JP5169270B2 - 移動体情報通知システム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークを介して、移動体の位置情報を利用者に通知する移動体情報通知システム、これに用いる非接触データキャリア、読取端末、管理サーバ、これらのデータ処理方法、そのコンピュータプログラムに関する。
現在、学童の安心安全用位置情報を提供するサービスは携帯電話をユーザ端末として利用するものが中心である。携帯電話は基本使用料、パケット利用料などランニングコストが高額であり、また有害な情報サイトに学童を近づける危険性もあり、子供に利用させるかどうかは保護者の判断よりまちまちである。そのため一律的な適用が求められる公立学校において導入するには壁がある。
一方、携帯電話を使わずにICカード等のデータキャリアを用いて学校、駅などの入退場を履歴として残すしくみのものはある。しかし、カードリーダの設置する場所が限定されていた。
親の間で子供に現金をお小遣いとして渡す代わりにクレジット機能のないマネーカードに現金をチャージして渡すケースも見られる。このようなマネーカードには、定期券として共用されるものもある。
現在、上述のような学童の位置情報を提供するシステムとして各種の提案がある(例えば、特許文献1乃至3参照)。
特開2006−048597号公報 特開2007−011600号公報 特開2007−157005号公報
しかしながら、親が携帯電話を個別に買い与え、位置情報取得の機能を用いて子供の所在を確認したり、子供が自分の位置を親に知らせたりすると、費用負担が大きい。
また、特許文献3の技術は、特定の場所の通過、入退場を管理するため、費用がかさむGPS(Global Positioning System)携帯サービスの代替として安価な位置情報をインフラを実現していない。
このような事情は、学童だけでなく、介護される老人の位置管理等においても、同様に生ずる問題である。
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、GPSシステムのような高価な方法によらず、安価な方法で利用者に移動体の所在を知らせることができる移動体情報通知システムを提供するものである。
本発明によれば、移動体ごとに携帯された非接触データキャリアを読み取る読取端末と、
施設ごとに設置された読取端末とネットワークを介して接続している管理サーバと、
を有する移動体情報通知システムであって、
上記読取端末は、
移動体識別情報を格納する非接触データキャリアから移動体識別情報を取得する移動体識別情報取得手段と、
読取端末を個々に識別する端末識別情報を記憶する端末識別情報記憶手段と、
取得された移動体識別情報と、記憶された端末識別情報とを関連づけて管理サーバに送信する情報送信手段と、を備え、
上記管理サーバは、
移動体の位置情報を通知する利用者端末の宛先を移動体識別情報に対応づけて記憶する利用者情報記憶手段と、
施設の位置情報を端末識別情報に対応づけて記憶する位置情報記憶手段と、
受信した移動体情報に対応する宛先と、受信した端末識別情報に対応する施設の位置情報とをそれぞれ抽出する抽出手段と、
抽出された施設の位置情報と、受信した移動体情報とを含めてメッセージを作成するメッセージ作成手段と、
抽出された宛先に、作成されたメッセージを送信するメッセージ送信手段と、
を備えることを特徴とする移動体情報通知システム
が提供される。
また、本発明によれば、上記に記載の移動体情報通知システムが有する読取端末によって、情報を読み取られる非接触データキャリアであって、乗車券を共用することを特徴とする非接触データキャリア
が提供される。
また、本発明によれば、上記に記載の移動体情報通知システムが有する読取端末であって、
移動体識別情報を格納する非接触データキャリアから移動体識別情報を取得する移動体識別情報取得手段と、
読取端末を個々に識別する端末識別情報を記憶する端末識別情報記憶手段と、
取得された移動体識別情報と、記憶された端末識別情報とを関連づけて管理サーバに送信する情報送信手段と、
を備えることを特徴とする読取端末
が提供される。
また、本発明によれば、上記に記載の移動体情報通知システムが有する管理サーバであって、
移動体の位置情報を通知する利用者端末の宛先を移動体情報に対応づけて記憶する利用者情報記憶手段と、
施設の位置情報を端末識別情報に対応づけて記憶する位置情報記憶手段と、
受信した移動体情報に対応する宛先と、受信した端末識別情報に対応する施設の位置情報とをそれぞれ抽出する抽出手段と、
抽出された施設の位置情報と、受信した移動体情報とを含めてメッセージを作成するメッセージ作成手段と、
抽出された宛先に、作成されたメッセージを送信するメッセージ送信手段と、
を備えることを特徴とする管理サーバ
が提供される。
