JP3034339B2 - 文書編集印刷システム - Google Patents
文書編集印刷システムInfo
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- JP3034339B2 JP3034339B2 JP3172758A JP17275891A JP3034339B2 JP 3034339 B2 JP3034339 B2 JP 3034339B2 JP 3172758 A JP3172758 A JP 3172758A JP 17275891 A JP17275891 A JP 17275891A JP 3034339 B2 JP3034339 B2 JP 3034339B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文書編集印刷システム
の、編集時の用紙サイズと印刷装置の用紙サイズに関す
るものである。特に、用紙の周囲に余白の少ない印刷の
印刷制御方法に関する。
の、編集時の用紙サイズと印刷装置の用紙サイズに関す
るものである。特に、用紙の周囲に余白の少ない印刷の
印刷制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ワードプロセッサ等の文書編集装置は、
作成、編集した文書(以下、文書データと称す)を印刷
することを前提にしており、予め、印刷用紙サイズや上
下左右の余白値を設定した後、文書の作成や編集を行な
う様に構成されている場合が多い。上下左右の余白値の
最小値は、文書編集装置に接続される印刷装置の構造的
制約からくる印刷禁止領域の幅に、対応している。この
印刷装置の印刷可能な最小余白値は、印刷装置の種類に
よって異なるが、一般的には5mmから25mmの値を
とる。
作成、編集した文書(以下、文書データと称す)を印刷
することを前提にしており、予め、印刷用紙サイズや上
下左右の余白値を設定した後、文書の作成や編集を行な
う様に構成されている場合が多い。上下左右の余白値の
最小値は、文書編集装置に接続される印刷装置の構造的
制約からくる印刷禁止領域の幅に、対応している。この
印刷装置の印刷可能な最小余白値は、印刷装置の種類に
よって異なるが、一般的には5mmから25mmの値を
とる。
【0003】一方、小さなサイズの用紙(例えば、シス
テム手帳で使用される「リフィル」と呼ばれる用紙)
に、文書を作成する場合には、限られた領域内に、文書
データをできるだけたくさん盛り込みたい、というユー
ザニーズがあり、例えば、余白値5mm以下で、用紙一
杯に文書を印刷したいというケースが発生する。しかし
ながら、従来の文書編集装置と印刷装置は、前述のよう
に、印刷装置に印刷可能な最小余白値の制約があり、用
紙一杯に文書データを印刷したい場合でも、印刷装置の
印刷可能な最小余白値に以下には印刷できなかった。
テム手帳で使用される「リフィル」と呼ばれる用紙)
に、文書を作成する場合には、限られた領域内に、文書
データをできるだけたくさん盛り込みたい、というユー
ザニーズがあり、例えば、余白値5mm以下で、用紙一
杯に文書を印刷したいというケースが発生する。しかし
ながら、従来の文書編集装置と印刷装置は、前述のよう
に、印刷装置に印刷可能な最小余白値の制約があり、用
紙一杯に文書データを印刷したい場合でも、印刷装置の
印刷可能な最小余白値に以下には印刷できなかった。
【0004】また、文書編集装置で作成、編集した文書
データは、設定した印刷用紙のサイズや余白値と共に、
フロッピーディスク等の記憶媒体に記憶され、種類の異
なる印刷装置が接続された別の文書編集印刷システムに
おいて、記憶媒体から読み出されて、印刷を行なわれる
ことがある。このとき、文章を編集して記憶媒体に記憶
した文書編集装置に接続されている印刷装置と、印刷を
行なう印刷装置とで、印刷可能な最小余白値が異なって
いれば、印刷できないことがあった。例えば、上下余白
値が10mmの印刷装置が接続された文書編集印刷シス
テムで編集した文書データを、上下余白値が25mmの
印刷装置が接続された文書編集印刷システムで、印刷し
ようとすると、上下余白値内に文書が存在するため「印
刷不可能」としてエラー処理されてしまう。
データは、設定した印刷用紙のサイズや余白値と共に、
フロッピーディスク等の記憶媒体に記憶され、種類の異
なる印刷装置が接続された別の文書編集印刷システムに
おいて、記憶媒体から読み出されて、印刷を行なわれる
ことがある。このとき、文章を編集して記憶媒体に記憶
した文書編集装置に接続されている印刷装置と、印刷を
行なう印刷装置とで、印刷可能な最小余白値が異なって
いれば、印刷できないことがあった。例えば、上下余白
値が10mmの印刷装置が接続された文書編集印刷シス
テムで編集した文書データを、上下余白値が25mmの
印刷装置が接続された文書編集印刷システムで、印刷し
ようとすると、上下余白値内に文書が存在するため「印
刷不可能」としてエラー処理されてしまう。
【0005】上記のような問題点に対しては、印刷に必
要な余白を確保する方法として、特開平1−31418
3号の「文書編集装置」が提案されている。これは、印
刷する際に文書データの文字間・行間を自動調節して印
刷装置に必要な余白を確保するというものである。ま
た、特開平2−190371号の「ページプリンタ」の
ように、印刷に必要な余白を確保するために、文書デー
タを自動的に縮小して、印刷可能な領域内に印刷すると
いう方法が提案されている。
要な余白を確保する方法として、特開平1−31418
3号の「文書編集装置」が提案されている。これは、印
刷する際に文書データの文字間・行間を自動調節して印
刷装置に必要な余白を確保するというものである。ま
た、特開平2−190371号の「ページプリンタ」の
ように、印刷に必要な余白を確保するために、文書デー
タを自動的に縮小して、印刷可能な領域内に印刷すると
いう方法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した行間や余白値
や文字サイズを、自動的に変更する方法は、ユーザーが
意図する印刷条件で、印刷が行なわれるわけではなく、
接続されている印刷装置で印刷を可能にするために、印
刷装置の最小余白値を確保できる印刷条件に変更するも
のである。従って、用紙の周囲にわずかな余白を残し、
印刷用紙一杯に文字を印刷したいというユーザーニーズ
に対応することはできなかった。
や文字サイズを、自動的に変更する方法は、ユーザーが
意図する印刷条件で、印刷が行なわれるわけではなく、
接続されている印刷装置で印刷を可能にするために、印
刷装置の最小余白値を確保できる印刷条件に変更するも
のである。従って、用紙の周囲にわずかな余白を残し、
印刷用紙一杯に文字を印刷したいというユーザーニーズ
に対応することはできなかった。
【0007】本発明は、印刷装置の構造的制約からくる
印刷禁止領域の幅にとらわれずに編集用紙の上下左右の
余白値(編集余白値)を設定し、印刷をすることができ
る文書編集印刷システムを提供することにある。
印刷禁止領域の幅にとらわれずに編集用紙の上下左右の
余白値(編集余白値)を設定し、印刷をすることができ
る文書編集印刷システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、印刷すべき文書データを作成し、
印刷すべき用紙のサイズ(以下、編集用紙サイズと称
す)および前記編集用紙に対する余白値(以下、編集余
白値と称す)を設定する文書編集装置と、用紙サイズご
とに印刷可能な最小余白値を有する印刷装置とを有する
文書編集印刷システムにおいて前記編集余白値と前記印
刷可能な最小余白値とを比較し、比較結果を出力する余
白値比較手段と、前記比較結果が前記印刷可能な最小余
白値より前記編集余白値が小さいことを示す場合、前記
編集用紙サイズより大きいサイズの用紙を選択する用紙
選択手段を有することを特徴とする文書編集システムが
提供される。
に、本発明によれば、印刷すべき文書データを作成し、
印刷すべき用紙のサイズ(以下、編集用紙サイズと称
す)および前記編集用紙に対する余白値(以下、編集余
