JP4976227B2 - 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、原稿の制御コードを検出して該制御コードに応じた処理を行う画像処理装置等に関し、特に、制御コードに対応する制御方法を表示する画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
文書に記載された情報が複写されたりスキャンされたりして外部に流出する情報漏洩を防止するため、情報漏洩を防止する技術が提案されている。その技術の1つに、画像に制御コードを埋め込む技術が知られており、複写機は制御コードを読み取ると制御コードに対応した漏洩防止制御、例えば、複写を防止したり、メールを暗号化することができるようになっている。
また、制御コードを埋め込んだ権限者がその原稿の複写が試みられたことを把握しておくことで漏洩防止が容易になるため、制御コードが埋め込まれた原稿が複写等された場合にユーザに通知する画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1記載の画像形成装置は、文書から読み取った画像データの地紋パターンを検出して、所定の地紋パターンと比較し、画像データの地紋パターンに対応した通知先に複写された旨を通知する。
特開2006−333015号公報
ところで、権限のない第三者が複写等を試みて複写できない場合は、どのような制御コードのため複写できないのかなどの理由がわからなくてもよいが、機密文書の扱いを許可されたユーザが制御コードにより生じる制御方法を知るすべがないのではユーザが戸惑うことになり好ましくない。すなわち、制御コードの種類は多数あるため、特許文献1のように単に制御コードの埋め込まれた原稿が複写されようとしたことを通知するだけでは、どのような制御コードが埋め込まれているかを把握しきれないという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑み、原稿に埋め込まれた制御コードに対応した制御方法をユーザに通知する画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、原稿に印刷、埋設又は貼付された識別情報を検出し、該識別情報に応じて前記原稿を読み取って生成した画像データの漏洩防止制御を実行する画像処理装置において、ユーザが操作する操作部と、前記画像データを出力する複数の出力手段と、前記識別情報に対応づけて、前記複数の出力手段毎に出力禁止を含む漏洩を防止するための制御方法を記憶した制御テーブル記憶手段と、前記識別情報に基づき前記制御テーブル記憶手段から読み出した前記複数の出力手段毎の前記制御方法を表示装置に表示する制御方法表示手段と、前記制御方法と共に表示された前記複数の出力手段のうち前記操作部により選択された前記出力手段の選択情報を取得する出力選択取得手段と、を有し、前記出力選択取得手段が取得した前記選択情報にて指定される前記出力手段が前記画像データを出力する、を有することを特徴とする。
本発明によれば、原稿に埋め込まれた様々な制御コードの内容(制御方法)を表示することで、利便性を向上させることができる。
また、本発明の一形態において、画像データを記憶する画像記憶部と、画像記憶部に格納された画像データを変倍処理する画像変倍手段と、を有し、制御方法表示手段は、制御方法と共に、変倍処理された画像データの画像を表装置に表示する、ことを特徴とする。
本発明によれば、制御方法と同時に原稿の画像を表示するので、原稿と制御コードの対比、確認ができ、利便性を向上させることができる。
また、本発明の一形態において、原稿のページ毎に検出された識別情報を記憶する識別情報記憶部を有し、制御方法表示手段は、識別情報に基づき制御テーブル記憶部から抽出した、複数の所定ページ数の制御方法を表示装置に一覧表示する、ことを特徴とする。
本発明によれば、一度に複数ページの制御方法を表示することで、ページ送り等の操作を省略してページ間の識別情報の違いが確認できるので、利便性を向上させることができる。
また、本発明の一形態において、制御方法表示手段は、原稿の全ページの制御方法を表示装置に一覧表示する、ことを特徴とする。
本発明によれば、一度に全ページの制御方法を表示することで、ページ送り等の操作を省略してページ間の制御コードの違いが確認できるので、利便性を向上させることができる。
また、本発明の一形態において、画像データを記憶する画像記憶部と、画像記憶部に記憶された画像データを変倍処理する画像変倍手段と、を有し、制御方法表示手段は、複数の所定ページ数の制御方法及び変倍処理された画像データの画像を表示装置に一覧表示する、ことを特徴とする。
本発明によれば、複数ページの画像と制御方法を同時にサムネイル表示することで、複数ページの原稿と制御コードの対比、確認でき、利便性を向上させることができる。
た、本発明の一形態において、出力選択取得手段は、原稿のページ毎に出力手段の選択情報を取得する、ことを特徴とする。
本発明によれば、出力時に一部のページが塗りつぶされてしまうという場合は、該ページを選択しないことができるので、トナーの無駄を防止し、操作に柔軟性を持たせ利便性を向上させることができる。
