JP2005292961A - 印刷データ編集装置及び印刷データ編集プログラム - Google Patents

印刷データ編集装置及び印刷データ編集プログラム Download PDF

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Yasuyuki Fujita
康之 藤田
Motonori Tanaka
元規 田中
Kazuhiko Iwanaga
和彦 岩永
Tetsuya Nose
哲也 野瀬
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Abstract

【課題】 印刷対象の向きを自動的に調整することにより、被印刷媒体の消費量を減らすことを目的とする印刷データ編集装置及び印刷データ編集プログラムを提供する。
【解決手段】 用紙の短手方向に、印刷指定されたオブジェクトの短手方向がくるように、必要であれば印刷オブジェクトを90度回転させて印刷オブジェクトの向きを揃え、短手方向のサイズの昇順に印刷オブジェクトがソートされ、順に用紙の左上から下へ配置される。また、一列で配置し切れなかった場合には、配置された列の右側に、上から下へ配置される。
【選択図】 図9

Description

本発明は、印刷データ編集装置及び印刷データ編集プログラムに関するものであり、詳細には、印刷対象の向きを自動的に調整することにより、被印刷媒体の消費量を減らすことを目的とする印刷データ編集装置及び印刷データ編集プログラムに関するものである。
従来より、パーソナルコンピュータの普及に伴い、テープ印字装置において印刷対象の編集が行われるのではなく、テープ印字装置がパーソナルコンピュータに接続し、パーソナルコンピュータを印刷データ編集装置として使用し、パーソナルコンピュータで編集された印刷対象の印刷が行われるようになっている。それに伴い、印刷対象は文字列ばかりでなく写真や図柄等の画像も含まれるようになってきており、文字列や画像に対して複雑な演出も行えるようになってきている。印刷データ編集装置においては、指定されている被印刷媒体に対して、指定されている被印刷媒体の向きで、印刷対象を印刷する印刷データが作成され、印刷装置において印刷が行われている。
また、テープ印字装置において、印刷を行いたいサイズの被印刷媒体がない場合には、所望するサイズより大きい被印刷媒体を印刷装置にセットして、印刷対象の他にカットマークを印刷し、そのカットマークにしたがって被印刷媒体を切り取ることにより、所望のサイズの被印刷媒体に印刷されたのと同様の印刷結果を得られるようにし、その際には、被印刷媒体の消費を節約するために、テープ幅方向に印刷対象である文字列が並ぶように、文字列を90°又は270°回転させて印字しているものもある(例えば、特許文献1)。この文字列の回転は、操作者によるモード選択により実施されている。尚、この特許文献1のテープ印字装置では、印刷データの編集はテープ印字装置において行われている。
特開平6−320826号公報
しかしながら、特許文献1のテープ印字装置では、印刷対象の回転の有無を操作者がモード設定する必要があるという問題点がある。また、パーソナルコンピュータ等の印刷データ編集装置において、複数の印刷対象(オブジェクト)をその配置位置に関係なく、印刷対象毎に印刷したいような場合においては、それらの印刷対象を1つずつ、1被印刷媒体に印刷していたのでは、被印刷媒体の無駄が多くなってしまうという問題点がある。また、被印刷媒体の無駄を節約するためには、1被印刷媒体の領域に印刷対象を集めて再編集するという方法が考えられるが、それには再編集の手間がかかる。このように、従来の印刷データ編集装置においては、被印刷媒体の無駄を節約するためには、操作者が設定を行ったり、印刷対象を編集したりする必要があるという問題点があった。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであり、操作者に負担を掛けることなく、印刷対象の向きを調整することにより、被印刷媒体の消費量を減らすことを目的とする印刷データ編集装置及び印刷データ編集プログラムを提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明の印刷データ編集装置では、印刷装置に接続し、前記印刷装置で印刷を行うための印刷データを作成する印刷データ編集装置であって、前記印刷装置で印刷される文字、図形、画像、表又は描画データからなるオブジェクトを編集、表示する作業領域を表示する表示手段と、前記作業領域に表示されている前記オブジェクトの印刷を指示する印刷指示手段と、当該印刷指示手段により印刷を指示された前記オブジェクトを全て含む長方形の領域である含有領域を決定する含有領域決定手段と、当該含有領域決定手段により決定された前記含有領域の縦方向の長さ及び横方向の長さを算出するサイズ算出手段と、当該サイズ算出手段により算出された前記含有領域の横方向の長さが、被印刷媒体の印刷可能領域の横方向の長さよりも長い場合に、前記オブジェクトが被印刷媒体から横方向にはみ出していると判断する横はみ出し判断手段と、前記含有領域の縦方向の長さが、被印刷媒体の印刷可能領域の縦方向の長さよりも長い場合に、前記オブジェクトが被印刷媒体から縦方向にはみ出していると判断する縦はみ出し判断手段と、前記含有領域に含まれている前記オブジェクトの集合を、各々の位置関係を保持したまま90度又は270度回転させる領域回転手段と、前記印刷指示手段により印刷の指示が行われた際に、前記横はみ出し判断手段又は前記縦はみ出し判断手段のいずれか一方においてはみ出していると判断された場合には、前記オブジェクトを前記領域回転手段により90度又は270度回転させるオブジェクト回転制御手段と、当該オブジェクト回転制御手段において前記領域回転手段により90度又は270度回転された回転オブジェクトの前記印刷データを作成する第1印刷データ作成手段とを備えている。
また、請求項2に係る発明の印刷データ編集装置では、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記印刷指示手段は、前記作業領域に表示されている前記オブジェクトの中から印刷するオブジェクトを指定する印刷オブジェクト指定手段を備えていることを特徴とする構成となっている。
また、請求項3に係る発明の印刷データ編集装置では、請求項1又は2に記載の発明の構成に加えて、前記含有領域決定手段は、前記オブジェクトの周囲に所定の余白を付与して前記含有領域を決定することを特徴とする構成となっている。
また、請求項4に係る発明の印刷データ編集プログラムでは、前記印刷装置で印刷される文字、図形、画像、表又は描画データからなるオブジェクトを編集、表示する作業領域を表示する表示手段を備えたコンピュータを、前記作業領域に表示されている前記オブジェクトの印刷を指示する印刷指示手段と、当該印刷指示手段により印刷を指示された前記オブジェクトを全て含む長方形の領域である含有領域を決定する含有領域決定手段と、当該含有領域決定手段により決定された前記含有領域の縦方向の長さ及び横方向の長さを算出するサイズ算出手段と、当該サイズ算出手段により算出された前記含有領域の横方向の長さが、被印刷媒体の印刷可能領域の横方向の長さよりも長い場合に、前記オブジェクトが被印刷媒体から横方向にはみ出していると判断する横はみ出し判断手段と、前記含有領域の縦方向の長さが、被印刷媒体の印刷可能領域の縦方向の長さよりも長い場合に、前記オブジェクトが被印刷媒体から縦方向にはみ出していると判断する縦はみ出し判断手段と、前記含有領域に含まれている前記オブジェクトの集合を、各々の位置関係を保持したまま90度又は270度回転させる領域回転手段と、前記印刷指示手段により印刷の指示が行われた際に、前記横はみ出し判断手段又は前記縦はみ出し判断手段のいずれか一方においてはみ出していると判断された場合には、前記オブジェクトを前記領域回転手段により90度又は270度回転させるオブジェクト回転制御手段と、当該オブジェクト回転制御手段において前記領域回転手段により90度又は270度回転された回転オブジェクトの前記印刷データを作成する第1印刷データ作成手段ととして機能させる。
また、請求項5に係る発明の印刷データ編集プログラムでは、請求項4に記載の発明の構成に加えて、前記コンピュータを、前記作業領域に表示されている前記オブジェクトの中から印刷するオブジェクトを指定する印刷オブジェクト指定手段として機能させることを特徴とする構成となっている。
また、請求項6に係る発明の印刷データ編集プログラムでは、請求項4又は5に記載の発明の構成に加えて、前記コンピュータを、前記オブジェクトの周囲に所定の余白を付与して前記含有領域を決定する前記含有領域決定手段として機能させることを特徴とする構成となっている。
また、請求項7に係る発明の印刷データ編集装置では、印刷装置に接続し、前記印刷装置で印刷を行うための印刷データを作成する印刷データ編集装置であって、前記印刷装置で印刷される文字、図形、画像、表又は描画データからなるオブジェクトを編集、表示する作業領域を表示する表示手段と、前記作業領域に表示されている前記オブジェクトの印刷を指示する印刷指示手段と、前記オブジェクトを90度又は270度回転させるオブジェクト回転手段と、当該印刷指示手段により印刷を指示された前記オブジェクトについて、長手方向が縦であるか否かを判断するオブジェクト方向判断手段と、当該オブジェクト方向判断手段が長手方向が縦であると判断した場合に、当該オブジェクトを前記オブジェクト回転手段に90度又は270度回転させ、全ての前記オブジェクトについて長手方向を横として整列するオブジェクト整列手段と、当該オブジェクト整列手段により長手方向を横として整列された前記オブジェクトを、被印刷媒体の縦方向に1つ又は複数配置するオブジェクト配置手段と、当該オブジェクト配置手段により配置されたオブジェクトを印刷するための前記印刷データを作成する第2印刷データ作成手段とを備えている。
また、請求項8に係る発明の印刷データ編集装置では、請求項7に記載の発明の構成に加えて、前記印刷指示手段は、前記作業領域に表示されている前記オブジェクトの中から印刷するオブジェクトを指定する印刷オブジェクト指定手段を備えていることを特徴とする構成となっている。
また、請求項9に係る発明の印刷データ編集装置では、請求項8に記載の発明の構成に加えて、複数の前記作業領域を制御する作業領域制御手段を備え、前記印刷オブジェクト指定手段は、異なる前記作業領域に表示されている前記オブジェクトを指定することができることを特徴とする構成となっている。
