JP2005306596A - 車両吊上げ装置 - Google Patents

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JP2005306596A JP2004130023A JP2004130023A JP2005306596A JP 2005306596 A JP2005306596 A JP 2005306596A JP 2004130023 A JP2004130023 A JP 2004130023A JP 2004130023 A JP2004130023 A JP 2004130023A JP 2005306596 A JP2005306596 A JP 2005306596A
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forklift
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Masahiro Ota
正博 太田
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Toyota Industries Corp
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Abstract

【課題】 車両の重心位置に吊り具部材を取り付けることができない場合であっても、その車両の姿勢を水平に維持したまま吊り上げることができる装置を提供する。
【解決手段】 フォークリフト120の両側部に一組のハンガー1を取り付ける。取付け位置は、フォークリフト120の前後方向における重心から所定距離だけ離れた位置である。ハンガー1は、くの字形状をしており、その上端部に形成されるフック掛合部2がフォークリフト120の重心の真上に位置する。ロッド4は、フック掛合部2がフォークリフト120の重心の真上に位置するようにハンガー1の姿勢を保持する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クレーン等を用いて車両を吊り上げるための装置に係わる。
港湾等における荷物の搬送作業では、しばしば、フォークリフト等の産業車両を船舶に搬入する必要がある。そして、産業車両を船舶内に搬入する際には、船舶または岸壁に設置されたクレーンによりその産業車両を吊り上げる方法が一般的である。
図3は、従来の車両吊上げ装置を示す図である。ここでは、クレーン100を用いてフォークリフト110を吊り上げる車両吊上げ装置を示す。
図3において、一組のハンガー11は、フォークリフト110の両側部に取り付けられる。なお、図3では、フォークリフト110の左側部に取り付けられたハンガー11が描かれているが、同様のハンガー11が右側部にも取り付けられている。ここで、ハンガー11の取付け位置は、フォークリフト110の前後方向における重心位置である。また、一組のハンガー11の上端部には、クレーン100のフックを掛合するためのフック掛合部が形成される。この例では、一組のハンガー11の上端部に補助ハンガー12を取り付けることによりフック掛合部が形成されている。
そして、クレーン100のフックをフック掛合部に掛合して引き上げることにより、フォークリフト110が吊り上げられる。このとき、ハンガー11はフォークリフト110の前後方向における重心位置に取り付けられているので、フォークリフト110は、前後方向に傾くことなく水平を維持したまま吊り上げられる。(例えば、特許文献1参照。)
特開2003−81585号公報(図1、段落0019〜0023)
ところが、産業車両の車種によっては、車両の前後方向における重心位置にハンガー11を取り付けることができない場合がある。例えば、図3において、フォークリフト110の重心がA点であったものとする。この場合、この重心位置にハンガー11を取り付けると、ハンガー11が運転室のドアの開閉の妨げになったり、作業者の乗り降りが困難になったりする。他方、ハンガー11が重心からずれた位置に取り付けられると、クレーン100を用いて吊り上げた際にフォークリフト110の姿勢が前後方向に傾いてしまい好ましくない。
本発明の目的は、車両の重心位置に吊り具部材を取り付けることができない場合であっても、その車両の姿勢を水平に維持したまま吊り上げることができる装置を提供することである。
本発明の車両吊上げ装置は、車両の前後方向における重心位置からその前後方向に所定距離だけ離れた位置において当該車両の両側部に取り付けられる吊り具部材と、当該車両に取り付けられ、当該車両に対する前記吊り具部材の姿勢を保持する姿勢保持部材、を有する。そして、前記吊り具部材の上端部に形成されるフック掛合部が当該車両の前後方向における重心の上方に位置する。
吊り具部材は、車両に取り付けられると共に、姿勢保持部材によりその車両に対して所定の姿勢を保持している。すなわち、車両および吊り具部材が一体となって実質的に1個の剛体を構成している。また、吊り具部材の上端部に形成されるフック掛合部は、車両の前後方向における重心の上方に位置する。したがって、フック掛合部を利用して車両を吊り上げることは、その車両の重心でその車両を吊り上げることと等価である。
上記車両吊上げ装置において、前記吊り具部材は、少なくともその一部において非直線部分を有しているようにしてもよい。この構成によれば、吊り具部材が車両の重心位置から離れた位置に取り付けられても、その吊り具部材の上端部に形成されるフック掛合部を容易に当該車両の重心の上方に位置させることができる。
本発明の車両吊上げ装置を利用すれば、吊り具部材が車両の重心位置に取り付けられない場合であっても、その車両は、前後方向に傾くことなく水平を維持したまま吊り上げられる。
図1は、本発明の実施形態の車両吊上げ装置を示す図である。ここでは、クレーン100を用いてフォークリフト120を吊り上げる車両吊上げ装置を示す。なお、このフォークリフト120の重心(前後方向の重心)は、運転室の近傍にあるものとする。
図1において、一組のハンガー(吊り具部材)1は、フォークリフト120の両側部に取り付けられる。なお、図1では、フォークリフト120の左側部に取り付けられたハンガー1が描かれているが、同様のハンガー1が右側部にも取り付けられている。ここで、ハンガー1の取付け位置は、フォークリフト120の前後方向における重心位置に対して所定距離だけ後方に離れた位置である。なお、この取付け位置は、特に限定されるものではないが、ハンガー1が運転室のドアの開閉を妨げることがなく、作業者の乗り降りを困難にしないような位置であることが好ましい。また、ハンガー1は、例えば、フォークリフト120の側部フレームに設けられたブラケットを利用してフォークリフト120の側部に取り付けられる。
