JP2021000988A - 車両用周辺監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両に搭載された撮像部を利用して、車両降車時の安全を支援することができる車両用周辺監視装置を提供する。【解決手段】車両用周辺監視装置20は、車両の後方及び後側方を撮像する第1カメラ5を備える車両に搭載されている。この監視装置20は、第1カメラ5から出力される撮像画像に基づいて、対象物までの距離を検出する距離検出部21b1と、対象物までの距離の推移に基づいて対象物の進路を予測する進路予測部21b2と、予測された対象物の進路とに基づいて、車両のサイドドア2,3が開閉する可動範囲を規定したドア開閉領域へ対象物が進入するか否かを予測する進入予測部21b3と、を有している。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用周辺監視装置に関する。
従来より、自動車などの車両には、ドアミラー等のアウターミラーが設けられている。このアウターミラーは、運転者が車両の後方及び後側方を視認する際に利用されるものであり、車体側面に外方へと膨出するように設けられている。このようなアウターミラーにあっては、車両走行時の空気抵抗を増加させる要因となっており、また、ミラーの形状や大きさには制限があるため、運転者の死角となる領域が発生してしまうことがあった。
そこで、近年では、アウターミラーに代えてカメラなどの撮像手段を車両に搭載した電子ミラー装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。この電子ミラー装置においては、撮像手段により車両の後方及び後側方が撮像され、撮像した画像は車室内のモニターに表示される。
特開2016−124391号公報
このように、撮像手段が搭載された車両が増加しており、この撮像手段の機能を有効に活用することが求められている。
一方で、車両から降車する場合、ドアを開放する際には、車両の後方から接近する人物、自転車或いは自動車に注意する必要があるが、これまでは、乗員自身で周囲の安全を確認しているに過ぎなかった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両に搭載された撮像手段を利用して、車両降車時の安全を支援することができる車両用周辺監視装置を提供することである。
かかる課題を解決するために、本発明は、車両の後方及び後側方を撮像する第1撮像部を備える車両に搭載される車両用周辺監視装置を提供する。この車両用周辺監視装置は、第1撮像部から出力される撮像画像に基づいて、車両の後方及び後側方に存在する対象物までの距離を検出する距離検出部と、距離検出部により検出された対象物までの距離の推移に基づいて、対象物の進路を予測する進路予測部と、進路予測部により予測された対象物の進路と、車両の側方に設定されて当該車両のドアが開閉する可動範囲を規定したドア開閉領域とに基づいて、対象物がドア開閉領域に進入するか否かを予測する進入予測部と、を有している。
ここで、本発明は、第1撮像部と組み合わされてステレオカメラを構成する第2撮像部をさらに有していてもよい。この場合、距離検出部は、第1撮像部及び第2撮像部からそれぞれ出力された撮像画像に基づいてステレオ画像処理を行うことで対象物までの距離を検出することが好ましい。
また、本発明において、第1撮像部は、車両のリアサイドドアのアウトサイドハンドルに取り付けられ、第2撮像部は、車両のフロントサイドドアのアウトサイドハンドルに取り付けられていることが好ましい。
また、本発明は、進入予測部によりドア開閉領域への対象物の進入が予測された場合に、所定の制御を行う制御部をさらに有することが好ましい。
また、本発明において、ドアは、車体に対して係止するラッチを備えたドアロック装置と、ドアの車室側に配置され、ドアロック装置のラッチを解除操作するインサイドハンドルと、を備えていることが好ましい。この場合、制御部は、ドアロック装置を制御して、インサイドハンドルによるラッチの解除操作を禁止することが望ましい。
本発明によれば、車両に搭載された撮像部を利用して、対象物がドア開閉領域に進入するか否かを予測することができるので、車両降車時の安全を支援することができる。
車両を示す説明図 本実施形態に係る車両用周辺監視装置を含む車両のシステム構成を示すブロック図 ドア開閉領域への対象物の進入を予測する処理を説明する図 本実施形態に係る車両用周辺監視装置の動作を示すフローチャート
