JP2004326841A - 光ディスク記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】イレーズパワー値とε値に基づいてピークパワー値が設定される場合、イレーズパワー値を測定する必要があるが、記録ストラテジに対応するパルス波形の影響を受け、イレーズパワー値を正確に測定することが困難であった。
【解決手段】ディスクに記録される記録マークの記録品位を確保するべくピークパワー値に対するイレーズパワー値の比率であるε値を設定する際に、レーザードライバ2にピークパワー制御信号を供給しないでイレーズパワー制御信号及びボトムパワー制御信号を供給する状態にして光学ヘッドのレーザー光源1から出射されるレーザービームをモニタしたモニタ出力の振幅を測定し、この振幅の測定によりイレーズパワー値を検出し、このイレーズパワー値と決定されたε値からピークパワー値を算出し、このピークパワー値に対応してピークパワー信号発生回路10から発生されるピークパワー制御信号を設定する。
【選択図】 図1
【解決手段】ディスクに記録される記録マークの記録品位を確保するべくピークパワー値に対するイレーズパワー値の比率であるε値を設定する際に、レーザードライバ2にピークパワー制御信号を供給しないでイレーズパワー制御信号及びボトムパワー制御信号を供給する状態にして光学ヘッドのレーザー光源1から出射されるレーザービームをモニタしたモニタ出力の振幅を測定し、この振幅の測定によりイレーズパワー値を検出し、このイレーズパワー値と決定されたε値からピークパワー値を算出し、このピークパワー値に対応してピークパワー信号発生回路10から発生されるピークパワー制御信号を設定する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学ヘッドからレーザービームを出射してディスクに信号記録を行う光ディスク記録装置に関し、特に、オーバーライト方式の光ディスク記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ディスク記録装置としては、ディスクへの上書きによる書き換えが可能なオーバーライト方式が存在し、CD(Compact Disc)方式のCD−RW(ReWritable)ドライブが広く普及している。このようなオーバーライト方式の光ディスク記録装置は、光学ヘッドのレーザー光源をイレーズパワー値のイレーズパワー制御信号とピークパワー値及びボトムパワー値間で振幅させたパルス状信号とを合成した図2に示す如きマルチパルス波形のレーザー駆動信号で駆動し、この駆動に応じてレーザー光源からレーザービームを出射させてディスクに信号記録を行うようにしている。
【0003】
このようなマルチパルス波形のレーザー駆動信号によりディスクに記録を行う光ディスク装置においては、イレーズパワー値、ピークパワー値及びボトムパワー値を正確に制御してディスクに高品質な記録マークを記録することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−34987号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、マルチパルス波形のレーザー駆動信号によりディスク記録を行う光ディスク装置においては、ピークパワー値Ppに対するイレーズパワー値Peの比率(Pe/Pp)であるε値の調整が必要である。このε値はディスクに固有であると共に、記録速度によって決定される。
【0006】
CD−RWの場合、ε値は通常、ディスクの記録パワー調整領域(PCA)に段階的に変化する複数のレーザー出力により試し書きする前に決定され、ディスクごとにウォブル(wobble)のATIP(Absolute Time In Pre−groove)特別情報として記録されているので、この特別情報から推奨の値が抽出され、記録速度の兼ね合いで、ディスク記録に最適と思われる適切な値に設定される。
【0007】
ところで、CD−RWの如くオーバーライト方式の光ディスク記録装置は、ディスク記録を行うマルチパルス波形のレーザー駆動信号を形成するのに、マルチパルス波形におけるイレーズパワー値、ピークパワー値、及びボトムパワー値にそれぞれ対応するイレーズパワー制御信号、ピークパワー制御信号、及びボトムパワー制御信号をそれぞれ発生するイレーズパワー信号発生回路、ピークパワー信号発生回路、及びボトムパワー信号発生回路を設け、イレーズパワー制御信号、ピークパワー制御信号、及びボトムパワー制御信号によりレーザードライバを制御するように構成されている。
【0008】
そして、このような光ディスク記録装置としては、イレーズパワー制御信号を基にしてε値を考慮してピークパワー値を算出しこのピークパワー値に対応するピークパワー制御信号を生成するべくピークパワー信号発生回路が構成されることが多い。
【0009】
このようにピークパワー信号発生回路が構成される場合、イレーズパワー制御信号によりレーザードライバを制御した際に光学ヘッドから出射されるレーザービームを光学ヘッドに備えるモニタダイオードによりモニタすることによりイレーズパワー値を測定し、この測定されたイレーズパワー値と決定されたε値から算出されるピークパワー値に基づいてピークパワー信号発生回路から発生されるピークパワー制御信号のレベル調整を行い、ピークパワー信号発生回路からε値に対応したピークパワー制御信号が発生されるようになっている。
【0010】
因みに、CD−RWの場合、イレーズパワー値は4mW〜10mWと範囲を有している。その為、同一のε値に対してイレーズパワー値が変化された場合、この変化に伴ってピークパワー値を変化させる必要があり、ピークパワー値のレベル調整を行う必要がある。
【0011】
イレーズパワー値を測定する方法としては、記録が行なわれないようにフォーカスを外した状態で記録ストラテジに対応してレーザードライバにより光学ヘッドを駆動し、この際にモニタダイオードによりモニタされるモニタ出力をローパスフィルタにより積分した積分出力に基づいてε値に対応したピークパワー制御信号が発生されるようにピークパワー信号発生回路に供給するイレーズパワー制御信号のレベル調整を行うようにしたものがある。
【0012】
しかしながら、このようにモニタ出力のローパスフィルタ後の積分出力を用いる方法であると、モニタ出力をローパスフィルタにより平滑しているものの記録ストラテジに対応するパルス波形の影響を受け、イレーズパワー値を正確に測定することが困難であった。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る光ディスク記録装置は、レーザー駆動信号のマルチパルス波形におけるイレーズパワー値、ピークパワー値、及びボトムパワー値にそれぞれ対応してレーザードライバを制御するイレーズパワー制御信号、ピークパワー制御信号、及びボトムパワー制御信号をそれぞれ発生するイレーズパワー信号発生回路、ピークパワー信号発生回路、及びボトムパワー信号発生回路を設け、前記イレーズパワー信号発生回路から発生されるイレーズパワー制御信号をAPC回路により設定するようにし、ディスクに記録される記録マークの記録品位を確保するべくピークパワー値に対するイレーズパワー値の比率であるε値を設定する際に、レーザードライバにピークパワー制御信号を供給しないでイレーズパワー制御信号及びボトムパワー制御信号を供給する状態にして光学ヘッドのレーザー光源から出射されるレーザービームをモニタしたモニタ出力の振幅を測定し、この振幅の測定によりイレーズパワー値を検出し、このイレーズパワー値と決定されたε値からピークパワー値を算出し、このピークパワー値に対応して前記ピークパワー信号発生回路から発生されるピークパワー制御信号を設定する。
