JP2005297959A - ナンバープレート取付け具およびその取付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単かつ低コストで、ナンバープレートの盗難を防止し、車体へのナンバープレートの取付けも容易なナンバープレート取付け具およびその取付け構造を提供する。
【解決手段】取付けピン22の軸部23へのキャップ装着時、軸部挿入穴16の周壁と軸部23との間に抜け止め部材100が存在するので、装着後のキャップ15は軸部23から抜き取れない。軸部23の先端部23bはキャップ15の奥壁で覆われているので、バンパ75の裏から出た軸部23をペンチで抜けない。よって、簡単かつ低コストで、ナンバープレート70の盗難を防げて、その取付けも容易となる。
【選択図】図1

Description

この発明は、ナンバープレート取付け具およびその取付け構造、詳しくは簡単かつ低コストで、ナンバープレートの盗難を防止し、しかも車体へのナンバープレートの取付けも容易なナンバープレート取付け具およびその取付け構造に関する。
自動車の車体の前部および後部に配されたバンパには、登録番号が表示された金属板からなるナンバープレート(車両登録番号板)がそれぞれ取付けられている。
従来のナンバープレートの取付け具および取付け構造として、例えば特許文献1が知られている。特許文献1では、ボルトおよびナットを用いた締結構造により、ナンバープレートをバンパに着脱自在に取付けている。
特開平10−258692号公報
しかしながら、特許文献1では、このようなボルトおよびナットの締着力により、ナンバープレートをバンパに固定していた。そのため、スパナなどの工具を用いれば、簡単にナンバープレートを車体から取り外すことが可能であった。その結果、ナンバープレートの盗難が多発していた。
この発明は、簡単かつ低コストで、ナンバープレートの盗難を防止することができるナンバープレート取付け具およびその取付け構造を提供することを目的としている。
また、この発明は、車体へのナンバープレートの取付けが容易なナンバープレート取付け具およびその取付け構造を提供することを目的としている。
さらに、この発明は、仮にナンバープレートが盗まれたとしても、ナンバープレートの再使用が困難なナンバープレート取付け構造を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、車両の車体の一部に、ナンバープレートをピン止めにより取付けるナンバープレート取付け具において、軸部の一端に、表面がなめらかに球面加工された頭部を連結した取付けピンと、前記軸部が、該軸部の先端を覆うように挿入される軸部挿入穴を有したキャップと、該軸部挿入穴の周壁と前記軸部との間に設けられ、該軸部に装着されたキャップの抜け止め部材とを備えたナンバープレート取付け具である。
請求項1に記載の発明によれば、車体のピン孔とナンバープレートのピン孔とを重ね合わせ、ナンバープレート側から取付けピンを両ピン孔に挿入する。これにより、ナンバープレートの表面に頭部が配置され、車体の裏面から軸部の先部が突出する。次に、軸部挿入穴を介して、軸部にキャップを装着する。このとき、軸部挿入穴の周壁と軸部との間には、抜け止め部材が介在されている。そのため、いったんキャップを軸部に装着すると、抜け止め部材の抜け止め作用により、キャップが軸部から抜けなくなる。しかも、軸部の先端部は奥壁によって覆われている。これにより、例えば車体の裏面からペンチなどの工具で軸部を挟んで強引に抜こうとしても、それができない。その結果、簡単かつ低コストで、ナンバープレートの盗難を防止することができる。
ナンバープレートとは、車両の登録番号が記載された金属板製の車両登録番号板である。ナンバープレートの形状、大きさは限定されない。
車両としては、例えば自動車、二輪車などを採用することができる。
ナンバープレートが取付けられる車体の一部としては、例えば車体の前後のバンパなどを採用することができる。
取付けピンの使用本数は、車体およびナンバープレートに形成されたピン孔の形成数により適宜変更される。
取付けピンの頭部は、ねじ回し(工具)の掛止用の凹部(すりわり、十字穴、六角穴など)が存在しない丸形の頭部、または、なべ形の頭部のように、表面がなめらかに球面加工されたものであれば限定されない。
取付けピンの軸部は、ねじ山が形成されたものでもよいし、ねじ山が形成されていないものでもよい。
