JP4162473B2 - 光ディスク記録装置 - Google Patents
光ディスク記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4162473B2 JP4162473B2 JP2002340906A JP2002340906A JP4162473B2 JP 4162473 B2 JP4162473 B2 JP 4162473B2 JP 2002340906 A JP2002340906 A JP 2002340906A JP 2002340906 A JP2002340906 A JP 2002340906A JP 4162473 B2 JP4162473 B2 JP 4162473B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- erase power
- power value
- monitor output
- erase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Head (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学ヘッドからレーザービームを出射してディスクに信号記録を行う光ディスク記録装置に関し、特に、マルチパルス波形によるオーバーライト方式のディスク記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ディスク記録装置としては、ディスクへの上書きによる書き換えが可能なオーバーライト方式が存在し、CD(Compact Disc)方式のCD−RW(ReWritable)ドライブが広く普及している。このようなオーバーライト方式の光ディスク記録装置は、光学ヘッドのレーザー光源をイレーズパワー値のイレーズパワー信号とピークパワー値及びボトムパワー値間で振幅させたパルス状信号とを合成した図2に示す如きマルチパルス波形のレーザー駆動信号で駆動し、この駆動に応じてレーザー光源からレーザービームを出射させてディスクに信号記録を行うようにしている。
【0003】
このようなマルチパルス波形のレーザー駆動信号によりディスクに記録を行う光ディスク装置においては、イレーズパワー値、ピークパワー値及びボトムパワー値を正確に制御してディスクに高品質な記録マークを記録することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−34987号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、マルチパルス波形のレーザー駆動信号によりディスク記録を行う光ディスク装置においては、ピークパワー値Ppに対するイレーズパワー値Peの比率(Pe/Pp)であるε値の調整が必要である。このε値はディスクに固有であると共に、記録速度によって決定される。
【0006】
CD−RWの場合、ε値は通常、ディスクの記録パワー調整領域(PCA)に段階的に変化する複数のレーザー出力により試し書きする前に決定され、ディスクごとにウォブル(wobble)のATIP(Absolute Time In Pre-groove)特別情報として記録されているので、この特別情報から推奨の値が抽出され、記録速度の兼ね合いで、ディスク記録に最適と思われる適切な値に設定される。因みにCD−RWの場合、ディスク固有のε値は0.20〜0.60である。
【0007】
ところで、ディスク記録を行うマルチパルス波形のレーザー駆動信号を形成するのに、イレーズパワー値を基にピークパワー値を設定してイレーズパワー信号からピークパワー信号を生成する構成の光ディスク装置が存在している。
【0008】
このような光ディスク装置においては、増幅器に入力するイレーズパワー信号の減衰量を調整して、あるいは増幅器の増幅率を調整してこの増幅器から出力されるピークパワー信号のピークパワー値をレベル調整する必要がある。
【0009】
CD−RWの場合、イレーズパワー値は4mW〜10mWと範囲を有している。その為、同一のε値に対してイレーズパワー値が変化された場合、この変化に伴ってピークパワー値を変化させる必要があり、ピークパワー値のレベル調整を行う必要がある。
【0010】
PCAでの試し書き時には、異なる値の各イレーズパワー値に対応したマルチパルス波形のレーザー駆動信号によって何回もディスクに記録を行うので、試し書きの試行回数分ピークパワー値をレベル調整する設定値の変更が必要となる。
【0011】
