JP2005307138A - 有機リン酸エステル金属塩を含む液体組成物、並びにこれを含有してなる結晶性熱可塑性樹脂組成物及びその成形体 - Google Patents

有機リン酸エステル金属塩を含む液体組成物、並びにこれを含有してなる結晶性熱可塑性樹脂組成物及びその成形体 Download PDF

Info

Publication number
JP2005307138A
JP2005307138A JP2004156907A JP2004156907A JP2005307138A JP 2005307138 A JP2005307138 A JP 2005307138A JP 2004156907 A JP2004156907 A JP 2004156907A JP 2004156907 A JP2004156907 A JP 2004156907A JP 2005307138 A JP2005307138 A JP 2005307138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermoplastic resin
crystalline thermoplastic
metal salt
liquid composition
composition containing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004156907A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yamanaka
猛 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
API Corp
Original Assignee
API Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by API Corp filed Critical API Corp
Priority to JP2004156907A priority Critical patent/JP2005307138A/ja
Publication of JP2005307138A publication Critical patent/JP2005307138A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

【課題】 有機リン酸エステル金属塩を結晶性熱可塑性樹脂に均一に分散させることができる有機リン酸エステル金属塩を含む液体組成物とそのような有機リン酸エステル金属塩組成物を配合してなる結晶性熱可塑性樹脂組成物及びその成形体の提供。
【解決手段】
少なくとも一種の一般式(I)
Figure 2005307138

(式中、R1は炭素数1〜8のアルキル基を、R2は水素又は炭素数1〜8のアルキル基を、R3は炭素数1〜4のアルキリデン基を、Aは1価又は2価の金属を、xはAが1価の場合1をAが2価の場合2を表す。)で表される有機リン酸エステル金属塩及び少なくとも一種の界面活性剤を含むことを特徴とする液体組成物により上記課題を解決できた。
【選択図】 なし

Description

本発明は、有機リン酸エステル金属塩を結晶性熱可塑性樹脂に均一に分散させることができる有機リン酸エステル金属塩を含む液体組成物とそのような有機リン酸エステル金属塩組成物を配合してなる結晶性熱可塑性樹脂組成物及びその成形体に関する。
技術背景
ポリオレフィン樹脂等の結晶性熱可塑性樹脂は、加熱成形後の結晶化速度を向上させるため、成形サイクルの向上や成形物の剛性の改良等を目的として、樹脂に造核剤を配合することは既によく知られている。
造核剤の中でも有機リン酸エステル金属塩は特に造核能に優れている。このような有機リン酸エステル金属塩は、通常、粉末で提供されるものであるが、一般に融点が樹脂の加工温度以上であるため、樹脂への練り込みにおいて分散性不良により、有機リン酸エステル金属塩の未分散凝集物(白点)を生じ、成形品の外観を損なうものであった。この分散性を改良するために微粉末にして供給されることも多いが、微粉末にする場合、粉砕のための特殊な装置が必要であるばかりでなく、微粉末にすると二次凝集が起こり分散性が悪くなる場合もあるほか、作業者の粉塵暴露や貯蔵時のブリッジングの問題がある。また、白点も完全になくなるものではなかった。
また、水、有機溶媒等の揮発性化合物に結晶核剤を溶解し樹脂に適用する方法が知られているが(例えば、特許文献1参照。)、有機リン酸エステル金属塩に適用した場合、樹脂に望まれない有機溶媒の残留が懸念され、また、加工時に発泡する場合もあり好ましくないものであった。更に溶融混練時のような高温下での使用は作業環境の面からも好ましくないものであった。
結晶性熱可塑性樹脂組成物を得る方法において、経済性に優れ、製造も容易な方法であって、有機リン酸エステル金属塩を結晶性熱可塑性樹脂に均一に分散させることができる有機リン酸エステル金属塩組成物とそのような有機リン酸エステル金属塩組成物を配合してなる結晶性熱可塑性樹脂組成物が求められているのが現状である。
特開平11−323146号公報