キャップの素材は、例えば、鋼(ステンレスを含む)などの各種の金属を採用することができる。キャップの大きさは限定されない。
また、キャップの形状は、軸部の先端部を奥壁により覆うことが可能な形状であれば限定されない。例えば、袋ナットなどでもよい。
抜け止め部材は、軸部挿入穴の周壁だけに設けてもよいし、軸部だけに設けてもよい。または、軸部挿入穴の周壁と軸部との両方に設けてもよい。
抜け止め部材としては、例えば、各種の環体、各種のピン体、各種の線状体などを採用することができる。
請求項2に記載の発明は、前記軸部の先端部付近には、前記抜け止め部材が挿着される細首部が設けられ、前記軸部挿入穴の内壁の細首部と対向する部分には、前記抜け止め部材が位置決めされる環状の凹部が形成され、前記抜け止め部材は、長さ方向の全長にわたって1本のスリットが形成された弾性筒体を有し、該弾性筒体の周壁には、先端に向かうほど徐々に外方に屈曲して前記弾性筒体を小径化させるばね片が、前記周壁の一部を舌片形状に切欠して形成された請求項1に記載のナンバープレート取付け具である。
請求項2に記載の発明によれば、キャップの軸部への装着前に、抜け止め部材をキャップの軸部挿入穴の凹部に取付ける。このとき、弾性筒体の内壁には、先端に向かうほど徐々に外方に屈曲したばね片が形成されている。しかも、弾性筒体には長さ方向の全長にかけて1本のスリットが形成されている。そのため、凹部に取付けられた弾性筒体は、ばね片のばね力の作用により、スリットの幅(スリットの長さ方向と直交する方向の長さ)の範囲内で半径方向の内側に常時押し込まれている。よって、凹部に装着された弾性筒体は、通常の状態(外部からの負荷が作用しない放置状態)に比べて小径となる。
次に、軸部挿入穴を介して、キャップを軸部に装着して行く。これにより、その装着が完了する少し前に、軸部の先端部が弾性筒体に当接する。さらに装着を継続することで、ばね片のばね力に抗して弾性筒体が押し広げられ、この状態のまま、軸部の先端部が徐々に弾性筒体に挿入される。そして軸部の先端部が弾性筒体を通過した時、ばね片のばね力により弾性筒体が元の直径まで戻る。この時、弾性筒体が細首部に収納され、軸部の細首部が弾性筒体に堅固に掛止される。こうして、キャップの軸部への装着(固着)が完了する。よって、簡単かつ低コストで、装着されたキャップが軸部から再び抜き取れないようにしっかりと固定される。しかも、車体にナンバープレートを簡単に取付けることができる。
細首部とは、軸部の他の部分より細くなった部分である。
ばね片の形成数は、1つでもよいし、2つ以上でもよい。ばね片を2つ以上形成する場合には、弾性筒体の長さ方向(軸線方向)に離間して形成することができる。しかし、弾性筒体の周方向に離間して形成した方が好ましい。
スリットは、弾性筒体の環を切断するために弾性筒体に形成された弾性筒体の軸線方向に長い切り欠きである。
また、弾性筒体を軸部挿入穴に挿入する際には、ばね片の元側を軸部挿入穴の奥側に向けて挿入した方が挿入し易い。ばね片が複数の場合には、各ばね片はそれぞれの元側、先側の向きを揃えて弾性筒体に形成される。凹部の深さは、弾性筒体の厚さと略同じとすることができる。
請求項3に記載の発明は、前記軸部の先端部付近には、前記抜け止め部材が挿着される細首部が設けられ、前記軸部挿入穴の内壁の細首部と対向する部分には、前記抜け止め部材が位置決めされる環状の凹部が形成され、前記抜け止め部材は、前記細首部と前記凹部とに跨がって収納される弾性を有した抜け止めリングである請求項1に記載のナンバープレート取付け具である。
請求項3に記載の発明によれば、例えば、キャップの軸部への装着前に、抜け止めリングをキャップの凹部に取付けておく。このとき、抜け止めリングは、その一部(内周部分など)が軸部挿入穴に露出される。その後、軸部挿入穴を介して、キャップを軸部に装着して行く。
この装着が完了する少し前に、軸部の先端部が抜け止めリングに当接する。さらに装着を継続することで、抜け止めリングが押し広げられ、軸部の先端部が抜け止めリングを通り抜ける。このとき、抜き止めリングがその弾性復元力により元の大きさ(直径)まで戻る。これにより、抜け止めリングが細首部と凹部とに跨がって収納される。その結果、このように簡単かつ低コストな構成でありながら、装着されたキャップを軸部から再び抜き取れないようにしっかりと固定することができる。しかも、車体にナンバープレートを簡単に取付けることができる。
