JP2005298194A - ワーク搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ワーク保持手段にワークを負圧により吸着保持した状態で搬送する際にワーク側の被吸着面にその痕跡が残ることのないワーク搬送装置を提供する。
【解決手段】 シート状のワークWを負圧によりワーク保持面18に吸着保持可能なワーク保持手段13を備え、ワーク保持面18の少なくとも一部を、微細な連続気孔を有する多孔質部材23で形成し、その多孔質部材23の裏側に負圧源を連通させたものである。
【選択図】 図3

Description

本発明は、生理用品等のシート状のワークを負圧によりワーク保持面に吸着保持可能なワーク保持手段を備えたワーク搬送装置に関するものである。
生理用品等の製造ラインにおいては、ワークの型抜き、接着、折り畳み、包装等の各工程をできるだけ効率よく行うために、ワークの姿勢を例えば90度変更したり、またそれに伴ってワークの配列間隔を変更したりするための搬送装置を、ライン上の適宜箇所に配置する場合がある。このようなワーク搬送装置としては、例えば特許文献1に記載のものが既に知られている。
この特許文献1に記載のワーク搬送装置は、上流側から搬送されてくるワークをワーク受取位置において順次受け取り、その縦横の向きを変更しつつ搬送してワーク受渡位置で下流側に受け渡すもので、搬送回転軸を中心とする搬送円上に、ワークを負圧により吸着保持可能な吸着パッド(ワーク保持手段)が複数個、例えば6個配置されている。
この種の吸着パッドとしては、例えばそのワーク保持面に直径数ミリ程度の吸気孔が規則的に穿孔されると共に、その吸気孔の裏側に所定の通気管を介して負圧源が接続されたものが一般的である。
特開2002−253606号公報
上記のような従来のワーク搬送装置では、ワーク保持手段にワークを吸着保持する際に、ワーク側の被吸着面のうち、ワーク保持手段側の吸気孔に対応する部分にのみ負圧が集中的に作用するため、吸着パッドにワークを吸着保持して搬送する間に、ワークの被吸着面側に吸気孔に対応する圧着痕が残ってしまう問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、ワーク保持手段にワークを負圧により吸着保持した状態で搬送する際にワーク側の被吸着面にその痕跡が残ることのないワーク搬送装置を提供することを目的とする。
本発明は、シート状のワークWを負圧によりワーク保持面18に吸着保持可能なワーク保持手段13を備えたワーク搬送装置において、前記ワーク保持面18の少なくとも一部を、微細な連続気孔を有する多孔質部材23で形成し、その多孔質部材23の裏側に負圧源を連通させたものである。
本発明によれば、ワーク保持面18にワークWを吸着保持する際に、多孔質部材23によりワークW側の被吸着部分に負圧が略均等に分散されて作用することとなり、吸着パッド13にワークWを吸着保持して搬送する間に、ワークWの被吸着面側に圧着痕が残ることを防止できる利点がある。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図9は本発明の第1の実施形態を例示している。図1において、Z1は本発明に係るワーク搬送装置で、上流側装置Z2と下流側装置Z3との間に配置されている。なお、以下の説明では、各装置Z1〜Z3について、図1における紙面の表側を前側、裏側を後側、左右を左右として説明する。
上流側装置Z2、ワーク搬送装置Z1及び下流側装置Z3は、例えばサニタリー用品の製造ラインの一部を構成するもので、上流側で製造されたパンティライナ本体等のワークWを下流側の包装装置(図示省略)側に搬送するようになっている。
上流側装置Z2は、ワークWを生成すると共にそのワークWを下流側のワーク搬送装置Z1に受け渡すためのもので、例えばワーク搬送装置Z1の右側に配置された型抜き搬送手段1、ワーク受渡手段2等を備えている。
型抜き搬送手段1は、原反シートWsを型抜きしてワークWを生成し、ワーク受渡手段2側に受け渡すもので、コンベア3a,3b、カット手段4等を備えている。
カット手段4は、上流側から供給される原反シートWsから所定間隔で所定形状のワークWを型抜きするもので、切り刃を有するカットロール4aと、このカットロール4aを受けるアンビルロール4bとを例えば上下に備えている。
ここで、ワークWの一例としてのパンティライナ本体は、図9に示すように、表面シート5aと裏面シート5bとの間に薄型の吸収体5cが挟み込まれた柔軟なシート状で、カット手段4により例えばその搬送方向に長い略瓢箪形に形成される。もちろん、ワークWはこのような略瓢箪形のパンティライナ本体に限られるものではなく、柔軟なシート状に形成されたものであればどのようなものでもよい。
コンベア3a,3bは、カット手段4で型抜きされたワークWをワーク受渡手段2側に搬送するもので、例えば上下に対向するように配置されている。例えば上側のコンベア3bの下流端側は、下側のコンベア3aの下流端側よりも更に下流側で且つワーク受渡手段2の上側に配置されており、ワークWは、コンベア3bの下流端側においてワーク受渡手段2側に受け渡され、ワークWと共に搬送されてきたトリムWtは図示しない回収手段により回収される。
ワーク受渡手段2は、コンベア3a,3bにより搬送されてきたワークWを第1受渡位置(ワーク受取位置)P1においてワーク搬送装置Z1側に受け渡すもので、吸着搬送ロール6と、従動ロール7と、それら吸着搬送ロール6と従動ロール7とに巻き掛けられたベルト8とを備えている。
吸着搬送ロール6は、コンベア3a,3bにより搬送されてきたワークWを吸着してワーク受渡位置P1まで搬送するもので、その外周面が、コンベア3bの下流端側においてその搬送面に近接し、且つ第1受渡位置P1においてワーク搬送装置Z1の外周側に近接するように、前後方向の軸廻りに回転自在に支持されており、図示しない駆動手段により正面視反時計方向に回転駆動されるように構成されている。