本発明は、従来の有機リン酸エステル金属塩の上述したような問題を解決するためになされたものであって、有機リン酸エステル金属塩の結晶性熱可塑性樹脂への分散を高度に達成することができる有機リン酸エステル金属塩組成物とこれを配合してなる結晶性熱可塑性樹脂組成物及びその成形体を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記問題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、結晶性熱可塑性樹脂へ有機リン酸エステル金属塩を使用する際に、少なくとも一種の有機リン酸エステル金属塩と少なくとも一種の界面活性剤の液体組成物とすることで樹脂への混合、分散性が大幅に改善されることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、
(1)少なくとも一種の一般式(I)
Figure 2005307138
(式中、R1は炭素数1〜8のアルキル基を、R2は水素又は炭素数1〜8のアルキル基を、R3は炭素数1〜4のアルキリデン基を、Aは1価又は2価の金属を、xはAが1価の場合1をAが2価の場合2を表す。)で表される有機リン酸エステル金属塩及び少なくとも一種の界面活性剤を含むことを特徴とする液体組成物、
(2)Aがアルカリ金属であることを特徴とする(1)に記載の液体組成物、
(3)界面活性剤が常温で液体であることを特徴とする(1)又は(2)のいずれかに記載の液体組成物、
(4)界面活性剤がノニオン系であることを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載の液体組成物、
(5)界面活性剤を組成物全体の50〜99.9%を配合してなることを特徴とする(1)から(4)のいずれかに記載の液体組成物、
(6)結晶性熱可塑性樹脂100重量部に(1)から(5)のいずれかに記載の液体組成物を有機リン酸エステル金属塩換算にて0.005〜5重量部を配合してなることを特徴とする結晶性熱可塑性樹脂組成物、
(7)結晶性熱可塑性樹脂組成物がポリエチレン又はポリプロピレンであることを特徴とする(6)に記載の結晶性熱可塑性樹脂組成物、
(8)(7)に記載の結晶性熱可塑性樹脂組成物を成形することにより得ることができることを特徴とする結晶性熱可塑性樹脂成形体、
(9)結晶性熱可塑性樹脂組成物がポリエチレン又はポリプロピレンである(8)に記載の結晶性熱可塑性樹脂成形体、に関する。
本発明による有機リン酸エステル金属塩を含む液体組成物は、有機リン酸エステル金属塩を液体の界面活性剤に溶解した組成物であって、これを結晶性熱可塑性樹脂に配合する際、有機リン酸エステル金属塩を粉末のまま配合する際と比較して、極めて高度に分散させることが可能である。
従って、このようにして得られる結晶性熱可塑性樹脂組成物は、有機リン酸エステル金属塩を粉末のまま配合して得られた結晶性熱可塑性樹脂組成物に対して、未分散凝集体(白点)が存在しない高度に分散性が改善された樹脂組成物である。また、この樹脂組成物により成形された結晶性熱可塑性樹脂組成物も有機リン酸エステル金属塩の未分散凝集物が存在しない。
本発明の有機リン酸エステル金属塩を含む液体組成物中の有機リン酸エステル金属塩は、従来より、一般に結晶性熱可塑性樹脂に用いられているもので界面活性剤に一部でも溶解できるものであれば、いずれでもよく、単独又は二種以上を組み合わせて使用することができる。
本発明において用いる有機リン酸エステル金属塩は、好ましくは一般式(I)
Figure 2005307138
で表される化合物であり、式中、R1、R2で表される炭素数1〜8のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、i−プロピル基、ブチル基、i−ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、t−ペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、イソオクチル基、第三オクチル基等が挙げられる。
R3で表されるアルキリデン基としてはメチレン基、エチリデン基、プロピリデン基、ブチリデン基等が挙げられる。
Aで表される金属としてはリチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属、亜鉛等が挙げられる。中でもアルカリ金属が造核剤として効果に優れるので好ましい。
上記一般式(I)で表される有機リン酸エステル金属塩のより具体的な例として、例えば、ナトリウム−2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェニル)ホスフェート、ナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート、リチウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート、ナトリウム−2,2’−エチリデンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート、リチウム−2,2’−エチリデンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート等を挙げることができる。
本発明の界面活性剤は液体であればアニオン系、カチオン系、ノニオン系、両性等特に限定されるものではないが、有機リン酸エステル金属塩の液体組成物の粘度や樹脂への相溶性を考慮するとノニオン系が特に好ましい。これらは単独又は二種以上を組み合わせて使用することができる。