抜け止めリングの素材は弾性を有していれば限定されない。例えば、鋼(ステンレスなど)の各種の金属でもよいし、各種の合成樹脂でもよい。抜け止めリングは、弾性を有していれば完全なリング形状でもよいし、一箇所だけ切断されたものでもよい。
抜け止めリングは、細首部と凹部とに跨がって収納される太さ(幅)を有している必要がある。
請求項4に記載の発明は、車両の車体に形成されたピン孔と、ナンバープレートに形成されたピン孔とを重ね合わせ、両ピン孔に取付けピンを挿入するピン止めによって、前記車体の一部に前記ナンバープレートを取付けるナンバープレート取付け構造において、前記ナンバープレートの少なくともピン孔の形成部分には、前記ナンバープレートの厚さの略半分が切断される半打ち抜き加工が施されたナンバープレート取付け具の取付け構造である。
請求項4に記載の発明によれば、ナンバープレートの少なくともピン孔の形成部分に、板厚の略半分を切断する半打ち抜き加工を施す。これにより、車体へのピン止め状態でナンバープレートを強引に引き離そうとすれば、ナンバープレートのうち、他の部分より強度が小さい半打ち抜き部分が、ナンバープレートから引きちぎられる。その結果、仮に盗まれても、ナンバープレートを再使用することができない。
ここでいう半打ち抜き加工とは、ナンバープレートのピン孔の形成部分に対して、その厚さの略半分(例えば全厚さの40〜60%)を切断するプレス加工をいう。
打ち抜き加工されるナンバープレートの範囲は、少なくともピン孔の形成部分を含んでいればよい。例えばピン孔の形成部分を含むナンバープレートの3分の1〜半分の範囲でもよい。
請求項5に記載の発明は、前記取付けピンは、軸部の元側に、表面がなめらかに球面加工された頭部を連結したもので、前記軸部には、該軸部の先端部が奥壁により覆われる軸部挿入穴を有したキャップが装着され、該軸部挿入穴の奥壁と前記軸部との間には、該軸部に装着されたキャップの抜け止め部材が設けられた請求項4に記載のナンバープレート取付け具の取付け構造である。
請求項5に記載の発明によれば、取付けピン、キャップおよび抜け止め部材として請求項1のものをそれぞれ採用したので、請求項4の効果だけでなく、請求項1の効果も同時に有したナンバープレート取付け構造を得ることができる。
請求項1に記載の発明によれば、軸部にキャップを装着する際、軸部挿入穴の周壁と軸部との間に抜け止め部材が介在されているので、いったんキャップを軸部に装着してしまえば、キャップを軸部から簡単には抜き取れない。しかも、軸部の先端部は奥壁により覆われている。そのため、車体の裏面から軸部の先部をペンチなどで挟んで強引に引き抜くこともできない。その結果、簡単かつ低コストで、ナンバープレートの盗難を防止することができる。
特に、請求項2に記載の発明によれば、軸部として細首部付きのものを採用し、キャップとして軸部挿入穴の内壁に凹部が形成されたものを採用し、抜け止め部材としてスリットとばね片とを有したものを採用するようにしたので、簡単かつ低コストで、装着されたキャップを軸部から抜き取れないようにしっかりと固定することができる。しかも、車体にナンバープレートを簡単に取付けることができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、軸部として細首部付きのものを採用し、キャップとして軸部挿入穴の内壁に凹部が形成されたものを採用し、抜け止め部材として細首部と凹部とに跨がって収納される抜け止めリングを採用したので、簡単かつ低コストで、装着されたキャップを軸部から抜き取れないようにしっかりと固定することができる。しかも、車体にナンバープレートを簡単に取付けることができる。
請求項4に記載の発明によれば、ナンバープレートのうち、少なくともピン孔の形成部分に、他の部分より強度が低下する半打ち抜き加工を施したので、ナンバープレートを強引に引き離そうとすると、半打ち抜き部分が引きちぎれる。その結果、仮にナンバープレートを盗むことができたとしても、ナンバープレートの再使用は困難になる。
請求項5に記載の発明によれば、取付けピン、キャップおよび抜け止め部材として請求項1のものをそれぞれ採用したので、請求項4の効果だけでなく、請求項1の効果も同時に有したナンバープレート取付け構造を得ることができる。
以下、この発明の実施例を具体的に説明する。