また、請求項10に係る発明の印刷データ編集プログラムでは、前記印刷装置で印刷される文字、図形、画像、表又は描画データからなるオブジェクトを編集、表示する作業領域を表示する表示手段を備えたコンピュータを、前記作業領域に表示されている前記オブジェクトの印刷を指示する印刷指示手段と、前記オブジェクトを90度又は270度回転させるオブジェクト回転手段と、当該印刷指示手段により印刷を指示された前記オブジェクトについて、長手方向が縦であるか否かを判断するオブジェクト方向判断手段と、当該オブジェクト方向判断手段が長手方向が縦であると判断した場合に、当該オブジェクトを前記オブジェクト回転手段により90度又は270度回転させ、全ての前記オブジェクトについて長手方向を横として整列するオブジェクト整列手段と、当該オブジェクト整列手段により長手方向を横として整列された前記オブジェクトを、被印刷媒体の縦方向に1つ又は複数配置するオブジェクト配置手段と、当該オブジェクト配置手段により配置されたオブジェクトを印刷するための前記印刷データを作成する第2印刷データ作成手段ととして機能させる。
また、請求項11に係る発明の印刷データ編集プログラムでは、請求項10に記載の発明の構成に加えて、前記コンピュータを、前記作業領域に表示されている前記オブジェクトの中から印刷するオブジェクトを指定する印刷オブジェクト指定手段として機能させることを特徴とする構成となっている。
また、請求項12に係る発明の印刷データ編集プログラムでは、請求項11に記載の発明の構成に加えて、前記コンピュータを、複数の前記作業領域を制御する作業領域制御手段と、異なる前記作業領域に表示されている前記オブジェクトを指定することができる前記印刷オブジェクト指定手段ととして機能させることを特徴とする構成となっている。
また、請求項1に係る発明の印刷データ編集装置では、表示手段は、印刷装置で印刷される文字、図形、画像、表又は描画データからなるオブジェクトを編集、表示する作業領域を表示し、印刷指示手段は、作業領域に表示されているオブジェクトの印刷を指示し、含有領域決定手段は、印刷指示手段により印刷を指示されたオブジェクトを全て含む長方形の領域である含有領域を決定し、サイズ算出手段は、含有領域決定手段により決定された含有領域の縦方向の長さ及び横方向の長さを算出し、横はみ出し判断手段は、サイズ算出手段により算出された含有領域の横方向の長さが被印刷媒体の印刷可能領域の横方向の長さよりも長い場合に、オブジェクトが被印刷媒体から横方向にはみ出していると判断し、縦はみ出し判断手段は、含有領域の縦方向の長さが被印刷媒体の印刷可能領域の縦方向の長さよりも長い場合に、オブジェクトが被印刷媒体から縦方向にはみ出していると判断し、領域回転手段は、含有領域に含まれているオブジェクトの集合を各々の位置関係を保持したまま90度又は270度回転させ、オブジェクト回転制御手段は、印刷指示手段により印刷の指示が行われた際に、横はみ出し判断手段又は縦はみ出し判断手段のいずれか一方においてはみ出していると判断された場合には、オブジェクトを領域回転手段により90度又は270度回転させ、第1印刷データ作成手段は、オブジェクト回転制御手段において領域回転手段により90度又は270度回転された回転オブジェクトの印刷データを作成することができる。したがって、自動的にオブジェクトを90度又は270度回転させて、被印刷媒体の使用量を少なくすることができる。
また、請求項2に係る発明の印刷データ編集装置では、請求項1に記載の発明の効果に加えて、印刷指示手段の印刷オブジェクト指定手段は、作業領域に表示されているオブジェクトの中から印刷するオブジェクトを指定することができる。したがって、作業領域に表示されているすべてのオブジェクトでなく、操作者が所望するオブジェクトのみを、被印刷媒体の使用量を少なくして印刷することができる。
また、請求項3に係る発明の印刷データ編集装置では、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、含有領域決定手段は、オブジェクトの周囲に所定の余白を付与して含有領域を決定することができる。したがって、印刷の際に再配置されたオブジェクト同士の間に余白があるので、オブジェクト同士が接してしまうことがない。よって、印刷結果をカットするような場合において、オブジェクトの内容を切り取ってしまう危険が少なくなる。
また、請求項4に係る発明の印刷データ編集プログラムでは、印刷装置で印刷される文字、図形、画像、表又は描画データからなるオブジェクトを編集、表示する作業領域を表示する表示手段を備えたコンピュータを、作業領域に表示されているオブジェクトの印刷を指示する印刷指示手段と、印刷指示手段により印刷を指示されたオブジェクトを全て含む長方形の領域である含有領域を決定する含有領域決定手段と、含有領域決定手段により決定された含有領域の縦方向の長さ及び横方向の長さを算出するサイズ算出手段と、サイズ算出手段により算出された含有領域の横方向の長さが被印刷媒体の印刷可能領域の横方向の長さよりも長い場合に、オブジェクトが被印刷媒体から横方向にはみ出していると判断する横はみ出し判断手段と、含有領域の縦方向の長さが被印刷媒体の印刷可能領域の縦方向の長さよりも長い場合に、オブジェクトが被印刷媒体から縦方向にはみ出していると判断する縦はみ出し判断手段と、含有領域に含まれているオブジェクトの集合を各々の位置関係を保持したまま90度又は270度回転させる領域回転手段と、印刷指示手段により印刷の指示が行われた際に、横はみ出し判断手段又は縦はみ出し判断手段のいずれか一方においてはみ出していると判断された場合には、オブジェクトを領域回転手段により90度又は270度回転させるオブジェクト回転制御手段と、オブジェクト回転制御手段において領域回転手段により90度又は270度回転された回転オブジェクトの印刷データを作成する第1印刷データ作成手段ととして機能させることができる。
また、請求項5に係る発明の印刷データ編集プログラムでは、請求項4に記載の発明の構成に加えて、コンピュータを、作業領域に表示されているオブジェクトの中から印刷するオブジェクトを指定する印刷オブジェクト指定手段として機能させることができる。
また、請求項6に係る発明の印刷データ編集プログラムでは、請求項4又は5に記載の発明の構成に加えて、コンピュータを、オブジェクトの周囲に所定の余白を付与して含有領域を決定する含有領域決定手段として機能させることができる。
また、請求項7に係る発明の印刷データ編集装置では、表示手段は、印刷装置で印刷される文字、図形、画像、表又は描画データからなるオブジェクトを編集、表示する作業領域を表示し、印刷指示手段は、作業領域に表示されているオブジェクトの印刷を指示し、オブジェクト回転手段は、オブジェクトを90度又は270度回転させ、オブジェクト方向判断手段は、印刷指示手段により印刷を指示されたオブジェクトについて、長手方向が縦であるか否かを判断し、オブジェクト整列手段は、オブジェクト方向判断手段が長手方向が縦であると判断した場合に、オブジェクトをオブジェクト回転手段に90度又は270度回転させ、全てのオブジェクトについて長手方向を横として整列し、オブジェクト配置手段は、オブジェクト整列手段により長手方向を横として整列されたオブジェクトを、被印刷媒体の縦方向に1つ又は複数配置し、第2印刷データ作成手段は、オブジェクト配置手段により配置されたオブジェクトを印刷するための印刷データを作成することができる。したがって、1つ又は複数のオブジェクトを整列して、被印刷媒体の無駄が少なくなるように印刷することができる。
また、請求項8に係る発明の印刷データ編集装置では、請求項7に記載の発明の効果に加えて、印刷指示手段の印刷オブジェクト指定手段は、作業領域に表示されているオブジェクトの中から印刷するオブジェクトを指定することができる。したがって、作業領域に表示されているすべてのオブジェクトでなく、操作者が所望するオブジェクトのみを、被印刷媒体の使用量を少なくして印刷することができる。
また、請求項9に係る発明の印刷データ編集装置では、請求項8に記載の発明の効果に加えて、作業領域制御手段は、複数の作業領域を制御することができる。また、印刷オブジェクト指定手段は異なる作業領域に表示されているオブジェクトを指定することができる。したがって、同じ作業領域に表示されているオブジェクトだけでなく、異なる作業領域に表示されているオブジェクトも同時に印刷することができるので、さらに被印刷媒体の節約をすることができる。
また、請求項10に係る発明の印刷データ編集プログラムでは、印刷装置で印刷される文字、図形、画像、表又は描画データからなるオブジェクトを編集、表示する作業領域を表示する表示手段を備えたコンピュータを、作業領域に表示されているオブジェクトの印刷を指示する印刷指示手段と、オブジェクトを90度又は270度回転させるオブジェクト回転手段と、印刷指示手段により印刷を指示されたオブジェクトについて、長手方向が縦であるか否かを判断するオブジェクト方向判断手段と、オブジェクト方向判断手段が長手方向が縦であると判断した場合に、オブジェクトをオブジェクト回転手段により90度又は270度回転させ、全てのオブジェクトについて長手方向を横として整列するオブジェクト整列手段と、オブジェクト整列手段により長手方向を横として整列されたオブジェクトを、被印刷媒体の縦方向に1つ又は複数配置するオブジェクト配置手段と、オブジェクト配置手段により配置されたオブジェクトを印刷するための印刷データを作成する第2印刷データ作成手段ととして機能させることができる。
また、請求項11に係る発明の印刷データ編集プログラムでは、請求項10に記載の発明の構成に加えて、コンピュータを、作業領域に表示されているオブジェクトの中から印刷するオブジェクトを指定する印刷オブジェクト指定手段として機能させることができる。
また、請求項12に係る発明の印刷データ編集プログラムでは、請求項11に記載の発明の構成に加えて、コンピュータを、複数の作業領域を制御する作業領域制御手段と、異なる作業領域に表示されているオブジェクトを指定することができる印刷オブジェクト指定手段ととして機能させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。本発明に係る「印刷データ編集装置」として、印刷装置1に接続したパーソナルコンピュータ200を例に挙げて説明する。このパーソナルコンピュータ200は、周知のパーソナルコンピュータであり、本発明に係る「印刷データ編集プログラム」が搭載されている。まず、印刷装置1及びパーソナルコンピュータ200について図1乃至図3を参照して説明する。図1は印刷装置1のカバー5を開放した斜視図であり、図2は印刷装置1の電気的構成を示すブロック図である。また、図3は、パーソナルコンピュータ200の電気的構成を示すブロック図である。