アニオン系界面活性剤としては、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等のアルキル(炭素数12〜22)ベンゼンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物のナトリウム塩、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム等のアルキル(炭素数12〜22)スルホ酢酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム等のアルキル(炭素数12〜22)硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム等のポリオキシエチレン(4〜50モル)アルキル(炭素数12〜22)エーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン(4〜50モル)アルキル(炭素数12〜22)エーテルリン酸カリウム塩、ポリカルボン酸塩型高分子界面活性剤等が挙げられる。
ノニオン系界面活性剤としては、プロピレングリコールモノステアレート等のプロピレングリコール脂肪酸(炭素数8〜22)エステル、ペンタエリスリトールモノオレエート等のペンタエリスリトール脂肪酸(炭素数8〜22)エステル、ポリオキシエチレン(4〜50モル)ジスチレン化フェニルエーテル、ソルビタンジステアレート等のソルビタン脂肪酸(炭素数8〜22)モノ、ジ、トリ及びテトラエステル、ポリオキシエチレンソルビタントリステアレート等のポリオキシエチレン(4〜50モル)ソルビタン脂肪酸(炭素数8〜22)エステル、ステアリン酸モノグリセライド等のグリセリン脂肪酸(炭素数8〜22)モノ、ジ及びトリエステル、ポリエチレングリコールモノラウレート等のポリエチレングリコール(4〜50モル)脂肪酸(炭素数8〜22)エステル、ラウリン酸ジエタノールアミド等の脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシエチレンラウリン酸アミド等のポリオキシエチレン(4〜50モル)脂肪酸(炭素数8〜22)アミドが挙げられる。
カチオン系界面活性剤としては、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド等の第4級アンモニウム塩、ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロライド等のアルキル(炭素数12〜22)ジメチルベンジルアンモニウムクロライドが挙げられる。
両性界面活性剤としては、ラウリルジメチルベタイン等のカルボキシベタイン型、N−ステアリルアミノ酢酸等のアミノカルボン酸型、2−ステアリル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等のイミダゾリニウムベタイン型、卵黄レシチン、植物レシチン等のレシチンが挙げられる。
本発明の有機リン酸エステル金属塩を含む液体組成物を調製するには、少なくとも一種の有機リン酸エステル金属塩と少なくとも一種の界面活性剤をそれぞれ所定量秤量し、適当な方法で混合、溶解すればよい。必要であれば界面活性剤の融点にまで加熱し溶解してもよい。
液体組成物中の界面活性剤は有機リン酸エステル金属塩が一部でも溶解できれば配合量に制限はないが、好ましくは50〜99.9%であり、更に好ましくは75〜95%である。界面活性剤の量がこれよりも少ないと分散性の改善効果が小さくなり、多いと造核効果を得るための樹脂への添加量が増大し経済的に不利である。
また、必要に応じて流動パラフィン等の液体の樹脂添加剤も粘度の調整に使用することができる。更に必要に応じて、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤或いはその他の添加剤を混合してもよい。
このようにして、有機リン酸エステル金属塩の結晶性熱可塑性樹脂への分散が高度に達成され、粉塵暴露のない、取り扱いの容易な有機リン酸エステル金属塩を含む液体組成物を得ることができる。
本発明の液体組成物を含有してなる結晶性熱可塑性樹脂は、公知のいずれの方法でも製造できる。例えば、樹脂に本発明の液体組成物を配合し、直接、成形加工をしてもよく、予め一軸又は二軸押し出し機等の混練機で希望の温度で混合し、得られたストランドを冷却、切断することにより得られるペレットを用いて成形加工を行い成形品を得てもよい。
本発明の液体組成物の配合量は、有機リン酸エステル金属塩の効果が得られる限り特に限定されるものではなく、適宜選択することができる。通常、結晶性熱可塑性樹脂100重量部に対して、有機リン酸エステル金属塩換算で0.01〜5重量部、好ましくは0.05〜2重量部配合される。これらの範囲内で配合することにより有機リン酸エステル金属塩の効果を得ることができる。
結晶性熱可塑性樹脂としては、ポリオレフィン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアセタール樹脂が挙げられる。
