JP2005296321A - 消火設備の点検装置及び点検方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】消火設備Sの設置時から現時点まで(最大更新時まで)、例えば、6ヶ月に1回定期的に寿命部品の電流・電圧の一方又は両方をデータとして記憶し蓄積して行き、個々の消火設備に、設置時から現時点までの履歴のデータベースを持たせる。そこで、ある寿命部品について、例えば、半年前の点検時のデータと1年前の点検時のデータとを比較し、その変化量を見ることによって、寿命部品の劣化程度が判別し、これに基づいて設置環境に応じた交換時期を予測する。
【選択図】図9
Description
(a)は初期画面で、当該消火設備Sの点検開始当初タッチパネル付き表示装置47は消灯し何も表示されておらず画面全体がスイッチになっており、点検者が初期画面に触れることによりこれを制御回路20が判別(認識)しタッチパネル付き表示装置36を点灯させ(b)に示す名称表示画面に切り替えて当該消火設備点検用プログラムの製造販売者の名称やプログラム名などを表示する。次いで点検者が名称表示画面(b)に触れる(画面全体がスイッチになっている。)ことによりこれを制御回路20が判別し(c)に示す点検確認画面に切り替える。この点検確認画面では「YES」の文字表示がある枠内と「NO」の文字表示がある枠内がスイッチになっており、点検者が「YES」の文字表示がある枠内を押すことによりこれを制御回路20が判別し当該消火設備Sの点検を開始する。(点検開始操作)
(d)は機器の動作指示画面で、文字だけにより機器の操作を促す画面が表示された時は、その表示内容に沿った操作を点検者が行うとこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行う。この表示例(d)の画面が表示された時は、点検者が閉止弁9を閉じるとこれを制御回路20が閉止弁閉スイッチ53により判別し次画面への切り替えを行う。
(e)(f)は制御盤・操作箱の表示、外部機器動作確認画面で、制御盤・操作箱・外部機器という文字の下に各種文字表示がある複数の枠内がスイッチになっており、この画面が表示された時は、各枠内に表示されている文字の制御盤・操作箱の表示又は外部機器の動作を点検者が確認し文字表示がある枠内を押すことによりこれを制御回路20が判別しその文字表示を消し(誤って押した場合はもう一度押すことで文字は再度表示される。)、全ての文字表示を消灯させた後、点検者が「確認」の文字表示がある枠内を押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行う(点灯箇所がある場合、「確認」の文字表示がある枠内を押しても次画面に切り替えない。)。この表示例(e)の画面が表示された時は、制御盤16のスイッチ注意灯・放出灯の点灯とブザーの鳴動、外部機器、スピーカー24の鳴動と放出表示灯23などの点滅を点検者がそれぞれ確認し「SW注」・「放出」・「BZ鳴」・「音警報」・「充満表」の各文字表示がある各枠内を押すことによりこれを制御回路20が判別しその各文字表示を消し、全ての文字表示を消した後、点検者が「確認」の文字表示がある枠内を押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行う。
(g)は機器の動作指示と確認スイッチがある場合の画面で、動作指示と確認スイッチが表示されている画面が表示された時は、点検者が機器を作動させた後「確認」の文字表示がある枠内を押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行う(機器を動作させずに「確認」の文字表示がある枠内を押しても次画面に切り替える。)。この表示例(g)の画面が表示された時は、点検者が起動用ガス容器11の容器弁12の開放器26のキーパーを外した後「確認」の文字表示がある枠内を押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行う。
(h)は試験項目選択画面で、「試験項目を選択してください。」という文字の下に各種試験項目の文字表示がある複数の枠内がスイッチになっており、この画面が表示された時は、点検者が今から実施しようとする試験項目の文字表示がある枠内を押すことによりこれを制御回路20が判別しその選択された試験を行うか否かの試験確認画面への切り替えを行う。この表示例(h)の試験項目選択画面(1頁目)が表示されており表示外の試験を行う時は、点検者が「次項」の文字表示がある枠内を押すことによりこれを制御回路20が判別し次の試験項目選択画面(2頁目)への切り替えを行う。
