JP2005310309A - 光ディスク記録再生装置のレーザダイオード保護回路 - Google Patents

光ディスク記録再生装置のレーザダイオード保護回路 Download PDF

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Abstract

【課題】 光学式ピックアップによりディスクに信号を記録することが出来る光ディスク記録再生装置のレーザダイオード保護回路を提供する。
【解決手段】 レーザダイオードLDから照射されるレーザ光のレベルをモニターするモニター用ダイオードMDが組み込まれた光学式ピックアップのレーザダイオード保護回路であり、モニター用ダイオードMDから得られるモニター信号を利用してレーザダイオードLDの発光出力を自動的に制御する自動出力調整回路が組み込まれているとともにレーザダイオードLDに異なるレベルの駆動信号を供給するレーザ駆動回路15と、該レーザ駆動回路15から出力される駆動信号を選択してレーザダイオードLDに供給する選択回路とより成り、前記レーザ駆動回路15の出力端子と選択回路との間に駆動信号のレベルを抑えるリミッタ回路を接続する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光学式ピックアップより照射されるレーザー光によってディスクに信号を記録するように構成された光ディスク記録再生装置のレーザダイオード保護回路に関する。
光学式ピックアップを用いてディスクに記録されている信号の読み出し動作を行う光ディスク再生装置が普及しているが、再生機能に加えて光学式ピックアップより照射されるレーザ光によってディスクに信号を記録することが出来るように構成された光ディスク記録再生装置が商品化されている。
斯かる光ディスク記録再生装置に使用される光学式ピックアップは、レーザ光を照射するレーザダイオードに再生動作及び記録動作に必要な駆動電流が供給されるように構成されている。斯かるレーザダイオードに供給される駆動電流は、再生動作時と比較して記録動作時の方が大きくなるとともに正確な記録動作を行うためにはレーザ出力を正確に保持する必要がある。
レーザダイオードから照射されるレーザ光のレベルをモニターするモニター用ダイオードを設け、該モニター用ダイオードから得られるモニター信号を利用することによってレーザ光のレベルを所望のレベルに自動的に調整する所謂APC回路と呼ばれる自動出力調整回路が光ディスク記録再生装置に組み込まれている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−42362号公報
自動出力調整回路は、レーザダイオードから照射されるレーザ光を直接受光する位置にモニター用ダイオードを設け、該モニター用ダイオードから得られるモニター信号を利用してレーザダイオードの発光出力を自動的に調整するように構成されている。
光学式ピックアップの中には、1/4波長板と呼ばれる部材を設けることによってディスクの信号面から反射されるレーザ光、即ち戻り光と呼ばれるレーザ光を遮断するように構成された偏向光学系を採用したものとコストダウンのために1/4波長板を削除した無偏向光学系を採用したものとがある。
無偏向光学系を採用した光学式ピックアップでは、ディスク面から反射される戻り光がモニター用ダイオードに照射される等の理由によりレーザダイオードの自動出力調整回路の制御動作に悪影響を与え、極端な場合にはレーザダイオードが破壊されるという問題がある。
本発明は、斯かる問題を解決することが出来る光ディスク記録再生装置のレーザダイオード保護回路を提供しようとするものである。
本発明は、レーザダイオードから照射されるレーザ光のレベルをモニターするモニター用ダイオードが組み込まれた光学式ピックアップを使用してディスクへの信号の記録動作を行うように構成された光ディスク記録再生装置のレーザダイオード保護回路であり、モニター用ダイオードから得られるモニター信号を利用してレーザダイオードの発光出力を