ポリオレフィン樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ−1−ブテン、ポリメチルペンテン、ポリメチルブテン等のオレフィン単独重合体;プロピレン・エチレンランダム共重合体等のオレフィン共重合体等を挙げることができ、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ−1−ブテン、プロピレン・エチレンランダム共重合体が特に好ましい。なお、ポリオレフィンが炭素原子数3以上のオレフィンから得られるポリオレフィンである場合には、アイソタクチック重合体であってもよく、シンジオタクチック重合体であってもよい。また、ポリオレフィンは、どのような製造方法、触媒で得られたものであってもよい、例えば、従来のチーグラー・ナッタ型触媒により得られたポリオレフィンだけでなく、メタロセン触媒により得られたポリオレフィンも好適に使用できる。このようなポリオレフィンは、単独で用いてもよく、二種以上組み合わせて用いてもよい。
ポリアミド樹脂としては、ナイロン−6、ナイロン−66、ナイロン−10、ナイロン−12、ナイロン−46等の脂肪族ポリアミド;芳香族ジカルボン酸と脂肪族ジアミンより製造される芳香族ポリアミド等を挙げることができ、ナイロン−6が特に好ましい。このようなポリアミドは、単独で用いてもよく、二種以上組み合わせて用いてもよい。
ポリエステル樹脂としては、芳香族系ポリエステルとしてポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレートが挙げられ、脂肪族ポリエステルとしてポリ乳酸、ポリブチレンサクシネート、ポリエチレンサクシネート、ポリカプロラクトン、ポリヒドロキシブチレート、ポリエステルカーボネート等を挙げることができ、ポリエチレンテレフタレートが特に好ましい。このようなポリエステルは、単独で用いてもよく、二種以上組み合わせて用いてもよい。
ポリアセタール樹脂としては、ポリホルムアルデヒド(ポリオキシメチレン)、ポリアセトアルデヒド、ポリプロピオンアルデヒド、ポリブチルアルデヒド等を挙げることができ、ポリホルムアルデヒドが特に好ましい。このようなポリアセタールは、単独で用いてもよく、二種以上組み合わせて用いてもよい。
これら結晶性熱可塑性樹脂のうちでは、ポリオレフィン樹脂、特にポリプロピレンが機械的性質及び/又は光学的性質の改善効果が大きいため好ましい。
また、必要に応じて、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤或いはその他の添加剤を混合してもよい。
このようにして得られる、本発明の液体組成物を含有してなる結晶性熱可塑性樹脂は、有機リン酸エステル金属塩の未分散凝集物がなく、従来、有機リン酸エステル金属塩が使用されてきた分野に適用できるものである。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されることはない。
[分散性(白点)]
試験片10枚中の白点を目視にて観察し、それぞれ下記の4段階で評価した。それらの平均を液体組成物の評価とした。
4:優れている(白点が全くない)
3:良い(白点がほとんどない)
2:可(白点が少しある)
1:不可(白点がある)
[結晶化開始温度]
株式会社島津製作所製の示差走査熱量計「DSC−60」を用いて、窒素気流下、90℃から15℃/分の速度で昇温し、210℃にて5分保持した後、15℃/分の速度で90℃まで降温した。樹脂由来の発熱が始まる温度を結晶化開始温度とした。なお、結晶化開始温度が高いほど造核能に優れることを意味する。
製造例1
ナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート(旭電化株式会社製「NA−11」)2.5gとポリオキシエチレンオレイルエーテル(常温で液体、花王株式会社製「エマルゲン408」)25.0gをマグネチックスターラーでよく撹拌し透明な溶液を得た。
製造例2
製造例1におけるポリオキシエチレンオレイルエーテルをポリオキシエチレンラウリルエーテル(常温で液体、花王株式会社製「エマルゲン106」)へ代えた以外は製造例1と同様に撹拌し透明な溶液を得た。
製造例3
製造例1におけるポリオキシエチレンオレイルエーテルをポリオキシエチレン高級アルコールエーテル(常温で液体、花王株式会社製「エマルゲン705」)へ代えた以外は製造例1と同様に撹拌し透明な溶液を得た。
製造例4
製造例3におけるポリオキシエチレン高級アルコールエーテルの添加量を5.0gへ代えた以外は製造例3と同様に撹拌し透明な溶液を得た。
製造例5
製造例1におけるポリオキシエチレンオレイルエーテルをオレイン酸モノ・ジグリセライド(常温で液体、花王株式会社製「エキセル300」)へ代えた以外は製造例1と同様に撹拌し透明な溶液を得た。
製造例6
製造例1におけるポリオキシエチレンオレイルエーテルをポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(常温で液体、花王株式会社製「レオドールTW−L120」)へ代えた以外は製造例1と同様に撹拌し透明な溶液を得た。
製造例7
製造例1におけるポリオキシエチレンオレイルエーテルをポリエチレングリコールモノラウレート(常温で液体、花王株式会社製「エマノーン1112」)へ代えた以外は製造例1と同様に撹拌し透明な溶液を得た。
製造例8
ナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート(旭電化株式会社製「NA−11」)2.5gとステアリン酸モノグリセライド(常温で固体、花王株式会社製「エキセルT−95」)25.0gをオスターブレンダーにて十分混合し、粉末状の混合物を得た。
