JP4281810B2 - 印刷支援システム、印刷支援プログラム、及び、印刷支援方法 - Google Patents

印刷支援システム、印刷支援プログラム、及び、印刷支援方法 Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツデータに応じた適切な印刷結果を得ることができる印刷支援システム、印刷支援プログラム、及び、印刷支援方法に関する。
近年、各種のカタログや資料をPDF(Portable Document Format)データのようなコンテンツデータでInternet上に公開することが一般的になってきている。これに伴い、ユーザサイドで、コンテンツデータをカタログなどと同じような印刷仕上がり体裁で印刷できるように、コンテンツデータの作成・配信部門で、印刷仕上がり体裁の情報を含む印刷ジョブ定義データ(JDF(Job Definition Format)等)を作成し、コンテンツデータと合わせてユーザに配信することが行われている。
また、上記印刷ジョブ定義データなどのように、印刷に用いる設定情報が付加されたコンテンツデータを印刷する場合の技術として、当該設定情報と印刷装置の印刷条件とが整合しない場合にユーザに通知する技術が知られている(特許文献1参照)。このように、ユーザに通知し、設定の変更等を求めることで、適切な印刷物が得られる。
特開2003−173252号公報
上記のように、印刷ジョブ定義データを用いるとユーザが印刷仕上がり体裁を再現可能であるが、印刷ジョブ定義データは、コンテンツデータの作成・配信部門において手作業で入力するため、間違いが起こりやすい。印刷ジョブ定義データに誤りがあると、一般的な文書と違い、カタログなどでは三つ折や観音折等の複雑なページ構造を持つ場合も多く、このような印刷物を一次元的に羅列されたコンテンツデータのページ番号等に基づいて、ユーザ側で再現するのは非常に困難である。
これに対し、上記特許文献1に示す技術はコンテンツデータに付加された設定情報と印刷装置の印刷条件との不整合を検出するが、設定情報の間違えまで検出できるものではない。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、印刷仕上がり体裁を適切に再現可能な印刷支援システム、印刷支援プログラム、及び、印刷支援方法を提供することを目的としている。
[形態1] 上記課題を解決するために、形態1による印刷支援システムは、
コンテンツデータを当該コンテンツデータに応じた印刷仕上がり体裁に印刷するのを支援する印刷支援システムであって、
前記コンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得手段と、前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を含む印刷ジョブ定義データを取得する印刷ジョブ定義データ取得手段と、前記コンテンツデータ取得手段により取得したコンテンツデータに基づいて、前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定する印刷仕上がり体裁推定手段と、前記印刷ジョブ定義データ取得手段により取得した印刷ジョブ定義データに含まれる印刷仕上がり体裁及び前記印刷仕上がり体裁推定手段により推定した印刷仕上がり体裁の整合性を判定し、前記両印刷仕上がり体裁が不整合であると判定した場合に、ユーザインタフェースを介して警告を出力する印刷ジョブ定義データ評価手段と、を備えることを特徴とする。
このように、コンテンツデータの内容から印刷仕上がり体裁を推定すると共に、印刷ジョブ定義データに含まれる印刷仕上がり体裁との整合性を判定し、矛盾がある場合にはユーザに通知することで、印刷ジョブ定義データが誤っている場合にも、適切な印刷仕上がり体裁を再現できる。
ここで、コンテンツデータ取得手段は、コンテンツデータを取得するようになっていればどのような構成であってもよく、例えば、入力装置等からコンテンツデータを入力してもよいし、外部の装置等からコンテンツデータを獲得または受信してもよいし、記憶装置や記憶媒体等からコンテンツデータを読み出してもよい。したがって、取得には、少なくとも入力、獲得、受信および読出が含まれる。印刷ジョブ定義データ取得手段、及び、後述の属性情報取得手段その他取得の概念については同じである。
また、印刷仕上がり体裁とは、印刷前処理(プリプレス)および印刷処理(プレス)、並びに印刷後処理(ポストプレス)の結果、最終的な成果物として出力される印刷物の体裁をいう。例えば、製版、面付等のプリプレス、印刷機による狭義の印刷であるプレス、印刷された用紙の折り、断裁、綴じ等のポストプレスの一連の印刷処理を経て最終的に得られる印刷物の仕上がりサイズ、折りなどの形態である。
また、印刷ジョブ定義データは、印刷ジョブに関する情報を含むデータであり、少なくとも本形態では印刷仕上がり体裁を含み、コンテンツデータを印刷する際の印刷制御のために用いられる。なお、この印刷ジョブ定義データは、印刷処理により最終生成物として所望の印刷物の仕様を記述した印刷ジョブ仕様データ、及び、印刷装置に関わる設定を記述した印刷ジョブ設定データの双方を包括する概念である。印刷仕上がり体裁を記述した印刷ジョブ仕様データの例としては、仕上がりサイズ(最終的な印刷物の仕上がりサイズ)に関する情報を含むデータが挙げられる。印刷ジョブ設定データとしては、具体的には、例えば、面付け(折り、断裁を経て仕上がりサイズになるように、用紙の一面に複数ページを割り付けて印刷すること)する際に用いる用紙のサイズ、面付方法、面付における詳細な座標情報、折り方法および断裁位置に関する情報が含まれる。印刷ジョブ設定データに含まれる設定データの中には印刷ジョブ仕様データと重複する情報もある。
また、本明細書、特許請求の範囲及び図面の記載中で、ユーザインターフェースは、ディスプレイ、スピーカ、キーボード等のユーザに情報を出力し、又は、ユーザからの入力を受け付ける入出力装置をいう。本形態では、少なくとも出力機能があればよいが、形態2では入力機能を要する。
なお、本システムは、単一の装置、端末その他の機器として実現するようにしてもよいし、複数の装置、端末その他の機器を通信可能に接続したネットワークシステムとして実現するようにしてもよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能に接続されていれば、複数の機器等のうちいずれに属していてもよい。
[形態2] さらに、形態2による印刷支援システムは、形態1において、
前記印刷ジョブ定義データ評価手段は、前記両印刷仕上がり体裁が不整合であると判定した場合に、前記ユーザインタフェースを介して前記両印刷仕上がり体裁を選択候補として出力し、
前記ユーザインタフェースを介して、選択結果として入力された前記選択候補のうちのいずれかの印刷仕上がり体裁を含む印刷ジョブ定義データを生成する印刷ジョブ定義データ生成手段を備えることを特徴とする。
このように構成することで、推定した印刷仕上がり体裁及び印刷ジョブ定義データに記述される印刷仕上がり体裁のうち、適切な方をユーザが選択することができ、これに基づいて印刷ジョブ定義データを生成することで、適切な印刷仕上がり体裁で印刷できる。
本形態で生成する印刷ジョブ定義データは、印刷ジョブ定義データ取得手段で取得する印刷ジョブ定義データと同様に、印刷ジョブ仕様データと、印刷ジョブ設定データとを含む概念である。
[形態3] さらに、形態3による印刷支援システムは、形態1又は2において、
前記印刷仕上がり体裁推定部は、前記コンテンツデータ取得手段により取得したコンテンツデータにおけるコンテンツの連続性に基づいて、該コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定することを特徴とする。
このようにコンテンツの連続性に着目することで、特にコンテンツの印刷物におけるページ配置(ぺージ構造)を推定することができる。これにより、ページ番号等により一次元的に配列され又は全く配列されることなく取得されるコンテンツデータの状態から、ページ折り等を含む複雑な印刷仕上がり体裁の印刷物のページ配置を再現できるので、適切な推定ができる。
また、「コンテンツの連続性に基づいて」とは、コンテンツが連続していること、その連続の態様(例えば、ページ内におけるコンテンツの連続方向、コンテンツがページをまたいで連続している場合には、コンテンツが連続する関係にあるページの情報や当該ページをまたぐコンテンツの連続方向(左ページから右ページに向かって連続するか、右ページから左ページに向かって連続するか、上下方向に連続するか等))に基づいて、印刷仕上がり体裁を推定することを意味する。
[形態4] さらに、形態4による印刷支援システムは、形態3において、
前記コンテンツデータ取得手段により取得したコンテンツデータに基づいて、少なくとも前記コンテンツデータのページ数を含む前記コンテンツデータの属性情報を取得する属性情報取得手段を備え、
前記印刷仕上がり体裁推定手段は、前記属性情報取得手段により取得した前記属性情報をさらに参照して、少なくとも印刷物のページ配置及び該印刷物のページと前記コンテンツデータのページとの対応関係を含む前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定することを特徴とする。
このように構成すれば、コンテンツデータのページ数等のコンテンツデータ全体についての属性情報と、各ページ間又は特定のページ間のつながりを示す情報に基づいて、印刷物全体のページ配置が推定される。
これにより、ページ番号等により一次元的に配列され又は全く配列されることなく取得されるコンテンツデータの状態から、ページ折り等を含む複雑な印刷仕上がり体裁の印刷物のページ配置を再現できるので、適切な印刷物を得られる。