吸着搬送ロール6には、その外周側の略全面に多数の通気孔が形成されており、この通気孔に図示しない負圧源が接続されている。また、その外周側に巻き掛けられたベルト8にもその略全面に通気孔が形成されている。吸着搬送ロール6は、コンベア3b上のワークWをベルト8を介してその外周側に吸着して第1受渡位置P1まで搬送するようになっている。なお、吸着搬送ロール6は、ワークWの搬送速度、即ち周速がV1となるような角速度で駆動されるものとする。
従動ロール7は、吸着搬送ロール6に巻き掛けられたベルト8にテンションを与えつつ所定方向に案内するもので、例えば吸着搬送ロール6の下流側で且つワーク搬送装置Z1の外周側近傍に配置されており、ベルト8が第1受渡位置P1又はその下流側近傍において吸着搬送ロール6の外周面側からワーク搬送装置Z1側に離間するようにベルト8を案内している。
これにより、吸着搬送ロール6の外周側に吸着されて搬送されるワークWは、第1受渡位置P1を通過した時点でベルト8により徐々に吸着搬送ロール6の外周側から引き剥がされ、ワーク搬送装置Z1側にスムーズに受け渡される。
なお、本実施形態では、上流側装置Z2はワークWをその長手方向が搬送方向と一致するように所定間隔で一列状に第1受渡位置P1まで搬送するようになっている。
下流側装置Z3は、ワーク搬送装置Z1により搬送されてきたワークWを受け取って下流側に搬送するためのもので、例えばワーク搬送装置Z1の左側に配置されたワーク受取手段9、コンベア10等を備えている。
ワーク受取手段9は、第2受渡位置(ワーク受渡位置)P2においてワーク搬送装置Z1側からワークWを受け取ってコンベア10側に受け渡すもので、吸着搬送ロール11により構成され、その外周面が、第2受渡位置P2においてワーク搬送装置Z1の外周側に近接し、且つコンベア10の上流端側においてその搬送面に近接するように前後方向の軸廻りに回転自在に支持されており、図示しない駆動手段により、正面視反時計方向に回転駆動されるように構成されている。
吸着搬送ロール11は、例えば吸着搬送ロール6と同様、その外周側にワークWを吸着可能に構成されており、ワーク搬送装置Z1により搬送されてきたワークWを第2受渡位置P2において外周側に吸着させることによりワーク搬送装置Z1側から受け取って搬送し、コンベア10側に受け渡すようになっている。なお、吸着搬送ロール11は、ワークWの搬送速度、即ち周速がV2(但し、V1>V2)となるような角速度で駆動されるものとする。
コンベア10は、例えば搬送面を下向きにした状態でワーク搬送装置Z1の下流側に略水平に設置され、その上流側において吸着搬送ロール11の上側に近接している。コンベア10は、例えばその搬送面側に吸着搬送ロール11側よりも強力にワークWを吸着可能に構成されており、吸着搬送ロール11により順次搬送されてくるワークWをその吸着力により吸着搬送ロール11側から引き剥がし、下流側の例えば包装装置側に一列状に搬送するようになっている。
ワーク搬送装置Z1は、上流側装置Z2により順次送られてくるワークWを第1受渡位置P1で受け取り、搬送方向に対する縦横の向きを変更しつつ第2受渡位置P2まで搬送するもので、図1,図2等に示すように、前後方向の搬送回転軸12廻りに複数個、例えば15個配置された吸着パッド(ワーク保持手段)13と、それら吸着パッド13を夫々搬送回転軸12廻りに移動可能に支持する搬送支持手段14と、吸着パッド13を搬送回転軸12廻りに回転駆動する搬送駆動機構15と、吸着パッド13を、搬送回転軸12に対する半径方向の軸廻りに夫々回転駆動する回転駆動機構16とを備え、ベース板17に着脱自在に固定されている。
吸着パッド13は、ワークWを吸着保持するもので、ワークWの形状に対応して縦横の長さが異なる細長の厚板状に形成されており、その一面側のワーク保持面18が搬送回転軸12に対する半径方向外向きで且つ搬送回転軸12を中心とする所定半径の仮想円(以下、搬送円という)に沿うようにその搬送円方向に配列され、それぞれスライド支持台19上に、搬送回転軸12に対する半径方向で且つワーク保持面18の略中心を通る回転駆動軸19a廻りに回転自在に支持されている。なお、第1受渡位置P1及び第2受渡位置P2は共にこの搬送円上に存在しており、本実施形態では、第1受渡位置P1はその搬送円の右側で且つ上下方向中央よりも若干下流側(下側)に、第2受渡位置P2はその搬送円の左側で且つ上下方向略中央に位置している。
吸着パッド13は、図3、図4等に示すように、ワーク保持面18を有する本体部20と、その本体部20を支持する支持板部21とを備えている。本体部20は、その表側がワーク保持面18となっており、そのワーク保持面18側の少なくとも一部分、例えばその長手方向の両端側近傍に所定深さの装着凹入部22が例えば矩形状に形成され、これら装着凹入部22に、微細な連続気孔を有する多孔質部材23が略面一状に装着され、接着等により固定されている。
この多孔質部材23には、PVA(ポリビニルアルコール)、ウレタン、セルロース、ポリエチレン等の各種スポンジの他、ポリエチレン、ポリプロピレン、フッ素等の焼結樹脂や多孔質セラミックス等を用いることができる。
また、本体部20の裏側(ワーク保持面18と反対側の面)には、少なくとも表側の装着凹入部22を含む所定の範囲に所定深さの連通凹入部24が形成されている。更に、装着凹入部22の底面22aには、連通凹入部24側に連通する例えば丸孔状の連通孔25が、略全面に略均等に設けられている。
本体部20は、ワーク保持面18側がその周縁部から中心部に向けて搬送回転軸12の半径方向外側に緩やかに膨出しており、その長手方向が搬送円の周方向(搬送方向)に一致したときと直交したときとで共にワーク保持面18が搬送円に略沿うようになっている。なお、本実施形態では、膨出状のワーク保持面18を複数の平面による多面体状に形成しているが、曲面状に形成してもよい。
支持板部21は、例えば矩形板状で、本体部20の連通凹入部24を塞ぐように本体部20の裏側に着脱自在に固定されており、その略中心部には、回転駆動軸19aに沿って搬送回転軸12側に向けて支持軸部26が突設されている。支持軸部26には、その中心部に、連通凹入部24を介して多孔質部材23に連通する連通路26aが形成されている。