実施例1
ランダムポリプロピレン(モンテルエスディーケイサンライズ社製「PM620A」MFR=7.0g/10min)100重量部に対し、製造例1の混合物をナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェートの純分換算で0.1重量部を配合してターブラーシェーカーミキサーにて混合した。
次に210℃にて二軸押出し機で溶融混練し、ストランドを水冷後切断しペレットを得た。
得られたペレットを成形温度210℃、金型温度40℃にて射出成形し、厚み2mmの試験片を作成し、該試験片の分散性(白点)について評価し、結晶化開始温度の測定を行った。得られた結果を表1に示す。
実施例2〜7
実施例1における製造例1の混合物を製造例2〜7の混合物へ代えた以外は実施例1と同様に試験片を得た。該試験片の分散性(白点)について評価し、結晶化開始温度の測定を行った。得られた結果を表1に示す。
比較例1
実施例1の製造例1の混合物をナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート(旭電化株式会社製「NA−11」)0.1重量部とポリオキシエチレンオレイルエーテル1重量部を別々に添加する様に代えた以外は実施例1と同様に試験片を得た。該試験片の分散性(白点)について評価し、結晶化開始温度の測定を行った。得られた結果を表1に示す。
比較例2
比較例1におけるポリオキシエチレンオレイルエーテルをポリオキシエチレンラウリルエーテルへ代えた以外は比較例1と同様に試験片を得た。該試験片の分散性(白点)について評価し、結晶化開始温度の測定を行った。得られた結果を表1に示す。
比較例3
比較例1におけるポリオキシエチレンオレイルエーテルをポリオキシエチレン高級アルコールエーテルへ代えた以外は比較例1と同様に試験片を得た。該試験片の分散性(白点)について評価し、結晶化開始温度の測定を行った。得られた結果を表1に示す。
比較例4
比較例1におけるポリオキシエチレンオレイルエーテルをオレイン酸モノ・ジグリセライドへ代えた以外は比較例1と同様に試験片を得た。該試験片の分散性(白点)について評価し、結晶化開始温度の測定を行った。得られた結果を表1に示す。
比較例5
比較例1におけるポリオキシエチレンオレイルエーテルをポリオキシエチレンソルビタンモノラウレートへ代えた以外は比較例1と同様に試験片を得た。該試験片の分散性(白点)について評価し、結晶化開始温度の測定を行った。得られた結果を表1に示す。
比較例6
比較例1におけるポリオキシエチレンオレイルエーテルをポリエチレングリコールモノラウレートへ代えた以外は比較例1と同様に試験片を得た。該試験片の分散性(白点)について評価し、結晶化開始温度の測定を行った。得られた結果を表1に示す。
比較例7
比較例1におけるポリオキシエチレンオレイルエーテルを添加しない以外は比較例1と同様に試験片を得た。該試験片の分散性(白点)について評価し、結晶化開始温度の測定を行った。得られた結果を表1に示す。
比較例8
実施例1における製造例1を添加しない以外は実施例1と同様に試験片を得た。該試験片の結晶化開始温度の測定を行った。得られた結果を表1に示す。
Figure 2005307138
表1の結果から以下のことが明らかである。
ナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート(旭電化株式会社製「NA−11」)を界面活性剤に溶解した液体組成物を樹脂へ添加した場合は樹脂中での造核剤の分散性が極めてよく未分散凝集物が全くない。一方、ナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェートのみやナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェートと界面活性剤をそれぞれ樹脂へ添加した場合は樹脂中での分散性が悪く未分散凝集物が残る。予めナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェートを含む液体組成物を用いることで高度に分散性が達成されることが明らかである。
また、ナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェートのみを添加した樹脂の結晶化開始温度とナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェートを界面活性剤に溶解した液体組成物を添加した樹脂の結晶化開始温度にほとんど差はなく、従って、核剤性能に大きな差はないことが明らかである。
実施例8
ランダムポリプロピレン(MFR=7.0g/10min)100重量部に対し、製造例1の混合物をナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェートの純分換算で0.1重量部を配合してターブラーシェーカーミキサーにて混合した。
次いで、成形温度210℃、金型温度40℃にて射出成形し、厚み2mmの試験片を作成し、該試験片の分散性(白点)について評価し、結晶化開始温度の測定を行った。得られた結果を表2に示す。
実施例9〜11
実施例8における製造例1の混合物を製造例3、5、6の混合物へ代えた以外は実施例8と同様に試験片を得た。該試験片の分散性(白点)について評価し、結晶化開始温度の測定を行った。得られた結果を表2に示す。