ここで、印刷物のぺージ配置とは、印刷物の各ページが他のページとどのように結合しているかを示す印刷物のページ構成であり、印刷物の綴じ方、折り方、ページ数等により決まる。
ここで、コンテンツデータの属性情報としては、例えば、コンテンツデータのページサイズ、方向(ページサイズの長手方向を上下にしているか、左右にしているか、又は、ある角度に設定しているかの方向を意味し、例えば、ページサイズがA4サイズである場合に、長手方向を上下にしているか(いわゆる縦置き)又は左右にしているか(いわゆる横置き)等である。)などの情報が挙げられる。
[形態5] さらに、形態5による印刷支援システムは、形態3又は4において、
前記コンテンツデータのページ内における文字の連続方向である文字組み方向情報を取得する文字組み方向情報取得手段を備え、
前記印刷仕上がり体裁推定手段は、前記文字組み方向情報取得手段により取得した文字組み方向情報に基づいて、綴じ位置を含む前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定することを特徴とする。
このように構成すれば、文字組み方向に基づいて、各ページ間の綴じ位置(見開き方向、折り位置と同じ意味)を決定でき、コンテンツデータの印刷仕上がり体裁が推定される。これにより、ページ番号等により一次元的に配列され又は全く配列されることなく取得されるコンテンツデータの状態から、ページ折り等を含む複雑な印刷仕上がり体裁の印刷物のページ配置を再現できるので、適切な印刷物を得られる。
[形態6] さらに、形態6による印刷支援システムは、形態5において、
前記コンテンツデータ取得手段により取得したコンテンツデータに基づいて、該コンテンツデータに含まれる連続する文字の配置位置の関係から前記文字組み方向を判定する文字組み方向判定手段を備え、
前記文字組み方向情報取得手段は、前記文字組み方向判定手段による判定結果を前記文字組み方向情報として取得することを特徴とする。
このように構成すれば、コンテンツデータに文字組み方向を示す情報がないときにも、コンテンツデータを解析することで、文字組み方向の情報を得ることができ、これにより、印刷仕上がり体裁を推定できる。
[形態7] さらに、形態7による印刷支援システムは、形態3〜6のいずれかにおいて、
前記コンテンツデータの複数のページの中からコンテンツが連続する関係にあるページ対を判定するページ連続性判定手段を備え、
前記印刷仕上がり体裁推定手段は、前記ページ連続性判定手段により連続する関係にあると判定したページ対を印刷物において連続的に閲覧させることのできる印刷仕上がり体裁を、前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁として推定することを特徴とする。
このように構成すれば、コンテンツデータのページ番号等からでは判定できない、印刷物のページの連続性を判定でき、これに基づき、この連続性を実現する印刷仕上がり体裁が推定される。
これにより、ページ番号等により一次元的に配列され又は全く配列されることなく取得されるコンテンツデータの状態から、ページ折り等を含む複雑な印刷仕上がり体裁の印刷物のページ配置を再現できるので、適切な印刷物を得られる。
ここで、「印刷物において連続的に閲覧させる」状態としては、例えば、コンテンツが連続する関係にあるページ対を紙面の表裏ページに配置したり、ページ折りを含む印刷物を展開したときに同一平面に表されるページに配置したりすることにより実現される。
なお、連続関係にあるページ対が複数ある場合には、そのページ対の組み合わせに基づいて、適切なページ対の印刷物における連続性を実現する印刷仕上がり体裁を推定する。
[形態8] さらに、形態8による印刷支援システムは、形態7において、
前記ページ連続性判定手段は、前記コンテンツデータの複数のページに記述された文字列が、文脈が連続する関係にあることを判定する文脈連続性判定部を備え、該文脈が連続する関係にあるページ対を前記コンテンツが連続する関係にあるページ対と判定することを特徴とする。
このように構成すれば、コンテンツに文字を含む場合に、複数のページに分かれて記述された同一の段落に含まれる文章や同一の文章に含まれる文字列等に基づいて、連続するページ対を判定できる。従って、コンテンツデータの体裁上は欠如してしまう、ページ折り等を含む印刷物のページ配置の情報も再現できるので、適切な印刷結果を得ることができる。なお、文脈の連続方向により、該ページ対間のページ方向(見開き方向、綴じ位置)も決定できる。
[形態9] さらに、形態9による印刷支援システムは、形態7又は8において、
前記ページ連続性判定手段は、前記コンテンツデータの複数のページに記述された画像が、同じ1つの画像の連続領域の画像であることを判定する画像連続性判定部を備え、該連続領域の画像であると判定されたページ対を前記コンテンツが連続する関係にあるページ対と判定することを特徴とする。
このように構成すれば、コンテンツに画像を含む場合に、複数のページに記述された画像が同一の画像の連続領域の画像であるかを判定することで、連続するページ対を判定できる。従って、コンテンツデータの体裁上は欠如してしまう、ページ折り等を含む印刷物のページ配置の情報も再現できるので、適切な印刷結果を得ることができる。なお、画像の連続方向により、当該ページ対間のページ方向(見開き方向、綴じ位置)も決定できる。
[形態10] さらに、形態10による印刷支援プログラムは、
コンテンツデータを当該コンテンツデータに応じた印刷仕上がり体裁に印刷するのを支援する印刷支援プログラムであって、
前記コンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得ステップと、前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を含む印刷ジョブ定義データを取得する印刷ジョブ定義データ取得ステップと、前記コンテンツデータ取得ステップにより取得したコンテンツデータに基づいて、前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定する印刷仕上がり体裁推定ステップと、前記印刷ジョブ定義データ取得ステップにより取得した印刷ジョブ定義データに含まれる印刷仕上がり体裁及び前記印刷仕上がり体裁推定ステップにより推定した印刷仕上がり体裁の整合性を判定し、前記両印刷仕上がり体裁が不整合であると判定した場合に、ユーザインタフェースを介して警告を出力する印刷ジョブ定義データ評価ステップと、からなる処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴とする。
このように構成すれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態1の印刷支援システムと同等の作用及び効果が得られる。
[形態11] さらに、形態11による印刷支援プログラムは、形態10において、
前記印刷ジョブ定義データ評価ステップは、前記両印刷仕上がり体裁が不整合であると判定した場合に、前記ユーザインタフェースを介して前記両印刷仕上がり体裁を選択候補として出力し、
前記ユーザインタフェースを介して、選択結果として入力された前記選択候補のうちのいずれかの印刷仕上がり体裁を含む印刷ジョブ定義データを生成する印刷ジョブ定義データ生成ステップを含むことを特徴とする。
このように構成すれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態2の印刷支援システムと同等の作用及び効果が得られる。
[形態12] さらに、形態12による印刷支援プログラムは、形態10又は11において、
前記印刷仕上がり体裁推定ステップは、前記コンテンツデータ取得手段により取得したコンテンツデータにおけるコンテンツの連続性に基づいて、該コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定することを特徴とする。
このように構成すれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態3の印刷支援システムと同等の作用及び効果が得られる。
[形態13] さらに、形態13による印刷支援プログラムは、形態12において、
前記コンテンツデータ取得ステップにより取得したコンテンツデータに基づいて、少なくとも前記コンテンツデータのページ数を含む前記コンテンツデータの属性情報を取得する属性情報取得ステップを備え、
前記印刷仕上がり体裁推定ステップは、前記属性情報取得ステップにより取得した前記属性情報をさらに参照して、少なくとも印刷物のページ配置及び該印刷物のページと前記コンテンツデータのページとの対応関係を含む前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定することを特徴とする。
このように構成すれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態4の印刷支援システムと同等の作用及び効果が得られる。
[形態14] さらに、形態14による印刷支援プログラムは、形態12又は13において、
前記コンテンツデータのページ内における文字の連続方向である文字組み方向情報を取得する文字組み方向情報取得ステップを含み、
前記印刷仕上がり体裁推定ステップは、前記文字組み方向情報取得ステップにより取得した文字組み方向情報に基づいて、綴じ位置を含む前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定することを特徴とする。
このように構成すれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態5の印刷支援システムと同等の作用及び効果が得られる。
[形態15] さらに、形態15による印刷支援プログラムは、形態14において、