以下、本実施形態に係る車両用周辺監視装置20が搭載された車両Cについて説明する。ここで、図1は、車両Cを示す説明図である。図2は、本実施形態に係る車両用周辺監視装置20を含む車両Cのシステム構成を示すブロック図である。本実施形態に係る車両Cは、例えば、左右一対のフロントサイドドア2、左右一対のリアサイドドア3を備えるタイプの自動車である。
サイドドア2,3は、サイドドア2,3の外側に配置されるアウトサイドハンドル4と、サイドドア2,3の内側(車室側)に配置されるインサイドハンドル32と、を備えている。インサイドハンドル32には、インサイドハンドル32への乗員の接触又は接近を検知する静電容量センサ33が設けられている。
また、サイドドア2,3は、車体に対して係止するラッチ31を備えたドアロック装置30を備えている。ドアロック装置30が備えるラッチ31は、アウトサイドハンドル4又はインサイドハンドル32により解除操作を行うことができる。このドアロック装置30は、ロック状態とアンロック状態とを切り替えるアクチュエータ34と、このアクチュエータ34を制御するドアロック制御部35とを備えている。ドアロック装置30がロック状態である場合、アウトサイドハンドル4又はインサイドハンドル32によるラッチ31の解除操作が禁止される。一方、ドアロック装置30がアンロック状態である場合、アウトサイドハンドル4又はインサイドハンドル32によるラッチ31の解除操作が許容される。
この車両Cは、電子ミラー装置10を搭載している。電子ミラー装置10は、ドアミラーなどのアウターミラーに代えて、撮像手段を利用して後方視認を行う装置である。電子ミラー装置10は、車両Cに搭載された左右一対の第1カメラ5と、電子ミラー制御部11と、左右の第1カメラ5に対応する一対の表示部12と、を主体に構成されている。
第1カメラ5は、左右の車体側面にそれぞれ設けられており、本実施形態では、リアサイドドア3のアウトサイドハンドル4に搭載されている。個々の第1カメラ5は、車両Cの後方視界、すなわち、車両Cの後方及び後側方を撮像する(第1撮像部)。具体的には、右側の第1カメラ5は、車両Cの後方及び右後側方を撮像し、左側の第1カメラ5は、車両Cの後方及び左後側方を撮像する。第1カメラ5としては、CMOS、CCDなどの撮像素子と、広角レンズとを用いたデジタルカメラが好適である。
電子ミラー制御部11は、電子ミラー装置10を制御するものであり、これを機能的に捉えた場合、画像取得部11aと、画像処理部11bと、画像表示部11cとで構成されている。電子ミラー制御部11としては、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェースを主体に構成されたマイクロコンピュータを用いることができる。
画像取得部11aは、左右の第1カメラ5に接続されており、左右の第1カメラ5から、車両Cの後方及び後側方を撮像した撮像画像を一定周期で取得する。画像処理部11bは、画像取得部11aが取得した撮像画像を、所定の切り出し範囲に応じて切り出して、表示用画像を生成する。画像処理部11bは、左右の第1カメラ5に対応して、左右の表示用画像をそれぞれ生成する。画像表示部11cは、画像処理部11bから表示用画像を受け取ると、この画像を一対の表示部12に表示する。この際、画像処理部11bは、右側の第1カメラ5から処理した表示用画像を、当該第1カメラ5に対応する表示部12に表示し、左側の第1カメラ5から処理した表示用画像を、当該第1カメラ5に対応する表示部12に表示する。
一対の表示部12は、例えば有機ELディスプレイ又は液晶ディスプレイ等である。各表示部12は、電子ミラー制御部11と接続されている。一対の表示部12は、例えば、車室内において、ウインドシールドの両側に位置する各フロントピラーの基端部に配置されている。右側の第1カメラ5に対応する表示部12は、右側のフロントピラーの基端部に配置され、左側の第1カメラ5に対応する表示部12は、左側のフロントピラーの基端部に配置されている。もっとも、一対の表示部12は、車室内の他の部位、例えばインストルメントパネルに設けられるものであってもよい。
本実施形態の特徴の一つとして、車両Cは、車両用周辺監視装置20を搭載している。車両用周辺監視装置20は、車両降車時の安全を支援する装置である。車両用周辺監視装置20は、第2カメラ6と、監視制御部21と、報知部24とを主体に構成されている。なお、この車両用周辺監視装置20は、第2カメラ6のみを用いるのではなく、電子ミラー装置10が備えるリアサイドドア3の第1カメラ5も利用する。
