JP2005292943A - 情報通知システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】それぞれネットワークを介して通信可能接続される改札装置と、センター装置と、端末装置とで情報送信システムを構成し、前記改札装置10でICカード等の定期券の識別情報を読み取り、駅名情報と共にセンター装置30に送信する。センター装置30は受信した識別情報と駅名情報に基づき、乗客情報テーブルT1から該当する端末装置あて先情報を抽出し、その端末装置に登録されたメッセージがあればそのメッセージを当該端末装置に送信する。メッセージは駅名情報と共に自由に変更可能である。
【選択図】 図 1
Description
ところで、ICカードはカード保持者の個人情報を自由に書き込めるため、これを利用し、例えば駅の改札機と端末装置とを連携させることで新たなサービスが提供できる。即ち、改札機を通過する毎に個人情報を読み取り、その情報をネットワークを介して指定された例えば携帯電話機などの端末装置に送信することができるが、現在までのところ、その利用は、自動改札システムにおいて単に乗車券として或いは価値情報が記録された現金代替手段として利用されているだけで十分とはいえない。
請求項2の発明は、請求項1に記載された情報通知システムで使用可能な前記改札機である。
請求項3の発明は、請求項1に記載された情報通知システムで使用可能な前記センター装置である。
請求項4の発明は、請求項3に記載されたセンター装置のコンピュータに、
前記改札機から送信されるICカード等の識別情報及び駅名情報に基づき、前記乗客情報テーブルから、前記乗客情報テーブルの端末装置の送信先情報及び送信情報を抽出する手順、抽出した送信情報を前記送信先端末装置に送信する手順を実行させるためのプログラムである。
さらに、メッセージから、発信者がどこの駅にいるか把握できるため、女性や子供などの通勤或いは通学の状況等を家族等が知ることができ防犯上も有効である。
図1は、本発明に係る情報通知システムの実施の形態の1例の構成を概略的に示すブロック図である。
本情報通知システムは、それぞれネットワークNTを介してそれぞれ通信可能に接続された改札機10と、携帯電話機などの端末装置20と、センター装置30及び必要な情報の入力等を行うパーソナルコンピュータ(PC)40とからなっている。また、センター装置30には、例えば顧客が定期券を購入する際に記入した個人情報や送信すべきメッセージ等を格納した顧客情報テーブルT1が備えられている。
改札機10は、改札機10全体を制御するコンピュータからなる制御部12と、ICカード等(必ずしもカードに限らず、要は、改札機で読み取り可能な内容を記憶できる媒体であればよい)の乗車券や定期券の読み取り或いは書き込みを行うICカードリーダ/ライター(定期券が磁気カードであれば磁気カードリーダ/ライタ)を備え、改札処理を行う改札部14と、改札部で読み取ったICカード等の識別情報をセンター装置30に送信すると共に、センター装置30からの改札許可信号等を受信するための通信部16を備えている。
改札部14は、制御部12で制御されてICカード等に駅名や改札時間、改札機の識別情報等を含む改札情報を書き込むと共に、改札時に読み取ったICカード等の識別情報をネットワークNT経由でセンター装置30に送信する等の処理を実行する。
センター装置30は、センター装置全体を制御する制御部32と、改札機10及び端末装置30との情報の授受を行うための通信部34を有している。ここで、制御部32は、CPU32a、RAM32b、動作プログラム等を格納したROM32cとからなるコンピュータで構成されており、このコンピュータの記憶部(例えばフラッシュメモリを用いたROM32c或いは図示しない外付け記憶手段等でもよい)には、乗客(又は顧客)情報を格納した乗客情報テーブルT1が設けられている。
乗客情報テーブルT1には、ICカード等毎に、そのカード識別情報、所持者の氏名、電話番号、メールアドレス、等の情報送信先情報、情報発信の起点となる駅を示す改札情報(改札情報1,改札情報2・・・)とその送信内容を示す送信情報(送信情報1、送信情報2・・・)、大人、子供等の区分、定期券情報、有効期間、車両の上下車に介添えを要する場合、その旨を登録する障害者情報等が登録されている。
このシステムは、図1に示すパソコン(Personal Computer)40を使用し、乗客が定期券購入のために記入又は入力した個人情報及び定期券発券時に付与される識別情報とをWeb(インターネット)等のネットワークNTを介してセンター装置30に送信し、センター装置30の乗客情報テーブルT1に当人の乗客情報テーブルT1を開設し、かつ、開設後に当人の個人情報を登録する。