前記コンテンツデータ取得ステップにより取得したコンテンツデータに基づいて、該コンテンツデータに含まれる連続する文字の配置位置の関係から前記文字組み方向を判定する文字組み方向判定ステップを含み、
前記文字組み方向情報取得ステップは、前記文字組み方向判定ステップによる判定結果を前記文字組み方向情報として取得することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによって記憶媒体からプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態6の印刷支援システムと同等の作用および効果が得られる。
[形態16] さらに、形態16による印刷支援プログラムは、形態12〜15のいずれかにおいて、
前記コンテンツデータの複数のページの中からコンテンツが連続する関係にあるページ対を判定するページ連続性判定ステップを備え、
前記印刷仕上がり体裁推定ステップは、前記ページ連続性判定ステップにより連続する関係にあると判定したページ対を印刷物において連続的に閲覧させることのできる印刷仕上がり体裁を、前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁として推定することを特徴とする。
このように構成すれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態7の印刷支援システムと同等の作用及び効果が得られる。
[形態17] さらに、形態17による印刷支援プログラムは、形態16において、
前記ページ連続性判定ステップは、前記コンテンツデータの複数のページに記述された文字列が、文脈が連続する関係にあることを判定する文脈連続性判定部を備え、該文脈が連続する関係にあるページ対を前記コンテンツが連続する関係にあるページ対と判定することを特徴とする。
このように構成すれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態8の印刷支援システムと同等の作用及び効果が得られる。
[形態18] さらに、形態18による印刷支援プログラムは、形態16又は17において、
前記ページ連続性判定ステップは、前記コンテンツデータの複数のページに記述された画像が、同じ1つの画像の連続領域の画像であることを判定する画像連続性判定ステップを含み、該連続領域の画像であると判定されたページ対を前記コンテンツが連続する関係にあるページ対と判定することを特徴とする。
このように構成すれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態9の印刷支援システムと同等の作用及び効果が得られる。
[形態19] さらに、形態19による印刷支援方法は、
コンテンツデータを当該コンテンツデータに応じた印刷仕上がり体裁に印刷するのを支援する印刷支援方法であって、
前記コンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得ステップと、前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を含む印刷ジョブ定義データを取得する印刷ジョブ定義データ取得ステップと、前記コンテンツデータ取得ステップにより取得したコンテンツデータに基づいて、前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定する印刷仕上がり体裁推定ステップと、前記印刷ジョブ定義データ取得ステップにより取得した印刷ジョブ定義データに含まれる印刷仕上がり体裁及び前記印刷仕上がり体裁推定ステップにより推定した印刷仕上がり体裁の整合性を判定し、前記両印刷仕上がり体裁が不整合であると判定した場合に、ユーザインタフェースを介して警告を出力する印刷ジョブ定義データ評価ステップと、を含むことを特徴とする。
これにより、形態1の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
[形態20] さらに、形態20による印刷支援方法は、形態19において、
前記印刷ジョブ定義データ評価ステップは、前記両印刷仕上がり体裁が不整合であると判定した場合に、前記ユーザインタフェースを介して前記両印刷仕上がり体裁を選択候補として出力し、
前記ユーザインタフェースを介して、選択結果として入力された前記選択候補のうちのいずれかの印刷仕上がり体裁を含む印刷ジョブ定義データを生成する印刷ジョブ定義データ生成ステップを含むことを特徴とする。
これにより、形態2の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
[形態21] さらに、形態21による印刷支援方法は、形態19又は20において、
前記印刷仕上がり体裁推定ステップは、前記コンテンツデータ取得ステップにより取得したコンテンツデータにおけるコンテンツの連続性に基づいて、該コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定することを特徴とする。
これにより、形態3の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
[形態22] さらに、形態22による印刷支援方法は、形態21において、
前記コンテンツデータ取得ステップにより取得したコンテンツデータに基づいて、少なくとも前記コンテンツデータのページ数を含む前記コンテンツデータの属性情報を取得する属性情報取得ステップを含み、
前記印刷仕上がり体裁推定ステップは、前記属性情報取得ステップにより取得した前記属性情報をさらに参照して、少なくとも印刷物のページ配置及び該印刷物のページと前記コンテンツデータのページとの対応関係を含む前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定することを特徴とする。
これにより、形態4の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
[形態23] さらに、形態23による印刷支援方法は、形態21又は22において、
前記コンテンツデータのページ内における文字の連続方向である文字組み方向情報を取得する文字組み方向情報取得ステップを含み、
前記印刷仕上がり体裁推定ステップは、前記文字組み方向情報取得ステップにより取得した文字組み方向情報に基づいて、綴じ位置を含む前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定することを特徴とする。
これにより、形態5の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
[形態24] さらに、形態24による印刷支援方法は、形態23において、
前記コンテンツデータ取得ステップにより取得したコンテンツデータに基づいて、該コンテンツデータに含まれる連続する文字の配置位置の関係から前記文字組み方向を判定する文字組み方向判定ステップを含み、
前記文字組み方向情報取得ステップは、前記文字組み方向判定ステップによる判定結果を前記文字組み方向情報として取得することを特徴とする。
これにより、形態6の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
[形態25] さらに、形態25による印刷支援方法は、形態21〜24のいずれかにおいて、
前記コンテンツデータの複数のページの中からコンテンツが連続する関係にあるページ対を判定するページ連続性判定ステップを含み、
前記印刷仕上がり体裁推定ステップは、前記ページ連続性判定ステップにより連続する関係にあると判定したページ対を印刷物において連続的に閲覧させることのできる印刷仕上がり体裁を、前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁として推定することを特徴とする。
これにより、形態7の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
[形態26] さらに、形態26による印刷支援方法は、形態25において、
前記ページ連続性判定ステップは、前記コンテンツデータの複数のページに記述された文字列が、文脈が連続する関係にあることを判定する文脈連続性判定ステップを含み、該文脈が連続する関係にあるページ対を前記コンテンツが連続する関係にあるページ対と判定することを特徴とする。
これにより、形態8の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
[形態27] さらに、形態27による印刷支援方法は、形態25又は26において、
前記ページ連続性判定ステップは、前記コンテンツデータの複数のページに記述された画像が、同じ1つの画像の連続領域の画像であることを判定する画像連続性判定ステップを含み、該連続領域の画像であると判定されたページ対を前記コンテンツが連続する関係にあるページ対と判定することを特徴とする。
これにより、形態9の印刷支援システムと同等の効果が得られる。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
[実施例]
(全体構成)
図1(a)に本実施例にかかる印刷支援システムを、図1(b)に当該印刷支援システムを備えた印刷システムの構成を示す。
図1(b)の印刷システムは、ホスト端末100を備えて構成される印刷支援システムに、印刷装置92が接続されて構成される。
ホスト端末100は、コンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得部1と、コンテンツデータ取得部1で取得したコンテンツデータを解析するコンテンツデータ解析部10と、コンテンツデータに基づいて印刷仕上がり体裁を推定する印刷仕上がり体裁推定部30と、を備えて構成される。ここで、本実施例では、コンテンツデータは、例えばPDFファイル等のページ記述言語(PDL)で記述されている。このコンテンツデータは、Internet等のネットワークを介して取得してもよいし、記憶装置等から取得してもよい。