第2カメラ6は、第1カメラ5と組み合わされてステレオカメラを構成するカメラであり、第1カメラ5を基準とする所要の位置に配置されている。第2カメラ6は、左右の車体側面にそれぞれ設けられており、本実施形態では、フロントサイドドア2のアウトサイドハンドル4に搭載されている。個々の第2カメラ6は、第1カメラ5と同様、車両Cの後方視界、すなわち、車両Cの後方及び後側方を撮像する(第2撮像部)。具体的には、右側の第2カメラ6は、車両Cの後方及び右後側方を撮像し、左側の第2カメラ6は、車両Cの後方及び左後側方を撮像する。第2カメラ6としては、CMOS、CCDなどの撮像素子と、広角レンズとを用いたデジタルカメラが好適である。
監視制御部21は、画像取得部21aと、画像処理部21bと、制御部21cとで構成されている。監視制御部21は、車両右側の第1カメラ5及び第2カメラ6からなるステレオカメラと、車両左側の第1カメラ5及び第2カメラ6からなるステレオカメラとのそれぞれを対象に後述する処理を行う。ここで、図3は、ドア開閉領域Adへの対象物Oの進入予測を説明する図である。
画像取得部21aは、ステレオカメラをなす第1カメラ5及び第2カメラ6に接続されており、第1カメラ5及び第2カメラ6から撮像画像を一定周期で取得する。
画像処理部21bは、第1カメラ5及び第2カメラ6から取得した撮像画像を処理するものである。画像処理部21bは、距離検出部21b1と、進路予測部21b2と、進入予測部21b3とで構成されている。
距離検出部21b1は、ステレオ画像処理を用いて、対象物Oまでの距離を検出するものである。ステレオ画像処理は、2つのカメラで同一計測点を撮像した際に2つの撮像画像に生じる視差(位置の違い)を用いて計測点までの距離を求める、ステレオカメラの原理を利用した処理である。距離検出部21b1は、第1カメラ5及び第2カメラ6により取得された一対の撮像画像に基づいて、ステレオ画像処理を行う。このステレオ画像処理を通じて、対象物Oの検出及び車両Cから対象物Oまでの距離が検出される。
進路予測部21b2は、距離検出部21b1により検出される対象物Oまでの距離の推移に基づいて、対象物Oの進路を予測する。
進入予測部21b3は、進路予測部21b2により予測された対象物Oの進路と、車両Cの側方に設定されるドア開閉領域Adとに基づいて、対象物Oがドア開閉領域Adに進入するか否かを予測する。ここで、ドア開閉領域Adは、車両Cのサイドドア2,3が開閉する可動範囲を規定したものであり、車両Cが備えるフロントサイドドア2及びリアサイドドア3に対応してそれぞれ設定されている。
制御部21cは、車両用周辺監視装置20を制御するものである。具体的には、制御部21cは、進入予測部21b3によりドア開閉領域Adへの対象物Oの進入が予測された場合に、所定の制御を行う。本実施形態において、制御部21cが行う所定の制御は、報知部24を用いた報知制御や、ドアロック装置30を用いたロック制御である。
報知部24は、所定の情報を乗員に報知するものである。報知部24としては、インストルメントパネルに配設されたナビゲーション用のディスプレイ7、スピードメータなどが配設されたメータ装置における警報ランプ8、或いは、スピーカ9を用いることができる。
車両Cには、CAN(Controller Area Network)が設けられている。電子ミラー装置10及び車両用周辺監視装置20はCANに接続され、相互に通信可能に構成されている。また、車両用周辺監視装置20は、CANを介して、車両Cに搭載された各種センサや各種制御システムと通信することができる。
具体的には、車両用周辺監視装置20は、CANを通じて、インサイドハンドル32に設けられた静電容量センサ33の検出信号や、アクチュエータ34を制御するドアロック制御部35と通信することができる。また、車両用周辺監視装置20は、CANを通じて、シフトポジション信号を取得することができる。
図3は、本実施形態に係る車両用周辺監視装置20の動作を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、車両Cのイグニッションスイッチのオンをトリガーとして実行される。
まず、ステップ1(S1)において、制御部21cは、シフトポジション信号に基づいて、現在のシフトポジションがパーキング(P)であるか否かを判断する。シフトポジションがパーキングである場合には、ステップ1で肯定判定され、ステップ2に進む。一方、シフトポジションがパーキングではない場合には、ステップ1で否定判定され、後述するステップ10(S10)に進む。
ステップ2において、制御部21cは、第2カメラ6を起動するとともに、電子ミラー装置10を通じて第1カメラ5を起動する。なお、第1カメラ5及び第2カメラ6が既に起動している場合には、本ステップ2をスキップすることができる。