【0014】
【実施例】
図1は本発明に係る光ディスク記録装置の一実施例を示す回路ブロック図である。
【0015】
光学ヘッドの光源となるレーザーダイオード1はレーザードライバ2により駆動され、ディスク(図示せず)に対して記録及び再生を行うためのレーザービームを出射する。
【0016】
光学ヘッドにはレーザーダイオード1から出射されてディスクに導かれる光路途中で分離されるレーザービームを受光するフロントモニタダイオード3が備えられており、このフロントモニタダイオード3は受光されるレーザービームの光量に応じて受光電流が流れ、この受光電流に応じたモニタ出力を発生する。
【0017】
レーザードライバ2には、エンコーダ/デコーダ4の動作に関連付けられたタイミングで切り換えられるスイッチ回路5,6,7により選択される信号が供給され、ディスク再生時においてリード/ボトムパワー信号発生回路8から発生されるリードパワー制御信号が供給され、ライトワンスディスクの記録時においてリード/ボトムパワー信号発生回路8から発生されるリードパワー制御信号と、ライト/イレーズパワー信号発生回路9から発生されるライトパワー制御信号とにより生成されるパルス波形信号が供給され、オーバーライトディスクの記録時においてリード/ボトムパワー信号発生回路8から発生されるボトムパワー制御信号と、ライト/イレーズパワー信号発生回路9から発生されるイレーズパワー制御信号と、増幅器10により得られるピークパワー制御信号とが合成されて生成されるマルチパルス波形信号が供給される。
【0018】
リード/ボトムパワー信号発生回路8には、APC(Automatic Power Control)回路11からのAPC出力が入力される。このAPC回路11には、フロントモニタダイオード3に受光されるレーザービームの光量に応じたモニタ出力をサンプル・ホールド回路(S/H回路)12によりエンコーダ/デコーダ4による処理動作に関連付けられた適切なタイミングでサンプル・ホールドしたS/H電圧と、CPU13に記録条件、再生条件に対応してあらかじめ取得されて記憶されたデータをデジタル・アナログ変換回路(D/A回路)14によりデジタル・アナログ変換した基準電圧とが印加され、APC回路11は基準電圧に対する前記S/H電圧の差分電圧に対応してAPC出力を補正する。
【0019】
その為,リード/ボトムパワー信号発生回路8は、前記APC回路11からのAPC出力によりフロントモニタダイオード3からのモニタ出力をリードパワー値、あるいはボトムパワー値に対応する一定に制御するべくレーザードライバ2を制御する制御信号を発生する。
【0020】
ディスク再生時において、CPU13からD/A回路14に供給されるデータはレーザーダイオード1の駆動がディスク種別や記録速度等の再生条件に適切なレーザー出力となるように設定されている。その為、リード/ボトムパワー信号発生回路8は再生条件に適合するディスク再生に適切な一定レベルにレーザーダイオード1からのレーザー出力を制御するべくレーザードライバ2を制御するリードパワー制御信号を発生する。
【0021】
一方、ディスク記録時において、CPU13からD/A回路14に供給されるデータはレーザーダイオード1の駆動がライトワンス及びオーバーライトの記録方式を含めたディスク種別や記録速度等の記録条件に適合したリードパワー値、あるいはボトムパワー値に適切なレーザー出力となるように設定されている。その為、リード/ボトムパワー信号発生回路8は記録条件に適合するディスク記録に適切なリードパワー値、あるいはボトムパワー値の一定レベルにレーザーダイオード1からのレーザー出力を制御するべくレーザードライバ2を制御するリードパワー制御信号、あるいはボトムパワー制御信号を発生する。尚、ボトムパワー制御信号はアースレベルに設定されることが多い。
【0022】
ライト/イレーズパワー信号発生回路9にはスイッチ回路15の切り換えによりAPC回路16からのAPC出力とACC(Automatic Current Control)回路17からのACC出力とのいずれかが選択的に入力される。
【0023】
APC回路16には、フロントモニタダイオード3に受光されるレーザービームの光量に応じたモニタ出力をサンプル・ホールド回路(S/H回路)18によりライトパワー制御信号、あるいはイレーズパワー制御信号が発生されるタイミングでサンプル・ホールドしたS/H電圧と、CPU13に記録条件に対応してあらかじめ取得されて記憶されたデータをデジタル・アナログ変換回路(D/A回路)19によりデジタル・アナログ変換した基準電圧とが印加され、APC回路16は、基準電圧に対する前記S/H電圧の差分電圧に対応してAPC出力を補正する。
【0024】
その為,スイッチ回路15の切り換えによりAPC回路16からのAPC出力が選択された際には、ライト/イレーズパワー信号発生回路9は前記APC回路16からのAPC出力によりフロントモニタダイオード3からのモニタ出力をライトパワー値、あるいはイレーズパワー値に対応する一定に制御するべくレーザードライバ2を制御するライトパワー制御信号、あるいはイレーズパワー制御信号を発生する。この場合、ライト/イレーズパワー信号発生回路9は記録条件に適合するディスク記録に適切なライトパワー値、あるいはイレーズパワー値の一定レベルにレーザーダイオード1からのレーザー出力を制御するべくレーザードライバ2を制御するライトパワー制御信号、あるいはイレーズパワー制御信号を発生する。
【0025】
一方、ACC回路17にはCPU13に記憶されるデータをデジタル・アナログ変換回路(D/A回路)20によりデジタル・アナログ変換して発生されるACC電圧が印加され、ACC回路17はこのACC電圧を基に電流一定のACC信号を発生する。
【0026】
その為,スイッチ回路15の切り換えによりACC回路17からのACC出力が選択された際には、ライト/イレーズパワー信号発生回路9は前記ACC回路17からのACC出力によりライトパワー値、あるいはイレーズパワー値に対応してレーザードライバ2を制御するライトパワー制御信号、あるいはイレーズパワー制御信号を発生する。この場合、ライト/イレーズパワー信号発生回路9は記録条件に適合するディスク記録に適切なライトパワー値、あるいはイレーズパワー値にレーザーダイオード1からのレーザー出力を制御するべくレーザードライバ2を制御するライトパワー制御信号、あるいはイレーズパワー制御信号を発生する。
【0027】
切換制御回路21はエンコーダ/デコーダ4の動作に基づいてスイッチ回路15の切り換えを制御し、これによりスイッチ回路15はディスク記録時の記録直前までACC回路17からのACC出力が選択され、記録開始と同時にAPC回路16からのAPC出力が選択されるようになっている。