白値と称す)を設定する文書編集装置と、用紙サイズご
とに印刷可能な最小余白値を有する印刷装置とを有する
文書編集印刷システムにおいて前記編集余白値と前記印
刷可能な最小余白値とを比較し、比較結果を出力する余
白値比較手段と、前記比較結果が前記印刷可能な最小余
白値より前記編集余白値が小さいことを示す場合、前記
編集用紙サイズより大きいサイズの用紙を選択する用紙
選択手段を有することを特徴とする文書編集システムが
提供される。
【0009】前記文書編集システムは、更に、前記文書
データの印刷位置を、前記大きいサイズの用紙の印刷可
能な範囲内で、任意の位置に設定可能な印刷位置調整手
段を有するようにすることができる。
データの印刷位置を、前記大きいサイズの用紙の印刷可
能な範囲内で、任意の位置に設定可能な印刷位置調整手
段を有するようにすることができる。
【0010】また、前記大きいサイズの印刷用紙に前記
編集用紙のサイズの外形を示す任意のマークを印刷する
制御手段を設けることも可能である。
編集用紙のサイズの外形を示す任意のマークを印刷する
制御手段を設けることも可能である。
【0011】
【作用】本発明により提供される文書編集印刷システム
は、印刷すべき文書データを作成する文書編集装置と、
作成した文書を印刷する印刷装置とを有する。本発明の
文書編集装置では、文書を作成、編集すると共に、印刷
すべき用紙のサイズ(以下、編集用紙サイズと称す)
と、前記編集用紙に対する余白値(以下、編集余白値と
称す)を、ユーザーのニーズに合わせて、自由に設定す
ることができる。印刷装置には、構造的制約からくる印
刷禁止領域があり、これに対応して、用紙サイズごとに
印刷可能な最小余白値が決まっているが、本発明の文書
編集印刷システム内には、余白値比較手段が備えられて
おり、ユーザーが設定した編集余白値と、印刷装置が印
刷可能な最小余白値を比較し、その結果を用紙選択手段
に送信する。用紙選択手段は、受信した結果が、編集余
白値が印刷可能な最小余白値より小さいという結果であ
る時、編集用紙より大きいサイズの用紙を選択する。ま
た、編集余白値が印刷可能な最小余白値と同じまたはそ
れより大きい時は、編集用紙と同じサイズの用紙を選択
する。
は、印刷すべき文書データを作成する文書編集装置と、
作成した文書を印刷する印刷装置とを有する。本発明の
文書編集装置では、文書を作成、編集すると共に、印刷
すべき用紙のサイズ(以下、編集用紙サイズと称す)
と、前記編集用紙に対する余白値(以下、編集余白値と
称す)を、ユーザーのニーズに合わせて、自由に設定す
ることができる。印刷装置には、構造的制約からくる印
刷禁止領域があり、これに対応して、用紙サイズごとに
印刷可能な最小余白値が決まっているが、本発明の文書
編集印刷システム内には、余白値比較手段が備えられて
おり、ユーザーが設定した編集余白値と、印刷装置が印
刷可能な最小余白値を比較し、その結果を用紙選択手段
に送信する。用紙選択手段は、受信した結果が、編集余
白値が印刷可能な最小余白値より小さいという結果であ
る時、編集用紙より大きいサイズの用紙を選択する。ま
た、編集余白値が印刷可能な最小余白値と同じまたはそ
れより大きい時は、編集用紙と同じサイズの用紙を選択
する。
【0012】印刷装置は、用紙選択手段が選択した用紙
に、印刷を行なうので、編集余白値が印刷可能な最小余
白値より小さい場合には、編集用紙より大きい用紙に印
刷が行なわれ、印刷後に編集用紙のサイズに切断するこ
とにより、結果的に、編集用紙に編集余白値で印刷を行
なった場合と同じ印刷結果が得られる。従って、本発明
の文書編集印刷システムでは、印刷装置の印刷可能最小
余白値にとらわれることなく、編集を行なうことがで
き、ユーザーのニーズ通りの印刷結果を得ることができ
る。
に、印刷を行なうので、編集余白値が印刷可能な最小余
白値より小さい場合には、編集用紙より大きい用紙に印
刷が行なわれ、印刷後に編集用紙のサイズに切断するこ
とにより、結果的に、編集用紙に編集余白値で印刷を行
なった場合と同じ印刷結果が得られる。従って、本発明
の文書編集印刷システムでは、印刷装置の印刷可能最小
余白値にとらわれることなく、編集を行なうことがで
き、ユーザーのニーズ通りの印刷結果を得ることができ
る。
【0013】また、本発明の文書編集印刷システムは、
編集用紙より大きいサイズの用紙を選択した場合に、文
書データを、大きいサイズの用紙のどの位置に印刷する
か、印刷可能な範囲内で、任意に設定するよう印刷位置
調整手段を設けることができる。用紙を切断する位置
を、ユーザーの好みに応じて変更することができるの
で、使い勝手を良くすることができる。
編集用紙より大きいサイズの用紙を選択した場合に、文
書データを、大きいサイズの用紙のどの位置に印刷する
か、印刷可能な範囲内で、任意に設定するよう印刷位置
調整手段を設けることができる。用紙を切断する位置
を、ユーザーの好みに応じて変更することができるの
で、使い勝手を良くすることができる。
【0014】また、編集用紙より大きいサイズの用紙を
選択した場合には、選択された大きい用紙に編集用紙の
外形を表す任意のマークを、印刷するように制御手段を
設けることも可能である。大きい用紙を編集用紙サイズ
に切断する際に、どこの位置で切断すればよいかを、マ
ークによって、容易にユーザーに知らしめることがで
き、更に使い勝手が良くすることができる。マークの形
状は、ユーザーが任意に選択することができる。
選択した場合には、選択された大きい用紙に編集用紙の
外形を表す任意のマークを、印刷するように制御手段を
設けることも可能である。大きい用紙を編集用紙サイズ
に切断する際に、どこの位置で切断すればよいかを、マ
ークによって、容易にユーザーに知らしめることがで
き、更に使い勝手が良くすることができる。マークの形
状は、ユーザーが任意に選択することができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の一実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0016】図2は、本発明の一実施例である文書編集
印刷システムの外観を示すものである。本発明の文書編
集印刷システム1は、文書編集装置10と印刷装置15
から構成されており、これらは、通信ケーブル20を介
して、データの送受信を行なう。文書編集装置10は、
文書データや印刷条件等を表示するCRT表示装置11
0と、文書データや印刷条件等を記憶するフロッピーデ
ィスク装置120が前面部に一体に組み込まれ、文書デ
ータの編集や印刷等を制御する制御装置131(図示せ
ず)を内蔵した本体130と、印刷指令入力キー141
やその他の指令入力キー群142および文書データ入力
キー群143を備えたキーボードからなる入力装置14
0で構成される。印刷装置15は、入力スイッチ151
aや印刷装置の状態表示を行なう表示ランプ151bを
有する操作パネル151を上面部に備え、用紙に印字を
行なう印字装置(図示せず)153を内蔵した本体15
0と、用紙を給紙する給紙部152から構成されてい
る。
印刷システムの外観を示すものである。本発明の文書編
集印刷システム1は、文書編集装置10と印刷装置15
から構成されており、これらは、通信ケーブル20を介
して、データの送受信を行なう。文書編集装置10は、
文書データや印刷条件等を表示するCRT表示装置11
0と、文書データや印刷条件等を記憶するフロッピーデ
ィスク装置120が前面部に一体に組み込まれ、文書デ
ータの編集や印刷等を制御する制御装置131(図示せ
ず)を内蔵した本体130と、印刷指令入力キー141
やその他の指令入力キー群142および文書データ入力
キー群143を備えたキーボードからなる入力装置14
0で構成される。印刷装置15は、入力スイッチ151
aや印刷装置の状態表示を行なう表示ランプ151bを
有する操作パネル151を上面部に備え、用紙に印字を
行なう印字装置(図示せず)153を内蔵した本体15
0と、用紙を給紙する給紙部152から構成されてい
る。
【0017】図1は、本発明の一実施例である文書編集
印刷システム1の構成を表すブロック図である。文書編
