JP2010039151A - 電子表札システム - Google Patents

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Abstract

【課題】個人情報の漏洩の防止や防犯等と、来訪者の不便の解消とを共に考慮した電子表札システムを提供する。
【解決手段】訪問者が自身を特定する訪問元識別情報を記憶する非接触型ICカード90を、電子表札100に設けられた訪問元識別情報入力部70に近づけることで、電子表札100がICカード90から訪問元識別情報を読み取り、読み取った訪問元識別情報に基づいて訪問元を識別し、訪問元が表札情報を表示する対象の訪問元である場合には、表示部72に表札情報を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、表札情報を表示する電子表札システムに関する。
玄関、門扉、郵便ポスト等の近傍に設置される一般的な表札として、名字や住所等の情報を彫刻、プリント等の加工により表面に施した木板、アルミ板、ガラス板等の板部材や、名字等を象ったワイヤーフレーム等のオブジェを用いることが知られている。
一方、ディスプレイに表札を示す画像を表示することで表札機能を実現することも提案されている。
特許文献1には、平常時には表札として機能し、緊急異常時には、特定のメッセージの表示に切り替わって緊急事態の発生及びその発生場所を明瞭に報知し、犯罪等を未然に防止する電子表札が開示されている。
また、特許文献2には、表示画面に表札を表示する表札機能のほかに、インターホン機能、メッセージ機能、暗証番号入力機能、来訪者録画機能及び録画映像再生機能を備えた表示表札装置が開示されている。
さらに、特許文献3には、ワイヤレスデータ送受信器を介して訪問者を特定し、特定の訪問者への伝言メッセージを表示デバイスに自動表示する電子表札器が開示されている。
特開2006−227868号公報 特開2006−121442号公報 特開平9−259365号公報
ところで、近年、個人情報漏洩の防止や防犯等の観点から玄関、門扉、郵便ポスト等に氏名や住所といった個人情報が表示される表札を設けない人々が増えてきている。
一方、宅配業者や知人等の訪問者が来訪する場合、表札が設けられていないと訪問元は訪問先を特定できず、不便な場合も多い。
しかしながら、一般的な表札は、一度設置すると取り外すことは容易でないため、情報漏洩の防止や防犯等と、来訪者の不便の解消を同時に実現することは実質的に困難である。
また、特許文献1〜3に提案されている表札機能を備えた装置でも、個人情報の漏洩の防止や防犯等と、来訪者の不便の解消とを共に考慮した設計にはなっていない。
本発明は、個人情報の漏洩の防止や防犯等と、来訪者の不便の解消とを共に考慮した電子表札システムを提供することを目的とする。
本発明に係る電子表札システムは、表示部と、前記表示部に表札として表示される表札情報を記憶する表示情報記憶部と、訪問元識別情報の入力を受け付ける識別情報入力部と、前記識別情報入力部を介して特定の訪問元識別情報が入力されたことに対応して、前記表示情報記憶部に記憶された前記表札情報を前記表示部に予め定められた期間表示させる表示制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る電子表札システムによれば、識別情報入力部を介して特定の訪問元識別情報が入力されたことに対応して、表示制御部が表示情報記憶部に記憶された表札情報を表示部に予め定められた期間表示させる。つまり、予め許可された訪問元識別情報が入力された場合のみ表札情報が表示部に表示されて、表札として機能する。よって、表札情報が必要以上に表示されないため、個人情報の漏洩の防止や防犯等を実現できる。さらに、予め許可された訪問元識別情報が入力されれば、表札情報が表示されるため、来訪者の不便も解消することができる。