比較例9
実施例8における製造例1の混合物を製造例8の混合物へ代えた以外は実施例8と同様に試験片を得た。該試験片の分散性(白点)について評価し、結晶化開始温度の測定を行った。得られた結果を表2に示す。
比較例10
実施例1の製造例1の混合物をナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート(旭電化株式会社製「NA−11」)0.1重量部とポリオキシエチレンオレイルエーテル1重量部を別々に添加する様に代えた以外は実施例8と同様に試験片を得た。該試験片の分散性(白点)について評価し、結晶化開始温度の測定を行った。得られた結果を表2に示す。
比較例11
比較例1におけるポリオキシエチレンオレイルエーテルをポリオキシエチレン高級アルコールエーテルへ代えた以外は比較例10と同様に試験片を得た。該試験片の分散性(白点)について評価し、結晶化開始温度の測定を行った。得られた結果を表2に示す。
Figure 2005307138
表2の結果から以下のことが明らかである。ナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェートを液体の界面活性剤に溶解した液体組成物を樹脂へ添加した場合は樹脂中での造核剤の分散性が極めてよく未分散凝集物が全くない。一方、固体の界面活性剤と混合した組成物では、ナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェートと界面活性剤をそれぞれ樹脂へ添加した場合と同様に樹脂中での分散性が悪く未分散凝集物が残る。予めナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェートを液体の界面活性剤に溶解した液体組成物を用いることで高度に分散性が達成されることが明らかである。
また、ナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェートを界面活性剤に溶解した液体組成物を添加した樹脂の結晶化開始温度とナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェートと界面活性剤をそれぞれ添加した樹脂の結晶化開始温度にほとんど差はなく、従って核剤性能に大きな差はないことが明らかである。
表1、2から以下のことが明らかである。
ナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェートと界面活性剤をそれぞれ樹脂へ添加した場合、押出し混練時に添加した場合より射出成形時に添加した場合の方が未分散凝集物が多い。このように、通常、射出成形機には溶融能のみで混練能は期待できないため高度な分散性は期待できない。従って、押出し混練を行うことで分散性を高める。しかしながら、ナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェートを界面活性剤に溶解した液体組成物を添加した場合、押出し混練時に添加した場合も射出成形時に添加した場合も未分散凝集物が全くない。即ち、混練能を期待できない射出成形機でも高度な分散が可能であることが明らかである。
実施例12
ホモポリプロピレン(MFR=7.0g/10min)100重量部に対し、テトラキス[メチレン−3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン(株式会社エーピーアイコーポレーション社製「トミノックスTT」)を0.1重量部、トリス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイト(株式会社エーピーアイコーポレーション社製「トミホス202」)を0.1重量部、ステアリン酸カルシウムを0.1重量部、製造例1の混合物をナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェートの純分換算で0.1重量部を配合してターブラーシェーカーミキサーにて混合した。
次に210℃にて二軸押出し機で溶融混練し、ストランドを水冷後切断しペレットを得た。
得られたペレットを成形温度210℃、金型温度40℃にて射出成形し、厚み2mmの試験片を作成し、該試験片の分散性(白点)について評価し、結晶化開始温度の測定を行った。得られた結果を表3に示す。
実施例13〜14
実施例12における製造例1の混合物を製造例3又は5の混合物へ代えた以外は実施例12と同様に試験片を得た。該試験片の分散性(白点)について評価し、結晶化開始温度の測定を行った。得られた結果を表3に示す。
比較例12
実施例12の製造例1の混合物をナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート0.1重量部とポリオキシエチレンオレイルエーテル1重量部を別々に添加する様に代えた以外は実施例12と同様に試験片を得た。該試験片の分散性(白点)について評価し、結晶化開始温度の測定を行った。得られた結果を表3に示す。
比較例13
比較例12におけるポリオキシエチレンオレイルエーテルをポリオキシエチレン高級アルコールエーテルへ代えた以外は比較例12と同様に試験片を得た。該試験片の分散性(白点)について評価し、結晶化開始温度の測定を行った。得られた結果を表3に示す。