また、本発明の一形態において、画像データの宛先情報を記憶した宛先情報記憶手段、を有し、画像データの出力に宛先情報の設定が必要な出力手段が選択された場合、出力選択取得手段は、宛先情報毎に送信の有無を取得する、ことを特徴とする。
本発明によれば、例えばメール送信やFAX送信のように宛先がある場合、宛先ごとに送信する、送信しないを選択できるので、利便性を向上させることができる。
また、本発明の一形態において、画像データを出力手段から出力した場合、出力した出力手段及び日時等が記録された出力記録ログを出力記録ログ記憶手段に記憶させる出力記録手段を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、出力記録をログとして記録することで、後で原稿の扱いを容易に確認でき、利便性を向上させることができる。
原稿に埋め込まれた制御コードに対応した制御方法をユーザに通知する画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラムを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら、実施の形態に沿って説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は、画像処理装置100のシステム構成を示すブロック図である。画像処理装置100は、例えば、複写機、スキャナ装置、ファクシミリ、及び、これらの機能を搭載したMFP(Multi Function Printer)等である。
画像処理装置100が読み取る原稿の画像には、様々な制御コードが印刷等により埋め込まれている。画像処理装置100は、制御コードに応じた情報漏洩防止制御、例えば、不正にコピーされないように画像を黒く塗りつぶしたり、メール送信の画像を印刷不可にしたりすることができる。これにより、原稿が複写されたりメールで送信されて外部に漏洩することを防止できる。本実施形態の画像処理装置100は、原稿のページ毎に埋め込まれた様々な制御コードの内容をオペレータに表示することで、埋め込まれた制御コードの確認を容易にし、画像処理装置100の利便性を向上させることができる。
<画像処理装置100の構成>
画像処理装置100は、原稿を読み取るスキャナ装置11、原稿のセットを検知する原稿センサ12、画像を形成して用紙に印刷するプロッタ装置13、画像データを圧縮伸張する符号化複合化部14、制御コードの内容を表示すると共にタッチパネルやキーボードを介しユーザによる操作を入力する操作表示部15、データベースを検索するデータベース検索手段16、原稿から読み取られたり受信した画像データを記憶しておく画像格納部17a、検知された制御コードを記憶する制御コード記憶部17b、登録された電子メールのアドレスやFAX番号、IPアドレス等を宛先毎に記憶したアドレス帳18、ファックス番号等で指定された相手に接続するよう網制御部21を制御する通信制御部19、回線に接続して発呼・着呼を行う網制御部21、LANに接続され電子メールを送受信するためのプロトコル処理やアドレスを指定する電子メール制御部22、記憶媒体32を装着し情報を読み書きするメモリカード装着部31、画像処理装置100全体を制御するシステム制御部23を有するように構成される。
スキャナ装置11は、光学的に画像を読み取る装置であり、例えば、画像処理装置100に固定されたコンタクトガラスに載置された原稿を、光源により照明し原稿からの反射光を、光学系を通してCCD等の光電変換素子に結像させる。光電変換素子により変換された電気信号は、相関二重サンプリング回路によるノイズ低減処理、オートゲインコントロール回路によるゲイン調整処理を施された後、アナログ・デジタル変換回路でデジタル信号(以下、画像データという)に変換される。
スキャナ装置11が読み取った画像データは、画像蓄積手段26が画像格納部17aに記憶させる。原稿が複数ページからなる場合、画像蓄積手段26は例えば読み取り順に連番を付して画像データを記憶していく。
また、プロッタ装置13は、電子写真方式により画像データを用紙上に形成する装置であり、例えば、帯電された感光体の表面に画像データに応じて光変調したレーザ光を照射して露光する。静電気力により露光部にトナーが移動するので、トナー像を転写部で用紙に転写し、熱と圧力の作用によって用紙の表面に転写されたトナー像を定着させる。形成される画像データは、例えば、スキャナ装置11で読み取った原稿の画像データ、通信制御部19が受信し符号化複合化部14が複合化したファクシミリの画像データ等である。
システム制御部23は、CPU、ROM、RAM、HDD、NV−RAM、データ入出力インターフェイス等が内部バスで接続されたコンピュータとして構成される。システム制御部23のCPUが、HDD、ROM又はNV−RAM(以下、単にメモリという)に記憶されたプログラム20を実行することで制御コード検知手段24、制御コード解析手段25、画像蓄積手段26、画像加工手段27及び制御方法表示手段28が実現される。
