JP4306725B2 - 印刷支援システム、印刷支援プログラム、及び、印刷支援方法 - Google Patents

印刷支援システム、印刷支援プログラム、及び、印刷支援方法 Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツデータに応じた適切な印刷結果を得ることができる印刷支援シス
テム、印刷支援プログラム、及び、印刷支援方法に関する。
近年、各種のカタログや資料をPDF(Portable Document For
mat)データのようなコンテンツデータでInternet上に公開することが一般的
になってきている。
しかしながら、カタログ等の印刷物の印刷仕上がり体裁は、一般的な文書等と異なり、
三つ折や観音折等のページ折り等を含む複雑な印刷仕上がり体裁であることがある。この
様な印刷物について、コンテンツデータに付されたぺージ番号から、ユーザが印刷仕上が
り体裁を推定するのは非常に困難である。
これに対し、特許文献1には、印刷の際、帳票等のコンテンツデータの描画命令パター
ンをデータベースに蓄積することで、次に同じ帳票等を印刷するときに、同じ描画命令を
抽出した時点で、過去に印刷した同一の印刷設定を適用するという技術が開示されている

特開2006−178747号公報
しかしながら、上記特許文献1に示す技術では、過去に印刷したパターンとの比較を行
っているため、過去に印刷したことのない新しいコンテンツデータを印刷する際に、適切
な印刷仕上がり体裁に印刷することができなかった。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、コンテンツデータに基づいて、ペ
ージ折り等を含む印刷仕上がり体裁も再現可能な印刷支援システム、印刷支援プログラム
、及び、印刷支援方法を提供することを目的としている。
[形態1]上記課題を解決するために、形態1による印刷支援システムは、
複数のページからなるコンテンツデータを当該コンテンツデータに応じた印刷仕上がり
体裁に印刷するのを支援する印刷支援システムであって、
前記コンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得手段と、前記コンテンツデータ
取得手段により取得したコンテンツデータにおけるコンテンツの連続性に基づいて、該コ
ンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定する印刷仕上がり体裁推定手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
このように構成すれば、コンテンツの連続性に基づいて、コンテンツデータの各ページ
のつながりから、コンテンツデータの印刷仕上がり体裁が推定される。
これにより、ページ番号等により一次元的に配列され又は全く配列されることなく取得
されるコンテンツデータの状態から、ページ折り等を含む複雑な印刷仕上がり体裁の印刷
物のページ配置を再現できるので、適切な印刷物を得られる。
ここで、コンテンツデータ取得手段は、コンテンツデータを取得するようになっていれ
ばどのような構成であってもよく、例えば、入力装置等からコンテンツデータを入力して
もよいし、外部の装置等からコンテンツデータを獲得または受信してもよいし、記憶装置
や記憶媒体等からコンテンツデータを読み出してもよい。したがって、取得には、少なく
とも入力、獲得、受信および読出が含まれる。後述の属性情報取得手段その他取得の概念
については同じである。
また、「コンテンツの連続性に基づいて」とは、コンテンツが連続していること、その
連続の態様(例えば、ページ内におけるコンテンツの連続方向、コンテンツがページをま
たいで連続している場合には、コンテンツが連続する関係にあるページの情報や当該ペー
ジをまたぐコンテンツの連続方向(左ページから右ページに向かって連続するか、右ペー
ジから左ページに向かって連続するか、上下方向に連続するか等))に基づいて、印刷仕
上がり体裁を推定することを意味する。以下、形態10の印刷支援プログラム、及び、形
態19の印刷支援方法において同じである。
また、印刷仕上がり体裁とは、印刷前処理(プリプレス)および印刷処理(プレス)、
並びに印刷後処理(ポストプレス)の結果、最終的な成果物として出力される印刷物の体
裁をいう。例えば、製版、面付等のプリプレス、印刷機による狭義の印刷であるプレス、
印刷された用紙の折り、断裁、綴じ等のポストプレスの一連の印刷処理を経て最終的に得
られる印刷物の仕上がりサイズ、折りなどの形態である。以下、形態10の印刷支援プロ
グラム、及び、形態19の印刷支援方法において同じである。
また、「複数のページからなるコンテンツデータ」と記述した場合におけるページは、
紙面一面を意味するのではなく、内容的に区切られたページ単位を意味する。つまり、例
えば、紙面一面に2ページ分を割り付けたコンテンツデータは、2ページのコンテンツデ
ータである。以下、形態10の印刷支援プログラム、及び、形態19の印刷支援方法にお
いて同じである。
また、本システムは、単一の装置、端末その他の機器として実現するようにしてもよい
し、複数の装置、端末その他の機器を通信可能に接続したネットワークシステムとして実
現するようにしてもよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能に接続されてい
れば、複数の機器等のうちいずれに属していてもよい。
[形態2] さらに、形態2による印刷支援システムは、形態1において、
少なくとも前記コンテンツデータのページ数を含む前記コンテンツデータの属性情報を
取得する属性情報取得手段を備え、
前記印刷仕上がり体裁推定手段は、前記属性情報取得手段により取得した前記属性情報
をさらに参照して、少なくとも印刷物のページ配置及び該印刷物のページと前記コンテン
ツデータのページとの対応関係を含む前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定す
ることを特徴とする。
このように構成すれば、コンテンツデータのページ数等のコンテンツデータ全体につい
ての属性情報と、各ページ間又は特定のページ間のつながりを示す情報に基づいて、印刷
物全体のページ配置が推定される。
これにより、ページ番号等により一次元的に配列され又は全く配列されることなく取得
されるコンテンツデータの状態から、ページ折り等を含む複雑な印刷仕上がり体裁の印刷
物のページ配置を再現できるので、適切な印刷物を得られる。
ここで、印刷物のぺージ配置とは、印刷物の各ページが他のページとどのように結合し
ているかを示す印刷物のページ構成であり、印刷物の綴じ方、折り方、ページ数等により
決まる。以下、形態11の印刷支援プログラム、及び、形態20の印刷支援方法において
同じである。
ここで、コンテンツデータの属性情報としては、例えば、コンテンツデータのページサ
イズ、方向(ページサイズの長手方向を上下にしているか、左右にしているか、又は、あ
る角度に設定しているかの方向を意味し、例えば、ページサイズがA4サイズである場合
に、長手方向を上下にしているか(いわゆる縦置き)又は左右にしているか(いわゆる横
置き)等である。)などの情報が挙げられる。以下、形態11の印刷支援プログラム、及
び、形態20の印刷支援方法において同じである。
また、コンテンツデータの属性情報は、コンテンツデータと一体に構成してもよいし、
コンテンツデータとは別体に構成してもよい。後者の場合、コンテンツデータ及び属性情
報が関連づけられていればよく、関連付けの方法しては、例えば、URL(Unifor
m Resource Locator)やファイルパス等の属性情報の所在を示す情報
をコンテンツデータに埋め込んでもよいし、コンテンツデータの所在を示す情報を属性情
報に埋め込んでもよい。以下、形態11の印刷支援プログラム、及び、形態20の印刷支
援方法において同じである。
[形態3] さらに、形態3による印刷支援システムは、形態1又は2において、
前記コンテンツデータのページ内における文字の連続方向である文字組み方向情報を取
得する文字組み方向情報取得手段を備え、
前記印刷仕上がり体裁推定手段は、前記文字組み方向情報取得手段により取得した文字
組み方向情報に基づいて、綴じ位置を含む前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推
定することを特徴とする。
このように構成すれば、文字組み方向に基づいて、各ページ間の綴じ位置(見開き方向
、折り位置と同じ意味)を決定でき、コンテンツデータの印刷仕上がり体裁が推定される
。これにより、ページ番号等により一次元的に配列され又は全く配列されることなく取得
されるコンテンツデータの状態から、ページ折り等を含む複雑な印刷仕上がり体裁の印刷
物のページ配置を再現できるので、適切な印刷物を得られる。
[形態4] さらに、形態4による印刷支援システムは、形態3において、
前記コンテンツデータ取得手段により取得したコンテンツデータに基づいて、該コンテ
ンツデータに含まれる連続する文字の配置位置の関係から前記文字組み方向を判定する文
字組み方向判定手段を備え、
前記文字組み方向情報取得手段は、前記文字組み方向判定手段による判定結果を前記文
字組み方向情報として取得することを特徴とする。
このように構成すれば、コンテンツデータに文字組み方向を示す情報がないときにも、
コンテンツデータを解析することで、文字組み方向の情報を得ることができ、これにより
、印刷仕上がり体裁を推定できる。