また、本発明によれば、上記に記載の読取端末のデータ処理方法であって、
移動体識別情報を格納する非接触データキャリアから移動体識別情報を取得するステップと、
読取端末を個々に識別する端末識別情報を取得するステップと、
取得された移動体識別情報と、取得された端末識別情報とを関連づけて管理サーバに送信するステップと、
を含むことを特徴とするデータ処理方法
が提供される。
また、本発明によれば、上記に記載の管理サーバのデータ処理方法であって、
移動体の位置情報を通知する利用者端末の宛先を移動体情報に対応づけて取得するステップと、
施設の位置情報を端末識別情報に対応づけて取得するステップと、
受信した移動体情報に対応する宛先と、受信した端末識別情報に対応する施設の位置情報とをそれぞれ抽出するステップと、
抽出された施設の位置情報と、受信した移動体情報とを含めてメッセージを作成するステップと、
抽出された宛先に、作成されたメッセージを送信するステップと、
を含むことを特徴とするデータ処理方法
が提供される。
また、本発明によれば、上記に記載の読取端末のためのコンピュータプログラムであって、
移動体識別情報を格納する非接触データキャリアから移動体識別情報を取得する移動体識別情報取得処理と、
読取端末を個々に識別する端末識別情報を記憶する端末識別情報記憶処理と、
取得された移動体識別情報と、記憶された端末識別情報とを関連づけて管理サーバに送信する情報送信処理と、
を読取端末に実行させることを特徴とするコンピュータプログラム
が提供される。
また、本発明によれば、
上記に記載の管理サーバのためのコンピュータプログラムであって、
移動体の位置情報を通知する利用者端末の宛先を移動体情報に対応づけて記憶する利用者情報記憶処理と、
施設の位置情報を端末識別情報に対応づけて記憶する位置情報記憶処理と、
受信した移動体情報に対応する宛先と、受信した端末識別情報に対応する施設の位置情報とをそれぞれ抽出する抽出処理と、
抽出された施設の位置情報と、受信した移動体情報とを含めてメッセージを作成するメッセージ作成処理と、
抽出された宛先に、作成されたメッセージを送信するメッセージ送信処理と、
を管理サーバに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム
が提供される。
なお、本発明の各種の構成要素は、その機能を実現するように形成されていればよく、例えば、所定の機能を発揮する専用のハードウェア、所定の機能がコンピュータプログラムにより付与されたデータ処理装置、コンピュータプログラムによりデータ処理装置に実現された所定の機能、これらの任意の組み合わせ、等として実現することができる。
また、本発明の各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要もなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でよい。
また、本発明のデータ処理方法には複数の工程を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の工程を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明のデータ処理方法を実施するときには、その複数の工程の順番は内容的に支障しない範囲で変更することができる。
また、本発明のデータ処理方法の複数の工程は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、ある工程の実行中に他の工程が発生すること、ある工程の実行タイミングと他の工程の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
また、本発明で云う読取端末および管理サーバは、コンピュータプログラムを読み取って対応するデータ処理を実行できるように、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、I/F(Interface)ユニット、等の汎用デバイスで構築されたハードウェア、所定のデータ処理を実行するように構築された専用の論理回路、これらの組み合わせ、等として実施することができる。
なお、本発明でコンピュータプログラムに対応した各種動作を読取端末および管理サーバに実行させることは、各種デバイスを読取端末および管理サーバに動作制御させることなども意味している。
例えば、読取端末および管理サーバに各種データを記憶させることは、データ処理装置に固定されているHDD(Hard Disc Drive)等の情報記憶媒体にCPUが各種データを格納すること、読取端末および管理サーバに交換自在に装填されているCD−R(Compact Disc−Recordable)等の情報記憶媒体にCPUがCDドライブで各種データを格納すること、等でよい。