【0028】
増幅器10はCPU13によって減衰率が設定されるアッテネータ22により増幅率が設定され、オーバーライト方式のディスク記録が行なわれる場合にライト/イレーズ信号発生回路9から発生されるイレーズ制御信号を基にしてピークパワー制御信号を生成する。
【0029】
アッテネータ22に設定される減衰率は、図2(ロ)を参照すると、ディスク記録に適合するピークパワー値Ppに対するイレーズパワー値Peの比率Pe/Ppであるε値の決定に基づいてCPU13から出力される減衰率設定データに対応して設定され、増幅器10から出力されるピークパワー制御信号は決定されたε値に対応したピークパワー値となるようになっている。
【0030】
ところで、フロントモニタダイオード3からのモニタ出力は増幅器23により増幅された後、ピークホールド回路24によりピーク電圧がホールドされて抽出され、また、ボトムホールド回路25によりボトム電圧がホールドされて抽出される。このピーク電圧及びボトム電圧はCPU13による測定機能により測定される。
【0031】
図1のように構成される光ディスク装置において、ディスク再生時にレーザードライバ2にはリード/ボトムパワー信号発生回路8から発生されるリードパワー制御信号が供給され、エンコーダ/デコーダ4によりディスク再生されるべくデコードされたデータに対応してスイッチ回路5が閉じられ、スイッチ回路6,7が開放されるべく切り換えられると共に、リード/ボトムパワー信号発生回路8から発生されるリードパワー制御信号が再生条件に適合するべくD/A回路14にデータが供給される。
【0032】
ライトワンス方式のディスク記録時において、レーザードライバ2には図3に示すようなパルス波形信号が供給され、レーザードライバ2から発生されるパルス波形のレーザー駆動信号は、マーク記録を行うライト信号の期間Wとスペース記録を行うリードパワー制御信号の期間Rとにより構成され、リードパワー制御信号及びライトパワー制御信号をそれぞれ選択的に供給させるスイッチ回路5及び6は、スペース及びマークを記録する期間に応じたパルス波形となるようにエンコーダ/デコーダ4によりディスク記録されるべくエンコードされたデータに対応して切り換えられる。この場合、スイッチ回路7が開放されたままとなり、増幅器10から発生されるピークパワー制御信号は用いられない。
【0033】
また、オーバーライト方式のディスク記録時において、レーザードライバ2には図2(ロ)に示すようなマルチパルス波形信号が供給され、レーザードライバ2から発生されるマルチパルス波形のレーザー駆動信号は、スペース記録を行うイレーズパワー制御信号の期間Eとピークパワー制御信号及びボトムパワー制御信号間で振幅されてマーク記録を行うパルス波形信号の期間Pとにより構成され、イレーズパワー制御信号、ピークパワー制御信号及びボトムパワー制御信号をそれぞれ選択的に供給させるスイッチ回路5,6,7は、スペース及びマークを記録する期間に応じたマルチパルス波形となるようにエンコーダ/デコーダ4によりディスク記録されるべくエンコードされたデータに対応して切り換えられる。
【0034】
尚、エンコーダ/デコーダ4には記録時にパソコンやデジタルソース機器等の上位機器から送信されるメインデータが入力される。
【0035】
次に、本発明の特徴となる、オーバーライト方式によるディスク記録を行う場合におけるピークパワー値のレベル調整方法を図3に示すフローチャートを用いて説明する。
【0036】
ディスクが装着され、ディスク記録を行わせる操作が行なわれると、CD−RWディスクの場合、ATIP特別情報と設定された記録速度からこのディスク記録に適切な固有のε値が決定される。
【0037】
ε値が決定されると、このε値に対応する標準の減衰率をアッテネータ22に与える減衰率データ(ATT)がCPU13から発生される。
【0038】
また、記録速度に基づく標準のイレーズパワー値に対応するイレーズパワー制御信号をライト/イレーズパワー信号発生回路9から発生させるべくAPC回路16を設定するイレーズパワー設定データがCPU13からD/A回路19に与えられる(ステップa)。
【0039】
その後、フォーカスを外した状態で測定用ストラテジに応じてレーザーダイオード1を駆動するべくレーザードライバ2にレーザー制御信号が供給されるようになる(ステップb)。この測定用ストラテジにおいて、レーザードライバ2にピークパワー制御信号を供給しないでイレーズパワー制御信号及びボトムパワー制御信号を供給する状態にするべくスイッチ回路5,6及び7が図5に示す如くエンコーダ/デコーダ4からの切換制御信号LDON,PEO及びPWOにより切換制御され、レーザーダイオード1はレーザードライバ2に供給されるレーザー制御信号VCに対応してボトムパワー値及びイレーズパワー値間で変化するパルス波形により駆動される状態となる。
【0040】
また、測定用ストラテジにおいて、APC回路16からのAPC出力がライト/イレーズパワー信号発生回路9に供給される状態にするべく切換制御回路21によりスイッチ回路15が切換制御されると共に、ライト/イレーズパワー信号発生回路9がAPC回路16によるAPC動作によりイレーズパワー制御信号を発生する状態になる。
【0041】
測定用ストラテジにおいて、レーザーダイオード1が駆動されると、APC回路16によるAPC動作が安定する時間、例えば20m秒経過した時点からピークホールド回路24により抽出されるピーク電圧及びボトムホールド回路25により抽出されるボトム電圧がそれぞれCPU13によって測定される。前記ピークホールド回路24及びボトムホールド回路25には増幅器23を介したフロントモニターダイオード3からのモニタ出力が供給されるので、ピーク電圧及びボトム電圧を測定することによりCPU13によってボトムパワー値及びイレーズパワー値間で変化するパルス波形の振幅が測定される。
【0042】
このパルス波形の振幅が測定されると、ボトムパワー値は一定値で固定されているので、イレーズパワー値が判明する。そして、ピークパワー値Pp=イレーズパワー値Pe/ε値であるので、この演算によりピークパワー値を算出する(ステップc)。
【0043】
ピークパワー値が算出されたら、次に、この算出ピークパワー値PpCに対応した出力レベルのピークパワー制御信号を増幅器10から発生させるべくアッテネータ22に設定される減衰率を調整する。この減衰率を調整は図3のステップd以降の処理により行なわれる。
【0044】
ピークパワー値PpCが算出されたら、フォーカスを外した状態で正規の記録ストラテジに応じてレーザーダイオード1を駆動するべくレーザードライバ2にレーザー制御信号を供給する。この正規の記録ストラテジにおいてスイッチ回路5,6及び7が図6に示す如くエンコーダ/デコーダ4からの切換制御信号LDON,PEO及びPWOにより切換制御され、レーザーダイオード1はレーザードライバ2に供給されるレーザー制御信号VCに対応してピークパワー値及びボトムパワー値間で振幅させたパルス状信号とイレーズパワー値とのマルチパルス波形により駆動される状態となる。この場合、測定用ストラテジの場合と同様に、切換制御回路21によるスイッチ回路15の切換制御により、ライト/イレーズパワー信号発生回路9はAPC回路16によるAPC動作によりイレーズパワー制御信号を発生する状態になっている。