スライド支持台19は、各吸着パッド13に対して夫々1個ずつ設けられ、吸着パッド13を支持軸部26において回転駆動軸19a廻りに回転自在に支持した状態で、搬送支持手段14により搬送回転軸12廻りに移動可能に支持されており、図3,図4等に示すように、支持プレート31と、この支持プレート31上に設けられ且つ吸着パッド13を回転自在に支持する回転支持基部32と、支持プレート31に設けられ且つ搬送支持手段14側の案内レール33に摺動自在に係合するレールガイド34とを備えている。
支持プレート31は、吸着パッド13の内周側近傍に吸着パッド13と平行に配置されており、例えば前後方向に長い細長の矩形板状に形成されている。回転支持基部32は例えば短円筒状に形成され、その中心軸が回転支持軸19aと一致するように、支持プレート31の半径方向外側で且つ前後方向一端側、例えば後端側近傍に設けられており、この回転支持基部32に、吸着パッド13側の支持軸部26が外周側から回転自在に嵌合されている。この回転支持基部32には、その前側の側面から支持プレート31に沿って円筒状のパイプ接続部35が前向きに突設されている。このパイプ接続部35は、回転支持基部32の側面に設けられた連通孔32aを介して支持軸部26の連通路26aに連通している。
なお、この回転支持基部32により回転自在に支持される支持軸部26は、その先端側が支持プレート31の内周側、即ち搬送回転軸12側に突出しており、その先端部に回転駆動軸19aに直交する揺動駆動アーム26bが着脱自在に固定されている。この揺動駆動アーム26bは、図4に示すように、吸着パッド13の長手方向に対して45度の角度で配置されており、その先端側には、回転駆動軸19aに略平行な軸廻りに回転可能なカムフロワー26cが、搬送回転軸12側に向けて装着されている。
レールガイド34は、支持プレート31における搬送回転軸12に対する半径方向内面側で且つ前後方向略中央部分に設けられ、搬送支持手段14側のガイド円板36の前後両側に対応して平行に配置された一対の摺動支持板37と、これら摺動支持板37の各対向面側に設けられ且つガイド円板36の前後の案内レール33を夫々半径方向両側から周方向摺動自在に狭持するガイド部材38とを備えている。
搬送支持手段14は、案内レール33を備えたガイド円板36と、このガイド円板36を搬送回転軸12廻りに回転駆動可能に支持する第1駆動支持手段39とを備えている。第1駆動支持手段39は、例えば円筒状で、搬送回転軸12に沿って前後方向に配置された支持筒部材40の外周側に、軸受け41を介して搬送回転軸12廻り回転自在に装着されている。なお、支持筒部材40は、ベース板17に形成された装着孔17aを前後に貫通するように配置され、固定板42を介してベース板17に着脱自在に固定されている。
第1駆動支持手段39には、例えばその後端側にプーリ43が設けられ、このプーリ43と変速機44側の第2プーリ44bとが駆動ベルト45により連結されている。変速機44は、例えばその第1プーリ44aをベース板17の後側に、第2プーリ44bをベース板17の前側に夫々突出させた状態でベース板17に固定されている。
また、第1駆動支持手段39の前端側には、鍔状の固定基部39aを介してガイド円板36が着脱自在に固定されており、駆動ベルト45からの駆動力をガイド円板36側に伝達して、ガイド円板36を搬送回転軸12廻りに所定の角速度で正面視時計方向に回転させるようになっている。
ガイド円板36は、その中心部に形成された装着孔36aを第1駆動支持手段39に前側から嵌合させた状態で、中心が搬送回転軸12と一致するように第1駆動支持手段39の前端側に着脱自在に固定されており、その前後両面側に、外縁に沿って案内レール33が無端状に配置されている。
この案内レール33は、ガイド円板36の前後両側に向けて突起状に設けられ、その断面形状は例えば半径方向両面側に一対のくびれ部分が形成された略瓢箪状に形成されている。この案内レール33を半径方向両側から摺動自在に狭持するガイド部材38は、略瓢箪状の案内レール33に対応する断面形状に形成されている。
なお、ガイド円板36には、軽量化等のため、装着孔36aと案内レール33との中間位置に、複数個、例えば12個の開口孔46が、周方向に等間隔で形成されている。
搬送駆動機構15は、吸着パッド13をスライド支持台19を介して搬送回転軸12廻りに個別に回転駆動するもので、搬送駆動手段としての駆動モータ51と、この駆動モータ51の駆動により搬送回転軸12廻りに所定速度で回転する駆動回転部材としての駆動円板52と、この駆動円板52を搬送回転軸12廻りに回転可能に支持すると共に駆動モータ51からの駆動力を駆動円板52側に伝達する第2駆動支持手段53と、駆動円板52と吸着パッド13側のスライド支持台19とを搬送回転軸12廻りに相対移動可能に連結する駆動連結手段54と、吸着パッド13の駆動円板52に対する搬送回転軸12廻りの相対角速度を、第1受渡位置P1と第2受渡位置P2とで異なるように変化させる変速手段としてのカム円板55とを備えている。
駆動モータ51は、例えばその駆動軸51aを前側に向けた状態で、ベース板17の後側に着脱自在に固定されている。
第2駆動支持手段53は、例えば円筒状に形成され、支持筒部材40の内周側に、軸受け56を介して搬送回転軸12廻り回転自在に装着されている。第2駆動支持手段53は、その前後両端側が夫々支持筒部材40の前後に突出しており、その後端側は、吸気連結手段57により気密状に支持され、前端側は、封止部材58により気密状に封止されている。
吸気連結手段57は、第2駆動支持手段53の後端側を気密状で且つ回転可能に支持する気密軸受け部59と、この気密軸受け部59をベース板17の例えば裏側に固定する支持ブラケット59aと、気密軸受け部59の後側に設けられ且つ気密軸受け部59を介して第2駆動支持手段53の内部と連通する吸気連結口60とを備えており、この吸気連結口60が図示しない負圧源に接続されている。
また、第2駆動支持手段53の後端側で且つ吸気連結手段57と支持筒部材40との間にはプーリ61が設けられており、このプーリ61と駆動モータ51の駆動軸51aと変速機44側の第1プーリ44aとが駆動ベルト62により互いに連結されている。これにより、駆動モータ51の駆動力は駆動ベルト62を介して第2駆動支持手段53側に伝達されると共に、駆動ベルト62、変速機44、駆動ベルト45を介して第1駆動支持手段39側にも伝達される。なお、駆動モータ51の駆動により、第2駆動支持手段53と第1駆動支持手段39とは略同じ角速度で所定方向、例えば正面視時計方向に回転するように構成されている。