自動的に制御する自動出力調整回路が組み込まれているとともにレーザダイオードに異なるレベルの駆動信号を供給するレーザ駆動回路と、該レーザ駆動回路から出力される駆動信号を選択してレーザダイオードに供給する選択回路とより成り、前記レーザ駆動回路の出力端子と選択回路との間に駆動信号のレベルを抑えるリミッタ回路を接続する。
本発明は、モニター用ダイオードから得られるモニター信号を利用してレーザダイオードの発光出力を自動的に制御する自動出力調整回路が組み込まれているとともにレーザダイオードに異なるレベルの駆動信号を供給するレーザ駆動回路と、該レーザ駆動回路から出力される駆動信号を選択してレーザダイオードに供給する選択回路とより成り、前記レーザ駆動回路の出力端子と選択回路との間に駆動信号のレベルを抑えるリミッタ回路を接続したので、レーザダイオードに過大な電流が流れることはなく、該レーザダイオードの破壊を防止することが出来る。
また、本発明は、リミッタ回路をシャントレギュレータにて構成したので、構成が簡単になるとともに保護動作を行うレベルの設定を容易に行うことが出来る。
本発明は、レーザダイオードに供給される駆動電流の出力を制限することによってレーザダイオードの保護を行うように構成されている。
図1は本発明の光ディスク記録再生装置の一実施例を示す回路図、図2は本発明の動作を説明するための波形図である。
まず、図2に示す波形図を利用してレーザダイオードLDに供給される駆動電流の波形について説明する。図2(A)は、再生動作時レーザダイオードLDに供給される駆動電流の波形を示すものであり、一定の出力レベル、即ち再生用レベルVPの信号となるように設定されている。
図2(B)は、一度しか記録動作を行うことが出来ないディスク、即ち追記型ディスクへの記録動作を行う場合にレーザダイオードLDに供給される駆動電流の波形を示すものであり、再生用レベルVP1と記録用レベルVR1の2値にて構成されるパルス信号となるように設定されている。
図2(C)は、繰り返し記録動作を行うことが出来るディスク、即ち書替え型ディスクへの記録動作を行う場合にレーザダイオードLDに供給される駆動電流の波形を示すものであり、再生用レベルVP2、消去用レベルVE及び記録用レベルVR2の3値にて構成されるパルス信号となるように設定されている。
図1において、1は光学式ピックアップ部であり、レーザダイオードLD、該レーザダイオードLDから照射されるレーザ光を受光するモニター用ダイオードMDが組み込まれている。2は前記光学式ピックアップ部1に設けられている電流増幅器であり、前記レーザダイオードLDに駆動電流を供給するように接続されている。
3は光学式ピックアップ部1に設けられている第1信号入力端子であり、第1入力抵抗4及び第1電子スイッチ5を介して前記電流増幅器2に接続されている。6は光学式ピックアップ部1に設けられている第2信号入力端子であり、第2入力抵抗7及び第2電子スイッチ8を介して前記電流増幅器2に接続されている。9は光学式ピックアップ部1に設けられている第3信号入力端子であり、第3入力抵抗10及び第3電子スイッチ11を介
して前記電流増幅器2に接続されている。
12は記録信号が入力される記録信号入力端子、13は前記記録信号入力端子12から入力される記録信号をエンコード処理するエンコーダ回路であり、記録信号をディスクに記録される信号の規格に合わせて、例えばディスクがCDと呼ばれるディスクの場合にはEFM変調する作用を成すものである。斯かるエンコード処理は光ディスク記録再生装置では一般的に行われるものであり、その詳細な説明は省略する。
14は前記エンコーダ回路13から出力される記録信号に基づいてレーザ出力を切り換えるレーザ出力切換制御回路であり、前記光学式ピックアップ部1に組み込まれている第1電子スイッチ5、第2電子スイッチ8及び第3電子スイッチ11の開閉動作を制御するように構成されている。