図1に示すように、印刷装置1は下部筐体2にカバー5が回動可能に軸支されており、下部筐体2の内部にテープ71が装着されたロール紙ユニット70をセットするロール紙ユニットセット機構4及び印刷機構20が設けられている。したがって、カバー5を開放するとロール紙ユニット70を交換することができる。詳細には、ロール紙ユニットセット機構4は下部筐体2の内部奥に、印刷機構20は内部手前に設けられており、下部筐体2の上面手前にはテープ排出口7が設けられ、テープ排出口7の手前にはテープ受6が立設されている。また、ロール紙ユニットセット機構4において、下部筐体2の右側面には、V字型のユニット支え3が設けられている。ロール紙ユニットセット機構4にセットされたロール紙ユニット70に装着されているテープ71は印刷機構20で印刷され、テープ排出口7から排出される。また、下部筐体2の上面手前部分には各種ランプ、各種操作ボタンが設けられている。
また、印刷機構20には、サーマルヘッド(図示外)及びプラテンローラ(図示外)が設けられており、プラテンローラとサーマルヘッドとによって挟持された状態でテープ71が搬送されつつ、サーマルヘッドにおける発熱素子に選択的且つ間欠的に通電されることにより、テープ表面の所定領域に所望の画像が形成される。
次に、図2を参照して、印刷装置1の電気的構成について説明する。図2に示すように、制御部40は、印刷装置1の各機器を制御するCPU52と、このCPU52にデータバス51を介して接続された入出力インタフェース50、ROM55、RAM56とから構成されている。
入出力インタフェース50には、サーマルヘッド13を駆動させるための駆動回路48と、テープカッタ17を動作させるためのテープカッタ駆動モータ41を駆動させるための駆動回路42と、テープ送りモータ47を駆動させるための駆動回路49と、パーソナルコンピュータ200に接続するためのUSBポート25とが各々接続されている。そして、USBポート25にはUSBケーブルが接続され、パーソナルコンピュータ200に接続している。
ROM55には、印刷データ記憶エリアのデータを読み出してサーマルヘッド13やテープ送りモータ47を駆動する印刷駆動制御プログラム、サーマルヘッド13を駆動する印刷エネルギーを決定するためのデューティ比を定めたパラメータテーブル等が格納されている。また、RAM56にはパーソナルコンピュータ200から送信された印刷データ等が格納される。また、電源部57は各駆動回路42、48、49及び制御部40に接続しており、電力を供給している。
次に、図3を参照して、パーソナルコンピュータ200の電気的構成について説明する。図3に示すように、パーソナルコンピュータ200には、パーソナルコンピュータ200の制御を司るCPU210が設けられている。このCPU210には、バス290を介し、CPU210が実行するBIOS等のプログラムを記憶したROM220と、データを一時的に記憶するRAM230と、データの記憶媒体であるCD−ROM241を挿入し、データの読み込みを行うCD−ROMドライブ240と、データの記憶装置であるハードディスク装置(以下、HDDと呼ぶ)250とが接続されている。尚、HDD250には、印刷データ編集プログラムを始めとするパーソナルコンピュータ200で実行される各種のプログラムを記憶するプログラム記憶エリア、プログラムの実行に必要な設定や初期値、データ等の情報を記憶したプログラム関係情報記憶エリア、印刷装置1で使用される用紙に関する情報が記憶されている媒体情報記憶エリア等が設けられている。
さらに、CPU210には、バス290を介して、印刷装置1を含めた外部機器との通信を行うためのUSBインタフェース260と、利用者に操作画面を表示するためのモニタ271の画面表示処理を行う表示制御部270と、利用者が操作の入力を行うキーボード281やマウス282が接続され、それらの入力の検知を行う入力検知部280とが、接続されている。なお、パーソナルコンピュータ200には、図示外のフロッピー(登録商標)ディスクドライブ、音声等の入出力部、各種インタフェースなどが設けられていてもよい。
なお、CD−ROM241には、印刷データ編集プログラムや、このプログラムの実行時に使用される設定やデータ等が記憶されており、導入時には、CD−ROM241からHDD250に設けられたプログラム記憶エリアやプログラム関係情報記憶エリアに記憶されるようになっている。尚、パーソナルコンピュータ200の印刷データ編集プログラム及びその使用データ等の取得方法はCD−ROM241によるものに限らず、フロッピー(登録商標)ディスクやMOといった他の記録媒体であっても限らず、また、パーソナルコンピュータ200をネットワークに接続させ、ネットワーク上の他の端末から取得してもよい。
次に、図4を参照して、パーソナルコンピュータ200で起動するエディタ100について説明する。図4は、印刷装置1に印刷する文字等を入力するためのエディタ100のイメージ図であり、パーソナルコンピュータ200のモニタ271に表示され、キーボード281やマウス282の操作によりデータ入力や指示が行われる。
図4に示すように、エディタ100の上部には、操作指示を行うためのメニューバー110及びツールバー120が設けられており、エディタ100の下半分には、印刷装置1で印刷する文字等を編集するための作業領域150が設けられており、印刷イメージ140が表示されている。印刷イメージ140には、用紙の縁を示す用紙枠900が表示されており、その他に文字オブジェクト801として「abcde」の5つの文字が横に並んでおり、文字オブジェクト802として「FGHIJ」の5つの文字が横に並んでおり、文字オブジェクト803として「APR」,「MAY」,「JUN」の3つ横向きの単語が縦に並んでおり、文字オブジェクト804として「MON」,「TUE」,「WED」,「THU」,「FRI」,「SAT」,「SUN」の7つの横向きの単語が縦に並んでおり、文字オブジェクト805として「KLMNO」の5つの文字が縦に並んでおり、文字オブジェクト806として、「JAN」,「FEB」,「MAR」の3つの単語が縦に並んでおり、イメージオブジェクト807として杉の木のイラスト画像が表示されている。
また、作業領域150内の矢印は、マウスカーソル155である。そして、作業領域150の左には、作業領域150で入力するツールの種類(文字、線、四角、曲線等)を指定するためのツールボックス132が設けられている。そして、作業領域150の上部には、作業領域150への文字入力の詳細設定を行うテキストプロパティ用ツールボックス131、用紙の選択や設定を行うページプロパティ用ツールボックス133、各種ツールボックスの表示/非表示を指示するボタン群134が設けられている。
また、作業領域150の下には作業領域150の表示位置を移動させるための、スクロールバー及び、レイアウト中のシート名、シート総数、シート番号が表示されている。本実施の形態の印刷データ編集プログラムでは、レイアウト、シートを単位として印刷データの編集が行われる。レイアウト毎に被印刷媒体の設定が行われ、レイアウトは1つ又は複数のシートから構成される。そして、各シート上に文字やイメージ等のオブジェクトが配置される。つまり、レイアウトはオブジェクトの配置されたシートの集合であり、このレイアウトに名前をつけて編集データを保存することができる。
本発明の印刷データ編集装置及び印刷データ編集プログラムでは、作業領域150において、被印刷媒体である用紙上に配置されたオブジェクトをすべて印刷するだけでなく、選択された1つ又は複数のオブジェクトのみを印刷することができる。そして、その際には用紙の消費量が少なくなるようにオブジェクトの向きが調整されて印刷される。具体的には、通常の印刷(用紙上に配置されたすべての)の他に、選択された複数のオブジェクトの位置関係を保持しつつグループ化して1つのオブジェクトとして印刷する「グループ印刷」、選択された複数のオブジェクトを個々に印刷する「整列印刷」が実施される。そして、オブジェクトが用紙の消費量が少なくなるように配置されて印刷される。
次に、図5乃至図7を参照して、グループ化印刷について説明する。図5は、グループ化印刷が行われる文字オブジェクト801,802,805が選択された状態の印刷イメージ141を表示したエディタ101であり、図6は、グループ化された文字オブジェクト801,802,805にカットラインを付与して印刷した印刷結果のイメージ図301である。また、図7は、1つのオブジェクト801が選択され、不定長の用紙にグループ化印刷が行われた印刷結果のイメージ図302である。
図5に示すように、エディタ101の作業領域150には、「abcde」の5つの文字が横に並んだ文字オブジェクト801,「FGHIJ」の5つの文字が横に並んだ文字オブジェクト802,「KLMNO」の5つの文字が縦に並んだ文字オブジェクト805の3つのオブジェクトが印刷オブジェクトとして選択された印刷イメージ141が表示されている。そして、このグループ化された印刷オブジェクトが、用紙として指定されている「テープ90×270」という縦90mm、横270mmの長方形のテープに印刷されると、図6に示すように、グループ化された印刷オブジェクトが用紙の左上に配置されて印刷される。尚、図6の例では、カットラインを印刷する指定がなされているため、カットライン311,312,313,314が四隅に印刷されている。
また、グループ化印刷で、1つのオブジェクトのみが印刷オブジェクトとして指定されていたり、シート上に1つのオブジェクトしか存在しなかったりした場合に、不定長の用紙に印刷が行われた際には、図7に示すような印刷結果となる。図7では、図4に示したエディタ100に表示されていた「abcde」の5つの文字が横に並んだ文字オブジェクト801が印刷指定され、用紙幅が90mm(エディタ100で選択されている「テープ90×270」と同じ幅)である不定長用紙に印刷されている。図7に示すように、文字オブジェクト801の長手方向の長さは、用紙幅に収まるので、文字オブジェクト801は90度回転されて、用紙の左上に寄せて配置されている。このように配置することによって、文字オブジェクト801を90度回転させずに、横長のまま印刷するよりも長手方向の長さと短手方向の長さの差分だけ用紙を節約することができる。また、図7の例でも、カットラインを印刷する指定がなされているため、カットライン321,322,323,324が四隅に印刷されている。