集装置10の本体130に内蔵された制御装置131
は、CPU132とメモリ133とを主体に構成されて
いる。制御装置131は、CRT表示装置110、フロ
ッピーディスク装置120、入力装置140および印刷
装置150に接続されている。
印刷システム1の構成を表すブロック図である。文書編
集装置10の本体130に内蔵された制御装置131
は、CPU132とメモリ133とを主体に構成されて
いる。制御装置131は、CRT表示装置110、フロ
ッピーディスク装置120、入力装置140および印刷
装置150に接続されている。
【0018】メモリ133には、文書編集を行なうため
の文書編集プログラム領域1101と、印刷の制御を行
なうための印刷制御プログラム領域1102が設けられ
ている。更に、印刷制御プログラム領域1102内に
は、印刷装置の機種を判別する機種判別処理プログラム
領域1102a、印刷装置から送られる機種識別データ
と照合するための機種識別テーブル領域1102b、ユ
ーザーが設定した余白値と印刷可能な最小余白値を比較
する手段である余白値比較処理プログラム領域1102
c、印刷用紙を選択する手段である印刷用紙セット処理
プログラム領域1102d、ユーザーが設定した用紙サ
イズの外枠を印刷するための用紙枠データ作成処理プロ
グラム領域1102e、印刷装置に余白値を設定する印
刷余白設定処理プログラム領域1102f、印字装置1
53を起動する印刷処理プログラム領域1102gが設
けられ、各処理プログラムが格納されている。
の文書編集プログラム領域1101と、印刷の制御を行
なうための印刷制御プログラム領域1102が設けられ
ている。更に、印刷制御プログラム領域1102内に
は、印刷装置の機種を判別する機種判別処理プログラム
領域1102a、印刷装置から送られる機種識別データ
と照合するための機種識別テーブル領域1102b、ユ
ーザーが設定した余白値と印刷可能な最小余白値を比較
する手段である余白値比較処理プログラム領域1102
c、印刷用紙を選択する手段である印刷用紙セット処理
プログラム領域1102d、ユーザーが設定した用紙サ
イズの外枠を印刷するための用紙枠データ作成処理プロ
グラム領域1102e、印刷装置に余白値を設定する印
刷余白設定処理プログラム領域1102f、印字装置1
53を起動する印刷処理プログラム領域1102gが設
けられ、各処理プログラムが格納されている。
【0019】CPU132は、入力装置140から入力
される文書データや印刷条件を、メモリ133に格納さ
れたプログラムに従って処理し、CRT表示装置110
に表示する。また、CPU132は、文書データや印刷
条件を、メモリ133に格納されたプログラムに従って
処理し、印刷装置150に送信し、印刷を指示する。更
に、CPU132は、文書データや印刷条件を、フロッ
ピーディスク装置120に格納する。
される文書データや印刷条件を、メモリ133に格納さ
れたプログラムに従って処理し、CRT表示装置110
に表示する。また、CPU132は、文書データや印刷
条件を、メモリ133に格納されたプログラムに従って
処理し、印刷装置150に送信し、印刷を指示する。更
に、CPU132は、文書データや印刷条件を、フロッ
ピーディスク装置120に格納する。
【0020】図3により、ユーザーが選択した印刷すべ
き用紙(以下、編集用紙と称す)160上に、文書デー
タを印刷する場合の構成例を示す。縦横それぞれE、F
の長さを有する編集用紙160に、上下左右それぞれ
A、B、C、Dの余白値(以下、編集余白値と称す)を
取り、中央部の文書データ編集領域161に、文字や記
号で構成されたテキストデータ162と、図形で構成さ
れたグラフィックデータ163とが編集されている。グ
ラフックデータ163は、グラフィックデータを配置可
能な領域であるグラフックデータ領域164内に編集さ
れる。
き用紙(以下、編集用紙と称す)160上に、文書デー
タを印刷する場合の構成例を示す。縦横それぞれE、F
の長さを有する編集用紙160に、上下左右それぞれ
A、B、C、Dの余白値(以下、編集余白値と称す)を
取り、中央部の文書データ編集領域161に、文字や記
号で構成されたテキストデータ162と、図形で構成さ
れたグラフィックデータ163とが編集されている。グ
ラフックデータ163は、グラフィックデータを配置可
能な領域であるグラフックデータ領域164内に編集さ
れる。
【0021】図4を用いて、文書編集処理の手順を説明
する。図4は、文書編集処理の流れを示すフローチャー
トである。文書編集装置10の本体130に内蔵された
制御装置131は、入力装置140の指示に従って、印
刷すべき用紙のサイズ、すなわち編集用紙サイズ(図3
のE,F)を設定する(ステップ1401)。同様に、
編集文書の上下左右の余白値、すなわち編集余白値(図
3のA,B,C,D)を設定する(ステップ140
2)。次に、制御装置131は、文書データ編集領域1
61内に、テキストデータ162とグラフィックデータ
163を配置する領域編集処理(ステップ1403)を
行なう。完成した文書データは、フロッピーディスク装
置120に格納され、記憶される(ステップ140
4)。
する。図4は、文書編集処理の流れを示すフローチャー
トである。文書編集装置10の本体130に内蔵された
制御装置131は、入力装置140の指示に従って、印
刷すべき用紙のサイズ、すなわち編集用紙サイズ(図3
のE,F)を設定する(ステップ1401)。同様に、
編集文書の上下左右の余白値、すなわち編集余白値(図
3のA,B,C,D)を設定する(ステップ140
2)。次に、制御装置131は、文書データ編集領域1
61内に、テキストデータ162とグラフィックデータ
163を配置する領域編集処理(ステップ1403)を
行なう。完成した文書データは、フロッピーディスク装
置120に格納され、記憶される(ステップ140
4)。
【0022】いま、図3において編集用紙160と同じ
サイズの印刷用紙を考えたとき、従来の文書編集印刷シ
ステムは、編集余白値(A,B,C,D)のいずれか
が、印刷装置の上下左右の印刷可能最小余白値(a,
b,c,d)よりも小さい場合には、印刷が行うことが
できなかった。本発明の文書編集印刷システム1は、こ
のような編集余白値(A,B,C,D)のいずれかが、
印刷装置の上下左右の印刷可能最小余白値(a,b,
c,d)よりも小さい場合には、編集用紙サイズより大
きい印刷用紙を選択して印刷を行なう。以下、この方法
について説明する。
サイズの印刷用紙を考えたとき、従来の文書編集印刷シ
ステムは、編集余白値(A,B,C,D)のいずれか
が、印刷装置の上下左右の印刷可能最小余白値(a,
b,c,d)よりも小さい場合には、印刷が行うことが
できなかった。本発明の文書編集印刷システム1は、こ
のような編集余白値(A,B,C,D)のいずれかが、
印刷装置の上下左右の印刷可能最小余白値(a,b,
c,d)よりも小さい場合には、編集用紙サイズより大
きい印刷用紙を選択して印刷を行なう。以下、この方法
について説明する。
【0023】図5〜図12は、制御装置131内の、制
御装置印刷制御プログラム領域1102に格納された印
刷制御プログラムについて説明するものである。なお、
ここでは、編集用紙サイズは、A5縦(E=210m
m、F=148mm)、上下左右の編集余白値A〜Dが
A=B=D=10mm、C=30mmであるものを例に
とり、また印刷装置は、上下左右の印刷可能最小余白値
a〜dがそれぞれ25mm(a=b=c=d=25m
m)の場合を例にとって説明する。
御装置印刷制御プログラム領域1102に格納された印
刷制御プログラムについて説明するものである。なお、
ここでは、編集用紙サイズは、A5縦(E=210m
m、F=148mm)、上下左右の編集余白値A〜Dが
A=B=D=10mm、C=30mmであるものを例に
とり、また印刷装置は、上下左右の印刷可能最小余白値
a〜dがそれぞれ25mm(a=b=c=d=25m
m)の場合を例にとって説明する。
【0024】図5は、制御装置131が制御する印刷制
御処理の流れを示すフローチャートである。入力装置1
40の印刷指令入力キー141が、押下されて印刷指令