したがって、試し書きの試行回数分の各イレーズパワー値において、ピークパワー値をレベル調整する設定値を得るために試し書きの試行ごとに光学ヘッドのレーザー出力量を測定し、このレーザー出力量に基づいて所望のε値になるように各イレーズパワー値に対応するレベル調整する設定値を調整しておく必要があり、レベル調整する設定値のデータ量が増大すると共に、前記設定値を調整するのに時間がかかる問題があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、イレーズパワー値を基にアッテネータに設定される減衰率に応じてレベル調整してピークパワー値を設定し、ディスク記録に適用されるイレーズパワー値の範囲内の所定の少なくとも3点の各イレーズパワー値に対応する前記減衰率の各設定値をあらかじめ調整し、前記各イレーズパワー値と前記減衰率の各設定値との関係を基に決定される計算式によりDCモニター出力に対応させて前記減衰率の設定値を算出し、この算出された設定値によってピークパワー値を調整し、ピークパワー値に対するイレーズパワー値の比率であるε値を調整する。各イレーズパワー値に対応する前記減衰率の設定値があらかじめ調整される所定点以外は計算式により算出するようにしているので、ピークパワー値をレベル調整する前記減衰率の設定値を得るために試し書きの試行ごとに変化される各イレーズパワー値の全てに対して各イレーズパワー値に対応する前記減衰率の設定値を得ておく必要がない。
【0013】
【実施例】
図1は本発明に係る光ディスク記録装置の一実施例を示す回路ブロック図である。
【0014】
光学ヘッドの光源となるレーザーダイオード1はレーザードライバ2により駆動され、ディスク(図示せず)に対して記録及び再生を行うためのレーザービームを出射する。
【0015】
光学ヘッドにはレーザーダイオード1から出射されてディスクに導かれる光路途中で分離されるレーザービームを受光するフロントモニターダイオード3が備えられている。
【0016】
フロントモニターダイオード3は受光されるレーザービームの光量に応じて受光電流が流れ、この受光電流に応じたモニター出力がローパスフィルタ(LPF)4に供給され、このLPF4によりモニター出力が直流化(DC化)されてDCモニター出力となり、このDCモニター出力がCPU5に供給されてCPU5により測定される。
【0017】
レーザードライバ2にはディスク再生時においてリード/ボトムパワー信号発生回路6から発生されるリードパワー信号が供給され、ディスク記録時においてリード/ボトムパワー信号発生回路6から発生されるボトムパワー信号と、イレーズパワー信号発生回路7から発生されるイレーズパワー信号と、イレーズパワー信号発生回路7から発生されるイレーズパワー信号をアッテネータ8により減衰させた後に増幅器9により増幅して得られるピークパワー信号とが合成されて生成されるマルチパルス波形信号が供給される。
【0018】
ディスク記録時においてレーザードライバ2には前記マルチパルス波形信号が供給され、レーザードライバ2から発生されるマルチパルス波形のレーザー駆動信号は、図2に示すようにスペース記録を行うイレーズパワー信号の期間Eとピークパワー信号及びボトムパワー信号間で振幅されてマーク記録を行うパルス波形信号の期間Pとにより構成され、イレーズパワー信号、ピークパワー信号及びボトムパワー信号をそれぞれ選択的に供給させるスイッチ回路10,11,12は、スペース及びマークを記録する期間に応じたマルチパルス波形となるようにエンコーダ13によりディスク記録されるべくエンコードされたデータに対応して切り換えられる。尚、エンコーダ13にはパソコンやデジタルソース機器等の上位機器から送信されるメインデータが入力される。
【0019】
リード/ボトムパワー信号発生回路6には、スイッチ回路14の切り換えによりAPC(Automatic Power Control)回路15からのAPC出力とACC(Automatic Current Control)回路16からのACC出力とのいずれかが選択的に入力される。
【0020】
APC回路15には、フロントモニターダイオード3に受光されるレーザービームの光量に応じたモニター出力をサンプル・ホールド回路(S/H回路)17によりデコーダ(図示せず)によるデコード処理動作に関連付けられた適切なタイミングでサンプル・ホールドしたS/H電圧と、CPU5に記憶されるデータをデジタル・アナログ変換回路(D/A回路)18によりデジタル・アナログ変換した基準電圧とが印加され、APC回路15は、基準電圧に対する前記S/H電圧の差分電圧に対応してAPC出力を補正し、これによりフロントモニターダイオード3からのモニター出力をリードパワー値に対応する一定に制御するべくレーザーダイオード1の駆動を制御するAPC出力を発生する。
【0021】