次に、図8及び図9を参照して、整列印刷について説明する。図8は、複数のシートが表示されたエディタ102のイメージ図であり、図9は、エディタ102の文字オブジェクト801,802,803,805,811,814,815が印刷オブジェクトとして選択された印刷結果のイメージ図303である。
図8に示すように、エディタ102には、レイアウト名「レイアウト1」の作業領域150と、レイアウト名「レイアウト2」の作業領域151が表示されている。作業領域150には、図5のエディタ101の作業領域150と同様のオブジェクト801〜807が表示されており、文字オブジェクト801,802,803,805が印刷オブジェクトとして選択された印刷イメージ142が表示されており、作業領域151には、用紙の縁を示す用紙枠901が表示されており、その他に文字オブジェクト811として「PQRST」の5つの文字が横に並んでおり、文字オブジェクト812として「aaaaa」の5つの文字が横に並んでおり、文字オブジェクト813として「JUN」,「AUG」,「SEP」の3つの横向きの単語が縦に並んでおり、文字オブジェクト814として「OCT」,「NOV」,「DEC」の3つの横向きの単語が縦に並んでおり、文字オブジェクト815として「UVWXYJKLMS」の11個の文字が横に並んでおり、イメージオブジェクト816として吹き出しのイラスト画像が表示されている。そして、文字オブジェクト811,814,815が印刷オブジェクトとして選択されている。
そして、整列印刷処理では、印刷オブジェクトとして選択されたオブジェクトが長手方向が横になるように整列されて、短手方向の長さ(縦サイズ)の短い順に左上から下へ順に配置される。図8に示すエディタ102で印刷オブジェクトとして選択された文字オブジェクト801,802,803,805,811,814,815では、縦サイズの短い順は、文字オブジェクト302の「FGHI」、文字オブジェクト803の「APR」,「MAY」,「JUN」、文字オブジェクト805の「KLMNO」、文字オブジェクト811の「PQRST」、文字オブジェクト801の「abcde」、文字オブジェクト814の「OCT」,「NOV」,「DEC」、文字オブジェクト815の「UVWXYJKLMS」となる。よって、図9に示すように、左上から、文字オブジェクト802の「FGHI」、文字オブジェクト803の「APR」,「MAY」,「JUN」、文字オブジェクト805の「KLMNO」、文字オブジェクト811の「PQRST」が配置され、その下には、文字オブジェクト801の「abcde」を配置するスペースがないので、2列目の上から順に文字オブジェクト801の「abcde」、文字オブジェクト814の「OCT」,「NOV」,「DEC」、文字オブジェクト815の「UVWXYJKLMS」が配置されている。
ここで、図10乃至図13を参照して、パーソナルコンピュータ200のROM230の記憶エリアについて説明する。図10は、パーソナルコンピュータ200のRAM230の記憶エリアを示す模式図であり、図11はRAM230のオブジェクト情報記憶エリア232を示す模式図であり、図12はRAM230の印刷オブジェクト情報記憶エリア235を示す模式図であり、図13はRAM230の用紙情報記憶エリア237を示す模式図である。
そして、図10に示すように、RAM230には、印刷データを記憶するための印刷データ記憶エリア231、編集中のレイアウトのオブジェクトのサイズ等が、オブジェクト番号が割り当てられて、シート毎に記憶されているオブジェクト情報記憶エリア232(図11参照)、編集中のオブジェクトの画像データがオブジェクト番号毎に記憶されている画像データ記憶エリア233、グループ印刷が行われる際にグループ化された画像データを記憶するグループ化画像データ記憶エリア234、印刷指定されたオブジェクトに関する情報を記憶する印刷オブジェクト情報記憶エリア235(図12参照)、配置決定後の印刷オブジェクトの画像データを記憶する印刷画像データ記憶エリア236、被印刷媒体として指定されている用紙に関する情報を記憶する用紙情報記憶エリア237(図13参照)、整列印刷処理においてソートされた印刷オブジェクトの印刷オブジェクト番号を記憶するソート結果情報記憶エリア238、プログラムの実行中の一時的なデータを記憶するプログラム実行時情報記憶エリア239等が設けられている。さらに、RAM230には図示外の各種記憶エリアが設けられている。
次に、図11を参照して、オブジェクト情報記憶エリア232について説明する。オブジェクト情報記憶エリア232には、作業領域150,151に表示されているオブジェクトに対して、オブジェクト番号が割り当てられ、オブジェクト番号毎にレイアウト番号、シート番号、縦サイズ、横サイズ等が記憶されている。縦サイズ及び横サイズは画素数(ドット)で記憶されている。尚、図示外の情報、例えば、作業領域150での位置情報、実際のイメージ情報等が記憶されている。
図11に示す例では、オブジェクト番号801のオブジェクトは、レイアウト番号「1」、シート番号「1」のシートに配置されており、その縦サイズは193ドット、横サイズは435ドットであり、オブジェクト番号802のオブジェクトは、レイアウト番号「1」、シート番号「1」のシートに配置されており、その縦サイズは161ドット、横サイズは129ドットであり、オブジェクト番号803のオブジェクトは、レイアウト番号「1」、シート番号「1」のシートに配置されており、その縦サイズは789ドット、横サイズは161ドットであり、その他のオブジェクトについては省略されている。
次に、図12を参照して、印刷オブジェクト情報記憶エリア235について説明する。この印刷オブジェクト情報記憶エリア235には、印刷すると指定されたオブジェクトに対して印刷オブジェクト番号が割り当てられ、そのオブジェクトのレイアウト番号、シート番号、オブジェクト番号、配置に関するコードがセットされる配置コード、オブジェクトの縦サイズ及び横サイズ、オブジェクトに余白を付与した際のオブジェクトの縦サイズである余白縦サイズ、余白を付与した際の横サイズである余白横サイズ、余白を付与したオブジェクトの長手方向のサイズである長サイズ、短手方向のサイズである短サイズ等が記憶されている。尚、図示外の種々の情報が記憶されている。尚、配置コードにおいて、「1」は用紙上に配置可能な印刷オブジェクトであり、配置処理が未処理の印刷オブジェクトであることを示し、「2」は配置済みの印刷オブジェクトであることを示し、「9」は配置不可能な印刷オブジェクトであることを示している。
図12に示す例は、図8に示したエディタ101において、印刷オブジェクトとして選択された文字オブジェクト801、文字オブジェクト802、文字オブジェクト803、文字オブジェクト805、文字オブジェクト811、文字オブジェクト814、文字オブジェクト815の情報が記憶されている印刷オブジェクト情報記憶エリア235の例である。尚、5番目以降の印刷オブジェクトについては省略されている。印刷オブジェクト番号「1」のオブジェクトはオブジェクト番号「802」、レイアウト番号「1」、シート番号「1」、配置コード「1」、縦サイズ64ドット、横サイズ338ドット、余白縦サイズ164ドット、余白横サイズ438ドット、短サイズ164ドット、長サイズ438ドットであり、印刷オブジェクト番号「2」のオブジェクトはオブジェクト番号「803」、レイアウト番号「1」、シート番号「1」、配置コード「1」、縦サイズ161ドット、横サイズ129ドット、余白縦サイズ261ドット、余白横サイズ229ドット、短サイズ229ドット、長サイズ261ドットであり、印刷オブジェクト番号「3」のオブジェクトはオブジェクト番号「805」、レイアウト番号「1」、シート番号「1」、配置コード「1」、縦サイズ789ドット、横サイズ161ドット、余白縦サイズ889ドット、余白横サイズ261ドット、短サイズ261ドット、長サイズ889ドットであり、印刷オブジェクト番号「4」のオブジェクトはオブジェクト番号「811」、レイアウト番号「1」、シート番号「2」、配置コード「1」、縦サイズ193ドット、横サイズ693ドット、余白縦サイズ293ドット、余白横サイズ793ドット、短サイズ293ドット、長サイズ793ドットである。
次に、図13を参照して、用紙情報記憶エリア237について説明する。この用紙情報記憶エリア237には、被印刷媒体として使用される用紙が固定長であるか否かを示す固定長フラグ、用紙が縦長方向であるか、横長方向であるかを示す用紙方向フラグ、用紙の長手方向のサイズがセットされる用紙長サイズ、短手方向のサイズがセットされる用紙短サイズ、整列印刷において、いくつかのオブジェクトが配置された後の長さ方向の残りサイズが記憶される残り長サイズ、カットラインが印刷されるか否かを示すカットラインフラグが記憶されている。尚、不定長の用紙である場合には、固定長フラグに「0」がセットされ、用紙方向フラグには「0」がセットされ、用紙の幅方向のサイズが縦サイズにセットされ、横サイズには「99999999」がセットされる。また、固定長である場合には固定長フラグには「1」がセットされ、縦長の用紙である場合には用紙方向フラグに「1」がセットされて、横長である場合には「0」がセットされる。
図13に示す例では、固定長フラグ「0」、用紙方向フラグ「0」、用紙長サイズ「999999」、用紙短サイズ「991」、用紙残りサイズには何もセットされておらず、カットラインフラグには「1」がセットされている。すなわち、使用される用紙は、幅方向に991ドットを印字可能な不定長の用紙であり、印刷時にはカットラインを印刷する指定がなされている。
次に、図14乃至図21を参照して、印刷処理について説明する。図14は、印刷画面109のイメージ図であり、図15は、印刷処理のフローチャートであり、図16は、印刷処理の中で実施されるグループ印刷処理のフローチャートであり、図17は、図16に示すグループ印刷処理のフローチャートの続きである。また、図18は、印刷処理の中で実施される整列印刷処理のフローチャートであり、図19は、図18に示す整列印刷処理のフローチャートの続きであり、図20は、図19に示す整列印刷処理のフローチャートの続きであり、図21は、図19に示す整列印刷処理の中で実施される印刷オブジェクト配置処理のフローチャートである。