15はレーザ駆動回路であり、第1調整用抵抗16を介して前記光学式ピックアップ部1に設けられている第1信号入力端子3に接続されている第1信号出力端子17、第2調整用抵抗18を介して前記光学式ピックアップ部1に設けられている第2信号入力端子6に接続されている第2信号出力端子19及び第3調整用抵抗20を介して前記光学式ピックアップ部1に設けられている第3信号入力端子9に接続されている第3信号出力端子21が設けられている。
22は前記レーザ出力切換回路14及びレーザ駆動回路15等の動作を制御する制御回路であり、マイクロコンピュータにて構成されている。23は前記レーザ駆動回路15に組み込まれている再生用自動出力調整回路、24は前記レーザ駆動回路15に組み込まれている記録用自動出力調整回路である。
25は再生動作時動作状態になる再生用サンプリング回路であり、前記モニター用ダイオードMDから得られるモニター信号を前記レーザ出力切換制御回路14から出力されるサンプリング用信号に基づいてサンプリングし、そのサンプリングされた信号を前記レーザ駆動回路15に入力させるように構成されている。26は記録動作時動作状態になる記録用サンプリング回路であり、前記モニター用ダイオードMDから得られるモニター信号を前記レーザ出力切換制御回路14から出力されるサンプリング用信号に基づいてサンプリングし、そのサンプリングされた信号を前記レーザ駆動回路15に入力させるように構成されている。
27は前記レーザ駆動回路15の第1信号出力端子17と接地間に設けられている第1リミッタ回路であり、シャントレギュレータにて構成されている。28は前記レーザ駆動回路15の第2信号出力端子19と接地間に設けられている第2リミッタ回路であり、シャントレギュレータにて構成されている。29は前記レーザ駆動回路15の第3信号出力端子21と接地間に設けられている第3リミッタ回路であり、シャントレギュレータにて構成されている。
斯かる回路構成において、レーザ駆動回路15に設けられている第1信号出力端子17には、再生動作を行う場合再生用レベルVPが出力され、追記型ディスクへの記録動作を行う場合再生用レベルVP1が出力され、書替え型ディスクへの記録動作を行う場合再生用レベルVP2の信号が出力されるように構成されている。また、レーザ駆動回路15に設けられている第2信号出力端子19には、追記型ディスクへの記録動作を行う場合記録用レベルVR1が出力され、書替え型ディスクへの記録動作を行う場合消去用レベルVEの信号が出力されるように構成されている。そして、レーザ駆動回路15に設けられている第3信号出力端子21には、書替え型ディスクへの記録動作を行う場合に記録用レベルVR2の信号が出力されるように構成されている。
また、斯かる回路構成において、再生用サンプリング回路25によるサンプリング動作は、光ディスク記録再生装置が再生動作状態にあるときに行われるが、そのサンプリング動作は前もって設定されているタイミングでレーザ出力切換制御回路14から出力されるサンプリング用信号に基づいて行われるように構成されている。
そして、記録用サンプリング回路26によるサンプリング動作は、レーザ出力切換制御回路14から出力されるサンプリング用信号に基づいて行われるが、追記型ディスクへの記録動作を行う場合と書替え型ディスクへの記録動作を行う場合とはサンプリングを行う対象が相違する。即ち、追記型ディスクへの信号の記録動作を行う場合には、図2(B)に示す波形のパルス信号をレーザダイオードLDに供給することによって記録動作が行われるが、記録波形において記録用レベルVR1の信号が出力されている期間にレーザ出力切換制御回路14がサンプリング用信号を出力し、書替え型ディスクへの信号の記録動作を行う場合には、図2(C)に示す波形のパルス信号をレーザダイオードLDに供給することによって記録動作が行われるが、記録波形において消去用レベルVEの信号が出力されている期間にレーザ出力切換制御回路14がサンプリング用信号を出力するように構成されている。書替え型ディスクの場合に行うサンプリング動作を消去用レベルVEの信号が出力されている期間に設定する理由は、図2(C)に示すようにマルチパルス波形の信号の場合には記録用レベルVR2が出力されている期間が短いのでサンプリング動作を正確に行うことが困難であるからである。