ディスク再生時において、スイッチ回路14によりAPC回路15からのAPC出力が選択され、CPU5からD/A回路18に供給されるデータはレーザーダイオード1の駆動がディスク再生に適切なレーザー出力となるようにに設定されている。その為、リード/ボトムパワー信号発生回路6はレーザーダイオード1からのレーザー出力をディスク再生に適切な一定レベルに制御するべくレーザーダイオード1の駆動を制御するリードパワー信号を発生する。
【0022】
一方、ディスク記録時において、スイッチ回路14の切り換えによりACC回路16からのACC出力が選択される。
【0023】
ACC回路16にはCPU5に記憶されるデータをデジタル・アナログ変換回路(D/A回路)19によりデジタル・アナログ変換して発生されるACC電圧が印加され、ACC回路16はこのACC電圧を基に電流一定のACC信号を発生する。
【0024】
ACC回路16から発生されるACC信号は、ディスク記録に用いられるマルチパルス波形のボトムパワー値を設定するようになっており、その為、リード/ボトムパワー信号発生回路6はレーザーダイオード1からのレーザー出力をマルチパルス波形のボトムパワー値に適切な一定レベルに制御するべくレーザーダイオード1の駆動を制御するボトムパワー信号を発生する。
【0025】
イレーズパワー信号発生回路7にはAPC回路20からのAPC出力が入力され、イレーズパワー信号発生回路7はレーザーダイオード1からのレーザー出力をマルチパルス波形のイレーズパワー値に適切な一定レベルに制御するべくレーザーダイオード1の駆動を制御するイレーズパワー信号を発生する。
【0026】
APC回路20には、フロントモニターダイオード3に受光されるレーザービームの光量に応じたモニター出力をサンプル・ホールド回路(S/H回路)21によりイレーズパワー信号が発生されるタイミングでサンプル・ホールドしたS/H電圧と、CPU5に記憶されるデータをデジタル・アナログ変換回路(D/A回路)22によりデジタル・アナログ変換した基準電圧とが印加され、APC回路20は、基準電圧に対する前記S/H電圧の差分電圧に対応してAPC出力を補正し、これによりフロントモニターダイオード3からのモニター出力をイレーズパワー値に対応する一定に制御するべくレーザーダイオード1の駆動を制御するAPC出力を発生する。
【0027】
このように構成される光ディスク装置において、ピークパワー値Ppに対するイレーズパワー値Peの比率(Pe/Pp)であるε値の調整を行う場合について以下に説明する。
【0028】
光ディスク装置の生産工程の検査時に、レーザーダイオード1を駆動していないアースレベルの0mW時とレーザーダイオード1にイレーズパワー値のディスク記録に適用される範囲の中間の7mW時とのそれぞれでフロントモニタダイオード3に発生されるモニター出力をLPF4により直流化した各DCモニター出力を計測し、これらの各DCモニター出力をデータ化した各DCモニターデータをCPU5内のEEPROM(図示せず)に記憶させておく。
【0029】
レーザーダイオード1を駆動するレーザー駆動信号出力とDCモニター出力との関係は直線的な比例関係にあるので、あらかじめCPU5内に記憶された0mW及び7mWでの各DCモニターデータに基づいてイレーズパワー値の範囲における下限値及び上限値の4mW及び10mWでの各DCモニター出力を算出する。
【0030】
PCAにおける試し書きの前に、ディスクのウォブルのATIP特別情報を読み取りディスク固有のε値を抽出する。
【0031】
イレーズパワー値の範囲における下限値、中間値及び上限値の4mW、7mW及び10mWに対して抽出されたε値に対応する各目標DCモニター出力を算出する。
【0032】
記録ストラテジによって異なるが、実験に基づいて例えば数式1による演算で各目標DCモニター出力が算出される。
【0033】
【数式1】
【0034】
但し、xはε値を%に変換しており、yは目標DCモニター出力Omである。
【0035】
この場合、マルチパルス波形のレーザー駆動信号において、ε値は図3に示すとおり、ピークパワー値Ppに対するイレーズパワー値Peの比率(Pe/Pp)であるので、マルチパルス波形信号をLPF4により直流化したDCモニター出力Omは図4に示す如く、ε値に対して2次式の関係になり、イレーズパワー値(7mW時を実線で示す)が変わることにより図示の如くε値に対するDCモニター出力Omが上下に推移する。尚、図3において、イレーズパワー値が一定である場合の各ε値(0.2〜0.6)のパルス波形を示している。
【0036】
そして、実際にイレーズパワー値を下限値の4mW、中間値の7mW及び上限値の10mWにしてレーザーダイオード1を駆動し、各イレーズパワー値においてLPF4により出力されるDCモニター出力をCPU5内のアナログ・デジタル(A/D)変換器23によってデジタルのDCモニターデータに変換する。