[形態5] さらに、形態5による印刷支援システムは、形態1〜4のいずれかにおい
て、
前記コンテンツデータの複数のページの中からコンテンツが連続する関係にあるページ
対を判定するページ連続性判定手段を備え、
前記印刷仕上がり体裁推定手段は、前記ページ連続性判定手段により連続する関係にあ
ると判定したページ対を印刷物において連続的に閲覧させることのできる印刷仕上がり体
裁を、前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁として推定することを特徴とする。
このように構成すれば、コンテンツデータのページ番号等からでは判定できない、印刷
物のページの連続性を判定でき、これに基づき、この連続性を実現する印刷仕上がり体裁
が推定される。
これにより、ページ番号等により一次元的に配列され又は全く配列されることなく取得
されるコンテンツデータの状態から、ページ折り等を含む複雑な印刷仕上がり体裁の印刷
物のページ配置を再現できるので、適切な印刷物を得られる。
ここで、「印刷物において連続的に閲覧させる」状態としては、例えば、コンテンツが
連続する関係にあるページ対を紙面の表裏ページに配置したり、ページ折りを含む印刷物
を展開したときに同一平面に表されるページに配置したりすることにより実現される。
なお、連続関係にあるページ対が複数ある場合には、そのページ対の組み合わせに基づ
いて、適切なページ対の印刷物における連続性を実現する印刷仕上がり体裁を推定する。
[形態6] さらに、形態6による印刷支援システムは、形態5において、
前記ページ連続性判定手段は、前記コンテンツデータの複数のページに記述された文字
列が、文脈が連続する関係にあることを判定する文脈連続性判定部を備え、該文脈が連続
する関係にあるページ対を前記コンテンツが連続する関係にあるページ対と判定すること
を特徴とする。
このように構成すれば、コンテンツに文字を含む場合に、複数のページに分かれて記述
された同一の段落に含まれる文章や同一の文章に含まれる文字列等に基づいて、連続する
ページ対を判定できる。従って、コンテンツデータの体裁上は欠如してしまう、ページ折
り等を含む印刷物のページ配置の情報も再現できるので、適切な印刷結果を得ることがで
きる。なお、文脈の連続方向により、該ページ対間のページ方向(見開き方向、綴じ位置
)も決定できる。
[形態7] さらに、形態7による印刷支援システムは、形態5又は6において、
前記ページ連続性判定手段は、前記コンテンツデータの複数のページに記述された画像
が、同じ1つの画像の連続領域の画像であることを判定する画像連続性判定部を備え、該
連続領域の画像であると判定されたページ対を前記コンテンツが連続する関係にあるペー
ジ対と判定することを特徴とする。
このように構成すれば、コンテンツに画像を含む場合に、複数のページに記述された画
像が同一の画像の連続領域の画像であるかを判定することで、連続するページ対を判定で
きる。従って、コンテンツデータの体裁上は欠如してしまう、ページ折り等を含む印刷物
のページ配置の情報も再現できるので、適切な印刷結果を得ることができる。なお、画像
の連続方向により、当該ページ対間のページ方向(見開き方向、綴じ位置)も決定できる
[形態8] さらに、形態8による印刷支援システムは、形態1〜7のいずれかにおい
て、
印刷仕様又は印刷設定を含む印刷ジョブ定義データを、前記印刷仕上がり体裁推定手段
による推定結果に応じて生成する印刷ジョブ定義データ生成手段を備えることを特徴とす
る。
このように構成すれば、印刷仕上がり体裁推定手段によって推定した印刷仕上がり体裁
に印刷するのに必要な印刷ジョブ定義データが生成される。そして、この印刷ジョブ定義
データを取得した装置において、印刷仕上がり体裁推定手段によって推定した印刷仕上が
り体裁でコンテンツデータを印刷できる。従って、印刷ジョブ定義データを取得した装置
において、ページ折り等を含む複雑な印刷仕上がり体裁の印刷物についてそのページ配置
等を再現することができるので、適切な印刷結果を得られる。
ここで、印刷ジョブ定義データは、印刷仕様又は印刷設定を含むデータであり、例えば
、印刷ジョブ仕様データ又は印刷ジョブ設定データから構成することができる。印刷ジョ
ブ仕様データとは、印刷処理によって最終成果物として所望する印刷仕様が記載されたデ
ータをいう。具体的には、例えば、仕上がりサイズ、印刷媒体の種類、印刷仕上がり体裁
、印刷部数、両面印刷方法、印刷対象となるコンテンツデータ及びページ、並びに使用す
るインクに関する情報が含まれる。
また、印刷ジョブ設定データとは、印刷処理に用いる印刷装置の詳細な設定データをい
う。具体的には、例えば、面付け(折り、断裁を経て仕上がりサイズになるように、用紙
の一面に複数ページを割り付けて印刷すること)する際に用いる用紙のサイズ、面付方法
、面付における詳細な座標情報、折り方法および断裁位置に関する情報が含まれる。印刷
ジョブ設定データに含まれる設定データのなかには印刷ジョブ仕様データと重複する情報
もある。
[形態9] さらに、形態9による印刷支援システムは、形態8において、
印刷装置の機器能力を示す印刷装置情報を取得する印刷装置情報取得手段と、
前記印刷ジョブ定義データ生成手段は、前記印刷仕上がり体裁推定手段による推定結果
に応じて、前記印刷装置情報取得手段により印刷装置情報を取得した印刷装置の印刷設定
を含む印刷ジョブ定義データを生成することを備えることを特徴とする。
このように構成すれば、印刷仕上がり体裁推定手段によって推定した印刷仕上がり体裁
に印刷するのに必要な印刷ジョブ設定データが生成される。そして、この印刷ジョブ設定
データを取得した印刷装置において、印刷仕上がり体裁推定手段によって推定した印刷仕
上がり体裁でコンテンツデータを印刷できる。従って、ページ折り等を含む複雑な印刷仕
上がり体裁の印刷物についてそのページ配置等を再現することができるので、適切な印刷
結果を得られる。
[形態10] さらに、形態10による印刷支援プログラムは、
複数のページからなるコンテンツデータを当該コンテンツデータに応じた印刷仕上がり
体裁に印刷するのを支援する印刷支援プログラムであって、
前記コンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得ステップと、前記コンテンツデ
ータ取得ステップにより取得したコンテンツデータにおけるコンテンツの連続性に基づい
て、該コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定する印刷仕上がり体裁推定ステップと
、からなる処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態1の印刷支援システムと同
等の作用及び効果が得られる。
[形態11] さらに、形態11による印刷支援プログラムは、形態10において、
少なくとも前記コンテンツデータのページ数を含む前記コンテンツデータの属性情報を
取得する属性情報取得ステップを含み、
前記印刷仕上がり体裁推定ステップでは、前記属性情報取得ステップにより取得した前
記属性情報をさらに参照して、少なくとも印刷物のページ配置及び該印刷物のページと前
記コンテンツデータのページとの対応関係を含む前記コンテンツデータの印刷仕上がり体
裁を推定することを特徴とする。
このように構成すれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られた
プログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態2の印刷支援システムと同等
の作用及び効果が得られる。
[形態12] さらに、形態12による印刷支援プログラムは、形態10〜13のいず
れかにおいて、
前記コンテンツデータのページ内における文字の連続方向である文字組み方向情報を取
得する文字組み方向情報取得ステップを含み、
前記印刷仕上がり体裁推定ステップでは、前記文字組み方向情報取得ステップにより取
得した文字組み方向情報に基づいて、綴じ位置を含む前記コンテンツデータの印刷仕上が
り体裁を推定することを特徴とする。
このように構成すれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られた
プログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態2の印刷支援システムと同等
の作用及び効果が得られる。
[形態13] さらに、形態13による印刷支援プログラムは、形態12において、
前記コンテンツデータ取得ステップにより取得したコンテンツデータに基づいて、該コ
ンテンツデータに含まれる連続する文字の配置位置の関係から前記文字組み方向を判定す
る文字組み方向判定ステップを備え、
前記文字組み方向情報取得ステップでは、前記文字組み方向判定ステップによる判定結
果を前記文字組み方向情報として取得することを特徴とする。
このように構成すれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られた
プログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態4の印刷支援システムと同等
の作用及び効果が得られる。
[形態14] さらに、形態14による印刷支援プログラムは、形態10又は11にお
いて、
前記コンテンツデータの複数のページの中からコンテンツが連続する関係にあるページ
対を判定するページ連続性判定ステップを備え、
前記印刷仕上がり体裁推定ステップでは、前記ページ連続性判定ステップにより連続す