制御コード検知手段24は画像データから制御コードを検知し、制御コード解析手段25は検知した制御コードが意味する制御方法を解析し、画像蓄積手段26はスキャナ装置11で読み取られた画像データ、通信制御部19が受信した画像データ、電子メール制御部22が受信した画像データを画像格納部17aに蓄積し、画像加工手段27は画像格納部17aに蓄積された画像データを加工する。また、制御方法表示手段28は、制御コードに基づきメモリに記憶された制御テーブル43から制御方法を抽出し、操作表示部15に表示する。
なお、プログラム20は、メモリカードや光ディスクの記憶媒体32に記憶された状態で配布されメモリカード装着部31からシステム制御部23にインストールされてもよいし、LANを介して所定のサーバからダウンロードしてシステム制御部23にインストールされてもよい。
<制御コードの検知>
制御コードと画像処理装置100が実行する制御について説明する。制御コードはページ毎に埋め込まれ得るものであるので、制御コード検知手段24はページ毎に制御コードの有無を検知し、制御コードが埋め込まれている場合は、制御コード解析手段25が制御コードの種類を解析し、ページ番号に対応づけて制御コード記憶部17bに記憶していく。
図2(a)は、制御コードを記録する予約画素領域41を示す。予約画素領域41は主走査方向と副走査方向により定められる所定部に設けられ、予約画素領域41には画像データの画像から孤立された制御コードが記録されている。予約画素領域41は、主走査方向と副走査方向のそれぞれに複数個の画素を含む大きさであり、予約画素領域41に制御コードが記録される。なお、予約画素領域41は画像データの右下などユーザが意識しにくい領域に設けることが好ましく、また、複数箇所にもうけてもよい。また、画像データをわずかに縮小して画像データと重複しない領域に設けてもよい。
図2(b)は、予約画素領域41に記録された制御コード42の一例を示す。制御コード42は、例えばブロック状に区切られ各ブロックを塗りつぶす/塗りつぶさない、の2値情報により制御コード42の種類を表す。例えば、塗りつぶしたブロックの配置パターンに制御コード42を対応づけてもよいし、2次元バーコードのように向きを示す特定の画素列(全て塗りつぶす)を基準にブロック毎の2値情報を組み合わせて制御コード42の種類を表してもよい。制御コード42の種類と制御方法を対応づけた制御テーブル43はメモリに記憶されている。なお、制御コード42を原稿に印刷するのでなく、制御コードを記憶したICチップを原稿に貼付したり埋設してもよい。
<情報漏洩防止制御の概略>
情報漏洩防止制御の概略を説明する。スキャナ装置11により2値化された画像データはシステム制御部23に送出される。制御コード検知手段24は、予め定められた予約画素領域41を特定すると共に、制御コード42を検知する。制御コード解析手段25は、検知された制御コード42の配置パターンに基づき制御コード42を例えば0〜28の数値(以下、制御コードIDという)に変換する。そして、画像加工手段27は制御コードIDに基づき制御テーブル43を参照し制御方法を検出し、例えば画像を塗りつぶしたり、メールを暗号化したり、複写を禁止するなど、情報漏洩を防止する制御を実行する。
<制御方法>
図3は、制御コードIDに制御方法を対応づけた制御テーブル43の一例を示す図である。図3では、画像に埋め込まれた制御コードIDに対応づけて出力手段ごとに制御方法が登録されている。図3の制御テーブル43では、出力手段として印刷系、メール送信系、FAX送信系、蓄積系(DBOX(Document Box))が設定されており、「○」は出力の許可を、「×」は出力の不許可を表している。また、許可/不許可を表すだけでなくメール送信系のように、具体的な制御方法を登録しておくことができる。
例えば、制御コードIDが「4」の場合、印刷系では出力が許可されるが、メール送信系では出力が許可されていない(メールで送信できない)。なお、「×」(出力不許可)の具体的な制御方法は、ユーザが設定することができる。例えば、制御コードID「6」が埋め込まれた原稿をメール送信する場合、アドレス帳18に登録された宛先であれば送信することができる。
図4は、不許可の制御コードIDに具体的な制御方法を登録した場合の印刷系の制御テーブル43の一例を示す。なお、画像処理装置100の設定は下記のようになっているものとする。
・検知設定:制御コード読み取り ON
・出力不許可時の処理:全面を塗りつぶして排紙する/送信しない/蓄積しない
・塗りつぶしパターン:パターン3
図3の制御テーブル43に示したように、制御コードIDが0〜3の場合は出力が不許可であるので、図4では制御コードIDが0〜3の場合に「パターン3で塗りつぶす」という制御方法を登録することができる。
また、図3では制御コードIDが7〜28の場合はリザーブ領域となっているが、図4では同様に出力の不許可が設定されていたものとし、「パターン3で塗りつぶす」という制御方法が登録されている。なお、制御コードが検知されなかった場合、制御コードIDには未検知を意味する「−1」が割り当てられる。
なお、塗りつぶしパターンはプロッタ装置13に予め登録されており、パターン番号(ここではパターン3)をプロッタ装置13に送信することで、プロッタ装置13がパターン番号に従い用紙(画像データ)を塗りつぶす。例えば、プロッタ装置13は、画像データをパターン番号に応じた階調と位相に固定化し、原稿の元の画像の判読ができないように画像加工を施す。塗りつぶしパターンを、画像の消去や微少領域毎にランダムに画像を入れ替えたり、関連のない風景画像と置き換える等で構成してもよい。
