1
でマイク8の検出状態とし、次のステップU2では救援
車両C1の発するサイレン等の緊急用警報音がマイク8
により検出されたかどうかを判定する。この判定が音の
検出なしのNOのときにはそのまま終了する(図3のス
テップS33からリターンへ進む)が、検出ありのYE
Sのときには、ステップU3に進んで所定時間、左右の
ターンシグナルランプ16によるハザード動作を行わ
せ、かつ左右のヘッドランプ15を点滅させ、次のステ
ップU4で所定時間経過後にホーン19を吹鳴させた後
に終了する。
【0045】したがって、この実施形態においては、図
10に示すように、車両Cの事故の発生が判定され、又
は緊急時に緊急スイッチ11が操作されると、所定時間
の経過後に自動的に携帯電話機21により緊急通報セン
タAに通報されて車両CのID情報、現在位置、各種セ
ンサの出力等の情報が緊急通報センタAに自動送信され
(図10の信号)、その後に車両Cの乗員が緊急通報
センタA側と直接対話できるようになる(同信号)。
この直接対話により車両Cの事故や緊急に関する情報が
緊急通報センタA側に提供され、センタA側では上記自
動通報や直接対話により得られた情報に基づいて必要な
関連緊急機関Bが選定され、それらの情報が関連緊急機
関B又はその救援車両C1に転送される(同信号,
)。この後は転送された関連緊急機関B又は救援車両
C1から車両Cに電話が掛けられて(同信号)、関連
緊急機関B又は救援車両C1と車両Cの乗員との間で事
故や緊急に関する情報の対話が行われる(同信号)。
【0046】これに対し、例えば事故発生後や緊急スイ
ッチ11の操作後に車両Cの乗員が意識を失ったり、或
いは車両Cのドアを開けて車外に出たりすると、上記携
帯電話機21による直接対話ができない状況となる。そ
の場合、電話の通報後、エアバッグ装置3の作動後又は
緊急スイッチ11の操作後のドアスイッチ13の作動状
態及び乗員検知センサ4の作動状態、並びに車内撮像カ
メラ5による撮像内容がそれぞれ検出されるとともに、
乗員検知センサ4の検出内容及び車内撮像カメラ5によ
る撮像内容から車両Cの乗員数が演算され、これらのド
アスイッチ13の検出結果、乗員数が音声情報として、
また車内撮像カメラ5による撮像データがそのままそれ
ぞれ緊急通報センタAに自動送信される(同信号
′)。尚、こうした事故発生時又は緊急時からの処理
動作中、その処理動作の内容が逐次、表示装置10に表
示される。
【0047】このように、車両Cの事故時や緊急時に車
両Cの乗員との直接対話が不可能の状態のときに、ドア
の開閉状態、乗員数、車内撮像カメラ5による撮像デー
タが自動送信されるので、緊急通報センタA側では自動
送信された情報を基に車両Cの事故や緊急の情報を正確
に把握することができ、その後の迅速な対処を行うこと
ができる。
【0048】また、そのとき、上記車両Cから緊急通報
センタAへ乗員の状態に関する情報として自動送信され
るデータは、車内撮像カメラ5による撮像データ(乗員
を撮した画像)、乗員数及び乗員検知センサ4の出力信
号であるので、事故発生時や緊急時に最適な乗員の状態
の情報が得られる。しかも、上記乗員数及び乗員検知セ
ンサ4の出力信号の各データは音声として緊急通報セン
タAに自動送信されるので、緊急通報センタAでは自動
送信されたデータを表示等により目視確認する場合に比
べ、そのデータを正確かつ迅速に把握できる。
【0049】この後、上記自動通報や自動送信された情
報が緊急通報センタA側から関連緊急機関B又は救援車
両C1に転送され(同信号,′)、その関連緊急機
関B又は救援車両C1から車両Cに電話が掛けられて
(同信号)、必要に応じてホーン作動信号、ランプ作
動信号、車外撮像信号、車内撮像信号又は現在位置リク
エスト信号のいずれかの指令信号を電話により送信する
ことができる(同信号′)。そして、これらの指令信
号を受信した車両C側では以下の動作が行われる(尚、
これらの動作は、上記事故発生後や緊急スイッチ11の
