JPH1118229A - 組電線ユニットシートタイプの製造方法 - Google Patents

組電線ユニットシートタイプの製造方法

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JPH1118229A
JPH1118229A JP9172223A JP17222397A JPH1118229A JP H1118229 A JPH1118229 A JP H1118229A JP 9172223 A JP9172223 A JP 9172223A JP 17222397 A JP17222397 A JP 17222397A JP H1118229 A JPH1118229 A JP H1118229A
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JP
Japan
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sheet
cables
cable
projection
electric wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP9172223A
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English (en)
Inventor
Takao Inoue
恭男 井上
Takahiko Kato
貴彦 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Yazaki Corp
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルの検尺作業を不要とするとともに、
生産効率の向上及びコスト低減を図る。 【解決手段】 本発明の組電線ユニットシートタイプの
製造方法においては、設計情報に基づく配線の長さ及び
経路を投影装置10によって実物大寸法で可撓性シート
12上に投影した後、投影された投影線13、14に合
わせて可撓性シート12上にケーブルを布設するととも
に、ユニット本体の配置及びモールド成形を行い、ケー
ブル及びユニット本体の結線を行う。また、ケーブルを
可撓性シート12上に接するように設ける水平配線部分
17と、ケーブルを可撓性シート12上から立ち上げ又
は立ち下げるように設ける垂直配線部分18と、使用ケ
ーブルの種類別の区別を投影線13、14の表示を投影
装置10によって変えることで行っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビル及び住宅等の
屋内配線に用いられる組電線ユニットシートタイプの製
造方法に関し、詳しくはケーブルの検尺作業を不要とす
るための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビルや住宅等の屋内配線に用いら
れる組電線ユニットは、配線用ケーブルを屋内負荷の位
置に応じた寸法に切断した後、各ケーブルの検尺作業を
行い、モールド成形されたユニット本体に結線すること
で製造されていた。このケーブルの検尺作業は、縮小表
示されている図面上の数値に従って切断された各ケーブ
ルを再度作業者が実尺で確認することで行われる。すな
わち、2人の作業者が縮小表示されている図面上の数値
に基づいてメジャー等を用いてケーブルの寸法を測り、
このケーブルを所定の寸法に切断するか、又は作業者が
自動検尺装置を用いてケーブルの寸法を測り、該ケーブ
ルを自動切断機を用いて所定寸法に切断している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の組電線
ユニットシートタイプの製造方法では、上述したいずれ
かの過程を経ても作業者による各ケーブルの検尺作業が
必要であり、多大の労力及び時間を要するとともに、人
為的ミスの発生する可能性が有り、生産効率の低下及び
コストアップを招くという問題があった。
【0004】本発明の目的は、ケーブルの検尺作業を不
要とすることができ、作業の人為的ミスを最小限に抑え
ることで信頼性の向上を図ることができるとともに、生
産効率の向上及びコスト低減を図ることができる組電線
ユニットシートタイプの製造方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる上記課題
は、設計情報に基づく配線の長さ及び経路を投影手段に
よって実物大寸法でシート上に投影した後、投影された
投影像に合わせて前記シート上にケーブルを布設すると
ともに、ユニット本体の配置及びモールド成形を行い、
前記ケーブル及び前記ユニット本体の結線を行うことを
特徴とする組電線ユニットシートタイプの製造方法によ
って解決することができる。
【0006】また、前記ケーブルを前記シート上に接す
るように設ける水平配線部分と、前記ケーブルを前記シ
ート上から立ち上げ又は立ち下げるように設ける垂直配
線部分の区別を前記投影手段による前記シート上の前記
投影像の表示を変えることによって行うことが好まし
い。また、前記ケーブルの種類が、前記投影手段による
前記シート上の前記投影像の表示を種類別に変えること
で区別されることが好ましい。
【0007】本発明に係る上記構成の組電線ユニットシ
ートタイプの製造方法においては、設計情報に基づく配
線の長さ及び経路を投影手段によって実物大寸法でシー