ステップ3(S3)において、画像取得部21aは、第1カメラ5及び第2カメラ6から撮像画像をそれぞれ取得する。これにより、第1カメラ5から取得した撮像画像及び第2カメラ6から取得した撮像画像を含む、一対の撮像画像が取得される。
ステップ4(S4)において、距離検出部21b1は、一対の撮像画像に基づいてステレオ画像処理を実施する。ステレオ画像処理は、一方の撮像画像と他方の撮像画像とを比較して、同じ被写体が撮像されている各画像中の位置の差、すなわち視差を算出する。三角測量の原理により、算出された視差に基づいて撮像画像に写し出された被写体までの距離が算出される。そして、算出された被写体までの距離に基づいて、周囲の景色と、人物、二輪車又は自動車などの対象物Oとが切り分けられ、対象物Oが検出される。この対象物Oには、当該対象物Oまでの距離(ステレオカメラを基準とする実空間上の位置)が対応付けられている。これにより、対象物O及び当該対象物Oまでの距離が検出される。
ステップ5(S5)において、進路予測部21b2は、対象物Oの進路を予測する。上述した距離検出部21b1では、画像取得部21aによる撮像画像の取得周期と対応して、対象物Oまでの距離が時系列的に算出される。そこで、進路予測部21b2は、距離検出部21b1により検出された対象物Oまでの距離の推移に基づいて、対象物Oの進路を予測する。例えば、進路予測部21b2は、現在の対象物Oについての相対速度及び移動方向を演算し、所定時間後における対象物Oの到達位置Po及びその到達位置Poに至るまでの移動軌跡Toを進路として予測する(図3参照)。
ステップ6(S6)において、進入予測部21b3は、進路予測部21b2により予測された対象物Oの進路と、車両Cの側方に設定されるドア開閉領域Adとに基づいて、対象物Oがドア開閉領域Adに進入するか否かを予測する。具体的には、進入予測部21b3は、予測された対象物Oの進路、すなわち、到達位置Po又は移動軌跡Toが、ドア開閉領域Adのいずれかに含まれる場合には、対象物Oがドア開閉領域Adに進入すると予測する。一方、予測した到達位置Po又は移動軌跡Toが、ドア開閉領域Adのいずれにも含まれない場合には、対象物Oがドア開閉領域Adに進入しないと予測する。
ステップ7(S7)において、制御部21cは、ドア開閉領域Adへの対象物Oの進入の有無を判断する。対象物Oの進入がある場合には、ステップ7で肯定判定され、ステップ8(S8)に進む。一方、対象物Oの進入がない場合には、ステップ7で否定判定され、ステップ1に戻る。
ステップ8において、制御部21cは、静電容量センサ33の検出信号を参照し、インサイドハンドル32に対する人体の接触を検知したか否かを判断する。インサイドハンドル32に対する人体の接触が検知された場合には、ステップ8で肯定判定され、ステップ9(S9)に進む。一方、インサイドハンドル32への人体の接触が検知されない場合には、ステップ8で否定判定され、ステップ1に戻る。
ステップ9において、制御部21cは、以下に示す2つの制御のうち、一方又は両方を実行し、本ルーチンを終了する(RETURN)。
(1)報知制御
制御部21cは、報知部24を制御して、乗員への報知を行う。この報知は、サイドドア2,3の可動範囲に対象物Oが進入することを注意喚起するものである。報知の方法としては、ディスプレイ7又は警報ランプ8を利用した異常状態の表示、或いは、スピーカ9を利用した音声出力又は警報音出力などが挙げられる。
また、制御部21cは、第1カメラ5又は第2カメラ6から取得した撮像画像をディスプレイ7に表示してもよい。この際、制御部21cは、進入が予測された対象物Oが強調表示されるように、画像処理を行った上で、撮像画像をディスプレイ7に表示してもよい。
(2)ロック制御
制御部21cは、ドアロック制御部35を介してドアロック装置30を制御して、当該ドアロック装置30をロック状態へと設定する。このロック状態においては、インサイドハンドル32によるラッチ31の解除操作が禁止される。これにより、サイドドア2,3の開放が規制される。
ステップ10(S10)において、制御部21cは、第2カメラ6を停止させ、本ルーチンを抜ける(RETURN)。なお、第2カメラ6が起動されていない場合には、本ステップをスキップすることができる。
このように本実施形態において、車両用周辺監視装置20は、車両Cの後方及び後側方を撮像する第1カメラ5を備える車両Cに搭載されるものであり、(1)第1カメラ5から出力される撮像画像に基づいて、車両Cの後方及び後側方に存在する対象物Oまでの距離を検出する距離検出部21b1と、(2)距離検出部21b1により検出された対象物Oまでの距離の推移に基づいて、対象物Oの進路を予測する進路予測部21b2と、(3)進路予測部21b2により予測された対象物Oの進路と、車両Cの側方に設定されて当該車両Cのサイドドア2,3が開閉する可動範囲を規定したドア開閉領域Adとに基づいて、対象物Oがドア開閉領域Adに進入するか否かを予測する進入予測部21b3と、を有している。