操作後に車両Cから緊急通報センタAに自動送信された
ときにも、緊急通報センタAから電話により指令信号を
送信することで同様に行われる)。
【0050】すなわち、上記車外撮像信号の受信によ
り、ヘッドランプ15が点灯されて車両C前方(車外)
が明るく照らされ、その状態で車外撮像カメラ6により
車両C前方の状態(車外の状態)が明瞭に撮像される。
この車外撮像データは関連緊急機関B又は救援車両C1
に送信される。また、車内撮像信号の受信により、上記
と同様にして、ルームランプ17の点灯状態で車内撮像
カメラ5により車室内の乗員の状態が明瞭に撮像され、
その車内撮像データは関連緊急機関B又は救援車両C1
に送信される。さらに、車両Cの現在位置のリクエスト
信号の受信により車両Cの現在位置のデータが関連緊急
機関B又は救援車両C1に音声で送信される。それ故、
関連緊急機関B又は救援車両C1側では、この送信され
た車外や車内の撮像データ、現在位置データに基づい
て、車両Cの現在位置、その周りの状態、車室内の状
態、車両Cが現在どのような状況にあるか等を正確に検
出できる。特に、車両Cの現在位置の情報については音
声情報として送信されるので、その現在位置の情報を表
示等により目視確認する場合に比べ、その車両Cの現在
位置を正確かつ迅速に把握できる。よって、これらの情
報から救援車両C1が車両Cを容易に見付けることがで
き、迅速な対処を行うことができる。
【0051】そして、上記関連緊急機関B又は救援車両
C1からのホーン作動信号の受信により、所定時間、左
右のターンシグナルランプ16を同時に点滅させるハザ
ード動作と、左右のヘッドランプ15の点滅とが行わ
れ、その後にホーン19が吹鳴する。また、関連緊急機
関B又は救援車両C1からのランプ作動信号の受信によ
り、所定時間、ハザード動作とヘッドランプ15の点滅
動作とが行われる。さらに、救援車両C1の現在位置の
信号を受信して、その救援車両C1の現在位置の車両C
の現在位置との間の距離が所定距離以下となると、所定
時間、ハザード動作とヘッドランプ15の点滅動作とが
行われ、ホーン19が吹鳴される。このことで、例えば
救援車両C1が車両Cに電話を掛けて、上記ホーン作動
信号やランプ作動信号を送信するか、或いは救援車両C
1の現在位置の信号を送信した状態で所定距離以下まで
近付くだけで、上記ハザード動作、ヘッドランプ15の
点滅、ホーン19の吹鳴等が行われることとなり、たと
え車両Cの現在位置に若干の誤差があったとしても、そ
れらの報知情報の目視により救援車両C1が車両Cを容
易に見付けることができ、特に夜間で有効となり、迅速
な対処を行うことができる。
【0052】一方、上記関連緊急機関Bや救援車両C1
からの車両Cへの電話の着信がない場合には、車室内の
マイク8によって救援車両C1のサイレン等の緊急用警
報音の有無が検出され、その緊急用警報音が検出された
ときに、所定時間、ハザード動作とヘッドランプ15の
点滅動作とが行われてホーン19が吹鳴される。このこ
とで、例えば救援車両C1が車両Cに電話を掛けなくて
も、その救援車両C1が車両Cに対しサイレン等の緊急
用警報音が検出される距離に近付くだけで、自動的にハ
ザード動作、ヘッドランプ15の点滅、ホーン19の吹
鳴等が行われることとなる。よって、この場合も、車両
Cの現在位置に誤差があっても、それらの報知情報を出
している車両Cを救援車両C1が容易に見付けることが
でき(特に夜間で有効)、迅速な対処を行うことができ
る。
【0053】(他の実施形態)尚、本発明は上記実施形
態に限定されず、種々の他の実施形態を包含するもので
ある。例えば上記図1〜図3に示す処理動作において、
ステップS12〜S15,S18を省略し、ステップS
11の後はステップS19に進むようにするとともに、
ステップS23において、乗員検知センサ4による検出
結果、乗員数及び車内撮像カメラ5による撮像データの
みを緊急通報センタAに自動送信することで、自動通報
制御装置1は、自動通報時に車両Cの乗員の状態に関す