【0045】
上記正規の記録ストラテジにおいて、レーザーダイオード1が駆動されると、APC回路16によるAPC動作の安定時間後にピークホールド回路24により抽出されるピーク電圧及びボトムホールド回路25により抽出されるボトム電圧がそれぞれCPU13によって測定され、CPU13によってマルチパルス波形の振幅が測定される(ステップd)。
【0046】
このマルチパルス波形の振幅を測定して実測のピークパワー値PpMが判明したら、この実測のピークパワー値PpMとステップcにより算出されたピークパワー値PpCとを比較する(ステップe)。
【0047】
実測のピークパワー値PpMが算出ピークパワー値PpCに等しいか否かの判断(ステップf)により等しいと判断された場合、現時点でアッテネータ22に設定されている減衰率ATTに対応する減衰率設定データをCPU13内のRAM26に保存しておき(ステップg)、この減衰率設定データによりアッテネータ22の減衰率ATTを設定するようにする。
【0048】
このように設定されるアッテネータ22の減衰率ATTにより、増幅器10からはイレーズパワー値及びε値に対応するピークパワー値のモニタ出力を発生させるピークパワー制御信号が発生されるようになる。
【0049】
ところで、実測のピークパワー値PpMが算出ピークパワー値PpCに等しくないと判断された場合、次に実測のピークパワー値PpMが算出ピークパワー値PpCより大きいか否かを判断し(ステップh)、実測のピークパワー値PpMが算出ピークパワー値PpCより大きいと判断された場合、現時点でアッテネータ22に設定されている減衰率ATTを1段増やす減衰率設定データをCPU13により設定し、その後、ステップdによる処理、すなわち、正規の記録ストラテジによるマルチパルス波形の振幅を測定し、ピークパワー値PpMを実測する処理に戻る。
【0050】
一方、実測のピークパワー値PpMが算出ピークパワー値PpCより大きいか否かの判断(ステップh)により実測のピークパワー値PpMが算出ピークパワー値PpCより大きくない、すなわち小さいと判断された場合、現時点でアッテネータ22に設定されている減衰率ATTを1段減らす減衰率設定データをCPU13により設定し、その後、ステップdによる処理に戻る。
【0051】
このように実測のピークパワー値PpMが算出ピークパワー値PpCに等しくない場合、アッテネータ22に設定されている減衰率ATTが1段ずつ増やされ、あるいは減らされ、実測のピークパワー値PpMが算出ピークパワー値PpCに等しくなるまで前記減衰率ATTが変化され、実測のピークパワー値PpMが算出ピークパワー値PpCに等しくなった時点でアッテネータ22に設定されている減衰率ATTに対応する減衰率設定データがCPU13内のRAM26に保存され(ステップg)、この減衰率設定データによりアッテネータ22の減衰率ATTが設定されるようにする。
【0052】
したがって、増幅器10からイレーズパワー値及びε値に対応するピークパワー値のモニタ出力を発生させるピークパワー制御信号が発生されるようになり、換言すると、所定のイレーズパワー値において決定されたε値に保持するべくピークパワー値を補正するべくアッテネータ22の減衰率ATTが調整されることになる。
【0053】
尚、実施例においては、アッテネータ22の減衰率ATTを調整して増幅器10のゲイン自体を可変にしてピークパワー制御信号をレベル調整しているが、増幅器10に入力するイレーズパワー制御信号をレベル調整してピークパワー制御信号をレベル調整しても良い。
【0054】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明は、レーザードライバにピークパワー制御信号を供給しないでイレーズパワー制御信号及びボトムパワー制御信号を供給する状態にして光学ヘッドのレーザー光源から出射されるレーザービームをモニタしたモニタ出力の振幅を測定するようにしているので、ピークパワー値の影響を受けずにイレーズパワー値を精度良く検出することができ、イレーズパワー値が検出されれば、決定されているε値を用いてピークパワー値が算出でき、所定のイレーズパワー値において決定されたε値に保持するべくピークパワー値に対応するピークパワー制御信号をピークパワー信号発生回路から発生させることができる。
【0055】
また、イレーズパワー値とε値から算出されるピークパワー値に基づいてピークパワー信号発生回路から発生されるピークパワー制御信号をレベル調整するようにしているので、所定のイレーズパワー値及びε値に対応してピークパワー値が補正され、適切なε値を保持してディスク記録が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク記録装置の一実施例を示す回路ブロック図である。
【図2】オーバーライト方式によりディスク記録する場合における光学ヘッドのレーザー光源を駆動するマルチパルス波形のレーザー駆動信号を示す波形図である。
【図3】ライトワンス方式によりディスク記録する場合における光学ヘッドのレーザー光源を駆動するパルス波形のレーザー駆動信号を示す波形図である。
【図4】オーバーライト方式によるディスク記録を行う場合におけるピークパワー値のレベル調整方法を説明するフローチャートである。
【図5】測定用ストラテジにおける図1の所定の各信号発生回路から出力される各レーザー制御信号を示す波形図である。
【図6】正規の記録ストラテジにおける図1の所定の各信号発生回路から出力される各レーザー制御信号を示す波形図である。
【符号の説明】
1 レーザーダイオード
2 レーザードライバ
3 フロントモニターダイオード
4 エンコーダ/デコーダ
5,6,7,15 スイッチ回路
8 リード/ボトムパワー信号発生回路
9 ライト/イレーズパワー信号発生回路(信号発生回路)
10 増幅器
13 CPU
16 APC回路
22 アッテネータ
24 ピークホールド回路
25 ボトムホールド回路
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学ヘッドからレーザービームを出射してディスクに信号記録を行う光ディスク記録装置に関し、特に、オーバーライト方式の光ディスク記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ディスク記録装置としては、ディスクへの上書きによる書き換えが可能なオーバーライト方式が存在し、CD(Compact Disc)方式のCD−RW(ReWritable)ドライブが広く普及している。このようなオーバーライト方式の光ディスク記録装置は、光学ヘッドのレーザー光源をイレーズパワー値のイレーズパワー制御信号とピークパワー値及びボトムパワー値間で振幅させたパルス状信号とを合成した図2に示す如きマルチパルス波形のレーザー駆動信号で駆動し、この駆動に応じてレーザー光源からレーザービームを出射させてディスクに信号記録を行うようにしている。
【0003】