図1において、10はこの発明の実施例1に係るナンバープレート取付け具で、このナンバープレート取付け具10は、自動車(車両)のバンパ75(車体)に形成されたピン孔75aと、ステンレス(金属)製のナンバープレート70に形成されたピン孔71とに一連に取付けピン22を挿入することで、バンパ75にナンバープレート70を取付けるものである。
以下、実施例1のナンバープレート取付け具10を具体的に説明する。
ナンバープレート取付け具10は、軸部23の元側に、表面がなめらかに球面加工された頭部24を有する取付けピン22と、軸部23の先端部が、奥壁により覆われる軸部挿入穴16を有したキャップ15と、軸部挿入穴16の周壁と軸部23との間に設けられ、軸部23に装着されたキャップ15の抜け落ちを防止する抜け止め部材100とを備えている。
図2に示すように、横長な矩形状を有するナンバープレート70の表面には、上下2段(上段は小字で3字、下段は大字で4字)に分けて車体番号(記号を含む)80が印刷されている。また、ナンバープレート70の上側の一隅部の表面には、バーコード61が、車体番号80の印刷時に印刷されている。ナンバープレート70の上側の両隅部付近には、1対のピン孔71が形成されている。
また、ナンバープレート70の中央部分、具体的には下段の3字目と4字目と、上段の3字を含む両ピン孔71の形成部分とを囲む領域は、ナンバープレート70の板厚の略半分を切断する半打ち抜き加工部70Aとなっている(図3)。
次に、図1を参照して取付けピン22を詳細に説明する。
取付けピン22は、軸部23の元側に、ねじ回しの掛止用の凹部が形成されず、表面がなめらかに球面加工されたバインド形の頭部24が一体形成されたものである。また、バインド形に代えて、曲率半径がバインド形より小さいなべ形の頭部24を有したものでもよい(図4−1)。
軸部23は、長さ方向の全長にわたって断面積が一定した細い円柱である。軸部23の元部は、外ねじが形成されたねじ部23eである(図1、図4−1)。軸部23の長さ方向の略中間より先側の部分(先部)は、若干小径化した中細部23aとなっている。軸部23の先端部23bは、略半球形状となるように球面加工されている。また、軸部23の先端部付近(中細部23aの先部)には、前記抜け止め部材100が挿着される細首部23cが形成されている(図1、図4−2、図5−1、図5−2)。
抜け止め部材100は、長さ方向の全長にわたって1本のスリット100aが形成された弾性筒体101を有している。具体的には、抜け止め部材100は長さ24mm、幅9mm、厚さ0.9mmの薄鉄板を、その長さ方向の一端側からその反対側に向かって、両端を連結せず、円筒状に巻いたものである。弾性筒体101の周壁には、先端に向かうほど徐々に外方に屈曲した弾性筒体小径化用のばね片102が、周壁の一部を舌片形状に切欠して形成されている。ばね片102は、弾性筒体101の周方向に向かって120°ごとに3枚配置されている。抜け止め部材100は、各ばね片102の元部を軸部挿入穴16の奥側に向けてキャップ15に装着される(図1、図4−3)。
キャップ15はステンレスなどの金属製で、砲弾形状を有している。キャップ15の内部には、端面の中央部に開口部を有し、かつキャップ15の軸線方向に長い前記軸部挿入穴16が形成されている。軸部挿入穴16は、取付けピン22のねじ部23より先側の部分を、全周にわたってわずかな隙間をあけて挿入可能な凹部形状を有している。すなわち、軸部挿入穴16は、中細部収納部16aと、先端部収納部16bと、細首部収納部(細首部と対向する部分)16cとをそれぞれ有している。細首部収納部16cには、抜け止め部材100が取付けられる環状の凹部16dが形成されている。凹部16dの深さは、その全周にわたって、抜け止め部材100の厚さ程度である。
次に、実施例1のナンバープレート取付け具10を利用し、ナンバープレート70をバンパ75に取り付ける方法(ナンバープレート取付け構造を含む)を説明する。
図1および図2に示すように、まず、バンパ75の左右1対のピン孔75aと、ナンバープレート70の対応するピン孔71とをそれぞれ重ね合わせる。また、バンパ75の一方のピン孔75の形成部の裏側には、ピン孔51付きでかつバーコード60が印刷された小板50を配置する(図6)。その後、左側の両ピン孔71,75aの形成部および右側の両ピン孔71,75aの形成部(小板のピン孔の形成部を含む)に対して、それぞれ表裏2枚の座金90を当てがい、鳩目40を用いてこれらを堅固にかしめる(図7)。鳩目40を使用することで、ナンバープレート70のバンパ75からの取り外しがさらに困難になる。