封止部材58は、第2駆動支持手段53の前端側を塞ぐ円形の蓋板58aと、この蓋板58aの外縁側から第2駆動支持手段53の外縁側に沿って後ろ向きに延設された嵌合筒部58bと、その嵌合筒部58bの後縁側から半径方向外向きに延設された鍔部58cとを一体に備えており、第2駆動支持手段53の前端側に着脱自在に固定されている。
駆動円板52は、例えばガイド円板36よりも小径に形成され、その中心部に形成された装着孔52aを封止部材58の嵌合筒部58bの外側に嵌合させ且つその後面側を封止部材58の鍔部58cの前面側に当接させた状態で、その中心が搬送回転軸12と一致するように前カバー64を介して封止部材58の前側に着脱自在に固定されている。
前カバー64は、駆動円板52の前側にその装着孔52aを覆うように装着され、その前側から封止部材58の蓋板58aに対してボルト等により着脱自在に固定されている。即ち、駆動円板52は、その装着孔52aの外周側を封止部材58と前カバー64とにより前後から狭持されることにより第2駆動支持手段53側に固定されている。これにより、駆動円板52は、駆動モータ51の駆動により、第2駆動支持手段53と共に正面視時計方向に所定の角速度で回転する。
なお、第2駆動支持手段53と第1駆動支持手段39とは駆動モータ51の駆動により略同じ角速度で正面視時計方向に回転するため、搬送駆動機構15側の駆動円板52と搬送支持手段14側のガイド円板36とについても略同じ角速度で正面視時計方向に回転する。
また、駆動円板52には、前カバー64の外側に沿って吸着パッド13と同数、例えば15個の通気孔65が円周方向に等間隔で形成されている。この通気孔65は、駆動円板52を前後に貫通するように設けられており、その前側に夫々フレキシブルパイプ等の通気管66が接続され、その通気管66の他端側は夫々対応する吸着パッド13側のパイプ接続部35に接続されている。
更に、駆動円板52の後側には、通気孔65の後側近傍に摺接する通気開閉手段67が配置されている。この通気開閉手段67は、吸着パッド13側の多孔質部材23とそれに接続される負圧源との間の連通状態と連通遮断状態とを切り換えるためのもので、本体部材68と蓋部材69とで構成されている。
本体部材68は厚板円板状で、図2,図6に示すように、その中心部分に第2駆動支持手段53の外形と略等しい装着孔67aが形成されており、更に前面側には、後ろ向きの凹入状で且つ装着孔67aよりも大径の第1凹入部70と、この第1凹入部70の外周側に隣接し且つ第1凹入部70よりも浅い第2凹入部71とが形成されている。第2凹入部71は、その周方向所定角度(本実施形態では約180度)の範囲が、第1凹入部70と同じ凹入深さの連通凹入部72となっている。
蓋部材69は、本体部材68側の第2凹入部72に対応するリング状の板部材により構成され、その外縁側には、本体部材68側の連通凹入部72に対応する範囲に、半径方向内側に凹入する切り欠き部73が形成されており、本体部材68側の第2凹入部72に前側から嵌合した状態で本体部材68側にボルト等により着脱自在に固定されている。
このように本体部材68と蓋部材69とが組み合わされた通気開閉手段67には、本体部材68側の連通凹入部72と蓋部材69側の切り欠き部73とにより、その前面側の周縁部に沿った円周方向所定範囲(本実施形態では約180度の範囲)に、内部の第1凹入部70に連通し且つ前側に開口する通気開口部74が形成されている。
通気開閉手段67は、本体部材68側の装着孔67aに第2駆動支持手段53が摺動自在に嵌合され、且つその前面側が駆動円板52の後面側に略密着した状態で、例えばその後側に配置されるカム円板55を介して支持筒部材40側に着脱自在に固定されている。このとき、通気開閉手段67は、搬送回転軸12を中心とする通気開口部74の角度範囲が、第1受渡位置P1から第2受渡位置P2までの角度範囲に略対応するように装着されている。
また、駆動円板52側の通気孔65と通気開閉手段67側の通気開口部74とはその半径方向位置が略一致しており、駆動円板52側の複数(例えば15個)の通気孔65は、通気開口部74の前側にあるとき、即ち1回転のうち第1受渡位置P1から第2受渡位置P2までのワーク搬送区間に対応する略半回転分の間、その通気開口部74と前後に連通するようになっている。更に、第2駆動支持手段53の前端部近傍の周壁上には1又は複数の連通孔53aが形成されており、通気開閉手段67側の第1凹入部70と第2駆動支持手段53の内部とはその連通孔53aを介して連通している。
これにより、駆動円板52側の通気孔65が通気開閉手段67側の通気開口部74と連通している間、即ち吸着パッド13が第1受渡位置P1から第2受渡位置P2までのワーク搬送区間にある間、通気孔65に接続されている吸着パッド13が、通気開口部74、第1凹入部70、連通孔53a、第2駆動支持手段53、吸気連結口60を介して負圧源と連通され、その吸着パッド13はワークWを吸着可能な状態となる。
また、通気開閉手段67の前面側と駆動円板52の後面側との間には、通気孔65及び通気開口部74に対する半径方向両側に、周方向のシール部75が設けられており、通気開閉手段67と駆動円板52との間での空気漏れを阻止している。
駆動連結手段54は、図2,図5等に示すように、吸着パッド13と同数、例えば15個設けられ且つその一端側が駆動円板52側に前後方向の軸廻りに回転可能に支持されたリンク部材としての揺動アーム76と、この揺動アーム76の他端側と吸着パッド13側とを前後方向の軸廻りに回転可能に接続する接続リンク77とを備えている。
駆動円板52には、揺動アーム76と同数、例えば15個のアーム支持孔78が、外周側に沿って周方向等間隔で配置されており、それらアーム支持孔78に、揺動アーム76の一端側の揺動軸76aが例えば前側から挿入され、その揺動軸76a廻りに回転可能な状態で固定されている。