<制御方法の表示例>
本実施形態の画像処理装置100は、制御方法を操作表示部15に表示する。制御方法表示手段28は、制御コード解析手段25が解析した制御コードIDに基づき制御テーブル43を参照し、制御コードIDに対応づけられた制御方法を抽出し、操作表示部15に表示する。
図5は、操作表示部15に表示された制御方法の表示画面の一例を示す。表示画面は、原稿のページ番号欄51、出力手段欄52、及び、制御方法欄53の3つの表示欄を有する。ページ番号欄51は、原稿の読み取り順にスキャナ装置11が付した連番を表示する欄である。
図5の表示画面は、制御コードIDが「5」の場合を示す。このため、「印刷」は「通常動作」と表示され、「メール送信」は「印刷不可」と表示され、「FAX送信」は「送信しない」と表示され、「蓄積」は「蓄積しない」と表示されている。
ページ番号欄51にはページ送りボタン51aとページ戻りボタン51bが形成され、ユーザは所望のページに埋め込まれた制御コードの制御方法を確認することができる。
<システム制御部23による制御手順>
図6は、システム制御部23が制御方法を表示する手順を示すフローチャート図である。画像処理装置100が起動状態においてユーザが原稿をセットし、操作表示部15から例えば読み取りを実行するよう操作すると、システム制御部23は読み取り実行のコマンドを受け取り原稿を読み取る(S10)。
システム制御部23は、制御コード読み取りの検知設定が「ON」又は「OFF」のいずれか判定する(S20)。検知設定は予めユーザにより又はデフォルト値に設定されている。
検知設定が「OFF」の場合(S20のNo)、制御コードを検知することなく画像処理装置100はユーザの操作内容に従った通常動作を実行する(S30)。ユーザが例えば複写操作すれば原稿を複写し、FAX送信の操作をすればファクシミリにて送信される。なお、例えば複写の操作により自動的に制御コードを検知してもよい。
検知設定が「ON」の場合(S20のYes)、制御コード検知手段24は制御コードを検知する(S40)。スキャナ装置11は原稿を順に読み取り画像データをシステム制御部23に送信するので、制御コード42が原稿に埋め込まれている場合は制御コード検知手段24が埋め込まれた制御コード42を検知する。
システム制御部23は制御コード42が埋め込まれているか否かを判定し(S50)、制御コード42が埋め込まれていない場合(S50のNo)、画像処理装置100はユーザの操作内容に従った通常動作、例えば原稿を複写する(S30)。
制御コード42が埋め込まれている場合(S50のYes)、制御方法表示手段28は制御方法を操作表示部15に表示する(S60)。すなわち、制御コード解析手段25は制御コード42の配置パターンに基づき制御コード42を制御コードIDに変換する。そして、制御方法表示手段28は制御テーブル43を参照し、制御コードIDに対応づけられた制御方法を抽出し、操作表示部15に表示する。
以上の処理により、操作表示部15には図5に示すような制御方法の表示画面が表示される。ユーザは埋め込まれた制御方法を見て、どの出力手段でどのような出力方法であれば許可されるかを容易に確認できる。すでに、原稿は読み取られ画像データは画像格納部17aに記憶されているので、出力手段を選択するだけで画像データを出力することができる。
〔第2の実施形態〕
本実施形態では、制御方法に加え画像データを表示する画像処理装置100について説明する。
図7は、本実施形態のシステム制御部23のブロック図を示す。なお、図7において図1と同一部分には同一の符号を付しその説明は省略する。図7のシステム制御部23は、読み取られた画像を変倍する画像変倍手段29、変倍した画像を操作表示部15に表示する画像表示手段33、を有する。
画像変倍手段29は、原稿の縦方向と横方向に対応する画像データの画素を、変倍比率により定まる画素数毎に削除することで所定の比率に縮小する。縮小された縮小画像は原稿のページ番号に対応づけられて画像格納部17aに記憶される。そして、画像表示手段33は、操作表示部15に縮小画像を表示する。
図8は、操作表示部15に表示された制御方法及び縮小画像の一例を示す。なお、図8において図5と同一部分には同一の符号を付しその説明は省略する。本実施形態では、制御方法に加え当該ページの縮小画像欄54が設けられる。したがって、ユーザは、ページ単位で原稿の画像と対比しながら、制御コードの制御方法を確認することができる。
図9は、システム制御部23が制御方法を縮小画像と共に表示する手順を示すフローチャート図である。なお、図9において図6と同一ステップには同じ符号を付しその説明は省略する。本実施形態では、ページ毎に画像を表示するため、制御コード42が埋め込まれている場合に画像を変倍するためのステップS51、S52が含まれる。
制御コード42が埋め込まれている場合(S50のYes)、画像蓄積手段26は画像データをページ番号に対応づけて画像格納部17aに記憶する(S51)。画像格納部17aに画像データが記憶されると、画像変倍手段29が画像を縮小するよう画像データに変倍処理を施し縮小画像を画像格納部17aに記憶する(S52)。