さらに、ホスト端末100は、コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を含む印刷ジョブ定義データを取得する印刷ジョブ定義データ取得部6を備えて構成される。コンテンツデータと印刷ジョブ定義データとは関連付けられており、その関連付けに基づいて当該コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を取得できる。この関連付けの方法は特に限定されないが、例えば、印刷ジョブ定義データ及びコンテンツデータを結合し1つの単位としたり、印刷ジョブ定義データにコンテンツデータへのリンクを含めたり、コンテンツデータに印刷ジョブ定義データへのリンクを含めたりする方法が挙げられる。印刷ジョブ定義データの詳細については後述する。
さらに、ホスト端末100は、印刷ジョブ定義データに含まれる印刷仕上がり体裁、及び、印刷仕上がり体裁推定部30で推定した印刷仕上がり体裁の整合性を判定し、両印刷仕上がり体裁が不整合であると判定した場合に、ユーザインタフェース部8を介して警告を出力する印刷ジョブ定義データ評価部7を備えて構成される。ユーザインタフェース部8は、後述するホスト端末100の表示装置107及び入力装置105を備えて構成される。
さらに、ホスト端末100は、最終的に決定した印刷仕上がり体裁を含む印刷ジョブ定義データを生成し、印刷装置92に出力する印刷ジョブ定義データ生成部91を備えて構成される。
印刷装置92では、印刷ジョブ定義データ生成部91から入力する印刷ジョブ定義データ及びコンテンツデータ解析部10から入力するコンテンツデータに基づいて、コンテンツデータを最終的に決定した印刷仕上がり体裁に印刷する。このとき、印刷装置92では、印刷ジョブ定義データを解釈して、印刷を実行する機能を有する。
(コンテンツデータ解析部及び印刷仕上がり体裁推定部の構成及び処理)
次に、コンテンツデータ解析部10及び印刷仕上がり体裁推定部30によるコンテンツデータの解析処理及び印刷仕上がり体裁の推定処理について説明する。
図2に、コンテンツデータ解析部10及び印刷仕上がり体裁推定部30の機能ブロックを示し、図3にコンテンツデータ解析部10による処理をフローチャートで示す。図2に示すように、コンテンツデータ解析部10は、前処理部11と、前処理部11による変換後のコンテンツデータを保持するコンテンツデータ保持部12と、属性情報取得部13と、コンテンツ連続性解析部20と、を備えて構成されている。
前処理部11は、コンテンツデータ取得部1により取得したコンテンツデータを、コンテンツの連続性を解析するのに適切な形式に変換する前処理を行う。本実施例では、図3のステップS101〜103に示す処理を行い、コンテンツデータの各ページのページサイズを揃える。以下、詳細に説明する。図3のステップS101では、コンテンツデータのページサイズが各ページで同一であるかを判定する。具体的には、コンテンツデータ取得部1から前処理部11にコンテンツデータが入力されると、コンテンツデータから各ページのページサイズ(横サイズ×縦サイズ)を示す情報を抽出し、各ページでページサイズが同一であるかを判定する。異なるページサイズのページを含む場合(ステップS101:No)は、ステップS102に移行し、基準サイズ(基準横サイズ×基準縦サイズ)を設定する。図3のフローでは、最小のページサイズを基準サイズに設定する。そして、続くステップS103で、コンテンツデータ正規化処理を行い、ステップS102で設定した基準サイズにコンテンツデータの各ページのページサイズを揃える処理を行う。なお、各ページでページサイズが同一である場合(ステップS101:Yes)は、コンテンツデータ正規化処理等を行うことなく、コンテンツデータをそのままコンテンツデータ保持部12に出力し、ステップS104に移行する。
図4に、コンテンツデータ正規化処理のフローチャートを示す。コンテンツデータ正規化処理では、まずステップS201で処理ページをコンテンツデータの最初のページに設定し、続くステップS202で処理ページが基準サイズであるか否かを判定する。処理ページが基準サイズである場合(ステップS202:Yes)は、調整を行う必要がないのでステップS203〜S207の処理をスキップし、ステップS208に移行する。処理ページが基準サイズでない場合(ステップS202:No)は、ステップS203に移行する。
ステップS203では、処理ページの横サイズが基準横サイズの整数倍(以下、n倍と記すこともある。)で、かつ、処理ページの縦サイズが基準縦サイズであるか否かを判定する。整数倍である場合(ステップS203:Yes)、処理ページはnページ分の内容を横方向に順に割り付けたものと考えることができるので、当該処理ページを横方向へnページに分割する。このとき、nページを構成する各ページの文字組み方向によって割り付け方が異なることから、まず、コンテンツデータから当該各ページの文字組み方向を示す情報を取得する(ステップS204)。そして、文字組み方向が横(文字が横書き)である場合(ステップS204:横)は、綴じ方向が左、つまり左から右に向かってページ順に割り付けられているので、左から順に処理ページを分割する。一方、文字組み方向が縦(文字が縦書き)である場合(ステップS204:縦)は、綴じ方向が右であるので、右から順に処理ページを分割する。その後、ステップS208に移行する。
一方、ステップS203で、処理ページの横サイズが基準横サイズの整数倍かつ処理ページの縦サイズが基準縦サイズであるケースではないとされた場合(ステップS203:No)、ステップS207に移行してページサイズ調整処理を行う。例えば、処理ページの横サイズ及び縦サイズがそれぞれ基準サイズの所定倍(整数ではない)の範囲にある場合に、縦又は横方向に拡大又は縮小することで、処理ページを基準サイズに揃える。その後、ステップS208に移行する。
なお、前記ステップS203〜S207の処理は例示であり、これ以外にも処理ページの基準サイズからのずれとそれに対する調整方法との対応をコンテンツデータ正規化ルールとして複数定めておく。そして、処理ページの状態に応じて最適なコンテンツデータ正規化ルールを選択し、選択したコンテンツデータ正規化ルールに従って、処理ページを基準サイズに揃える。例えば、前記ステップS203のように基準横サイズの整数倍である場合に限らず、処理ページの縦サイズが基準縦サイズの整数倍である場合には、縦方向に分割する処理を行う。前記のような分割処理やページサイズの拡大又は縮小処理のほか、トリミング処理を行ったり、これら分割処理、拡大又は縮小処理、トリミング処理等を適宜組み合わせたりすることもできる。
ステップS208では未処理ページがあるかを判定し、未処理ページがない場合(ステップS208:No)は処理後のコンテンツデータ(正規化コンテンツデータ)をコンテンツデータ保持部12に出力する。一方、未処理ページが残っている場合(ステップS208:Yes)は、未処理ページがなくなるまで前記ステップS202〜ステップS208の処理を繰り返す。
以上のようにして、前処理部11によりコンテンツデータの連続性を解析するための前処理が行われ、前記のように、コンテンツデータ正規化処理を行った場合は変換後の正規化コンテンツデータがコンテンツデータ保持部12に出力される。また、コンテンツデータ正規化処理が行われなかった場合は、コンテンツデータ取得部1により取得したコンテンツデータがそのままコンテンツデータ保持部12に出力される。
前記属性情報取得部13は、コンテンツデータ保持部12に保持されるコンテンツデータから当該コンテンツデータの属性情報を取得する。この属性情報は、コンテンツの連続性とは異なるコンテンツデータの情報であって、印刷仕上がり体裁を推定するのに必要な情報である。本実施例では、属性情報取得部13は、コンテンツデータのページ数をコンテンツデータから取得し、印刷仕上がり体裁推定部30に出力する。この属性情報取得部13による属性情報の取得処理は、図3のステップS104で前処理部11による処理に続いて実行される。
前記コンテンツ連続性解析部20は、文字組み方向情報取得部22と、ページ連続性判定部23と、を備えて構成され、コンテンツデータにおけるコンテンツの連続性を解析する。文字組み方向情報取得部22による処理は、図3のステップS105において、属性情報取得部13による属性情報の取得処理に続いて実行される。文字組み方向情報取得部22は、コンテンツデータ保持部12に保持されるコンテンツデータを参照し、各ページについて文字組み方向情報を取得し、印刷仕上がり体裁推定部30に出力する。なお、この処理の内容は、コンテンツデータの各ページについて行われるという以外は、前記コンテンツデータ正規化処理におけるステップS204の処理と同様である。
ページ連続性判定部23によるページ連続性判定処理は、文字組み方向情報取得部22による処理に続いて実行され(図3のステップS106)、コンテンツが連続する関係にあるページ対を判定する。そして、判定結果である連続関係にあるページ対の夫々の識別情報(例えば、ページ番号)を印刷仕上がり体裁推定部30に出力する。ページ連続性判定部23は、文脈連続性判定部23aと、画像連続性判定部23bと、を備えて構成される。