揺動軸76aの後端側には、その揺動軸76aに直交する駆動アーム79が、揺動アーム76に略直交する方向で固定されており、その駆動アーム79の先端側には、前後方向の軸廻りに回転自在のカムフロワー80が後ろ向きに設けられている。なお、各アーム支持孔78は、夫々例えば通気孔65と略同じ周方向位置に設けられている。
接続リンク77は、その一端側が揺動アーム76の一端側(揺動軸76aと反対側の端部側)に、他端側が例えば支持プレート31の前端側に、夫々前後方向の連結軸77a,77bを介して回転可能に接続されている。
なお、駆動アーム79と接続リンク77とは、共に揺動アーム76に対して駆動円板52の回転方向(正面視時計方向)に対して反対側(正面視反時計方向側)に設けられている。また、揺動アーム76は、その揺動時の軌跡が吸着パッド13のワーク保持面18よりも外側に突出しない長さとすることが望ましい。
カム円板55は、搬送回転軸12に対する半径が非一様な異形円板状に形成されており、その中心部から偏位した位置に形成された装着孔55aに第2駆動支持手段53を嵌合させた状態で通気開閉手段67の後側に配置され、支持筒部材40の前端側に着脱可能に固定されている。カム円板55の前面側には、図5,図6等に示すように、その外周に沿ってカム溝81が無端状に形成されており、このカム溝81に揺動アーム76側のカムフロワー80が前側から摺動自在に係合している。
なお、カム円板55及びそのカム溝81は、例えば半径が異なる円を複数組み合わせた略円形に形成されており、その略中心が搬送回転軸12よりも下側に偏心した位置にくるように設けられている。これにより、駆動円板52が搬送回転軸12廻りに回転し、それに伴って揺動アーム76が同方向に回転する際に、その揺動アーム76の揺動軸76aは搬送回転軸12廻りに一定半径の円周上を移動するのに対し、カムフロワー80はカム溝81に沿って搬送回転軸12に対する半径方向位置が内外方向に変化するため、揺動アーム76は駆動円板52に対して揺動軸76a廻りに搬送方向の前後に揺動する。
このとき、揺動アーム76の先端側、及びこれに接続リンク77及びスライド支持台19を介して接続されている吸着パッド13の角速度は、駆動円板52の角速度に、揺動アーム76の揺動によって生じる駆動円板52に対する相対角速度を加えたものとなる。従って、吸着パッド13の搬送方向の速度(以下、搬送速度という)は、揺動アーム76の駆動円板52に対する搬送方向の揺動速度が最も大きい位置で最大となり、最も小さい位置で最小となる。
本実施形態では、カム円板55及びそのカム溝81を上記のように構成していることにより、吸着パッド13の駆動円板52に対する搬送方向の相対角速度が、第1受渡位置P1又はその近傍において最大となり、第2受渡位置P2又はその近傍において最小となる。即ち、吸着パッド13によるワークWの搬送速度は、第1受渡位置P1又はその近傍において最大となり、第2受渡位置P2又はその近傍において最小となる。
なお、吸着パッド13による搬送速度は、第1受渡位置P1において吸着搬送ロール6側と同じV1となり、第2受渡位置P2において吸着搬送ロール11側と同じV2となるように設定されている。
また、上記のように、吸着パッド13の駆動円板52に対する搬送方向の相対角速度が、第1受渡位置P1又はその近傍において最大となり、第2受渡位置P2又はその近傍において最小となることにより、隣接する2つの吸着パッド13間の周方向の間隔についても、第1受渡位置P1又はその近傍において最大となり、第2受渡位置P2又はその近傍において最小となる。
更に、本実施形態では、搬送支持手段14側のガイド円板36は、搬送駆動機構15側の駆動円板52と略同じ角速度で回転するため、ガイド円板36に対するスライド支持台19側の相対的な摺動動作は、揺動アーム76の揺動による周方向所定範囲の往復動作のみとなる。
回転駆動機構16は、搬送回転軸12を中心として配置される環状のカム輪82を備えている。カム輪82は、図2に示すように、吸着パッド13側の支持軸部26の位置に対応するように支持プレート31の内周側に配設され、例えばベース板17側の固定板42から前向きに立設された支持部材83により周方向の複数箇所で着脱可能に支持されている。
カム輪82は例えば断面略矩形状で、その外周面側には、その周方向に対して左右に蛇行するカム溝84が無端状に形成されており、このカム溝84に揺動駆動アーム26b側のカムフロワー26cが半径方向外側から摺動自在に係合している。これにより、吸着パッド13が搬送回転軸12廻りに回転すると、揺動駆動アーム26bが搬送方向に対して左右に揺動し、これに伴って吸着パッド13も回転駆動軸19a廻りに揺動する。
ここで、カム溝84は、図7に示すように、吸着パッド13側の回転駆動軸19aの移動軌跡に対して前後方向(周方向に対する左右方向)に夫々蛇行幅Lの範囲で1周期分蛇行するように形成されている。蛇行幅L(回転駆動軸19aとカム溝84の中心線との間の前後方向距離の最大値)は、揺動駆動アーム26bの長さ(回転駆動軸19aとカムフロワー26cの中心軸との距離)をLaとすると、L=La/21/2 となるように設定されている。
また、カム溝84の蛇行位置は、第1受渡位置P1において前側に最大となり、第2受渡位置P2において後側に最大となるように設定されている。なお、上述したように、揺動駆動アーム26bは、吸着パッド13の長手方向に対して45度の角度で配置されている。
これにより、吸着パッド13は、搬送回転軸12廻りに回転する際に、第1受渡位置P1を含む所定範囲でその長手方向が搬送方向と一致(以下、縦搬送姿勢という)し、第2受渡位置P2を含む所定範囲でその長手方向が搬送方向と直交する(以下、横搬送姿勢という)ように、第1受渡位置P1から第2受渡位置P2までのワーク搬送区間上で正方向に90度回転し、第2受渡位置P2から第1受渡位置P1までのワーク非搬送区間上で逆方向に90度回転する。