一方、抜け止め部材100をキャップ15の軸部挿入穴16に挿入する。そして、抜け止め部材100を凹部16dに取付ける。このとき、弾性筒体101の内壁には、先端に向かうほど徐々に外方に屈曲したばね片102が形成されている。しかも、弾性筒体101には、長さ方向の全長にかけて1本のスリット100aが形成されている。そのため、凹部16dに取付けられた弾性筒体101は、ばね片102のばね力の作用により、スリット100aの幅の範囲内で半径方向の内側に常時押し込まれている。その結果、凹部16dに装着された弾性筒体101は、通常の状態(外部からの負荷が作用しない放置状態)に比べて小径となる。
次に、ナンバープレート70側から1対の取付けピン22を左右のピン孔71,75aにそれぞれ挿入する。これにより、ナンバープレート70の表面に各取付けピン22の頭部24が配置され、バンパ75の裏面から軸部23の先部が突出する。
それから、軸部挿入穴16を介して、キャップ15を軸部23に装着して行く。その装着が完了する少し前に、軸部23の先端部が弾性筒体101に当接する。さらに装着を継続することで、ばね片102のばね力に抗して弾性筒体101が押し広げられ、この状態のまま、軸部23の先端部が徐々に弾性筒体101に挿入される。そして軸部23の先端部が弾性筒体101を通過した時、ばね片102のばね力により弾性筒体101が元の直径まで戻る。このとき、弾性筒体101が細首部23cに収納され、軸部23の細首部23cが弾性筒体101に堅固に掛止される。こうして、キャップ15の軸部23への装着が完了する。また、前述したワンタッチ操作で、ナンバープレート70をバンパ75に取付けることができる。
このように、軸部23にキャップ15を装着する際、軸部挿入穴16の周壁と軸部23との間に抜け止め部材100を介在するようにしたので、いったんキャップ15を軸部23に装着すると、抜け止め部材100の抜け止め作用により、キャップ15が軸部23から抜けなくなる。しかも、軸部23の先端部は、キャップ15の奥壁により覆われている。そのため、例えば図示しないペンチなどの工具を用いて、バンパ75の裏面から突出した軸部23の先部を挟み、取付けピン22を抜き取ろうとしても抜き取ることはできない。これにより、簡単かつ低コストで、ナンバープレート70の盗難を防止することができる
また、ナンバープレート70のうち、左右のピン孔71の形成部分を含む中央部一帯に、他の部分より強度が低くなる半打ち抜き加工が施されている。これにより、ナンバープレート70を強引にバンパ75から引き離そうとすると、半打ち抜き加工部70Aが破損する。その結果、盗まれたナンバープレート70は再使用することができない。
次に、図8〜図10を参照して、この発明の実施例2に係るナンバープレート取付け具10Aおよびその取付け構造を説明する。
図8〜図10に示すように、実施例2のナンバープレート取付け具10Aの特徴は、実施例1の抜け止め部材100に代えて、細首部23cと凹部16dとに跨がって収納される弾性を有する抜け止めリング(抜け止め部材)30を採用した点である。抜け止めリング30は、細い鋼製の小径なリングである。
取付けピン22の軸部23としては、先端部が円錐形状で、かつこの先端部に近接して断面矩形状の短尺な細首部23cを有したものを採用している。また、キャップ15としては、砲弾形状の軸部挿入穴16が形成され、しかも軸部挿入穴16の開口部付近に、細首部23cと連通(合致)する環状の凹部16d(溝)が形成されたものを採用している。
なお、取付けピン22は、曲率半径が小さいなべ形の頭部24Aを有したものでもよい(図9、図10)。また、キャップ15は、袋ナット形状のキャップ35でもよい。
次に、この実施例2のナンバープレート取付け具10Aの使用方法を説明する。
図8に示すように、キャップ15を軸部23に装着する前に、抜け止めリング30をキャップ15の凹部16dに取付ける。このとき、抜け止めリング30は、その内周部分が軸部挿入穴16に露出される。その後、軸部挿入穴16を介して、キャップ15を軸部23に装着して行く。