る関係にあると判定したページ対を印刷物において連続的に閲覧させることのできる印刷
仕上がり体裁を、前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁として推定することを特徴と
する。
このように構成すれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られた
プログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態5の印刷支援システムと同等
の作用及び効果が得られる。
[形態15] さらに、形態15による印刷支援プログラムは、形態14において、
前記ページ連続性判定ステップは、前記コンテンツデータの複数のページに記述された
文字列が、文脈が連続する関係にあることを判定する文脈連続性判定ステップを含み、該
文脈が連続する関係にあるページ対を前記コンテンツが連続する関係にあるページ対と判
定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによって記憶媒体からプログラムが読み取られ
、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態6の印刷支援
システムと同等の作用および効果が得られる。
[形態16] さらに、形態16による印刷支援プログラムは、形態14又は15にお
いて、
前記ページ連続性判定ステップは、前記コンテンツデータの複数のページに記述された
画像が、同じ1つの画像の連続領域の画像であることを判定する画像連続性判定ステップ
を含み、該連続領域の画像であると判定されたページ対を前記コンテンツが連続する関係
にあるページ対と判定することを特徴とする。
このように構成すれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られた
プログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態7の印刷支援システムと同等
の作用及び効果が得られる。
[形態17] さらに、形態17による印刷支援プログラムは、形態10〜16のいず
れかにおいて、
印刷仕様又は印刷設定を含む印刷ジョブ定義データを、前記印刷仕上がり体裁推定ステ
ップによる推定結果に応じて生成する印刷ジョブ定義データ生成ステップを含むことを特
徴とする。
このように構成すれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られた
プログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態8の印刷支援システムと同等
の作用及び効果が得られる。
[形態18] さらに、形態18による印刷支援プログラムは、形態17において、
印刷装置の機器能力を示す印刷装置情報を取得する印刷装置情報取得ステップと、
前記印刷ジョブ定義データ生成ステップでは、前記印刷仕上がり体裁推定ステップによ
る推定結果に応じて、前記印刷装置情報取得ステップにより印刷装置情報を取得した印刷
装置の印刷設定を含む印刷ジョブ定義データを生成することを備えることを特徴とする。
このように構成すれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られた
プログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態9の印刷支援システムと同等
の作用及び効果が得られる。
[形態19] さらに、形態19による印刷支援方法は、
複数のページからなるコンテンツデータを当該コンテンツデータに応じた印刷仕上がり
体裁に印刷するのを支援する印刷支援方法であって、
前記コンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得ステップと、前記コンテンツデ
ータ取得ステップにより取得したコンテンツデータにおけるコンテンツの連続性に基づい
て、該コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定する印刷仕上がり体裁推定ステップと
、を含むことを特徴とする。
これにより、形態1の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
[形態20] さらに、形態20による印刷支援方法は、形態19において、
少なくとも前記コンテンツデータのページ数を含む前記コンテンツデータの属性情報を
取得する属性情報取得ステップを含み、
前記印刷仕上がり体裁推定ステップでは、前記属性情報取得ステップにより取得した前
記属性情報をさらに参照して、少なくとも印刷物のページ配置及び該印刷物のページと前
記コンテンツデータのページとの対応関係を含む前記コンテンツデータの印刷仕上がり体
裁を推定することを特徴とする。
これにより、形態2の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
[形態21] さらに、形態21による印刷支援方法は、形態19〜22のいずれかに
おいて、
前記コンテンツデータのページ内における文字の連続方向である文字組み方向情報を取
得する文字組み方向情報取得ステップを含み、
前記印刷仕上がり体裁推定ステップでは、前記文字組み方向情報取得ステップにより取
得した文字組み方向情報に基づいて、綴じ位置を含む前記コンテンツデータの印刷仕上が
り体裁を推定することを特徴とする。
これにより、形態3の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
[形態22] さらに、形態22による印刷支援方法は、形態21において、
前記コンテンツデータ取得ステップにより取得したコンテンツデータに基づいて、該コ
ンテンツデータに含まれる連続する文字の配置位置の関係から前記文字組み方向を判定す
る文字組み方向判定ステップを備え、
前記文字組み方向情報取得ステップでは、前記文字組み方向判定ステップによる判定結
果を前記文字組み方向情報として取得することを特徴とする。
これにより、形態4の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
[形態23] さらに、形態23による印刷支援方法は、形態19又は20において、
前記コンテンツデータの複数のページの中からコンテンツが連続する関係にあるページ
対を判定するページ連続性判定ステップを備え、
前記印刷仕上がり体裁推定ステップでは、前記ページ連続性判定ステップにより連続す
る関係にあると判定したページ対を印刷物において連続的に閲覧させることのできる印刷
仕上がり体裁を、前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁として推定することを特徴と
する。
これにより、形態5の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
[形態24] さらに、形態24による印刷支援方法は、形態23において、
前記ページ連続性判定ステップは、前記コンテンツデータの複数のページに記述された
文字列が、文脈が連続する関係にあることを判定する文脈連続性判定ステップを含み、該
文脈が連続する関係にあるページ対を前記コンテンツが連続する関係にあるページ対と判
定することを特徴とする。
これにより、形態6の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
[形態25] さらに、形態25による印刷支援方法は、形態23又は24において、
前記ページ連続性判定ステップは、前記コンテンツデータの複数のページに記述された
画像が、同じ1つの画像の連続領域の画像であることを判定する画像連続性判定ステップ
を含み、該連続領域の画像であると判定されたページ対を前記コンテンツが連続する関係
にあるページ対と判定することを特徴とする。
これにより、形態7の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
[形態26] さらに、形態26による印刷支援方法は、形態19〜25のいずれかに
おいて、
印刷仕様又は印刷設定を含む印刷ジョブ定義データを、前記印刷仕上がり体裁推定ステ
ップによる推定結果に応じて生成する印刷ジョブ定義データ生成ステップを含むことを特
徴とする。
これにより、形態8の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
[形態27] さらに、形態27による印刷支援方法は、形態26において、
印刷装置の機器能力を示す印刷装置情報を取得する印刷装置情報取得ステップと、
前記印刷ジョブ定義データ生成ステップでは、前記印刷仕上がり体裁推定ステップによ
る推定結果に応じて、前記印刷装置情報取得ステップにより印刷装置情報を取得した印刷
装置の印刷設定を含む印刷ジョブ定義データを生成することを備えることを特徴とする。
これにより、形態9の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
[第1実施例]
(構成及び動作)
図1に、第1実施例にかかる印刷支援システムの構成を示す。
図1の印刷支援システムは、ホスト端末100を備えて構成される。ホスト端末100
は、コンテンツデータを取得し、当該コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定し、そ