このようなマルチパルス波形のレーザー駆動信号によりディスクに記録を行う光ディスク装置においては、イレーズパワー値、ピークパワー値及びボトムパワー値を正確に制御してディスクに高品質な記録マークを記録することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−34987号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、マルチパルス波形のレーザー駆動信号によりディスク記録を行う光ディスク装置においては、ピークパワー値Ppに対するイレーズパワー値Peの比率(Pe/Pp)であるε値の調整が必要である。このε値はディスクに固有であると共に、記録速度によって決定される。
【0006】
CD−RWの場合、ε値は通常、ディスクの記録パワー調整領域(PCA)に段階的に変化する複数のレーザー出力により試し書きする前に決定され、ディスクごとにウォブル(wobble)のATIP(Absolute Time In Pre−groove)特別情報として記録されているので、この特別情報から推奨の値が抽出され、記録速度の兼ね合いで、ディスク記録に最適と思われる適切な値に設定される。
【0007】
ところで、CD−RWの如くオーバーライト方式の光ディスク記録装置は、ディスク記録を行うマルチパルス波形のレーザー駆動信号を形成するのに、マルチパルス波形におけるイレーズパワー値、ピークパワー値、及びボトムパワー値にそれぞれ対応するイレーズパワー制御信号、ピークパワー制御信号、及びボトムパワー制御信号をそれぞれ発生するイレーズパワー信号発生回路、ピークパワー信号発生回路、及びボトムパワー信号発生回路を設け、イレーズパワー制御信号、ピークパワー制御信号、及びボトムパワー制御信号によりレーザードライバを制御するように構成されている。
【0008】
そして、このような光ディスク記録装置としては、イレーズパワー制御信号を基にしてε値を考慮してピークパワー値を算出しこのピークパワー値に対応するピークパワー制御信号を生成するべくピークパワー信号発生回路が構成されることが多い。
【0009】
このようにピークパワー信号発生回路が構成される場合、イレーズパワー制御信号によりレーザードライバを制御した際に光学ヘッドから出射されるレーザービームを光学ヘッドに備えるモニタダイオードによりモニタすることによりイレーズパワー値を測定し、この測定されたイレーズパワー値と決定されたε値から算出されるピークパワー値に基づいてピークパワー信号発生回路から発生されるピークパワー制御信号のレベル調整を行い、ピークパワー信号発生回路からε値に対応したピークパワー制御信号が発生されるようになっている。
【0010】
因みに、CD−RWの場合、イレーズパワー値は4mW〜10mWと範囲を有している。その為、同一のε値に対してイレーズパワー値が変化された場合、この変化に伴ってピークパワー値を変化させる必要があり、ピークパワー値のレベル調整を行う必要がある。
【0011】
イレーズパワー値を測定する方法としては、記録が行なわれないようにフォーカスを外した状態で記録ストラテジに対応してレーザードライバにより光学ヘッドを駆動し、この際にモニタダイオードによりモニタされるモニタ出力をローパスフィルタにより積分した積分出力に基づいてε値に対応したピークパワー制御信号が発生されるようにピークパワー信号発生回路に供給するイレーズパワー制御信号のレベル調整を行うようにしたものがある。
【0012】
しかしながら、このようにモニタ出力のローパスフィルタ後の積分出力を用いる方法であると、モニタ出力をローパスフィルタにより平滑しているものの記録ストラテジに対応するパルス波形の影響を受け、イレーズパワー値を正確に測定することが困難であった。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る光ディスク記録装置は、レーザー駆動信号のマルチパルス波形におけるイレーズパワー値、ピークパワー値、及びボトムパワー値にそれぞれ対応してレーザードライバを制御するイレーズパワー制御信号、ピークパワー制御信号、及びボトムパワー制御信号をそれぞれ発生するイレーズパワー信号発生回路、ピークパワー信号発生回路、及びボトムパワー信号発生回路を設け、前記イレーズパワー信号発生回路から発生されるイレーズパワー制御信号をAPC回路により設定するようにし、ディスクに記録される記録マークの記録品位を確保するべくピークパワー値に対するイレーズパワー値の比率であるε値を設定する際に、レーザードライバにピークパワー制御信号を供給しないでイレーズパワー制御信号及びボトムパワー制御信号を供給する状態にして光学ヘッドのレーザー光源から出射されるレーザービームをモニタしたモニタ出力の振幅を測定し、この振幅の測定によりイレーズパワー値を検出し、このイレーズパワー値と決定されたε値からピークパワー値を算出し、このピークパワー値に対応して前記ピークパワー信号発生回路から発生されるピークパワー制御信号を設定する。
【0014】
【実施例】
図1は本発明に係る光ディスク記録装置の一実施例を示す回路ブロック図である。
【0015】
光学ヘッドの光源となるレーザーダイオード1はレーザードライバ2により駆動され、ディスク(図示せず)に対して記録及び再生を行うためのレーザービームを出射する。
【0016】
光学ヘッドにはレーザーダイオード1から出射されてディスクに導かれる光路途中で分離されるレーザービームを受光するフロントモニタダイオード3が備えられており、このフロントモニタダイオード3は受光されるレーザービームの光量に応じて受光電流が流れ、この受光電流に応じたモニタ出力を発生する。
【0017】
レーザードライバ2には、エンコーダ/デコーダ4の動作に関連付けられたタイミングで切り換えられるスイッチ回路5,6,7により選択される信号が供給され、ディスク再生時においてリード/ボトムパワー信号発生回路8から発生されるリードパワー制御信号が供給され、ライトワンスディスクの記録時においてリード/ボトムパワー信号発生回路8から発生されるリードパワー制御信号と、ライト/イレーズパワー信号発生回路9から発生されるライトパワー制御信号とにより生成されるパルス波形信号が供給され、オーバーライトディスクの記録時においてリード/ボトムパワー信号発生回路8から発生されるボトムパワー制御信号と、ライト/イレーズパワー信号発生回路9から発生されるイレーズパワー制御信号と、増幅器10により得られるピークパワー制御信号とが合成されて生成されるマルチパルス波形信号が供給される。
【0018】
リード/ボトムパワー信号発生回路8には、APC(Automatic Power Control)回路11からのAPC出力が入力される。このAPC回路11には、フロントモニタダイオード3に受光されるレーザービームの光量に応じたモニタ出力をサンプル・ホールド回路(S/H回路)12によりエンコーダ/デコーダ4による処理動作に関連付けられた適切なタイミングでサンプル・ホールドしたS/H電圧と、CPU13に記録条件、再生条件に対応してあらかじめ取得されて記憶されたデータをデジタル・アナログ変換回路(D/A回路)14によりデジタル・アナログ変換した基準電圧とが印加され、APC回路11は基準電圧に対する前記S/H電圧の差分電圧に対応してAPC出力を補正する。