が発生すると、制御装置131のCPU132は、この
指令の入力処理を実行し(ステップ1501)、ステッ
プ1502の処理に移る。ステップ1502では、CP
U132は、フロッピーディスク装置120に格納され
ている文書データの中から、印刷すべき文書データを、
ユーザに指定させるため情報を、CRT表示装置110
に表示し、入力装置140からの指定入力によって、印
刷対象の文書データを特定してステップ1503に移
る。ステップ1503は、印刷装置15の機種を識別す
る印刷装置識別処理である。
御処理の流れを示すフローチャートである。入力装置1
40の印刷指令入力キー141が、押下されて印刷指令
が発生すると、制御装置131のCPU132は、この
指令の入力処理を実行し(ステップ1501)、ステッ
プ1502の処理に移る。ステップ1502では、CP
U132は、フロッピーディスク装置120に格納され
ている文書データの中から、印刷すべき文書データを、
ユーザに指定させるため情報を、CRT表示装置110
に表示し、入力装置140からの指定入力によって、印
刷対象の文書データを特定してステップ1503に移
る。ステップ1503は、印刷装置15の機種を識別す
る印刷装置識別処理である。
【0025】図6に、印刷装置識別処理1503を更に
詳しく示すフローチャートを示す。まず、CPU132
は、印刷制御プログラム領域1102内の、機種判別処
理プログラム領域1102aに格納されているプログラ
ムを読み込む。これに従って、印刷装置150に、ファ
ンクションコードを、通信ケーブル20を介して送信
し、印刷装置の機種を表す機種識別コードを出力するよ
うに促す(ステップ1601)。これにより印刷装置1
50は、自分の機種識別コードである「BUSY:
H」,「PAPER END:H」,「SELECT:
H」,「FAULT:H」を出力し、CPU132がこ
れを受信する(ステップ1602)。この機種識別コー
ドと印刷装置の印刷能力の関係は、図7のようにテーブ
ル化されて、メモリ133の機種識別テーブル領域11
02bに、格納されている。CPU132は、ステップ
1602で、印刷装置150から機種識別コードを受信
すると、ステップ1603に移って、機種識別テーブル
を参照して、接続されている印刷装置150の印刷能力
が、本実施例の場合プリンタAであることを取得する。
次に、ステップ1604に移り、印刷対象の文書データ
に設定されている編集用紙サイズが、接続された印刷装
置150(本実施例ではプリンタA)で、印刷可能なサ
イズかどうかを判定する。印刷不可能な印刷用紙サイズ
である場合にはステップ1605に移って印刷不可能で
あることをオペレータに報知するエラー処理を、実行し
て印刷制御処理を終了し、印刷可能な印刷用紙の場合に
は、図5の判定処理1504に戻る。
詳しく示すフローチャートを示す。まず、CPU132
は、印刷制御プログラム領域1102内の、機種判別処
理プログラム領域1102aに格納されているプログラ
ムを読み込む。これに従って、印刷装置150に、ファ
ンクションコードを、通信ケーブル20を介して送信
し、印刷装置の機種を表す機種識別コードを出力するよ
うに促す(ステップ1601)。これにより印刷装置1
50は、自分の機種識別コードである「BUSY:
H」,「PAPER END:H」,「SELECT:
H」,「FAULT:H」を出力し、CPU132がこ
れを受信する(ステップ1602)。この機種識別コー
ドと印刷装置の印刷能力の関係は、図7のようにテーブ
ル化されて、メモリ133の機種識別テーブル領域11
02bに、格納されている。CPU132は、ステップ
1602で、印刷装置150から機種識別コードを受信
すると、ステップ1603に移って、機種識別テーブル
を参照して、接続されている印刷装置150の印刷能力
が、本実施例の場合プリンタAであることを取得する。
次に、ステップ1604に移り、印刷対象の文書データ
に設定されている編集用紙サイズが、接続された印刷装
置150(本実施例ではプリンタA)で、印刷可能なサ
イズかどうかを判定する。印刷不可能な印刷用紙サイズ
である場合にはステップ1605に移って印刷不可能で
あることをオペレータに報知するエラー処理を、実行し
て印刷制御処理を終了し、印刷可能な印刷用紙の場合に
は、図5の判定処理1504に戻る。
【0026】図5の判定処理1504では、印刷対象の
文書データに設定されている編集余白値(A,B,C,
D)と、ステップ1603で得られた印刷可能最小余白
値(a,b,c,d)との比較を行なう。編集余白値が
印刷最小余白値よりも小さい場合には、ステップ150
6に移り、逆に大きいか等しい場合にはステップ150
5に移る。ステップ1505は通常の印刷用紙のセット
処理である。
文書データに設定されている編集余白値(A,B,C,
D)と、ステップ1603で得られた印刷可能最小余白
値(a,b,c,d)との比較を行なう。編集余白値が
印刷最小余白値よりも小さい場合には、ステップ150
6に移り、逆に大きいか等しい場合にはステップ150
5に移る。ステップ1505は通常の印刷用紙のセット
処理である。
【0027】図8に、編集余白値が、印刷可能な最小余
白値と等しいかそれより大きい場合の、印刷用紙のセッ
ト処理1のフローチャートを示す。編集余白値(A,
B,C,D)が、印刷可能な最小余白値(a,b,c,
d)と等しいかそれより大きい場合は、実際に印刷に使
用する用紙は、編集用紙160と、同じサイズであるの
で、印刷に使用する用紙のサイズを、編集用紙のサイズ
縦横それぞれE、F(本実施例では、B5縦、E=21
0mm、F=148mm)と同じに設定する(ステップ
1801)。また、印刷する余白値は、編集余白値
(A,B,C,D)が、印刷可能な余白値であるので、
編集余白値と同じに、A,B,C,D(本実施例では、
A=B=D=10mm、C=30mm)を設定する(ス
テップ1802)。ステップ1803では、図10に示
す用紙セットガイダンス1をCRT表示装置110に表
示して、ユーザに対して印刷用紙のセットを促し、ステ
ップ1804に移る。ステップ1804で、ユーザから
印刷用紙のセット完了を意味するキーが入力されると、
図5のステップ1509に移る。セット完了を意味する
キーが入力されない場合は、1804に戻り、入力され
るまで待機となる。
白値と等しいかそれより大きい場合の、印刷用紙のセッ
ト処理1のフローチャートを示す。編集余白値(A,
B,C,D)が、印刷可能な最小余白値(a,b,c,
d)と等しいかそれより大きい場合は、実際に印刷に使
用する用紙は、編集用紙160と、同じサイズであるの
で、印刷に使用する用紙のサイズを、編集用紙のサイズ
縦横それぞれE、F(本実施例では、B5縦、E=21
0mm、F=148mm)と同じに設定する(ステップ
1801)。また、印刷する余白値は、編集余白値
(A,B,C,D)が、印刷可能な余白値であるので、
編集余白値と同じに、A,B,C,D(本実施例では、
A=B=D=10mm、C=30mm)を設定する(ス
テップ1802)。ステップ1803では、図10に示
す用紙セットガイダンス1をCRT表示装置110に表
示して、ユーザに対して印刷用紙のセットを促し、ステ
ップ1804に移る。ステップ1804で、ユーザから
印刷用紙のセット完了を意味するキーが入力されると、
図5のステップ1509に移る。セット完了を意味する
キーが入力されない場合は、1804に戻り、入力され
るまで待機となる。
【0028】図9は、編集余白値が印刷最小余白値より
も小さい場合の、印刷用紙のセット処理2を示すフロー
チャートである。この処理は、本発明の特徴的な印刷用
紙のセット処理である。まずCPU132は、印刷制御
プログラム領域1102内の、印刷用紙セット処理プロ
グラム領域1102dに格納されているプログラムを読
み込む。これに従って、ステップ1901では、図11
(a)に示す印刷条件のセットガイダンス1を、CRT
表示装置110に表示して、ユーザに対して、「編集余
白値がプリンタの最小余白値より小さいため、大きな用
紙に印刷する」ことを知らせ、印刷条件の設定を促す。