なお、一組のハンガー1は、それぞれフォークリフト120の左側部および右側部に取り付けられた後、1または複数のロッド等により互いに結合される。
一組のハンガー1の上端部には、クレーン100のフックを掛合するためのフック掛合部2が形成される。この例では、一組のハンガー1の上端部に補助ハンガー3を取り付けることによりフック掛合部2が形成されている。なお、補助ハンガー3は、一組のハンガー1の上端部を互いに接続するロッド等に結合するようにしてもよい。
ハンガー1は、少なくともその一部において非直線部分を有している。この例では、ハンガー1は、「くの字形状」に形成されている。
一組のロッド(姿勢保持部材)4は、一組のハンガー1がフォークリフト120に対して予め決められた姿勢を保持するように設けられる。具体的には、ロッド4は、一組のハンガー1の上端部に形成されるフック掛合部2がフォークリフト120の前後方向における重心の上方(望ましくは、真上)に位置するように設けられる。この実施例では、ロッド4の一方の端部が、マスト121の最上部に設けられているブラケット5に固定されており、ロッド4の他方の端部がハンガー1の上端部に固定されている。
上述にようにしてハンガー1の一方の端部がフォークリフト120の側面に固定されるとともに、そのハンガー1がフォークリフト120の一部であるマスト121にも固定されると、フォークリフト120およびそれに取り付けられたハンガー1は、実質的に1つの「剛体」とみなすことができる。そして、一組のハンガー1の上端部に形成されるフック掛合部2は、フォークリフト120の前後方向における重心の上方(この実施例では、真上)に位置するように設けられている。したがって、クレーン100のフックをフック掛合部2に掛合してフォークリフト120を吊り上げると、フォークリフト120は、前後方向に傾くことなく水平を維持したまま吊り上げられる。
なお、フォークリフト120は、一般に、マスト121をチルト(前傾/後傾)させることができる。このため、ロッド4によりマスト121に固定されているハンガー1は、マスト121のチルト動作と連動して、取付け位置を中心に回転することになる。すなわち、マスト121のチルトによりフック掛合部2の位置が移動することになる。よって、フォークリフト120を吊り上げる際には、フック掛合部2がフォークリフト120の前後方向における重心の真上に位置するようにマスト121のチルトが戻されていることが望ましい。
図2は、本発明の他の実施形態の車両吊上げ装置を示す図である。この実施形態の車両吊上げ装置においても、図1に示した装置と同様に、一組のロッド(姿勢保持部材)を用いて一組のハンガー1の姿勢を保持することにより、フック掛合部2がフォークリフト120の前後方向における重心の真上に位置するように構成されている。ただし、この実施例では、ロッド6の一方の端部がフォークリフト120の後部に設けられているブラケット7に固定されている。そして、ハンガー1がロッド6により支えられるようにしてハンガー1とロッド6とが結合されている。
この構成においても、フォークリフト120およびそれに取り付けられたハンガー1を実質的に1つの「剛体」とみなすことができる。したがって、フォークリフト120の前後方向における重心の真上に位置するフック掛合部2にクレーン100のフックを掛合すれば、フォークリフト120は前後方向に傾くことなく水平を維持したまま吊り上げられる。
なお、上述の実施例では、ハンガーは、ロッドを利用してマストまたはフォークリフトの後部に固定されているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、ハンガーは、例えば、運転席の屋根部分に固定されるようにしてもよい。
また、上述の実施例では、フォークリフトの両側部に一組のハンガー1が取り付けられる構成を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、一組のハンガー及びそれらを互いに結合させる結合部材が一体的に形成されている枠状の吊り具部材がフォークリフトに取り付けられる構成であってもよい。
さらに、上述の実施例では、フォークリフトを採り上げて説明をしたが、本発明は、他の車両(主に、産業車両)にも適用可能である。
本発明の実施形態の車両吊上げ装置を示す図である。 本発明の他の実施形態の車両吊上げ装置を示す図である。 従来の車両吊上げ装置を示す図である。
符号の説明
1 ハンガー(吊り具部材)
2 フック掛合部
3 補助ハンガー
4 ロッド(姿勢保持部材)
5 ブラケット
6 ロッド(姿勢保持部材)
7 ブラケット
100 クレーン
120 フォークリフト
121 マスト


Claims (2)

  1. 車両の前後方向における重心位置からその前後方向に所定距離だけ離れた位置において当該車両の両側部に取り付けられる吊り具部材と、
    当該車両に取り付けられ、当該車両に対する前記吊り具部材の姿勢を保持する姿勢保持部材、を有し、
    前記吊り具部材の上端部に形成されるフック掛合部が当該車両の前後方向における重心の上方に位置することを特徴とする車両吊上げ装置。
  2. 前記吊り具部材は、少なくともその一部において非直線部分を有している
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両吊上げ装置。


JP2004130023A 2004-04-26 2004-04-26 車両吊上げ装置 Pending JP2005306596A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017024878A (ja) * 2015-07-27 2017-02-02 ユニキャリア株式会社 産業車両の車体懸吊装置
KR20220073299A (ko) * 2020-11-26 2022-06-03 김완수 복합작업용 어태치먼트 장착 지게차

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