本発明によれば、GPSシステムのような高価な方法によらず、安価な方法で利用者に移動体の所在を知らせることができる移動体情報通知システムが提供される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、本実施形態の移動体情報通知システムの全体構成を示す説明図である。本実施形態は、移動体である学童ごとに携帯された非接触データキャリアであるユーザ端末10を読み取る読取端末100と、施設ごとに設置された読取端末100とネット回線1を介して接続している管理サーバ40(サーバ)と、を有する移動体情報通知システムである。読取端末100は、カードリーダ20Aと、カードリーダ20Bと、パーソナルコンピュータ(PC)50で構成されている。
図2は、本実施形態の読取端末の構成を模式的に示すブロック図である。読取端末100は、ユーザ端末10から移動体識別情報として学童IDを取得する学童ID取得部201と、カードリーダ20を個々に識別する端末識別情報としてのカードリーダIDを記憶する端末識別情報記憶部203と、取得された学童IDと、記憶されたカードリーダIDをとを関連づけて管理サーバ40に送信する情報送信部205と、を備える。
図3は、本実施形態の管理サーバ40の構成を模式的に示すブロック図である。管理サーバ40は、学童の位置情報を通知する利用者端末である保護者の携帯電話の宛先を学童IDに対応づけて記憶する保護者情報記憶部401と、施設の位置情報をカードリーダIDに対応づけて記憶する位置情報記憶部411と、受信した学童IDに対応する宛先と、受信したカードリーダIDに対応する施設の位置情報とをそれぞれ抽出する抽出部405と、抽出された施設の位置情報と、受信した学童IDとを含めてメッセージを作成するメッセージ作成部407と、抽出された宛先に、作成されたメッセージを送信するメッセージ送信部409と、を備える。
具体的には、本実施形態の移動体情報通信システムは、ユーザ端末10と、読取端末100と、管理サーバ40と、携帯電話30と、から構成される。読取端末100と、管理サーバ40とは、ネット回線1を介して接続している。また、ネット回線1と、携帯電話30とは、携帯電話網2を介して接続されている。
ユーザ端末10、読取端末100、携帯電話30、管理サーバ40はインターネット等のネットワークを介して相互に接続されている。ネットワークは、ネット回線1および携帯電話網2から構成されている。ネット回線1は、読取端末100と管理サーバ40とのデータ通信を仲介できるものであればよく、有線、無線、これらの組み合わせ、でよい。また、携帯電話網2は、ネット回線1と携帯電話30とのデータ通信を仲介できるものであればよく、有線、無線、これらの組み合わせ、でよい。
ユーザ端末10は、学童に携帯される非接触データキャリアである。ユーザ端末10には、学童IDを含むユーザ情報が格納される。また、ユーザ端末10は、学童の保護者に携帯されてもよい。この場合、ユーザ端末10には、保護者を識別する保護者IDを含むユーザ情報が格納される。ユーザ端末10は、マネーカードとして使用することができる。また、ユーザ端末10は、乗車券が共用される交通ICカードであってもよい。ユーザ端末10は、学童の通学や保護者の通勤に利用される定期券として機能することもできる。ユーザ端末10は学童や保護者がカードリーダ20にタッチさせることにより、PC50側にインストールされた専用ソフトと連携し、ユーザ端末10が持つ情報をPC50に読み込ませる機能を備えている。
カードリーダ20は、ユーザからユーザ端末10を提示されると、ユーザ端末10に格納されたユーザ情報を抽出する。抽出されたユーザ情報は、PC50に送出される。カードリーダ20は、街中の不特定な施設を拠点として設置される。施設には、たとえば、コンビニエンスストア、店舗、公共施設等が挙げられる。カードリーダ20はインターネットに接続されたPC50にUSB接続することで利用可能なものである。
携帯電話30は、保護者または教師によって携帯されるメール機能付きの携帯電話である。また、携帯電話30は、GPS機能を備えることもできる。管理サーバ40は、学童等の所在を通知する機能を有している。なお、携帯電話30は、PHSやPDAであってもよい。
読取端末100は、PC50と、PC50と接続しているカードリーダ20Aおよびカードリーダ20Bとから構成されている。カードリーダ20Aは、緊急モードに使用することができる。また、カードリーダ20Bは、通常モードに使用することができる。
読取端末100の構成を図2を用いて説明する。読取端末100は、学童ID取得部201と、端末識別情報記憶部203と、情報送信部205と、から構成される。
