JP2005310486A - ハーネス製造方法及びハーネス - Google Patents

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Kei Okada
圭 岡田
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Abstract

【課題】コストを低減したハーネス製造方法及びハーネスを提供すること。
【解決手段】ハーネス製造方法は、複数の電線の束からなるハーネスの本線から一部の電線を分岐させてハーネスの分岐部を形成する分岐工程と、分岐工程後、本線と分岐させた線との間に形成される2ヶ所の股部に、中心線の入った透明テープをたすき掛けに巻き付ける巻付工程とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、分岐するハーネス及びハーネスの製造方法に関する。
従来、フォークによりワイヤーハーネスを固定し、この固定箇所からワイヤーハーネスを分岐させる工程、を備えたワイヤーハーネス製造方法が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
また、上記フォークには、ワイヤーハーネス分岐中心設定用の基準棒が配置されている。この基準棒の位置をワイヤーハーネスの分岐部の基準位置とし、ワイヤーハーネスに取付けられるクランプ及びコネクタまでの寸法が測定され、ワイヤーハーネスの寸法管理が行われている。
特開2002−304923号公報
しかしながら、上記従来のワイヤーハーネス製造方法においては、ワイヤーハーネスを固定するフォークに分岐中心設定用の基準棒を新たに配置する必要がある。それにより、作業工数が増加し、コストの増加を招く。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、コストを低減したハーネス製造方法及びハーネスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、複数の電線の束からなるハーネスの本線から一部の電線を分岐させてハーネスの分岐部を形成する分岐工程と、上記分岐工程後、上記本線と上記分岐させた線との間に形成される2ヶ所の股部に、中心線の入った透明テープをたすき掛けに巻き付ける巻付工程とを含む、ことを特徴とするハーネス製造方法である。
この一態様によれば、上記ハーネスの分岐部には、上記中心線の入った透明テープがたすき掛けで巻きつけられる。この中心線の交点を基準としてハーネス各部までの寸法を測定することにより、簡易にハーネスの寸法管理を行うことができる。これにより、作業工数を削減でき、ハーネス製造のコストを低減することができる。
また、この一態様において、上記巻付工程後、たすき掛けに巻き付けられることにより形成される上記透明テープの中心線の交差点を基準として、次のハーネス分岐部の位置を決定する工程を更に含む、のが好ましい。
さらに、この一態様において、上記巻付工程後、たすき掛けに巻き付けられることにより形成される上記透明テープの中心線の交差点を基準として、上記ハーネスへの付属部品の取付位置を決定する工程を更に含む、のが好ましい。
なお、この一態様において、上記付属部品とは、例えばコネクタ又はクランプである。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、複数の電線の束から一部の電線が分岐し、上記電線の束と上記分岐させた線との間に形成される2ヶ所の股部に、中心線の入った透明テープがたすき掛けに巻き付けられ、上記透明テープの中心線が交差する交差点を有する、ことを特徴とするハーネスである。
本発明によれば、コストを低減したハーネスの製造方法及びハーネスを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。なお、ハーネスの基本概念等は当業者には既知であるため、詳細な説明は省略する。
図1は、本発明の一実施例に係るハーネスを示す図である。図2はハーネスの分岐部を示す図であり、図1のA部分の部分拡大図である。
本実施例に係るハーネス製造方法において、フォーク10によりワイヤーハーネス等のハーネス2を固定し、この位置において複数の電線の束からなるハーネス(以下、「本線」と称す)4から一部のハーネス(以下、「分岐線」と称す)6を分岐させる(分岐工程)。
次に、本線4と分岐線6との間に形成された二箇所の股部4a、4bに、中心線8aの入ったビニールテープ等の透明テープ8をたすき掛けに巻き付ける(巻付工程)。
透明テープ8が二箇所の股部4a、4bに、たすき掛けに巻き付けられ、透明テープ8と透明テープ8が交差する。この透明テープ8が交差することにより形成される、透明テープ8の中心線8aと透明テープ8の中心線8aとの交差点8bを、ハーネス2の寸法測定の基準点8bとする(図2)。
また、本線4と分岐線6との間に形成された股部4a、4bにおいて、透明テープ8は複数回巻き付けられ、透明テープ8の中心線8aが最も多く交わった点8bをハーネス2の分岐部5の基準点8bとしてよい。これにより、より正確に分岐部5の基準点8bを決定することができる。
次に、分岐部5の基準点8bからハーネス2への付属部品の取付位置等8b’、12、14までの寸法B、C、Dを測定し、寸法管理を行う。
例えば、一方の分岐部5の基準点8bと次に分岐させる分岐部5の基準点8b’との間の寸法がBとなるように、次に分岐させる分岐部5の位置を決定する。
また、分岐部5の基準点8bとコネクタ12との間の寸法がCとなるようにコネクタ12の取付位置を決定する。さらに、分岐部5の基準点8bとクランプ14との間の寸法がDとなるようにクランプ14の取付位置を決定する。
以上のように、分岐部5の基準点8b、8b’を規定し、寸法測定を行うことから、寸法測定の値を均一化することができ、ハーネス2の仕上がり精度を向上させることができる。
さらに、ハーネス2の分岐部5に中心線8aを有する透明テープ8を巻き付けることにより、上記分岐部分5の基準点8b、8b’を決定することから、簡易且つ低コストでハーネス2の寸法管理を行うことができる。すなわち、コストを低減したハーネス製造方法及びハーネスを提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
本発明の一実施例に係るハーネスを示す図である。 本発明の一実施例に係るハーネスの分岐部を示す図である。
符号の説明
2 ハーネス
4 本線
6 分岐線
8 透明テープ
8a 中心線
8b 基準点(交差点)
8b’ 基準点(交差点)

Claims (4)

  1. 複数の電線の束からなるハーネスの本線から一部の電線を分岐させてハーネスの分岐部を形成する分岐工程と、
    前記分岐工程後、前記本線と前記分岐させた線との間に形成される2ヶ所の股部に、中心線の入った透明テープをたすき掛けに巻き付ける巻付工程とを含む、ことを特徴とするハーネス製造方法。
  2. 請求項1記載のハーネス製造方法であって、
    前記巻付工程後、たすき掛けに巻き付けられることにより形成される前記透明テープの中心線の交差点を基準として、次のハーネス分岐部の位置を決定する工程を更に含む、ことを特徴とするハーネス製造方法。
  3. 請求項1又は2記載のハーネス製造方法であって、
    前記巻付工程後、たすき掛けに巻き付けられることにより形成される前記透明テープの中心線の交差点を基準として、前記ハーネスへの付属部品の取付位置を決定する工程を更に含む、ことを特徴とするハーネス製造方法。
  4. 複数の電線の束から一部の電線が分岐し、前記電線の束と前記分岐させた線との間に形成される2ヶ所の股部に、中心線の入った透明テープがたすき掛けに巻き付けられ、前記透明テープの中心線が交差する交差点を有する、ことを特徴とするハーネス。
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