JP4442128B2 - 印刷制御装置及び印刷制御プログラム - Google Patents
印刷制御装置及び印刷制御プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4442128B2 JP4442128B2 JP2003190295A JP2003190295A JP4442128B2 JP 4442128 B2 JP4442128 B2 JP 4442128B2 JP 2003190295 A JP2003190295 A JP 2003190295A JP 2003190295 A JP2003190295 A JP 2003190295A JP 4442128 B2 JP4442128 B2 JP 4442128B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- page
- pages
- data
- printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は印刷制御装置及び印刷制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の印刷装置は、複数枚の原稿から読み取った複数の画像を、所定のレイアウトで集約印刷する機能を有しているものがある。この集約印刷とは、例えば8枚の原稿から8枚の画像A〜Hを図13に示したように読み取った場合に、図14に示したように、2枚の用紙1、2の各印刷領域を例えば4分割したレイアウトで、用紙1には画像A〜Dを、用紙2には画像E〜Hをそれぞれに印刷して4枚分の画像を集約印刷する機能である。
【0003】
このような集約印刷は更に使い勝手が進んで、上記のように画像を連続的に用紙上にレイアウトするばかりでなく、途中に別の画像を配置したり或いは、ブランクを配置する機能を持つものもある(例えば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−11459号公報(第5頁、第3−4図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の従来の印刷制御装置が有する集約印刷機能では、印刷対象の複数の画像の中の一部分の複数画像を任意のレイアウトで集約印刷指定することができないため、例えば1ページから3ページは1画像ずつ印刷し、4ページ目は4分割の集約印刷で4画像を1ページに印刷し、更に5ページ目は2画像を1ページに印刷する2分割の集約印刷で印刷するというような印刷動作を一括印刷で行うことは不可能で、通常印刷や複数の集約印刷の設定を複数回行ない、印刷後、ページを揃えなければならなかった。
【0006】
また、上記の従来の印刷装置では、複数の画像の中から1ドキュメントとして使用する画像を用途数分指定し、指定する度に印刷しなければならず、複数の画像から複数組のドキュメントで使用する各画像を一括指定して、一度に印刷することができなかった。
【0007】
本発明は、上述の如き従来の課題を解決するためになされたもので、その目的は、印刷対象の複数の画像を分割数が異なる複数種類の集約印刷で一括して印刷することができ、また、複数の画像の中から複数のドキュメントで使用するそれぞれの画像を一括指定した後、一度に複数セットのドキュメントの印刷を行うことができる印刷制御装置及び印刷制御プログラムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の印刷制御装置は、連続するページの印刷対象データを記憶する記憶手段と、前記連続する複数ページの印刷対象データのサムネイル画像及び、連続するページの印刷対象データを1枚の用紙に印刷するページ数を示すレイアウト画像を複数表示する表示手段と、この表示手段に表示されたサムネイル画像の指定によって印刷対象データのページを選択し、前記ページの選択に対応して前記複数のレイアウト画像の中から任意の一つを選択指定するレイアウト選択手段と、前記連続するページの管理情報および前記レイアウト選択手段で選択されたページ及びレイアウト画像に対応して、
1枚の用紙に印刷する複数ページの管理情報を記憶する印刷管理データ記憶手段と、前記記憶手段内の印刷対象データを連続して印刷する際に、前記管理情報に基づいて、前記連続するページの印刷対象データを順次印刷すると共に、前記選択された複数ページについては1枚の用紙に印刷する印刷制御手段とを具備することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の印刷制御装置の一実施の形態に係る構成を示したブロック図である。
【0014】
印刷制御装置80は、印刷に関わる各種制御を行う制御部(CPU)1、各種データを記憶するRAM2、制御部1が実行する各種プログラム等を格納するROM3、文字データや画像データ等の各種データを記憶する大容量のハードディスク(HDD)4、キーボードやマウス等の入力部5、着脱可能な磁気ディスク50にデータを書きこんだりデータを読み出したりする外部記憶制御部6、文字データや画像データ等を表示するLCD等の表示部7、印刷を行うプリンタ(印刷装置)10の動作を制御するプリンタ制御部8等を備えている。また、印刷をLANなどのネットワーク20に接続されたプリンタ11で行う場合にプリンタ11に対して印刷データや印刷制御信号を送信する通信制御部9を備えている。
