JP3128498U - ボールポイント型レンチ - Google Patents

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耕一 兼古
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株式会社兼古製作所
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Abstract

【課題】 締め付け及び取り外しがやり難い場所等にあるボルト等の締め付け等に使用され、その締め付け等が確実に行われると共に、取り外したボルト等が脱落しないようにしたボールポイント型レンチを提供する。
【解決手段】 ボールポイント型レンチ100の頭部1には貫通孔3が設けられ、この貫通孔3内には頭部1から少し突出した状態でゴム部材2が挿着される。このゴム部材2がボルト等の角穴に圧接し締め付けや取り外しの確実化ができ、かつ取り外したボルトの脱落が防止される。
【選択図】 図2

Description

本考案は、L型に曲げられると共にその端部にボルト等の角穴に嵌り込む略球状の頭部を有するレンチに係り、特に頭部を角穴内面に圧接させてボルト等を保持し得るボールポイント型レンチに関する。
従来より、ボールポイント型レンチは各種形状のものが開示されている。このボールポイント型レンチ100aとして最もポピラーに使用されているものとして図6に示すものが挙げられる。このボールポイント型レンチ100aは図示のように横断面六角形状の棒体をL型に曲げたものからなりその一端側には略球状の頭部1が形成される。また、公知技術としても数多く存在するが、例えば、「特許文献1」が挙げられる。
特開2003−205472号(図1)
図6に示したボールポイント型レンチ100aや「特許文献1」に示した「レンチ体」はほぼ同一形状のものからなり、その一端に略球状の頭部1を形成するものからなる。このボールポイント型レンチ100a等は図7又は「特許文献1」の(図1)に示すように、ボルト5の頭に形成される角穴6にフレキシビリテイをもった状態で装着されるものであり、ボルト5の軸線と合致する方向にボールポイント型レンチ100aの軸部を位置づける必要がなく、ボルト5の軸線に対して傾斜した状態で頭部1を角穴6に係合でき、その状態でボルト5の締め付けや取り外しができる点に大きな特徴を有するものである。
以上のように、ボールポイント型レンチ100aは大きな特徴を有するものであるが、次のような問題点がある。即ち、使用時において図7に示すようにボルト5の角穴6の内面にボールポイント型レンチ100aの頭部1の外周が圧接するため、頭部1が摩耗してガタが生じてねじ廻しが円滑にできなくなると共に、取り外しされたボルト5がボールポイント型レンチの頭部1に保持されずにずれ落ちてしまう問題点がある。
以上の問題点を解消するものとして図5(a),(b)に示すものが挙げられる。図5(a)は頭部1に円周溝7を設け、この円周溝7内にリングバネ8を装着したものである。また、図5(b)は頭部1ではないが、この逆の他端部にバネ部材9を装着したものである。このリングバネ8やバネ部材9のバネ力によってボールポイント型レンチ100aによるボルト5の保持が確実になるが、耐久性やメンテナンス性が悪い問題点がある。
本考案は、以上の事情に鑑みて考案されたものであり、ボルトの角穴に嵌り易く、長期間の使用ができ、メンテナンス性がよく、簡便,安価に実施できるボールポイント型レンチを提供することを目的とする。
本考案は、以上の目的を達成するために、請求項1の考案は、一端側に略球状の頭部を形成しL型に曲げられているボールポイント型レンチであって、該レンチは、前記頭部に貫通孔又は底付き穴を形成し、前記貫通孔又は底付き穴内にゴム部材を挿着し、前記ゴム部材の端部を前記頭部の外面から少し突出させることを特徴とする。
また、請求項2の考案は、前記ゴム部材が、シリコンゴム材からなることを特徴とする。
また、請求項3の考案は、前記ゴム部材が、その突出端を略弧状に形成することを特徴とする。
本考案の請求項1のボールポイント型レンチによれば、略球状の頭部の貫通孔や底付き穴にゴム部材を挿入し、このゴム部材の突出端を頭部の外面から少し突出させることにより、使用時においてゴム部材がボルト等の角穴に圧接し、ねじ廻しが発生し易くなり、安定したボルト等の締め付けや取り外しができる効果が上げられる。また、ゴム部材が摩耗してもゴム部材の押し出しにより使用が可能になり、長期間の使用ができる。