表示例(i)の破線で示すように、表示画面の右上すみ部と左上すみ部は表示画面上には何も表示しない隠れスイッチになっており、点検の途中でその試験を中止する場合、点検者が所定の一側(本実施例では右側)の隠れスイッチ部を押すことによりこれを制御回路20が判別し復旧確認画面への切り替えを行う。その復旧確認画面に表示される「YES」を選択し画面の指示にしたがって機器などを点検前の状態に復旧して当該消火設備Sの点検を中止する。点検者による点検中止操作が行われた場合、点検を中止するより続行した方が早く復旧できると制御回路20が判別した時は前記隠れスイッチ部を押しても復旧確認画面に切り替えない。他方、点検者が所定の一側(本実施例では左側)の隠れスイッチ部を所定回数押すことによりこれを制御回路20が判別し前記初期画面(a)への切り替えを行い、強制的に点検を終了する。この場合,決められた手順通りに機器などを点検前の状態に復旧する必要がある。
制御回路20は、初期画面(初期状態)から点検開始確認画面を表示し、この点検開始画面にて点検者に当該消火設備Sの点検を行うか否かの確認を行い、その確認後に点検準備のための動作(手順毎の画面表示)を行う。次いで点検準備動作完了後に試験項目選択画面を表示し、この試験項目選択画面にて点検者に今からどの項目の試験を実施するのかの確認を行う。次いで試験項目選択画面にて選択された試験を実施するための動作(手順毎の画面表示)を行う。次いで試験動作完了後に前記試験項目選択画面にて点検者に復旧を行うか否かの確認を行い、その確認後に機器などを点検前の状態に復旧するための動作(手順毎の画面表示)を行い、この復旧動作完了後に初期状態(初期画面)に戻す。
消火設備の点検開始に際し点検者が携帯しているタッチパネル付き表示装置47を制御盤16の制御回路20に接続する。この点検開始当初はタッチパネル付き表示装置47は消灯し何も表示されていない。この初期状態で点検者が初期画面(ステップ0)に触れることによりこれを制御回路20が判別しステップ1へと進む。
ステップ1では制御回路20がタッチパネル付き表示装置47の画面を点灯させて当該消火設備点検用プログラムの製造販売者の名称やプログラム名などを表示する。点検者が名称表示画面に触れることによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ2へと進む。
ステップ2では点検を行うか否かの点検確認画面が表示され、点検を行う場合は「YES」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ3へと進み、点検を行わない場合は「NO」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し初期画面(ステップ0)への切り替えを行い、初期状態に戻す。
ステップ3では閉止弁9を閉じるよう点検者に指示を出す閉止弁閉指示画面が表示され、点検者が閉止弁9を閉じることによりこれを制御回路20が閉止弁閉スイッチ53により判別し次画面への切り替えを行い、ステップ4へと進む。
ステップ4では開放器(ソレノイド)26のキーパーをセットするよう点検者に指示を出し、開放器26の固定を確認する開放器固定確認画面が表示され、点検者が開放器26にキーパーをセットし「確認」の文字表示がある枠内を押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ5へと進む。また開放器26が既に起動用ガス容器弁12から取り外ずされている場合は点検者が「開放器取外済」の文字表示がある枠内を押すことによりこれを制御回路20が判別しステップ13へジャンプして進む。
ステップ5では制御盤16の盤面にある各表示灯の点灯を確認する制御盤表示確認画面が表示され、その画面に表示されている文字表示(「電源」・「閉弁閉」・「自動」・「手動」)を確認しその表示灯(電源灯・閉止弁閉灯・自動灯・手動灯)が点灯していれば文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しその文字表示を消し、全ての表示を確認し文字表示を消し最後に「確認」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替え行い、ステップ6へと進む。点灯していない表示灯の文字は最初から消えている。
ステップ6では操作箱18の扉面にある表示灯の点灯を確認する操作箱表示確認画面が表示され、その画面に表示されている文字表示(「電源」・「閉弁閉」・「自動」・「手動」)を確認しその表示灯(電源灯・閉止弁閉灯・自動灯・手動灯)が点灯していれば文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しその文字を消し、全ての表示を確認し文字表示を消し最後に「確認」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ7へと進む。点灯していない表示灯の文字は最初から消えている。
ステップ7では制御部のブレーカーを切るよう点検者に指示を出す制御部ブレーカー切指示画面が表示され、点検者が制御部のブレーカーを切ることによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ8へと進む。
ステップ8では開放器(ソレノイド)26を外すよう点検者に指示を出す開放器取外指示画面が表示され、点検者が開放器26を起動用ガス容器弁12から取り外し「OK」の文字表示がある枠内を押すことによりこれを制御回路20が判別して次画面への切り替えを行い、ステップ9へと進む。