この構成によれば、第1カメラ5が撮像した撮像画像を利用することで、車両Cの後方又は後側方に存在する対象物Oまでの距離を検出することができる。そして、この距離から対象物Oの進路を予測することができる。これにより、サイドドア2,3の可動範囲に対象物Oが進入することを予測することができるので、車両降車時の安全を支援することができる。
特に、車両Cの後方から現れる対象物Oは、乗員の死角に入りやすく、また、二輪車などは接近するスピードも速いため、乗員が気付かないまま不意に現れることもある。そこで、後方を含む範囲をカバーする電子ミラー装置10の第1カメラ5を利用することで、より注意を払うべき後方の対象物Oを適切に検出することができる。これにより、車両降車時の安全を効果的に支援することができる。
また、本実施形態において、車両用周辺監視装置20は、第1カメラ5と組み合わされてステレオカメラを構成する第2カメラ6をさらに有しており、距離検出部21b1は、第1カメラ5及び第2カメラ6からそれぞれ出力される撮像画像に基づいて、車両Cの後方及び後側方に存在する対象物Oまでの位置を検出している。この場合、第1カメラ5は、車両Cのリアサイドドア3のアウトサイドハンドル4に取り付けられ、第2カメラ6は、車両Cのリアサイドドア3のアウトサイドハンドル4に取り付けられている。
この構成によれば、車両Cに搭載されている電子ミラー装置10の第1カメラ5を流用することで、第2カメラ6を備えるのみでステレオカメラを構築することができる。これにより、各カメラ5,6から出力される一対の撮像画像から、対象物Oまでの距離を適切に検出することができる。
また、この構成によれば、第1カメラ5を共用することで、車両用周辺監視装置20を安価に構築することができる。また、電子ミラー装置10によれば、車両Cの走行時に第1カメラ5から出力される撮像画像を利用するものであるが、車両用周辺監視装置20は、乗員の降車が可能な車両Cの停車時において第1カメラ5から出力される撮像画像を利用するものである。そのため、走行時と停車時とで第1カメラ5を異なる機能で利用することができ、第1カメラ5及びその撮像画像を有効に活用することができる。
なお、本実施形態では、第1カメラ5とともに、第2カメラ6を利用して対象物Oまでの距離を検出するものである。しかしながら、対象物Oまでの距離の検出方法については、第1カメラ5の撮像画像を利用するものであれば、第2カメラ6以外にも、レーザレーダ又はミリ波レーダ等のレーダを併用するものであってもよい。
また、本実施形態によれば、第1カメラ5及び第2カメラ6は、車両Cのサイドドア2,3の外側に配設されるアウトサイドハンドル4に取り付けられている。この構成によれば、車体側面にアウターミラーが無いような車両Cであっても、後方視界を得ることができる場所にカメラ5を配置することができる。これにより、後方及び後側方から接近する対象物Oを適切に検出することができる。
また、本実施形態によれば、電子ミラー装置10の第1カメラ5が、リアサイドドア3のアウトサイドハンドル4に取り付けられている。これにより、電子ミラー装置10においても利用される第1カメラ5を、車体の映り込みが少ない状態で設置することができる。
なお、本実施形態では、第1カメラ5及び第2カメラ6をアウトサイドハンドル4に取り付けたが、後方視界を得ることができ、かつステレオカメラを構成することができるのであれば、どのような場所に配置してもよい。例えば、第1カメラ5をアウトサイドハンドル4に配置し、第2カメラ6を第1カメラ5の上下方向における任意の車体位置に配置するといった如くである。
また、本実施形態において、車両用周辺監視装置20は、進入予測部21b3によりドア開閉領域Adへの対象物Oの進入が予測された場合に、所定の制御を行う制御部21cをさらに有している。
この場合、制御部21cは、ドア開閉領域Adへの対象物Oの進入が予測された場合に、報知部24を制御して、乗員への報知を行うことができる。
この構成によれば、サイドドア2,3の可動範囲への対象物Oの進入が予測されていることを、乗員に注意喚起することができる。その結果、乗員が対象物Oに気付かないままサイドドア2,3を開放してしまうといった事態を抑制することができる。
また、制御部21cは、ドア開閉領域Adへの対象物Oの進入が予測された場合に、ドアロック装置30を制御して、インサイドハンドル32によるラッチ31の解除操作を禁止することができる。