前述したように再生用サンプリング回路25のサンプリング動作、記録用サンプリング回路26の追記型ディスク使用時及び書替え型ディスク使用時のサンプリング動作は行われるが、次にレーザ駆動回路15に設けられている第1信号出力端子17、第2信号出力端子19及び第3信号出力端子21に出力される信号の生成動作について説明する。
再生動作状態では、第1信号出力端子17に図2(A)に示す再生用レベルVPが出力されるが、この再生用レベルVPは制御回路22によって前もって設定されるレベルになるようにされている。そして、レーザダイオードLDから照射されるレーザ光を受光するべく設けられているモニター用ダイオードMDから得られるモニター信号は、レーザ出力切換制御回路14から出力されるサンプリング用信号に基づいて行われる再生用サンプリング回路25のサンプリング動作によってレーザ駆動回路15に設けられている再生用自動出力調整回路23に入力される。その結果、前記再生用自動出力調整回路23によるレーザ出力の自動調整動作、即ちレーザダイオードLDから照射されるレーザ光のレベルが再生動作を正確行うために適した出力になるように第1信号出力端子17から出力される信号のレベルを調整する動作が行われる。
次に追記型ディスクへの記録動作を行う場合について説明する。斯かる場合には、図2(B)に示す波形の信号がレーザダイオードLDに供給されるが、レーザ駆動回路15に設けられている第1信号出力端子17には、再生用レベルVP1が出力され、第2信号出力端子19には記録用レベルVR1が出力される。そして、レーザダイオードLDから照射されるレーザ光を受光するべく設けられているモニター用ダイオードMDから得られるモニター信号は、レーザ出力切換制御回路14から出力されるサンプリング用信号に基づいて行われる記録用サンプリング回路26のサンプリング動作によってレーザ駆動回路15に設けられている記録用自動出力調整回路24に入力される。その結果、前記記録用自動出力調整回路24によるレーザ出力の自動調整動作、即ちレーザダイオードLDから照射されるレーザ光の記録用レベルが記録動作を正確行うために適した出力になるように第2信号出力端子19から出力される信号のレベルを調整する動作が行われる。そして、斯かる場合において第1信号出力端子17から出力される再生用レベルVP1は、記録用レベルVR1に基づいて設定される。斯かる記録用レベルVR1に基づく再生用レベルVP1
の設定動作は、前もって設定されている関係式によって行われるが、斯かる演算処理動作は制御回路22によって行われる。
次に書替え型ディスクへの記録動作を行う場合について説明する。斯かる場合には、図2(C)に示す波形の信号がレーザダイオードLDに供給されるが、レーザ駆動回路15に設けられている第1信号出力端子17には、再生用レベルVP2が出力され、第2信号出力端子19には消去用レベルVEが出力され、第3信号出力端子21には記録用レベルVR2が出力される。そして、レーザダイオードLDから照射されるレーザ光を受光するべく設けられているモニター用ダイオードMDから得られるモニター信号は、レーザ出力切換制御回路14から出力されるサンプリング用信号に基づいて行われる記録用サンプリング回路26のサンプリング動作によってレーザ駆動回路15に設けられている記録用自動出力調整回路24に入力される。この場合におけるサンプリング動作は、消去用レベルVEに対して行われるので、前記記録用自動出力調整回路24によるレーザ出力の自動調整動作、即ちレーザダイオードLDから照射されるレーザ光の消去用レベルVEが記録動作を正確行うために適した出力になるように第2信号出力端子19から出力される信号のレベルを調整する動作が行われる。そして、斯かる場合において第1信号出力端子17から出力される再生用レベルVP2及び第3信号出力端子21に出力される記録用レベルVR2は、消去用レベルVEに基づいて設定される。斯かる消去用レベルVEに基づく再生用レベルVP2及び記録用レベルVR2の設定動作は、前もって設定されている関係式によって行われるが、斯かる演算処理動作は制御回路22によって行われる。