ここで設定する印刷条件は、図11(a)に示すよう
に、実際に印刷する大きい用紙170に対して、編集用
紙160の外形をどの位置に印刷するかという印刷位置
の指定と、編集用紙160の外形を示すマークを印刷す
るかどうかと、マークの種類の設定を行なう。
も小さい場合の、印刷用紙のセット処理2を示すフロー
チャートである。この処理は、本発明の特徴的な印刷用
紙のセット処理である。まずCPU132は、印刷制御
プログラム領域1102内の、印刷用紙セット処理プロ
グラム領域1102dに格納されているプログラムを読
み込む。これに従って、ステップ1901では、図11
(a)に示す印刷条件のセットガイダンス1を、CRT
表示装置110に表示して、ユーザに対して、「編集余
白値がプリンタの最小余白値より小さいため、大きな用
紙に印刷する」ことを知らせ、印刷条件の設定を促す。
ここで設定する印刷条件は、図11(a)に示すよう
に、実際に印刷する大きい用紙170に対して、編集用
紙160の外形をどの位置に印刷するかという印刷位置
の指定と、編集用紙160の外形を示すマークを印刷す
るかどうかと、マークの種類の設定を行なう。
【0029】具体的には、図11(a)に示す印刷条件
セットガイダンスに従って、ユーザが、入力装置140
から、上下の印字位置と左右の印字位置とを数字で入力
することで行なわれる。本実施例では、上下の印字位置
は、編集用紙160の上端を印刷用紙170の上端に揃
えて印刷することを数字の「0」で表し、逆に、編集用
紙160の下端を印刷用紙170の下端に揃えて印刷す
ることを数字の「1」で表し、編集用紙160の上端か
ら印刷用紙170の上端までの距離Wをミリメータ単位
で入力装置140から入力して指定することを数字の
「2」は表す。同様に、左右の印字位置は左揃え印刷を
数字の「0」で表し、逆に、右揃え印刷を数字の「1」
で表し、編集用紙160の左端から印刷用紙170の左
端までの距離Yをミリメータ単位で入力装置140から
入力して指定することを数字の「2」で表す。
セットガイダンスに従って、ユーザが、入力装置140
から、上下の印字位置と左右の印字位置とを数字で入力
することで行なわれる。本実施例では、上下の印字位置
は、編集用紙160の上端を印刷用紙170の上端に揃
えて印刷することを数字の「0」で表し、逆に、編集用
紙160の下端を印刷用紙170の下端に揃えて印刷す
ることを数字の「1」で表し、編集用紙160の上端か
ら印刷用紙170の上端までの距離Wをミリメータ単位
で入力装置140から入力して指定することを数字の
「2」は表す。同様に、左右の印字位置は左揃え印刷を
数字の「0」で表し、逆に、右揃え印刷を数字の「1」
で表し、編集用紙160の左端から印刷用紙170の左
端までの距離Yをミリメータ単位で入力装置140から
入力して指定することを数字の「2」で表す。
【0030】ここで、上揃え印刷、下揃え印刷、左揃え
印刷、右揃え印刷は、それぞれ式1、式2、式3、式4
の式が成り立つ条件下、すなわち、上下左右の編集余白
値A、B、C、Dが、それぞれ対応する上下左右の印刷
可能最小余白値a、b、c、dと比較して等しいか大き
い条件下で可能である。
印刷、右揃え印刷は、それぞれ式1、式2、式3、式4
の式が成り立つ条件下、すなわち、上下左右の編集余白
値A、B、C、Dが、それぞれ対応する上下左右の印刷
可能最小余白値a、b、c、dと比較して等しいか大き
い条件下で可能である。
【0031】 (式1)A ≧ a (式2)B ≧ b (式3)C ≧ c (式4)D ≧ d 図9のステップ1901の処理においては、まず、式1
〜式4の式の判定がなされ、図11(a)に示す印刷条
件セットガイダンス内の、指定不可能な項目には網を掛
けて表示し、ユーザの入力を禁止する措置が取られる。
本実施例ではA=B=D=10mm、C=30mm、a
=b=c=d=25mmであるから、左揃え印刷の項目
以外の揃えの項目には網が掛かり、入力が禁止される。
また、編集用紙端から印刷用紙端までの距離を、数値で
入力する場合も、印刷可能最小余白値より小さな数値の
入力を、禁止する措置が取られる。
〜式4の式の判定がなされ、図11(a)に示す印刷条
件セットガイダンス内の、指定不可能な項目には網を掛
けて表示し、ユーザの入力を禁止する措置が取られる。
本実施例ではA=B=D=10mm、C=30mm、a
=b=c=d=25mmであるから、左揃え印刷の項目
以外の揃えの項目には網が掛かり、入力が禁止される。
また、編集用紙端から印刷用紙端までの距離を、数値で
入力する場合も、印刷可能最小余白値より小さな数値の
入力を、禁止する措置が取られる。
【0032】本実施例の場合、図11(a)に示すよう
に、実際に印刷する大きい用紙170の上端から、25
mmの位置に編集用紙160の上端が来るように、大き
い用紙170の左端に編集用紙160の左端が合うよう
に、また、編集用紙160の外形は、実線で示すように
設定した。
に、実際に印刷する大きい用紙170の上端から、25
mmの位置に編集用紙160の上端が来るように、大き
い用紙170の左端に編集用紙160の左端が合うよう
に、また、編集用紙160の外形は、実線で示すように
設定した。
【0033】図9の次のステップ1902では、ユーザ
から印刷条件のセット完了を意味する<実行>キーが入
力されると、ステップ1903に移り、<実行>キーが
入力されない場合には、再びステップ1902に戻り、
入力されるまで待機する。ステップ1903では、編集
用紙160のサイズ(本実施例ではA5)と編集余白値
から、実際に印刷を行なう大きい用紙170のサイズ
を、計算する。
から印刷条件のセット完了を意味する<実行>キーが入
力されると、ステップ1903に移り、<実行>キーが
入力されない場合には、再びステップ1902に戻り、
入力されるまで待機する。ステップ1903では、編集
用紙160のサイズ(本実施例ではA5)と編集余白値
から、実際に印刷を行なう大きい用紙170のサイズ
を、計算する。
【0034】ここで、以下の計算で使用する符号を、図
12を用いて説明する。図12において、実際に印刷す
る大きい用紙170は、縦、横それぞれG、Hの長さを
有し、大きい用紙170の上下左右端から、編集用紙1
60の上下左右端までの距離は、それぞれW、X、Y、
Zである。編集用紙160の外形は、マーク171で印
される。印刷可能な最小余白値は、大きい用紙170の
上下左右端から、それぞれa、b、c、dである。編集
用紙160の上下左右端から、文書データまでの余白値
は、それぞれA、B、C、Dである。
12を用いて説明する。図12において、実際に印刷す
る大きい用紙170は、縦、横それぞれG、Hの長さを
有し、大きい用紙170の上下左右端から、編集用紙1
60の上下左右端までの距離は、それぞれW、X、Y、
Zである。編集用紙160の外形は、マーク171で印
される。印刷可能な最小余白値は、大きい用紙170の
上下左右端から、それぞれa、b、c、dである。編集
用紙160の上下左右端から、文書データまでの余白値
は、それぞれA、B、C、Dである。
【0035】実際に印刷される大きい用紙170のサイ
ズ(G、H)は、図9のステップ1901で、図11
(a)の表示に従って設定された、印刷条件別に、式5
〜式10で計算される。
ズ(G、H)は、図9のステップ1901で、図11
(a)の表示に従って設定された、印刷条件別に、式5
〜式10で計算される。
【0036】 (式5)上端揃えの場合: G ≧ E+b (式6)下端揃えの場合: G ≧ E+a (式7)上端からの距離指定の場合: G ≧ E+W
+b (式8)左端揃えの場合: H ≧ F+d (式9)右端揃えの場合: H ≧ F+c (式10)左端からの距離指定の場合: H ≧ F+
Y+d 本実施例の場合は、式7と式8の式が適用されて、G、
Hは、それぞれ下のようになる。
+b (式8)左端揃えの場合: H ≧ F+d (式9)右端揃えの場合: H ≧ F+c (式10)左端からの距離指定の場合: H ≧ F+
Y+d 本実施例の場合は、式7と式8の式が適用されて、G、
Hは、それぞれ下のようになる。