の推定結果に応じて印刷ジョブ仕様データを生成、出力するものである。ホスト端末10
0から出力される印刷ジョブ仕様データは、記憶装置で取得したり、ネットワークを介し
て接続される他の端末等で受信したりして利用できる。また、本実施例で取得するコンテ
ンツデータは、複数のページからなるコンテンツがPDFファイル等のページ記述言語(
PDL)で記述されたファイルからなる。このコンテンツデータは、Internet等
のネットワークを介して取得してもよいし、記憶装置等から取得してもよい。
以下、図2に示すホスト端末100による処理のフローチャートも参照して、ホスト端
末100の各部を説明する。
ホスト端末100は、コンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得部10と、前
処理部11と、前処理部11による変換後のコンテンツデータを保持するコンテンツデー
タ保持部12と、属性情報取得部13と、コンテンツ連続性解析部20と、印刷仕上がり
体裁推定部30と、印刷ジョブ定義データ生成部40と、を備えて構成されている。
前処理部11は、コンテンツデータ取得部10により取得したコンテンツデータを、コ
ンテンツの連続性を解析するのに適切な形式に変換する前処理を行う。本実施例では、図
2のステップS101〜103に示す処理を行い、コンテンツデータの各ページのページ
サイズを揃える。以下、詳細に説明する。図2のステップS101では、コンテンツデー
タのページサイズが各ページで同一であるかを判定する。具体的には、コンテンツデータ
取得部10から前処理部11にコンテンツデータが入力されると、コンテンツデータから
各ページのページサイズ(横サイズ×縦サイズ)を示す情報を抽出し、各ページでページ
サイズが同一であるかを判定する。異なるページサイズのページを含む場合(ステップS
101:No)は、ステップS102に移行し、基準サイズ(基準横サイズ×基準縦サイ
ズ)を設定する。図2のフローでは、最小のページサイズを基準サイズに設定する。そし
て、続くステップS103で、コンテンツデータ正規化処理を行い、ステップS102で
設定した基準サイズにコンテンツデータの各ページのページサイズを揃える処理を行う。
なお、各ページでページサイズが同一である場合(ステップS101:Yes)は、コン
テンツデータ正規化処理等を行うことなく、コンテンツデータをそのままコンテンツデー
タ保持部12に出力し、ステップS104に移行する。
図3に、コンテンツデータ正規化処理のフローチャートを示す。コンテンツデータ正規
化処理では、まずステップS201で処理ページをコンテンツデータの最初のページに設
定し、続くステップS202で処理ページが基準サイズであるか否かを判定する。処理ペ
ージが基準サイズである場合(ステップS202:Yes)は、調整を行う必要がないの
でステップS203〜S207の処理をスキップし、ステップS208に移行する。処理
ページが基準サイズでない場合(ステップS202:No)は、ステップS203に移行
する。
ステップS203では、処理ページの横サイズが基準横サイズの整数倍(以下、n倍と
記すこともある。)で、かつ、処理ページの縦サイズが基準縦サイズであるか否かを判定
する。整数倍である場合(ステップS203:Yes)、処理ページはnページ分の内容
を横方向に順に割り付けたものと考えることができるので、当該処理ページを横方向へn
ページに分割する。このとき、nページを構成する各ページの文字組み方向によって割り
付け方が異なることから、まず、コンテンツデータから当該各ページの文字組み方向を示
す情報を取得する(ステップS204)。そして、文字組み方向が横(文字が横書き)で
ある場合(ステップS204:横)は、綴じ方向が左、つまり左から右に向かってページ
順に割り付けられているので、左から順に処理ページを分割する。一方、文字組み方向が
縦(文字が縦書き)である場合(ステップS204:縦)は、綴じ方向が右であるので、
右から順に処理ページを分割する。その後、ステップS208に移行する。
一方、ステップS203で、処理ページの横サイズが基準横サイズの整数倍かつ処理ペ
ージの縦サイズが基準縦サイズであるケースではないとされた場合(ステップS203:
No)、ステップS207に移行してページサイズ調整処理を行う。例えば、処理ページ
の横サイズ及び縦サイズがそれぞれ基準サイズの所定倍(整数ではない)の範囲にある場
合に、縦又は横方向に拡大又は縮小することで、処理ページを基準サイズに揃える。その
後、ステップS208に移行する。
なお、前記ステップS203〜S207の処理は例示であり、これ以外にも処理ページ
の基準サイズからのずれとそれに対する調整方法との対応をコンテンツデータ正規化ルー
ルとして複数定めておく。そして、処理ページの状態に応じて最適なコンテンツデータ正
規化ルールを選択し、選択したコンテンツデータ正規化ルールに従って、処理ページを基
準サイズに揃える。例えば、前記ステップS203のように基準横サイズの整数倍である
場合に限らず、処理ページの縦サイズが基準縦サイズの整数倍である場合には、縦方向に
分割する処理を行う。前記のような分割処理やページサイズの拡大又は縮小処理のほか、
トリミング処理を行ったり、これら分割処理、拡大又は縮小処理、トリミング処理等を適
宜組み合わせたりすることもできる。
ステップS208では未処理ページがあるかを判定し、未処理ページがない場合(ステ
ップS208:No)は処理後のコンテンツデータ(正規化コンテンツデータ)をコンテ
ンツデータ保持部12に出力する。一方、未処理ページが残っている場合(ステップS2
08:Yes)は、未処理ページがなくなるまで前記ステップS202〜ステップS20
8の処理を繰り返す。
以上のようにして、前処理部11によりコンテンツデータの連続性を解析するための前
処理が行われ、前記のように、コンテンツデータ正規化処理を行った場合は変換後の正規
化コンテンツデータがコンテンツデータ保持部12に出力される。また、コンテンツデー
タ正規化処理が行われなかった場合は、コンテンツデータ取得部10により取得したコン
テンツデータがそのままコンテンツデータ保持部12に出力される。
前記属性情報取得部13は、コンテンツデータ保持部12に保持されるコンテンツデー
タの属性情報を取得する。属性情報取得部13が取得するコンテンツデータの属性情報は
、コンテンツの連続性とは異なるコンテンツデータの情報であって、印刷仕上がり体裁を
推定するのに必要な情報である。本実施例では、属性情報取得部13は、コンテンツデー
タのページ数をコンテンツデータから取得し、印刷仕上がり体裁推定部30に出力する。
この属性情報取得部13による属性情報の取得処理は、図2のステップS104で前処理
部11による処理に続いて実行される。
前記コンテンツ連続性解析部20は、文字組み方向情報取得部22と、ページ連続性判
定部23と、を備えて構成され、コンテンツデータにおけるコンテンツの連続性を解析す
る。文字組み方向情報取得部22による処理は、図2のステップS105において、属性
情報取得部13による属性情報の取得処理に続いて実行される。文字組み方向情報取得部
22は、コンテンツデータ保持部12に保持されるコンテンツデータを参照し、各ページ
について文字組み方向情報を取得し、印刷仕上がり体裁推定部30に出力する。なお、こ
の処理の内容は、コンテンツデータの各ページについて行われるという以外は、前記コン
テンツデータ正規化処理におけるステップS204の処理と同様である。
ページ連続性判定部23によるページ連続性判定処理は、文字組み方向情報取得部22
による処理に続いて実行され(図2のステップS106)、コンテンツが連続する関係に
あるページ対を判定する。そして、判定結果である連続関係にあるページ対の夫々の識別
情報(例えば、ページ番号)を印刷仕上がり体裁推定部30に出力する。ページ連続性判
定部23は、文脈連続性判定部23aと、画像連続性判定部23bと、を備えて構成され
る。
文脈連続性判定部23aは、コンテンツデータの複数のページに記述された文字列が、
文脈が連続する関係にあることを判定し、当該文脈が連続する関係にあるページ対をコン
テンツが連続する関係にあるページ対と判定する。そして、当該連続関係にあるページ対
の夫々の識別情報(例えば、ページ番号)を出力する。具体的には、コンテンツデータの
各ページについて、ページ中に含まれる文字描画命令から文字コードを抽出して文字列を
抽出し、他のページ中に含まれる文字列と結合して構文解析を行い、構文が成立する場合
に当該ページ対が連続関係にあると判定する。ページ番号が連続するページ間に限らず、
全てのページの組み合わせについて、文脈の連続性を判定することで、コンテンツデータ
中で連続関係にある全てのページ対を抽出する。なお、文脈の連続性の判定は、各ページ
の対応する行ごとに、つまりあるページの行の末尾と他のページの同じ行(例えば、双方
のページの5行目)の先頭の文脈の連続性について判定してもよいし、あるページの末尾
と他のページの先頭の文脈の連続性を確認してもよい。
画像連続性判定部23bは、コンテンツデータの複数のページに記述された画像が、同
じ1つの画像の連続領域の画像であることを判定し、当該連続領域の画像であると判定さ
れたページ対をコンテンツが連続する関係にあるページ対と判定する。そして、当該連続
関係にあるページ対の夫々の識別情報(例えば、ページ番号)を出力する。具体的には、
例えば、各ページのページ端部近傍の濃淡を検出し、濃淡の変化及び位置が一致する端部
を連続すると判定する。つまり、ページ端部近傍、例えば、各ページの横方向端部近傍に