なお、吸着パッド13は、隣の吸着パッド13との間の間隔が、第1受渡位置P1から第2受渡位置P2までのワーク搬送区間上で徐々に小さくなり、逆に第2受渡位置P2から第1受渡位置P1までのワーク非搬送区間上で徐々に大きくなるが、回転駆動機構16により、吸着パッド13は、周方向の間隔が小さくなる第1受渡位置P1から第2受渡位置P2までのワーク搬送区間上で縦搬送姿勢から横搬送姿勢に変化し、逆に周方向の間隔が大きくなる第2受渡位置P2から第1受渡位置P1までのワーク非搬送区間上で横搬送姿勢から縦搬送姿勢に変化するため、吸着パッド13を多数(15個)配置しているにも拘わらず前後に干渉することがない。
また、カム輪82の後側面85には、図2に示すように、搬送回転軸12に対して一定半径の案内溝86が無端状に形成されており、この案内溝86に、スライド支持台19側の案内ローラ87が後側から摺動自在に係合している。この案内ローラ87は、例えば支持プレート31の後端側に、支持部材88を介して装着されている。
以上のように構成されたワーク搬送装置Z1によるワークWの搬送動作を説明する。ワークWの搬送を開始するに際し、駆動モータ51を作動させると、その駆動軸51aの回転は、駆動ベルト62、変速機44、駆動ベルト45を介して第1駆動支持手段39側に伝達されると共に、駆動ベルト62、プーリ61を介して第2駆動支持手段53側に伝達され、第1駆動支持手段39及びこれに固定されているガイド円板36と、第2駆動支持手段53及びこれに固定されている駆動円板52とが略同じ角速度で正面視時計方向(以下、搬送方向という)に回転する。
駆動円板52が搬送方向に回転すると、その外周側に支持されている揺動アーム76、その揺動アーム76の先端側に接続リンク77及びスライド支持台19を介して接続されている吸着パッド13等も同方向に回転する。その際、揺動アーム76の揺動軸76aは搬送回転軸12廻りに一定半径の円周上を移動するのに対し、その揺動軸76に固定された駆動アーム79の先端側のカムフロワー80はカム溝81に沿って搬送回転軸12に対する半径方向位置が内外方向に変化し、揺動アーム76は駆動円板52に対して揺動軸76a廻りに搬送方向の前後に揺動する。
ここで、カム円板55は、この揺動アーム76の揺動速度が、第1受渡位置P1又はその近傍において搬送方向に最大となり、第2受渡位置P2又はその近傍において搬送方向に最小(搬送方向と逆方向に最大)となるように形成されているため、スライド支持台19及び吸着パッド13の移動速度も第1受渡位置P1又はその近傍において最大(V1)となり、第2受渡位置P2又はその近傍において最小(V2)となる。
このとき、スライド支持台19を周方向移動可能に支持しているガイド円板36は、駆動円板52と略同じ角速度で回転しているため、ガイド円板36に対するスライド支持台19側の相対的な摺動動作は、揺動アーム76の揺動による周方向所定範囲の往復動作のみとなる。これにより、ガイド円板36とスライド支持台19との間の摺動量及び摺動速度は例えばガイド円板36側を固定した場合と比べて格段に小さくなり、高速搬送動作に容易に対応でき、長期間にわたってスムーズな案内支持動作が可能となる。
また、スライド支持台19及び吸着パッド13が搬送方向に回転すると、吸着パッド13側に固定されている揺動駆動アーム26bのカムフロワー26cがカム輪82のカム溝84に沿って案内され、これによって揺動アーム26bが搬送方向に対して左右に揺動し、吸着パッド13は回転駆動軸19a廻りに揺動する。ここで、カム溝84の蛇行位置は、第1受渡位置P1において前側に最大となり、第2受渡位置P2において後側に最大となるように設定されており、且つ揺動駆動アーム26bは吸着パッド13の長手方向に対して45度の角度で配置されているため、吸着パッド13は、第1受渡位置P1を含む所定範囲で縦搬送姿勢となり、第2受渡位置P2を含む所定範囲で横搬送姿勢となるように、第1受渡位置P1から第2受渡位置P2までのワーク搬送区間上で正方向に90度、第2受渡位置P2から第1受渡位置P1までのワーク非搬送区間上で逆方向に90度夫々回転する。
更に、駆動円板52が回転する際には、その駆動円板52の内周側に各吸着パッド13に対応して設けられている通気孔65が、通気開閉手段67の前面側に沿って摺動し、吸着パッド13が少なくとも第1受渡位置P1から第2受渡位置P2に至るまでのワーク搬送区間を通過しているときに、その吸着パッド13に対応する通気孔65が通気開閉手段67側の通気開口部74と前後に連通する。通気孔65と通気開閉手段67とが連通すると、通気孔65に接続されている吸着パッド13の多孔質部材23に形成された多数の微少な空気孔が、通気開口部74、第1凹入部70、連通孔53a、第2駆動支持手段53、吸気連結口60を介して負圧源と連通され、その多孔質部材23はワークWを吸着可能な状態となる。
即ち、図8に示すように、各吸着パッド13は、第1受渡位置P1を、縦搬送姿勢の状態で略最大の速度V1で所定間隔を空けて次々に通過する。このとき、各吸着パッド13の多孔質部材23が負圧源と連通して、上流側装置Z2により縦搬送姿勢で一列状に速度V1で搬送されてきたワークWがワーク保持面18に吸着・保持される。
このとき、多孔質部材23を介してワークW側の被吸着部分に負圧が略均等に分散されて作用するため、吸着パッド13にワークWを吸着保持して搬送する間に、ワークWの被吸着面側に圧着痕が残ることはない。
また、装着凹入部22の底面22aの略全面に複数の連通孔25を略均等に配置しているため、例えば機械的剛性の小さいスポンジ等の多孔質部材23を用いる場合でも、多孔質部材23の裏側全体を確実に支持できると共に、その全面に略均等に負圧を作用させることができる。
第1受渡位置P1でワークWを吸着・保持した吸着パッド13は、回転駆動軸19a廻りに回転しつつ、隣接する吸着パッド13との間の間隔を狭めながら徐々に減速し、縦搬送姿勢から90度回転して横搬送姿勢となった状態で、第2受渡位置P2を略最小の速度V2で通過する。このとき、その吸着パッド13は多孔質部材23と負圧源との連通が遮断されて吸着力が失われ、ワーク保持面18に吸着・保持されていたワークWは、縦搬送姿勢で且つ第1受渡位置P1において上流側装置Z2側から受け渡されたときよりも狭い間隔で下流側装置Z3側に受け渡され、例えば下流側の包装装置(図示省略)に搬送される。