文脈連続性判定部23aは、コンテンツデータの複数のページに記述された文字列が、文脈が連続する関係にあることを判定し、当該文脈が連続する関係にあるページ対をコンテンツが連続する関係にあるページ対と判定する。そして、当該連続関係にあるページ対の夫々の識別情報(例えば、ページ番号)を出力する。具体的には、コンテンツデータの各ページについて、ページ中に含まれる文字描画命令から文字コードを抽出して文字列を抽出し、他のページ中に含まれる文字列と結合して構文解析を行い、構文が成立する場合に当該ページ対が連続関係にあると判定する。ページ番号が連続するページ間に限らず、全てのページの組み合わせについて、文脈の連続性を判定することで、コンテンツデータ中で連続関係にある全てのページ対を抽出する。なお、文脈の連続性の判定は、各ページの対応する行ごとに、つまりあるページの行の末尾と他のページの同じ行(例えば、双方のページの5行目)の先頭の文脈の連続性について判定してもよいし、あるページの末尾と他のページの先頭の文脈の連続性を確認してもよい。
画像連続性判定部23bは、コンテンツデータの複数のページに記述された画像が、同じ1つの画像の連続領域の画像であることを判定し、当該連続領域の画像であると判定されたページ対をコンテンツが連続する関係にあるページ対と判定する。そして、当該連続関係にあるページ対の夫々の識別情報(例えば、ページ番号)を出力する。具体的には、例えば、各ページのページ端部近傍の濃淡を検出し、濃淡の変化及び位置が一致する端部を連続すると判定する。つまり、ページ端部近傍、例えば、各ページの横方向端部近傍について縦方向に沿って濃淡のヒストグラムを取り、異なるページ同士で比較し、当該ヒストグラムが一致するページ対を連続関係にあるページ対と判定する。同様に、各ページの縦方向端部の連続性を判定する場合には、各ページの縦方向端部近傍について横方向に沿う濃淡のヒストグラムを検出して異なるページ間で比較する。なお、横方向端部近傍の濃淡ヒストグラムと縦方向端部近傍の濃淡ヒストグラムを比較してもよい。
前記印刷仕上がり体裁推定部30は、コンテンツ連続性解析部20から出力される解析結果及び属性情報取得部13から出力されるコンテンツデータの属性情報に基づいて、当該コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定する。この印刷仕上がり推定処理は、ページ連続性判定処理に続いて実行される(図3のステップS107)。印刷仕上がり体裁推定部30は、印刷仕上がり体裁推定ルールを複数記憶した推定ルール記憶部31と、推定ルール選択部32と、を備えて構成されている。
図5は、印刷仕上がり体裁推定ルールのデータ構造を示す図である。印刷仕上がり体裁推定ルールは、コンテンツデータの連続性を示す情報及びコンテンツデータの属性情報に応じた印刷仕上がり体裁の推定ルールが記述されたデータであって、図5に示すように、所定の開始タグ(例えば、<DocumentFinishingRule>)と終了タグ(例えば、</DocumentFinishingRule>)との間に、開始タグと終了タグとのタグセットを入れ子状に記述することによりコンテンツデータの連続性を示す情報及びコンテンツデータの属性情報に応じた印刷仕上がり体裁を規定する。例えば、XML等のマークアップ言語により記述することができる。
タグセット500、502により、コンテンツ連続性解析部20の解析結果及び属性情報が条件として規定されている。また、タグセット504、506により、タグセット500、502の条件が成立した場合に適用される印刷仕上がり体裁が規定されている。図5の例では、コンテンツデータのページ数が4ページ(タグ507)で、かつ、文字組み方向が上から下、つまり縦(タグ508)であるときは、適用される印刷仕上がり体裁は、二折りで、折り位置が右となる(タグ509)ことを示している。
前記推定ルール選択部32は、推定ルール記憶部31に記憶された複数の印刷仕上がり体裁推定ルールから、コンテンツ連続性解析部20の解析結果及び属性情報に基づいて前記印刷仕上がり体裁推定ルールを選択し、これに基づいて印刷仕上がり体裁を推定する。そして、推定した印刷仕上がり体裁を印刷ジョブ定義データ評価部7に出力する。
(印刷ジョブ定義データについて)
図6に、印刷ジョブ定義データ取得部6で取得する印刷ジョブ定義データに含まれる印刷仕上がり体裁の情報の一例を示す。これらの印刷ジョブ定義データは、印刷物の仕様を記述した印刷ジョブ仕様データと、印刷装置に関わる設定を記述した印刷ジョブ設定データと、を包括する概念であり、例えば、XML等のマークアップ言語により記述することができる。図6の例では、印刷仕上がり体裁として、仕上がりサイズ及び折りなどの仕上がり形態が記述されている。
なお、印刷ジョブ定義データは、印刷仕上がり体裁以外の情報を含んでいてもよい。
(ホスト端末のハードウェア構成)
なお、ホスト端末100は、図7に示すようなハードウェア構成のコンピュータで構成されており、ホスト端末100による前記各部の処理は、印刷支援制御プログラムをコンピュータに実行させることで実現される。具体的には、図7に示すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU101と、所定領域にあらかじめCPU101の制御プログラム等を格納しているROM102と、ROM102等から読み出したデータやCPU101の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM104と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F108とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス109で相互にかつデータ授受可能に接続されている。
I/F108には、外部装置として、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力が可能なキーボードやマウス等からなる入力装置105と、データやテーブル等をファイルとして格納する記憶装置106と、画像信号に基づいて画面を表示する表示装置107と、ネットワーク199に接続するための信号線とが接続されている。
(印刷支援システム全体のフローについて)
次に、上記構成の印刷支援システム全体のフローについて説明する。
図8に、印刷支援システム全体のフローを示す。このフローは、ホスト端末100において本実施例にかかる印刷支援プログラムを実行させることで、実現される。
図8に示すように、まず、ステップS301において、コンテンツデータ取得部1で取得したコンテンツデータに基づいて印刷仕上がり体裁を推定する。続くステップS302において、当該コンテンツデータに関連付けられた印刷ジョブ定義データを印刷ジョブ定義データ取得部6で取得し、当該印刷ジョブ定義データからコンテンツデータの印刷仕上がり体裁を抽出する。続くステップS303において、ステップS301で推定した印刷仕上がり体裁と、ステップS302で抽出した印刷ジョブ定義データ中の印刷仕上がり体裁と、を比較し、両者の整合性を判定する。整合する場合(ステップS303:整合)は、後述するステップS306に移行する。不整合の場合(ステップS303:不整合)は、警告として、ユーザインタフェース部8を介し両印刷仕上がり体裁を選択候補として出力し(ステップS304)、ユーザインタフェース部8を介してユーザの選択結果を最終的に決定した印刷仕上がり体裁として取得し(ステップS305)、ステップS306に移行する。
ステップS306では、最終的に決定した印刷仕上がり体裁をを含む印刷ジョブ定義データを生成し、印刷装置92に出力する。このとき、例えば、ステップS305において取得したユーザの選択結果が推定した印刷仕上がり体裁であるときは、印刷ジョブ定義データ取得部6で取得した印刷ジョブ定義データのうち、印刷仕上がり体裁を記述した部分を推定した内容に変更して出力する。印刷装置92では、この印刷ジョブ定義データに基づいて、コンテンツデータを最終的に決定した印刷仕上がり体裁に印刷する。
(具体例)
次に、コンテンツデータ及び印刷ジョブ定義データの具体例を挙げ、当該データを取得した場合の印刷支援システムのフローを説明する。
図9(a)にコンテンツデータの一例を、図6に印刷ジョブ定義仕様データの一例を示す。図9(a)のコンテンツデータは、3ページで構成され、1ページのページサイズはA4、2ページはA3、3ページはA4となっている。また、各ページの文字組み方向は縦である。なお、図中、各ページに示された「210」、「297」等の数値は、ページサイズ(単位は省略)である。また、このコンテンツデータには、図6に示す印刷ジョブ定義データが関連付けられている。当該印刷ジョブ定義データによれば、コンテンツデータの印刷仕上がり体裁は、折り位置が左の二折りで、仕上がりサイズ横210mm×縦297mm、つまりA4サイズとなる。
上記コンテンツデータを取得すると、当該コンテンツデータに基づいて印刷仕上がり体裁を推定する(図8:ステップS301)。具体的には、図9(a)のコンテンツデータは、異なるページサイズのページが含まれるので、まず、前処理部11によりコンテンツデータ正規化処理(図3のステップS103)を行い、図9(b)に示すようにA4サイズの4ページからなるコンテンツデータに変換する。そして、コンテンツデータ解析部10で、属性情報取得処理(図3のステップS104)、文字組み方向情報取得処理(図3のステップS105)、ページ連続性判定処理(図3のステップS106)を順に行い、ページ数が4ページ、文字組み方向が縦との情報が取得される。なお、内容が連続する関係にあるページ対がないので、ページ連続性判定処理では検出されない。これらの情報を基に、印刷仕上がり体裁推定処理(図3のステップS107)が行われる。この場合、図5に示した印刷仕上がり体裁推定ルールの条件と一致するので、印刷仕上がり体裁は、図10に示すように、二折りで、折り位置が右、仕上がりサイズがA4と推定される。