ついて縦方向に沿って濃淡のヒストグラムを取り、異なるページ同士で比較し、当該ヒス
トグラムが一致するページ対を連続関係にあるページ対と判定する。同様に、各ページの
縦方向端部の連続性を判定する場合には、各ページの縦方向端部近傍について横方向に沿
う濃淡のヒストグラムを検出して異なるページ間で比較する。なお、横方向端部近傍の濃
淡ヒストグラムと縦方向端部近傍の濃淡ヒストグラムを比較してもよい。
前記印刷仕上がり体裁推定部30は、コンテンツ連続性解析部20から出力される解析
結果及び属性情報取得部13から出力されるコンテンツデータの属性情報に基づいて、当
該コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定する。この印刷仕上がり推定処理は、ペー
ジ連続性判定処理に続いて実行される(図2のステップS107)。印刷仕上がり体裁推
定部30は、印刷仕上がり体裁推定ルールを複数記憶した推定ルール記憶部31と、推定
ルール選択部32と、を備えて構成されている。
図4は、印刷仕上がり体裁推定ルールのデータ構造を示す図である。印刷仕上がり体裁
推定ルールは、コンテンツデータの連続性を示す情報及びコンテンツデータの属性情報に
応じた印刷仕上がり体裁の推定ルールが記述されたデータであって、図4に示すように、
所定の開始タグ(例えば、<DocumentFinishingRule>)と終了タ
グ(例えば、</DocumentFinishingRule>)との間に、開始タグ
と終了タグとのタグセットを入れ子状に記述することによりコンテンツデータの連続性を
示す情報及びコンテンツデータの属性情報に応じた印刷仕上がり体裁を規定する。例えば
、XML等のマークアップ言語により記述することができる。
タグセット500、502により、コンテンツ連続性解析部20の解析結果及び属性情
報が条件として規定されている。また、タグセット504、506により、タグセット5
00、502の条件が成立した場合に適用される印刷仕上がり体裁が規定されている。図
4の例では、コンテンツデータのページ数が4ページ(タグ507)で、かつ、文字組み
方向が上から下、つまり縦(タグ508)であるときは、適用される印刷仕上がり体裁は
、二折りで、折り位置が右となる(タグ509)ことを示している。
前記推定ルール選択部32は、推定ルール記憶部31に記憶された複数の印刷仕上がり
体裁推定ルールから、コンテンツ連続性解析部20の解析結果及び属性情報に基づいて前
記印刷仕上がり体裁推定ルールを選択し、これに基づいて仕上がり体裁を推定し、印刷ジ
ョブ定義データ生成部40に出力する。
前記印刷ジョブ定義データ生成部40は、印刷仕上がり体裁推定部30から出力される
印刷仕上がり体裁の推定結果に基づいて、印刷ジョブ仕様データを生成し、出力する(図
2のステップS108)。印刷ジョブ仕様データは、少なくとも印刷仕上がり体裁を含む
印刷ジョブ定義データであり、印刷設定等の印刷装置に依存する内容は含まず、印刷装置
に依存しない上位の内容が記述される。また、印刷ジョブ仕様データは、例えば、XML
(eXtensibleMarkupLanguage)等のマークアップ言語により記
述することができる。
図5に、印刷ジョブ仕様データに含まれる情報の一例を示す。仕上がり形態の情報は印
刷仕上がり体裁推定部30から出力される推定結果に対応する情報であり、これに仕上が
りサイズ等の情報が必要に応じて記述される。仕上がりサイズ等の推定結果に含まれない
情報は、コンテンツデータ等から取得する。なお、印刷ジョブ仕様データに、コンテンツ
データ自体を含め、又は、コンテンツデータへのリンクを含めて、コンテンツデータとの
関連付けを行ってもよい。
なお、ホスト端末100は、図6に示すようなハードウェア構成のコンピュータで構成
されており、ホスト端末100による前記各部の処理は、印刷支援制御プログラムをコン
ピュータに実行させることで実現される。具体的には、図6に示すように、制御プログラ
ムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU101と、所定領域にあらかじめ
CPU101の制御プログラム等を格納しているROM102と、ROM102等から読
み出したデータやCPU101の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM10
4と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F108とで構成されており、こ
れらは、データを転送するための信号線であるバス109で相互にかつデータ授受可能に
接続されている。
I/F108には、外部装置として、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力
が可能なキーボードやマウス等からなる入力装置105と、データやテーブル等をファイ
ルとして格納する記憶装置106と、画像信号に基づいて画面を表示する表示装置107
と、ネットワーク199に接続するための信号線とが接続されている。
(コンテンツデータの処理例)
次に、以上の構成の印刷支援システムにより、各種のコンテンツデータについて印刷仕
上がり体裁を推定する処理を説明する。
図7(a)に、コンテンツデータの一例を示す。図7(a)のコンテンツデータは、3
ページで構成され、1ページのページサイズはA4、2ページはA3、3ページはA4と
なっている。また、各ページの文字組み方向は縦である。なお、図中、各ページに示され
た「210」、「297」等の数値は、ページサイズ(単位は省略)である。以下、この
コンテンツデータを取得したホスト端末100の処理について説明する。
まず、図7(a)のコンテンツデータは異なるページサイズのページが含まれるので、
前処理部11によりページサイズを揃える処理が行われる。最小ページはA4サイズ(縦
297mm×横210mm)であるので、これが基準サイズに設定され(図2のステップ
S102)、全てのページを基準サイズに揃えるコンテンツデータ正規化処理(図2のス
テップS103)が行われる。2ページ目は横サイズが基準横サイズの2倍であり(図3
のステップS203:Yes)、かつ、2ページ目の文字組み方向は縦であるので(図3
のステップS204:縦)、ページ横方向中央で2分割する処理が行われ、右から順に2
ぺージ目、3ページ目とされる(図3のステップS206)。コンテンツデータ正規化処
理後の正規化コンテンツデータを図7(b)に示す。
前処理部11による処理が終了すると、属性情報取得処理(図2のステップS104)
、文字組み方向情報取得処理(図2のステップS105)、ページ連続性判定処理(図2
のステップS106)が順に行われ、ページ数が4ページ、文字組み方向が縦との情報が
取得される。なお、内容が連続する関係にあるページ対がないので、ページ連続性判定処
理では検出されない。これらの情報を基に、印刷仕上がり体裁推定処理(図2のステップ
S107)が行われる。この場合、図4に示した印刷仕上がり体裁推定ルールの条件と一
致するので、印刷仕上がり体裁は、二折りで、折り位置が右と推定され、図5に示す情報
を有する印刷ジョブ仕様データが生成される。
図8に、図7(a)のコンテンツデータの印刷仕上がり体裁を示す。A3サイズの用紙
を長手方向中央で折り、仕上がりサイズがA4で、両面印刷されたものであり、表紙にコ
ンテンツデータの1ページ目、見開きページに2、3ページ目、裏表紙に4ページ目が印
刷される。見開きページは、右ページから左ページに連続している。
なお、図9及び図10に、ページ数と文字組み方向情報を基に推定される印刷仕上がり
体裁を規定した印刷仕上がり体裁推定ルールの例を示す。図9に示す印刷仕上がり体裁推
定ルールによれば、ページ数が4ページで、文字組み方向が左から右、つまり横(タグ5
10)である場合は、適用される印刷仕上がり体裁は、二折りで、折り位置が左(タグ5
11)となる。また、図10の印刷仕上がり体裁推定ルールによれば、コンテンツデータ
のページ数が4の倍数(図中のnは自然数)で、かつ4ではなく(つまり8以上の4の倍
数であり)、さらに文字組み方向が横である場合は、適用される印刷仕上がり体裁は、中
綴じで、折り位置が左となる。
次に、図11に示すコンテンツデータを取得した場合の処理について説明する。
図11のコンテンツデータは、ページ数が6ページであり、ページサイズがA4サイズ
である。全てのページのページサイズが同一であるので、ホスト端末100の前処理部1
1による処理では、コンテンツデータ正規化処理は行われない(図1のステップS101
:Yes)。そして、属性情報取得処理(図1のステップS104)でページ数の情報(
6ページ)が取得され、文字組み方向取得処理(図1のステップS104)で文字組み方
向情報(横)が取得され、続いてページ連続性判定処理(図1のステップS106)が行
われる。図11のコンテンツデータでは、文脈連続性判定部23aにおいて、2ページの
「あいう」が、3ページの「えお」と、4ページの「えお」とそれぞれ連続すると判定さ
れる。また、4ページの「かき」と5ページの「くけこ」が連続すると判定される。この
結果、連続関係にある3つのページ対のページ番号の組み合わせ(2と3、2と4、4と
5)が出力される。
先に、図12に、推定結果となる図11のコンテンツデータの印刷仕上がり体裁を示す
。図12の印刷仕上がり体裁は、縦サイズがA4の長手方向サイズと同じでかつ横サイズ
がA4の短手方向サイズの3倍の用紙を、三折りにしてできる仕上がりサイズA4の体裁