る情報として、乗員を撮した画像データをそのまま、ま
た乗員数、エアバッグ装置3における乗員検知センサ4
の出力信号を音声情報としてそれぞれ自動送信するよう
に構成してもよい。
【0054】また、同様に、ステップS12〜S15,
S19〜S22を省略し、ステップS11の後はステッ
プS18に進むようにするとともに、ステップS23に
おいて、ドアスイッチ13の検出結果のみを緊急通報セ
ンタAに音声情報として自動送信することで、自動通報
制御装置1は、自動通報時に車両Cのドアの開閉状態に
関する情報(開閉動作の有無)を自動送信するように構
成してもよい。
【0055】このようにすると、車両Cの事故時や緊急
時に自動通報制御装置1が自動通報するとき、乗員の直
接対話が可能な状態又は不可能の状態であっても、その
ことに関係なく、その車両Cの乗員の状態に関する情報
(乗員を撮した画像、乗員数、エアバッグ装置3におけ
る乗員検知センサ4の出力信号)、又は車両Cのドアの
開閉動作の有無が自動送信されるので、たとえ乗員が意
識を失った状態にあり、又は乗員が車外に出た状態にな
ったとしても、そのことを自動送信された乗員の状態又
はドア開閉動作の有無から緊急通報センタA側で正確に
かつ容易に把握でき、迅速な対処を行うことができる。
【0056】また、上記実施形態では、緊急通報センタ
Aへの通報時に車内撮像カメラ5の撮像データを送信す
るようにしているが、これに加え、車外撮像カメラ6の
撮像データをも送信するようにすることもできる。こう
すると、自動通報時に送信された車外撮像カメラ6の撮
像データを救援車両C1に転送することで、その救援車
両C1では車外撮像カメラ6の撮像データから車両Cの
現在位置を即座に判別でき、その後の迅速な対処を行う
ことができる。
【0057】さらに、上記図4〜図6に示す現在位置報
知ルーチン1,2の処理動作において、ハザード動作、
ヘッドランプ15の点滅又は点灯、ホーン19の吹鳴の
報知動作を行うときに、その前に予め、上記報知動作を
行うことをスピーカ9からの音声や表示装置10の表示
により報知するようにしてもよい。こうすると、上記各
報知動作が機器の異常や故障等により誤って行われたと
判定されるのを防ぐことができる。
【0058】上記実施形態では、救援車両C1からの電
話の受信により該救援車両C1の現在位置を直接に入手
して(図11参照)、その救援車両C1との距離が所定
距離以下のときにハザード動作、ヘッドランプ15の点
滅、ホーン19の吹鳴を行わせるようにしているが、上
記救援車両C1の位置情報を緊急通報センタAを経由し
て受信するようにすることもできる。また、この他、上
記救援車両C1と車両Cとの距離を緊急通報センタAに
おいて算出し、その救援車両C1との距離が所定距離以
下のときに車両Cに指令信号を出力するようにし、この
センタAからの指令信号の受信により車両Cがハザード
動作、ヘッドランプ15の点滅、ホーン19の吹鳴を行
わせるようにしてもよい。
【0059】また、上記実施形態では、車外撮像カメラ
6及び車内撮像カメラ5をいずれもアングル調整や露出
調整ができない固定式のものとしているが、図12に示
すように、例えば車内撮像カメラ5(車外撮像カメラ6
でもよい)を外部からの信号の入力によりアングルや露
出等の各調整ができるようにし、緊急通報センタA、関
連緊急機関B、救援車両C1から車両Cに電話を送信し
て、最適な画像データを入手できるようにしてもよい。
【0060】さらに、車両C側の自動通報制御装置1に
おいては、予め、座席毎のエアバッグ装置3の作動状
態、事故発生前後の車速や加速度、シートベルトのプリ
テンショナの作動状態等の各データと、車両Cの乗員の
傷害度や車体の損傷度との対応を示す状態をコード化し
ておいて、実際のエアバッグ装置3の作動状態、事故前
後の車速や加速度の各データから事故状態コードを判定
し、その事故状態コードを車内撮像カメラ5の撮像デー
タと共に緊急通報センタA、関連緊急機関B、救援車両