本発明に係る電子表札システムの一つの態様では、表示部と、前記表示部に表札として表示される少なくとも一つの項目を含む表札情報を記憶する表示情報記憶部と、訪問元識別情報と表示対象の少なくとも一つの項目とを関連づけた表示条件情報を記憶する表示条件情報記憶部と、訪問元識別情報の入力を受け付ける識別情報入力部と、前記識別情報入力部を介して訪問元識別情報が入力されたことに対応して、前記表示条件情報を参照することにより、入力された訪問元識別情報に関連付けられた表示対象の項目を特定し、特定された項目を前記表示情報記憶部から読み出し、読み出された項目を表札情報として前記表示部に予め定められた期間表示させる表示制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る電子表札システムの一つの態様によれば、入力された訪問元識別情報が表示条件情報記憶部に記憶されている場合、その訪問元識別情報に関連付けられた表示対象の項目のみが表札情報として表示部に表示される。つまり、入力された訪問元識別情報が表示条件情報記憶部に記憶されている場合でも、必要以上に表札情報の項目が表示部には表示されない。よって、訪問元識別情報の入力を行った訪問者に対しても不必要な表札情報の項目が表示されないため、より確実に個人情報の漏洩の防止や防犯等を実現することができる。
本発明に係る電子表札システムの一つの態様では、前記表札情報記憶部は、表札情報に含まれる項目として、名字、名前、および住所を記憶し、前記表示条件情報記憶部は、訪問元識別情報に対して名字、名前および住所のうち少なくとも一つの項目を表示対象の項目として関連付けた表示条件情報を記憶し、前記表示制御部は、入力された訪問元識別情報に関連付けられた項目を特定し、特定された項目を表札情報として前記表示部に表示させることを特徴とする。
本発明に係る電子表札システムの一つの態様によれば、表札情報に含まれる項目として、名字、名前、および住所が記憶されているため、表札情報として訪問元識別情報に応じて名字、名前、あるいは住所を表示部に表示させることができる。
本発明に係る電子表札システムの一つの態様では、前記表示条件情報記憶部は、表示条件情報として、訪問元識別情報及び表示対象の項目の他に表示許可時間帯を関連付けて記憶し、前記表示制御部は、前記識別情報入力部を介した訪問元識別情報の入力時点が、当該入力された訪問元識別情報に対応する表示許可時間帯に含まれている場合に、当該訪問元識別情報に基づき特定された項目を前記表示部に表示させる、ことを特徴とする。
本発明に係る電子表札システムの一つの態様によれば、識別情報入力部を介した訪問元識別情報の入力時点が、入力された訪問元識別情報に対応する表示許可時間帯に含まれている場合に、当該訪問元識別情報に基づき特定された項目を表示部に表示させる。つまり、入力された訪問元識別情報が表示条件情報記憶部に記憶されている場合でも、その訪問元識別情報が入力された時点が、表示許可時間帯に含まれない場合には、表示部に表札情報は表示されない。よって、必要以上に表札情報が表示されることを防止することができるため、より確実に個人情報の漏洩の防止や防犯等を実現することができる。
本発明に係る電子表札システムの一つの態様では、前記表示情報記憶部は、前記表札情報の他に待ち受け表示情報を記憶し、前記表示制御部は、表示部に表札情報が表示されていない場合には、前記表示情報記憶部に記憶されている前記待ち受け表示情報を前記表示部に表示させる、ことを特徴とする。
本発明に係る電子表札システムの一つの態様によれば、表示部に表札情報が表示されていない場合には、待ち受け表示情報が表示部に表示される。よって、表札情報が表示されていない場合にも、例えば電子表札システムを装飾あるいは広告媒体として活用させることができる。
本発明によれば、特定の訪問元識別情報が入力されたことに対応して、表札情報が表示部に予め定められた期間表示されるため、個人情報の漏洩の防止や防犯等と、来訪者の不便の解消とを共に考慮した電子表札システムを提供することができる。
本発明を実施するための最良の形態を具体的に実現する実施形態について、以下図面を用いて説明する。
図1は、第1の実施形態に係る電子表札システムの外観イメージ(図中(A)は通常時、(B)は表札情報表示時を示す。)の模式図を示す。
