JP2005309627A - プログラマブルコントローラ装置 - Google Patents
プログラマブルコントローラ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005309627A JP2005309627A JP2004123615A JP2004123615A JP2005309627A JP 2005309627 A JP2005309627 A JP 2005309627A JP 2004123615 A JP2004123615 A JP 2004123615A JP 2004123615 A JP2004123615 A JP 2004123615A JP 2005309627 A JP2005309627 A JP 2005309627A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counter
- signal
- module
- exs
- external
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Programmable Controllers (AREA)
Abstract
【課題】安定した定周期でのカウンタ現在値採取ができるプログラマブルコントローラ装置を提供する。
【解決手段】PLCモジュール1は、その定周期処理の周期および一定周期の信号exsを生成するための時間計測手段17と、一定周期の信号exsをカウンタモジュール9へ出力するための外部信号出力手段18と、を有しており、カウンタモジュール9は、PLCモジュール1からの一定周期の信号exsを入力してカウンタモジュール9の内部に取り込むための外部信号入力手段19と、一定周期の信号exsを受けて外部パルス入力信号expの現在カウント値を保持するための現在カウント値保持手段11と、を有している。
【選択図】 図1
【解決手段】PLCモジュール1は、その定周期処理の周期および一定周期の信号exsを生成するための時間計測手段17と、一定周期の信号exsをカウンタモジュール9へ出力するための外部信号出力手段18と、を有しており、カウンタモジュール9は、PLCモジュール1からの一定周期の信号exsを入力してカウンタモジュール9の内部に取り込むための外部信号入力手段19と、一定周期の信号exsを受けて外部パルス入力信号expの現在カウント値を保持するための現在カウント値保持手段11と、を有している。
【選択図】 図1
Description
本発明はプログラマブルコントローラ機能を有するPLCモジュールと、1つ又は複数のカウンタモジュールがデータバスで接続されたプログラマブルコントローラ装置(以下、PLC装置と称する)に関する。
PLC装置はプログラマブルコントローラ機能を有するPLCモジュールと、1つ又は複数のカウンタモジュールをデータバスで接続して構成することが可能である(例えば、特許文献1参照)。
図2は従来技術のPLCモジュールとカウンタモジュールを示す内部構成図である。
図2において、1はPLCモジュール、2は基準カウンタ、3はスキャン基準タイマ、4はCPU、5はCPU4のスキャン処理部、6、13は水晶発信子、7はメモリ、9はカウンタモジュール、10はレジスタ部、11はカウンタ回路、12はカウンタ回路11のラッチ信号入力部、15は外部パルスを発生させるパルス出力装置、16はデータバス、expは外部パルス、すなわちパルス出力装置15からカウンタモジュール9ヘ入力される外部パルス入力信号である。
PLCモジュール1は、CPU4において、スキャン基準タイマ3を基に生成されたスキャン処理毎に、カウンタモジュール9に対してデータバス16を介してレジスタ部10をアクセスし、パルス出力装置15で発生した外部パルスexpのカウンタ現在値保持などの指令をすることで、カウンタ回路11の制御を行なう構成になっている。
このように従来技術のPLC装置では、レジスタ部10からの指令をカウンタ回路11のラッチ信号入力部12で受けることにより、すなわちスキャン処理内で実行されるソフトウェアで外部パルスexpのカウント現在値の保持を行っていた。
特開平9−297606号公報(第1図)
図2は従来技術のPLCモジュールとカウンタモジュールを示す内部構成図である。
図2において、1はPLCモジュール、2は基準カウンタ、3はスキャン基準タイマ、4はCPU、5はCPU4のスキャン処理部、6、13は水晶発信子、7はメモリ、9はカウンタモジュール、10はレジスタ部、11はカウンタ回路、12はカウンタ回路11のラッチ信号入力部、15は外部パルスを発生させるパルス出力装置、16はデータバス、expは外部パルス、すなわちパルス出力装置15からカウンタモジュール9ヘ入力される外部パルス入力信号である。
PLCモジュール1は、CPU4において、スキャン基準タイマ3を基に生成されたスキャン処理毎に、カウンタモジュール9に対してデータバス16を介してレジスタ部10をアクセスし、パルス出力装置15で発生した外部パルスexpのカウンタ現在値保持などの指令をすることで、カウンタ回路11の制御を行なう構成になっている。
このように従来技術のPLC装置では、レジスタ部10からの指令をカウンタ回路11のラッチ信号入力部12で受けることにより、すなわちスキャン処理内で実行されるソフトウェアで外部パルスexpのカウント現在値の保持を行っていた。