また、本考案の請求項2のボールポイント型レンチによれば、ゴム部材としてシリコンゴム材を用いることにより耐久性の向上が図れる。
また、本考案の請求項3のボールポイント型レンチによれば、ゴム部材の突出端を略弧状にすることにより、角穴に対する圧接力が緩和され、ゴム部材の摩耗が低減し、一層の耐久性の向上が図れる。
以下、本考案のボールポイント型レンチの実施の形態を図面を参照して詳述する。
図1は、図6における頭部1の部分を拡大表示した図面である。この頭部1には、図1及び図2に示すように貫通孔3が穿孔され、この貫通孔3内にはゴム部材2が挿着される。このゴム部材2としてはシリコンゴム材が耐久性の面で望ましいが、勿論それに限定するものではない。
また、図2に示すように、貫通孔3に挿着されたゴム部材2は頭部1の外面より少し突出した状態で挿入される。また、図2に示すように、ゴム部材2の突出端は略弧状に形成される。
以上の構造により、ボルト等の角穴に頭部1を挿入することにより、ゴム部材2が角穴に圧接し、ボルトの締め付けや取り外しが容易にできると共に、取り外されたボルト等がゴム部材の存在により頭部1にそのまま保持され、脱落しない状態になる。
頭部1に挿着されたゴム部材2が摩耗した場合には、図3に示すようにゴム部材2を一方側から押圧して他方側にはみ出させることにより、一時的ではあるが使用を続行し、長期間使用することも可能である。
図4は本考案のボールポイント型レンチの別の実施例を示すものである。実施例1の場合は、頭部1に貫通孔3を穿孔し、その貫通孔3内にゴム部材2を挿着したが、本実施例では頭部1に底付き穴4を設けたものである。底付き穴4は図示のように左右双方に設けるのが望ましいが、一方側であってもよい。
この底付き穴4内にはゴム部材2aが夫々挿着される。また、夫々のゴム部材2aの突出端は図示のように略弧状に形成される。
以上の構造により、使用時にはボルト等の角穴にゴム部材2aが圧接され、前記実施例とほぼ同様な効果を上げることができる。
本考案は、以上の説明した構造のものからなるが、ボールポイント型レンチ4としては前記の形状のものに限定するものではなく、また、ゴム部材2,2aの挿着される部位の形状のは略球状のものに限定するものではない。また、実施例2ではゴム部材2aを2箇所に挿着したが複数箇所でもよい。また、前記と同一の技術的範疇のものについて本考案が適用されることは勿論である。
本考案は、ボールポイント型レンチに関するものであるが、本考案の内容は同一の目的を有する他の工具に対しても適用され、その利用範囲は広い。
頭部の貫通孔にゴム部材を挿着したボールポイント型レンチの実施例を示す部分平面図。 図1のA−A線断面図。 図1及び図2に示すボールポイント型レンチのゴム部材の摩耗時における処理の1つを示す模式断面図。 本考案の別の実施例を示す断面図。 従来の押圧材を有するボールポイント型レンチを示す部分正面図(a),(b)。 従来のボールポイント型レンチの全体構造を示す平面図。 ボールポイント型レンチの使用状態を示す模式断面図。
符号の説明
1 頭部
2 ゴム部材
2a ゴム部材
3 貫通孔
4 底付き穴
5 ボルト
6 角穴
100 ボールポイント型レンチ

Claims (3)

  1. 一端側に略球状の頭部を形成しL型に曲げられているボールポイント型レンチであって、該レンチは、前記頭部に貫通孔又は底付き穴を形成し、前記貫通孔又は底付き穴内にゴム部材を挿着し、前記ゴム部材の端部を前記頭部の外面から少し突出させることを特徴とするボールポイント型レンチ。
  2. 前記ゴム部材が、シリコンゴム材からなることを特徴とする請求項1に記載のボールポイント型レンチ。
  3. 前記ゴム部材が、その突出端を略弧状に形成することを特徴とする請求項1又は2に記載のボールポイント型レンチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0648899U (ja) * 1992-02-06 1994-07-05 ベスト工業株式会社 嫌気処理用濾材
JP2013245520A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Isao Miyahara コンテナ

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