第1の実施形態に係る電子表札システムでは、訪問者(訪問元)が自身を特定する訪問元識別情報を記憶する非接触型ICカード90を、図1の(A)に示すような電子表札100に設けられた訪問元識別情報入力部70に近づけることで、電子表札100がICカード90から訪問元識別情報を読み取る。さらに電子表札100は読み取った訪問元識別情報に基づいて訪問元を識別し、訪問元が表札情報を表示する対象の訪問元である場合には、図1の(B)に示すように、表示部72に表札情報を表示する。
より具体的に、図2に示す電子表札100の機能ブロックを参照してさらに説明する。
図2において、CPU10は、ROM12に記憶されたBIOSプログラムなどの基本的な制御プログラムをRAM14に展開して、バス80を介して各部を制御する。さらに、CPU10は、記憶装置30に記憶されたプログラム40をRAM14に展開して、各種機能を実現する。
訪問元識別情報入力部70は、非接触型ICカード90と無線通信を行い、非接触型ICカード90に記憶された訪問元識別情報を読み取る所謂リーダ/ライタである。表示部72は、例えば液晶ディスプレイ(LCD)などの汎用ディスプレイを有し、後述の表示制御部42から提供される表札情報を表示画像として画面に表示する。操作部74は、電子表札システムに対するユーザからの各種指示の入力を受け付けるユーザインタフェースである。なお、本実施形態では、訪問元識別情報入力部70を介した訪問元識別情報の入力を非接触型ICを利用した無線通信で行う例について説明するが、訪問元識別情報の入力は無線通信には限定されず、有線通信や操作部74を介した手動入力で行っても構わない。
さらに、表示制御部42は、CPU10により実行されるプログラムの一つであり、訪問元識別情報入力部70を介した訪問元識別情報の入力に対応して、表示部72への表札情報の表示制御を行う。詳細は後述する。
表示情報記憶部50は、表示部72に表示される表示情報として表札情報を記憶する。表札情報は、例えば、図3に示すように複数の項目を含む。つまり、表札として表示させる項目として、例えば、図3に示すように、名字100H、家族を構成するそれぞれの名前102H〜108H、表札に対応する住所110H、および電話番号112Hがそれぞれ表示情報として表示部72に記憶されている。なお、各項目は、例えば電子表札100を玄関、門扉、郵便ポスト等に設置する際に操作部74等を介して事前に登録しておけばよい。
表示条件情報記憶部52には、表札情報を表示部72に表示させることができる条件が予め登録されている。第1の実施形態では、表示条件情報記憶部52には、表札情報の表示を許可する訪問元識別情報が登録されており、表示制御部42は、入力された訪問元識別情報に基づいて訪問元の認証を行う。より具体的には、表示制御部42は、入力された訪問元識別情報が表示条件情報記憶部52に登録されている場合には、表示情報を表示することが許可された特定の訪問元識別情報が入力されたと判断して、表札情報の表示処理を継続する。一方、入力された訪問元識別情報が表示条件情報記憶部52に登録されていない場合は、表示情報を表示することが許可されていない訪問元識別情報が入力されたと判断して、表札情報の表示処理を中断する。
図4は、第1の実施形態に係る表示制御部42が、訪問元識別情報が入力されたことに対応して行う表札情報の表示手順を示すフローチャートである。
図4において、表示制御部42は、訪問元識別情報入力部70を介して訪問元識別情報の入力を受け付けると(S100)、入力された訪問元識別情報に基づいて認証を行う(S102)。より具体的には、訪問者が非接触型ICカード90を訪問元識別情報入力部70にかざすことで、非接触型ICカード90と訪問元識別情報入力部70とが無線通信を行い、訪問元識別情報入力部70が非接触型ICカード90から訪問元識別情報を受信し、受信した訪問元識別情報がバス80を介して表示制御部42に入力され、表示制御部42が認証を開始する。表示制御部42による認証は前述の通り、第1の実施形態では、入力された訪問元識別情報が表示条件情報記憶部52に登録されているかどうかにより行う。