ト上に投影させる。この時、投影手段によるシート上の
投影像の表示を変えることで、シート上に接するように
設ける水平配線部分と、シート上から立ち上げ又は立ち
下げるように設ける垂直配線部分を区別して表示させ、
しかもケーブルの種類も、投影像の表示を変えることで
種類別に表示される。そして、この投影された投影像に
合わせてシート上にケーブルを布設し、ユニット本体の
配置及びモールド成形を行ってケーブル及びユニット本
体の結線を行う。したがって、ケーブルの検尺作業を不
要とすることができるとともに、使用ケーブルの誤選択
を防止することができるので、組電線ユニットの信頼性
の向上、生産効率の向上及びコスト低減を図ることがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の組電線ユニットシ
ートタイプの製造方法の一実施の形態例を図1乃至図3
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の組電線ユニ
ットシートタイプの製造方法の一実施の形態例を示す投
影装置の概略斜視図、図2は図1における投影装置によ
って配線の長さ及び経路が可撓性シート上に投影された
状態を示す概略斜視図、図3は図2における投影された
投影線に合わせて可撓性シート上にケーブルを布設して
ユニット本体の配置及びモールド成形を行った状態を示
す概略斜視図である。
【0009】図1に示すように、最初に図示しない設計
図の情報に基づく配線の長さ及び経路を投影装置10に
端末機11を介して読み込ませる。次に、図2に示すよ
うに、読み込ませた配線の長さ及び経路を投影装置10
によって実物大寸法で可撓性シート12上に投影する。
更に、図3に示すように、投影された投影線13、14
に合わせて、可撓性シート12上にケーブル15a〜1
5cをそれぞれ布設するとともに、ユニット本体16の
配置及びモールド成形を行い、各ケーブル15a〜15
c及びユニット本体16の結線を行う。
【0010】図2に示したようにケーブルを可撓性シー
ト12上に接するように設ける水平配線部分17と、ケ
ーブルを可撓性シート12上から立ち上げ又は立ち下げ
るように設ける垂直配線部分18とは、投影装置10に
よる可撓性シート12上の投影線13、14の表示を変
えることによって区別する。すなわち、本実施の形態例
では図中のように水平配線部分17を実線表示13とす
るとともに、垂直配線部分18を破線表示14してい
る。
【0011】また、ケーブルの種類も、投影装置10に
よる可撓性シート12上の投影線13、14の表示を種
類別に変えることによって区別する。すなわち、本実施
の形態例では図中のように、水平配線部分17の実線表
示13上にバー表示19(本実施の形態例では3種類で
あり、1本バーは電源用の大電流用電線15a、2本バ
ーは中電流用電線15b、3本バーは小電流用電線15
cを示す。)を施すことで、例えば使用電線の電線径を
種類別に表示している。なお、その他の表示形態として
は、投影像の色彩を変えたりすることも可能である。
【0012】上述したように本実施の形態例の組電線ユ
ニットシートタイプの製造方法によれば、設計情報に基
づく配線の長さ及び経路を投影装置10によって実物大
寸法で可撓性シート12上に投影した後、投影された投
影線13、14に合わせて可撓性シート12上にケーブ
ル15a〜15cをそれぞれ布設するとともに、ユニッ
ト本体16の配置及びモールド成形を行い、各ケーブル
15a〜15c及びユニット本体16の結線を行う。し
たがって、ケーブル15a〜15cの検尺作業、すなわ
ち縮小表示されている図面上の数値に基づいて切断され
たケーブル15a〜15cを再度作業者が実尺で確認す
る作業を不要とすることができ、現実の大きさに合わせ
て寸法等の確認を行いつつ作業することができる。
【0013】これにより、作業の人為的ミスを最小限に
抑えることができるとともに、労力及び時間の有効利用
を図って、生産効率の向上及びコスト低減を図ることが
できる。また、投影装置10による実大実尺の投影線1
3、14に基づいて製造作業を行うため、製造作業工程
での設計図及び指示書等のペーパーレス化を図ることが
できる。
【0014】例えば、検尺作業を経たケーブル15a〜
15cをモールド成形されるユニット本体16に、それ
ぞれ丸めた状態で結線した後、可撓性シート12上に固
定する手順とすると、一度丸めた各ケーブル15a〜1
5cを可撓性シート12上に固定する段階で再び拡げる
手間がかかることとなり、非効率的である。しかし、本
実施の形態例の製造方法によれば、一度丸めた各ケーブ
ル15a〜15cを可撓性シート12上に固定する段階
で再び拡げる手間が不要であり、極めて効率良く作業を
行うことができる。
【0015】また、例えば、与えられた間取りの大きさ
をもとにケーブル15a〜15cの寸法及び位置を求め
る場合、座標の認識及び幾何計算が難しく、処理が困難
であるが、本実施形態の製造方法によれば、CAD上で
も平面の長さを計算する必要がない。
【0016】更に、ケーブル15a〜15cの水平配線
部分17と垂直配線部分18の区別を投影装置10によ
る可撓性シート12上の投影線13、14の表示を変え
ることで、ケーブル15a〜15cの垂直配線部分18
についても、メジャー等を用いることなく、投影線1
3、14に沿わせるだけで作業を行うことができる。ま
た、ケーブル15a〜15cの種類も、投影装置10に