C1に送信するようにしてもよく、より迅速な対処が期
待できる。
【0061】また、上記実施形態では、自動通報制御装
置1に携帯電話機21を接続可能として、この携帯電話
機21により緊急通報センタA、関連緊急機関B、救援
車両C1との間で通話及び必要信号の授受を行うように
しているが、携帯電話機21に代えて車載無線機を組み
込んでもよい。また、自動通報制御装置1に車両Cの現
在位置を判別できる機能があれば、ナビゲーション装置
7は必須ではない。
【0062】さらにまた、上記実施形態では、緊急通報
センタAへの自動通報後、その緊急通報センタA又は関
連緊急機関Bや救援車両C1から電話により車外撮像信
号が送信されて該車外撮像信号を受信したときに車外撮
像カメラ6による車外撮像データを送信するようにして
いるが、救援車両C1と車両Cとの距離が所定距離以下
となったとき、或いは車両Cが救援車両C1のサイレン
等の緊急用警報音を検出したときに自動的に車外撮像カ
メラ6を作動させて車外撮像データを送信するようにす
ることもできる。
【0063】また、上記実施形態では、緊急通報センタ
Aへの自動通報後、その緊急通報センタA又は関連緊急
機関Bや救援車両C1から電話により現在位置リクエス
ト信号が送信されて該信号を受信したときに車両Cの現
在位置データを送信して、車両Cの現在位置を救援車両
C1等に報知するようにしているが、救援車両C1と車
両Cとの距離が所定距離以下となったとき、或いは車両
Cが救援車両C1のサイレン等の緊急用警報音を検出し
たときに自動的に車両Cの現在位置データを音声で送信
するようにしてもよい。
【0064】さらに、上記実施形態では、車両Cの事故
発生時や緊急時に緊急通報センタAに自動的に電話を通
報して緊急通報センタAのオペレータと車両Cの乗員と
の間で直接対話させるようにしているが、本発明は、緊
急通報センタAに対し自動通報のみを行うようにした自
動通報システムに対しても適用でき、上記実施形態と同
様の作用効果が得られる。また、上記実施形態では、所
定の機関を緊急通報センタAとしているが、他の機関で
もよいのはいうまでもない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、事故の発生時又は緊急時に所定の機関に自動的
に通報するようにした自動通報システムに対し、救援車
両が車両近くに到達すると、その救援車両に車両位置を
報知するようにしたことにより、車両の近くへ到達した
救援車両が車両の位置を即座に判別でき、救援車両によ
る車両の早期発見、延いては車両の事故や緊急に対する
迅速な対処を行うことができる。
【0066】請求項2の発明によると、上記自動通報時
に車外撮像手段の撮像データを送信するようにしたこと
により、その送信された車外撮像手段の撮像データから
救援車両が車両の現在位置を即座に判別でき、救援車両
による車両の早期発見ないしは車両の事故や緊急に対す
る迅速な対処を行うことができる。
【0067】請求項3の発明によると、上記自動通報後
に救援車両からの報知指令信号の受信により車両位置を
救援車両に報知するようにしたことにより、救援車両で
は報知指令信号の受信に伴って車両から報知された情報
に基づき車両位置を即座に判別でき、よって救援車両に
よる車両の早期発見ないしは車両の事故や緊急に対する
迅速な対処を行うことができる。
【0068】請求項4の発明では、上記請求項1の発明
において、車両の現在位置と救援車両の位置との間の距
離が所定距離以下となったときに車両位置を報知するよ
うにした。また、請求項5の発明では、救援車両の発す
る音を検出したときに車両位置を報知するようにした。
従って、これらの発明によれば、救援車両の車両近くへ
の到達を正確に判定することができる。
【0069】請求項6の発明によれば、請求項1又は3
の発明において、自動通報の後に車外撮像手段の撮像デ
ータを送信するようにしたことにより、送信された車外
撮像手段の撮像データから車両の現在位置を即座に判別