この構成によれば、乗員がインサイドハンドル32を操作しても、サイドドア2,3の開放を規制することができる。これにより、サイドドア2,3の可動範囲へ対象物Oの進入が予測されている状況で、サイドドア2,3が開放されるといった事態を抑制することができる。
以上、本実施形態に係る車両用周辺監視装置20について説明したが、この車両用周辺監視装置20については種々の変形が可能である。
上述した実施形態では、ドア開閉領域Adへの対象物Oの進入が予測され、かつ、乗員がインサイドハンドル32へ接触したことを条件に、制御部21cが所定の制御を実行している。しかしながら、ドア開閉領域Adへの対象物Oの進入が予測されたことのみをもって、制御部21cによる所定の制御を実行してもよい。もっとも、乗員がインサイドハンドル32へ接触したことを条件に付加することで、乗員に降車する意思がないにも関わらず、制御部21cの制御が実行されてしまうという事態を抑制することができる。
また、上述した実施形態では、乗員によるサイドドア2,3の開放操作を判断するために、静電容量センサ33によりインサイドハンドル32への接触を判断している。しかしながら、開放操作の検出は、これに限定されるものではない。例えば、インサイドハンドル32の回動操作を検知する、或いは、サイドドア2,3がわずかに開いた状態を検知する開放操作検知部を備えるものであってもよい。
また、カメラ5,6をアウトサイドハンドル4に搭載する本実施形態では、制御部21cは、カメラ5,6からの撮像画像を利用して、サイドドア2,3が開いた状態を検知することもできる。すなわち、サイドドア2,3が開かれた場合には、アウトサイドハンドル4に配設されたカメラ5,6の画角もずれるため、撮像画像に映り込む車体の位置もずれることとなる。そこで、制御部21cは、この位置ずれを判断して、サイドドア2,3が開かれたことを検知してもよい。
また、本実施形態では、インサイドハンドル32によるラッチ31の解除操作を禁止することにより、サイドドア2,3が開放されることを無効化している。しかしながら、制御部21cは、閉状態のサイドドア2,3が開方向へと回動した瞬間に、サイドドア2,3の回動動作を規制する制御を行うものであってもよい。
上述した実施形態では、乗員が着座しているか否かに関わらず、全てのサイドドア2,3を対象に、ドア開閉領域Adへの対象物Oの進入を予測している。しかしながら、車両用周辺監視装置20は、乗員が着座するシート毎に、乗員の着座を検出する乗員検知部を備えていてもよい。この場合、進入予測部21b3は、乗員検出部により着座が検出されたシートと対応するサイドドア2,3に限定して、ドア開閉領域Adに対して対象物Oが進入するか否かを予測してもよい。
また、このような着座の判断を行わずとも、進入予測部21b3は、リアサイドドア3に限定して、ドア開閉領域Adに対して対象物Oが進入するか否かを予測してもよい。これは、車両用周辺監視装置20が、車両Cの後方から接近する対象物Oを前提としているからである。
また、進入予測部21b3は、対象物Oの移動速度に応じて、ドア開閉領域Adに対する対象物Oの進入予測感度を変更してもよい。例えば、対象物Oの移動速度が速い場合には、その移動速度が遅い場合と比較して、報知制御又はロック制御を早期に実行した方が好ましい。したがって、進入予測部21b3は、予測対象となる対象物Oの相対速度が速い場合には、進入予測感度を上げるといった如くである。進入予測感度を上げる方法としては、ドア開閉領域Adの外側に仮想的なドア開閉領域を追加的に設定したり、進路予測部21b2に対して到達位置Poへの設定時間を長くするように指示したりする、といった如くである。
また、撮像画像を用いた対象物Oの検出方法では、対象物Oの大きさを認識することができる。そこで、進入予測部21b3は、対象物Oの大きさに応じて、ドア開閉領域Adに対する対象物Oの進入予測感度を変更してもよい。例えば、対象物Oを二輪車、歩行者に分類し、二輪車に対しては歩行者よりも進入予測感度を上げるといった如くである。
また、本実施形態において、制御部21cは、ドア開閉領域Adへの対象物Oの進入が予測された場合に、報知制御及びロック制御のいずれか一方又は双方を行うものである。しかしながら、制御部21cが行う制御は、これ以外のものであってもよい。例えば、制御部21cは、車両Cに搭載される他の制御システム(外部機器)に対して、予測結果を送信してもよい。これにより、予測結果を受けた制御システムでは、当該システムが具備する報知手段を利用して報知を行ったり、当該システムを構成する機器を不作動にしたりする、といった処理を行うことができる。