以上説明したように、本実施形態のワーク搬送装置Z1では、吸着パッド13におけるワーク保持面18の少なくとも一部を、微細な連続気孔を有する多孔質部材23で形成し、その多孔質部材23の裏側に負圧源を連通させているため、ワーク保持面18にワークWを吸着保持する際に、多孔質部材23によりワークW側の被吸着部分に負圧が略均等に分散されて作用することとなり、吸着パッド13にワークWを吸着保持して搬送する間に、ワークWの被吸着面側に圧着痕が残ることを防止できる利点がある。
また、吸着パッド13のワーク保持面18側に装着凹入部22を設け、その装着凹入部22に多孔質部材23を装着すると共に、装着凹入部22の底面22aの略全面に複数の連通孔25を略均等に配置しているため、例えば機械的剛性の小さいスポンジ等の多孔質部材23を用いる場合でも、多孔質部材23の裏側全体を確実に支持できると共に、その全面に略均等に負圧を作用させることができる。
更に、多孔質部材23と負圧源との間に、連通状態と連通遮断状態とを切り換える通気開閉手段67を設け、吸着パッド13による第1受渡位置P1から第2受渡位置P2までのワーク搬送区間に対応して通気開閉手段67を連通状態とするように構成しているため、必要最小限の期間のみ吸着パッド13側に負圧を作用させることができる。
また、搬送駆動機構15が、全ての吸着パッド13の搬送方向の速度を搬送円上の位置に応じて夫々別個に変更可能に構成されているため、各吸着パッド13毎に1回転につき加速、減速を1回だけ行えばよく、吸着パッド13の数に関係なくスムーズな加減速を行うことが可能で、吸着パッド13を増やすことによる搬送速度の高速化が可能である。また、各吸着パッド13の速度に応じてその前後の間隔が変化して、吸着パッド13の速度が速い時には前後の間隔が広く、遅いときには狭くなるため、吸着パッド13を増やしても前後に干渉しにくく、吸着パッド13の数を増やすことによる搬送速度の高速化が容易である。
また、搬送駆動機構15は、駆動モータ51の駆動により搬送回転軸12廻りに所定角速度で回転する駆動円板52と、駆動円板52と吸着パッド13とを搬送回転軸12廻りに相対移動可能に連結する駆動連結手段54と、吸着パッド13の駆動円板52に対する搬送回転軸12廻りの相対角速度を、第1受渡位置P1と第2受渡位置P2とで異なるように変化させる変速手段55とを備え、駆動連結手段54を吸着パッド13毎に個別に設けているため、駆動円板52の角速度とその駆動円板52に対する吸着パッド13の相対角速度とに分けて速度調整等を行うことができ、調整等を容易に行うことができる。
また、駆動連結手段54は、その両端側が駆動円板52側と吸着パッド13側とに夫々搬送回転軸12と平行な軸廻りに回転可能に接続された揺動アーム76を備え、変速手段55は、揺動アーム76を駆動円板52に対して搬送方向に沿って揺動させるカム円板により構成されているため、装置構成を簡略化できる利点がある。
吸着パッド13は、縦横の長さが異なる細長状に形成され、回転駆動機構16は、吸着パッド13を、第1受渡位置P1において長手方向が搬送方向と略一致し(縦搬送姿勢)、第2受渡位置P2において長手方向が搬送方向と略直交する(横搬送姿勢)ように、第1受渡位置P1から第2受渡位置P2までの間、及び第2受渡位置P2から第1受渡位置P1までの間で夫々所定方向に略90度回転させるように構成され、カム円板55は、吸着パッド13の駆動円板52に対する搬送方向の相対角速度を、第1受渡位置P1又はその近傍において最大とし、第2受渡位置P2又はその近傍において最小とするように構成されているため、ワークWを縦搬送姿勢から横搬送姿勢に略90度回転させるだけでなくその間隔を狭めつつ下流側に受け渡すことができる。
搬送支持手段14を、駆動円板52と略同じ角速度で搬送回転軸12廻りに回転駆動するように構成しているため、搬送支持手段14に対する吸着パッド13側の相対的な移動動作は、例えば揺動アーム76の揺動による周方向所定範囲の往復動作のみとなり、搬送支持手段14側と吸着パッド13側との間の相対移動量及び相対角速度は例えば搬送支持手段14側を固定した場合と比べて格段に小さくなり、高速搬送動作に容易に対応でき、長期間にわたってスムーズな案内支持動作が可能となる。
搬送支持手段14は、搬送駆動機構15から独立して搬送回転軸12廻りに回転可能に支持されると共に搬送駆動機構15側と共通の駆動モータ51により回転駆動されるように構成されているため、例えば搬送支持手段14側と搬送駆動機構15側とを直接連結する場合と比べてレイアウトの自由度が大きくなり、結果としてコンパクト可、装置構成の簡略化が可能となっている。
図10は本発明の第2の実施形態を例示し、吸着パッド13の装着凹入部22の底面22aに、連通孔25を、例えば周縁部のみを残して1つの大きな開口状に形成した例を示している。
多孔質部材23として焼結樹脂や多孔質セラミックス等の機械的剛性の高い素材のものを用いる場合には、このような構成とすることで、吸気抵抗を小さくして吸着性能を向上させることができる。
図11〜図13は本発明の第3の実施形態を例示し、第1の実施形態を改良して、ワーク保持手段13が第2受渡位置(ワーク受渡位置)P2を通過する際に、ワーク保持手段13のワーク保持面18からワークWを強制的に離脱させるように構成した例を示している。
本実施形態のワーク搬送装置Z1では、図11〜図13に示すように、駆動円板52に、通気孔65と同数の加圧通気孔101が夫々通気孔65の内周側に対応して設けられている。これら加圧通気孔101は、駆動円板52を前後に貫通するように形成されており、その前端側は前カバー64内の加圧連通室102内に開口し、後端側は通気開閉手段67の蓋部材69の前面側で閉鎖されている。なお、加圧連通室102は、前カバー64と駆動円板52及び封止部材58との間に形成された気密空間である。
加圧連通室102は、加圧管103を介して図示しない加圧源と連通しており、ワーク搬送装置Z1の作動中は常に加圧源から加圧空気が供給されて大気圧よりも高い所定の気圧に保持されている。なお、加圧管103は、例えば前カバー64の中心部に、ロータリージョイント104を介して接続されている。