そして、制御方法表示手段28は制御方法を操作表示部15に表示するとともに、画像表示手段33が縮小画像を操作表示部15の縮小画像欄54に表示する(S61)。
以上の処理により、操作表示部15には図8に示すような制御方法の表示画面が表示される。したがって、本実施形態によれば、制御方法と同時に、ページの縮小画像を表示することで、原稿の内容と制御方法の対比、確認を容易にし、利便性を向上させることができる。
<制御方法、縮小画像の一覧表示>
・制御方法の一覧表示
図8では制御方法と縮小画像の一覧表示が可能であるが、所定ページ数毎に制御方法が一覧できたらページを送る必要がなくユーザにとって便利である。操作表示部15の表示範囲は有限であるのに対し原稿のページ数の上限は不定であることから、例えば5〜10ページ分の制御方法を一覧に表示する。本実施形態では、制御方法表示手段28は例えば10ページ分の制御方法を表示する所定のフォーマットにて制御方法を表示する。
なお、10ページ毎のように予め定められたページ数毎に一覧表示するのでなく、原稿の全てのページを一覧表示してもよい。
図10は、操作表示部15に一覧表示された制御方法の一例を示す。図10の表示画面は、10ページ分の制御方法が、4つの出力手段毎に許可「○」と不許可「×」を対応づけた表形式になっている。このような表示画面によりユーザはページ毎に埋め込まれた制御コード42の制御方法を一目で把握することができる。なお、原稿が11ページ以上ある場合は、ページ送りボタン51a等の操作により11〜20ページの制御方法を一覧に表示することができる。
図11は、システム制御部23が制御方法を一覧表示する手順を示すフローチャート図である。なお、図11において図9と同一ステップには同じ符号を付しその説明は省略する。図11では、10ページ分の制御方法を一覧表示するステップS62を有する点で図9と異なる。
すなわち、制御コード42が埋め込まれている場合(S50のYes)、制御方法表示手段28は所定ページ数の制御方法を一覧にして操作表示部15に表示する(S62)。以上の処理により、操作表示部15には図10に示すような制御方法の一覧が表示される。
したがって、ユーザはページ送りボタン51aやページ戻りボタン51bを操作することなく各ページの原稿の制御方法を確認することができ、利便性を向上させることができる。
・制御方法及び縮小画像の一覧表示
続いて、制御方法及び縮小画像の一覧表示について説明する。制御方法だけでなく縮小画像を一覧表示することで、ユーザはページ送りすることなく複数ページの制御方法を、原稿の画像と対比させて確認でき利便性が向上する。
このため、画像変倍手段29は例えば5ページ分の画像を操作表示部15に表示できるよう、所定の変倍比率にて各ページの画像を縮小する。そして、制御方法表示手段28は例えば5ページ分の制御方法を表示する所定のフォーマットにて制御方法を表示すると共に、画像表示手段33は5ページ分の縮小画像を操作表示部15に一覧で表示する(サムネイル表示)。
なお、5ページ毎のように予め定められたページ数毎に一覧表示するのでなく、原稿の全てのページの制御方法と縮小画像を一覧表示してもよい。この場合、画像変倍手段29はページ数に応じて画像を縮小する。
図12は、操作表示部15に一覧表示された縮小画像と制御方法の一例を示す。操作表示部15の上段には図10と同様の複数の制御方法が、下段には複数の縮小画像が共に一つの画面に一覧表示されている。
制御方法と共に各ページの縮小画像が表示されるので、ユーザはページ送りボタン51aやページ戻りボタン51bを操作することなく複数ページの原稿の内容と制御方法を同時に確認することができる。
図13は、システム制御部23が制御方法及び縮小画像を一覧表示する手順を示すフローチャート図である。なお、図13において図11と同一ステップには同じ符号を付しその説明は省略する。図13では、5ページ分の制御方法と縮小画像を一覧表示するステップS63を有する点で図11と異なる。
すなわち、制御コード42が埋め込まれている場合(S50のYes)、画像格納部17aに記憶された画像データに画像変倍手段29が変倍処理を施し、制御方法表示手段28は制御方法の一覧を表示し、画像表示手段33は縮小画像の一覧を操作表示部15に表示する(S63)。以上の処理により、操作表示部15には図12に示すような制御方法と縮小画像の一覧が表示される。
なお、本実施形態では、制御方法及び縮小画像を一度に一覧表示したが、制御方法の一覧と縮小画像の一覧を所定の切り替えボタンで切り替えて、それぞれを一覧表示してもよい。
〔第3の実施形態〕
実施形態1及び2では各ページに埋め込まれた制御コード42の制御方法をユーザに表示したが、ユーザが表示された制御方法に応じて出力手段を選択できれば便利である。本実施形態では、ユーザが出力手段を選択できる画像処理装置100について説明する。これにより、例えば印刷系は不許可であっても、メール送信系は許可されているような場合に、ユーザは別の手段(メール送信系)で出力することができ、操作性が向上する。
図14は、本実施形態のシステム制御部23のブロック図を示す。なお、図14において図7と同一部分には同一の符号を付しその説明は省略する。図14のシステム制御部23は、ユーザが操作表示部15の操作により選択した出力手段を取得する出力選択取得手段34を有する。