学童ID取得部201は、カードリーダ20が抽出したユーザ情報を受け付けると、ユーザ情報に含まれる学童IDを取得する。学童IDは、学童を識別する情報である。
端末識別情報記憶部203は、カードリーダIDを記憶する。カードリーダIDは、カードリーダ20ごとに与えられる識別情報である。
情報送信部205は、取得された学童IDと、記憶されたカードリーダIDをとを関連づけて管理サーバ40に送信する。
管理サーバ40の構成を図3を用いて説明する。管理サーバ40は、保護者情報記憶部401と、情報受信部403と、抽出部405と、メッセージ作成部407と、メッセージ送信部409と、位置情報記憶部411と、ポイントデータベース413から構成される。
保護者情報記憶部401は、学童の位置情報を通知する携帯電話30の宛先を学童IDに対応づけて記憶する。宛先は、たとえば、携帯電話30のインターネットアドレスである。保護者は複数いてもよい。保護者には、たとえば、両親、教師、祖父、祖母、ベビーシッター等、学童の安全を知るべき任意の人物とすることができる。保護者情報記憶部401には、携帯電話30のインターネットアドレスを保護者を識別する保護者IDとともに記憶してもよい。
位置情報記憶部411は、施設の位置情報をカードリーダIDに対応づけて記憶する。位置情報は、主に施設の場所を示す情報であり、施設の名称、住所、電話番号、最寄り駅等を表す。位置情報記憶部411は、施設までの経路情報を記憶してもよい。経路情報は、施設が設置された周囲の地図情報とすることができる。経路情報は、施設の最寄り駅から施設までの経路を示すものであってもよい。位置情報記憶部411は、経路情報をカードリーダIDに対応づけて記憶することもできる。
情報受信部403は、ネット回線1を介して読取端末100から学童IDと、カードリーダIDとを受信する。受信した学童IDと、カードリーダIDとは、抽出部405に送出される。
抽出部405は、保護者情報記憶部401を参照し、情報受信部403が受信した学童IDに対応する携帯電話30のインターネットアドレスを抽出する。また、抽出部405は、位置情報記憶部411を参照し、受信したカードリーダIDに対応する施設の位置情報を抽出する。このとき、抽出部405は、保護者情報記憶部401の学童IDにチェックを入れてもよい。また、保護者情報記憶部401に記憶された学童IDと、位置情報記憶部411に記憶されたカードリーダIDとをリンクさせてもよい。こうすることにより、管理サーバ40において、学童を保護監視状態に置くことができる。
メッセージ作成部407は、抽出された施設の位置情報と、受信した学童IDとを含めてメッセージを作成する。
メッセージ送信部409は、抽出部405が抽出したインターネットアドレスを有する携帯電話30に、メッセージ作成部407が作成したメッセージを送信する。
携帯電話30がメッセージを受信すると、メッセージがディスプレイに表示される。図7は、携帯電話30に表示されるメッセージの一例である。具体的には、メッセージは、日時301、宛先302、発信元303、タイトル304、本文305から構成される。日時301には、メッセージを送信した日時が入力される。宛先302は、抽出部405が抽出した携帯電話30のインターネットアドレスが入力される。発信元303には、管理サーバ40の名称とインターネットアドレスが入力される。タイトル304には、任意のデータを入力することができるが、対象の学童の名前等の学童IDを入力すると、メッセージの目的が学童の位置情報を通知するものであることを一意に把握することができる。本文305には、施設の位置情報を含めることができる。図7の例では、カードリーダ20がユーザ端末10から学童IDを取得した時刻およびそのカードリーダ20が設置された施設の名称を通知する例を示している。
本文305は、経路情報の要否の問い合わせ情報を含んでいてもよい。携帯電話30を操作する保護者または教師は、図7に示すボタン306を押下することにより経路情報を管理サーバ40に要求することができる。
情報受信部403がネット回線1および携帯電話網2を介して地図情報の要求をから受け付けると、抽出部405は、位置情報記憶部411を参照し、対応する経路情報を抽出する。メッセージ送信部409は、抽出された地図情報を含むメッセージを作成し、携帯電話30に送信する。
携帯電話30は、管理サーバ40から経路情報を受信してディスプレイに表示させる。携帯電話30がGPS機能を備える場合、経路情報として、施設の周囲の地図情報を送信し、地図とともに携帯電話30の現在位置を携帯電話30のディスプレイに表示させて、施設までの経路を表示してもよい。また、地図情報は、施設までの路線情報であってもよい。