また、通気開閉手段67の蓋部材69には、その前面側で且つ通気開口部74に対する搬送方向下流側の端部近傍に、半径方向に対応する1組の通気孔65と加圧通気孔101とを連通させる加圧連通手段としての通気溝105が、周方向所定幅で形成されている。
このような構成とすることにより、吸着パッド13側に連通している通気孔65は、吸着パッド13が第1受渡位置P1から第2受渡位置P2までのワーク搬送区間にある間は、通気開口部74、第1凹入部70、連通孔53a、第2駆動支持手段53、吸気連結口60を介して負圧源と接続されているが、吸着パッド13が第2受渡位置P2を通過する際、その吸着パッド13に対応する通気孔65は、通気開口部74から外れて負圧源との接続が解除された後、通気溝105の前側を通過する。このとき、通気孔65は、この通気溝105、加圧通気孔101、加圧連通室102、加圧管103を介して加圧源と接続されるため、吸着パッド13側には加圧空気が供給される。これにより、ワーク保持手段13が第2受渡位置P2を通過する際にワーク保持面18からワークWが強制的に離脱され、下流側搬送装置Z3側にスムーズに受け渡される。
このように、通気開閉手段67は、吸着パッド13と負圧源とを接続する通気開口部74と、吸着パッド13と加圧源とを接続する通気溝105とを備え、通気開口部74を第1受渡位置P1から第2受渡位置P2までのワーク搬送区間に対応して配置し、通気溝105をワーク搬送区間の下流側近傍に配置しているため、ワーク保持手段13が第2受渡位置P2を通過する際に、ワーク保持手段13の接続先を負圧源側から加圧源側に切り換えることができ、これにより、ワーク保持手段13から下流側搬送装置Z3側へのワークWの受渡をスムーズに行うことが可能となる。
以上、本発明の各実施形態について例示したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、多孔質部材23は、ワーク保持面18の3箇所以上に配置してもよいし、ワーク保持面18の周縁部に対応するように配置してもよいし、ワーク保持面18の略全面に対応して配置してもよい。要はワークWの略全面がワーク保持面18に略密着した状態で確実に保持できるものであればよい。
多孔質部材23は、装着凹入部22内にネジ等により着脱自在に装着するように構成してもよい。
搬送支持手段14側と搬送駆動機構15側とを別個独立の駆動手段により駆動するように構成してもよい。
回転駆動機構16は、例えばソレノイドや駆動モータ等により吸着パッド13を回転させるように構成してもよい。
吸着パッド13の個数、形状等は任意であり、ワークWの形状や搬送間隔、搬送速度等に応じて任意に設定可能である。
また、カム円板55のカム溝81、カム輪82のカム溝84等の形状については第1受渡位置P1、第2受渡位置P2の位置等に応じて任意に設定可能である。
本発明の第1の実施形態を示すワーク搬送装置及びその上流側装置と下流側装置の概略構成図である。 本発明の第1の実施形態を示すワーク搬送装置の側面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示す吸着パッド及びその近傍の側面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示す吸着パッド及びその近傍の拡大部分断面図である。 本発明の第1の実施形態を示す搬送駆動機構の正面図である。 本発明の第1の実施形態を示す搬送駆動機構の正面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示す回転駆動機構のカム溝の形状とそれによる吸着パッドの回転動作の説明図である。 本発明の第1の実施形態を示す上流側装置からワーク搬送装置を経て下流側装置へのワークの搬送状態の説明図である。 本発明の第1の実施形態を示すワークの概略構成図である。 本発明の第2の実施形態を示す吸着パッドの側面断面図である。 本発明の第3の実施形態を示すワーク搬送装置の要部の側面断面図である。 本発明の第3の実施形態を示す搬送駆動機構の正面図である。 本発明の第3の実施形態を示す搬送駆動機構の正面断面図である。
符号の説明
13 吸着パッド(ワーク保持手段)
18 ワーク保持面
22 装着凹入部
22a 底面
23 多孔質部材
25 連通孔
67 通気開閉手段
105 通気溝(加圧連通手段)
W ワーク
P1 第1受渡位置(ワーク受取位置)
P2 第2受渡位置(ワーク受渡位置)

Claims (5)

  1. シート状のワーク(W)を負圧によりワーク保持面(18)に吸着保持可能なワーク保持手段(13)を備えたワーク搬送装置において、前記ワーク保持面(18)の少なくとも一部を、微細な連続気孔を有する多孔質部材(23)で形成し、その多孔質部材(23)の裏側に負圧源を連通させたことを特徴とするワーク搬送装置。
  2. 前記ワーク保持手段(13)の前記ワーク保持面(18)側に凹入部(22)を設け、その凹入部(22)に前記多孔質部材(23)を装着すると共に、前記凹入部(22)の底面(22a)に、前記負圧源に連通する連通孔(25)を設けたことを特徴とする請求項1に記載のワーク搬送装置。
  3. 前記凹入部(22)の底面(22a)の略全面に複数の前記連通孔(25)を略均等に配置したことを特徴とする請求項2に記載のワーク搬送装置。
  4. 前記多孔質部材(23)と前記負圧源との間に、連通状態と連通遮断状態とを切り換える通気開閉手段(67)を設け、前記ワーク保持手段(13)によるワーク受取位置(P1)からワーク受渡位置(P2)までのワーク搬送区間に対応して前記通気開閉手段(67)を連通状態とするように構成したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のワーク搬送装置。
  5. 前記通気開閉手段(67)に、前記ワーク保持手段(13)によるワーク受取位置(P1)からワーク受渡位置(P2)までのワーク搬送区間の下流側近傍に対応して、前記多孔質部材(23)を加圧源に連通させる加圧連通手段(105)を設けたことを特徴とする請求項4に記載のワーク搬送装置。
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