この装着が完了する少し前に、軸部23の先端部が抜け止めリング30に当接する。さらに装着を継続することで、抜け止めリング30が押し広げられ、軸部23の先端部が抜け止めリング30を通り抜ける。このとき、抜き止めリング30がその弾性復元力により元の口径まで戻る。これにより、抜け止めリング30が細首部23cと凹部16dとに跨がって収納される。その結果、このような簡単かつ低コストな構成でありながら、装着されたキャップ15を軸部23から再び抜き取れないように、しっかりと固定することができる。
その他の構成、作用および効果は、実施例1と略同じであるので説明を省略する。
この発明の実施例1に係るナンバープレート取付け具が使用されたナンバープレート取付け構造を示す一部に断面を含む分解図である。 この発明の実施例1に係るナンバープレートの正面図である。 この発明の実施例1に係るナンバープレートの半打ち抜き加工部の断面図である。 この発明の実施例1に係る他の取付けピンの正面図である。 この発明の実施例1に係る抜け止め部材の斜視図である。 この発明の実施例1に係るキャップの斜視図である。 この発明の実施例1に係るキャップの正面図である。 この発明の実施例1に係るキャップの斜視図である。 この発明の実施例1に係る小片の正面図である。 この発明の実施例1に係る鳩目の斜視図である。 この発明の実施例2に係るナンバープレート取付け具が使用されたナンバープレート取付け構造を示す一部に断面を含む縦断面図である。 この発明の実施例2に係るナンバープレート取付け構造の分解斜視図である。 図9に示すナンバープレート取付け具の各構成部品の縦断面図である。
符号の説明
10,10A ナンバープレート取付け具、
15 キャップ、
16 軸部挿入穴、
16d 凹部、
22 取付けピン、
23 軸部、
23b 先端部、
23c 細首部、
24,24A 頭部、
30 抜け止めリング(抜け止め部材)、
70 ナンバープレート、
70A 半打ち抜き加工部、
71 ピン孔、
75 バンパ(車体)、
100 抜け止め部材、
100a スリット、
101 弾性筒体、
102 ばね片。

Claims (5)

  1. 車両の車体の一部に、ナンバープレートをピン止めにより取付けるナンバープレート取付け具において、
    軸部の一端に、表面がなめらかに球面加工された頭部を連結した取付けピンと、
    前記軸部が、該軸部の先端を覆うように挿入される軸部挿入穴を有したキャップと、
    該軸部挿入穴の周壁と前記軸部との間に設けられ、該軸部に装着されたキャップの抜け止め部材とを備えたナンバープレート取付け具。
  2. 前記軸部の先端部付近には、前記抜け止め部材が挿着される細首部が設けられ、
    前記軸部挿入穴の内壁の細首部と対向する部分には、前記抜け止め部材が位置決めされる環状の凹部が形成され、
    前記抜け止め部材は、長さ方向の全長にわたって1本のスリットが形成された弾性筒体を有し、
    該弾性筒体の周壁には、先端に向かうほど徐々に外方に屈曲して前記弾性筒体を小径化させるばね片が、前記周壁の一部を舌片形状に切欠して形成された請求項1に記載のナンバープレート取付け具。
  3. 前記軸部の先端部付近には、前記抜け止め部材が挿着される細首部が設けられ、
    前記軸部挿入穴の内壁の細首部と対向する部分には、前記抜け止め部材が位置決めされる環状の凹部が形成され、
    前記抜け止め部材は、前記細首部と前記凹部とに跨がって収納される弾性を有した抜け止めリングである請求項1に記載のナンバープレート取付け具。
  4. 車両の車体に形成されたピン孔と、ナンバープレートに形成されたピン孔とを重ね合わせ、両ピン孔に取付けピンを挿入するピン止めによって、前記車体の一部に前記ナンバープレートを取付けるナンバープレート取付け構造において、
    前記ナンバープレートの少なくともピン孔の形成部分には、前記ナンバープレートの厚さの略半分が切断される半打ち抜き加工が施されたナンバープレート取付け具の取付け構造。
  5. 前記取付けピンは、軸部の元側に、表面がなめらかに球面加工された頭部を連結したもので、
    前記軸部には、該軸部の先端部が奥壁により覆われる軸部挿入穴を有したキャップが装着され、
    該軸部挿入穴の奥壁と前記軸部との間には、該軸部に装着されたキャップの抜け止め部材が設けられた請求項4に記載のナンバープレート取付け具の取付け構造。
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