【0015】
尚、上記した印刷制御装置80は、プリンタ10と一体構成としてもよく、或いはパーソナルコンピュータに印刷プログラムを組込んで構成することも出来る。
【0016】
図2(a)は磁気ディスク50に入っている文書データの構造を示しており、図2(b)はこの文書データを印刷する際にRAM2上に展開される印刷構造テーブル(印刷管理テーブル)の構造例を示した図である。
【0017】
磁気ディスク50に入っている文書データは一旦RAM2上に読み込まれて図2(a)と同様に展開される。図2(a)において、トップの領域30には文書の書式等の制御データが記憶されている。領域30以降には、印刷対象データである各ページの文書データA、B、C、…が順番に格納されている。各データA、B、C、…と同じ領域に記載されている数字はページ番号を示している。従って、1ページには文書データAが、2ページには文書データBが格納されている。
【0018】
図2(b)の印刷管理テーブルは、図2(a)に示した文書データA、B、C、…を印刷する際の各ページの構成を管理するものでRAM2上に作成されるものである。この印刷管理テーブルは複数のブロック40、41、42、・・・から構成され、各ブロックがそれぞれ1ページに対応するブロックとされており、各ブロックがそれぞれ3領域a、b、cに区分されている。各ブロックにおいて最初の領域aは印刷される用紙の印刷ページ番号データを記憶する領域であり、2番目の領域bが印刷の種類データを記憶する領域で、更に、3番目の領域cが印刷対象となる元のページデータ(文書データA、B、C、…のページ番号)を記憶する領域となっている。
【0019】
ここで、2番目の領域bには、2個の印刷の種類データb0及びb1が記憶できるようになっており、最初の印刷の種類データb0としては、「0(通常印刷)」又は「1(集約印刷)」が記憶され、この種類データb0が「1」の集約印刷(後述する部分集約も含む)の場合にはもう一つの種類データb1が記憶される。この種類データb1は、「1」の時に2ページ分の文書データを1ページ(1枚の用紙)に集約印刷することを指定し、「2」の時には4ページ分の文書データを1ページに集約印刷することを指定するデータである。また、「3」の時は4ページ分の文書データを1ページに集約印刷するが、その際、印刷する順番を「2」の時とは異なった順序にすることを指定するデータである。尚、2番目の領域bに集約印刷を指定する種類データ「1」が記憶された場合には、3番目の領域cには、集約印刷の対象となる文書データA、B、C、…の複数のページ番号データ(元のページデータ)が記憶されることとなる。
【0020】
従って、図2(b)においては、最初のブロック40は印刷される用紙のページ番号が第1ページで、印刷の種類は通常印刷で、印刷する元のページデータが第1ページであるから図2(a)の文書データAが領域aのページ番号「1」と共に印刷されることになる。また、図2(b)の2番目のブロック41は印刷される用紙のページ番号が第2ページで、印刷の種類データは「1」の集約印刷で、且つ集約印刷の種類データは「1」の2ページ分の集約印刷であり、印刷する元のページデータが第2ページ目と第3ページ目であるから図2(a)の文書データBとCとが第2ページとして印刷されることになる。
【0021】
次に、上記の実施の形態の動作について説明する。図2(a)に示した文書データが記憶されている図1の磁気デイスク50を外部記憶制御部6に装着し、入力部5を操作してRAM2上に文書データを読み出して展開すると、図3に示すように表示部7に読み出した文章データが表示される。図3に表示されている文書データabcdefg・・・は、図2(a)の第1ページに記憶されている文書データAの内容であって、入力部5のマウスなどを用いて表示部7の画面側方に表示されているスクロールバー7Aを下方に移動させると、表示がスクロールして第2ページ以降の文書データB、C、…が表示される。
【0022】
この文書データA、B、C、…を印刷したい場合、ユーザは表示部7の画面上部に表示されているツールバーの印刷ボタン7Bを、マウス及びマウスによって移動されるカーソル表示体(図示せず)を用いてクリックすると、図4に示すような印刷設定画面が表示される。
【0023】