出力選択取得手段34は、操作表示部15に表示された制御方法から、ユーザが操作表示部15を操作して選択した出力手段を取得する。制御方法の表示画面は、1ページ毎に表示する図5若しくは図8の表示画面、一覧表示する図10の表示画面、又は、制御方法と縮小画像を一覧表示する図12の表示画面、のいずれであってもよい。
図15は、出力手段を選択可能に表示した制御方法の表示画面の一例を示す。ユーザは図15の表示画面から所望の出力手段を選択することができる。なお、択一でなく複数の出力手段を選択することができる。
例えば、ユーザが「FAX送信」を選択した場合、P.1は「通常動作」(許可)、P.2は「送信しない」(不許可)、P.3は「送信しない」(不許可)となっているので、P.1のみFAX送信されることになる。
出力選択取得手段34は操作表示部15を介してユーザの選択結果を取得するので、システム制御部23は選択された出力手段(例えば、プロッタ装置13、通信制御部19,電子メール制御部22、画像格納部17a)を制御する。
図16は、システム制御部23が制御方法を表示してユーザが選択した所望の出力手段を取得する手順を示すフローチャート図である。なお、図16において図6と同一ステップには同じ符号を付しその説明は省略する。図16のフローチャート図は、制御方法を操作表示部15に表示するまでは第1の実施形態及び第2の実施形態と同じである(S60)。
ステップS60までの処理により、図15に示す表示画面が表示されるので、出力選択取得手段34は、ユーザが選択した出力手段を取得する(S70)。これにより、画像処理装置100は選択された出力手段のみから画像データを出力することができる。
したがって、表示された制御方法を確認した上でユーザは出力手段を選択できるので、制御方法の表示を有効に活用して操作性を向上させることができる。
<出力手段のページ毎の選択>
全てのページに共通に出力手段を選択すると、出力されるページと出力されないページとが存在することとなり好ましくない場合がある。例えば、出力手段として「印刷」が選択された場合、一部のページの出力が不許可であるとそのページは塗りつぶされてしまい、トナーが無駄になってしまう。したがって、ユーザがページごとに出力する/出力しないを選択できれば便利である。
制御方法表示手段28は図15と同様に制御方法を表示するが、ユーザはページ毎に出力手段を選択することができる。例えば、ユーザが印刷を選択したい場合、塗りつぶされて出力されるページは必要ないので、P.1〜P.3のうち、「印刷」とP.1に対応づけられた「通常動作」56、「印刷」とP.2に対応づけられた「通常動作」57、を選択する。このように選択すれば、出力が許可されたページのみを印刷することができ、トナーの無駄をなくすことができる。
なお、ページ毎に出力手段を変更してもよい。これにより、例えば、所定のページにおいて、メール送信は不許可だが印刷は許可されているような場合に、ページ毎に適切な出力手段を選択することができる。
図17は、システム制御部23が制御方法を表示してページ毎に選択された出力手段を取得する手順を示すフローチャート図である。なお、図17において図16と同一ステップには同じ符号を付しその説明は省略する。図17のフローチャート図は、出力選択取得手段34がページ毎に出力手段を選択するステップS71を有する点で図16と異なる。
したがって、画像処理装置100は選択されたページ毎に選択された出力手段を取得して、画像データを出力することができ、制御方法の表示を有効に活用して操作性を向上させることができる。
<宛先毎の送信設定>
出力手段には電子メールやファクシミリのように宛先が設定されるものがある。制御コード42は、宛先に関わらず制御方法を規定するが、例えば出力が許可されたページであれば、さらに宛先毎に「送信する」「送信しない」を選択できれば便利である。
図18は、操作表示部15に宛先毎に表示された制御方法の表示画面の一例を示す。メールタグ61とFAXタグ62により電子メールとファクシミリのアプリケーションを切り替えて表示することができる。初期状態では宛先1〜Nにそれぞれページ毎に同じ制御方法が表示される。なお、宛先はユーザの氏名等であり、宛先毎のメールアドレス及びFAX番号はアドレス帳18に記憶されている。
図18では、各ページの制御方法は下記のようになっている。
P.1:暗号化して送信
P.2:アドレス帳18からのみ宛先指定可能
P.3:印刷不可にして送信
例えば、宛先2にはP.2を送信する必要がなければ、ユーザが「送信しない」(×)に変更することで送信を禁止することができる。
出力選択取得手段34は操作表示部15を介してユーザの宛先毎の選択結果を取得するので、システム制御部23は宛先毎に出力手段(例えば、通信制御部19,電子メール制御部22)を制御する。すなわち、メール送信系であれば、宛先毎に送信の有無及び送信する場合は暗号化の有無を制御し、FAX送信系であれば、宛先毎に送信の有無を制御する。
図19は、システム制御部23が制御方法を表示してユーザが宛先毎に選択した送信の有無を取得する手順を示すフローチャート図である。なお、図19において図17と同一ステップには同じ符号を付しその説明は省略する。図19のフローチャート図は、出力選択取得手段34が宛先毎に送信の有無を取得するステップS72を有する点で図17と異なる。