ステップ9では制御部のブレーカーを入れるよう点検者に指示を出す制御部ブレーカー入指示画面が表示され、点検者が制御部のブレーカーを入れることによりこれを制御部20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ10へと進む。
ステップ10では開放器(ソレノイド)26のキーパーを外すよう点検者に指示を出し、開放器26の固定解除を確認する開放器固定解除確認画面が表示され、点検者が開放器26からキーパーを外し「確認」の文字表示がある枠内を押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ11へと進む。
ステップ11では制御盤16の盤面にある表示灯の点灯を確認する制御盤表示確認画面が表示され、その画面に表示されている文字表示(「電源」・「閉弁閉」・「自動」・「手動」)を確認しその表示灯(電源灯・閉止弁閉灯・自動灯・手動灯)が点灯していれば文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しその文字表示を消し、全ての表示を確認し文字表示を消し最後に「確認」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替え行い、ステップ12へと進む。点灯していない表示灯の文字は最初から消えている。
ステップ12では操作箱18の扉面にある表示灯の点灯を確認する操作箱表示確認画面が表示され、その画面に表示されている文字表示(「電源」・「閉弁閉」・「自動」・「手動」)を確認しその表示灯(電源灯・閉止弁閉灯・自動灯・手動灯)が点灯していれば文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しその文字を消し、全ての表示を確認し文字表示を消し最後に「確認」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ13へと進む。点灯していない表示灯の文字は最初から消えている。
ステップ13では外部機器の停止移報動作を停止するか否かの確認画面が表示され、停止を行う場合は「YES」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ14へと進み、停止を行わない場合は「NO」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しステップ16へジャンプして進む。
ステップ14では制御盤16の盤内にある機器停止スイッチを押すよう点検者に指示を出す機器停止スイッチON指示画面が表示され、点検者が機器停止スイッチを押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ15へと進む。
ステップ15では制御盤16の盤面にある表示灯の点灯と機器の作動を確認する制御盤表示作動確認画面が表示され、その画面に表示されている文字表示(「電源」・「閉弁閉」・「SW注」・「自動」・「手動」・「BZ鳴」)を確認しその表示灯(電源灯・閉止弁閉灯・スイッチ注意灯・自動灯・手動灯)の点灯・ブザー鳴動を確認しその文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しその文字表示を消し、全ての表示を確認し文字表示を消し最後に「確認」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ16へと進む。点灯していない表示灯及び作動していない機器の文字は最初から消えている。
そして、ステップ16で、試験項目選択画面1が表示され、点検者が今から実施しようとする試験項目の文字表示がある枠内を押すことによりこれを制御回路20が判別しその選択された試験に対応する試験手順表示動作フローへと進み、その試験を行うか否かの確認から試験終了までの手順表示を行う。試験項目選択画面1に表示される試験項目は「操作箱作動試験」・「操作箱停止試験」・「自・手動切替試験」で、これら試験が試験項目選択画面1にて選択可能である。試験項目選択画面1の表示外の試験を実施する場合は、点検者が試験項目選択画面1の「次項」の文字表示がある枠内を押すことによりこれを制御回路20が判別し次の試験項目選択画面2への切り替えを行い、試験項目選択画面2を表示する。この試験項目選択画面2に表示された試験項目の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しその選択された試験に対応する試験手順表示動作フローへと進み、その試験を行うか否かの確認から試験終了までの手順表示を行う。試験項目選択画面2に表示される試験項目は「感知器作動試験」・「感知器不作動試験」・「異常回路試験」で、これら試験が試験項目選択画面2にて選択可能である。点検者が試験項目選択画面2の「前項」の文字表示がある枠内を押すことによりこれを制御回路20が判別し前の試験項目選択画面1への切り替えを行い、試験項目選択画面1を表示する。ここで各試験手順表示動作フローにおける最終ステップにて表示される試験終了画面を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しステップ16の試験項目選択画面1への切り替えが行われ、試験項目選択画面1,2にて他の試験項目又は復旧が選択可能である。