まず、図14を参照して、印刷画面109について説明する。この印刷画面109は、エディタ100において印刷の指示がされると表示される画面である。図14に示すように、印刷画面109には、印刷方法を指定する印刷方法欄が設けられており、ラジオボタンにより1つの印刷方法を指定することができる。印刷方法としては「通常印刷」、「グループ印刷」、「整列印刷」の3つの方法が挙げられている。また、各オブジェクトのカットラインを印刷するか否かをチェックボックスにより指定することができる。チェックがなされている場合にはカットラインが印刷されることになる。また、「プレビュー」ボタン、「印刷」ボタン、「キャンセル」ボタンが設けられている。「キャンセル」ボタンが選択された場合には、何の処理も行わずに印刷画面109が閉じられる。また、「印刷」ボタンが選択された場合には、印刷方法欄で指定されている印刷方法にしたがって、印刷データが作成されて、印刷装置1へ送信され、印刷装置1において印刷が行われる。また、「プレビュー」ボタンが選択された場合には、印刷データの代わりに表示データが作成されて、印刷結果のイメージ図が表示されたプレビュー画面(図示外)がモニタ271に表示される。
次いで、図15を参照して印刷処理について、フローチャートを参照して説明する。この印刷処理のフローチャートは、エディタ100において印刷指示が成されると実行される。尚、印刷指示は、エディタ100のメニューバー110の「ファイル(F)」を選択すると表示されるメニューリストから、「印刷」を選択することにより行われる。または、ツールバー120の左から5番目のアイコンを選択することにより行われる。
まず、印刷画面109が表示され、入力が受け付けられ、「印刷」ボタン、「プレビュー」ボタン又は「キャンセル」ボタンが選択されたら、印刷画面109が閉じられる(S1)。そして、「印刷」ボタンが選択された場合には(S2:YES)、印刷方法において「整列印刷」が選択されているか否かの判断が行われる(S3)。そして、「整列印刷」が選択されていれば(S3:YES)、整列印刷処理が行われ(S7、図18乃至図21参照)、印刷処理は終了する。また、「整列印刷」が選択されておらず(S3:NO)、「グループ印刷」が選択されている場合には(S4:YES)、グループ印刷処理が行われ(S6、図16、図17参照)、印刷処理は終了する。また、「グループ印刷」も選択されていない場合には(S4:NO)、「通常印刷」が選択されているということなので、通常の印刷処理が行われる(S5)。尚、整列印刷処理については図16及び図17を参照して、グループ印刷処理については図18乃至図21を参照して後述する。また、通常の印刷処理は、従来の印刷データ編集装置において行われている、シート上に表示されているすべてのオブジェクトを、作業領域に配置されている位置関係のまま印刷する処理であるので、説明は省略する。
また、「印刷」ボタンでなく、「プレビュー」ボタンが選択されている場合には(S2:NO、S8:YES)、印刷方法が「整列印刷」であれば(S9:YES)、整列印刷のプレビュー処理が行われ(S13)、「グループ印刷」であれば(S9:NO、S10:YES)、グループ印刷のプレビュー処理が行われ(S12)、「整列印刷」でもなく、「グループ印刷」でもなければ(S9:NO、S10:NO)、通常印刷のプレビュー処理が行われる(S11)。尚、プレビュー処理は、印刷処理において印刷データを作成する際に、モニタ271への表示データを作成するという点が、印刷処理と異なるのみであり、本発明の要部である用紙に対するオブジェクトの配置位置の調整については、印刷処理と同じであるので、図16及び図17に示す整列印刷処理、図18乃至図21に示すグループ印刷処理の説明を引用して、説明を省略する。
また、「印刷」ボタン及び「プレビュー」ボタンが選択されていない場合には(S2:NO、S8:NO)、「キャンセル」ボタンが選択されているので、何もせずに、処理は終了する。
次いで、図16及び図17を参照して、グループ印刷処理について説明する。まず、現在表示されているシート上にオブジェクトが複数あるか否かの判断が行われる(S21)。オブジェクト情報記憶エリア232に記憶されている情報により判断され、オブジェクトが1つしかない場合には(S21:NO)、そのオブジェクトが印刷オブジェクトとされて、印刷オブジェクト情報記憶エリア235に、オブジェクト情報記憶エリア232に記憶されている情報がセットされる(S25)。また、シート上にオブジェクトが複数ある場合には(S21:YES)、作業領域150に表示されているシートのオブジェクトから印刷するオブジェクトを選択させる処理が行われる(S22)。具体的には、印刷オブジェクト選択画面(図示外)が表示され、作業領域150においてマウス282又はキーボード281によりオブジェクトを選択すると、マーキングがなされ、「OK」ボタン又は「キャンセル」ボタンが選択されたら、印刷オブジェクト選択画面が閉じられる。この印刷オブジェクト選択画面には、「印刷オブジェクトを選択して下さい。」のメッセージ、「OK」ボタン及び「キャンセル」ボタンが表示されている。また、マウス282やキーボード281による選択でのマーキングは、例えば、オブジェクト領域枠を赤色や太い線で強調して表示する方法、印刷オブジェクト選択画面が表示された時点で各オブジェクトを薄く表示させ、オブジェクトが選択されたら濃く表示する方法等により行われ、選択オブジェクトと非選択オブジェクトとの違いが判るように行われればよい。
そして、印刷オブジェクト選択画面で「OK」ボタンが選択されていたら(S23:YES)、選択されたオブジェクトのグループ化処理が行われる(S24)。具体的には、選択されているオブジェクトの画像データがシート上の配置位置にしたがって合成されて、グループ化画像データ記憶エリア234に記憶される。そして、合成後の画像データの縦方向のサイズ(画素数)が、印刷オブジェクト情報記憶エリア235の縦サイズ欄に記憶され、横方向のサイズ(画素数)が横サイズ欄に記憶される。尚、「OK」ボタンが選択されていない場合には(S23:NO)、「キャンセル」ボタンが選択されているので、何もせずに処理を終了する。
このようにして、シート上にオブジェクトが1つだけの場合と、複数ある場合において印刷オブジェクトが決定したら、印刷オブジェクトに余白を付与したサイズが算出される(S26)。具体的には、印刷オブジェクト情報記憶エリア235の縦サイズ欄の値に上余白サイズ(例えば、50ドット)と下余白サイズ(例えば、50ドット)が加算され、余白縦サイズ欄にセットされる。また、横サイズ欄の値に左余白サイズ(例えば、50ドット)と下余白サイズ(例えば、50ドット)が加算される。そして、S27へ進み、余白横サイズと余白縦サイズの比較が行われ(S27)、印刷オブジェクトの長サイズ及び短サイズがセットされる(S28,S29)。具体的には、余白横サイズが余白縦サイズ以上である場合には(S27:YES)、印刷オブジェクトは横長であるので、長サイズに余白横サイズがセットされ、短サイズに余白縦サイズがセットされる(S29)。また、余白横サイズが余白縦サイズ以上でない場合には(S27:NO)、印刷オブジェクトは縦長であるので、長サイズに余白縦サイズがセットされ、短サイズに余白横サイズがセットされる(S28)。
次いで、本発明の要部である、印刷オブジェクトの配置を行うために、印刷オブジェクトのサイズと用紙のサイズを比較して、用紙の使用量が少なくなるように印刷オブジェクトの配置方向が決定され、必要であれば印刷オブジェクトが90度回転される(図19、S31〜S43)。
まず、図17に示すように、印刷オブジェクトの長サイズが用紙短サイズ以下であるか否かの判断が行われる(S31)。長サイズが用紙短サイズ以下であれば(S31:YES)、印刷オブジェクトの長手方向を用紙の短手方向として用紙に配置することができる。こうすることによって、不定長の用紙であれば、用紙の幅方向に縦長に印刷オブジェクトを配置することができるので、用紙長は印刷オブジェクトの短サイズ方向の長さとなり、用紙の使用量を節約することができる。そこで、余白縦サイズが余白横サイズ以上であるか否かにより、印刷オブジェクトが縦長であるか否かの判断が行われる(S35)。余白縦サイズが余白横サイズ以上ある場合には(S35:YES)、印刷オブジェクトは縦長なので、画像データ記憶エリア233(レイアウト上のオブジェクトが複数であった場合にはグループ化画像データ記憶エリア234)に記憶されている画像データがそのまま印刷画像データ記憶エリア236へ記憶され(S37)、S41へ進む。また、余白縦サイズが余白横サイズ未満である場合には(S35:NO)、印刷オブジェクトは横長なので、画像データ記憶エリア233(レイアウト上のオブジェクトが複数であった場合にはグループ化画像データ記憶エリア234)に記憶されている画像データが90度回転されて、印刷画像データ記憶エリア236へ記憶され(S36)、S41へ進む。
また、長サイズが用紙短サイズ以下でなければ(S31:NO)、印刷オブジェクトの長手方向を用紙の短手方向として配置することができないので、用紙の長手方向に配置されることになる。そこで、用紙の長手方向に配置した際に縦方向が用紙に収まるか否かを確認するために、印刷オブジェクトの短サイズが用紙短サイズ以下であるか否かの判断が行われる(S32)。短サイズが用紙短サイズ以下でなければ(S32:NO)、その印刷オブジェクトを設定されている用紙に印刷することができないので、設定用紙では印刷できない旨を表すエラーメッセージが表示されて(S44)、グループ印刷処理は終了する。
短サイズが用紙短サイズ以下であれば(S32:YES)、用紙の長手方向に配置するにあたって、印刷オブジェクトの長手方向が用紙の長手方向に収まるか否かの判断をする必要がある。そこで、用紙が固定長でなければ、長手方向のサイズを気にする必要はないので、用紙が固定長であるか否かの判断が行われる(S33)。用紙情報記憶エリア237の固定長フラグが「1」であり、固定長である場合には(S33:YES)、印刷オブジェクトの長サイズが用紙長サイズ以下であるか否かの判断が行われる(S34)。長サイズが用紙長サイズ以下であれば(S34:YES)、印刷オブジェクトは用紙に収まるので、S38へ進む。尚、用紙サイズが用紙長サイズ以下でなければ(S34:NO)、印刷オブジェクトは用紙に収まらないので、その印刷オブジェクトを設定されている用紙に印刷することができないので、設定用紙では印刷できない旨を表すエラーメッセージが表示されて(S44)、グループ印刷処理は終了する。また、固定長フラグが「1」でなく不定長である場合には(S33:NO)、S38へ進む。