以上、本実施形態に係る車両用周辺監視装置について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、その発明の範囲内において種々の変形が可能であることはいうまでもない。
例えば、本実施形態では、車両のドアとしてサイドドアを例示しているが、後方に開放されるバックドアであってもよい。
C 車両
2,3 サイドドア
4 アウトサイドハンドル
5 カメラ(第1カメラ)
6 カメラ(第2カメラ)
7 ディスプレイ
8 警報ランプ
9 スピーカ
10 電子ミラー装置
11 電子ミラー制御部
21 表示部
20 車両用周辺監視装置
21 監視制御部
21a 画像取得部
21b 画像処理部
21b1 距離検出部
21b2 進路予測部
21b3 進入予測部
21c 制御部
24 報知部
30 ドアロック装置
31 ラッチ
32 インサイドハンドル
33 静電容量センサ
34 アクチュエータ
35 ドアロック制御部
かかる課題を解決するために、本発明は、車両の後方及び後側方を撮像する撮像部を備える車両に搭載される車両用周辺監視装置を提供する。この車両用周辺監視装置は、撮像部により像された対象物の進路を予測する進路予測部と、進路予測部により予測された対象物の進路と、車両の側方に設定されて当該車両のドアが開閉する可動範囲を規定したドア開閉領域とに基づいて、対象物がドア開閉領域に進入するか否かを予測する進入予測部と、当該車両のドアの開放操作を検知する開放操作検知部と、進入予測部により対象物がドア開閉領域に進入すると予測され、且つ、開放操作検知部により開放操作が検知された場合に、当該車両のドアロック装置をロック状態に設定するロック制御を実行する制御部と、を有している。
かかる課題を解決するために、本発明は、車両の後方及び後側方を撮像する撮像部を備える車両に搭載される車両用周辺監視装置を提供する。この車両用周辺監視装置は、撮像部により撮像された対象物の実空間上の位置を検出する実空間上位置検出部と、実空間上位置検出部により検出された対象物の実空間上の位置に基づいて、対象物の進路を予測する進路予測部と、進路予測部により予測された対象物の進路と、車両の側方に設定されて当該車両のドアが開閉する可動範囲を規定したドア開閉領域とに基づいて、対象物がドア開閉領域に進入するか否かを予測する進入予測部と、当該車両のドアの開放操作を検知する開放操作検知部と、進入予測部により対象物がドア開閉領域に進入すると予測され、且つ、開放操作検知部により開放操作が検知された場合に、当該車両のドアロック装置をロック状態に設定するロック制御、及び、当該車両の報知部により乗員への報知を行う報知制御の何れか一方又は双方を実行する制御部と、を有している
かかる課題を解決するために、本発明は、車両のドアに設けられ車両の後方及び後側方を撮像する撮像部を備える車両に搭載される車両用周辺監視装置を提供する。この車両用周辺監視装置は、撮像部により撮像された対象物の相対速度及び移動方向を演算する演算部と、演算部により演算された対象物の相対速度及び移動方向に基づいて、対象物の進路を予測する進路予測部と、進路予測部により予測された対象物の進路と、車両の側方に設定されて当該車両のドアが開閉する可動範囲を規定したドア開閉領域とに基づいて、対象物がドア開閉領域に進入するか否かを予測する進入予測部と、当該車両のドアの開放操作を検知する開放操作検知部と、進入予測部により対象物がドア開閉領域に進入すると予測され、且つ、開放操作検知部により開放操作が検知された場合に、当該車両のドアロック装置をロック状態に設定するロック制御、及び、当該車両の報知部により乗員への報知を行う報知制御の何れか一方又は双方を実行する制御部と、を有している
かかる課題を解決するために、本発明は、車両のドアに設けられ車両の後方及び後側方を撮像する撮像部を備える車両に搭載される車両用周辺監視装置を提供する。この車両用周辺監視装置は、撮像部により撮像された対象物の進路を予測する進路予測部と、進路予測部により予測された対象物の進路と、車両の側方に設定されて当該車両のドアが開閉する可動範囲を規定したドア開閉領域とに基づいて、対象物がドア開閉領域に進入するか否かを予測する進入予測部と、当該車両のドアが開いた状態を検知する開放検知部と、進入予測部により対象物がドア開閉領域に進入すると予測され、且つ、開放検知部により当該車両のドアが開いた状態が検知された場合に、当該車両のドアの回動動作を規制する制御を実行する制御部と、を有している
発明において、開放検知部は、撮像部により撮像された撮像画像の位置ずれに基づいて当該車両のドアが開いた状態を検知することが好ましい