ステップS102における認証の結果、認証に失敗した場合(ステップS104における判定結果が、否定「N」)、つまり、入力された訪問元識別情報が表示条件情報記憶部52に登録されていない場合、表示制御部42は、今回の訪問者は表札情報の表示が許可されていないと判断して、エラー処理を行う(S106)。エラー処理としては、例えば、表示部72に「あなたのカードは許可されていないため、表札を表示できません。」などのエラーメッセージを表示させる、あるいは音声で表示できない旨を知らせるなどすることで訪問者に通知すればよい。
一方、ステップS102における認証の結果、認証に成功した場合(ステップS104における判定結果が、肯定「Y」)、つまり、入力された訪問元識別情報が表示条件情報記憶部52に登録されている場合、表示制御部42は、表示情報記憶部50から表札情報を読み出し、表示部72に読み出された表札情報を表示する(S108)。その後、表示制御部42は、表札情報の表示期間が所定の表示期間(例えば、1分)経過した場合(ステップS110の判定結果が、肯定「Y」)、表示部72に表示された表札情報の表示を消去する(S112)。
以上、第1の実施形態によれば、訪問者が予め表札情報の表示が許可されている非接触型ICカード90を用いて表札の表示を要求しなければ、氏名や住所等の表札情報が表示部72に表示されない。つまり、通常時は、表示部72に表札情報を表示させず、予め許可された訪問者からの要求があった場合のみ、表札情報を予め定められた期間のみ表示させる。よって、通常は表札情報は表示されていないため、不特定多数の人々に対して氏名や住所等が示されることを防ぐことができる。さらに、宅配業者や知人等の予め許可された訪問者に対しては適宜表札情報が表示されるため、従来のように表札が設置されていないことで、訪問者が訪問先を特定することができないという不便をかけることもない。
なお、非接触型ICカードは、例えば、宅配業者ごとに割り当てられた訪問元識別情報を登録しておき、予め各宅配業者等に配布しておけばよい。そして、宅配業者は、それぞれ非接触型ICカードを携帯し、電子表札が設置された配達先に出向いた際にそのカードを用いて、表札情報を表示させ、氏名や住所等を確認すればよい。
続いて、第2の実施形態について、以下図面を用いて説明する。なお、第2の実施形態に係る電子表札100の機能ブロックは、第1の実施形態と大きな相違はないため、図2に示した機能ブロックを参照されたい。
第2の実施形態では、入力される訪問元識別情報に応じて表示される表札情報の項目が異なる点で、第1の実施形態とは異なる。
すなわち、第2の実施形態では、図5Aに示すように、訪問元識別情報ごとに、予め表示対象の項目を関連付けておき、表示条件情報記憶部52に記憶しておく。図5Aでは、「○」が登録されている項目が表示対象の項目を示す。表示制御部42は、入力された訪問元識別情報がまず表示条件情報記憶部52に登録されているかどうかを判断する。判断の結果、登録されている場合、表示制御部42は、その訪問元識別情報に対して表示対象として関連付けられている項目を特定し、特定された項目のみを表示情報記憶部50から取得して、表示部72に表示する。例えば、入力された訪問元識別情報が「3330」の場合には、図5Aに示すように、表示対象の項目は、「名字」、「名前1」、「名前2」、及び「住所」である。また、入力された訪問元識別情報が「9940」の場合には、表示対象の項目は、「名字」及び「名前4」である。
図6は、第2の実施形態に係る表示制御部42が、訪問元識別情報が入力されたことに対応して行う表札情報の表示手順を示すフローチャートである。ここで、図6に示すフローチャートは、図4に示すフローチャートと、認証に成功した後に表示対象の項目を特定する処理が追加されている点で異なる。
すなわち、図4において、まず、表示制御部42は、訪問元識別情報の入力を受けて(S200)、入力された訪問元識別情報が表示条件情報記憶部52に登録されているかどうかを判断することで認証を行う(S202)。その後、認証に成功した場合には(ステップS204の判定結果が、肯定「Y」)、表示制御部42は、さらに表示条件情報記憶部52を参照して入力された訪問元識別情報に関連付けられた項目を特定し(S207)、特定された項目を含む表示情報を表示画像として、表示部72に表示する(S208)。その後、第1の実施形態と同様に所定の表示期間が過ぎるまで表札情報の表示を継続し、その期間が過ぎると(ステップS210の判定結果が、肯定「Y」)、その表札情報を画面から消去する(S212)。