そして、S38では、余白縦サイズが余白横サイズ以上であるか否かにより、印刷オブジェクトが縦長であるか否かの判断が行われる(S38)。余白縦サイズが余白横サイズ以上ある場合には(S38:YES)、印刷オブジェクトは縦長なので、画像データ記憶エリア233(レイアウト上のオブジェクトが複数であった場合にはグループ化画像データ記憶エリア234)に記憶されている画像データが90度回転されて、印刷画像データ記憶エリア236へ記憶され(S40)、S41へ進む。また、余白縦サイズが余白横サイズ未満である場合には(S38:NO)、印刷オブジェクトは横長なので、画像データ記憶エリア233(レイアウト上のオブジェクトが複数であった場合にはグループ化画像データ記憶エリア234)に記憶されている画像データがそのまま印刷画像データ記憶エリア236へ記憶され(S39)、S41へ進む。
そして、S41では、カットラインを印刷する指定がされているか否かの判断が行われ(S41)、カットラインを印刷する指定が成されている場合には(S41:YES)、印刷画像データ記憶エリア236にカットラインのデータが追加される(S42)。具体的には、画像データの四隅の角に沿った所定の画素に印字を意味する値(「1」)がセットされる。尚、カットラインを印刷する指定がなされていない場合には(S41:NO)、何も行われない。そして、印刷画像データ記憶エリア236に記憶されている画像データを用紙の左上に配置して印刷するための印刷データが作成されて、印刷装置1へ送信される(S43)。
次いで、図18乃至図21を参照して、整列印刷処理について説明する。まず、作業領域150に表示されているシートのオブジェクトから印刷するオブジェクトを選択させる処理が行われる(S50)。具体的には、グループ印刷処理でシート上にオブジェクトが複数あった場合と同様に、印刷オブジェクト選択画面(図示外)が表示され、作業領域150においてマウス282又はキーボード281によりオブジェクトを選択すると、マーキングがなされ、「OK」ボタン又は「キャンセル」ボタンが選択されたら、印刷オブジェクト選択画面が閉じられる。
そして、印刷オブジェクト選択画面で「OK」ボタンが選択されていたら(S51:YES)、選択されたオブジェクトのオブジェクト情報記憶エリア232に記憶されている情報が印刷オブジェクト情報記憶エリア235に記憶される(S52)。具体的には、印刷オブジェクト番号が「1」から順に割り当てられ、オブジェクト番号、レイアウト番号及びシート番号にはオブジェクト情報記憶エリア232のオブジェクト番号欄、レイアウト番号欄及びシート番号欄の値がそれぞれセットされ、縦サイズ欄及び横サイズ欄には、オブジェクト情報記憶エリア232の縦サイズ欄及び横サイズ欄の値がそれぞれセットされる。そして、印刷オブジェクトが決定されたので、印刷オブジェクトに余白を付与したサイズが算出され、印刷オブジェクト情報記憶エリア235の余白縦サイズ及び余白横サイズにセットされる(S53)。尚、「OK」ボタンが選択されていない場合には(S51:NO)、「キャンセル」ボタンが選択されているので、何もせずに処理を終了する。
次いで、各印刷オブジェクトについて用紙に収まるサイズであるか否かの判断が行われて配置コードがセットされ(S54〜S64)、用紙に収まる各印刷オブジェクトが短手方向のサイズの昇順にソートされ、短手方向のサイズの短いものから順に、用紙の左上から左下に向かって用紙の左端に寄せられた状態で1列(又は1行)に配置され、1列(又は1行)で収まらなかった場合には、2列(行)目に配置される(S91〜S97)。そして、最後にカットラインの指定があれば、カットラインを追加して、印刷データが作成されて、印刷装置1に送信され、印刷が行われる(S98〜S100)。
まず、1つの印刷オブジェクトの余白縦サイズ及び余白横サイズが印刷オブジェクト情報記憶エリア235から読み出され(S54)、その印刷オブジェクトの配置コード欄に未処理を示す「0」がセットされる(S55)。そして、印刷オブジェクトの長サイズ及び短サイズをセットするために、余白横サイズと余白縦サイズが比較され(S56)、余白横サイズが余白縦サイズ以上であれば(S56:YES)、長サイズ欄に余白横サイズがセットされ、短サイズ欄に余白縦サイズがセットされる(S57)。また、余白横サイズが余白縦サイズ未満であれば(S56:NO)、長サイズ欄に余白縦サイズがセットされ、短サイズ欄に余白横サイズがセットされる(S58)。
次いで、用紙に配置可能な印刷オブジェクトには、配置コードに配置可能を示す「1」をセットし、配置不可能な印刷オブジェクトには、配置不可能を示す「9」をセットするために、まず、短サイズが用紙短サイズ以下であるか否かの判断が行われる(S59)。短サイズが用紙短サイズ以下でなければ(S59:NO)、用紙からはみ出てしまうので、配置コード欄に「9」がセットされる(S63)。また、短サイズが用紙短サイズ以下であっても(S59:YES)、固定長の用紙ならば、用紙長サイズ方向に長サイズが収まらなければ配置することができない。そこで、用紙が固定長であるか否かの判断が、用紙情報記憶エリア237の固定長フラグ欄の値により判断され(S60)、固定長フラグが「0」であり不定長である場合には(S60:NO)、配置コードに「1」がセットされる(S62)。また、固定長フラグが「1」で固定長である場合には(S60:YES)、印刷オブジェクトの長サイズが用紙長サイズ以下であるか否かの判断が行われ(S61)、印刷オブジェクトの長サイズが用紙長サイズ以下であれば(S61:YES)、配置コード欄に「1」がセットされ(S62)、用紙長サイズ以下でなければ(S61:NO)、配置コード欄に「9」がセットされる。
そして、全ての印刷オブジェクトについて配置コードがセットされたら(S64:YES)、図19に示すS71へ進む。尚、全ての印刷オブジェクトについての処理が終了していなければ(S64:NO)、S54へ戻り、全ての印刷オブジェクトについて配置コードがセットされるまでS54〜S64の処理が繰り返される。
次いで、用紙に収まるとされた印刷オブジェクトを用紙に配置する処理が行われる。そこで、まず、配置に用いる変数p,q,H,Lに初期値がセットされる(S71)。変数p、変数qは印刷オブジェクトを配置する画素位置を示すために用いられる。また、Hは配置済みの印刷オブジェクトの短手方向の合計サイズを示し、Lは配置済み印刷オブジェクトの長手方向の最大サイズを示し、最大サイズLは次の列又は行の画素位置を決定するために使用される。初期値としては、変数p,qには「1」、H,Lには「0」がセットされる。次いで、配置可能な印刷オブジェクトの中で未配置の印刷オブジェクトがあるか否かの判断が行われる(S72)。配置可能な印刷オブジェクトについては、配置コードに「1」がセットされているので、配置コードが「1」である印刷オブジェクトがあれば(S72:YES)、印刷オブジェクト情報記憶エリア235に記憶されている配置コードが「1」である全ての印刷オブジェクトが、短サイズで昇順にソートされ、ソート結果情報記憶エリア238に印刷オブジェクト番号が記憶される(S73)。
そして、ソートされた印刷オブジェクトをカウントするためのカウンタnに初期値の「0」がセットされ(S74)、カウンタnに「1」が加算され(S75)、ソート結果情報記憶エリア238のn番目に記憶されている印刷オブジェクト番号の短サイズが印刷オブジェクト情報記憶エリア235から読み出され、合計サイズHに加算される(S76)。そして、合計サイズHが用紙短サイズ以下であるか否かの判断が行われ(S77)、合計サイズHが用紙短サイズ以下であれば(S77:YES)、印刷オブジェクトの配置処理が行われる(S78、図21参照)。
ここで、図21を参照して、印刷オブジェクト配置処理について説明する。ここでは、n番目の印刷オブジェクトの配置位置、配置方向を決定して、印刷画像データ記憶エリア236にその情報が記憶される。印刷オブジェクトの向きを変更する必要がある場合には、90度回転される。具体的には、固定長フラグが「0」であり用紙が固定長でない場合(S201:NO)、又は、固定長フラグが「1」であり用紙が固定長であるが、用紙方向フラグが「0」であり横長の場合(S201:YES、S202:NO)には、印刷オブジェクトを横長となるようにして、横q番目、縦p番目の画素位置に画像データの左上の画素を合わせた位置に配置される。そこで、印刷オブジェクトが横長であるか、縦長であるかの判断が、余白横サイズが余白縦サイズ以上であるか否かにより行われる(S203)。余白横サイズが余白縦サイズ以上である場合には(S203:YES)、横長であるので、印刷オブジェクトはそのままの向きで、画像データの左上の画素を横q番目、縦p番目の画素位置に合わせた位置に配置される(S205)。また、余白横サイズが余白縦サイズ未満である場合には(S203:NO)、縦長であるので、印刷オブジェクトは90度回転されて(S204)、画像データの左上の画素を横q番目、縦p番目の画素位置に合わせた位置に配置される(S205)。
また、用紙が固定長であるが縦長の場合には(S201:YES、S202:YES)、印刷オブジェクトを縦長となるようにして、横q番目、縦p番目の画素位置に画像データの左上の画素を合わせた位置に配置される。そこで、印刷オブジェクトの余白横サイズが余白縦サイズ以上であり、横長である場合には(S206:YES)、横長であるので、印刷オブジェクトは90度回転されて(S207)、画像データの左上の画素を横q番目、縦p番目の画素位置に合わせた位置に配置される(S208)。また、余白横サイズが余白縦サイズ未満である場合には(S206:NO)、縦長であるので、印刷オブジェクトはそのままの向きで、画像データの左上の画素を横q番目、縦p番目の画素位置に合わせた位置に配置される(S208)。
このようにして、印刷オブジェクトの配置が終了したら、印刷オブジェクト情報記憶エリア235の配置コード欄に、配置済みを示す「2」がセットされ(S209)、図19の整列印刷処理へ戻り、S82へ進む。