である。そして、表紙にはタイトルが表され、表紙を開いた状態で、コンテンツデータの
2、3ページに含まれる「あいうえお」からなる1つの文脈を構成する文字列が見開きペ
ージとして連続的に表され、ページ折りを全て展開した状態で、コンテンツデータの2、
3ページに含まれる「あいうえお」及び4、5ページに含まれる「かきくけこ」の各文字
列が3ページを結合してなる中面に一面的に表され、連続的に閲覧可能になっている。ペ
ージサイズやページ数のみを考えた場合、A4サイズで6ページの印刷物としては、他に
もA4判の3枚の用紙の両面に印刷し、それを平綴じしてできる仕上がりサイズA4の印
刷物等が考えられる。しかし、上記連続関係にある3つのページ対を、このように印刷物
において連続的に閲覧させることのできる印刷仕上がり体裁となると限られる。
図13に、図12に示すような6ページかつ三折りの印刷仕上がり体裁を規定する印刷
仕上がり体裁推定ルールを示す。図13の印刷仕上がり体裁推定ルールには、条件として
、ページ数(タグ520)及び文字組み方向(タグ21)が規定されるほか、印刷物にお
いて連続的に閲覧される関係にあるページ対(の識別記号)が規定される(Docume
ntPageConnectionタグ517〜519)。つまり、コンテンツデータに
おいてコンテンツの連続関係にあるページ対と、印刷物において連続的に閲覧される関係
にあるページ対と、を比較することで、当該コンテンツの連続関係にあるページ対が印刷
物において連続的に閲覧されるページ対として実現されるかを判定可能になっている。図
13の例では、bとc(タグ517)、bとd(タグ518)、及び、dとe(タグ51
9)の3つのページ対が、夫々連続的に閲覧されるページ対として規定されている。
ここで、図14に、6ページで三折り、かつ文字組み方向が横である場合の各ページの
識別記号とページ配置との関係を示す。図14では、折丁の中面最左ページからb,d,
e、外面の最左ページからc,f,aと順に予めアルファベットを割り振っている。ペー
ジ配置に対する識別記号の割り振りは基本的に自由であるが、本実施例では、印刷物の閲
覧上の連続性とアルファべット順ができるだけ一致するようにアルファベットを割り振っ
ている。つまり、文字組み方向が横の場合はページが左から右に進むので、図14では閲
覧させる状態において、左に位置するページに右に位置するページよりも、上位のアルフ
ァベットを割り振っている。
推定ルール選択部32では、DocumentPageConnectionタグを読
み込むと、DocumentPageConnectionタグにより規定される条件と
ページ連続性判定部23による判定結果とのマッチングを行い、コンテンツの連続関係に
あるページ対の組み合わせが、印刷物において連続的に閲覧されるページ対の組み合わせ
と一致するかを判定する。この結果、b=2、c=3、d=4、e=5の対応で、印刷仕
上がり体裁推定ルールの条件が満たされるので、図11のコンテンツデータに対しては図
14に示す6ページで三折りの体裁が適用される。これと共に、コンテンツデータの2〜
5ページについては、上記の対応で印刷物におけるページ配置が決定される。
上記の通り、連続性があるページについては、印刷仕上がり体裁推定ルールとのマッチ
ングによってページ配置が決定されるが、残るページについては不定である。ここでは、
上記のように閲覧上の連続性とアルファベット順ができるだけ一致するように設定してい
るので、ページ配置が決まっていないコンテンツデータのページを、ページ番号の小さい
方から順に、上位のアルファベットの空きページに当てはめていく。本実施例ではこの処
理により、1及び6ページについて、a=1,f=6の対応でページ配置を決定する。
推定ルール選択部32では、上記のようにして、印刷仕上がり体裁、及び、印刷物にお
けるページ配置位置とコンテンツデータのページとの対応を得ると、この結果を印刷ジョ
ブ定義データ生成部40に出力する。
図15に、上記コンテンツデータを印刷するための印刷ジョブ仕様データに含まれるデ
ータ項目の一例を示す。印刷ジョブ定義データ生成部40は、推定ルール選択部32から
出力される推定結果に基づいて、図15に示す印刷ジョブ仕様データを生成する。図15
の印刷ジョブ仕様データは、仕上がりサイズ横が210mm、仕上がりサイズ縦が297
mm、仕上がり形態が三折り、及び、ページ割付がa=1、b=2、c=3、d=4、e
=5、f=6という情報を含む。
次に、図16に示すコンテンツデータを取得した場合の処理について説明する。
図16のコンテンツデータは、図15と同様にページ数が6ページ、ページサイズがA
4のコンテンツデータであり、文脈ではなく、図形が連続する点で図15のコンテンツデ
ータと異なっている。以下、同様の処理については省略し、異なる点を中心に説明する。
ホスト端末100は、図16のコンテンツデータを取得すると、属性情報取得処理(図
1のステップS104)でページ数の情報(6ページ)が取得され、文字組み方向取得処
理(図1のステップS104)で文字組み方向情報(横)が取得され、続いてページ連続
性判定処理(図1のステップS106)が行われる。図16のコンテンツデータでは、画
像連続性判定部23bにおいて、前述のページ横方向端部近傍における濃淡ヒストグラム
の比較により、連続関係にある3つのページ対のページ番号の組み合わせ(2と3、2と
4、4と5)が検出される。従って、ページ連続性判定部23による判定結果は、図11
に示すコンテンツデータと同じであり、文字組み方向情報及び属性情報も同じであるため
、図13の印刷仕上がり体裁推定ルールが適用され、印刷仕上がり体裁は三折りで6ペー
ジからなる体裁と推定される。そして、a=1、b=2、c=3、d=4、e=5、f=
6の対応で、ページ配置が決定される。
図17に、図16のコンテンツデータの印刷仕上がり体裁を示す。仕上がりサイズがA
4で、三折り、6ページの印刷仕上がり体裁であり、表紙を開いた状態で、コンテンツデ
ータの2、3ページに表された画像が見開きページとして連続的に閲覧でき、さらに、全
てのページ折りを展開した状態で、コンテンツデータの2、4ページ及び4、5ページの
画像が3ページを結合してなる中面に一面的に表され連続的に閲覧できる。
このように、文脈の連続性だけでなく、画像の連続性によってもコンテンツの連続する
ページ対を判定することができ、これに基づいて、コンテンツが連続する関係にあるペー
ジ対を連続的に閲覧させることができる印刷仕上がり体裁を推定できる。
次に、図18(a)に示すコンテンツデータを取得した場合の処理について説明する。
図18(a)のコンテンツデータは、ページ数が4であり、異なるページサイズのページ
が混在したデータである。
ホスト端末100が上記コンテンツデータを取得すると、異なるサイズのページが混在
しているため、前処理部11で全てのページを基準サイズに揃える処理を行う。最小ペー
ジはA4サイズであるので、これを基準サイズに設定し(図2のステップS102)、コ
ンテンツデータ正規化処理を行う。3ページ目は横サイズが基準横サイズの3倍であり(
図3のステップS203:Yes)、かつ、3ページ目の文字組み方向は横であるので(
図3のステップS204:横)、横方向に3分割し、左から順に3ぺージ目、4ページ目
、5ページ目に設定する(図3のステップS206)。正規化後は、図18(b)に示す
ように全6ページでページサイズがA4のコンテンツデータとなる。
前処理部11による処理が終了すると、属性情報取得処理(図2のステップS104)
及び文字組み方向情報取得処理(図2のステップS105)を順に行い、ページ数が6ペ
ージ、文字組み方向が横との情報を取得する。次いで、ページ連続性判定部23でページ
連続性判定処理(図2のステップS106)が行われる。このコンテンツデータについて
は、文脈連続性判定部23aが文脈の連続性に基づいて、2ページと3ページ、及び4ペ
ージと5ページが連続する関係にあると判定する(これらの連続方向は一致するので、2
−3−4と出力する。)。
図19に、図18(a)のコンテンツデータに適用される印刷仕上がり体裁推定ルール
を示す。図19の印刷仕上がり体裁推定ルールには、条件として、ページ数が6ページで
あること(タグ531)、文字組み方向が横であること(タグ532)及び印刷物におい
て連続的に閲覧される関係にあるページ対がb−d−eであること(タグ533)が規定
される。
推定ルール選択部32では、ページ数及び文字組み方向が一致すると判定した後、Do
cumentPageConnectionタグを読み込むと、ページ連続性判定部23
による判定結果とDocumentPageConnectionタグにより規定される
条件とのマッチングを行う。この結果、b=3、d=4、e=5の組み合わせにより条件
が満たされ、タグ534規定する三折りの印刷仕上がり体裁が適用可能であると判定され
、3〜5ページのページ配置が決定される。また、残るページについては、前記のように
、コンテンツデータのページ数の上位からアルファベット順に空きページの当てはめを行
う。この結果、1、2及び6ページについて、a=1、c=2、f=6の対応でページ配
置を決定する。
印刷ジョブ定義データ生成部40は、推定ルール選択部32から出力される推定結果に
基づいて、印刷ジョブ仕様データを生成し、出力する。この印刷ジョブ仕様データは、仕
上がりサイズ横が210mm、仕上がりサイズ縦が297mm、仕上がり形態が三折り、
及び、ページ割付がa=1、b=3、c=2、d=4、e=5、f=6という情報を含む