以上に説明したようにレーザ駆動回路15に設けられている第1信号出力端子17、第2信号出力端子19及び第3信号出力端子21における各動作状態に対応した信号の出力動作は行われるが、次にレーザ出力切換制御回路14による第1電子スイッチ5、第2電子スイッチ8及び第3電子スイッチ11の切換制御動作について説明する。
先ずディスクに記録されている信号を読み取る再生動作について説明する。再生動作状態では、図2(A)に示す波形の駆動信号を電流増幅器2からレーザダイオードLDに供給することによって光学式ピックアップによる信号の読み取り動作が行われる。即ち、再生動作状態では、レーザ出力切換制御回路14から出力される制御信号によって第1電子スイッチ5のみ閉成された状態になる。
従って、斯かる状態では、レーザ駆動回路15の第1信号出力端子17に出力される再生用レベルVPの信号が第1調整用抵抗16を介して光学式ピックアップ部1に設けられている第1信号入力端子3に印加される。前記第1信号入力端子3に入力された再生用レベルVPの信号は、第1入力抵抗4及び第1電子スイッチ5を介して電流増幅器2に入力されるとともに該電流増幅器2により電流増幅されてレーザダイオードLDに供給されることになる。
このようにしてレーザダイオードLDにレーザ駆動回路15から出力される再生用レベルVPに基づく駆動電流が供給される結果、ディスクに記録されている信号を読み取るために適したレーザ光がレーザダイオードLDから照射されることになる。斯かる状態にあるとき、モニター用ダイオードMDから得られるモニター信号が再生用サンプリング回路25によるサンプリング動作によってサンプリングされた後レーザ駆動回路15に設けられている再生用自動出力調整回路23に入力されて出力調整動作が自動的に行われるので、レーザダイオードLDの発光出力を信号の読み取り動作に適したレベルに保持することが出来る。
再生動作時におけるレーザダイオードLDの駆動動作は前述したように行われるが、次に記録動作について説明する。追記型ディスクへの記録動作を行う場合には、図2(B)に
示す波形の駆動信号をレーザダイオードLDに供給する動作が行われる。
前述したように斯かる追記型ディスクへの記録動作を行う場合には、レーザ駆動回路15に設けられている第1信号出力端子17に再生用レベルVP1の信号が出力され、第2信号出力端子19には記録用レベルVR1の信号が出力された状態にある。斯かる状態において、記録信号が記録信号入力端子12を介してエンコーダ回路13に入力されると、該エンコーダ回路13によるエンコード処理動作が行われ、エンコード処理された信号がレーザ出力切換制御回路14に入力される。
記録信号をエンコード処理した信号がレーザ出力切換制御回路14に入力されると、その入力された信号に対応して第1電子スイッチ5及び第2電子スイッチ8の開閉動作が行われる。即ち、ディスクへの記録動作を行う期間は第2電子スイッチ8が閉成され、記録動作を行わない再生期間は第1電子スイッチ5が閉成されることになる。
第2電子スイッチ8が閉成されている期間は、レーザ駆動回路15の第2信号出力端子19に出力される記録用レベルVR1の信号が第2調整用抵抗18を介して光学式ピックアップ部1に設けられている第2信号入力端子6に印加される。前記第2信号入力端子6に入力された記録用レベルVR1の信号は、第2入力抵抗7及び第2電子スイッチ8を介して電流増幅器2に入力されるとともに該電流増幅器2により電流増幅されてレーザダイオードLDに供給されることになる。
また、第1電子スイッチ5が閉成されている期間は、レーザ駆動回路15の第1信号出力端子17に出力される再生用レベルVP1の信号が第1調整用抵抗16を介して光学式ピックアップ部1に設けられている第1信号入力端子3に印加される。前記第1信号入力端子3に入力された再生用レベルVP1の信号は、第1入力抵抗4及び第1電子スイッチ5を介して電流増幅器2に入力されるとともに該電流増幅器2により電流増幅されてレーザダイオードLDに供給されることになる。