第1カメラ5は、左右の車体側面にそれぞれ設けられており、本実施形態では、フロントサイドドアのアウトサイドハンドル4に搭載されている。個々の第1カメラ5は、車両Cの後方視界、すなわち、車両Cの後方及び後側方を撮像する(第1撮像部)。具体的には、右側の第1カメラ5は、車両Cの後方及び右後側方を撮像し、左側の第1カメラ5は、車両Cの後方及び左後側方を撮像する。第1カメラ5としては、CMOS、CCDなどの撮像素子と、広角レンズとを用いたデジタルカメラが好適である。
本実施形態の特徴の一つとして、車両Cは、車両用周辺監視装置20を搭載している。車両用周辺監視装置20は、車両降車時の安全を支援する装置である。車両用周辺監視装置20は、第2カメラ6と、監視制御部21と、報知部24とを主体に構成されている。なお、この車両用周辺監視装置20は、第2カメラ6のみを用いるのではなく、電子ミラー装置10が備えるフロントサイドドアの第1カメラ5も利用する。
第2カメラ6は、第1カメラ5と組み合わされてステレオカメラを構成するカメラであり、第1カメラ5を基準とする所要の位置に配置されている。第2カメラ6は、左右の車体側面にそれぞれ設けられており、本実施形態では、リアサイドドアのアウトサイドハンドル4に搭載されている。個々の第2カメラ6は、第1カメラ5と同様、車両Cの後方視界、すなわち、車両Cの後方及び後側方を撮像する(第2撮像部)。具体的には、右側の第2カメラ6は、車両Cの後方及び右後側方を撮像し、左側の第2カメラ6は、車両Cの後方及び左後側方を撮像する。第2カメラ6としては、CMOS、CCDなどの撮像素子と、広角レンズとを用いたデジタルカメラが好適である。
また、本実施形態において、車両用周辺監視装置20は、第1カメラ5と組み合わされてステレオカメラを構成する第2カメラ6をさらに有しており、距離検出部21b1は、第1カメラ5及び第2カメラ6からそれぞれ出力される撮像画像に基づいて、車両Cの後方及び後側方に存在する対象物Oまでの位置を検出している。この場合、第1カメラ5は、車両Cのフロントサイドドアのアウトサイドハンドル4に取り付けられ、第2カメラ6は、車両Cのリアサイドドア3のアウトサイドハンドル4に取り付けられている。
また、本実施形態によれば、電子ミラー装置10の第1カメラ5が、フロントサイドドアのアウトサイドハンドル4に取り付けられている。これにより、電子ミラー装置10においても利用される第1カメラ5を、車体の映り込みが少ない状態で設置することができる。

Claims (5)

  1. 車両の後方及び後側方を撮像する第1撮像部を備える車両に搭載される車両用周辺監視装置において、
    前記第1撮像部から出力される撮像画像に基づいて、車両の後方及び後側方に存在する対象物までの距離を検出する距離検出部と、
    前記距離検出部により検出された前記対象物までの距離の推移に基づいて、前記対象物の進路を予測する進路予測部と、
    前記進路予測部により予測された前記対象物の進路と、車両の側方に設定されて当該車両のドアが開閉する可動範囲を規定したドア開閉領域とに基づいて、前記対象物が前記ドア開閉領域に進入するか否かを予測する進入予測部と、
    を有することを特徴とする車両用周辺監視装置。
  2. 前記第1撮像部と組み合わされてステレオカメラを構成する第2撮像部をさらに有し、
    前記距離検出部は、前記第1撮像部及び前記第2撮像部からそれぞれ出力された撮像画像に基づいてステレオ画像処理を行うことで前記対象物まで距離を検出することを特徴とする請求項1に記載された車両用周辺監視装置。
  3. 前記第1撮像部は、車両のリアサイドドアのアウトサイドハンドルに取り付けられ、
    前記第2撮像部は、車両のフロントサイドドアのアウトサイドハンドルに取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載された車両用周辺監視装置。
  4. 前記進入予測部により前記ドア開閉領域への前記対象物の進入が予測された場合に、所定の制御を行う制御部をさらに有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載された車両用周辺監視装置。
  5. 前記ドアは、
    車体に対して係止するラッチを備えたドアロック装置と、
    前記ドアの車室側に配置され、前記ドアロック装置のラッチを解除操作するインサイドハンドルと、を備え、
    前記制御部は、前記ドアロック装置を制御して、前記インサイドハンドルによるラッチの解除操作を禁止することを特徴とする請求項4に記載された車両用周辺監視装置。
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