比較例14
比較例12におけるポリオキシエチレンオレイルエーテルを加えない以外は比較例12と同様に試験片を得た。該試験片の分散性(白点)について評価し、結晶化開始温度の測定を行った。得られた結果を表3に示す。
比較例15
実施例12における製造例1を添加しない以外は実施例12と同様に試験片を得た。該試験片の結晶化開始温度の測定を行った。得られた結果を表3に示す。
Figure 2005307138
表3の結果から以下のことが明らかである。
ナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェートを界面活性剤に溶解した液体組成物を樹脂へ添加した場合はホモポリプロピレン中での造核剤の分散性が極めてよく未分散凝集物が全くない。一方、ナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェートのみやナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェートと界面活性剤をそれぞれ樹脂へ添加した場合は樹脂中での分散性が悪く未分散凝集物が残る。予めナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェートを含む液体組成物を用いることで高度に分散性が達成されることが明らかである。
また、ナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェートのみを添加した樹脂の結晶化開始温度とナトリウム−2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェートを界面活性剤に溶解した液体組成物を添加した樹脂の結晶化開始温度にほとんど差はなく、従って、核剤性能に大きな差はないことが明らかである。
結晶性熱可塑性樹脂へ有機リン酸エステル金属塩を使用する際に、少なくとも一種の有機リン酸エステル金属塩と少なくとも一種の界面活性剤の液体組成物とすることで樹脂への混合、分散性が大幅に改善することができる。

Claims (9)

  1. 少なくとも一種の一般式(I)
    Figure 2005307138
    (式中、R1は炭素数1〜8のアルキル基を、R2は水素又は炭素数1〜8のアルキル基を、R3は炭素数1〜4のアルキリデン基を、Aは1価又は2価の金属を、xはAが1価の場合1をAが2価の場合2を表す。)で表される有機リン酸エステル金属塩及び少なくとも一種の界面活性剤を含むことを特徴とする液体組成物。
  2. Aがアルカリ金属であることを特徴とする請求項1に記載の液体組成物。
  3. 界面活性剤が常温で液体であることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の液体組成物。
  4. 界面活性剤がノニオン系であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の液体組成物。
  5. 界面活性剤を組成物全体の50〜99.9%を配合してなることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の液体組成物。
  6. 結晶性熱可塑性樹脂100重量部に請求項1から5のいずれかに記載の液体組成物を有機リン酸エステル金属塩換算にて0.005〜5重量部を配合してなることを特徴とする結晶性熱可塑性樹脂組成物。
  7. 結晶性熱可塑性樹脂組成物がポリエチレン又はポリプロピレンであることを特徴とする請求項6に記載の結晶性熱可塑性樹脂組成物。
  8. 請求項7に記載の結晶性熱可塑性樹脂組成物を成形することにより得ることができることを特徴とする結晶性熱可塑性樹脂成形体。
  9. 結晶性熱可塑性樹脂組成物がポリエチレン又はポリプロピレンである請求項8に記載の結晶性熱可塑性樹脂成形体。
JP2004156907A 2004-04-23 2004-04-23 有機リン酸エステル金属塩を含む液体組成物、並びにこれを含有してなる結晶性熱可塑性樹脂組成物及びその成形体 Pending JP2005307138A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004156907A JP2005307138A (ja) 2004-04-23 2004-04-23 有機リン酸エステル金属塩を含む液体組成物、並びにこれを含有してなる結晶性熱可塑性樹脂組成物及びその成形体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004156907A JP2005307138A (ja) 2004-04-23 2004-04-23 有機リン酸エステル金属塩を含む液体組成物、並びにこれを含有してなる結晶性熱可塑性樹脂組成物及びその成形体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005307138A true JP2005307138A (ja) 2005-11-04

Family