また、ステップ16では試験項目選択画面1の「復旧」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し機器などを点検前の状態に戻すための復旧手順表示動作フローへと進み、その復旧を行うか否かの確認から復旧完了までの手順表示を行う。ここで復旧手順表示動作フローにおける最終ステップにて表示される復旧完了画面を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しステップ0の初期状態(初期画面)に戻す。
感知器作動試験を実施する場合、ステップ16の試験項目選択画面2にて「感知器−作動試験」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し感知器作動試験の試験手順表示動作フローへと進み、その動作フローの初期画面である試験確認画面(ステップ17)を表示する。この試験確認画面(ステップ17)では感知器作動試験を行うか否かの確認を行う。試験を行う場合は「YES」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ18へと進み、試験を行わない場合は「NO」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しステップ16の試験項目選択画面2への切り替えが行われ、再び試験項目選択画面2を表示する。
ステップ18では制御盤16の自・手動切替スイッチにより制御盤16(制御回路20)を自動モードに切替えるよう点検者に指示を出す制御盤自動モード切替指示画面が表示され、点検者が制御盤16の自・手動切替スイッチを自動に切替えることによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ19へと進む。
ステップ19では制御盤16の盤面にある表示灯の点灯と機器の作動を確認する制御盤表示作動確認画面が表示され、その画面に表示されている文字表示(「電源」・「閉弁閉」・「SW注」・「自動」・「手動」・「BZ鳴」)を確認しその表示灯(電源灯・閉止弁閉灯・スイッチ注意灯・自動灯・手動灯)の点灯・ブザーの鳴動を確認しその文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しその文字表示を消し、全ての表示を確認し文字表示を消し最後に「確認」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ20へと進む。点灯していない表示灯及び作動していない機器の文字は最初から消えている。
ステップ20では操作箱18の扉面にある表示灯の点灯を確認する操作箱表示確認画面が表示され、その画面に表示されている文字表示(「電源」・「閉弁閉」・「起点灯」・「自動」・「手動」・「起点滅」)を確認しその表示灯(電源灯・閉止弁閉灯・起動灯・自動灯・手動灯)が点灯していれば文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しその文字を消し、全ての表示を確認し文字表示を消し最後に「確認」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ21へと進む。点灯していない表示灯の文字は最初から消えている。
ステップ21では感知回路1の感知器21を作動させるよう点検者に指示を出す感知器作動指示画面が表示され、点検者が所定の試験機により当該感知器21を作動させることによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替え行い。ステップ22へと進む。
ステップ22では制御盤16の盤面にある表示灯の点灯を確認する制御盤表示確認画面が表示され、その画面に表示されている文字表示(「電源」・「閉弁閉」・「火災」・「起動」・「自動」・「手動」・「扉開」)を確認し、その表示灯(電源灯・閉止弁閉灯・火災灯・起動灯・自動灯・手動灯・操作箱扉開灯)が点灯していれば文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しその文字を消し、全ての表示を確認し文字表示を消し最後に「確認」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ23へと進む。点灯していない表示灯の文字は最初から消えている。