前述した第1電子スイッチ5及び第2電子スイッチ8の開閉動作がエンコード処理された信号に基づいて行われる結果、図2(B)に示す波形の駆動信号がレーザダイオードLDに供給される。斯かる駆動信号がレーザダイオードLDに供給されると、そのレベルに応じたレーザ光をレーザダイオードLDが照射するので信号のディスクへの記録動作を行うことが出来る。
そして、斯かる記録動作が行われているとき、モニター用ダイオードMDから得られるモニター信号から記録レベルのレーザ光が照射されている期間の信号が記録用サンプリング回路26によるサンプリング動作によってサンプリングされた後レーザ駆動回路15に設けられている記録用自動出力調整回路24に入力されて出力調整動作が自動的に行われるので、レーザダイオードLDの発光出力を信号の記録動作に適した記録レベル及び再生レベルに保持することが出来る。
以上に説明したように追記型ディスクへの記録動作を行う場合のレーザダイオードLDの駆動動作は行われるが、次に書替え型ディスクへの記録動作を行う場合について説明する。
書替え型ディスクへの記録動作を行う場合には、図2(C)に示す波形の駆動信号をレーザダイオードLDに供給する動作が行われる。前述したように斯かる書替え型ディスクへの記録動作を行う場合には、レーザ駆動回路15に設けられている第1信号出力端子17に再生用レベルVP2の信号が出力され、第2信号出力端子19には消去用レベルVEの信号が出力され、第3信号出力端子21には記録用レベルVR2の信号が出力された状態
にある。斯かる状態において、記録信号が記録信号入力端子12を介してエンコーダ回路13に入力されると、該エンコーダ回路13によるエンコード処理動作が行われ、エンコード処理された信号がレーザ出力切換制御回路14に入力される。
記録信号をエンコード処理した信号がレーザ出力切換制御回路14に入力されると、その入力された信号に対応して第1電子スイッチ5、第2電子スイッチ8及び第3電子スイッチ11の開閉動作が行われる。即ち、ディスクへの記録動作を行う期間は第2電子スイッチ8及び第1電子スイッチ5の開閉動作が繰り返し行われ、記録動作を行わない期間、即ち消去期間は第2電子スイッチ8が閉成されることになる。
第2電子スイッチ8が閉成されている期間は、レーザ駆動回路15の第2信号出力端子19に出力される消去用レベルVEの信号が第2調整用抵抗18を介して光学式ピックアップ部1に設けられている第2信号入力端子6に印加される。前記第2信号入力端子6に入力された消去用レベルVEの信号は、第2入力抵抗7及び第2電子スイッチ8を介して電流増幅器2に入力されるとともに該電流増幅器2により電流増幅されてレーザダイオードLDに供給されることになる。
また、第1電子スイッチ5が閉成されている期間は、レーザ駆動回路15の第1信号出力端子17に出力される再生用レベルVP2の信号が第1調整用抵抗16を介して光学式ピックアップ部1に設けられている第1信号入力端子3に印加される。前記第1信号入力端子3に入力された再生用レベルVP2の信号は、第1入力抵抗4及び第1電子スイッチ5を介して電流増幅器2に入力されるとともに該電流増幅器2により電流増幅されてレーザダイオードLDに供給されることになる。
そして、第3電子スイッチ11が閉成されている期間は、レーザ駆動回路15の第3信号出力端子21に出力される記録用レベルVR2の信号が第3調整用抵抗20を介して光学式ピックアップ部1に設けられている第3信号入力端子9に印加される。前記第3信号入力端子9に入力された記録用レベルVR2の信号は、第3入力抵抗10及び第3電子スイッチ11を介して電流増幅器2に入力されるとともに該電流増幅器2により電流増幅されてレーザダイオードLDに供給されることになる。
前述した第1電子スイッチ5、第2電子スイッチ8及び第3電子スイッチ11の開閉動作がエンコード処理された信号に基づいて行われる結果、図3(C)に示す波形の駆動信号がレーザダイオードLDに供給される。斯かる駆動信号がレーザダイオードLDに供給されると、そのレベルに応じたレーザ光をレーザダイオードLDが照射するので信号のディスクへの記録動作を行うことが出来る。