【0019】
その為,リード/ボトムパワー信号発生回路8は、前記APC回路11からのAPC出力によりフロントモニタダイオード3からのモニタ出力をリードパワー値、あるいはボトムパワー値に対応する一定に制御するべくレーザードライバ2を制御する制御信号を発生する。
【0020】
ディスク再生時において、CPU13からD/A回路14に供給されるデータはレーザーダイオード1の駆動がディスク種別や記録速度等の再生条件に適切なレーザー出力となるように設定されている。その為、リード/ボトムパワー信号発生回路8は再生条件に適合するディスク再生に適切な一定レベルにレーザーダイオード1からのレーザー出力を制御するべくレーザードライバ2を制御するリードパワー制御信号を発生する。
【0021】
一方、ディスク記録時において、CPU13からD/A回路14に供給されるデータはレーザーダイオード1の駆動がライトワンス及びオーバーライトの記録方式を含めたディスク種別や記録速度等の記録条件に適合したリードパワー値、あるいはボトムパワー値に適切なレーザー出力となるように設定されている。その為、リード/ボトムパワー信号発生回路8は記録条件に適合するディスク記録に適切なリードパワー値、あるいはボトムパワー値の一定レベルにレーザーダイオード1からのレーザー出力を制御するべくレーザードライバ2を制御するリードパワー制御信号、あるいはボトムパワー制御信号を発生する。尚、ボトムパワー制御信号はアースレベルに設定されることが多い。
【0022】
ライト/イレーズパワー信号発生回路9にはスイッチ回路15の切り換えによりAPC回路16からのAPC出力とACC(Automatic Current Control)回路17からのACC出力とのいずれかが選択的に入力される。
【0023】
APC回路16には、フロントモニタダイオード3に受光されるレーザービームの光量に応じたモニタ出力をサンプル・ホールド回路(S/H回路)18によりライトパワー制御信号、あるいはイレーズパワー制御信号が発生されるタイミングでサンプル・ホールドしたS/H電圧と、CPU13に記録条件に対応してあらかじめ取得されて記憶されたデータをデジタル・アナログ変換回路(D/A回路)19によりデジタル・アナログ変換した基準電圧とが印加され、APC回路16は、基準電圧に対する前記S/H電圧の差分電圧に対応してAPC出力を補正する。
【0024】
その為,スイッチ回路15の切り換えによりAPC回路16からのAPC出力が選択された際には、ライト/イレーズパワー信号発生回路9は前記APC回路16からのAPC出力によりフロントモニタダイオード3からのモニタ出力をライトパワー値、あるいはイレーズパワー値に対応する一定に制御するべくレーザードライバ2を制御するライトパワー制御信号、あるいはイレーズパワー制御信号を発生する。この場合、ライト/イレーズパワー信号発生回路9は記録条件に適合するディスク記録に適切なライトパワー値、あるいはイレーズパワー値の一定レベルにレーザーダイオード1からのレーザー出力を制御するべくレーザードライバ2を制御するライトパワー制御信号、あるいはイレーズパワー制御信号を発生する。
【0025】
一方、ACC回路17にはCPU13に記憶されるデータをデジタル・アナログ変換回路(D/A回路)20によりデジタル・アナログ変換して発生されるACC電圧が印加され、ACC回路17はこのACC電圧を基に電流一定のACC信号を発生する。
【0026】
その為,スイッチ回路15の切り換えによりACC回路17からのACC出力が選択された際には、ライト/イレーズパワー信号発生回路9は前記ACC回路17からのACC出力によりライトパワー値、あるいはイレーズパワー値に対応してレーザードライバ2を制御するライトパワー制御信号、あるいはイレーズパワー制御信号を発生する。この場合、ライト/イレーズパワー信号発生回路9は記録条件に適合するディスク記録に適切なライトパワー値、あるいはイレーズパワー値にレーザーダイオード1からのレーザー出力を制御するべくレーザードライバ2を制御するライトパワー制御信号、あるいはイレーズパワー制御信号を発生する。
【0027】
切換制御回路21はエンコーダ/デコーダ4の動作に基づいてスイッチ回路15の切り換えを制御し、これによりスイッチ回路15はディスク記録時の記録直前までACC回路17からのACC出力が選択され、記録開始と同時にAPC回路16からのAPC出力が選択されるようになっている。
【0028】
増幅器10はCPU13によって減衰率が設定されるアッテネータ22により増幅率が設定され、オーバーライト方式のディスク記録が行なわれる場合にライト/イレーズ信号発生回路9から発生されるイレーズ制御信号を基にしてピークパワー制御信号を生成する。
【0029】
アッテネータ22に設定される減衰率は、図2(ロ)を参照すると、ディスク記録に適合するピークパワー値Ppに対するイレーズパワー値Peの比率Pe/Ppであるε値の決定に基づいてCPU13から出力される減衰率設定データに対応して設定され、増幅器10から出力されるピークパワー制御信号は決定されたε値に対応したピークパワー値となるようになっている。
【0030】
ところで、フロントモニタダイオード3からのモニタ出力は増幅器23により増幅された後、ピークホールド回路24によりピーク電圧がホールドされて抽出され、また、ボトムホールド回路25によりボトム電圧がホールドされて抽出される。このピーク電圧及びボトム電圧はCPU13による測定機能により測定される。
【0031】
図1のように構成される光ディスク装置において、ディスク再生時にレーザードライバ2にはリード/ボトムパワー信号発生回路8から発生されるリードパワー制御信号が供給され、エンコーダ/デコーダ4によりディスク再生されるべくデコードされたデータに対応してスイッチ回路5が閉じられ、スイッチ回路6,7が開放されるべく切り換えられると共に、リード/ボトムパワー信号発生回路8から発生されるリードパワー制御信号が再生条件に適合するべくD/A回路14にデータが供給される。
【0032】
ライトワンス方式のディスク記録時において、レーザードライバ2には図3に示すようなパルス波形信号が供給され、レーザードライバ2から発生されるパルス波形のレーザー駆動信号は、マーク記録を行うライト信号の期間Wとスペース記録を行うリードパワー制御信号の期間Rとにより構成され、リードパワー制御信号及びライトパワー制御信号をそれぞれ選択的に供給させるスイッチ回路5及び6は、スペース及びマークを記録する期間に応じたパルス波形となるようにエンコーダ/デコーダ4によりディスク記録されるべくエンコードされたデータに対応して切り換えられる。この場合、スイッチ回路7が開放されたままとなり、増幅器10から発生されるピークパワー制御信号は用いられない。
【0033】