以上、第2の実施形態によれば、訪問者ごとに表示情報として表示される項目を変更することができる。例えば、ある特定の宅配業者から「名前4」宛の商品が届くことが予め把握できている場合には、予めその宅配業者に対応する訪問元識別情報に対して「名前4」のみを表示対象の名前として関連付けておく。このように特定の項目のみ表示するようにすることで、表札情報の表示が許可されている訪問者に対してもさらに参照することができる項目を絞り込むことができる。よって、札情報の表示が許可されている訪問者に対しても必要以上に個人情報を知られる必要がなくなる。また、特定の氏名のみが絞り込まれて表示されるため、すべての氏名を表示してそれらの氏名の中から該当する氏名を特定するよりも、特定の氏名を把握することが容易になる。
さらに、図5Bに示すように、各訪問元識別情報に対して表示対象の項目を関連づけるだけでなく、例えば、表示を許可する時簡帯も登録しておいてもよい。
図5Bに示すように、各訪問元識別情報に対して表示を許可する時簡帯を登録しておくことで、必要以上に表札情報が表示部72に表示されることを防ぐことができる。例えば、宅配業者は、通常深夜の宅配は行わない場合が多い。よって、その時間帯については宅配を目的とした表札情報の表示でない可能性が高い。つまり、不正に表示情報の表示を要求している可能性も考えられる。そこで、図5Bに示すように、表示を許可する時間帯を予め表示条件情報記憶部52に登録しておき、不必要に表札情報が表示されることを防止してもよい。
なお、上記の各実施形態の説明では、無線通信を利用した訪問元識別情報を入力する手段として、非接触型ICカードを用いる場合を例に説明した。しかし、訪問元識別情報を入力する手段としては、非接触型ICカードには限定されない。例えば、訪問元識別情報を記憶する非接触型ICを搭載した携帯電話などの携帯端末を利用しても構わない。携帯電話を利用する場合、例えば、携帯電話の電話番号を訪問元識別情報として用いても構わない。つまり、例えば知人を表札情報の表示対象として登録する場合には、その知人の携帯電話の番号を予め表示条件情報記憶部52に登録しておく。その知人は携帯電話を訪問元識別情報入力部70に近づけることで、認証が行われ、表示部72に表札情報が表示される。
また、表示情報記憶部50や表示条件情報記憶部52を電子表札100に組み込む例について説明したが、例えば、電子表札100にインターネット等のネットワークに接続して通信を行う機能を搭載しておき、そのネットワーク上に表示情報記憶部50や表示条件情報記憶部52を備えたサーバを設置して、電子表札100が、ネットワークを介して訪問元の認証を行う、あるいは表札情報の取得を行っても構わない。
さらに、表示部72に表札情報が表示されていない場合には、表札情報以外の画像を待ち受け画面として表示部72に表示しても構わない。この場合、予め表示情報記憶部50に、表札情報以外に、待ち受け画面として利用する待ち受け表示情報を予め登録しておく。表示制御部42は、表示部72に表札情報が表示されていない場合には、表示情報記憶部50に記憶された待ち受け表示情報を読み出し、表示すればよい。待ち受け表示情報としては、任意の画像を利用することができるが、例えば企業の広告を示す情報を待ち受け表示情報として登録しておき、表札情報が表示されていない場合には、電子表札を企業の広告媒体として利用しても構わない。また、模様や写真等を待ち受け表示情報として登録しておくことで、電子表札100を表札兼用の装飾物として活用しても構わない。
本発明は、個人情報の漏洩の防止や防犯等と、来訪者の不便の解消とを共に考慮して表札情報が表示されるため、表札情報を表示する電子表札システム等に採用することができる。