従来技術のPLC装置では、現在カウンタ値の収集にスキャン処理内で実行されるソフトウェアで、外部パルスのカウント現在値保持を行っていたため、外部入力パルスの周波数が一定でスキャン処理により定周期で処理したとしても、ソフトウェア処理の揺らぎによりスキャン毎のカウンタ現在値の差分が安定せず、安定した定周期でのカウンタ現在値採取ができないという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、安定した定周期でのカウンタ現在値採取ができるPLC装置を提供することを目的とする。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、安定した定周期でのカウンタ現在値採取ができるPLC装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため本発明は、プログラマブルコントローラ機能を有するPLCモジュールと、外部パルス入力信号をカウントするカウンタモジュールがデータバスで接続されたプログラマブルコントローラ装置において、前記PLCモジュールは、その定周期処理の周期および一定周期の信号を生成するための時間計測手段と、前記一定周期の信号を前記カウンタモジュールへ出力するための外部信号出力手段と、を有しており、前記カウンタモジュールは、前記PLCモジュールからの前記一定周期の信号を入力して前記カウンタモジュールの内部に取り込むための外部信号入力手段と、前記一定周期の信号を受けて前記外部パルス入力信号の現在カウント値を保持するための現在カウント値保持手段と、を有しているものであることを特徴としている。
本発明のPLC装置によれば、カウンタ現在値を保持するタイミングをPLCモジュールからのハードウェアによる外部信号とし、更に、該外部信号はスキャン処理周期を生成するスキャン基準タイマの出力を使用したので、スキャン処理に同期した安定したカウンタの現在値採取ができる。
以下、本発明の具体的実施例について、図に基づいて説明する。
図1は、本発明のPLCモジュールとカウンタモジュールを示す内部構成図である。
図1において、17は時間計測部、18は外部信号出力部、19は外部信号入力部、exsは外部信号である。図2と同じ説明符号は同じ構成要素および信号を示しているので説明は省略する。
以下、図1を用いて本実施例の構成要素の説明を行なう。
PLCモジュール1は、水晶発信子6により生成されたクロックを基準カウンタ2でカウントし、それを基にスキャン基準タイマ3でPLCモジュール1の定周期処理の周期および一定周期の信号exsを生成する時間計測部17と、一定周期の信号exsをカウンタモジュール9へ出力するための外部信号出力部18とを有している。また、PLCモジュール1は、プログラマブルコントローラの機能を実現するのに必要な最低限の構成、すなわちCPU4と、メモリ7と、基準カウンタ2及びCPU4を駆動するための水晶発振子6と、CPU4で処理されるスキャン処理部5とを有する構成になっている。
カウンタモジュール9は、PLCモジュール1からの一定周期の信号exsを入力してカウンタモジュール9の内部に取り込むための外部信号入力部19と、外部パルス入力信号expをカウントし、一定周期の信号exsをラッチ信号入力部12で受けて現在カウント値を保持するカウンタ11と、PLCモジュール1からのアクセス対象となるレジスタ部10と、カウンタ回路11を駆動するための水晶発振子13を有しており、PLCモジュール1とはデータバス16によりアクセスを行なう構成になっている。
本発明と従来技術と相違する点は以下のとおりである。
すなわち、カウンタ現在値を保持するタイミングは、図2の従来技術におけるレジスタ部10からラッチ信号入力部12へ送出する構成に対し、本発明ではスキャン基準タイマ3の出力exsをラッチ信号入力部12へ入力する構成となっている。すなわち、従来技術がスキャン処理内で実行されるソフトウェアで外部パルスのカウント現在値保持を行なうものであるのに対し、本発明は、PLCモジュールからのハードウェアによる外部信号exsで外部パルスのカウント現在値保持を行なうものとなっている点である。
次に、本実施例の動作の説明を行なう。
PLCモジュール1において、基準カウンタ2により生成されたスキャン基準タイマ3の出力は、CPU4へ入力されると共に、外部信号exsとしてカウンタモジュール9のラッチ信号入力部12に入力される。CPU4に入力されたスキャン基準タイマ3の出力は、N倍の周期に分周され、スキャン処理部5の周期となる。カウンタモジュール9のカウンタ回路11は、外部信号入力exsのラッチ信号入力部13への入力を受けて、外部パルスexpのカウンタ現在値を保持する。PLCモジュール1は、スキャン処理にてカウンタモジュール9のレジスタ部10へアクセスして、カウンタ回路11に保持されたカウンタ現在値を読み出す。
図1において、17は時間計測部、18は外部信号出力部、19は外部信号入力部、exsは外部信号である。図2と同じ説明符号は同じ構成要素および信号を示しているので説明は省略する。
以下、図1を用いて本実施例の構成要素の説明を行なう。