でき、よって救援車両による車両の早期発見ないしは車
両の事故や緊急に対する迅速な対処を行うことができ
る。
【0070】請求項7の発明によれば、請求項2又は6
の発明において、車外撮像手段は自動走行装置における
車両前方撮像用の撮像手段とし、車両のヘッドランプを
点灯させた状態で車外撮像手段により車両前方の状態を
撮像させるようにしたことにより、車外撮像手段を自動
走行装置の撮像手段で兼用できるとともに、点灯状態の
ヘッドランプの照射により車両前方の状態を明瞭に撮像
して、撮像データから車両の位置を正確に判別すること
ができる。
【0071】請求項8の発明によると、請求項1又は3
の発明において、車両のターンシグナルランプを点滅さ
せるハザード動作、ヘッドランプの点滅、ホーンの吹鳴
の少なくとも1つにより車両の位置を報知するようにし
たことにより、たとえ車両の現在位置に若干の誤差があ
ったとしても報知情報を目視して車両の現在位置を即座
に判別でき、救援車両による車両の早期発見ないしは車
両の事故や緊急に対する迅速な対処を行うことができ
る。
【0072】請求項9の発明によれば、上記請求項8の
発明において、車両の現在位置を救援車両に報知すると
きには、予めそのことを報知するようにしたことによ
り、車両現在位置の報知動作を前もって車両の乗員や周
囲に対して報知でき、その報知動作が異常や故障等によ
り行われたと誤判定されるのを防ぐことができる。
【0073】請求項10の発明によると、請求項1又は
3の発明において、車両の現在位置を音声で報知するよ
うにしたことにより、救援車両での車両の現在位置のデ
ータの把握を正確かつ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両に装備された自動通報制御装置において行
われるメインルーチンの処理動作の前部を示すフローチ
ャート図である。
【図2】メインルーチンの処理動作の中間部を示すフロ
ーチャート図である。
【図3】メインルーチンの処理動作の後部を示すフロー
チャート図である。
【図4】現在位置報知ルーチン1の前半部を示すフロー
チャート図である。
【図5】現在位置報知ルーチン1の後半部を示すフロー
チャート図である。
【図6】現在位置報知ルーチン2を示すフローチャート
図である。
【図7】自動通報制御装置に対する機器の接続構成を示
すブロック図である。
【図8】車両における各種機器の配置状態を示す図であ
る。
【図9】本発明の実施形態に係る自動通報システムの全
体構成を概略的に示す図である。
【図10】自動通報制御装置により緊急通報センタ及び
関連緊急機関との間で行われる情報の授受形態を示す説
明図である。
【図11】救援車両が車両に対し一定範囲内に近付いた
ときに車両の位置を報知するときの信号の授受形態を示
す図である。
【図12】緊急通報センタ、関連緊急機関、救援車両か
ら車内撮像カメラの制御を行って車室内状態の必要な画
像データを入手するためのシステムを示す図である。
【符号の説明】
C 車両 1 自動通報制御装置(車載制御手段) 3 エアバッグ装置(乗員保護装置) 4 乗員検知センサ 5 車内撮像カメラ(車内撮像手段) 6 車外撮像カメラ(車外撮像手段) 7 ナビゲーション装置 11 緊急スイッチ 12 キャンセルスイッチ 13 ドアスイッチ 15 ヘッドランプ 16 ターンシグナルランプ 17 ルームランプ 19 ホーン 21 携帯電話 A 緊急通報センタ(所定機関) B 関連緊急機関 C1 救援車両
フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA12 AA23 AA32 AA37 AA44 AA46 BB12 BB20 BB64 BB65 BB74 BB76 DD03 DD14 EE05 EE07 EE16 EE18 FF01 FF04 FF05 FF17 FF23 FF30 GG21 GG30 GG40 GG51 GG57 GG59 GG70 GG83 5H180 AA01 BB05 CC04 EE07 EE08 EE15 FF03 FF25 FF27 5K101 KK14 LL12 NN06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の事故の発生時又は緊急時に所定の