【0037】
この場合、レーザーダイオード1から出射されるレーザービームをディスク上に合焦させないようにフォーカスサーボを外しておいてディスクに記録が行われないようにする。
【0038】
CPU5内のRAM24には各イレーズパワー値ごとに目標DCモニター出力に対応する目標DCモニターデータが記憶されており、デジタル変換されたDCモニターデータは対応するイレーズパワー値における前記目標DCモニターデータ出力とCPU5内の比較器25により比較される。
【0039】
これによりDCモニター出力が目標DCモニター出力に対して大きい値か小さい値かを判断し、この判断に応じてCPU5はアッテネータ8の減衰率を調整するべくこの減衰率を設定する設定信号を出力する。
【0040】
そして、比較器25による比較がDCモニター出力と目標DCモニター出力との値が一致されるまで繰り返され、アッテネータ8の減衰率はDCモニター出力と目標DCモニター出力とが一致された時点に調整される。このアッテネータ8の減衰率の調整は各イレーズパワー値ごとに行われ、調整が完了された減衰率に設定する設定信号のデータがCPU5内のRAM24に記憶される。
【0041】
すなわち、前記RAM24には、イレーズパワー値の下限値4mW、中間値7mW及び上限値10mWに対応する減衰率ATT(4)、ATT(7)及びATT(10)を設定する設定信号のデータがそれぞれ記憶される。
【0042】
このようにして所定の一定のε値におけるイレーズパワー値の下限値4mW、中間値7mW及び上限値10mWに対する適切なアッテネータ8の減衰率が調整される。この3点のイレーズパワー値に対して設定されるアッテネータ8の減衰率から前記3点以外のイレーズパワー値に対する適切なアッテネータ8の減衰率は算出される。
【0043】
イレーズパワー値に対して設定されるアッテネータ8の減衰率は、図5の一点鎖線に示す如く2次曲線となるが、図5の実線に示す如く、任意のイレーズパワー値Pe1が下限値4mW及び中間値7mWの範囲であるときにはそれら下限値4mW及び中間値7mWとを直線で結んだ1次の数式2の計算式により任意のイレーズパワー値Pe1に対応する減衰率y1を直線近似により算出し、イレーズパワー値Pe2が中間値7mW及び上限値10mWの範囲であるときにはそれら中間値7mW及び上限値10mWとを直線で結んだ1次の数式3の計算式により任意のイレーズパワー値Pe2に対応する減衰率y2を直線近似により算出する。
【0044】
【数式2】
【0045】
【数式3】
【0046】
このようにして一定のε値において、イレーズパワー値の範囲における下限値、中間値及び上限値の4mW、7mW及び10mWの3点に対するアッテネータ8の減衰率から任意のイレーズパワー値に対応するアッテネータ8の減衰率が直線近似により算出される。
【0047】
そして、所定のε値において、任意のイレーズパワー値に対応するアッテネータ8の減衰率が直線近似により算出される。
【0048】
すなわち、ディスクからε値が得られると共に、記録速度が設定され、ディスク記録に適合するε値が決定されたら、この決定されたε値における任意のイレーズパワー値に対応するアッテネータ8の減衰率が設定され、増幅器9から出力されるピークパワー信号が決定されたε値に対応したピークパワー値となる。
【0049】
したがって、決定されたε値に対応させて任意のイレーズパワー値におけるマルチパルス波形のレーザー駆動信号によりレーザーダイオード1を駆動してディスク記録を行うことが可能である。
【0050】
この場合、ε値が決定したら、アッテネータ8の減衰率を調整するのに、レーザーダイオード1をマルチパルス波形のレーザー駆動信号に応じて駆動してフロントモニターダイオード3からのモニター出力を直流化したDCモニター出力を判定する機会は、イレーズパワー値の範囲における下限値、中間値及び上限値の4mW、7mW及び10mWの3点であり、この3点以外のイレーズパワー値においては計算式により算出されるので、アッテネータ8の減衰率の調整作業の高速化が図れ、また、ε値調整に用いられるデータを記憶するデータ量が削減される。
【0052】
また、上述した実施例において、イレーズパワー値の範囲における中間値はイレーズパワー値の範囲における下限値及び上限値の4mW及び10mWの正確に中央の7mWとなっているが、正確に中央である必要はなく、6mWや8mWであっても良い。