図11に、上記のようにして推定された印刷仕上がり体裁を適用した印刷物を示す。図11に示す印刷物は、A3サイズの用紙を長手方向中央で折り、仕上がりサイズがA4で、両面印刷されたものであり、表紙にコンテンツデータの1ページ目、見開きページに2、3ページ目、裏表紙に4ページ目が印刷される。見開きページは、右ページから左ページに連続している。
次に、図8のステップS302において、印刷ジョブ定義データ取得部6で印刷ジョブ定義データを取得し、図6に示す印刷仕上がり体裁を抽出する。続くステップS303において、ステップS301で推定した印刷仕上がり体裁と、ステップS302で印刷ジョブ定義データから抽出した印刷仕上がり体裁と、の整合性を判定する。この場合、折り位置が右と左で異なっていることから、不整合であると判定し(ステップS303:不整合)、ユーザインタフェース部8を介して、2つの印刷仕上がり体裁を選択候補として出力する(ステップS304)。
図12に、表示装置107の画面への出力例を示す。図12の画面G1は、推定した印刷仕上がり体裁及び印刷ジョブ定義データにより指定された印刷仕上がり体裁を並べて表示している。また、これらの印刷仕上がり体裁のいずれかにより印刷するか、あるいは、印刷を中止するかをユーザに選択させる選択ボタンB1〜B3を表示しており、入力装置105を介してユーザが選択結果を入力可能になっている。
ユーザから入力された選択結果を取得すると(ステップS305)、ステップS306において、選択された印刷仕上がり体裁を含む印刷ジョブ定義データを生成し、印刷ジョブ定義データ生成部91から出力する。なお、印刷ジョブ定義データ生成部91で印刷ジョブ定義データを生成し、印刷装置92に出力する代わりに、最終的に決定した印刷仕上がり体裁を含む印刷ジョブ定義データを記憶装置に記憶させたり、ネットワークを介して配布してもよい。これにより、後の印刷時に利用できる。
(各種コンテンツデータの印刷仕上がり体裁推定例)
なお、印刷仕上がり体裁の推定処理が適用できるのは、上記のようなコンテンツデータに限られない。以下に、各種の印刷仕上がり体裁の推定例について説明する。
図13及び図14に、ページ数と文字組み方向情報を基に推定される印刷仕上がり体裁を規定した印刷仕上がり体裁推定ルールの例を示す。図13に示す印刷仕上がり体裁推定ルールによれば、ページ数が4ページで、文字組み方向が左から右、つまり横(タグ510)である場合は、適用される印刷仕上がり体裁は、二折りで、折り位置が左(タグ511)となる。また、図14の印刷仕上がり体裁推定ルールによれば、コンテンツデータのページ数が4の倍数(図中のnは自然数)で、かつ4ではなく(つまり8以上の4の倍数であり)、さらに文字組み方向が横である場合は、適用される印刷仕上がり体裁は、中綴じで、折り位置が左となる。このように、ページ数と文字組み情報だけでも、ページ配置や折り数、折り位置等を推定できる。
次に、ページをまたいでコンテンツが連続するコンテンツデータの印刷仕上がり体裁の推定例について説明する。
図15にコンテンツデータの一例を示す。図15に示すコンテンツデータは、ページ数が6ページであり、ページサイズがA4サイズである。このようなコンテンツデータを取得すると、属性情報取得処理(図3のステップS104)でページ数の情報(6ページ)が取得され、文字組み方向取得処理(図3のステップS104)で文字組み方向情報(横)が取得され、続いてページ連続性判定処理(図3のステップS106)が行われる。図15のコンテンツデータでは、文脈連続性判定部23aにおいて、2ページの「あいう」が、3ページの「えお」と、4ページの「えお」とそれぞれ連続すると判定される。また、4ページの「かき」と5ページの「くけこ」が連続すると判定される。この結果、連続関係にある3つのページ対のページ番号の組み合わせ(2と3、2と4、4と5)が得られる。
先に、図16に、推定結果の印刷仕上がり体裁を適用した印刷物を示す。図16の印刷物は、縦サイズがA4の長手方向サイズと同じでかつ横サイズがA4の短手方向サイズの3倍の用紙を、三折りにしてできる仕上がりサイズA4の体裁である。そして、表紙にはタイトルが表され、表紙を開いた状態で、コンテンツデータの2、3ページに含まれる「あいうえお」からなる1つの文脈を構成する文字列が見開きページとして連続的に表され、ページ折りを全て展開した状態で、コンテンツデータの2、3ページに含まれる「あいうえお」及び4、5ページに含まれる「かきくけこ」の各文字列が3ページを結合してなる中面に一面的に表され、連続的に閲覧可能になっている。ページサイズやページ数のみを考えた場合、A4サイズで6ページの印刷物としては、他にもA4判の3枚の用紙の両面に印刷し、それを平綴じしてできる仕上がりサイズA4の印刷物等が考えられる。しかし、上記連続関係にある3つのページ対を、このように印刷物において連続的に閲覧させることのできる印刷仕上がり体裁となると限られる。
図17に、図16に示すような6ページかつ三折りの印刷仕上がり体裁を規定する印刷仕上がり体裁推定ルールを示す。図17の印刷仕上がり体裁推定ルールには、条件として、ページ数(タグ520)及び文字組み方向(タグ21)が規定されるほか、印刷物において連続的に閲覧される関係にあるページ対が規定される(DocumentPageConnectionタグ517〜519)。つまり、コンテンツデータにおいてコンテンツの連続関係にあるページ対と、印刷物において連続的に閲覧される関係にあるページ対と、を比較することで、当該コンテンツの連続関係にあるページ対が印刷物において連続的に閲覧されるページ対として実現されるかを判定可能になっている。図17の例では、bとc(タグ517)、bとd(タグ518)、及び、dとe(タグ519)の3つのページ対が、夫々連続的に閲覧されるページ対として規定されている。
ここで、図18に、6ページで三折り、かつ文字組み方向が横である場合の各ページの識別記号とページ配置との関係を示す。図18では、折丁の中面最左ページからb,d,e、外面の最左ページからc,f,aと順に予めアルファベットを割り振っている。ページ配置に対する識別記号の割り振りは基本的に自由であるが、本実施例では、印刷物の閲覧上の連続性とアルファべット順ができるだけ一致するようにアルファベットを割り振っている。つまり、文字組み方向が横の場合はページが左から右に進むので、図18では閲覧させる状態において、左に位置するページに右に位置するページよりも、上位のアルファベットを割り振っている。
推定ルール選択部32では、DocumentPageConnectionタグを読み込むと、DocumentPageConnectionタグにより規定される条件とページ連続性判定部23による判定結果とのマッチングを行い、コンテンツの連続関係にあるページ対の組み合わせが、印刷物において連続的に閲覧されるページ対の組み合わ図一致するかを判定する。この結果、b=2、c=3、d=4、e=5の対応で、印刷仕上がり体裁推定ルールの条件が満たされるので、図15のコンテンツデータに対しては図18に示す6ページで三折りの体裁が推定される。これと共に、コンテンツデータの2〜5ページについては、上記の対応で印刷物におけるページ配置が決定される。
なお、連続性があるページについては、上記のように印刷仕上がり体裁推定ルールとのマッチングによってページ配置が決定されるが、残るページについては不定である。ここでは、上記のように閲覧上の連続性とアルファベット順ができるだけ一致するように設定しているので、ページ配置が決まっていないコンテンツデータのページを、ページ番号の小さい方から順に、上位のアルファベットの空きページに当てはめていく。本実施例ではこの処理により、1及び6ページについて、a=1,f=6の対応でページ配置を決定する。
図19に、上記のようにして推定された印刷仕上がり体裁の出力例を示す。この情報は、印刷仕上がり体裁推定部30から印刷ジョブ定義データ評価部7に出力される。仕上がりサイズ横が210mm、仕上がりサイズ縦が297mm、仕上がり形態が三折り、及び、ページ割付がa=1、b=2、c=3、d=4、e=5、f=6という情報を含む。
このように、ページをまたいでコンテンツが連続するコンテンツデータについては、コンテンツ(ここでは文脈)の連続性によって連続関係にあるページ対を判定することで、これに基づき、コンテンツが連続する関係にあるページ対を連続的に閲覧させることができる印刷仕上がり体裁を推定できる。
次に、ページをまたいで画像が連続するコンテンツデータの印刷仕上がり体裁の推定例について説明する。
図20にコンテンツデータの一例を示す。図20に示すコンテンツデータは、図19と同様にページ数が6ページ、ページサイズがA4のコンテンツデータであり、文脈ではなく、図形が連続する点で図19のコンテンツデータと異なっている。以下、同様の処理については省略し、異なる点を中心に説明する。
ホスト端末100は、図20のコンテンツデータを取得すると、属性情報取得処理(図3のステップS104)でページ数の情報(6ページ)が取得され、文字組み方向取得処理(図3のステップS104)で文字組み方向情報(横)が取得され、続いてページ連続性判定処理(図3のステップS106)が行われる。図20のコンテンツデータでは、画像連続性判定部23bにおいて、前述のページ横方向端部近傍における濃淡ヒストグラムの比較により、連続関係にある3つのページ対のページ番号の組み合わせ(2と3、2と4、4と5)が検出される。従って、ページ連続性判定部23による判定結果は、図15に示すコンテンツデータと同じであり、文字組み方向情報及び属性情報も同じであるため、図17の印刷仕上がり体裁推定ルールが適用され、印刷仕上がり体裁は三折りで6ページからなる体裁と推定される。そして、a=1、b=2、c=3、d=4、e=5、f=6の対応で、ページ配置が決定される。
図21に、推定結果の印刷仕上がり体裁を適用した印刷物を示す。図21の印刷物は、仕上がりサイズがA4で、三折り、6ページの印刷仕上がり体裁であり、表紙を開いた状態で、コンテンツデータの2、3ページに表された画像が見開きページとして連続的に閲覧でき、さらに、全てのページ折りを展開した状態で、コンテンツデータの2、4ページ及び4、5ページの画像が3ページを結合してなる中面に一面的に表され連続的に閲覧できる。
このように、文脈の連続性だけでなく、画像の連続性によってもコンテンツの連続するページ対を判定することができ、これに基づいて、コンテンツが連続する関係にあるページ対を連続的に閲覧させることができる印刷仕上がり体裁を推定できる。
次に、コンテンツデータ正規化処理を行うと、ページをまたいでコンテンツが連続するページ対が出現するコンテンツデータの印刷仕上がり体裁の推定例について説明する。
図22(a)にコンテンツデータの一例を示す。図22(a)のコンテンツデータは、ページ数が4であり、異なるページサイズのページが混在している。
ホスト端末100が上記コンテンツデータを取得すると、異なるサイズのページが混在しているため、前処理部11で全てのページを基準サイズに揃える処理を行う。最小ページはA4サイズであるので、これを基準サイズに設定し(図3のステップS102)、コンテンツデータ正規化処理を行う。3ページ目は横サイズが基準横サイズの3倍であり(図4のステップS203:Yes)、かつ、3ページ目の文字組み方向は横であるので(図4のステップS204:横)、横方向に3分割し、左から順に3ぺージ目、4ページ目、5ページ目に設定する(図4のステップS206)。正規化後は、図22(b)に示すように全6ページでページサイズがA4のコンテンツデータとなる。
前処理部11による処理が終了すると、属性情報取得処理(図3のステップS104)及び文字組み方向情報取得処理(図3のステップS105)を順に行い、ページ数が6ページ、文字組み方向が横との情報を取得する。次いで、ページ連続性判定部23でページ連続性判定処理(図3のステップS106)が行われる。このコンテンツデータについては、文脈連続性判定部23aが文脈の連続性に基づいて、2ページと3ページ、及び4ページと5ページが連続する関係にあると判定する(これらの連続方向は一致するので、2−3−4と出力する。)。
図23に、図22(a)のコンテンツデータに適用される印刷仕上がり体裁推定ルールを示す。図23の印刷仕上がり体裁推定ルールには、条件として、ページ数が6ページであること(タグ531)、文字組み方向が横であること(タグ532)及び印刷物において連続的に閲覧される関係にあるページ対がb−d−eであること(タグ533)が規定される。
推定ルール選択部32では、ページ数及び文字組み方向が一致すると判定した後、DocumentPageConnectionタグを読み込むと、ページ連続性判定部23による判定結果とDocumentPageConnectionタグにより規定される条件とのマッチングを行う。この結果、b=3、d=4、e=5の組み合わせにより条件が満たされ、タグ534規定する三折りの印刷仕上がり体裁が適用可能であると判定され、3〜5ページのページ配置が決定される。また、残るページについては、前記のように、コンテンツデータのページ数の上位からアルファベット順に空きページの当てはめを行う。この結果、1、2及び6ページについて、a=1、c=2、f=6の対応でページ配置を決定する。
印刷仕上がり体裁推定部30は、仕上がりサイズ横が210mm、仕上がりサイズ縦が297mm、仕上がり形態が三折り、及び、ページ割付がa=1、b=3、c=2、d=4、e=5、f=6という情報を含む印刷仕上がり体裁の推定結果を印刷ジョブ定義データ評価部7に出力する。
図24に、推定結果である印刷仕上がり体裁を適用した印刷物を示す。図24の印刷物は、三折り、全6ページで仕上がりサイズA4の体裁である。そして、表紙にはタイトルが表され、ページ折りを全て展開した状態で、コンテンツデータの3、4ページに含まれる「あいうえお」の文字列及び4、5ページに含まれる「かきくけこ」の文字列が3ページを結合してなる中面に一面的に表され、連続的に閲覧可能になっている。
以上、本実施例のように構成すれば、コンテンツデータ取得部1で取得したコンテンツデータをコンテンツデータ解析部10で解析し、その解析結果に基づいて印刷仕上がり体裁を推定し、この推定結果と、印刷ジョブ定義データにより指定された印刷仕上がり体裁と、の整合性を判定し、不整合の場合にはユーザに警告を出力し、適切な印刷仕上がり体裁を選択させることで、確実に適切な印刷仕上がり体裁でコンテンツデータを印刷できる。また、コンテンツデータの解析においては、コンテンツの連続性を解析することで、一元的に配列されたコンテンツデータに基づいてページ折り等を含む印刷仕上がり体裁を再現できる。
上記本実施例において、コンテンツデータ取得部1は形態1のコンテンツデータ取得手段に相当し、印刷仕上がり体裁推定部30は形態1〜形態5、形態7〜形態9の印刷仕上がり体裁推定手段に相当し、印刷ジョブ定義データ取得部6は形態1の印刷ジョブ定義データ取得手段に相当し、印刷ジョブ定義データ評価部7は形態2の印刷ジョブ定義データ評価手段に相当し、印刷ジョブ定義データ生成部91は形態2の印刷ジョブ定義データ生成手段に相当する。また、属性情報取得部13が形態4の属性情報取得手段に相当し、文字組み方向情報取得部22が形態5の文字組み方向情報取得手段に相当し、ページ連続性判定部23が形態7〜9のページ連続性判定手段に相当し、文脈連続性判定部23aが形態8の文脈連続性判定部に相当し、画像連続性判定部23bが形態9の画像連続性判定部に相当する。
また、コンテンツデータ取得部1によるコンテンツデータの取得処理は形態10及び形態19のコンテンツデータ取得ステップに相当し、印刷仕上がり体裁推定部30による処理は形態10〜形態14、形態16〜形態18、形態19〜形態23及び形態25〜形態27の印刷仕上がり体裁推定ステップに相当し、印刷ジョブ定義データ取得部6による処理は形態10及び形態19の印刷ジョブ定義データ取得ステップに相当し、印刷ジョブ定義データ評価部7による処理は形態11及び形態20の印刷ジョブ定義データ評価ステップに相当し、印刷ジョブ定義データ生成部91による処理は形態11及び形態20の印刷ジョブ定義データ生成処理に相当する。また、図3のフローチャートに示すステップS104の属性情報取得処理が形態13及び形態22の属性情報取得ステップに相当し、図3のステップS105の文字組み方向情報取得処理が形態14及び形態23の文字組み方向情報取得ステップに相当し、ステップS106のページ連続性判定処理が形態16〜18及び形態25〜27のページ連続性判定ステップに相当し、文脈連続性判定部23aによる処理が形態17及び形態26の文脈連続性判定ステップに相当し、画像連続性判定部23bによる処理が形態18及び形態27の画像連続性判定ステップに相当する。
(変形例)
なお、本発明の適用は上記実施例に限定されない。
図25に、表示装置107の画面への他の出力例を示す。図25の画面G2は、推定した印刷仕上がり体裁及び印刷ジョブ定義データにより指定された印刷仕上がり体裁を並べて表示すると共に、印刷を中止する旨を表示している。この場合、コンテンツデータの印刷をすることなく、処理を終了する。これにより、不適切な印刷仕上がり体裁で印刷が実行されるのを防ぐことができる。あるいは、警告を表示した後、ホスト端末100側で両印刷仕上がり体裁のうちのいずれか又は他の適切な印刷仕上がり体裁を強制的に設定し、印刷を実行させてもよい。この他、図12や図25では、画面に文字で印刷仕上がり体裁を表示させたのみであるが、ユーザが分かりやすいように、印刷仕上がり体裁を画像で表示させてもよい。また、推定される印刷仕上がり体裁が複数ある場合には複数を選択候補として表示させてもよい。また、警告を出力するためのユーザインタフェースは、表示装置107に限らず、スピーカ等を用い、音声で警告を出力させてもよい。
また、例えば、コンテンツデータはページ記述言語により記述されたものに限定されない。例えば、コンテンツデータとしてJPEGやTIFF形式のような画像データが入力された場合には、画像データの大きさ(縦横の画素数)と、ヘッダー部に記述されている解像度情報(300dpiなど)からページサイズを計算する処理を含んでもよい。
また、例えば、ホスト端末100は、コンテンツ連続性解析部20に文字組み方向情報取得部22を含まず、ページ連続性判定部23のみを含む構成であってもよい。この場合、例えば、図20に示すように画像が複数のページにまたがって記述されるようなコンテンツデータであれば、ページ連続性判定部23によりページをまたぐ画像の連続方向(左ページから右ページに向かって連続しているか、右ページから左ページに向かって連続しているか、上下方向に連続しているか等)を判定することで、折り位置も判定できる。同様に、ページ連続性判定部23を含まず、文字組み方向情報取得部22のみであっても、折り位置(綴じ位置)を判定できるので、例えば、図9(a)に示すようなコンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定できる。また、ページ連続性判定部23を、文脈連続性判定部23a又は画像連続性判定部23bのいずれかで構成してもよい。
また、文字組み方向情報がコンテンツデータに含まれない場合のために、コンテンツデータに基づいて文字組み方向を判定する文字組み方向判定手段をホスト端末100に付加してもよい。具体的には、文字組み方向判定手段は、前記のように、コンテンツデータ中に文字組み方向情報が含まれている場合は、当該文字組み方向情報を取得し、文字組み方向情報取得部22に出力する。また、コンテンツデータに文字組み方向情報が含まれず、文字単位で文字コードと配置する位置が記述されている場合は、連続する文字描画命令によって連続して描画される文字同士の位置関係から文字組み方向を判定する。なお、さらに連続する文字描画命令によって描画される文字コードを構文解析して、それらの文字が文字列を構成する連続する文字であることを確認することにより、文字組み方向の判定を確実にすることができる。