PLCモジュール1は、水晶発信子6により生成されたクロックを基準カウンタ2でカウントし、それを基にスキャン基準タイマ3でPLCモジュール1の定周期処理の周期および一定周期の信号exsを生成する時間計測部17と、一定周期の信号exsをカウンタモジュール9へ出力するための外部信号出力部18とを有している。また、PLCモジュール1は、プログラマブルコントローラの機能を実現するのに必要な最低限の構成、すなわちCPU4と、メモリ7と、基準カウンタ2及びCPU4を駆動するための水晶発振子6と、CPU4で処理されるスキャン処理部5とを有する構成になっている。
カウンタモジュール9は、PLCモジュール1からの一定周期の信号exsを入力してカウンタモジュール9の内部に取り込むための外部信号入力部19と、外部パルス入力信号expをカウントし、一定周期の信号exsをラッチ信号入力部12で受けて現在カウント値を保持するカウンタ11と、PLCモジュール1からのアクセス対象となるレジスタ部10と、カウンタ回路11を駆動するための水晶発振子13を有しており、PLCモジュール1とはデータバス16によりアクセスを行なう構成になっている。
本発明と従来技術と相違する点は以下のとおりである。
すなわち、カウンタ現在値を保持するタイミングは、図2の従来技術におけるレジスタ部10からラッチ信号入力部12へ送出する構成に対し、本発明ではスキャン基準タイマ3の出力exsをラッチ信号入力部12へ入力する構成となっている。すなわち、従来技術がスキャン処理内で実行されるソフトウェアで外部パルスのカウント現在値保持を行なうものであるのに対し、本発明は、PLCモジュールからのハードウェアによる外部信号exsで外部パルスのカウント現在値保持を行なうものとなっている点である。
次に、本実施例の動作の説明を行なう。
PLCモジュール1において、基準カウンタ2により生成されたスキャン基準タイマ3の出力は、CPU4へ入力されると共に、外部信号exsとしてカウンタモジュール9のラッチ信号入力部12に入力される。CPU4に入力されたスキャン基準タイマ3の出力は、N倍の周期に分周され、スキャン処理部5の周期となる。カウンタモジュール9のカウンタ回路11は、外部信号入力exsのラッチ信号入力部13への入力を受けて、外部パルスexpのカウンタ現在値を保持する。PLCモジュール1は、スキャン処理にてカウンタモジュール9のレジスタ部10へアクセスして、カウンタ回路11に保持されたカウンタ現在値を読み出す。
以上述べたように、本発明の実施例に係るPLC装置は、PLCモジュール1は、その定周期処理の周期および一定周期の信号exsを生成するための時間計測手段17と、一定周期の信号exsをカウンタモジュール9へ出力するための外部信号出力手段18と、を有しており、カウンタモジュール9は、前記PLCモジュール1からの前記一定周期の信号exsを入力して前記カウンタモジュール9の内部に取り込むための外部信号入力手段19と、前記一定周期の信号exsを受けて前記外部パルス入力信号expの現在カウント値を保持するための現在カウント値保持手段11と、を有する構成としているので、すなわちカウンタ現在値を保持するタイミングをPLCモジュール1からのハードウェアによる外部信号exsとし、更に外部信号exsはスキャン処理周期を生成するスキャン基準タイマ3の出力を使用しているので、スキャン処理に同期した安定したカウンタ現在値採取ができるのである。
本発明は、カウンタモジュールに入力した外部パルスからスキャン毎のカウンタ現在値差分を作成し、その差分パルス数を指令とする位置決め装置に適用でき、高精度な位置決めが必要な用途にも適用可能である。
1 PLCモジュール
2 基準カウンタ
3 スキャン基準タイマ
4 CPU
5 スキャン処理部
6、13 水晶発振子
7 メモリ
9 カウンタモジュール
10 レジスタ部
11 カウンタ回路
12 ラッチ信号入力部
15 パルス出力装置
16 データバス
17 時間計測部
18 外部信号出力部
19 外部信号入力部
exs 外部信号
exp 外部パルス
2 基準カウンタ
3 スキャン基準タイマ
4 CPU
5 スキャン処理部
6、13 水晶発振子
7 メモリ
9 カウンタモジュール
10 レジスタ部
11 カウンタ回路
12 ラッチ信号入力部
15 パルス出力装置
16 データバス
17 時間計測部
18 外部信号出力部
19 外部信号入力部
exs 外部信号
exp 外部パルス
Claims (1)
- プログラマブルコントローラ機能を有するPLCモジュール(1)と、外部パルス入力信号(exp)をカウントするカウンタモジュール(9)がデータバス(16)で接続されたプログラマブルコントローラ装置において、
前記PLCモジュール(1)は、その定周期処理の周期および一定周期の信号(exs)を生成するための時間計測手段(17)と、前記一定周期の信号(exs)を前記カウンタモジュール(9)へ出力するための外部信号出力手段(18)と、を有しており、