第1の実施形態に係る電子表札システムの外観イメージの模式図である。 電子表札の機能ブロックを示す図である。 表示情報記憶部に記憶される表札情報の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る表示制御部が、訪問元識別情報が入力されたことに対応して行う表札情報の表示手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態において表示条件情報記憶部が記憶する表示条件情報の一例を示す図である。 第2の実施形態において表示条件情報記憶部が記憶する表示条件情報の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る表示制御部が、訪問元識別情報が入力されたことに対応して行う表札情報の表示手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 CPU
12 ROM
14 RAM
30 記憶装置
40 プログラム
42 表示制御部
50 表示情報記憶部
52 表示条件情報記憶部
70 訪問元識別情報入力部
72 表示部
74 操作部
80 バス
90 非接触型ICカード

Claims (5)

  1. 表示部と、
    前記表示部に表札として表示される表札情報を記憶する表示情報記憶部と、
    訪問元識別情報の入力を受け付ける識別情報入力部と、
    前記識別情報入力部を介して特定の訪問元識別情報が入力されたことに対応して、前記表示情報記憶部に記憶された前記表札情報を前記表示部に予め定められた期間表示させる表示制御部と、
    を備えることを特徴とする電子表札システム。
  2. 表示部と、
    前記表示部に表札として表示される少なくとも一つの項目を含む表札情報を記憶する表示情報記憶部と、
    訪問元識別情報と表示対象の少なくとも一つの項目とを関連づけた表示条件情報を記憶する表示条件情報記憶部と、
    訪問元識別情報の入力を受け付ける識別情報入力部と、
    前記識別情報入力部を介して訪問元識別情報が入力されたことに対応して、前記表示条件情報を参照することにより、入力された訪問元識別情報に関連付けられた表示対象の項目を特定し、特定された項目を前記表示情報記憶部から読み出し、読み出された項目を表札情報として前記表示部に予め定められた期間表示させる表示制御部と、
    を備えることを特徴とする電子表札システム。
  3. 請求項2に記載の電子表札システムにおいて、
    前記表札情報記憶部は、表札情報に含まれる項目として、名字、名前、および住所を記憶し、
    前記表示条件情報記憶部は、特定の訪問元識別情報に対して名字、名前および住所のうち少なくとも一つの項目を表示対象の項目として関連付けた表示条件情報を記憶し、
    前記表示制御部は、入力された訪問元識別情報に関連付けられた項目を特定し、特定された項目を表札情報として前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする電子表札システム。
  4. 請求項2に記載の電子表札システムにおいて、
    前記表示条件情報記憶部は、表示条件情報として、訪問元識別情報及び表示対象の項目の他に表示許可時間帯を関連付けて記憶し、
    前記表示制御部は、前記識別情報入力部を介した訪問元識別情報の入力時点が、当該入力された訪問元識別情報に対応する表示許可時間帯に含まれている場合に、当該訪問元識別情報に基づき特定された項目を前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする電子表札システム。
  5. 請求項1または2に記載の電子表札システムにおいて、
    前記表示情報記憶部は、前記表札情報の他に待ち受け表示情報を記憶し、
    前記表示制御部は、表示部に表札情報が表示されていない場合には、前記表示情報記憶部に記憶されている前記待ち受け表示情報を前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする電子表札システム。
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CN109192110A (zh) * 2018-10-11 2019-01-11 郑州莱兹电子科技有限公司 一种电子信息门牌

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