図20に、上記のようにして推定した図18(a)のコンテンツデータの印刷仕上がり
体裁を示す。三折り、全6ページで仕上がりサイズA4の体裁である。そして、表紙には
タイトルが表され、ページ折りを全て展開した状態で、コンテンツデータの3、4ページ
に含まれる「あいうえお」の文字列及び4、5ページに含まれる「かきくけこ」の文字列
が3ページを結合してなる中面に一面的に表され、連続的に閲覧可能になっている。
以上、第1実施例のように構成すれば、コンテンツデータ取得部10で取得したコンテ
ンツデータの連続性をコンテンツ連続性解析部20で解析し、その解析結果に基づいて印
刷仕上がり体裁推定ルールを選択、適用することで、一元的に配列されたコンテンツデー
タに基づいてページ折り等を含む印刷仕上がり体裁を再現できる。そして、印刷ジョブ定
義データ生成部40が推定された印刷仕上がり体裁を含む印刷ジョブ仕様データを生成し
、出力する。これにより、例えば、印刷ジョブ仕様データを受信した端末で、当該印刷ジ
ョブ仕様データに基づき印刷装置に応じた印刷ジョブ設定データを生成し、印刷装置に出
力することで、各種の印刷装置において推定した適切な印刷仕上がり体裁でコンテンツデ
ータを印刷することができる。また、この印刷ジョブ仕様データを記憶しておけば、その
後に利用したり、さらに仕様の追加や変更を行って利用することもできる。
また、コンテンツの連続性を示す情報として、文字組み方向情報取得部22で文字組み
方向情報を取得し、推定に利用することで、文脈の連続性等を判定しなくても、綴じ位置
等、連続するページ間におけるコンテンツの連続方向を判定でき、さらに属性情報を参照
することで印刷仕上がり体裁を推定できる。また、文脈連続性判定部23aや画像連続性
判定部23bで文脈の連続性や画像の連続性を判定することで、コンテンツデータ上は連
続していないページ間の連続性を検出することができ、これによりページ折り等を含む印
刷仕上がり体裁を推定することができる。
上記第1実施例において、コンテンツデータ取得部10が形態1のコンテンツデータ取
得手段に相当し、属性情報取得部13が形態2の属性情報取得手段に相当し、印刷仕上が
り体裁推定部30が形態1〜3、形態5、形態8及び形態9の印刷仕上がり体裁推定手段
に相当し、文字組み方向情報取得部22が形態3の文字組み方向情報取得手段に相当し、
ページ連続性判定部23が形態5〜7のページ連続性判定手段に相当し、文脈連続性判定
部23aが形態6の文脈連続性判定手段に相当し、画像連続性判定部23bが形態7の画
像連続性判定手段に相当し、印刷ジョブ定義データ生成部40が形態8の印刷ジョブ定義
データ生成手段に相当する。
また、コンテンツデータ取得部10によるコンテンツデータの取得処理が形態10及び
形態19のコンテンツデータ取得ステップに相当し、図2のフローチャートに示すステッ
プS104の属性情報取得処理が形態11及び形態20の属性情報取得ステップに相当し
、図2のステップS105の文字組み方向情報取得処理が形態12及び形態21の文字組
み方向情報取得ステップに相当し、ステップS106のページ連続性判定処理が形態14
〜16及び形態23〜25のページ連続性判定ステップに相当し、ステップS107の印
刷仕上がり体裁推定処理が形態10〜12、形態17、形態19〜21及び形態26の印
刷仕上がり体裁推定ステップに相当し、ステップS108の印刷ジョブ定義データ生成処
理が形態17及び形態26の印刷ジョブ定義データ生成ステップに相当し、文脈連続性判
定部23aによる処理が形態15及び形態24の文脈連続性判定ステップに相当し、画像
連続性判定部23bによる処理が形態16及び形態25の画像連続性判定ステップに相当
する。
なお、本発明の適用は上記第1実施例に限定されない。例えば、コンテンツデータはペ
ージ記述言語により記述されたものに限定されない。例えば、コンテンツデータとしてJ
PEGやTIFF形式のような画像データが入力された場合には、画像データの大きさ(
縦横の画素数)と、ヘッダー部に記述されている解像度情報(300dpiなど)からペ
ージサイズを計算する処理を含んでもよい。
また、前処理部11において、コンテンツデータのページサイズの判定を行うことなく
、全てのコンテンツデータに対しコンテンツデータ正規化処理を行ってもよい。
また、上記実施例では、1つの種類の印刷仕上がり体裁に対し、印刷物において連続的
に閲覧される関係にあるページ対の組み合わせごとに複数の印刷仕上がり体裁推定ルール
を設けている(図13と図19の印刷仕上がり体裁推定ルール)。1つの種類の印刷仕上
がり体裁に対し、印刷仕上がり体裁推定ルールを1つだけ設け、連続的に閲覧される関係
にある全てのページ対を規定し、少なくともページ連続性判定部23で検出したページ対
を全て含むかを判定することで、適用可能な印刷仕上がり体裁推定ルールを選択してもよ
い。
[第2実施例]
次に、本発明の第2実施例について説明する。なお、第1実施例と同じ部分については
説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
図21に、第2実施例にかかる印刷支援システムの構成を示す。
図21の印刷支援システムは、ホスト端末101と、印刷装置200と、を備えて構成
される。図21のホスト端末101は、第1実施例にかかるホスト端末101の構成とほ
ぼ同じであるが、印刷装置情報取得部50をさらに備えている。印刷装置情報取得部50
は、ホスト端末101に接続する印刷装置200からその機器能力を示す印刷装置情報を
取得し、印刷ジョブ定義データ生成部41に出力する。そして、印刷ジョブ定義データ生
成部41は、印刷装置情報取得部50から出力される印刷装置情報に基づいて印刷ジョブ
設定データを生成し、印刷装置200に出力する。これら印刷装置情報取得部50による
印刷装置情報取得処理及び印刷ジョブ定義データ生成部41による印刷ジョブ設定データ
の生成処理は、印刷支援プログラムをCPU101が実行することで実現される。
印刷ジョブ設定データは、印刷処理に用いる印刷装置200の詳細な設定データを含む
印刷ジョブ定義データである。本実施例では、印刷ジョブ設定データでは、少なくとも仕
上がり形態(折り種類、折り位置等)が記述され、その他に印刷に必要な情報(供給用紙
サイズ、カラー印刷の有無、用紙種類、両面印刷の有無、印刷速度、解像度等)や印刷装
置200固有の設定情報(部数単位印刷、給紙トレイの設定、排紙トレイの設定、節約モ
ード等)が記述される。印刷ジョブ設定データも、印刷ジョブ仕様データと同様にXML
等のマークアップ言語により記述することができる。
印刷装置200は、印刷ジョブ定義データ生成部41から出力される印刷ジョブ設定デ
ータ、及び、ホスト端末101から出力される正規化コンテンツデータに基づいて、推定
された印刷仕上がり体裁でコンテンツデータの印刷を行う。
以上のように、印刷装置の機器能力を示す印刷装置情報を印刷装置情報取得部50にお
いて取得し、印刷ジョブ定義データ生成部41は、印刷仕上がり体裁推定部30による推
定結果に応じて、印刷装置200の印刷設定を含む印刷ジョブ定義データを生成すること
で、印刷装置200がコンテンツデータに応じた適切な印刷仕上がり体裁で印刷を行うこ
とができる。
上記第2実施例において、印刷装置情報取得部50が形態9の印刷装置情報取得手段に
相当し、当該印刷装置情報取得部50による印刷装置200からの印刷装置情報の取得処
理が形態18及び形態27の印刷装置情報取得ステップに相当し、印刷ジョブ定義データ
生成部41が形態9の印刷ジョブ定義データ生成手段に相当し、当該印刷ジョブ定義デー
タ生成部41による印刷ジョブ設定データの生成処理が形態18及び形態27の印刷ジョ
ブ定義データ生成ステップに相当する。
[第3実施例]
次に、本発明の第3実施例について説明する。なお、第1実施例と同じ部分については
説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
図22に、第3実施例にかかる印刷支援システムの構成を示す。
図22の印刷支援システムは、ホスト端末102を備えて構成される。図22のホスト
端末102は、第1実施例にかかるホスト端末100とほぼ同じ構成であるが、コンテン
ツ連続性解析部20に図1のページ連続性判定部23を含まず、文字組み方向情報取得部
22により取得する文字組み情報のみをコンテンツ連続性解析部20の解析結果として出
力する点で異なっている。
また、ホスト端末102は、文字組み方向判定部22aを備えており、文字組み方向情
報取得部22は、文字組み方向判定部22aから出力される判定結果を文字組み方向情報
として取得する。文字組み方向判定部22aは、コンテンツデータに基づいて文字組み方
向を判定する機能を有する。具体的には、前記のように、コンテンツデータ中に文字組み
方向情報が含まれている場合は、当該文字組み方向情報を取得し、文字組み方向情報取得
部22に出力する。また、コンテンツデータに文字組み方向情報が含まれず、文字単位で
文字コードと配置する位置が記述されている場合は、連続する文字描画命令によって連続
して描画される文字同士の位置関係から文字組み方向を判定する。なお、さらに連続する
文字描画命令によって描画される文字コードを構文解析して、それらの文字が文字列を構
成する連続する文字であることを確認することにより、文字組み方向の判定を確実にする
ことができる。
このように、コンテンツの連続性に関する情報が文字組み方向情報のみであっても、折
り位置(綴じ位置)を判定できるので、例えば、図7(a)に示すようなコンテンツデー
タの印刷仕上がり体裁を推定できる。