【0037】 (式7)より G≧E+W+b =210mm+25mm+25mm=260mm (式8)より H≧F+d =148mm+25mm=173mm 文書編集装置10がサポートしている中で、一番近い用
紙サイズが、実際に印刷される大きい用紙170のサイ
ズデータとして設定されるので、ここでは、実際に印刷
される大きい用紙170のサイズデータとしてA4縦
(G=297mm,H=210mm)が設定される。
紙サイズが、実際に印刷される大きい用紙170のサイ
ズデータとして設定されるので、ここでは、実際に印刷
される大きい用紙170のサイズデータとしてA4縦
(G=297mm,H=210mm)が設定される。
【0038】次に、図9のステップ1904において、
計算された印刷を行なう大きい用紙170(本実施例で
はA4)が、接続された印刷装置15で、印刷可能なサ
イズかどうかを判定する。印刷不可能な印刷用紙サイズ
である場合には、ステップ1908のエラー処理を実行
して、印刷不可能であることをユーザに報知し、印刷制
御処理を終了する。印刷可能な用紙サイズの場合には、
ステップ1905の計算により、ステップ1901で設
定された、実際に印刷を行なう印刷用紙内の、編集用紙
の印刷位置を計算する。
計算された印刷を行なう大きい用紙170(本実施例で
はA4)が、接続された印刷装置15で、印刷可能なサ
イズかどうかを判定する。印刷不可能な印刷用紙サイズ
である場合には、ステップ1908のエラー処理を実行
して、印刷不可能であることをユーザに報知し、印刷制
御処理を終了する。印刷可能な用紙サイズの場合には、
ステップ1905の計算により、ステップ1901で設
定された、実際に印刷を行なう印刷用紙内の、編集用紙
の印刷位置を計算する。
【0039】ステップ1905の処理では、ステップ1
901で、図11(a)の表示に従って設定された印刷
条件別に、式11〜式16で、印刷される用紙170上
における編集用紙160の印刷位置(W,X,Y,Z)
が計算される。
901で、図11(a)の表示に従って設定された印刷
条件別に、式11〜式16で、印刷される用紙170上
における編集用紙160の印刷位置(W,X,Y,Z)
が計算される。
【0040】 (式11)上端揃えの場合:W=0、X=G−E (式12)下端揃えの場合:W=G−E、X=0 (式13)上端からの距離指定の場合:W=ユーザ設定
値、X=G−W−E (式14)左端揃えの場合:Y=0、Z=H−F (式15)右端揃えの場合:Y=H−F、Z=0 (式16)左端からの距離指定の場合:Y=ユーザ設定
値、Z=H−Y−F 本実施例の場合は、式13と式14が適用されて、印刷
位置(W,X,Y,Z)は下のように計算される。
値、X=G−W−E (式14)左端揃えの場合:Y=0、Z=H−F (式15)右端揃えの場合:Y=H−F、Z=0 (式16)左端からの距離指定の場合:Y=ユーザ設定
値、Z=H−Y−F 本実施例の場合は、式13と式14が適用されて、印刷
位置(W,X,Y,Z)は下のように計算される。
【0041】 (式13)より W=ユーザ設定値=25mm X=G−W−E =297mm−25mm−210mm=62mm (式14)よりY=0 Z=H−F=210mm−148mm=62mm 従って、印刷される用紙170上における編集用紙16
0の印刷位置(W,X,Y,Z)は、W=25mm、X
=62mm、Y=0mm、Z=62mmである。
0の印刷位置(W,X,Y,Z)は、W=25mm、X
=62mm、Y=0mm、Z=62mmである。
【0042】次に、図9のステップ1906では、図1
1(b)に示す用紙セットガイダンス2を、CRT表示
装置110に表示して、ユーザに対して、大きい印刷用
紙170(本実施例ではA4)のセットを促す。次のス
テップ1907では、ユーザから印刷用紙のセット完了
を意味する<実行>キーが入力されると、図5のステッ
プ1507の用紙枠データ作成処理に移る。入力されな
い場合は、1907に戻り、入力されるまで待機する。
1(b)に示す用紙セットガイダンス2を、CRT表示
装置110に表示して、ユーザに対して、大きい印刷用
紙170(本実施例ではA4)のセットを促す。次のス
テップ1907では、ユーザから印刷用紙のセット完了
を意味する<実行>キーが入力されると、図5のステッ
プ1507の用紙枠データ作成処理に移る。入力されな
い場合は、1907に戻り、入力されるまで待機する。
【0043】図5のステップ1507では、用紙枠デー
タ作成処理プログラム領域1102eの領域に格納され
ているプログラムを読み込んで、印刷される用紙170
上における編集用紙160の外形を示すマーク(本実施
例では、実線)171を、印刷データとして、印刷用紙
170上の印刷可能範囲において追加作成する。ステッ
プ1508においては、印刷余白設定処理プログラム領
域1102fのプログラムを読み込んで、文書データ編
集領域161の印刷位置、すなわち印刷余白を計算す
る。印刷余白は、図9のステップ1903で計算した大
きい用紙170のサイズG、Hと、ステップ1905で
計算した編集用紙160の印刷位置W、X、Y、Zと、
図4のステップ1402で設定された編集余白値A、
B、C、Dと、図12で説明した通りの位置関係である
ので、ここでは計算方法の説明を省略する。
タ作成処理プログラム領域1102eの領域に格納され
ているプログラムを読み込んで、印刷される用紙170
上における編集用紙160の外形を示すマーク(本実施
例では、実線)171を、印刷データとして、印刷用紙
170上の印刷可能範囲において追加作成する。ステッ
プ1508においては、印刷余白設定処理プログラム領
域1102fのプログラムを読み込んで、文書データ編
集領域161の印刷位置、すなわち印刷余白を計算す
る。印刷余白は、図9のステップ1903で計算した大
きい用紙170のサイズG、Hと、ステップ1905で
計算した編集用紙160の印刷位置W、X、Y、Zと、
図4のステップ1402で設定された編集余白値A、
B、C、Dと、図12で説明した通りの位置関係である
ので、ここでは計算方法の説明を省略する。
【0044】ステップ1509では、印刷処理プログラ
ム領域1102gのプログラムを読み込んで、制御装置
131から、印刷装置150に、文書データと、計算し
た印刷条件が転送され、図13のようなイメージで文書
の印刷が実施される。図13において、大きい印刷用紙
170(本実施例では、A4)に対して、編集用紙16
0(本実施例では、A5)は、左端をそろえて印刷され
ている。大きい用紙170の上端から、編集用紙160
の上端までは、W=25mmであり、これは印刷可能な
最小余白値aに等しい。大きい用紙170と編集用紙1
60の左端から、文書データ161までの余白は、C=
30mm、大きい用紙170の上端から文書データ16
1までの余白は、W+A=35mmであり、この位置か
ら印刷を開始する。編集用紙160の外形は、マーク1
71(本実施例では、実線)で印されており、本実施例
の場合、左揃えであるため、左端部分は、印刷可能な最
小余白値以内に入り、印刷されていない部分が生じてい
る。
ム領域1102gのプログラムを読み込んで、制御装置
131から、印刷装置150に、文書データと、計算し
た印刷条件が転送され、図13のようなイメージで文書
の印刷が実施される。図13において、大きい印刷用紙
170(本実施例では、A4)に対して、編集用紙16
0(本実施例では、A5)は、左端をそろえて印刷され
ている。大きい用紙170の上端から、編集用紙160
の上端までは、W=25mmであり、これは印刷可能な
最小余白値aに等しい。大きい用紙170と編集用紙1
60の左端から、文書データ161までの余白は、C=
30mm、大きい用紙170の上端から文書データ16
1までの余白は、W+A=35mmであり、この位置か
ら印刷を開始する。編集用紙160の外形は、マーク1
71(本実施例では、実線)で印されており、本実施例
の場合、左揃えであるため、左端部分は、印刷可能な最
小余白値以内に入り、印刷されていない部分が生じてい
る。
【0045】印刷後は、ユーザーが、マーク171に沿
って、大きい用紙170を切断することにより、ユーザ