この図4の印刷設定画面が表示された状態で、図6以降のフローチャートを実行することによりユーザの所望の印刷がなされるもので、まず、図6のステップS1では、図4の印刷設定画面で印刷の詳細な内容を設定する。まず、表示枠7Cには、既に選択設定されているプリンタ名が表示されるので、これを確認し、もし、他のプリンタを使用したい場合にはそのプリンタのプリンタ名を入力部5の図示しない操作キーを操作して表示部7Cに設定する。次に、表示枠7Dにおいて、印刷範囲(印刷の種類)を設定する。例えば、図2(b)に示した文書データA、B、C、・・・をそのままページに合わせて印刷したいのであれば全ページを選択する。即ち、全ページの文字の横のチェックボックスCBにチェックマーク(黒丸表示)を入れる。また、1ページ毎に予め定められた複数のページ数の文書データを印刷する場合には集約を選択する。部分集約印刷を行いたい場合、即ち、例えば、特定のページの用紙にのみ集約印刷を行う場合には画面上の部分集約を選択する。更に、図2(b)に示した文書データA、B、C、・・・をそれぞれ任意の組み合わせで順次印刷したい場合には分割編集を選択する。この分割編集に関しては詳細を後述する。その後、この印刷設定画面の下部に表示されたツールバーの詳細設定ボタン7Eをクリックすると、図6のステップS1からステップS2に進む。
【0024】
ステップS2では、上記ステップS1で設定された印刷の種類が部分集約かどうかを判断し、部分集約である場合はステップS3に進む。このステップS3ではRAM2上に読み込んだ文書データの印刷管理データをRAM2上に作成する。即ち、図2(b)の各ブロック40、41、42・・・の領域aには、それぞれ印刷すべき用紙毎のページ番号1、2、3・・・を順次記憶させ、領域bにはそれぞれ「0」を記憶させ、領域cには、図2(a)の文書データのページ番号1、2、3・・・をそれぞれ設定する。このステップS3の後はステップS4に進み、このステップS4では図5に示す部分集約の詳細設定画面が表示部7に表示される。
【0025】
図5の部分集約の詳細設定画面では、図2(a)の文書データA、B、C・・・のサムネイル画像7F1、7F2、7F3・・・が表示される。また、文書データA、B、Cに続く文書データD、E・・・のサムネイル画像は、スクロールバー7Gを下方にシフトさせることによって順次表示可能である。表示部7の画面中央には、集約印刷の種類に応じた画像データが表示されるもので、即ち、画像7Hは、1ページ分の文書データをそのまま1枚の用紙に印刷することを示すレイアウト画像であり、画像7Iは、2ページ分の文書データを1ページ(1枚の用紙)に集約印刷することを示すレイアウト画像、画像7Jは、4ページの文書データを1ページ(1枚の用紙)に集約印刷することを示すレイアウト画像、画像7Kは、4ページの文書データを画像7Jの場合とは順序を変えて1ページ(1枚の用紙)に集約印刷することを示すレイアウト画像である。また、各画像7H乃至7Kの横には、選択用のチェックボックスCBが設けられている。
【0026】
図7は、図6のステップS4の部分集約設定画面が表示された後において、部分集約の設定を行う際のフローチャートである。まず、ステップS21で文書データA、B、…、のサムネイル画像7F1、7F2、・・・のうちの一つのサムネイルを入力(クリック)し、例えばクリックされたサムネイル画像の表示状態を変化させて他のサムネイル画像と区別して表示させ、次のステップS22で上記した画像7H乃至7Kのいずれかを選択するためにチェックボックスの入力処理(黒丸表示)を行い、決定釦7Lをクリックする。
【0027】
決定釦7Lがクリックされると、次のステップS23では選択された印刷の種類データの設定、即ち、図2(b)の領域bの印刷の種類データb0の設定を行う。この場合、選択された画像が画像7Hの場合にはb0に「0」、画像7I乃至7Kのいずれかが選択された場合には「1」を設定する。その後、ステップS24では、選択された画像が画像7Hの場合には何もおこなわずにステップS25に進むが、画像7I乃至7Kのいずれかが選択された場合には選択された集約の種類に応じて集約の種類データb1を設定した後ステップS25に進む。集約の種類データb1の設定は、画像7Iが設定された場合には「1」、画像7Jが設定された場合には「2」、画像7Kが設定された場合には「3」が設定される。
【0028】
ステップS25では、図2(b)の領域cの元のページデータの入れ替えの必要があるか否かを判断する。ステップS23で画像7Hが選択された場合には、1ページの文書データをそのまま1ページ(1枚の用紙)に印刷するのでページデータの入れ替えの必要はなく、このままフローを終了するが、画像7I乃至7Kのいずれかが選択された場合にはステップ26に進みページデータの入れ替えを行う。即ち、画像7Iが選択された場合には、図2(b)の印刷管理テーブルの該当するブロックの領域cに次のブロックの領域cのページ番号を追加記憶させ、それ以下のブロックは領域cのページ番号を順次上のブロックにシフト移動させる。
【0029】
また、画像7J或いは7Kが選択された場合には、図2(b)の印刷管理テーブルの該当するブロックの領域cに次の3つのブロックの領域cのページ番号を追加記憶させ、4番目以降のブロックの領域cのページ番号を順次3ブロック上の領域cにシフト移動させるものである。尚、画像7Jと7Kとは、集約される各ページの印刷位置が異なるので、それぞれの印刷位置に合わせた順序でページ番号が記憶されるようにする。このようにして、全文書データに対して図7のフローチャートに従った設定を行い、図示しない印刷実行キーを操作すると設定された印刷管理テーブルに従った印刷がなされる。