図5において、まず、乗客は、定期券を購入する際に当該鉄道等の経営企業のセンター装置30に定期券識別情報及び当人を特定するための例えば氏名、年齢等を送信して、センター装置30の乗客情報テーブルT1に当人用の乗客情報テーブルを開設する(S101)。次に、乗客は、パーソナルコンピュータ40をネットワークNT経由で前記センター装置30のコンピュータ32に接続し、自身の持つ定期券の識別情報を送信する、具体的には、前記企業がネットワーク上に開設するホームページの「メッセージ送信サービス」画面を開いて、定期券に印字された識別情報を入力して送信する(S102)。センター装置30は、送信された識別情報に基づき乗客情報テーブルT1を検索し(S103)、該当する識別情報があれば(S104、YES)、前記ホームページの個人情報入力画面に切り換え表示する。乗客は、情報を受信する例えば携帯電話機や端末装置20のメールアドレスの入力と共に、表示され利用駅名から改札情報として任意の駅を選択し、各改札情報毎にその改札機を起点に送信すべきメッセージを入力し(S105)、センター装置30はそれを乗客情報テーブルT1に登録し(S106)、登録処理を完了する。
図6は、本情報通知システムの動作を説明するためのフロー図である。
乗客が改札機10で定期券を挿入またはかざすと、改札機10に備えたICカード読み取り/書き込み装置がICカード定期券の識別情報を読み取る(S201)。改札機10は読み取ったカード識別情報と共にその改札情報をネットワーク経由でセンター装置30に送信する(S202)。センター装置30のコンピュータ32は、送信されたカード等の識別情報に基づき乗客情報テーブルT1を検索し(S203)、当該カード等が有効か否かを判断し(S204)、有効でなければ(S204、NO)、当該改札機10に改札不可信号を送信し(S205)、処理を終了する。また、有効であれば(S204、YES)、当該改札機10に改札許可信号を送信する(S206)と共に、その乗客情報の改札情報が登録されたものか否かを判断し(S207)、登録されたものでなければ(S207、NO)処理を終了し、登録されたものであれば(S207、YES)、送信情報の有無を判断する(S208)。送信情報があれば(S208、YES)、当該送信情報又はそれに改札情報を加えて登録された端末装置20に送信し(S209)、また、送信情報がなければ(S208、NO)そのまま、メッセージ送信処理を終了する。
なお、送信するメッセージの内容は自由であるが、例えば、「これから帰ります」、「駅につきました。」或いは「向かえに来て下さい。」等任意であり、呼出音と共に端末装置の表示画面に表示する他、音声で同様の情報を伝えるようにしてもよい。
また、必要であれば、送信処理時間情報と共に送信し、端末装置20は送信情報を時間情報とともに履歴情報として保存しておくことができる。
また、そのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な従来周知のフレキシブルディスク、MO、CD−ROM等の記録媒体に記録して、或いはネットワークを介して他のコンピュータに直接ダウンロードすることで提供することができる。
以上、本発明の情報通知システムを鉄道を例に採って説明したが、この情報通知システムはバス等の交通機関においても当然実施可能である。
また、送信情報は、メッセージに代えて例えばホームネットワークを制御する制御信号であってもよい。
Claims (4)
- 改札機と、該改札機と通信可能に接続されたセンター装置と、該センター装置に通信可能に接続された端末装置とからなり、
前記改札機はICカード等の定期券の識別情報読み取り手段と、該読み取り手段で読み取った前記識別情報及び当該改札機設置駅名情報を前記センター装置に送信する手段を有し、
前記センター装置は、定期券の識別情報と共に少なくとも送信情報と、駅名情報及び前記端末装置の送信先情報とを格納した乗客情報テーブルと、前記改札機で読み取った前記識別情報及び駅名情報に基づき前記乗客情報テーブルの端末装置の送信先情報及び送信情報を抽出する手段と、抽出した送信情報を前記送信先端末装置に送信する手段とを有することを特徴とする情報通知システム。 - 請求項1に記載された情報通知システムで使用可能な前記改札機。
- 請求項1に記載された情報通知システムで使用可能な前記センター装置。
- 請求項3に記載されたセンター装置のコンピュータに、
前記改札機から送信されるICカード等の識別情報及び駅名情報に基づき、前記乗客情報テーブルから、前記乗客情報テーブルの端末装置の送信先情報及び送信情報を抽出する手順、抽出した送信情報を前記送信先端末装置に送信する手順を実行させるためのプログラム。
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WO2013054481A1 (ja) * | 2011-10-12 | 2013-04-18 | 株式会社豊田自動織機 | リチウムイオン二次電池、リチウムイオン二次電池用負極及びリチウムイオン二次電池用負極材料 |
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2004
- 2004-03-31 JP JP2004103617A patent/JP2005292943A/ja active Pending
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WO2013054481A1 (ja) * | 2011-10-12 | 2013-04-18 | 株式会社豊田自動織機 | リチウムイオン二次電池、リチウムイオン二次電池用負極及びリチウムイオン二次電池用負極材料 |
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