上記文字組み方向判定部22aが形態4の文字組み方向判定手段に相当する。また、上
記文字組み方向判定部22aによる文字組み方向判定処理は、印刷支援プログラムをCP
U101が実行することで実現され、従って、文字組み方向判定部22aによる文字組み
方向判定処理が形態13及び形態22の文字組み方向判定ステップに相当する。
なお、本発明の適用は上記第3実施例に限定されない。例えば、ホスト端末100は、
コンテンツ連続性解析部20に文字組み方向情報取得部22を含まず、ページ連続性判定
部23のみを含む構成であってもよい。この場合、例えば、図16に示すように画像が複
数のページにまたがって記述されるようなコンテンツデータであれば、ページ連続性判定
部23によりページをまたぐ画像の連続方向(左ページから右ページに向かって連続して
いるか、右ページから左ページに向かって連続しているか、上下方向に連続しているか等
)を判定することで、折り位置も判定できる。
第1実施例にかかる印刷支援システムの構成を示す図である。 ホスト端末による処理のフローチャートである。 コンテンツデータ正規化処理のフローチャートである。 印刷仕上がり体裁推定ルールのデータ構造を示す図である。 印刷ジョブ仕様データに含まれる情報の一例を示す図である。 ホスト端末のハードウェア構成を示す図である。 (a)はコンテンツデータの一例を示す図、(b)は正規化コンテンツデータを示す図である。 図7(a)のコンテンツデータの印刷仕上がり体裁を示す図である。 印刷仕上がり体裁推定ルールの一例を示す図である。 印刷仕上がり体裁推定ルールの一例を示す図である。 コンテンツデータの一例を示す図である。 図11のコンテンツデータの印刷仕上がり体裁を示すである。 図12の印刷仕上がり体裁を規定する印刷仕上がり体裁推定ルールを示す図である。 各ページの識別記号とページ配置との関係を示す図である。 印刷ジョブ仕様データに含まれるデータ項目の一例を示す図である。 コンテンツデータの一例を示す図である。 図16のコンテンツデータの印刷仕上がり体裁を示す図である。 (a)コンテンツデータの一例を示す図、(b)は正規化コンテンツデータを示す図である。 図18(a)のコンテンツデータに適用される印刷仕上がり体裁推定ルールを示す図である. 図18(a)のコンテンツデータの印刷仕上がり体裁を示す図である。 第2実施例にかかる印刷支援システムの構成を示す図である。 第3実施例にかかる印刷支援システムの構成を示す図である。
符号の説明
10 コンテンツデータ取得部、11 前処理部、12 コンテンツデータ
保持部、13 属性情報取得部、20 コンテンツ連続性解析部、22 文字組み
方向情報取得部、23 ページ連続性判定部、23a 文脈連続性判定部、23b
画像連続性判定部、30 印刷仕上がり体裁推定部、31 推定ルール記憶部、3
2 推定ルール選択部、40 印刷ジョブ定義データ生成部

Claims (6)

  1. 複数のページからなるコンテンツデータを当該コンテンツデータに応じた印刷仕上がり体裁に印刷するのを支援する印刷支援システムであって、
    前記コンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得手段と、
    前記コンテンツデータの複数のページの中からコンテンツが連続する関係にあるページ対を判定するページ連続性判定手段と、
    前記ページ連続性判定手段により連続する関係にあると判定したページ対を印刷物において連続的に閲覧させることのできる印刷仕上がり体裁であって、印刷前処理と印刷処理と印刷後処理とを行って最終的な成果物として出力される印刷物の体裁である前記印刷仕上がり体裁を推定する印刷仕上がり体裁推定手段と、
    印刷仕様または印刷設定を含む印刷ジョブ定義データを、前記印刷仕上がり体裁推定手段による推定結果に応じて生成する印刷ジョブ定義データ生成手段と、を備え、
    前記ページ連続性判定手段は、各ページのページ端部の濃淡を検出し、それぞれの該濃淡を比較し、該濃淡の変化及び位置が一致する端部を持つページを連続関係にあるページ対と判定することで、前記コンテンツデータの複数のページに記述された画像が、同じ1つの画像の連続領域の画像であることを判定し、該連続領域の画像であると判定されたページ対を前記コンテンツが連続する関係にあるページ対と判定し、
    前記連続的に閲覧させることのできる印刷仕上がり体裁は、前記連続する関係にあるページ対が見開きページとして確認可能に印刷することができる印刷仕上がり体裁であり、
    前記印刷ジョブ定義データ生成手段は、前記体裁推定手段により推定した印刷仕上がり体裁となるように、ページの順序を並べて印刷ジョブ定義データを生成することを特徴とする印刷支援システム。
  2. 前記印刷仕上がり体裁は、印刷メディアを短辺と平行な方向に3等分したとき、該3等分した区切り毎に、左から2ページ目、4ページ目、5ページ目となる順序で印刷され、さらに前記印刷メディアを上端の向きを保持して裏返し、左から3ページ目、6ページ目、1ページ目となる順序で印刷されることを特徴とする請求項1の印刷支援システム。
  3. 前記印刷仕上がり体裁は、印刷メディアを短辺と平行な方向に3等分したとき、該3等分した区切り毎に、左から3ページ目、4ページ目、5ページ目となる順序で印刷され、さらに前記印刷メディアを上端の向きを保持して裏返し、左から2ページ目、6ページ目、1ページ目となる順序で印刷されることを特徴とする請求項1の印刷支援システム。
  4. 前記印刷仕上がり体裁は、印刷メディアを短辺と平行な方向に2等分したとき、該2等分した区切り毎に、左から3ページ目、2ページ目となる順序で印刷され、さらに前記印刷メディアを上端の向きを保持して裏返し、左から1ページ目、4ページ目となる順序で印刷されることを特徴とする請求項1の印刷支援システム。
  5. 複数のページからなるコンテンツデータを当該コンテンツデータに応じた印刷仕上がり体裁に印刷するのを支援する印刷支援プログラムであって、
    前記コンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得ステップと、
    前記コンテンツデータの複数のページの中からコンテンツが連続する関係にあるページ対を判定するステップと、
    前記ページ対を判定するステップにより連続する関係にあると判定したページ対を印刷物において連続的に閲覧させることのできる印刷仕上がり体裁であって、印刷前処理と印刷処理と印刷後処理とを行って最終的な成果物として出力される印刷物の体裁である前記印刷仕上がり体裁を推定するステップと、
    印刷仕様または印刷設定を含む印刷ジョブ定義データを、前記印刷仕上がり体裁推定するステップによる推定結果に応じて生成するステップと、を含み、
    前記ページ対を判定するステップは、各ページのページ端部の濃淡を検出し、それぞれの該濃淡を比較し、該濃淡の変化及び位置が一致する端部を持つページを連続関係にあるページ対と判定することで、前記コンテンツデータの複数のページに記述された画像が、同じ1つの画像の連続領域の画像であることを判定し、該連続領域の画像であると判定されたページ対を前記コンテンツが連続する関係にあるページ対と判定し、
    前記連続的に閲覧させることのできる印刷仕上がり体裁は、前記連続する関係にあるページ対が途切れることなく確認可能に印刷することができる印刷仕上がり体裁であり、
    前記推定結果に応じて生成するステップは、前記体裁を推定するステップにより推定した印刷仕上がり体裁となるように、ページの順序を並べて印刷ジョブ定義データを生成することを特徴とする印刷支援プログラム。
  6. 複数のページからなるコンテンツデータを当該コンテンツデータに応じた印刷仕上がり体裁に印刷するのを支援する印刷支援方法であって、
    前記コンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得ステップと、
    前記コンテンツデータの複数のページの中からコンテンツが連続する関係にあるページ対を判定するステップと、
    前記ページ対を判定するステップにより連続する関係にあると判定したページ対を印刷物において連続的に閲覧させることのできる印刷仕上がり体裁であって、印刷前処理と印刷処理と印刷後処理とを行って最終的な成果物として出力される印刷物の体裁である前記印刷仕上がり体裁を推定するステップと、
    印刷仕様または印刷設定を含む印刷ジョブ定義データを、前記印刷仕上がり体裁推定するステップによる推定結果に応じて生成するステップと、を含み、
    前記ページ対を判定するステップは、各ページのページ端部の濃淡を検出し、それぞれの該濃淡を比較し、該濃淡の変化及び位置が一致する端部を持つページを連続関係にあるページ対と判定することで、前記コンテンツデータの複数のページに記述された画像が、同じ1つの画像の連続領域の画像であることを判定し、該連続領域の画像であると判定されたページ対を前記コンテンツが連続する関係にあるページ対と判定し、
    前記連続的に閲覧させることのできる印刷仕上がり体裁は、前記連続する関係にあるページ対が途切れることなく確認可能に印刷することができる印刷仕上がり体裁であり、
    前記推定結果に応じて生成するステップは、前記体裁を推定するステップにより推定した印刷仕上がり体裁となるように、ページの順序を並べて印刷ジョブ定義データを生成することを特徴とする印刷支援方法。
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