【0030】
ここで、部分集約の具体例として、ユーザが、例えば図8に示すように、元の第1ページの文書データAを用紙の1枚目(1ページ目)に印刷し、元の第2、第3ページの文書データB、Cを用紙の2枚目(2ページ目)に集約印刷し、元の第4ページの文書データDを、用紙の3枚目(3ページ目)に印刷する場合の設定について以下に説明する。まず、図5の画面左側のサムネイル画像7F1をクリックし(ステップS21)、画面中央の画像7Hのチェックボックスに入力処理を行い、決定キー7Lをクリック操作する(ステップS23)。この操作において、集約印刷の入力ではないのでステップS24では何ら処理が行われず、また、ページの入れ替えを必要としないことがステップS25で判断されるのでこのままフローが終了する。
【0031】
次に、図5の画面左側のサムネイル画像7F2をクリックし(ステップS21)、画面中央の画像7Iのチェックボックスに入力処理を行い、決定キー7Lをクリック操作する(ステップS23)。すると次のステップS24では、印刷の種類データb0に「1」が設定され、また、集約の種類データb1にも「1」が設定される。即ち、2枚目(2ページ目)の印刷内容を管理する図2(b)のブロック41においては、領域bに「1」「1」が記憶される。次のステップS25では、ページの入れ替が必要であることが検出され、ブロック41の領域cに、それまで記憶されていた「2(元の文書の第2ページ)」に加えて「3(元の文書の第3ページ)」が記憶され、更に、ブロック42以下のブロックの領域cに記憶されている元の文書のページデータがそれぞれブロックにシフト移動されるものである。文書データDの場合は、文書データAと同様に画像7Hが選択され集約印刷ではないのでステップS24では何も行われずフローが終了する。
【0032】
尚、文書データAやDの様に、元の文書データを集約せずのそのまま印刷させる場合には、サムネイル画像による設定を行わず、集約印刷する画像に対してだけ設定させるようにすることも出来る。
【0033】
このような設定がなされた後、ユーザが入力部5から印刷の実行操作を行うと、制御部1はRAM2上の図2(b)に示した印刷管理テーブルのデータに従ってプリンタ制御部8を制御することにより、プリンタ10から図8に示したような印刷物を出力する。このとき、印刷された用紙の1ページ目、2ページ目、3ページ目には、それぞれ領域aのページデータ「1」、「2」、「3」もそれぞれ印刷される。
【0034】
図6に戻り、ステップS1の詳細設定入力が部分集約でないことがステップS2で検出されるとステップS3に進む。ステップS3では、ステップS1の詳細設定入力が分割編集であったか否かが判断され、分割編集であった場合にはステップS6の分割編集設定画面表示へと進む。
【0035】
図9は、表示部7に表示されるステップS6の分割編集設定画面を示している。
この図9において、枠状のボックス7M、7N、7P及び7Qは、後述する如く設定されたそれぞれ1組となる元の文書データA、B、C・・・のページ番号データを表示する領域である。
【0036】
図10は、図6のステップS6の分割編集設定画面が表示された後、分割編集を設定する際のフローチャートである。まず、ステップS31で、上記した分割編集設定画面のボックス7M、7N、7P及び7Qの横に設けられたチェックボックスのいずれか一つ、例えばボックス7Mのチェックボックスをクリックしてチェックデータを入力する。次にステップS32で、サムネイル画像7F1、7F2、7F3、・・・・のうち、1組として印刷したい文書データのサムネイル画像を順次クリックしていく。サムネイル画像がクリックされる毎にクリックされたサムネイル画像のページデータがボックス7Mに順次表示され1組のページデータの設定を終える。次の組の文書データの設定は、ボックス7Nのチェックボックスをクリックしてチェックデータを入力後、サムネイル画像をクリックして同様の設定を行う。 ここで、上記ステップS31の処理に対応するユーザの図9に示した設定画面を用いた分割編集印刷の詳細設定を具体的に説明する。ユーザが、例えば図11に示すように、まず最初の1組のドキュメントとして3枚の用紙の1、2、3ページ夫々に文書データA、B、Cを印刷し、次の組のドキュメントとして2枚の用紙の1、2ページ夫々に文書データB、Cを印刷し、最後のドキュメントとして2枚の用紙の1、2ページ夫々に文書データA、Cを印刷したい場合について、以下、説明する。
【0037】
まず、図9の画面中央の一番上のボックス7Mのチェックボックスをチェックした後、このドキュメントで印刷したい画面左側のサムネイル画像7F1、7F2、7F3をこの順番でクリックする。これにより、ボックス7Mには文書データA、B、Cの元のページ番号データ1、2、3が入力される。
【0038】
