JP2005299791A - 緩衝器の減衰バルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のリーフバルブが積層状態で使用されたときでも各リーフバルブが円滑に作動できる緩衝器の減衰バルブを提供する。
【解決手段】 リーフバルブ20が複数枚積層された状態で減衰力発生部4の減衰力発生用ポート12を開閉可能に閉塞する減衰バルブ16であって、各リーフバルブ20の背面に、隣接するリーフバルブ20との摩擦抵抗を軽減するための摩擦抵抗軽減部18を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、油圧又は空圧の緩衝器の減衰力発生部に用いる減衰バルブに関わり、詳しくは、複数のリーフバルブを積層状態で使用されたときでも各リーフバルブが円滑に作動できる減衰バルブの構造に関する。
従来より、複数のリーフバルブを積層した減衰バルブを用いた減衰力発生部を有する油圧又は空圧の緩衝器のうち、自動車等の車両のサスペンション装置に組み付けられる油圧緩衝器としては特許文献1に示すものを例示することができる。
即ち、図4に示すように、ピストンロッド25の下端にピストンナット26で螺合されたピストン24には上室27と下室28を連通する伸側減衰力発生用の内周ポート29が設けられ、この内周ポート29の下室側開口部にはこのポート29を開閉可能に閉塞する減衰バルブ30が環状のリーフバルブ30Aを複数枚積層させた状態で間座31及びバルブストッパ32を介して上記ピストンナット26を用いて固定されている。
このように構成された減衰力発生部は、サスペンション装置の作動状態におけるピストンロッド25の伸長行程において、上室27の作動油がこの内周ポート29を通って減衰バルブ30を撓ませて押し開き、下室28へ流出すると共に、このときの流路抵抗によって伸側の減衰力を発生する。
特願2002−227903号公報(図1、図4)
上記のように構成された油圧緩衝器においては、特に問題がある訳ではないが、以下に示す問題点の発生が考えられる。
即ち、発生させる伸側減衰力は、複数枚積層されたリーフバルブ30Aの合成された撓み剛性で決定されるので、リーフバルブ30A同士が互いに接するように上記間座31及びバルブストッパ32を介してピストンナット26で固定されている。
ところが、この積層されたリーフバルブ30Aが撓む場合には隣接するリーフバルブ30A間で滑りが発生する必要があり、リーフバルブ30Aの面粗度、リーフバルブ30A同士を密接させようとする力の大きさ等の要因によって上記リーフバルブ30A同士が完全な密着状態となっていると、この部分に油圧緩衝器内の作動油が侵入できず、所謂、個体潤滑状態となる場合が考えられる。
この場合には、リーフバルブ30A同士の摩擦抵抗が大きくなって円滑な撓み動作がし難くなり、予定していた減衰力を発生することができない場合が想定される。
そこで、本発明は、上記の問題点を解決するために創案されたものであって、その目的は、複数のリーフバルブが積層状態で使用されたときでも各リーフバルブが円滑に作動できる緩衝器の減衰バルブを提供することである。
上記の目的を達成するため、本発明は、複数のリーフバルブが複数枚積層された状態で減衰力発生部の減衰力発生用ポートを開閉可能に閉塞する減衰バルブであって、各リーフバルブの背面に、隣接するリーフバルブとの摩擦抵抗を軽減するための摩擦抵抗軽減部を設けたことを特徴とするものである。
本発明によれば、各リーフバルブの背面に摩擦抵抗軽減部を設けたので、このリーフバルブが複数枚積層された状態でのリーフバルブ同士の摩擦抵抗を減らすことができる。
従って、複数のリーフバルブを撓ませて減衰力を発生させる際に各リーフバルブを円滑に作動させることができるので、従来のようなリーフバルブ同士の摩擦抵抗が大きくなって円滑な撓み動作がし難くなり、予定していた減衰力を発生できないと言った危惧を確実に払拭することができる。
以下に、本発明を自動車のサスペンション装置に使用する油圧緩衝器のピストン部に具体化した実施の形態を図に基づいて説明する。
図1に示す油圧緩衝器1は、外筒2と、この外筒2内に挿入された内筒3とを備えた複筒型であって、作動油が充填された内筒3内には減衰力発生部としてのピストン部4が摺動自在に挿入され、このピストン部4にはピストンロッド5の基端部が固定されている。
以下、詳細に説明すると、ピストン部4は、その中心部に上面から下面に連通する取付孔6が穿設され、この取付孔6にはピストンロッド5の基端部に設けたインロー部7が挿入されている。
インロー部7の基端部にはねじ部7aが螺設されており、このねじ部7aにナット8を螺合させることでピストンロッド5に対して後述する圧側減衰バルブ13、伸側減衰バルブ16、及び間座19と共にピストン部4を固定するようになっている。
ピストン部4の外周側には上面から下面に連通する圧側ポート11が穿設され、その内周側には同じく上面から下面に連通する伸側ポート12が穿設されている。
ピストン部4の上面には上記圧側ポート11を開閉可能に閉塞する圧側減衰バルブ13が載置され、中央に設けた圧側取付孔13aを上記インロー部7に挿入してピストン部4の上面のボス部9と、ピストンロッド5の基端部とで挟持することで内周端固定で外周端自由の状態となっている。
上記圧側減衰バルブ13は、同一径を有する複数枚の環状のリーフバルブ17を積層して形成されており、伸側ポート12と対向する部分にはピストン部4上面側(以下、ロッド室Rと言う)の作動油を伸側ポート12へ導くための透孔14が設けられている。
尚、圧側減衰バルブ13を構成する最上部のリーフバルブ17とピストンロッド5の基端部との間には間座15が配置されている。
ピストン部4の下面には上記伸側ポート12を開閉可能に閉塞する伸側減衰バルブ16が載置され、中央に設けた伸側取付孔16aを上記インロー部7に挿入してピストン部4の下面のボス部9aと、ナット8の上面とで挟持することで内周端固定で外周端自由の状態となっている。
上記伸側減衰バルブ16は、同一径を有する複数枚の環状のリーフバルブ20を積層して形成されており、各リーフバルブ20の背面(図1における下面を言う)には本発明の摩擦抵抗軽減部としての複数本の凹溝18が形成されている。
この凹18溝は、図2に示すように、リーフバルブ20の中心から半径方向に向って所定間隔をおいて放射状に形成されており、その先端がリーフバルブ20の外周縁で開放されている。
従って、この凹溝18が形成されたリーフバルブ20は複数枚積層された状態では、凹溝18内にピストン部4下面側(以下、ピストン室Pと言う)の作動油が侵入することで隣接するリーフバルブ20同士が固体潤滑になることを防止すると共に、リーフバルブ20同士の接触面積を減して摩擦抵抗が減るようになっている。
尚、伸側減衰バルブ16を構成する最下部のリーフバルブ20とナット8の上面部との間には間座19が配置されている。
このように構成された油圧緩衝器1は、サスペンションの使用状態において、ピストンロッド5が内筒3から退出する伸長行程では、加圧されたロッド室Rの作動油が圧側減衰バルブ13の透孔14を介して伸側ポート12内に侵入し、図3の矢印Yで示すように、複数枚積層されたリーフバルブ20よりなる伸側減衰バルブ16を撓ませて押し開き、ピストン室Pへ流出すると共に、このときの流路抵抗によって伸側の減衰力を発生する。
このとき、伸側減衰バルブ13を構成する複数のリーフバルブ20は、その背面に摩擦抵抗軽減部としての複数本の凹溝18が形成されているので、このリーフバルブ20が複数枚積層された状態では、凹溝18内にピストン室Pの作動油が侵入することで隣接するリーフバルブ20同士が固体潤滑になることを防止できる共に、リーフバルブ20同士の接触面積を減して摩擦抵抗を減らすことができる。
従って、複数のリーフバルブ20が撓む際に円滑な作動ができるので、従来のようなリーフバルブ20同士の摩擦抵抗が大きくなって円滑な撓み動作がし難くなり、予定していた減衰力を発生できないと言った危惧を確実に払拭できる。
又、凹溝18の先端をリーフバルブ20の外周縁で開放したので、この凹溝18内にピストン室Pの作動油が侵入し易く、リーフバルブ20同士が固体潤滑になることを確実に防止できる。
又、凹溝18の基端がリーフバルブ20の伸側取付孔16aに開放しないようにしたので、伸側ポート12の作動油が伸側取付孔16aインロー部7との隙間を介してピストン室P側へ漏れるのを防止できる。
又、ピストン部4の下面のボス部9aと、ナット8の上面とで挟持される部分には凹溝18を形成しないようにしたので、リーフバルブ20自体の強度を低下させることもない。
尚、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、次のように変更して具体化することも可能である。
1)本実施の形態では、凹溝18をリーフバルブ20の中心から半径方向に向って所定間隔をおいた放射状としたが、これに限定されるものではなく、任意の形状及び本数とすることができる。
又、接触面積を減らすという考え方からすると、凹溝18の先端は必ずしも開放される必要はない。
2)本実施の形態では、摩擦抵抗軽減部としての複数本の凹溝18を、伸側減衰バルブ16を構成するリーフバルブ20に設けたが、これに限定されるものではなく、圧側減衰バルブ13を構成するリーフバルブ17に設けても良い。
3)本実施の形態では、減衰力発生部としてピストン部4を示したが、これに限定されるものではなく、リーフバルブを用いたベースバルブ部に本発明を具体化しても良い。
4)本実施の形態では、複筒型の油圧緩衝器1に具体化したが、単筒型の油圧緩衝器に具体化しても良い。
5)本実施の形態では、油圧の緩衝器1に具体化したが、これに限定されるものではなく、空圧の緩衝器に具体化しても良い。
本発明を油圧緩衝器のピストン部に具体化した要部正面図である。 図1に用いたリーフバルブの背面図である。 図1におけるリーフバルブが撓んだ状態を示す要部正面図である。 従来例を示す要部正面図である。
符号の説明
4 ピストン部(減衰力発生部)
18 凹溝(摩擦抵抗軽減部)
17、20 リーフバルブ
13,16 減衰バルブ

Claims (3)

  1. リーフバルブが複数枚積層された状態で減衰力発生部の減衰力発生用ポートを開閉可能に閉塞する減衰バルブであって、各リーフバルブの背面に、隣接するリーフバルブとの摩擦抵抗を軽減するための摩擦抵抗軽減部を設けたことを特徴とする緩衝器の減衰バルブ。
  2. 摩擦抵抗軽減部はリーフバルブの背面に設けた複数本の凹溝であり、リーフバルブの背面全周に所定間隔をおいて形成されている請求項1記載の緩衝器の減衰バルブ。
  3. 複数本の凹溝はリーフバルブの中心から半径方向に向って放射状に形成されており、その先端がリーフバルブの外周縁で開放されている請求項2記載の緩衝器の減衰バルブ。
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