そして、変数qに短サイズが加算されて次に配置される印刷オブジェクトの画素位置が算出され(S82)、最大サイズLが変数p(次の列又は行の開始位置を示す)に長サイズを加算したものと比較される(S83)。最大サイズLが変数pに長サイズを加算したものよりも大きければ(S83:YES)、次の列又は行の開始位置となる最大サイズLを変更する必要があるので、最大サイズLには変数pに長サイズを加算したものがセットされる(S84)。最大サイズLが変数pに長サイズを加算したものよりも大きくなければ(S83:NO)、最大サイズLの値は変更する必要がないので何もしない。そして、合計サイズHが用紙短サイズに等しいか否かの判断が行われ(S85)、用紙短サイズと等しい場合には(S85:YES)、この列又は列にはこれ以上印刷オブジェクトを配置することができないので、図20に示すS91へ進む。また、用紙短サイズと等しくない場合には(S85:NO)、用紙短サイズ未満となるので、次の印刷オブジェクトを配置するために、S75へ進み、S75〜S85の処理が繰り返し行われる。そして、合計サイズHが用紙短サイズより大きくなった場合や(S77:NO)、用紙短サイズと等しくなった場合には(S85:YES)、次の列又は行に配置する必要があるので、図20に示すS91へ進み、次の列又は行に配置可能な印刷オブジェクトがあるか否かの判断、配置コードセットの処理が行われる(S92〜S96)。
まず、配置可能な印刷オブジェクトの中で未配置の印刷オブジェクトがあるか否かの判断が行われる(S91)。配置コードが「1」である未配置の印刷オブジェクトがある場合には(S91:YES)、それらの印刷オブジェクトを配置する必要があるが、用紙が固定長である場合には残りの領域に配置できるか否かのチェックを行う必要がある。そこで、固定長フラグが「1」であり、用紙が固定長である場合には(S92:YES)、印刷オブジェクト情報記憶エリア235において配置コードが「1」である印刷オブジェクトの長サイズが読み出され(S93)、残り長サイズと比較される(S94)。そこで、残り長サイズよりも長サイズが大きければ(S94:YES)、その印刷オブジェクトを配置することができないので、配置コードに配置不能の「9」がセットされる(S95)。長サイズが残り長サイズ以下であれば(S95:NO)、その印刷オブジェクトは配置可能であるので配置コードは「1」のままでよく、何も処理されない。そして、全ての配置コード「1」の印刷オブジェクトについて判断が行われるまで(S96:YES)、
S93〜S95の処理が行われ、全ての印刷オブジェクトについて判断が行われたら(S96:YES)、次の列又は行へ配置するために、変数qに「1」がセットされ、変数pに最大サイズLがセットされる(S97)。そして、図19のS72へ進み、横p番目、縦q番目の画素位置から、配置コード「1」の印刷オブジェクトの配置が行われる(S72〜S85)。
尚、用紙が固定長でない場合には(S92:NO)、次の列又は行に印刷オブジェクトを配置することはできるので、次の列又は行の配置のために、変数pに「1」がセットされ、変数pに最大サイズLがセットされ(S97)、図19のS72へ進む。
尚、S72において、配置コード「1」の印刷オブジェクトがなかった場合(S72:NO)、つまり、全ての印刷オブジェクトが配置済みとなり配置コードが「2」となっていたり、配置済みでない印刷オブジェクトは配置不可能で配置コードが「9」となっているような場合には、配置済みの印刷オブジェクトがあるか否かの判断が行われ(S86)、配置コードが「2」で配置済みの印刷オブジェクトがある場合には(S86:YES)、S98へ進み、カットライン印刷の指示があれば(S98:YES)、印刷画像データ記憶エリア236の印刷画像データにカットラインが追加され(S99)、カット来印刷の指示がなければ(S98:NO)、加工はせずに、印刷オブジェクトを用紙の左上に配置した印刷データが作成されて、印刷装置1へ送信され(S100)、処理は終了する。また、配置済みの印刷オブジェクトがない場合には(S86:NO)、どの印刷オブジェクトも印刷できなかったということなので、全てのオブジェクトが印刷できなかったことを示す画面がモニタ271に表示され(S87)、処理は終了する。
以上のようにして、1つ又は複数のシートから選択されたオブジェクトを整列して印刷することができる。
尚、図4に示すエディタ100、図5に示すエディタ101、図8に示すエディタ102が「表示手段」に該当し、エディタ100,101,102のメニューバー110の「ファイル(F)」を選択すると表示されるメニューリスの「印刷」メニュー、ツールバー120の左から5番目の印刷アイコンが「印刷指示手段」に該当し、エディタ102の印刷領域150,151の表示を制御するCPU210が「作業領域制御手段」に該当し、該当する。図16及び図17に示すグループ印刷処理のS24の処理を行うCPU210が「含有領域決定手段」に相当し、S26の処理を行うCPU211が「サイズ算出手段」に相当し、S31,S32,S34の処理を行うCPU212が「横はみ出し判断手段」及び「縦はみ出し判断手段」に相当し、S36,S40の処理を行うCPU214が「領域回転手段」に相当し、S35,S36,S38,S40の処理を行うCPU215が「オブジェクト回転制御手段」に相当し、S43の処理を行うCPU216が「第1印刷データ作成手段」に相当し、S22の処理を行うCPU217が「印刷オブジェクト指定手段」に相当する。また、図18乃至図20に示す整列印刷処理のS100の処理を行うCPU217が「第2印刷データ作成手段」に相当し、S50の処理を行うCPU217が「印刷オブジェクト指定手段」に相当する。また、図21に示す印刷オブジェクト配置処理のS204,S207の処理を行うCPU217が「オブジェクト回転手段」に相当し、S203,S206の処理を行うCPU217が「オブジェクト方向判断手段」に相当し、S203〜S208の処理を行うCPU217が「オブジェクト整列手段」に相当し、S205,S208の処理を行うCPU217が「オブジェクト配置手段」に相当する。
尚、本発明は、以上詳述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。以下に、本発明を適用する実施の形態の変形例について説明する。上記実施の形態では、「印刷装置」として印刷装置1を使用したが、「印刷装置」はロール紙ユニット70に装填された用紙を印刷するものに限らず、カット紙や連続用紙を印刷する印刷装置であってもよく、被印刷媒体である用紙の種類もロール紙に限らず、カット紙、連続用紙、ダイカットラベル、布テープ、ラベルテープ等種々の媒体であってもよいことは言うまでもない。また、「印刷データ作成装置」としてパーソナルコンピュータ200を使用したが、「印刷データ作成装置」はパーソナルコンピュータ200に限らず、他の形態のコンピュータであってもよい。また、印刷装置にキーボード等の操作部やパネルディスプレイを設け、「印刷データ作成装置」と「印刷装置」とを1つの装置としてもよい。
また、上記実施の形態では、印刷オブジェクトを用紙の左上に配置して印刷を行ったが、固定長の用紙では、左上に限らず、中央、左中央、左下、中央下、右下、右中央、右上、中央上等に配置してもよい。また、不定長の用紙では、左上に限らず、左中央、左下等左に寄せた他の位置に配置してもよい。また、印刷オブジェクトの向きを回転させる際に、90度右回転させたが、270度右回転(90度左回転)させてもよい。
また、上記実施の形態では、作業領域150上に表示されているオブジェクトを選択することにより、印刷オブジェクトの指定が行われているが、印刷オブジェクトの指定はこの方法に限らない。例えば、別画面を表示して、その画面内にプレビューイメージを表示し、プレビューイメージの中のオブジェクトをマウス282やキーボード281を用いて選択することにより印刷オブジェクトを指定してもよい。また、別画面を表示して、各オブジェクト番号とそのイメージをそれぞれ表示し、番号をチェックボックスにより選択させたり、番号を入力させることにより指定させたりしてもよい。また、印刷オブジェクトの指定は、印刷指示の前に行うようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、印刷指示が行われた後に印刷画面109において、印刷方法の指定が行われているが、印刷方法の指定は他の方法であってもよい。例えば、「通常印刷」、「グループ化印刷」、「整列印刷」毎にアイコンを作成したり、エディタ100のメニューバー110の「ファイル(F)」を選択すると表示されるメニューリストに、「通常印刷」、「グループ化印刷」、「整列印刷」のリストを表示させたりしてもよい。また、「グループ化印刷」と「整列印刷」の両方の機能を有するのではなく、「通常印刷」と「グループ化印刷」の機能を有するのみであったり、「通常印刷」と「整列印刷」のみの機能を有するのみであったりしてもよい。
また、上記実施の形態では、整列印刷において、1列目に配置された印刷オブジェクトの中の最長の印刷オブジェクトよりも右に2列目の印刷オブジェクトが配置されているが、例えば、1列目のある印刷オブジェクトの右側であり、1列目の最長の印刷オブジェクトの右端よりも左側である領域内に他の印刷オブジェクトを配置可能なオブジェクトが存在する場合には、その印刷オブジェクトをその領域内に配置するようにしてもよい。3列目以降も同様である。具体的例としては、幅10cmの不定長のテープにおいて、1列目の1番上の印刷オブジェクトのサイズが縦2cm、横3cmであり、2番目の印刷オブジェクトが縦3cm、横3cmであり、3番目の印刷オブジェクトが、縦4cm、横15cmであるような場合に、縦4.5cm、横8cmの印刷オブジェクトが未配置の場合には、1番目と2番目の印刷オブジェクトの右側、3番目の印刷オブジェクトの上側の領域に配置される。このように、印刷オブジェクトの向きを一定方向にそろえて、整列させる場合において、整列の方法は上記実施の形態の方法に限らず、短手方向の昇順にソートし、長手方向の長さは考慮されていないが、長手方向の長さも加味して配置し、空白のスペースがなるべく発生しないように配置する工夫をしてもよいことは言うまでもない。また、印刷オブジェクトの並べ方のすべての場合を算出し、それぞれの用紙利用量を算出して、最小のものを選択してもよい。
本発明の印刷データ編集装置及び印刷データ編集プログラムは、印刷装置で印刷を行うため印刷データを作成するパーソナルコンピュータ等に利用可能であり、自身で印刷データを作成する印刷装置においても利用可能である。