ユーザは、制御方法を確認した上で、ページごとに送信する、送信しないを選択することができるため、利便性を向上させることができる。なお、ユーザのうちでも管理者のように所定の権限が与えられている場合は、「送信しない」を「通常送信」に変更できるようにすることで、さらに利便性が向上する。
〔第4の実施形態〕
第1〜第3の実施形態により情報漏洩に配慮して出力した場合であっても、実際の出力結果を記録しておくことで、後に漏洩元の判明や回収が容易になると考えられる。そこで、本実施形態では出力結果を記録する画像処理装置100について説明する。
図20は、本実施形態のシステム制御部23のブロック図を示す。なお、図20において図14と同一構成部分には同一の符号を付しその説明は省略する。図20のシステム制御部23は、出力結果を記録する出力記録手段35を有する。出力記録手段35は、画像データが出力された場合に出力手段や日時等を記録した出力記録ログ36をメモリに記憶する。
図21は、出力記録ログ36の一例を示す。図21の出力記録ログ36は、出力した「日時」、「ユーザID」、「画像データID」、「ページ番号」、「出力手段」、「宛先」、「付記」の項目を有し、出力があると出力記録手段35が各項目を記録する。したがって、いつ、誰が、どの画像データのどのページを、どのように出力したか記録される。なお、画像データIDは画像データを識別する識別子であり、画像格納部17aに記録する際に自動的に付与される。
図22は、システム制御部23が制御方法を表示すると共に、出力結果を記録する手順を示すフローチャート図である。なお、図22において図16と同一ステップには同じ符号を付しその説明は省略する。図22のフローチャート図は、出力記録手段35が出力結果を記録するステップS80を有する点で図16と異なる。
本実施形態によれば、ユーザが行った出力操作をページごとに記録することで、出力記録ログ36から原稿、特に機密文書の出力結果を確認でき、仮に情報漏洩しても漏洩経路の追跡が容易になるので、利便性を向上させることができる。
以上説明したように、本実施形態の画像処理装置100は、原稿に埋め込まれた制御コードの制御方法を表示することで、どの出力手段でどのような出力方法であれば許可されるかを容易に確認できる。また、出力が許可された出力手段を選択するだけで出力でき、さらに、出力結果を記録することができるので操作性を向上させることができる。
画像処理装置システム構成を示すブロック図である。 原稿に印刷された制御コードを説明する説明図である。 制御コードIDに制御方法を対応づけた制御テーブルの一例を示す図である。 不許可の制御コードIDに具体的な制御方法を登録した場合の印刷系の制御テーブルの一例を示す図である。 操作表示部に表示された制御方法の表示画面の一例を示す図である。 システム制御部が制御方法を表示する手順を示すフローチャート図である。 システム制御部のブロック図の一例である(第2の実施形態)。 操作表示部に表示された制御方法及び縮小画像の一例を示す図である。 システム制御部が制御方法を縮小画像と共に表示する手順を示すフローチャート図である。 操作表示部に一覧表示された制御方法の一例を示す図である。 システム制御部が制御方法を一覧表示する手順を示すフローチャート図である。 操作表示部に一覧表示された縮小画像と制御方法の一例を示す図である。 システム制御部が制御方法及び縮小画像を一覧表示する手順を示すフローチャート図である。 システム制御部のブロック図の一例である(第3の実施形態)。 出力手段を選択可能に表示した制御方法の表示画面の一例を示す図である。 システム制御部が制御方法を表示してユーザが選択した出力手段を取得する手順を示すフローチャート図である。 システム制御部が制御方法を表示してユーザがページ毎に選択した出力手段を取得する手順を示すフローチャート図である。 宛先毎に表示された制御方法の表示画面の一例を示す図である。 システム制御部が制御方法を表示してユーザが宛先毎に選択した送信の有無を取得する手順を示すフローチャート図である。 システム制御部のブロック図の一例である(第4の実施形態)。 出力記録ログの一例を示す図である。 システム制御部が制御方法を表示すると共に、出力結果を記録する手順を示すフローチャート図である。
符号の説明
11 スキャナ装置
13 プロッタ装置
15 操作表示部
17a 画像格納部
17b 制御コード記憶部
18 アドレス帳
19 通信制御部
20 プログラム
22 電子メール制御部
23 システム制御部
24 制御コード検知手段
25 制御コード解析手段
26 画像蓄積手段
27 画像加工手段
28 制御方法表示手段
29 画像変倍手段
33 画像表示手段
34 出力選択取得手段
35 出力記録手段
36 出力記録ログ
42 制御コード
43 制御テーブル
100 画像処理装置

Claims (11)

  1. 原稿に印刷、埋設又は貼付された識別情報を検出し、該識別情報に応じて前記原稿を読み取って生成した画像データの漏洩防止制御を実行する画像処理装置において、
    ユーザが操作する操作部と
    前記画像データを出力する複数の出力手段と、