次にボックス7Nのチェックボックスをチェックした後、サムネイル画像7F2、7F3をこの順番でクリックする。これにより、ボックス7Nには文書データB、Cの元のページ番号データ2、3が入力される。更に、ボックス7Pのチェックボックスをチェックした後、サムネイル画像7F1、7F3をこの順番でクリックする。これにより、ボックス7Pには文書データA、Cの元のページ番号データ1、3が入力される。
【0039】
図12は、上記設定を行った際のRAM2上に作成された印刷管理テーブルを示すものである。この印刷管理テーブルでは、最初のブロック40には用紙の1ページに通常印刷で元の文書データの1ページ目(文書データA)を印刷することが設定され、次のブロック41に、用紙の2ページに通常印刷で元の文書データの2ページ目(文書データB)を印刷することが設定される。更に3番目のブロック42では、用紙の3ページに通常印刷で元の3ページ目(文書データC)を印刷することが設定される。
【0040】
次の4番目のブロック43には、1ページに通常印刷で元の2ページ目(文書データB)を印刷することが設定され、5番目のブロック44には、2ページに通常印刷で元の画像の3ページ目(文書データC)を印刷することが設定される。このような印刷管理テーブルが設定された後、ユーザが入力部5から図示しない印刷の実行操作を行うと、制御部1はRAM2上の印刷管理テーブルのブロック40、41、42、・・・に設定されたデータに従って順次プリンタ制御部8を制御することにより、プリンタ10から図11に示したような文書データが領域aのページ番号と共に印刷される。
【0041】
図6のフローチャートに戻って、ステップS5で分割編集印刷でないと判断された場合、ステップS7に進んで、通常の集約印刷であるかどうかを判断し、集約印刷の場合はステップS8に進む。このステップS8では、ステップS3と同様の印刷管理データを作成した後、ステップS9で、表示部7に図5の画像7H乃至7K及び画像7H乃至7Kに対応するチェックボックスを表示させる。
【0042】
その後、ユーザにより集約印刷の枚数(1枚あたりに印刷するページ数)をチェックボックスで選択し、それに対応する集約管理構造テーブルを作成し、このテーブルに基づいて集約印刷を行う。
【0043】
図6のステップS7で通常の集約印刷でないと判断された場合は、全ページ印刷であるとしてステップS10に進み、ステップS3と同様の印刷管理テーブルを作成した後、ステップS11で表示部7に全ページ印刷であることを報知する画面を表示する。
【0044】
その後、ユーザによる印刷操作を受けて全ページ印刷を行う。尚、通常の集約印刷と全ページ印刷は従来行われているので、その詳細な説明は省略する。
【0045】
上述した如く、本実施の形態によれば、図5に示すような集約印刷設定画面によって、複数の印刷データの中の任意のページ数のみ集約印刷の指定が出来る。また、図9に示すように、複数の印刷データの中から、同じ印刷データを用いて選択的に複数組の印刷ドキュメントを一括指定出来るので、一度に複数組のドキュメントの印刷を行うことができる。
【0046】
尚、上記実施の形態では、部分集約印刷する例として、図8に示す例を挙げたが、図5の部分集約設定画面で、用紙の1ページに文書データA、Bを集約印刷するように設定し、用紙の2ページに文書データC、D、E、Fを集約印刷するように設定すれば、異なるレイアウトの集約印刷を一度に行うことができることはいうまでもない。
【0047】
また、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲において他の種々の形態によっても実施することができるもので、例えば、印刷する文書データは磁気デイスク50から読み込んでいるが、ユーザ自身が作成したものであってもよく、或いは、印刷対象データは文書データでなくスキャナーなどで光学的に読み取った画像データであってもよい。
【0048】
【発明の効果】
本発明によれば、連続するページの印刷対象データの中から1枚の用紙に複数ページを印刷する指定を、印刷対象データのサムネイル画像とページ数を示すレイアウト画像とを選択して対応付けることによって行うので、印刷対象データとそのレイアウト画像の対応が分かり易く指定操作が誤りなく確実容易であり、1枚の用紙に印刷するページ数を種々指定することにより、印刷対象データの各ページ内容に適した構成の印刷物を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷制御装置の一実施の形態に係る構成を示したブロック図である。
【図2】印刷対象文書データの構造例とこの文書データに基づいた印刷時の印刷管理テーブル例を示した図である。
【図3】図1に示した表示部7に表示された文書画面例を示した図である。
【図4】図1に示した表示部7に表示された印刷設定画面例を示した図である。
【図5】図1に示した表示部7に表示された集約印刷設定画面例を示した図である。
【図6】図1に示した制御部による印刷制御処理手順を示したフローチャートである。
【図7】部分集約印刷の設定手順を示したフローチャートである。
【図8】図1のプリンタで集約印刷した際の各用紙に印刷されるの画像の配置例を説明する図である。
【図9】分割編集印刷の設定画面例を示した図である。
【図10】分割編集印刷の設定手順を示したフローチャートである。
【図11】図1のプリンタで分割編集印刷した際の各ドキュメント毎の画像例を説明する図である。
【図12】分割編集印刷時の印刷管理テーブル例を示した図である。
【図13】従来の印刷対象画像データ例を示した図である。
【図14】従来の方法で集約印刷した際の各用紙に印刷されるの画像の配置例を説明する図である。
【符号の説明】
1 制御部(CPU)
2 RAM
3 ROM
4 ハードディスク(HDD)
5 入力部
6 外部記憶制御部
7 表示部
8 プリンタ制御部
9 通信制御部
10、11 プリンタ
20 ネットワーク
50 磁気ディスク
80 印刷制御装置
Claims (2)
- 連続するページの印刷対象データを記憶する記憶手段と、
前記連続する複数ページの印刷対象データのサムネイル画像及び、連続するページの印刷対象データを1枚の用紙に印刷するページ数を示すレイアウト画像を複数表示する表示手段と、
この表示手段に表示されたサムネイル画像の指定によって印刷対象データのページを選択し、前記ページの選択に対応して前記複数のレイアウト画像の中から任意の一つを選択指定するレイアウト選択手段と、
前記連続するページの管理情報および前記レイアウト選択手段で選択されたページ及びレイアウト画像に対応して、1枚の用紙に印刷する複数ページの管理情報を記憶する印刷管理データ記憶手段と、
前記記憶手段内の印刷対象データを連続して印刷する際に、前記管理情報に基づいて、前記連続するページの印刷対象データを順次印刷すると共に、前記選択された複数ページについては1枚の用紙に印刷する印刷制御手段と
を具備することを特徴とする印刷制御装置。 - コンピュータを、
連続するページの印刷対象データを記憶させる記憶制御手段、
前記連続する複数ページの印刷対象データのサムネイル画像及び、連続するページの印刷対象データを1枚の用紙に印刷するページ数を示すレイアウト画像を複数表示させる表示制御手段、
この表示制御手段により表示されたサムネイル画像の指定によって印刷対象データのページを選択し、前記ページの選択に対応して前記複数のレイアウト画像の中から任意の一つを選択指定するレイアウト選択制御手段、
前記連続するページの管理情報および前記レイアウト選択制御手段で選択されたページ及びレイアウト画像に対応して、
1枚の用紙に印刷する複数ページの管理情報を記憶させる印刷管理データ記憶制御手段、
前記記憶された印刷対象データを連続して印刷する際に、前記管理情報に基づいて、前記連続するページの印刷対象データを順次印刷すると共に、前記選択
された複数ページについては1枚の用紙に印刷する印刷制御手段
として機能させるための印刷制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003190295A JP4442128B2 (ja) | 2003-07-02 | 2003-07-02 | 印刷制御装置及び印刷制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003190295A JP4442128B2 (ja) | 2003-07-02 | 2003-07-02 | 印刷制御装置及び印刷制御プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005025512A JP2005025512A (ja) | 2005-01-27 |
JP4442128B2 true JP4442128B2 (ja) | 2010-03-31 |
Family
ID=34188235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003190295A Expired - Fee Related JP4442128B2 (ja) | 2003-07-02 | 2003-07-02 | 印刷制御装置及び印刷制御プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4442128B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007019917A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Brother Ind Ltd | 通信機器及び画像出力システム |
JP4841307B2 (ja) * | 2006-05-10 | 2011-12-21 | 京セラミタ株式会社 | 画像形成装置 |
JP4976227B2 (ja) * | 2007-07-31 | 2012-07-18 | 株式会社リコー | 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラム |
-
2003