【0053】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明は、ε値が決定したら、ディスク記録に適用されるイレーズパワー値の範囲内の所定の少なくとも3点でピークパワー値をアッテネータに設定される減衰率に応じて調整し、この調整した点以外のイレーズパワー値に対応する前記減衰率の設定値を計算式により算出することが出来、ε値調整に用いられるデータを記憶するデータ量を削減することが出来る。
【0054】
また、光学ヘッドのレーザー出力を監視して得られるモニター出力を直流化したDCモニター出力を判定する機会を、アッテネータの減衰率の調整作業の回数に伴って減少させることが出来、アッテネータの減衰率の調整作業の高速化が図れる。
【0055】
また、所定のε値において、任意のイレーズパワー値に対応するアッテネータの減衰率を直線近似により算出するようにしているので、前記減衰率を算出するのに簡単な計算式を採用することが出来、設計が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク記録装置の一実施例を示す回路ブロック図である。
【図2】光学ヘッドのレーザー光源を駆動するマルチパルス波形のレーザー駆動信号を示す波形図である。
【図3】ε値を説明する説明図である。
【図4】ε値とDCモニター出力との関係を示す図である。
【図5】イレーズパワー値に対して設定されるアッテネータ8の減衰率を示す図である。
【符号の説明】
1 レーザーダイオード
2 レーザードライバ
3 フロントモニターダイオード
4 ローパスフィルタ
5 CPU
6 リード/ボトムパワー信号発生回路
7 イレーズパワー信号発生回路
8 アッテネータ
9 増幅器
13 エンコーダ
15,20 APC回路
16 ACC回路
Claims (4)
- 光学ヘッドのレーザー光源をイレーズパワー値のイレーズパワー信号とピークパワー値及びボトムパワー値間で振幅させたパルス状信号とのマルチパルス波形のレーザー駆動信号により駆動し、この駆動に応じて光学ヘッドから出射されるレーザービームを用いてディスクに信号記録を行う光ディスク記録装置であって、前記イレーズパワー値を基にアッテネータに設定される減衰率に応じてレベル調整して前記ピークパワー値を設定し、ディスク記録に適用されるイレーズパワー値の範囲内の所定の少なくとも3点の各イレーズパワー値に対応する前記減衰率の各設定値をあらかじめ調整し、前記各イレーズパワー値と前記減衰率の各設定値との関係を基に決定される計算式によりDCモニター出力に対応させて前記減衰率の設定値を算出し、この算出された設定値によってピークパワー値を調整し、ピークパワー値に対するイレーズパワー値の比率であるε値を調整することを特徴とする光ディスク記録装置。
- イレーズパワー値の範囲内における上限値、下限値及び中間値の3点に対応する前記アッテネータの減衰率の各設定値をあらかじめ調整し、イレーズパワー値が前記下限値及び前記中間値の範囲であるときにはそれら下限値及び中間値とを直線で結んだ1次式の計算式により前記減衰率の設定値を算出し、イレーズパワー値が前記上限値及び前記中間値の範囲であるときにはそれら上限値及び中間値とを直線で結んだ1次式の計算式により前記減衰率の設定値を算出したことを特徴とする請求項1記載の光ディスク記録装置。
- 光学ヘッドのレーザー出力を監視して得られるモニター出力を直流化したDCモニター出力値によって対応するイレーズパワー値を判断することを特徴とする請求項1、あるいは請求項2記載の光ディスク記録装置。
- 前以って取得される2点の各イレーズパワー値に対応する各DCモニター出力値を基に、イレーズパワー値の範囲内における上限値及び下限値に対応する各DCモニター出力値を算出し、この算出された各DCモニター出力値及び前以って取得されるDCモニター出力値に基にディスク記録に適用される所定のε値に対応する目標DCモニター出力値を算出することを特徴とする請求項3記載の光ディスク記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002340906A JP4162473B2 (ja) | 2002-11-25 | 2002-11-25 | 光ディスク記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002340906A JP4162473B2 (ja) | 2002-11-25 | 2002-11-25 | 光ディスク記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004178641A JP2004178641A (ja) | 2004-06-24 |
JP4162473B2 true JP4162473B2 (ja) | 2008-10-08 |
Family