    前記識別情報に対応づけて、前記複数の出力手段毎に出力禁止を含む漏洩を防止するための制御方法を記憶した制御テーブル記憶手段と、
    前記識別情報に基づき前記制御テーブル記憶手段から読み出した前記複数の出力手段毎の前記制御方法を表示装置に表示する制御方法表示手段と、
    前記制御方法と共に表示された前記複数の出力手段のうち前記操作部により選択された前記出力手段の選択情報を取得する出力選択取得手段と、を有し、
    前記出力選択取得手段が取得した前記選択情報にて指定される前記出力手段が前記画像データを出力する
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像データを記憶する画像記憶部と、
    前記画像記憶部に格納された前記画像データを変倍処理する画像変倍手段と、を有し、
    前記制御方法表示手段は、前記制御方法と共に、変倍処理された前記画像データの画像を前記表示装置に表示する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記原稿のページ毎に検出された前記識別情報を記憶する識別情報記憶部を有し、
    前記制御方法表示手段は、前記識別情報に基づき前記制御テーブル記憶部から抽出した、複数の所定ページ数の前記制御方法を前記表示装置に一覧表示する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記制御方法表示手段は、前記原稿の全ページの前記制御方法を前記表示装置に一覧表示する、
    ことを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記画像データを記憶する画像記憶部と、
    前記画像記憶部に記憶された前記画像データを変倍処理する画像変倍手段と、を有し、
    前記制御方法表示手段は、複数の所定ページ数の前記制御方法及び変倍処理された前記画像データの画像を前記表示装置に一覧表示する、
    ことを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  6. 前記出力選択取得手段は、前記原稿のページ毎に前記出力手段の前記選択情報を取得する、ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  7. 前記画像データの宛先情報を記憶した宛先情報記憶手段、を有し、
    前記画像データの出力に前記宛先情報の設定が必要な前記出力手段が選択された場合、前記出力選択取得手段は、前記宛先情報毎に送信の有無を取得する、
    ことを特徴とする請求項1又は6記載の画像処理装置。
  8. 前記画像データを出力手段から出力した場合、
    出力した前記出力手段及び日時等が記録された出力記録ログを出力記録ログ記憶手段に記憶させる出力記録手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜7いずれか1項記載の画像処理装置。
  9. 前記画像データを用紙に印刷するプロッタ装置と、
    請求項1〜8いずれか1項に記載の画像処理装置と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  10. ユーザが操作する操作部と、画像データを出力する複数の出力手段を有し、
    原稿に印刷、埋設又は貼付された識別情報を検出し、該識別情報に応じて前記原稿を読み取って生成した画像データの漏洩防止制御を実行する画像処理装置の画像処理方法において、
    前記識別情報に対応づけて、前記複数の出力手段毎に出力禁止を含む漏洩を防止するための制御方法を記憶した制御テーブル記憶手段から、制御方法表示手段が、前記識別情報に基づき読み出した前記複数の出力手段毎の前記制御方法を表示装置に表示するステップ
    出力選択取得手段が、前記制御方法と共に表示された前記複数の出力手段のうち前記操作部により選択された前記出力手段の選択情報を取得するステップと
    前記出力選択取得手段が取得した前記選択情報にて指定される前記出力手段が前記画像データを出力するステップと
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  11. ユーザが操作する操作部と、画像データを出力する複数の出力手段を有し、
    原稿に印刷、埋設又は貼付された識別情報を検出し、該識別情報に応じて前記原稿を読み取って生成した画像データの漏洩防止制御を実行する画像処理装置のコンピュータに、
    前記識別情報に対応づけて、前記複数の出力手段毎に出力禁止を含む漏洩を防止するための制御方法を記憶した制御テーブル記憶手段から、前記識別情報に基づき読み出した前記複数の出力手段毎の前記制御方法を表示装置に表示するステップ
    前記制御方法と共に表示された前記複数の出力手段のうち前記操作部により選択された前記出力手段の選択情報を取得する出力選択取得ステップと
    前記出力選択取得ステップにより取得された前記選択情報にて指定される前記出力手段が前記画像データを出力するステップと
    を実行させるプログラム。
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