    機関に自動的に通報する車載制御手段を備えた自動通報
    システムであって、 車両には現在位置を報知する報知手段が設けられてお
    り、 上記車載制御手段は、救援車両が車両近くに到達したと
    きに、上記報知手段を作動させて車両の位置を上記救援
    車両に報知するように構成されていることを特徴とする
    自動通報システム。
  2. 【請求項2】 車両の事故の発生時又は緊急時に所定の
    機関に自動的に通報する車載制御手段を備えた自動通報
    システムであって、 車両には車外を撮像する車外撮像手段が設けられてお
    り、 上記車載制御手段は、上記自動通報時に上記車外撮像手
    段の撮像データを送信するように構成されていることを
    特徴とする自動通報システム。
  3. 【請求項3】 車両の事故の発生時又は緊急時に所定の
    機関に自動的に通報する車載制御手段を備えた自動通報
    システムであって、 車両は現在位置を報知する報知手段を備えており、 上記車載制御手段は、上記自動通報後に救援車両からの
    報知指令信号の受信により報知手段を作動させて車両位
    置を救援車両に報知するように構成されていることを特
    徴とする自動通報システム。
  4. 【請求項4】 請求項1の自動通報システムにおいて、 車載制御手段は、車両の現在位置と救援車両の位置との
    間の距離が所定距離以下となったときに、報知手段を作
    動させて車両位置を報知するように構成されていること
    を特徴とする自動通報システム。
  5. 【請求項5】 請求項1の自動通報システムにおいて、 車載制御手段は、救援車両の発する音を検出したとき
    に、報知手段を作動させて車両位置を報知するように構
    成されていることを特徴とする自動通報システム。
  6. 【請求項6】 請求項1又は3の自動通報システムにお
    いて、 車両には車外を撮像する車外撮像手段が設けられてお
    り、 車載制御手段は、自動通報の後に上記車外撮像手段の撮
    像データを送信するように構成されていることを特徴と
    する自動通報システム。
  7. 【請求項7】 請求項2又は6の自動通報システムにお
    いて、 車両には、その前方の状態を撮像手段により撮像して車
    両を自動走行させるための自動走行装置が設けられてい
    て、車外撮像手段は上記自動走行装置の撮像手段で構成
    されており、 車載制御手段は、車両のヘッドランプを点灯させた状態
    で上記車外撮像手段により車両前方の状態を撮像させる
    ように構成されていることを特徴とする自動通報システ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項1又は3の自動通報システムにお
    いて、 報知手段は、車両のターンシグナルランプを点滅させる
    ハザード動作、ヘッドランプの点滅、ホーンの吹鳴の少
    なくとも1つを行わせるものであることを特徴とする自
    動通報システム。
  9. 【請求項9】 請求項8の自動通報システムにおいて、 車載制御手段は、報知手段の作動時に予め該作動を報知
    するように構成されていることを特徴とする自動通報シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 請求項1又は3の自動通報システムに
    おいて、 報知手段は、車両の現在位置を音声で報知するものであ
    ることを特徴とする自動通報システム。
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