また、オーバーライト方式のディスク記録時において、レーザードライバ2には図2(ロ)に示すようなマルチパルス波形信号が供給され、レーザードライバ2から発生されるマルチパルス波形のレーザー駆動信号は、スペース記録を行うイレーズパワー制御信号の期間Eとピークパワー制御信号及びボトムパワー制御信号間で振幅されてマーク記録を行うパルス波形信号の期間Pとにより構成され、イレーズパワー制御信号、ピークパワー制御信号及びボトムパワー制御信号をそれぞれ選択的に供給させるスイッチ回路5,6,7は、スペース及びマークを記録する期間に応じたマルチパルス波形となるようにエンコーダ/デコーダ4によりディスク記録されるべくエンコードされたデータに対応して切り換えられる。
【0034】
尚、エンコーダ/デコーダ4には記録時にパソコンやデジタルソース機器等の上位機器から送信されるメインデータが入力される。
【0035】
次に、本発明の特徴となる、オーバーライト方式によるディスク記録を行う場合におけるピークパワー値のレベル調整方法を図3に示すフローチャートを用いて説明する。
【0036】
ディスクが装着され、ディスク記録を行わせる操作が行なわれると、CD−RWディスクの場合、ATIP特別情報と設定された記録速度からこのディスク記録に適切な固有のε値が決定される。
【0037】
ε値が決定されると、このε値に対応する標準の減衰率をアッテネータ22に与える減衰率データ(ATT)がCPU13から発生される。
【0038】
また、記録速度に基づく標準のイレーズパワー値に対応するイレーズパワー制御信号をライト/イレーズパワー信号発生回路9から発生させるべくAPC回路16を設定するイレーズパワー設定データがCPU13からD/A回路19に与えられる(ステップa)。
【0039】
その後、フォーカスを外した状態で測定用ストラテジに応じてレーザーダイオード1を駆動するべくレーザードライバ2にレーザー制御信号が供給されるようになる(ステップb)。この測定用ストラテジにおいて、レーザードライバ2にピークパワー制御信号を供給しないでイレーズパワー制御信号及びボトムパワー制御信号を供給する状態にするべくスイッチ回路5,6及び7が図5に示す如くエンコーダ/デコーダ4からの切換制御信号LDON,PEO及びPWOにより切換制御され、レーザーダイオード1はレーザードライバ2に供給されるレーザー制御信号VCに対応してボトムパワー値及びイレーズパワー値間で変化するパルス波形により駆動される状態となる。
【0040】
また、測定用ストラテジにおいて、APC回路16からのAPC出力がライト/イレーズパワー信号発生回路9に供給される状態にするべく切換制御回路21によりスイッチ回路15が切換制御されると共に、ライト/イレーズパワー信号発生回路9がAPC回路16によるAPC動作によりイレーズパワー制御信号を発生する状態になる。
【0041】
測定用ストラテジにおいて、レーザーダイオード1が駆動されると、APC回路16によるAPC動作が安定する時間、例えば20m秒経過した時点からピークホールド回路24により抽出されるピーク電圧及びボトムホールド回路25により抽出されるボトム電圧がそれぞれCPU13によって測定される。前記ピークホールド回路24及びボトムホールド回路25には増幅器23を介したフロントモニターダイオード3からのモニタ出力が供給されるので、ピーク電圧及びボトム電圧を測定することによりCPU13によってボトムパワー値及びイレーズパワー値間で変化するパルス波形の振幅が測定される。
【0042】
このパルス波形の振幅が測定されると、ボトムパワー値は一定値で固定されているので、イレーズパワー値が判明する。そして、ピークパワー値Pp=イレーズパワー値Pe/ε値であるので、この演算によりピークパワー値を算出する(ステップc)。
【0043】
ピークパワー値が算出されたら、次に、この算出ピークパワー値PpCに対応した出力レベルのピークパワー制御信号を増幅器10から発生させるべくアッテネータ22に設定される減衰率を調整する。この減衰率を調整は図3のステップd以降の処理により行なわれる。
【0044】
ピークパワー値PpCが算出されたら、フォーカスを外した状態で正規の記録ストラテジに応じてレーザーダイオード1を駆動するべくレーザードライバ2にレーザー制御信号を供給する。この正規の記録ストラテジにおいてスイッチ回路5,6及び7が図6に示す如くエンコーダ/デコーダ4からの切換制御信号LDON,PEO及びPWOにより切換制御され、レーザーダイオード1はレーザードライバ2に供給されるレーザー制御信号VCに対応してピークパワー値及びボトムパワー値間で振幅させたパルス状信号とイレーズパワー値とのマルチパルス波形により駆動される状態となる。この場合、測定用ストラテジの場合と同様に、切換制御回路21によるスイッチ回路15の切換制御により、ライト/イレーズパワー信号発生回路9はAPC回路16によるAPC動作によりイレーズパワー制御信号を発生する状態になっている。
【0045】
上記正規の記録ストラテジにおいて、レーザーダイオード1が駆動されると、APC回路16によるAPC動作の安定時間後にピークホールド回路24により抽出されるピーク電圧及びボトムホールド回路25により抽出されるボトム電圧がそれぞれCPU13によって測定され、CPU13によってマルチパルス波形の振幅が測定される(ステップd)。
【0046】
このマルチパルス波形の振幅を測定して実測のピークパワー値PpMが判明したら、この実測のピークパワー値PpMとステップcにより算出されたピークパワー値PpCとを比較する(ステップe)。
【0047】
実測のピークパワー値PpMが算出ピークパワー値PpCに等しいか否かの判断(ステップf)により等しいと判断された場合、現時点でアッテネータ22に設定されている減衰率ATTに対応する減衰率設定データをCPU13内のRAM26に保存しておき(ステップg)、この減衰率設定データによりアッテネータ22の減衰率ATTを設定するようにする。
【0048】
このように設定されるアッテネータ22の減衰率ATTにより、増幅器10からはイレーズパワー値及びε値に対応するピークパワー値のモニタ出力を発生させるピークパワー制御信号が発生されるようになる。
【0049】
ところで、実測のピークパワー値PpMが算出ピークパワー値PpCに等しくないと判断された場合、次に実測のピークパワー値PpMが算出ピークパワー値PpCより大きいか否かを判断し(ステップh)、実測のピークパワー値PpMが算出ピークパワー値PpCより大きいと判断された場合、現時点でアッテネータ22に設定されている減衰率ATTを1段増やす減衰率設定データをCPU13により設定し、その後、ステップdによる処理、すなわち、正規の記録ストラテジによるマルチパルス波形の振幅を測定し、ピークパワー値PpMを実測する処理に戻る。
【0050】
一方、実測のピークパワー値PpMが算出ピークパワー値PpCより大きいか否かの判断(ステップh)により実測のピークパワー値PpMが算出ピークパワー値PpCより大きくない、すなわち小さいと判断された場合、現時点でアッテネータ22に設定されている減衰率ATTを1段減らす減衰率設定データをCPU13により設定し、その後、ステップdによる処理に戻る。
【0051】