ステップ23では制御盤16の盤内にある表示灯の点灯・ブザーの鳴動と外部機器の動作を確認する制御盤表示、外部機器動作確認画面が表示され、その画面に表示されている文字表示(「SW注」・「放出」・「BZ鳴」・「音警報」・「充満表」)を確認しその表示灯(スイッチ注意灯・放出灯・放出表示灯)・ブザー鳴動・外部機器の動作を確認し文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しその文字を消し、全ての表示・鳴動・動作を確認し文字表示を消し最後に「確認」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ24へと進む。
ステップ24では操作箱18の扉面にある表示灯の点灯を確認する操作箱表示確認画面が表示され、その画面に表示されている文字表示(「電源」・「閉弁閉」・「起点灯」・「自動」・「手動」・「起点滅」)を確認しその表示灯(電源灯・閉止弁閉灯・起動灯・自動灯・手動灯)が点灯していれば文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しその文字を消し、全ての表示を確認し文字表示を消し最後に「確認」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ25へと進む。点灯していない表示灯の文字は最初から消えている。
ステップ25では感知回路2の感知器22を作動させるよう点検者に指示を出す感知器作動指示画面が表示され、点検者が所定の試験機により当該感知器22を作動させるとこれを制御回路20が判別し次画面への切り替え行い。ステップ26へと進む。
ステップ26ではステップ22と同様に制御盤16の盤面にある表示灯の点灯を確認する制御盤表示確認画面が表示され、その画面に表示されている文字表示(「電源」・「閉弁閉」・「火災」・「起動」・「自動」・「手動」・「扉開」)を確認し、その表示灯(電源灯・閉止弁閉灯・火災灯・起動灯・自動灯・手動灯・操作箱扉開灯)が点灯していれば文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しその文字を消し、全ての表示を確認し文字表示を消し最後に「確認」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ27へと進む。点灯していない表示灯の文字は最初から消えている。
ステップ27ではステップ23と同様に制御盤16の盤内にある表示灯の点灯・ブザーの鳴動と外部機器の動作を確認する制御盤表示、外部機器動作確認画面が表示され、その画面に表示されている文字表示(「SW注」・「放出」・「BZ鳴」・「音警報」・「充満表」)を確認しその表示灯(スイッチ注意灯・放出灯・放出表示灯)・ブザー鳴動・外部機器の動作を確認し文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しその文字を消し、全ての表示・鳴動・動作を確認し文字表示を消し最後に「確認」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ28へと進む。
ステップ28ではステップ24と同様に操作箱18の扉面にある表示灯の点灯を確認する操作箱表示確認画面が表示され、その画面に表示されている文字表示(「電源」・「閉弁閉」・「起点灯」・「自動」・「手動」・「起点滅」)を確認しその表示灯(電源灯・閉止弁閉灯・起動灯・自動灯・手動灯)が点灯していれば文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しその文字を消し、全ての表示を確認し文字表示を消し最後に「確認」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ29へと進む。点灯していない表示灯の文字は最初から消えている。
ステップ29では開放器作動確認画面が表示され、点検者が開放器(ソレノイド)26の作動を確認した後、「開放器作動確認」の文字表示がある枠内を押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ30へと進む。(制御回路20が開放器26の作動信号を出力する前に「開放器作動確認」の文字表示がある枠内を押しても次画面に切り替わらない。)
ステップ30では圧力スイッチ27を作動するよう点検者に指示を出す圧力スイッチ作動指示画面が表示され、点検者が圧力スイッチ27を作動することによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ31へと進む。
ステップ31ではステップ22,26と同様に制御盤16の盤面にある表示灯の点灯を確認する制御盤表示確認画面が表示され、その画面に表示されている文字表示(「電源」・「閉弁閉」・「火災」・「起動」・「自動」・「手動」・「扉開」)を確認し、その表示灯(電源灯・閉止弁閉灯・火災灯・起動灯・自動灯・手動灯・操作箱扉開灯)が点灯していれば文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しその文字を消し、全ての表示を確認し文字表示を消し最後に「確認」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ32へと進む。点灯していない表示灯の文字は最初から消えている。