ID=35436264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004156907A Pending JP2005307138A (ja) 2004-04-23 2004-04-23 有機リン酸エステル金属塩を含む液体組成物、並びにこれを含有してなる結晶性熱可塑性樹脂組成物及びその成形体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005307138A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019082930A1 (ja) * 2017-10-25 2019-05-02 株式会社Adeka 結晶化遅延剤、これを含有する組成物、オレフィン系樹脂組成物、その成形品、およびオレフィン樹脂の結晶化の遅延方法
JP2022518498A (ja) * 2019-01-23 2022-03-15 ミリケン・アンド・カンパニー 熱可塑性組成物

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019082930A1 (ja) * 2017-10-25 2019-05-02 株式会社Adeka 結晶化遅延剤、これを含有する組成物、オレフィン系樹脂組成物、その成形品、およびオレフィン樹脂の結晶化の遅延方法
JP2022518498A (ja) * 2019-01-23 2022-03-15 ミリケン・アンド・カンパニー 熱可塑性組成物
JP7413385B2 (ja) 2019-01-23 2024-01-15 ミリケン・アンド・カンパニー 熱可塑性組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0336573B1 (en) Composition and use
KR20100075876A (ko) 폴리올레핀 수지용 핵형성제 마스터배치
US11242445B2 (en) Resin additive composition and synthetic resin composition using same
CN101065434A (zh) 包括两种成核剂的热塑性聚合物组合物
CN104114616A (zh) 树脂添加剂母料
JP2013129713A (ja) マスターバッチの製造方法
JP2008120896A (ja) 亜リン酸エステル組成物及びその製造方法
EP3851432A1 (en) Metal salt of alicyclic dicarboxylic acid having excellent dispersibility in polyolefin resin, production method for said metal salt of alicyclic dicarboxylic acid, crystal nucleator for polyolefin resin containing said metal salt of alicyclic dicarboxylic acid, crystal nucleator composition containing said crystal nucleator, polyolefin resin composition, and polyolefin resin molded article
JP7101686B2 (ja) 組成物、これを用いた熱可塑性樹脂組成物、およびその成形体
JP2005307138A (ja) 有機リン酸エステル金属塩を含む液体組成物、並びにこれを含有してなる結晶性熱可塑性樹脂組成物及びその成形体
TW201130903A (en) Polyolefin resin composition
JP2001081236A (ja) 顆粒状造核剤組成物とこれを配合してなるポリオレフィン樹脂組成物
JP2013018912A (ja) ポリ乳酸樹脂組成物
JP4240751B2 (ja) マスターバッチ、ポリプロピレン系樹脂組成物および成形体
KR101160862B1 (ko) 수지용 마스터 배치
KR20200046063A (ko) 조성물, 이것을 사용한 열가소성 수지 조성물, 및 그 성형체
JP6476336B1 (ja) 洗浄用樹脂組成物
EP4116367A1 (en) Crystal nucleating agent composition for polyolefin resin, and polyolefin resin composition including said crystal nucleating agent composition
JP2014005453A (ja) ポリ乳酸樹脂組成物
JP2012111883A (ja) ポリオレフィン樹脂組成物及びポリオレフィン樹脂用造核剤マスターバッチ
JPH09104788A (ja) プロピレン重合体組成物
JPH09176328A (ja) ポリプロピレン系樹脂組成物の製造方法
JP2003012868A (ja) 担持核剤組成物を配合した結晶性ポリオレフィン系樹脂組成物
JP7417082B2 (ja) ポリオレフィン系樹脂用の結晶核剤組成物、及び該結晶核剤組成物を含むポリオレフィン系樹脂組成物
JPS62241942A (ja) プロピレン系重合体組成物

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060405

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060406