が、意図した編集用紙に、意図した編集余白値で印刷し
た印刷物を取得することができる。
って、大きい用紙170を切断することにより、ユーザ
が、意図した編集用紙に、意図した編集余白値で印刷し
た印刷物を取得することができる。
【0046】なお、本実施例においては、ステップ19
03の処理で、印刷用紙を印刷用紙サイズ(G,H)の
条件計算式を満たす、一番近い用紙を選定しているが、
条件式を満たす複数の用紙サイズをCRT表示装置11
0に表示して、ユーザに選択させるように構成しても良
い。
03の処理で、印刷用紙を印刷用紙サイズ(G,H)の
条件計算式を満たす、一番近い用紙を選定しているが、
条件式を満たす複数の用紙サイズをCRT表示装置11
0に表示して、ユーザに選択させるように構成しても良
い。
【0047】さらに図5のステップ1504、150
6、1508に示すような余白値比較手段や用紙選択手
段や編集用紙の印刷位置の調整手段などは印刷装置15
0に設けても良い。
6、1508に示すような余白値比較手段や用紙選択手
段や編集用紙の印刷位置の調整手段などは印刷装置15
0に設けても良い。
【0048】本実施例の印刷装置15では、大きい用紙
170選択された場合、ユーザが用紙をセットするよう
に、なっているが、同時に複数種類の用紙を給紙部にセ
ットできる印刷装置では、大きい用紙170が給紙部に
セットされているか否かを、印刷装置が検知して、図1
1(b)のガイダンスを表示するようにしても良い。
170選択された場合、ユーザが用紙をセットするよう
に、なっているが、同時に複数種類の用紙を給紙部にセ
ットできる印刷装置では、大きい用紙170が給紙部に
セットされているか否かを、印刷装置が検知して、図1
1(b)のガイダンスを表示するようにしても良い。
【0049】このように、本発明の文書編集印刷システ
ム1は、文書データの編集余白値A、B、C、Dの全て
が、印刷装置150の印刷可能最小余白値a、b、c、
dよりも、大きいか等しい場合は、従来技術と同じよう
に編集用紙サイズと同じサイズの印刷用紙が選択され
て、図3の形状で印刷が実行される。また、編集余白値
A、B、C、Dの一つ以上が、印刷装置150の印刷可
能最小余白値よりも小さい場合は、編集用紙160のサ
イズより、大きい印刷用紙170が選択されて、ユーザ
が設定した、配置で、大きいの印刷用紙170上に、編
集用紙160の文書データが印刷される。編集用紙の外
形位置で、印刷用紙170を切断すれば、編集用紙上に
編集された文書データと同じイメージの印刷結果を得る
ことができる。編集用紙160の外形を示すマーク17
1を、印刷することも可能であるため、容易に切断する
ことができる。このマーク171は、編集用紙160の
外形周囲すべてにいれることも可能であり、また、四角
のみに入れることも可能である。マーク171に、使用
する記号は、本実施例では、実線と破線を選択可能にし
たが、飾り文字や記号を使用することも、同様の処理で
可能である。
ム1は、文書データの編集余白値A、B、C、Dの全て
が、印刷装置150の印刷可能最小余白値a、b、c、
dよりも、大きいか等しい場合は、従来技術と同じよう
に編集用紙サイズと同じサイズの印刷用紙が選択され
て、図3の形状で印刷が実行される。また、編集余白値
A、B、C、Dの一つ以上が、印刷装置150の印刷可
能最小余白値よりも小さい場合は、編集用紙160のサ
イズより、大きい印刷用紙170が選択されて、ユーザ
が設定した、配置で、大きいの印刷用紙170上に、編
集用紙160の文書データが印刷される。編集用紙の外
形位置で、印刷用紙170を切断すれば、編集用紙上に
編集された文書データと同じイメージの印刷結果を得る
ことができる。編集用紙160の外形を示すマーク17
1を、印刷することも可能であるため、容易に切断する
ことができる。このマーク171は、編集用紙160の
外形周囲すべてにいれることも可能であり、また、四角
のみに入れることも可能である。マーク171に、使用
する記号は、本実施例では、実線と破線を選択可能にし
たが、飾り文字や記号を使用することも、同様の処理で
可能である。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、印刷装置
の構造的制約からくる印刷禁止領域の幅にとらわれず
に、編集用紙サイズの上下左右の余白値を設定すること
ができ、設定された印刷余白値等の印刷条件を変更する
ことなく、設定したものと同じ印刷結果を得ることがで
きる文書編集印刷システムが、提供される。
の構造的制約からくる印刷禁止領域の幅にとらわれず
に、編集用紙サイズの上下左右の余白値を設定すること
ができ、設定された印刷余白値等の印刷条件を変更する
ことなく、設定したものと同じ印刷結果を得ることがで
きる文書編集印刷システムが、提供される。
【0051】従って、本発明の文書編集印刷システムを
使用することにより、編集用紙サイズ一杯に、わずかな
余白で、文書データを一杯に印刷したものと、同じ印刷
結果を得ることができる。また、印刷条件を編集済みの
文書データを、文書を編集した文書編集印刷システムの
印刷可能な最小余白値より、大きい印刷可能な最小余白
値を有する印刷装置で、印刷する場合でも、印刷を行な
うことができる。
使用することにより、編集用紙サイズ一杯に、わずかな
余白で、文書データを一杯に印刷したものと、同じ印刷
結果を得ることができる。また、印刷条件を編集済みの
文書データを、文書を編集した文書編集印刷システムの
印刷可能な最小余白値より、大きい印刷可能な最小余白
値を有する印刷装置で、印刷する場合でも、印刷を行な
うことができる。
【図1】本発明の文書編集印刷システムの一実施例を示
すブロック図。
すブロック図。
【図2】本発明の文書編集印刷システムの一実施例の外
観斜視図。
観斜視図。
【図3】編集文書の構成例を示す図。
【図4】文書編集処理の処理のフローチャート。
【図5】印刷制御処理の処理フローチャート。
【図6】印刷装置識別処理のフローチャート。
【図7】印刷装置の機種識別テーブルを示す図。
【図8】印刷用紙サイズセット処理1のフローチャー
ト。
ト。
【図9】印刷用紙サイズセット処理2のフローチャー
ト。
ト。
【図10】印刷用紙のセットを指示するメッセージを示
す図。
す図。
【図11】(a)印刷条件の設定を指示するメッセージ
を示す図。(b)大きい印刷用紙セットを指示するメッ
セージを示す図。
を示す図。(b)大きい印刷用紙セットを指示するメッ
セージを示す図。
【図12】大きい用紙に印刷する文書データの構成を示
す図。
す図。
【図13】左端に寄せて大きい用紙に印刷した文書デー
タの構成を示す図。
タの構成を示す図。
1…文書編集印刷システム、10…文書編集装置、15
…印刷装置、20…通信ケーブル、110…CRT表示
装置、120…フロッピーディスク装置、130…文書
編集装置本体、131…制御装置、132…CPU、1
33…メモリ、160…編集用紙、170…印刷する大
きい用紙、161…文書データ171…編集用紙の外形
を示すマーク、1101…文書編集プログラム領域、1
102…印刷制御プログラム領域、
…印刷装置、20…通信ケーブル、110…CRT表示
装置、120…フロッピーディスク装置、130…文書
編集装置本体、131…制御装置、132…CPU、1
33…メモリ、160…編集用紙、170…印刷する大
きい用紙、161…文書データ171…編集用紙の外形
を示すマーク、1101…文書編集プログラム領域、1
102…印刷制御プログラム領域、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−122762(JP,A) 特開 昭64−110150(JP,A) 特開 平3−191422(JP,A) 特開 平4−149631(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/21 - 17/27
Claims (5)
- 【請求項1】印刷すべき印刷データを作成するととも
に、前記印刷データを印刷すべき用紙(以下、編集用紙
と称す)のサイズ、および、前記編集用紙の上下左右の