ID=32703415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002340906A Expired - Fee Related JP4162473B2 (ja) | 2002-11-25 | 2002-11-25 | 光ディスク記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4162473B2 (ja) |
-
2002
- 2002-11-25 JP JP2002340906A patent/JP4162473B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004178641A (ja) | 2004-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101162371B1 (ko) | 레이저 구동 방법 및 레이저 구동 장치 | |
US20050185546A1 (en) | Optical recording/ reproducing apparatus | |
US5712839A (en) | Laser light power control system having reflected light detector | |
JP4162473B2 (ja) | 光ディスク記録装置 | |
EP1359572A2 (en) | Information recording and reproducing apparatus and information recording method | |
KR100777919B1 (ko) | 레이저 펄스 제어 회로 | |
JP2004110915A (ja) | ライトパワー制御方法およびその装置 | |
JP4070529B2 (ja) | 情報記録装置及び方法、並びに波形データ生成装置及び方法 | |
US6754156B2 (en) | Recording apparatus for use with optical recording medium and method thereof | |
JPH09171631A (ja) | 光ディスク駆動装置のレーザパワー制御装置 | |
KR100892331B1 (ko) | 광 디스크 장치 및 기록 전력 제어 방법 | |
JP4231871B2 (ja) | 情報記録装置及び情報記録方法 | |
JP2004199839A (ja) | 光ディスク記録装置 | |
KR100585147B1 (ko) | 광 디스크 기록 장치 및 기록 방법 | |
JP2004326841A (ja) | 光ディスク記録装置 | |
JP3800534B2 (ja) | 情報記録装置 | |
JP4349969B2 (ja) | 光ディスク記録再生装置のレーザダイオード保護回路 | |
JP4470875B2 (ja) | 光ディスク記録装置 | |
EP1471513A2 (en) | Information recording apparatus and information recording method | |
JP2005032380A (ja) | 光ディスク記録再生装置のレーザー駆動パルス制御方法 | |
JP2004022068A (ja) | 光ディスク記録再生装置のレーザー出力制御回路 | |
JP2004327020A (ja) | レーザパワー制御方法およびレーザパワー制御装置 | |
JP2005071472A (ja) | 光ディスク記録再生装置のレーザー駆動信号制御方法 | |
KR20060124828A (ko) | 광파워 학습 시스템 | |
JP2005050451A (ja) | 光ディスク記録再生装置のレーザー駆動信号制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050802 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20051226 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080212 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080326 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080624 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080722 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |