JP2005302430A - 素子内蔵コネクタ及びコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 二つの回路を構成することが可能な素子内蔵コネクタを提供する。
【解決手段】 素子内蔵コネクタ11は、コネクタハウジング12と第一ターミナル13と第二ターミナル14と素子15と封止部材16とを備えて構成されている。また、素子内蔵コネクタ11は、コネクタハウジング12に第一ターミナル13、第二ターミナル14、及び素子15が収納され、そして、収納された素子15に対する素子取付部分17には、封止部材16が設けられるように構成されている。第一ターミナル13は、その一端に相手側コネクタ接続部21が、また、他端には第一接続部22が、中間には第一素子接続部23が形成されている。第二ターミナル14は、その一端及び他端に第二接続部25、25が、また、中間には第二素子接続部26が形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、素子を内蔵することにより構成される素子内蔵コネクタ、及び、必要に応じて素子を内蔵することが可能なコネクタに関する。
素子内蔵コネクタとしては、例えば下記特許文献1に開示された技術が知られている。すなわち、図7に示されるように、従来の素子内蔵コネクタ1は、両端部に一対の電極を備えたチップ型電子部品2と、チップ型電子部品2の一方の電極に後端部が接合され、先端部が外部基板に接続される接続端子3と、チップ型電子部品2の他方の電極に後端部が接合され、先端部が相手側コネクタの相手側端子に接続される接続端子4と、コネクタ固定部5を形成したコネクタハウジング6とを備えて構成されている。
特開2002−184532号公報 (第4−5頁、第1図)
ところで、上記従来技術にあっては、チップ型電子部品2の両端部に接続端子3と接続端子4とをそれぞれ接続した構造であることから、外部基板への接続とは別にチップ型電子部品2のような素子を経由するアース接地を考える構造にはなっていなかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、二つの回路を構成することが可能な素子内蔵コネクタ及びコネクタを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明の素子内蔵コネクタは、コネクタハウジング内に素子を内蔵してなる素子内蔵コネクタであって、一端に相手側コネクタ接続部、他端に第一接続部、及び中間に第一素子接続部を有する第一ターミナルと、一端又は中間に第二素子接続部、他端に第二接続部を有する第二ターミナルとを備えることを特徴としている。このような特徴を有する本発明によれば、相手側コネクタとの接続により形成される回路と、素子を経由して例えばアース接地がなされる回路の二つの回路が並列に構成される。
請求項2記載の本発明の素子内蔵コネクタは、請求項1に記載の素子内蔵コネクタにおいて、前記第二接続部をコネクタ固定部としても機能させることを特徴としている。このような特徴を有する本発明によれば、第二接続部を介して本発明の素子内蔵コネクタの固定が行われる。本発明の素子内蔵コネクタは、素子を経由する回路の接続とコネクタの固定とが同時に行われる構造になる。
上記課題を解決するためになされた請求項3記載の本発明のコネクタは、コネクタハウジングと、一端に相手側コネクタ接続部、他端に第一接続部、及び中間に第一素子接続部を有する第一ターミナルと、一端又は中間に第二素子接続部、他端に第二接続部を有する第二ターミナルと、必要に応じて前記第一素子接続部及び前記第二素子接続部にリードを介して接続される素子と、前記第一素子接続部及び前記第二素子接続部を含む素子取付部分を覆う封止部材又はキャップとを備え、且つ前記第二接続部をコネクタ固定部としても機能させることを特徴としている。このような特徴を有する本発明によれば、相手側コネクタとの接続により形成される回路と、必要に応じて形成される回路、すなわち素子を経由して例えばアース接地がなされる回路の二つの回路が並列に構成される。また、本発明のコネクタは、必要に応じて素子を接続する場合に、素子を経由する回路の接続とコネクタの固定とが同時に行われる構造になる。尚、素子を接続しない場合でも第二ターミナルはコネクタ固定用の部材として機能する。