そして、斯かる記録動作が行われているとき、モニター用ダイオードMDから得られるモニター信号から消去レベルのレーザ光が照射されている期間の信号が記録用サンプリング回路26によるサンプリング動作によってサンプリングされた後レーザ駆動回路15に設けられている記録用自動出力調整回路24に入力されて出力調整動作が自動的に行われるので、レーザダイオードLDの発光出力を信号の記録動作に適した記録レベル、再生レベル及び消去レベルに保持することが出来る。
以上に説明したようにディスクに記録されている信号の再生動作、追記型ディスク及び書替え型ディスクへの記録動作を行う場合のレーザダイオードLDの駆動動作は行われるが、モニター用ダイオードMDへの戻り光等のノイズによる悪影響が大きくなると、レーザ駆動回路15に組み込まれている再生用自動出力調整回路23や記録用自動出力調整回路24による自動調整動作が異常となり、第1信号出力端子17、第2信号出力端子19及び第3信号出力端子21に異常レベルの信号が出力される。
斯かる異常レベルの信号が第1信号出力端子17、第2信号出力端子19及び第3信号出力端子21に出力されると、各出力端子と接地間に接続されている第1リミッタ回路27、第2リミッタ回路28及び第3リミッタ回路29による信号レベルに対するリミッタ動作が行われる。その結果、過大なレベルの信号が光学式ピックアップ部1に設けられている第1信号入力端子3、第2信号入力端子6及び第3信号入力端子9に入力されることはなく、レーザダイオードLDに過大な電流が供給されることはない。従って、レーザダイオードLDが過大な電流によって破壊されることを防止することが出来る。
本実施例において、光学式ピックアップ部1に設けられている第1入力抵抗4、第2入力抵抗7及び第3入力抵抗10の各々に直列接続されている第1調整用抵抗16、第2調整用抵抗18及び第3調整用抵抗20の値を選択設定することによってリミッタ回路によって制限された電圧に基づいてレーザダイオードLDに供給される駆動電流値の最大値を破壊されない値に設定することが出来る。
尚、本実施例では、リミッタ回路27,28、29としてシャントレギュレータを使用したが他のリミッタ素子を使用することは勿論可能である。
本発明の光ディスク記録再生装置の一実施例を示す回路図である。 本発明の動作を説明するための波形図である。
符号の説明
1 光学式ピックアップ部
2 電流増幅器
5 第1電子スイッチ
8 第2電子スイッチ
11 第3電子スイッチ
13 エンコーダ回路
14 レーザ出力切換制御回路
15 レーザ駆動回路
22 制御回路
23 再生用自動出力調整回路
24 記録用自動出力調整回路
25 再生用サンプリング回路
26 記録用サンプリング回路
27 第1リミッタ回路
28 第2リミッタ回路
29 第3リミッタ回路
LD レーザダイオード
MD モニター用ダイオード

Claims (2)

  1. レーザダイオードから照射されるレーザ光のレベルをモニターするモニター用ダイオードが組み込まれた光学式ピックアップを使用してディスクへの信号の記録動作を行うように構成された光ディスク記録再生装置のレーザダイオード保護回路であり、モニター用ダイオードから得られるモニター信号を利用してレーザダイオードの発光出力を自動的に制御する自動出力調整回路が組み込まれているとともにレーザダイオードに異なるレベルの駆動信号を供給するレーザ駆動回路と、該レーザ駆動回路から出力される駆動信号を選択してレーザダイオードに供給する選択回路とより成り、前記レーザ駆動回路の出力端子と選択回路との間に駆動信号のレベルを抑えるリミッタ回路を接続したことを特徴とする光ディスク記録再生装置のレーザダイオード保護回路。
  2. リミッタ回路をシャントレギュレータにて構成したことを特徴とする請求項1に記載のレーザダイオード保護回路。
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