ステップ32ではステップ23,27と同様に制御盤16の盤内にある表示灯の点灯・ブザーの鳴動と外部機器の動作を確認する制御盤表示、外部機器動作確認画面が表示され、その画面に表示されている文字表示(「SW注」・「放出」・「BZ鳴」・「音警報」・「充満表」)を確認しその表示灯(スイッチ注意灯・放出灯・放出表示灯)・ブザー鳴動・外部機器の動作を確認し文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しその文字を消し、全ての表示・鳴動・動作を確認し文字表示を消し最後に「確認」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ33へと進む。
ステップ33ではステップ24,28と同様に操作箱18の扉面にある表示灯の点灯を確認する操作箱表示確認画面が表示され、その画面に表示されている文字表示(「電源」・「閉弁閉」・「起点灯」・「自動」・「手動」・「起点滅」)を確認しその表示灯(電源灯・閉止弁閉灯・起動灯・自動灯・手動灯)が点灯していれば文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しその文字を消し、全ての表示を確認し文字表示を消し最後に「確認」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ34へと進む。点灯していない表示灯の文字は最初から消えている。
ステップ34では圧力スイッチ27を試験前の状態に復旧するように点検者に指示を出す圧力スイッチ復旧指示画面が表示され、点検者が圧力スイッチ27を復旧することによりこれを制御回路20が圧力スイッチ27により判別し次画面への切り替えを行い、ステップ35へと進む。
ステップ35では制御盤16の復旧スイッチを押すように点検者に指示を出す制御盤復旧指示画面が表示され、点検者が復旧スイッチを作動することによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ36へと進む。
ステップ36では開放器(ソレノイド)26を復旧(矢を戻す)するよう点検者に指示を出す開放器復旧指示画面が表示され、開放器26を復旧することによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ37へと進む。
ステップ37では制御盤16の盤面にある表示灯の点灯と機器の作動を確認する制御盤表示作動確認画面が表示され、その画面に表示されている文字表示(「電源」・「閉弁閉」・「SW注」・「自動」・「手動」・「BZ鳴」)を確認しその表示灯(電源灯・閉止弁閉灯・スイッチ注意灯・自動灯・手動灯)の点灯・ブザーの鳴動を確認しその文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しその文字表示を消し、全ての表示を確認し文字表示を消し最後に「確認」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ38へと進む。点灯していない表示灯及び作動していない機器の文字は最初から消えている。
ステップ38では操作箱18の扉面にある表示灯の点灯を確認する操作箱表示確認画面が表示され、その画面に表示されている文字表示(「電源」・「閉弁閉」・「起点灯」・「自動」・「手動」・「起点滅」)を確認しその表示灯(電源灯・閉止弁閉灯・起動灯・自動灯・手動灯)が点灯していれば文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しその文字を消し、全ての表示を確認し文字表示を消し最後に「確認」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、感知器作動試験の試験手順表示動作フローの最終ステップ39へと進む。点灯していない表示灯の文字は最初から消えている。
感知器作動試験の試験手順表示動作フローの最終ステップ39では感知器作動試験終了画面が表示され、「感知器作動試験終了」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しステップ16の試験項目選択画面1への切り替えが行われ、試験項目選択画面1,2にて他の試験項目の選択又は復旧が選択可能となる。
尚、他の試験手順表示動作についての説明は省略するが、前記感知器作動試験手順表示動作と同様に消防法によって定められた点検が実施できるように動作することは言うまでもない。
機器などを点検前の状態に戻す復旧を実施する場合、ステップ16の試験項目選択画面1にて「復旧」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し復旧手順表示動作フローへと進み、その動作フローの初期画面である復旧確認画面(ステップ150)を表示する。この復旧確認画面(ステップ150)では復旧を行うか否かの確認を行う。復旧を行う場合は「YES」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ151へと進み、復旧を行わない場合は「NO」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しステップ16の試験項目選択画面1への切り替えが行われ、再び試験項目選択画面1を表示する。