このように実測のピークパワー値PpMが算出ピークパワー値PpCに等しくない場合、アッテネータ22に設定されている減衰率ATTが1段ずつ増やされ、あるいは減らされ、実測のピークパワー値PpMが算出ピークパワー値PpCに等しくなるまで前記減衰率ATTが変化され、実測のピークパワー値PpMが算出ピークパワー値PpCに等しくなった時点でアッテネータ22に設定されている減衰率ATTに対応する減衰率設定データがCPU13内のRAM26に保存され(ステップg)、この減衰率設定データによりアッテネータ22の減衰率ATTが設定されるようにする。
【0052】
したがって、増幅器10からイレーズパワー値及びε値に対応するピークパワー値のモニタ出力を発生させるピークパワー制御信号が発生されるようになり、換言すると、所定のイレーズパワー値において決定されたε値に保持するべくピークパワー値を補正するべくアッテネータ22の減衰率ATTが調整されることになる。
【0053】
尚、実施例においては、アッテネータ22の減衰率ATTを調整して増幅器10のゲイン自体を可変にしてピークパワー制御信号をレベル調整しているが、増幅器10に入力するイレーズパワー制御信号をレベル調整してピークパワー制御信号をレベル調整しても良い。
【0054】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明は、レーザードライバにピークパワー制御信号を供給しないでイレーズパワー制御信号及びボトムパワー制御信号を供給する状態にして光学ヘッドのレーザー光源から出射されるレーザービームをモニタしたモニタ出力の振幅を測定するようにしているので、ピークパワー値の影響を受けずにイレーズパワー値を精度良く検出することができ、イレーズパワー値が検出されれば、決定されているε値を用いてピークパワー値が算出でき、所定のイレーズパワー値において決定されたε値に保持するべくピークパワー値に対応するピークパワー制御信号をピークパワー信号発生回路から発生させることができる。
【0055】
また、イレーズパワー値とε値から算出されるピークパワー値に基づいてピークパワー信号発生回路から発生されるピークパワー制御信号をレベル調整するようにしているので、所定のイレーズパワー値及びε値に対応してピークパワー値が補正され、適切なε値を保持してディスク記録が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク記録装置の一実施例を示す回路ブロック図である。
【図2】オーバーライト方式によりディスク記録する場合における光学ヘッドのレーザー光源を駆動するマルチパルス波形のレーザー駆動信号を示す波形図である。
【図3】ライトワンス方式によりディスク記録する場合における光学ヘッドのレーザー光源を駆動するパルス波形のレーザー駆動信号を示す波形図である。
【図4】オーバーライト方式によるディスク記録を行う場合におけるピークパワー値のレベル調整方法を説明するフローチャートである。
【図5】測定用ストラテジにおける図1の所定の各信号発生回路から出力される各レーザー制御信号を示す波形図である。
【図6】正規の記録ストラテジにおける図1の所定の各信号発生回路から出力される各レーザー制御信号を示す波形図である。
【符号の説明】
1 レーザーダイオード
2 レーザードライバ
3 フロントモニターダイオード
4 エンコーダ/デコーダ
5,6,7,15 スイッチ回路
8 リード/ボトムパワー信号発生回路
9 ライト/イレーズパワー信号発生回路(信号発生回路)
10 増幅器
13 CPU
16 APC回路
22 アッテネータ
24 ピークホールド回路
25 ボトムホールド回路
Claims (2)
- 光学ヘッドのレーザー光源をピークパワー値及びボトムパワー値間で振幅させたパルス状信号とイレーズパワー値とのマルチパルス波形のレーザー駆動信号により駆動し、この駆動に応じて光学ヘッドから出射されるレーザービームを用いてディスクに信号記録を行う光ディスク記録装置であって、前記レーザー駆動信号のマルチパルス波形におけるイレーズパワー値、ピークパワー値、及びボトムパワー値にそれぞれ対応してレーザードライバを制御するイレーズパワー制御信号、ピークパワー制御信号、及びボトムパワー制御信号をそれぞれ発生するイレーズパワー信号発生回路、ピークパワー信号発生回路、及びボトムパワー信号発生回路を設け、前記イレーズパワー信号発生回路から発生されるイレーズパワー制御信号は光学ヘッドから出射されるレーザービームをモニタしたモニタ出力を一定に保持するべく制御するAPC回路により設定され、ディスクに記録される記録マークの記録品位を確保するべくピークパワー値に対するイレーズパワー値の比率であるε値を設定する際に、レーザードライバにピークパワー制御信号を供給しないでイレーズパワー制御信号及びボトムパワー制御信号を供給する状態にして光学ヘッドのレーザー光源から出射されるレーザービームをモニタしたモニタ出力の振幅を測定し、この振幅の測定によりイレーズパワー値を検出し、このイレーズパワー値と決定されたε値からピークパワー値を算出し、このピークパワー値に対応して前記ピークパワー信号発生回路から発生されるピークパワー制御信号を設定することを特徴とする光ディスク記録装置。
- 前記ピークパワー信号発生回路はイレーズパワー信号発生回路から発生されるイレーズパワー制御信号を基にしてピークパワー制御信号を生成し、イレーズパワー値と決定されたε値から算出されるピークパワー値に基づいて前記ピークパワー信号発生回路から発生されるピークパワー制御信号をレベル調整するようにしたことを特徴とする請求項1記載の光ディスク記録装置。
Priority Applications (1)
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JP2003115899A JP2004326841A (ja) | 2003-04-21 | 2003-04-21 | 光ディスク記録装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7839746B2 (en) | 2008-03-28 | 2010-11-23 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Optical disc apparatus and light power correcting method |
US8929185B2 (en) | 2011-05-20 | 2015-01-06 | Funai Electric Co., Ltd. | Optical disc recording device and optical disc recording method |
-
2003
- 2003-04-21 JP JP2003115899A patent/JP2004326841A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8929185B2 (en) | 2011-05-20 | 2015-01-06 | Funai Electric Co., Ltd. | Optical disc recording device and optical disc recording method |
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