印刷装置1のカバー5を開放した斜視図である。 印刷装置1の電気的構成を示すブロック図である。 パーソナルコンピュータ200の電気的構成を示すブロック図である。 印刷装置1に印刷する文字等を入力するためのエディタ100のイメージ図である。 グループ化印刷が行われる3つのオブジェクト801,802,805が選択された状態を表示したエディタ101のイメージ図である。 グループ化印刷が行われるオブジェクト801,802,805にカットラインを付与して印刷した印刷結果のイメージ図301である。 1つのオブジェクト801が選択され不定長の用紙にグループ化印刷が行われた印刷結果のイメージ図302である。 複数のシートが表示されたエディタ102のイメージ図である。 エディタ102のオブジェクト801,802,803,・・・・・が印刷オブジェクトとして選択された印刷結果のイメージ図303である。 パーソナルコンピュータ200のRAM230の記憶エリアを示す模式図である。 RAM230のオブジェクト情報記憶エリア232を示す模式図である。 RAM230の印刷オブジェクト情報記憶エリア235を示す模式図である。 RAM230の用紙情報記憶エリア237を示す模式図である。 印刷画面109のイメージ図である。 印刷処理のフローチャートである。 印刷処理の中で実施されるグループ印刷処理のフローチャートである。 図16に示すグループ印刷処理のフローチャートである。 印刷処理の中で実施される整列印刷処理のフローチャートである。 図18に示す整列印刷処理のフローチャートである。 図19に示す整列印刷処理のフローチャートである。 図19に示す整列印刷処理の中で実施される印刷オブジェクト配置処理のフローチャートである。
符号の説明
1 印刷装置
100 エディタ
101 エディタ
102 エディタ
150 作業領域
151 作業領域
140 印刷イメージ
141 印刷イメージ
142 印刷イメージ
143 印刷イメージ
200 パーソナルコンピュータ
210 CPU
801〜807 オブジェクト
811〜816 オブジェクト
900 用紙枠
901 用紙枠

Claims (12)

  1. 印刷装置に接続し、前記印刷装置で印刷を行うための印刷データを作成する印刷データ編集装置であって、
    前記印刷装置で印刷される文字、図形、画像、表又は描画データからなるオブジェクトを編集、表示する作業領域を表示する表示手段と、
    前記作業領域に表示されている前記オブジェクトの印刷を指示する印刷指示手段と、
    当該印刷指示手段により印刷を指示された前記オブジェクトを全て含む長方形の領域である含有領域を決定する含有領域決定手段と、
    当該含有領域決定手段により決定された前記含有領域の縦方向の長さ及び横方向の長さを算出するサイズ算出手段と、
    当該サイズ算出手段により算出された前記含有領域の横方向の長さが、被印刷媒体の印刷可能領域の横方向の長さよりも長い場合に、前記オブジェクトが被印刷媒体から横方向にはみ出していると判断する横はみ出し判断手段と、
    前記含有領域の縦方向の長さが、被印刷媒体の印刷可能領域の縦方向の長さよりも長い場合に、前記オブジェクトが被印刷媒体から縦方向にはみ出していると判断する縦はみ出し判断手段と、
    前記含有領域に含まれている前記オブジェクトの集合を、各々の位置関係を保持したまま90度又は270度回転させる領域回転手段と、
    前記印刷指示手段により印刷の指示が行われた際に、前記横はみ出し判断手段又は前記縦はみ出し判断手段のいずれか一方においてはみ出していると判断された場合には、前記オブジェクトを前記領域回転手段により90度又は270度回転させるオブジェクト回転制御手段と、
    当該オブジェクト回転制御手段において前記領域回転手段により90度又は270度回転された回転オブジェクトの前記印刷データを作成する第1印刷データ作成手段と
    を備えたことを特徴とする印刷データ編集装置。
  2. 前記印刷指示手段は、前記作業領域に表示されている前記オブジェクトの中から印刷するオブジェクトを指定する印刷オブジェクト指定手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の印刷データ編集装置。
  3. 前記含有領域決定手段は、前記オブジェクトの周囲に所定の余白を付与して前記含有領域を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷データ編集装置。
  4. 前記印刷装置で印刷される文字、図形、画像、表又は描画データからなるオブジェクトを編集、表示する作業領域を表示する表示手段を備えたコンピュータを、
    前記作業領域に表示されている前記オブジェクトの印刷を指示する印刷指示手段と、
    当該印刷指示手段により印刷を指示された前記オブジェクトを全て含む長方形の領域である含有領域を決定する含有領域決定手段と、
    当該含有領域決定手段により決定された前記含有領域の縦方向の長さ及び横方向の長さを算出するサイズ算出手段と、
    当該サイズ算出手段により算出された前記含有領域の横方向の長さが、被印刷媒体の印刷可能領域の横方向の長さよりも長い場合に、前記オブジェクトが被印刷媒体から横方向にはみ出していると判断する横はみ出し判断手段と、
    前記含有領域の縦方向の長さが、被印刷媒体の印刷可能領域の縦方向の長さよりも長い場合に、前記オブジェクトが被印刷媒体から縦方向にはみ出していると判断する縦はみ出し判断手段と、
    前記含有領域に含まれている前記オブジェクトの集合を、各々の位置関係を保持したまま90度又は270度回転させる領域回転手段と、
    前記印刷指示手段により印刷の指示が行われた際に、前記横はみ出し判断手段又は前記縦はみ出し判断手段のいずれか一方においてはみ出していると判断された場合には、前記オブジェクトを前記領域回転手段により90度又は270度回転させるオブジェクト回転制御手段と、
    当該オブジェクト回転制御手段において前記領域回転手段により90度又は270度回転された回転オブジェクトの前記印刷データを作成する第1印刷データ作成手段と
    として機能させるための印刷データ編集プログラム。
  5. 前記コンピュータを、
    前記作業領域に表示されている前記オブジェクトの中から印刷するオブジェクトを指定する印刷オブジェクト指定手段として機能させることを特徴とする請求項4に記載の印刷データ編集プログラム。
  6. 前記コンピュータを、
    前記オブジェクトの周囲に所定の余白を付与して前記含有領域を決定する前記含有領域決定手段として機能させることを特徴とする請求項4又は5に記載の印刷データ編集プログラム。
  7. 印刷装置に接続し、前記印刷装置で印刷を行うための印刷データを作成する印刷データ編集装置であって、
    前記印刷装置で印刷される文字、図形、画像、表又は描画データからなるオブジェクトを編集、表示する作業領域を表示する表示手段と、
    前記作業領域に表示されている前記オブジェクトの印刷を指示する印刷指示手段と、
    前記オブジェクトを90度又は270度回転させるオブジェクト回転手段と、
    当該印刷指示手段により印刷を指示された前記オブジェクトについて、長手方向が縦であるか否かを判断するオブジェクト方向判断手段と、
    当該オブジェクト方向判断手段が長手方向が縦であると判断した場合に、当該オブジェクトを前記オブジェクト回転手段により90度又は270度回転させ、全ての前記オブジェクトについて長手方向を横として整列するオブジェクト整列手段と、
    当該オブジェクト整列手段により長手方向を横として整列された前記オブジェクトを、被印刷媒体の縦方向に1つ又は複数配置するオブジェクト配置手段と、
    当該オブジェクト配置手段により配置されたオブジェクトを印刷するための前記印刷データを作成する第2印刷データ作成手段と
    を備えたことを特徴とする印刷データ編集装置。
  8. 前記印刷指示手段は、前記作業領域に表示されている前記オブジェクトの中から印刷するオブジェクトを指定する印刷オブジェクト指定手段を備えていることを特徴とする請求項7に記載の印刷データ編集装置。
  9. 複数の前記作業領域を制御する作業領域制御手段を備え、
    前記印刷オブジェクト指定手段は、異なる前記作業領域に表示されている前記オブジェクトを指定することができることを特徴とする請求項8に記載の印刷データ編集装置。
  10. 前記印刷装置で印刷される文字、図形、画像、表又は描画データからなるオブジェクトを編集、表示する作業領域を表示する表示手段を備えたコンピュータを、
    前記作業領域に表示されている前記オブジェクトの印刷を指示する印刷指示手段と、
    前記オブジェクトを90度又は270度回転させるオブジェクト回転手段と、
    当該印刷指示手段により印刷を指示された前記オブジェクトについて、長手方向が縦であるか否かを判断するオブジェクト方向判断手段と、
    当該オブジェクト方向判断手段が長手方向が縦であると判断した場合に、当該オブジェクトを前記オブジェクト回転手段により90度又は270度回転させ、全ての前記オブジェクトについて長手方向を横として整列するオブジェクト整列手段と、
    当該オブジェクト整列手段により長手方向を横として整列された前記オブジェクトを、被印刷媒体の縦方向に1つ又は複数配置するオブジェクト配置手段と、
    当該オブジェクト配置手段により配置されたオブジェクトを印刷するための前記印刷データを作成する第2印刷データ作成手段と
    として機能させることを特徴とする印刷データ編集プログラム。
  11. 前記コンピュータを、
    前記作業領域に表示されている前記オブジェクトの中から印刷するオブジェクトを指定する印刷オブジェクト指定手段として機能させることを特徴とする請求項10に記載の印刷データ編集プログラム。
  12. 前記コンピュータを、
    複数の前記作業領域を制御する作業領域制御手段と、
    異なる前記作業領域に表示されている前記オブジェクトを指定することができる前記印刷オブジェクト指定手段と
    として機能させることを特徴とする請求項11に記載の印刷データ編集プログラム。
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