ステップ151では制御盤16の機器停止移報停止スイッチ、警報停止スイッチ、ブザー停止スイッチをOFFにするよう点検者に指示を出す機器停止移報停止スイッチ及び警報停止スイッチ及びブザー停止スイッチOFF指示画面が表示され、点検者が制御盤16の機器停止移報停止スイッチ、警報停止スイッチ、ブザー停止スイッチをOFFにするすることによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ152へと進む。
ステップ152では制御部のブレーカーを切るよう点検者に指示を出す制御部ブレーカー切指示画面が表示され、点検者が制御部のブレーカーを切ることによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ153へと進む。
ステップ153では開放器(ソレノイド)26のキーパーをセットするよう点検者に指示を出し、開放器26の固定を確認する開放器固定確認画面が表示され、点検者が開放器26にキーパーをセットし「確認」の文字表示がある枠内を押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ154へと進む。
ステップ154では開放器(ソレノイド)26を起動ガス用容器弁12に取り付けるよう点検者に指示を出す開放器取付指示画面が表示され、点検者が開放器26を起動用ガス容器弁12に取り付けた後、「確認」の文字表示がある枠内を押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ155へと進む。
ステップ155では制御部のブレーカーを入れるよう点検者に指示を出す制御部ブレーカー入指示画面が表示され、点検者が制御部のブレーカーを入れることによりこれを制御部20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ156へと進む。
ステップ156では開放器(ソレノイド)26のキーパーを外すよう点検者に指示を出し、開放器26の固定解除を確認する開放器固定解除確認画面が表示され、点検者が開放器26からキーパーを外し「確認」の文字表示がある枠内を押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、ステップ157へと進む。
ステップ157では閉止弁9を開くよう点検者に指示を出す閉止弁開指示画面が表示され、点検者が閉止弁9を開くことによりこれを制御回路20が閉止弁開スイッチにより判別し次画面への切り替えを行い、ステップ158へと進む。
ステップ158では制御盤16の盤面と操作箱18の扉面にある表示灯の点灯を確認する制御盤・操作箱表示確認画面が表示され、その画面に表示されている文字表示(制御盤16側の「電源」・「閉弁閉」・「自動」・「手動」と、操作箱18側の「電源」・「自動」・「手動」)を確認し、その表示灯(制御盤16側の電源灯・閉止弁閉灯・自動灯・手動灯と、操作箱18側の電源灯・自動灯・手動灯)が点灯していれば文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しその文字を消し、全ての表示を確認し文字表示を消し最後に「確認」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別し次画面への切り替えを行い、復旧手順表示動作フローの最終ステップ159へと進む。点灯していない表示灯の文字は最初から消えている。
復旧手順表示動作フローの最終ステップ159では復旧完了画面が表示され、「復旧完了」の文字表示がある枠内を点検者が押すことによりこれを制御回路20が判別しステップ0の初期状態(初期画面)に戻す。
例えば、消火設備Sの設置時から7回目(3年半目)の定期点検の実施に際して、過去6回の定期点検時の感知器出力レベルデータの変化の推移を見ると、先ず、感知器出力レベルが設置後の時間経過とともに徐々に高くなっており、煙感知器の内部が汚れて劣化が徐々に進行していることが判別できる。
16 制御盤
18 操作箱(手動式起動装置)
20 制御回路
21,22 火災感知器(寿命部品)
47 タッチパネル付き表示装置
55,56 A/D変換機
Claims (2)
- 消火設備の点検の都度、寿命部品の電流・電圧の一方又は両方をデータとして記憶し蓄積するデータ記憶蓄積手段を備えたことを特徴とする消火設備の点検装置。
- 消火設備の点検の都度、寿命部品の電流・電圧の一方又は両方をデータとして記憶し蓄積しておき、その蓄積データを利用して寿命部品の交換時期を予測した上で点検を行うことを特徴とする消火設備の点検方法。
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