4辺に残すべき余白値(以下、編集余白値と称す)を設
定する文書編集手段と、 用紙サイズごとに印刷可能な最小余白値を有する印刷装
置と、 前記印刷データを前記印刷装置に印刷させる際の制御を
行う制御手段とを有し、 前記制御手段は、 前記最小余白値と 、対応する前記編集余白値とを比較し
て、前記編集余白値に前記最小余白値よりも小さいもの
が含まれている場合には、前記編集用紙よりも大きいサ
イズの用紙を選択する用紙選択手段と、 前記大きいサイズの用紙上で前記最小余白を除いた印刷
可能な範囲内に、前記印刷データを印刷する位置を定め
る印刷位置決定手段と、 前記大きいサイズの用紙上に前記編集用紙の外形を示す
ために、前記印刷データから前記編集余白値だけ離れた
部分に前記編集用紙外形を示すマークを印刷させるデー
タを作成する外形マークデータ作成手段と、 前記印刷装置に前記大きいサイズの用紙 の選択を指示す
るとともに、前記印刷データと、前記印刷データ印刷位
置と、前記外形マークデータとを受け渡し、印刷を指示
する印刷指示手段とを備え、前記外形マークデータ作成手段は、前記マークデータを
印刷すべき部分の一部が、前記大きいサイズの用紙の前
記印刷可能な範囲の外側に位置する場合には、前記印刷
可能な範囲の内側にある部分のみについて前記マークデ
ータを作成する ことを特徴とする文書編集印刷システ
ム。 - 【請求項2】請求項1に記載の文書編集印刷システムに
おいて、前記印刷位置設定手段は、前記上下左右の4辺
の編集余白値のうち少なくとも一辺の編集余白値とし
て、対応する前記最小余白値よりも大きい値が設定され
ている場合には、当該大きい編集余白値が設定されてい
る辺について、前記大きいサイズの用紙の外形と、前記
編集用紙の外形とが一致する位置に前記印刷データの印
刷位置を定めることを特徴とする文書編集印刷システ
ム。 - 【請求項3】印刷すべき印刷データを作成するととも
に、前記印刷データを印刷すべき用紙(以下、編集用紙
と称す)のサイズ、および、前記編集用紙の上下左右の
4辺に残すべき余白値(以下、編集余白値と称す)を設
定する文書編集手段と、 接続されている印刷装置に前記印刷データを印刷させる
際の制御を行う制御手段とを有し、 前記制御手段は、 前記印刷装置の印刷可能な最小余白値と、対応する前記
編集余白値とを比較して、前記編集余白値に前記最小余
白値よりも小さいものが含まれている場合には、前記編
集用紙よりも大きいサイズの用紙を選択する用紙選択手
段と、 前記大きいサイズの用紙上で前記最小余白を除いた印刷
可能な範囲内に、前記印刷データを印刷する位置を定め
る印刷位置決定手段と、 前記大きいサイズの用紙上に前記編集用紙の外形を示す
ために、前記印刷データから前記編集余白値だけ離れた
部分に前記編集用紙外形を示すマークを印刷させるデー
タを作成する外形マークデータ作成手段と、 接続されている印刷装置に前記大きいサイズの用紙の選
択を指示するとともに、前記印刷データと、前記印刷デ
ータ印刷位置と、前記外形マークデータとを受け渡し、
印刷を指示する印刷指示手段とを備え 、前記外形マークデータ作成手段は、前記マークデータを
印刷すべき部分の一部が、前記大きいサイズの用紙の前
記印刷可能な範囲の外側にある場合には、前記印刷可能
な範囲の内側にある部分のみについて前記マークデータ
を作成する ことを特徴とする文書編集装置。 - 【請求項4】印刷すべき印刷データと、印刷すべき用紙
(以下、編集用紙と称す)のサイズと、前記編集用紙の
上下左右の4辺に残すべき余白値(以下、編集余白値と
称す)とを受信して、印刷を行う印刷装置において、印刷可能な最小余白値と、対応する前記編集余白値とを
比較して、前記編集余 白値に前記最小余白値よりも小さ
いものが含まれている場合には、前記編集用紙よりも大
きいサイズの用紙を選択する用紙選択手段と、 前記大きいサイズの用紙上で前記最小余白を除いた印刷
可能な範囲内に、前記印刷データを印刷する位置を定め
る印刷位置決定手段と、 前記大きいサイズの用紙上に前記編集用紙の外形を示す
ために、前記印刷データから前記編集余白値だけ離れた
部分に前記編集用紙外形を示すマークを印刷するデータ
を作成する外形マークデータ作成手段とを備え、 前記外形マークデータ作成手段は、前記マークデータを
印刷すべき部分の一部が、前記大きいサイズの用紙の前
記印刷可能な範囲の外側に位置する場合には、前記印刷
可能な範囲の内側にある部分のみについて前記マークデ
ータを作成する ことを特徴とする印刷装置。 - 【請求項5】印刷すべき印刷データと、前記印刷データ
を印刷すべき用紙(以下、編集用紙と称す)のサイズ
と、前記編集用紙の上下左右の4辺に残すべき余白値
(以下、編集余白値と称す)をとを受信し、接続されて
いる印刷装置の印刷を制御する印刷制御装置において、 前記印刷装置の印刷可能な最小余白値と、対応する前記
編集余白値とを比較して、前記編集余白値に前記最小余
白値よりも小さいものが含まれている場合には、前記編
集用紙よりも大きいサイズの用紙を選択する用紙選択手
段と、 前記大きいサイズの用紙上で前記最小余白を除いた印刷
可能な範囲内に、前記印刷データを印刷する位置を定め
る印刷位置決定手段と、 前記大きいサイズの用紙上に前記編集用紙の外形を示す
ために、前記印刷データから前記編集余白値だけ離れた
部分に前記編集用紙外形を示すマークを印刷させるデー
タを作成する外形マークデータ作成手段と、 前記印刷装置に前記大きいサイズの用紙の選択を指示す
るとともに、前記印刷データと、前記印刷データ印刷位
置と、前記外形マークデータとを受け渡し、印刷を指示
する印刷指示手段とを備え 、前記外形マークデータ作成手段は、前記マークデータを
印刷すべき部分の一部が、前記大きいサイズの用紙の前
記印刷可能な範囲の外側に位置する場合には、 前記印刷
可能な範囲の内側にある部分のみについて前記マークデ
ータを作成する ことを特徴とする印刷制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3172758A JP3034339B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 文書編集印刷システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3172758A JP3034339B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 文書編集印刷システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0520309A JPH0520309A (ja) | 1993-01-29 |
JP3034339B2 true JP3034339B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=15947787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3172758A Expired - Lifetime JP3034339B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 文書編集印刷システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3034339B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03122762A (ja) * | 1989-10-05 | 1991-05-24 | Canon Inc | 文書処理装置 |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP3172758A patent/JP3034339B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0520309A (ja) | 1993-01-29 |
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