- 2003-07-02 JP JP2003190295A patent/JP4442128B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005025512A (ja) | 2005-01-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4828338B2 (ja) | 画像処理装置およびプログラム | |
JP4574438B2 (ja) | データ処理設定装置、データ処理設定方法、データ処理設定プログラムおよび該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP4312738B2 (ja) | データ処理設定装置、データ処理設定方法、データ処理設定プログラムおよび該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP2007140589A (ja) | 情報処理装置、プログラムおよび記録媒体 | |
US7463274B2 (en) | Image printing apparatus, image printing method, program for an image printing method and recording medium having program of image printing method recorded thereon | |
JP4807168B2 (ja) | 送信データ作成装置及び送信データ作成プログラム | |
JP2013178652A (ja) | 印刷制御装置 | |
JP3719058B2 (ja) | 印刷制御装置 | |
JP7040251B2 (ja) | 画像形成システム及びプログラム | |
US20060071903A1 (en) | Interface | |
JP4481242B2 (ja) | 情報処理装置、プログラムおよび記録媒体 | |
JP2913928B2 (ja) | 文書処理装置 | |
JP4442128B2 (ja) | 印刷制御装置及び印刷制御プログラム | |
JP2007148494A (ja) | 印刷装置、印刷方法、印刷プログラム、および記憶媒体 | |
JP2006344106A (ja) | ページ出力制御装置およびページ出力制御プログラム | |
JP7240109B2 (ja) | 情報処理装置、システム、表示方法およびプログラム | |
JP4438061B2 (ja) | 電子アルバム編集装置およびその制御方法およびそのプログラム | |
JP4665806B2 (ja) | 印刷装置、印刷方法、および印刷プログラム | |
JP4306725B2 (ja) | 印刷支援システム、印刷支援プログラム、及び、印刷支援方法 | |
JPS60217186A (ja) | 印刷制御装置 | |
JP2006235954A (ja) | 合成印刷システム | |
JP5258515B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007111875A (ja) | 画像形成装置 | |
JP7121564B2 (ja) | 情報処理装置、プログラム、及び情報処理装置の制御方法 | |
JP4576346B2 (ja) | ページ繰り出しを指示するインデックスの付けられた組シート、前記インデックスを印刷する画像形成装置、 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060208 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060405 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060525 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080519 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080916 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081113 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090303 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090427 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091222 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100104 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4442128 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |