JP2005308077A - 自動変速機用ピストン - Google Patents

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Abstract

【課題】成形が容易な自動変速機用ピストンを提供する。また、ピストンのシリーズ品の機種展開を低コストに実現する。
【解決手段】ピストン5は、別体の成形部品であるピストン部材50と押圧部材51の2つの金属環からなる。これにより、従来のようなU字形の曲げ加工が不要となり、成形時の亀裂・破損などの不具合の発生を抑えることができる。また、ピストン部材50はそのままで、押圧部材51の形状や寸法を変更するだけで、クラッチ接触径・位置の異なるシリーズ品を提供できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車や農業用・産業用車両の自動変速機において、クラッチ板の接続/開放を切り替えるためのピストンに関する。
自動変速機の湿式多板クラッチでは、油圧により往復動するピストンでクラッチ板の接続(摩擦係合)/開放を切り替える。従来は、図5に示すようなアルミダイカストのアルミピストン100とシールリング(DリングまたはOリング)101を組み合わせたものが用いられていたが、近年、部品コスト低減・組み付け工数削減等の目的により、図6に示すようなタイプのピストン(BPS;ボンデッドピストンシール)200に置き換わりつつある(特許文献1参照)。
BPS200は、プレス加工された金属環201に直接ゴムシール部材202を焼き付けたものである。アルミピストン100をBPS200に置き換える際には、クラッチドラム300、クラッチ板301、クラッチハブ302等の形状や寸法を変更できないことが多く、それらの部品により定まるリップ摺動径r1,r2、リップ摺動位置l1,l2、クラッチ板接触径r3、クラッチ板接触位置l3等に合うように金属環201を成形しなければならない。このような事情から、図6のように金属環201の一部を細長くU字形に曲げて、クラッチ板301を押圧するための押圧部を形成することが通常であった。
特開平9−257058号公報
しかしながら、従来形状のBPSを成形する際には、U字形に曲げる時に金属環に亀裂が発生しやすい、U字形部分で金属環とプレス型の摩擦抵抗が増すことから離型時に金属環やプレス型に亀裂や破損等が生じることがある、という問題があった。
しかも、従来では、リップ摺動径・位置、クラッチ板接触径・位置等の要求寸法のうち1つでも異なると、それに合わせて異なるプレス型および加硫成形型が必要になる。たとえば、クラッチ板接触径のみ異なるシリーズ品を機種展開する場合でも、プレス型や加硫成形型を流用することができず、コストアップの一因ともなっている。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、成形が容易な自動変速機用ピストンを提供することにある。
本発明のさらなる目的は、要求寸法の一部が異なるシリーズ品の機種展開を低コストに実現し得る自動変速機用ピストンを提供することにある。
上記目的を達成すべく、本発明では以下の構成を採用する。
本発明に係る自動変速機用ピストンは、自動変速機のクラッチドラム内を移動してクラッチ板の接続/開放を切り替えるための環状のピストンであって、
クラッチドラム内面に密封接触するシール部材が焼き付けられたピストン部材と、
前記ピストン部材の移動に伴いクラッチ板を押圧する押圧部材と、を有し、
前記ピストン部材と前記押圧部材とが別体の成形部品である。
この構成によれば、ピストン部材はリップ摺動径・位置等のピストン機能に固有の要求寸法を満たすように設計すれば足り、同様に、押圧部材はクラッチ板接触径・位置等の押圧機能に固有の要求寸法を満たすように設計すれば足りる。つまり、機能別に部品を分けたことで、それぞれの形状の単純化、ひいては成形の容易化を図ることが可能となる。
また、ピストン機能に固有の要求寸法のみが異なる場合には、ピストン部材の成形型のみ変更し、押圧部材の成形型は流用できる。逆に、押圧機能に固有の要求寸法のみが異なる場合には、押圧部材の成形型のみ変更すればよい。すなわち、要求寸法の一部が異なるシリーズ品のあいだで成形型を共通にできるので、機種展開を低コストに実現することが可能となる。
好ましくは、前記ピストン部材は、その移動方向に対してほぼ垂直をなす平板部を有し、
前記押圧部材は、前記平板部と平行をなす平行部と、この平行部の外周から前記クラッチ板に向かってのびる押圧部とを有し、
前記押圧部材の平行部が前記ピストン部材の平板部に取り付けられているとよい。
この構成によれば、ピストン部材と押圧部材とが移動方向に対してほぼ垂直な面で面接触する。よって、ピストン部材の押圧力が効率的かつ安定的に押圧部材に作用することとなり、ピストン全体の運動安定性が向上する。
また、上記構成によれば、押圧部材の外周寸法を変更するだけでクラッチ板接触径の変更が可能である。このとき、ピストン部材の形状や寸法に何ら変更を加えることなく、ピストン部材の平板部の径寸法範囲内で自由にクラッチ板接触径を設定可能である。同様にして、押圧部材の押圧部の寸法(長さ)を変更するだけでクラッチ板接触位置の変更が可能であるという利点もある。
ピストン部材と押圧部材の固定は、嵌合・溶接・かしめ等の方法を採用できるが、好ましくは、前記押圧部材の平行部が、クラッチ板を開放する方向に自動変速機用ピストンを付勢するスプリングと前記ピストン部材の平板部との間に挟まれているとよい。
ピストン部材とスプリングとで押圧部材を挟みこむ方法であれば、溶接等の手間やコストを削減でき、また、嵌合やかしめに比べてクラッチドラムへの組み付けが容易になる。
本発明によれば、ピストンの成形の容易化を図ることができる。また、要求寸法の一部が異なるシリーズ品の機種展開を低コストに実現することができる。
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る自動変速機用ピストンを備えた自動変速機の部分断面図である。図1は、自動変速機のクラッチ部分の断面を示している。なお、クラッチ1は回転軸線を中心にほぼ回転対称な構造であるため、図1では片側(左側)のみ示している。
(クラッチの構成)
クラッチ1は、いわゆる湿式多板クラッチであり、主な部品として、クラッチドラム2
、クラッチハブ3、クラッチ板4a,4b、ピストン5、スプリング6、スプリングリテーナ7を備える。
クラッチドラム2は、エンジン側からの動力を受けて回転する略有底円筒状のハウジング部材である。クラッチドラム2は、中心側のドラム内壁2a、外周側のドラム外壁2b、および、ドラム底部2cからなり、内部に環状(ドーナツ状)の油室を有している。この油室内はATF(オートマチックトランスミッションフルード)で満たされる。一方、クラッチハブ3は、クラッチドラム2と同心的に配置される部材であり、出力軸に接続されている。
クラッチドラム2のドラム外壁2bには複数のクラッチ板4aが取り付けられ、また、これらのクラッチ板4aと交互に組み合わされるようにして、クラッチハブ3にも複数のクラッチ板4bが取り付けられている。両クラッチ板4a,4bは、回転方向の移動は規制されているが、軸方向には移動可能である。
クラッチドラム2の油室内には、環状のピストン5が軸方向に往復動自在に配置され、油室をドラム底部2c側の第1油室O1とクラッチハブ3側の第2油室O2に区画している。本実施形態のピストン5は、金属環にシール部材が焼き付けられた、いわゆるボンデッドピストンシールである。なお、ピストン5の詳しい構成は後述する。
第1油室O1側のドラム底部2cには、第1油室O1に連通する油路2dが設けられている。この油路2dから第1油室O1に作動油が導入される。一方、第2油室O2側のドラム内壁2aには、スプリングリテーナ7が固定されている。スプリング6はピストン5とスプリングリテーナ7の間に圧縮状態で保持されており、ピストン5を第1油室O1側に付勢する。
(クラッチの動作)
第1油室O1と第2油室O2の圧力にほとんど差がない場合には、スプリング6の付勢力によりピストン5が第1油室O1側に移動する。このときクラッチ板4a,4bは開放状態(離間状態)となり、動力伝達は行われない。
油路2dを通じて第1油室O1に作動油が供給されると、第1油室O1と第2油室O2の間に圧力差が生じる。この圧力差によりピストン5に作用する力がスプリング6の付勢力を上回ると、ピストン5が第2油室O2側に移動しクラッチ板4a,4bを押圧する。これにより、クラッチ板4a,4bが接続(摩擦係合)し、クラッチドラム2とクラッチハブ3とが一体となって回転するようになる。
このように、本実施形態のクラッチ1では、油圧により往復動するピストン5でクラッチ板4a,4bの接続/開放を切り替え、動力の伝達/切断を行うのである。
(ピストンの構成)
次に、本実施形態のピストン5の構成について詳しく説明する。
ピストン5は、別体の成形部品であるピストン部材50と押圧部材51の2つの金属環からなる。また、ピストン部材50には、ゴム状弾性体製のシール部材52が焼き付けられている。
ピストン部材50は、平ワッシャ形状の平板をプレス成形することにより、内周側と外周側とにクランク状の曲げ加工を施したものである。つまり、ピストン部材50は、その移動方向に対してほぼ垂直をなす平板部50cを主要部分とし、平板部50cの内周側と
外周側にそれぞれ段差を介して内向きフランジ部50a、外向きフランジ部50bが設けられた形状を呈する。
シール部材52は、プレス成形後のピストン部材50を加硫成形型にセットし、ゴム状弾性体を加硫成形することで、ピストン部材50の第1油室O1側の表面を覆うように焼き付け固定される。シール部材52は、その内周側にドラム内壁2aの表面に密封接触する第1リップ52aを、外周側にドラム外壁2bの表面に密封接触する第2リップ52bを有する。第1リップ52aはピストン部材50の内向きフランジ部50aに支えられ、第2リップ52bは外向きフランジ部50bに支えられるので、過度の弾性変形が抑制され、良好な密封性を保つことができる。また、シール部材52の中央部分には凸部52cが形成されている。これにより、ピストン5とドラム底部2cとの接触面積が小さくなるので、ピストン5とドラム底部2cのはり付きが防止される。
押圧部材51は、平ワッシャ形状の平板をプレス成形することにより、外周側にL字状の曲げ加工を施したものである。つまり、押圧部材51は、ピストン部材50の平板部50cと平行をなす平行部51aと、この平行部51aの外周からクラッチ板4a,4bに向かってのびる押圧部51bとからなる形状を呈する。
ピストン5のクラッチドラム2への組み付けは次のように行う。まず、クラッチドラム2の油室内にピストン部材50を配置し、それに重ねるようにして押圧部材51を配置する。次に、複数のスプリング6を周方向に等配し、スプリングリテーナ7をドラム内壁2aに固定する。本実施形態では、平行部51aがスプリング6とピストン部材50の平板部50cとの間に挟まれることで、押圧部材51の固定が図られる。なお、押圧部材51の固定方法としては、スプリング6による挟持固定の他にも、嵌合・溶接・かしめ等を採用してもよい。
以上述べた本実施形態のピストン5は従来品に比べて次のような利点がある。
ピストン部材50の形状に関しては、リップ摺動径r1,r2、リップ摺動位置l1,l2(図6参照)等のピストン機能に固有の要求寸法を満たすように、内向きフランジ部50aと外向きフランジ部50bを形成すれば足りる。また、押圧部材51の形状に関しては、クラッチ板接触径r3、クラッチ板接触位置l3(図4参照)等の押圧機能に固有の要求寸法を満たすように、押圧部51bの曲げ位置(径)および長さを設計すれば足りる。つまり、機能別に別々の成形部品に分けたことで、ピストン部材50と押圧部材51の形状が単純化され、従来のようなU字形の曲げ部分が不要となる。したがって、プレス成形が容易となり、成形時の亀裂・破損などの不具合の発生を抑えることが可能となる。
また、ピストン機能に固有の要求寸法のみが異なる場合には、ピストン部材50の成形型のみ変更し、押圧部材51の成形型は流用できる。逆に、押圧機能に固有の要求寸法のみが異なる場合には、押圧部材51の成形型のみ変更すればよい。すなわち、要求寸法の一部が異なるシリーズ品のあいだで成形型を共通にできるので、機種展開を低コストに実現することが可能となる。
図2に、ピストンのシリーズ品の一例(変形例)を示す。(a)はクラッチ板接触径r3が異なるタイプであり、(b)はさらにクラッチ板接触位置l3も異なるタイプである。このように、ピストン部材50は同型のものを用い、それに取り付ける押圧部材51の形状や寸法を変更するだけで、種々の要求寸法に応じたシリーズ品を提供することができる。同様にして、ピストン部材50の形状や寸法を変更して、リップ摺動径r1,r2やリップ摺動位置l1,l2にバリエーションを持たせることも容易である。
また、本実施形態によれば、ピストン部材50と押圧部材51とが移動方向に対してほぼ垂直な面で面接触するので、ピストン部材50の押圧力が効率的かつ安定的に押圧部材51に作用することとなり、ピストン全体の運動安定性が向上する。
また、スプリング6により押圧部材51を固定しているので、溶接等の手間やコストを削減できるとともに、嵌合やかしめに比べてクラッチドラム2への組み付けが容易になるという利点もある。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る自動変速機用ピストンについて説明する。図3は、本発明の第2実施形態に係る自動変速機用ピストンを備えた自動変速機の部分断面図である。なお、図3において、図1と同様の構成部分については同一の符号を付すものとし、その詳しい説明は省略する。
(ピストンの構成)
ピストン5は、別体の成形部品であるピストン部材50と押圧部材51の2つの金属環からなる。また、ピストン部材50には、ゴム状弾性体製のシール部材52が焼き付けられている。
本実施形態のピストン部材50は、平ワッシャ形状の平板をプレス成形することにより、内周側と外周側とにL字状の曲げ加工を施したものである。つまり、ピストン部材50は、その移動方向に対してほぼ垂直をなす平板部50cを主要部分とし、平板部50cの内周側と外周側にそれぞれ内側円筒部50d、外側円筒部50eが設けられた形状を呈する。
本実施形態のシール部材52は、プレス成形後のピストン部材50を加硫成形型にセットし、ゴム状弾性体を加硫成形することで、ピストン部材50の第1油室O1側の表面を覆い、かつ、内側円筒部50dおよび外側円筒部50eの先端をまわりこんでそれらの裏面を覆うように焼き付け固定される。そして、シール部材52は、その内周側にドラム内壁2aの表面に密封接触する第1リップ52aを、外周側にドラム外壁2bの表面に密封接触する第2リップ52bを有する。第1リップ52aはピストン部材50の内側円筒部50dに支えられ、第2リップ52bは外側円筒部50eに支えられるので、過度の弾性変形が抑制され、良好な密封性を保つことができる。さらに、本実施形態では、内側円筒部50dと外側円筒部50eの互いの対向面それぞれにゴム嵌合部52d,52eが設けられている。
本実施形態の押圧部材51は、平ワッシャ形状の平板をプレス成形することにより、内周側に曲げ加工を施したものであり、ピストン部材50の平板部50cと略平行をなす2つの平行部51a,51cと、平行部51cの外周からクラッチ板4a,4bに向かってのびる押圧部51bとからなるT字形状を呈する。
この押圧部材51は、ピストン部材50のゴム嵌合部52d,52eに対してゴム嵌合され、さらにスプリング6によってピストン部材50との間で挟持されることにより、固定が図られる。したがって、第1実施形態のようなスプリング6による挟持固定だけの構造に比べて、ピストン部材50と押圧部材51とがしっかりと固定され、稼働時における両部材の相対回転(ズレ)が抑制される。
本実施形態の構成の場合でも、図4に示すように、ピストン部材50は同型のものを用い、押圧部材51の形状や寸法を変更するだけで、クラッチ板接触径等が異なるタイプのバリエーションを提供可能である。
なお、上記実施形態は本発明の一具体例を例示したものにすぎない。本発明の範囲は上記実施形態に限られるものではなく、その技術思想の範囲内で種々の変形が可能である。
たとえば、スプリングリテーナ7の代わりに、キャンセラシールを用いてもよい。キャンセラシールは、その外周縁にピストンの押圧部に接触するシール部材が焼き付けられたタイプのスプリングリテーナである。キャンセラシールによりピストンの第2油室側に密封油室を形成することで、ピストンに作用する遠心油圧を相殺することができ、ピストンの運動安定性を高めることができる。
また、ピストン部材、押圧部材、シール部材の形状や寸法等は、それが実装されるクラッチの構造に合わせて適宜変更することができる。
押圧部材とクラッチ板との接触面積を拡大するために、押圧部材の先端にフランジ状の曲げを設けることも好ましい。
本発明の第1実施形態に係るピストンを備えた自動変速機の部分断面図。 図1のピストンのシリーズ品の一例を示す図。 本発明の第2実施形態に係るピストンを備えた自動変速機の部分断面図。 図3のピストンのシリーズ品の一例を示す図。 従来のアルミピストンを示す図。 従来のボンデッドピストンシールを示す図。
符号の説明
1 クラッチ
2 クラッチドラム
2a ドラム内壁
2b ドラム外壁
2c ドラム底部
2d 油路
3 クラッチハブ
4a,4b クラッチ板
5 ピストン
6 スプリング
7 スプリングリテーナ
50 ピストン部材
50a 内向きフランジ部
50b 外向きフランジ部
50c 平板部
50d 内側円筒部
50e 外側円筒部
51 押圧部材
51a 平行部
51b 押圧部
51c 平行部
52 シール部材
52a 第1リップ
52b 第2リップ
52c 凸部
52d,52e ゴム嵌合部
O1 第1油室
O2 第2油室
l1,l2 リップ摺動位置
l3 クラッチ板接触位置
r1,r2 リップ摺動径
r3 クラッチ板接触径

Claims (3)

  1. 自動変速機のクラッチドラム内を移動してクラッチ板の接続/開放を切り替えるための環状のピストンであって、
    クラッチドラム内面に密封接触するシール部材が焼き付けられたピストン部材と、
    前記ピストン部材の移動に伴いクラッチ板を押圧する押圧部材と、を有し、
    前記ピストン部材と前記押圧部材とが別体の成形部品であることを特徴とする自動変速機用ピストン。
  2. 前記ピストン部材は、その移動方向に対してほぼ垂直をなす平板部を有し、
    前記押圧部材は、前記平板部と平行をなす平行部と、この平行部の外周から前記クラッチ板に向かってのびる押圧部とを有し、
    前記押圧部材の平行部が前記ピストン部材の平板部に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の自動変速機用ピストン。
  3. 前記押圧部材の平行部は、クラッチ板を開放する方向に自動変速機用ピストンを付勢するスプリングと前記ピストン部材の平板部との間に挟まれていることを特徴とする請求項2記載の自動変速機用ピストン。
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