よる可撓性シート12上の投影線13、14の表示を種
類別に変えることで、使用ケーブルの誤選択を防止する
ことができる。
【0017】また、可撓性シート12へのケーブル15
a〜15cの取付方向が、投影線13、14通りに決ま
るので、ケーブル15a〜15cを所要の寸法に切断し
てから可撓性シート12にセットするまでの時間を短縮
することができ、ケーブル15a〜15cの種類及び長
さを識別するためのマーキング等も不要である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明の組電線ユニ
ットシートタイプの製造方法によれば、設計情報に基づ
く配線の長さ及び経路を投影手段によって実物大寸法で
シート上に投影した後、投影された投影像に合わせてシ
ート上にケーブルを布設するとともに、ユニット本体の
配置及びモールド成形を行い、ケーブル及びユニット本
体の結線を行う。したがって、ケーブルの検尺作業を不
要とすることができ、作業の人為的ミスを最小限に抑え
ることができるとともに、生産効率の向上及びコスト低
減を図ることができる。
【0019】また、ケーブルをシート上に接するように
設ける水平配線部分と、ケーブルをシート上から立ち上
げ又は立ち下げるように設ける垂直配線部分の区別を投
影手段によるシート上の投影像の表示を変えることによ
って行う。したがって、ケーブルの検尺作業を不要とす
ることができるとともに、ケーブルの垂直配線部分につ
いても、メジャー等を用いることなく投影手段による投
影像に沿わせるだけで作業を行うことができる。よっ
て、作業の人為的ミスを最小限に抑えることができると
ともに、生産効率の向上及びコスト低減を一層図ること
ができる。
【0020】また、ケーブルの種類が、投影手段による
シート上の投影像の表示を種類別に変えることで区別さ
れる。したがって、使用ケーブルの誤選択を防止するこ
とができるので、組電線ユニットの信頼性の向上及び生
産効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の組電線ユニットシートタイプの製造方
法の一実施の形態例を示す投影装置の概略斜視図であ
る。
【図2】図1における投影装置による配線の長さ及び経
路が可撓性シート上に投影された状態を示す概略斜視図
である。
【図3】図2における投影線に合わせて可撓性シート上
にケーブルを布設してユニット本体の配置及びモールド
成形を行った状態を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
10 投影装置(投影手段) 12 可撓性シート(シート) 13、14 投影線(投影像) 15a〜15c ケーブル 16 ユニット本体 17 ケーブルの水平配線部分 18 ケーブルの垂直配線部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設計情報に基づく配線の長さ及び経路を
    投影手段によって実物大寸法でシート上に投影した後、
    投影された投影像に合わせて前記シート上にケーブルを
    布設するとともに、ユニット本体の配置及びモールド成
    形を行い、前記ケーブル及び前記ユニット本体の結線を
    行うことを特徴とする組電線ユニットシートタイプの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 前記ケーブルを前記シート上に接するよ
    うに設ける水平配線部分と、前記ケーブルを前記シート
    上から立ち上げ又は立ち下げるように設ける垂直配線部
    分の区別を前記投影手段による前記シート上の前記投影
    像の表示を変えることによって行うことを特徴とする請
    求項1記載の組電線ユニットシートタイプの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ケーブルの種類が、前記投影手段に
    よる前記シート上の前記投影像の表示を種類別に変える
    ことで区別されることを特徴とする請求項1又は2記載
    の組電線ユニットシートタイプの製造方法。
JP9172223A 1997-06-27 1997-06-27 組電線ユニットシートタイプの製造方法 Pending JPH1118229A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109003474A (zh) * 2018-09-27 2018-12-14 成都柴可夫电器设备有限公司 一种基于成像显示技术进行预布线的辅助系统
CN109300621A (zh) * 2018-09-27 2019-02-01 成都柴可夫电器设备有限公司 一种采用光电成像实现布线及检测的方法
KR20210087598A (ko) * 2020-01-02 2021-07-13 주식회사 경신 와이어의 배선장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109003474A (zh) * 2018-09-27 2018-12-14 成都柴可夫电器设备有限公司 一种基于成像显示技术进行预布线的辅助系统
CN109300621A (zh) * 2018-09-27 2019-02-01 成都柴可夫电器设备有限公司 一种采用光电成像实现布线及检测的方法
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