(a)は本実施例にかかる印刷支援システムの構成を示す図、(b)は印刷システムの構成を示す図である。 コンテンツデータ解析部及び印刷仕上がり体裁推定部の機能ブロックを示す図である。 コンテンツデータ解析部の処理を示すフローチャートである。 コンテンツデータ正規化処理のフローチャートである。 印刷仕上がり体裁推定ルールのデータ構造を示す図である。 印刷ジョブ定義データに含まれる情報の一例を示す図である。 ホスト端末のハードウェア構成を示す図である。 印刷支援システム全体のフローを示す図である。 (a)はコンテンツデータの一例を示す図、(b)は正規化コンテンツデータを示す図である。 図9(a)のコンテンツデータの印刷仕上がり体裁を示す図である。 図9(a)のコンテンツデータの印刷物を示す図である。 表示装置の画面への出力例を示す図である。 印刷仕上がり体裁推定ルールの一例を示す図である。 印刷仕上がり体裁推定ルールの一例を示す図である。 コンテンツデータの一例を示す図である。 図15のコンテンツデータの印刷物を示すである。 図16の印刷仕上がり体裁を規定する印刷仕上がり体裁推定ルールを示す図である。 各ページの識別記号とページ配置との関係を示す図である。 印刷仕上がり体裁の出力例を示す図である。 コンテンツデータの一例を示す図である。 図20のコンテンツデータの印刷物を示す図である。 (a)コンテンツデータの一例を示す図、(b)は正規化コンテンツデータを示す図である。 図22(a)のコンテンツデータに適用される印刷仕上がり体裁推定ルールを示す図である. 図22(a)のコンテンツデータの印刷物を示す図である。 表示装置の画面への他の出力例を示す図である。
符号の説明
1 コンテンツデータ取得部,6 印刷ジョブ定義データ取得部,7 印刷ジョブ定義データ評価部,8 ユーザインタフェース部,10 コンテンツデータ解析部,11 前処理部,12 コンテンツデータ保持部,13 属性情報取得部,20 コンテンツ連続性解析部,22 文字組み方向情報取得部,23 ページ連続性判定部,23a 文脈連続性判定部,23b 画像連続性判定部,30 印刷仕上がり体裁推定部,31 推定ルール記憶部,32 推定ルール選択部,91 印刷ジョブ定義データ生成部,92 印刷装置,100 ホスト端末,105 入力装置,106 記憶装置,107 表示装置,109 バス,199 ネットワーク,B1〜B3 選択ボタン,G1〜G2 画面

Claims (11)

  1. コンテンツデータを当該コンテンツデータに応じた印刷仕上がり体裁に印刷するのを支援する印刷支援システムであって、
    前記コンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得手段と、前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を含む印刷ジョブ定義データを取得する印刷ジョブ定義データ取得手段と、前記コンテンツデータ取得手段により取得したコンテンツデータに基づいて、前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定する印刷仕上がり体裁推定手段と、前記印刷ジョブ定義データ取得手段により取得した印刷ジョブ定義データに含まれる印刷仕上がり体裁及び前記印刷仕上がり体裁推定手段により推定した印刷仕上がり体裁の整合性を判定し、前記両印刷仕上がり体裁が不整合であると判定した場合に、ユーザインタフェースを介して警告を出力する印刷ジョブ定義データ評価手段と、を備えることを特徴とする印刷支援システム。
  2. 前記印刷ジョブ定義データ評価手段は、前記両印刷仕上がり体裁が不整合であると判定した場合に、前記ユーザインタフェースを介して前記両印刷仕上がり体裁を選択候補として出力し、
    前記ユーザインタフェースを介して、選択結果として入力された前記選択候補のうちのいずれかの印刷仕上がり体裁を含む印刷ジョブ定義データを生成する印刷ジョブ定義データ生成手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の印刷支援システム。
  3. 前記印刷仕上がり体裁推定手段は、前記コンテンツデータ取得手段により取得したコンテンツデータにおけるコンテンツの連続性に基づいて、該コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷支援システム。
  4. 前記コンテンツデータ取得手段により取得したコンテンツデータに基づいて、少なくとも前記コンテンツデータのページ数を含む前記コンテンツデータの属性情報を取得する属性情報取得手段を備え、
    前記印刷仕上がり体裁推定手段は、前記属性情報取得手段により取得した前記属性情報をさらに参照して、少なくとも印刷物のページ配置及び該印刷物のページと前記コンテンツデータのページとの対応関係を含む前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定することを特徴とする請求項3に記載の印刷支援システム。
  5. 前記コンテンツデータのページ内における文字の連続方向である文字組み方向情報を取得する文字組み方向情報取得手段を備え、
    前記印刷仕上がり体裁推定手段は、前記文字組み方向情報取得手段により取得した文字組み方向情報に基づいて、綴じ位置を含む前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定することを特徴とする請求項3又は4に記載の印刷支援システム。
  6. 前記コンテンツデータ取得手段により取得したコンテンツデータに基づいて、該コンテンツデータに含まれる連続する文字の配置位置の関係から前記文字組み方向を判定する文字組み方向判定手段を備え、
    前記文字組み方向情報取得手段は、前記文字組み方向判定手段による判定結果を前記文字組み方向情報として取得することを特徴とする請求項5に記載の印刷支援システム。
  7. 前記コンテンツデータの複数のページの中からコンテンツが連続する関係にあるページ対を判定するページ連続性判定手段を備え、
    前記印刷仕上がり体裁推定手段は、前記ページ連続性判定手段により連続する関係にあると判定したページ対を印刷物において連続的に閲覧させることのできる印刷仕上がり体裁を、前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁として推定することを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の印刷支援システム。
  8. 前記ページ連続性判定手段は、前記コンテンツデータの複数のページに記述された文字列が、文脈が連続する関係にあることを判定する文脈連続性判定部を備え、該文脈が連続する関係にあるページ対を前記コンテンツが連続する関係にあるページ対と判定することを特徴とする請求項7に記載の印刷支援システム。
  9. 前記ページ連続性判定手段は、前記コンテンツデータの複数のページに記述された画像が、同じ1つの画像の連続領域の画像であることを判定する画像連続性判定部を備え、該連続領域の画像であると判定されたページ対を前記コンテンツが連続する関係にあるページ対と判定することを特徴とする請求項7又は8に記載の印刷支援システム。
  10. コンテンツデータを当該コンテンツデータに応じた印刷仕上がり体裁に印刷するのを支援する印刷支援プログラムであって、
    前記コンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得ステップと、前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を含む印刷ジョブ定義データを取得する印刷ジョブ定義データ取得ステップと、前記コンテンツデータ取得ステップにより取得したコンテンツデータに基づいて、前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定する印刷仕上がり体裁推定ステップと、前記印刷ジョブ定義データ取得ステップにより取得した印刷ジョブ定義データに含まれる印刷仕上がり体裁及び前記印刷仕上がり体裁推定ステップにより推定した印刷仕上がり体裁の整合性を判定し、前記両印刷仕上がり体裁が不整合であると判定した場合に、ユーザインタフェースを介して警告を出力する印刷ジョブ定義データ評価ステップと、からなる処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴とする印刷支援プログラム。
  11. コンテンツデータを当該コンテンツデータに応じた印刷仕上がり体裁に印刷するのを支援する印刷支援方法であって、
    前記コンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得ステップと、前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を含む印刷ジョブ定義データを取得する印刷ジョブ定義データ取得ステップと、前記コンテンツデータ取得ステップにより取得したコンテンツデータに基づいて、前記コンテンツデータの印刷仕上がり体裁を推定する印刷仕上がり体裁推定ステップと、前記印刷ジョブ定義データ取得ステップにより取得した印刷ジョブ定義データに含まれる印刷仕上がり体裁及び前記印刷仕上がり体裁推定ステップにより推定した印刷仕上がり体裁の整合性を判定し、前記両印刷仕上がり体裁が不整合であると判定した場合に、ユーザインタフェースを介して警告を出力する印刷ジョブ定義データ評価ステップと、を含むことを特徴とする印刷支援方法。
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