前記カウンタモジュール(9)は、前記PLCモジュール(1)からの前記一定周期の信号(exs)を入力して前記カウンタモジュール(9)の内部に取り込むための外部信号入力手段(19)と、前記一定周期の信号(exs)を受けて前記外部パルス入力信号(exp)の現在カウント値を保持するための現在カウント値保持手段(11)と、を有しているものであることを特徴とするプログラマブルコントローラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004123615A JP2005309627A (ja) | 2004-04-20 | 2004-04-20 | プログラマブルコントローラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004123615A JP2005309627A (ja) | 2004-04-20 | 2004-04-20 | プログラマブルコントローラ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005309627A true JP2005309627A (ja) | 2005-11-04 |
Family
ID=35438374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004123615A Pending JP2005309627A (ja) | 2004-04-20 | 2004-04-20 | プログラマブルコントローラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005309627A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014207825A1 (ja) * | 2013-06-25 | 2014-12-31 | 三菱電機株式会社 | プログラマブルコントローラ |
-
2004
- 2004-04-20 JP JP2004123615A patent/JP2005309627A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014207825A1 (ja) * | 2013-06-25 | 2014-12-31 | 三菱電機株式会社 | プログラマブルコントローラ |
JP5661953B1 (ja) * | 2013-06-25 | 2015-01-28 | 三菱電機株式会社 | プログラマブルコントローラ |
KR20160018796A (ko) | 2013-06-25 | 2016-02-17 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 프로그래머블 컨트롤러 |
US9811486B2 (en) | 2013-06-25 | 2017-11-07 | Mitsubishi Electric Corporation | Programmable controller |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3309647B1 (en) | Control device and communication device | |
JP6423971B2 (ja) | 機能ユニット及び制御装置 | |
KR101821068B1 (ko) | 프로그래머블 컨트롤러 | |
JP2001013179A (ja) | リングオシレータクロック周波数測定方法、リングオシレータクロック周波数測定回路、およびマイクロコンピュータ | |
JP2005309627A (ja) | プログラマブルコントローラ装置 | |
CN105306049A (zh) | Cdr电路和半导体装置 | |
JP2006048284A (ja) | プログラマブルコントローラ装置およびオプションモジュールとの同期方法 | |
JP6608019B2 (ja) | 機能ユニット及び制御装置 | |
JP2004272403A (ja) | プロセス入出力装置及びこれを用いた監視制御システム | |
JP4004668B2 (ja) | データ処理回路 | |
JP5620284B2 (ja) | 信号処理装置 | |
JP6528671B2 (ja) | クロック生成方法 | |
JPH10255489A (ja) | マイクロコンピュータ | |
US7450088B2 (en) | Apparatus and method for generating digital pulse | |
JP5477033B2 (ja) | 固体撮像素子 | |
JP2000092034A (ja) | カウンタインタフェース | |
JPH0735791A (ja) | 時間計測装置 | |
JP2009075762A (ja) | センサモジュール、およびセンサモジュールの間欠動作周期の調整方法 | |
JP2010011713A (ja) | パルス出力回路 | |
JPH03202910A (ja) | 同期化回路 | |
JP2006079480A (ja) | モジュール型のプログラマブルコントローラの同期方法およびプログラマブルコントローラ | |
JP2008167199A (ja) | イメージセンサモジュール | |
JP2010020389A (ja) | 半導体装置、半導体システム、および、同期化方法 | |
JP2005064965A (ja) | 同期信号取込回路及び同期信号取込回路を有するタイミング発生器並びに同期信号取込回路を有する撮像装置 | |
JPS6266165A (ja) | パルス周期入力装置 |