請求項1、3に記載された本発明によれば、二つの回路を構成することができるという効果を奏する。また、請求項2に記載された本発明によれば、組み付け及び構造を簡素化することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の素子内蔵コネクタの一実施の形態を示す図であり、(a)は前方側から見た斜視図、(b)は後方側から見た斜視図である。また、図2は本発明の素子内蔵コネクタの断面図、図3〜図6は第一ターミナル、第二ターミナル、及び素子の接続状態を示す斜視図や平面図や底面図である。
図1ないし図3において、引用符号11は本発明の素子内蔵コネクタを示している。その本発明の素子内蔵コネクタ11は、コネクタハウジング12と第一ターミナル13と第二ターミナル14と素子15と封止部材16とを備えて構成されている。もう少し具体的に説明すると、本発明の素子内蔵コネクタ11は、コネクタハウジング12に第一ターミナル13、第二ターミナル14、及び素子15が収納され、そして、収納された素子15に対する素子取付部分17には、封止部材16が設けられるように構成されている。以下、各構成部材について説明する。
上記コネクタハウジング12は、絶縁性を有する合成樹脂材料を用いて図示のような形状に成形されている。このようなコネクタハウジング12には、ハウジング本体部18とコネクタ嵌合部19と固定部材挿入部20とが形成されている。尚、ここで図1(a)中の矢印P方向を前、Q方向を後、R方向を上、S方向を下、T方向を左、U方向を右と定義する。
ハウジング本体部18は、前壁と上下左右の各側壁とを有するとともに、後方が開口して素子取付部分17となる内部空間を有する略箱状の形状に形成されている。コネクタ嵌合部19は、ハウジング本体部18の上記前壁に連成されている。また、コネクタ嵌合部19は、前方にのびる略筒状の形状に形成されている。このようなコネクタ嵌合部19には、図示しない相手側コネクタのハウジングが嵌合するようになっている。固定部材挿入部20は、ハウジング本体部18の上記下側の側壁に連成されている。また、固定部材挿入部20は、切り欠き段部を有する略突起状の形状に形成されている。このような固定部材挿入部20は、図示しない固定部材に対して差し込まれるようになっている。
図1ないし図6において、上記第一ターミナル13及び第二ターミナル14は、共に導電性を有する金属板を打ち抜いて折り曲げ加工することにより図示のような形状に成形されている。また、第一ターミナル13及び第二ターミナル14は、特に限定するものではないが、共にコネクタハウジング12に対してインサート成形されている。
第一ターミナル13は、その一端に相手側コネクタ接続部21が、また、他端には第一接続部22が、中間には第一素子接続部23がそれぞれ形成されている。相手側コネクタ接続部21は、図示しない相手側コネクタのターミナルに対して電気的に接続される部分であって、タブ状の形状に形成されている(形状は一例であるものとする)。相手側コネクタ接続部21は、コネクタ嵌合部19の内部に突出するように配置されている。
第一接続部22は、図示しない固定部材の内部に設けられる回路部に対して電気的に接続される部分であって、相手側コネクタ接続部21と同様にタブ状の形状に形成されている(形状は一例であるものとする)。第一接続部22は、固定部材挿入部20の上記切り欠き段部から露出するように配置されている。
第一素子接続部23は、素子15を電気的に接続する部分であって、先端部分にスリット24を有する片状の形状に形成されている。第一素子接続部23は、第一ターミナル13の中間を切り起こすような状態で形成されている。第一素子接続部23は、ハウジング本体部18の内部空間、すなわち素子取付部分17に突出するように配置されている。
第二ターミナル14は、その一端及び他端に第二接続部25、25が、また、中間には第二素子接続部26がそれぞれ形成されている。第二接続部25、25は、例えば、図示しない固定部材の外面に対してボディアースされる部分であって、タブ状の形状に形成されている(形状は一例であるものとする)。第二接続部25、25は、ハウジング本体部18の上記左右両側壁から突出するように配置されている。第二接続部25、25は、コネクタ固定用の部分としての機能を有している(本発明の素子内蔵コネクタ11は、コネクタハウジング12に固定専用の部分がない)。第二接続部25、25には、ネジ止め用の貫通孔27、27が形成されている。
第二素子接続部26は、素子15を電気的に接続する部分であって、中間部分にスリット28を有するブリッジ状の形状に形成されている(形状は一例であるものとする)。第二素子接続部26は、ハウジング本体部18の内部空間、すなわち素子取付部分17に突出するように配置されている。第二素子接続部26は、素子15のサイズに合わせて第一素子接続部23との間隔が設定されている。
上記素子15は、例えばダイオード(抵抗やコンデンサなどの他の電子素子でもよいものとする)であって、一対のリード29、29を有している。リード29、29は、第一素子接続部23のスリット24及び第二素子接続部26のスリット28に差し込まれるようになっている。また、リード29、29は、スリット24及びスリット28に差し込まれた後に半田付けがなされるようになっている(圧接による接続でもよいものとする)。
上記封止部材16は、例えばエポキシ樹脂材のようなポッティング可能なものが用いられている。封止部材16は、素子15を接続した状態の素子取付部分17に充填されてこれを覆う(封止する)ようになっている(素子15を接続した状態の素子取付部分17を覆うことができれば、封止部材16に限らず、ハウジング本体部18に嵌合するキャップのようなものであってもよいものとする)。
上記構成において、本発明の素子内蔵コネクタ11によれば、一つのコネクタ間口を有する状態で、図示しない相手側コネクタの回路及び図示しない固定部材の上記回路部間に形成される接続回路と、素子15を経由してボディアースされるアース回路の、二つの回路が並列に成立する。従って、従来とは異なり、二つの回路を構成することができる。また、本発明の素子内蔵コネクタ11によれば、素子15を経由するアース回路の接続とコネクタの固定とを同時に行うことができる。従って、組み付け及び構造を簡素化することができる。
本発明の素子内蔵コネクタ11は、機器側やワイヤハーネス側で電子素子を設ける必要性をなくし、システムとしての組み付け性向上、トータルコストダウンを図ることができる。
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
尚、上述の説明では必須構成の中に素子15を含めていたが、これに限らず次のようなコネクタとしてもよいものとする。すなわち、必要に応じて素子15を接続するような構成にしてもよいものとする。素子15を接続する場合には、上述の如く、二つの回路が並列に構成され、素子15を接続しない場合には、第二ターミナル14がコネクタ固定のみに機能するようになるものとする。素子15を接続しない場合には、素子内蔵コネクタ1ではなく単なるコネクタとして用いられるものとする。
本発明の素子内蔵コネクタの一実施の形態を示す図であり、(a)は前方側から見た斜視図、(b)は後方側から見た斜視図である。 本発明の素子内蔵コネクタの断面図である。 第一ターミナル、第二ターミナル、及び素子の接続状態を示す斜視図(前方側から見た斜視図)である。 第一ターミナル、第二ターミナル、及び素子の接続状態を後方側から見た斜視図である。 第一ターミナル、第二ターミナル、及び素子の接続状態を上方側から見た平面図である。 第一ターミナル、第二ターミナル、及び素子の接続状態を下方側から見た底面図である。 従来例の素子内蔵コネクタの分解斜視図である。
符号の説明
11 素子内蔵コネクタ
12 コネクタハウジング
13 第一ターミナル
14 第二ターミナル
15 素子
16 封止部材
17 素子取付部分
18 ハウジング本体部
19 コネクタ嵌合部
20 固定部材挿入部
21 相手側コネクタ接続部
22 第一接続部
23 第一素子接続部
24 スリット
25 第二接続部
26 第二素子接続部
27 貫通孔
28 スリット
29 リード

Claims (3)

  1. コネクタハウジング内に素子を内蔵してなる素子内蔵コネクタであって、
    一端に相手側コネクタ接続部、他端に第一接続部、及び中間に第一素子接続部を有する第一ターミナルと、一端又は中間に第二素子接続部、他端に第二接続部を有する第二ターミナルとを備える
    ことを特徴とする素子内蔵コネクタ。
  2. 請求項1に記載の素子内蔵コネクタにおいて、
    前記第二接続部をコネクタ固定部としても機能させる
    ことを特徴とする素子内蔵コネクタ。
  3. コネクタハウジングと、一端に相手側コネクタ接続部、他端に第一接続部、及び中間に第一素子接続部を有する第一ターミナルと、一端又は中間に第二素子接続部、他端に第二接続部を有する第二ターミナルと、必要に応じて前記第一素子接続部及び前記第二素子接続部にリードを介して接続される素子と、前記第一素子接続部及び前記第二素子接続部を含む素子取付部分を覆う封止部材又はキャップとを備え、且つ前記第二接続部をコネクタ固定部としても機能させる
    ことを特徴とするコネクタ。
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