保護者は、路線情報を参照し、学童を出迎えにいくことができる。出迎えにいくと、保護者は自身のユーザ端末10をカードリーダ20に提示する。カードリーダ20は、保護者IDを読み取り、PC50は、保護者IDと、カードリーダIDと関連づけて管理サーバ40へ送信する。管理サーバ40は、保護者IDと、カードリーダIDを受信すると、保護者情報記憶部401を参照し、対応する学童IDのチェックボックスのチェックを外す。また、学童IDとカードリーダIDとのリンクを消去する。これにより、学童の保護監視状態が解除される。
保護監視状態が解除された学童に、複数の保護者がいるとき、管理サーバ40は、保護した保護者以外の保護者にメール送信してもよい。具体的には、抽出部405は、受信した保護者ID以外の保護者IDの宛先を保護者情報記憶部401から抽出し、メッセージ作成部407に送出する。メッセージ作成部407は、受け付けた保護者の宛先に送信するためのメッセージを作成する。メッセージには、学童が保護されたことを通知する内容を含める。作成されたメッセージはメッセージ送信部409から送信される。
なお、学童ID取得部201は、緊急用の読取モードを有するカードリーダ20Aまたは通常用の読取モードを有するカードリーダ20Bより、学童からユーザ端末10の提示を受け付けることができる。このとき、情報送信部205は、ユーザ端末10を受け付けたときの読取モードを示すモード情報とともに、取得したカードリーダIDを管理サーバ40に送信してもよい。モード情報とは、緊急用または通常用のいずれかのモードを示す情報である。カードリーダ20は、通常用の読取モードまたは緊急用の読取モードを備えていてもよい。こうすることにより、1台のカードリーダ20でカードリーダ20Aの機能とカードリーダ20Bの機能とを保持することができる。
また、上述のように、位置情報記憶部411は、読取端末100が設置された施設への経路情報をカードリーダIDに対応づけて記憶することができる。学童ID取得部201がカードリーダ20Aからユーザ端末10の提示を受け付けたとき、管理サーバ40は、カードリーダIDから、緊急用の読取モードによりユーザ端末10の提示を受け付けたことを把握する。そうすると、抽出部405は、情報受信部403によって受信されたカードリーダIDに対応する経路情報を位置情報とともに抽出する。メッセージ作成部407は、抽出された経路情報を含めてメッセージを作成する。
このように作成されたメッセージは、メッセージ送信部409によって送信され、携帯電話30のディスプレイに表示される。図8は、携帯電話30に表示される緊急用のメッセージの一例である。緊急用のメッセージは、図7で示す通常用のメッセージと基本的には同じであるため、異なる点のみを以下説明する。図8では、タイトル304に緊急である旨が表示される。このとき、「緊急通知」のフラグを表示してもよい。また、緊急用のメッセージには、図7で示すボタン306の表示はないが、ファイルが添付されていることが表示される。図8の307をクリックすることにより、添付ファイルが開封され、経路情報がディスプレイに表示される。
また、位置情報記憶部411は、読取端末100が設置された施設への経路情報をカードリーダIDに対応づけて記憶する。そのため、通常用の読取モードを有するカードリーダ20Bがユーザ端末10の提示を受け付けたとき、メッセージ送信部409は、メッセージの送信とともにPC50に経路情報の要否を問い合わせることができる。上述のように、経路情報の要求を携帯電話30から受け付けたとき、抽出部405は、読取端末100から受信されたカードリーダIDに対応する経路情報を位置情報記憶部411から抽出する。メッセージ送信部409は、抽出された経路情報を要求のあった携帯電話30に送信する。
ポイントデータベース413には、ポイントが施設ごとに記憶される。ポイントは、カードリーダIDと対応づけられている。管理サーバ40は、ユーザ端末10から取得された学童IDと関連付けられたカードリーダIDを読取端末100から取得したとき、ポイントデータベース413にポイントをインクリメントする。こうすることにより、カードリーダ20が受けた通知の回数をカウントすることができ、その数量に比例したポイントを付与することができる。施設は付与されたポイント数に応じて自治体、商工会などから運転資金の補助が得ることができる。こうすることにより、施設にカードリーダの設置について理解を得ることができる。
ポイントは、カードリーダ20の読取モードによって付与される数が異なっていてもよい。たとえば、緊急用のみ読取モードを有するカードリーダ20Aから学童IDを読み取った場合は3ポイント付与し、通常用の読取モードを有するカードリーダ20Bから学童IDを読み取った場合は1ポイント付与してもよい。
上述のような読取端末100および管理サーバ40の各部は、必要により各種のハードウェアを利用して実現される。しかし、位置情報通知システムが実装されているコンピュータプログラムに対応して機能することにより実現されている。
このようなコンピュータプログラムは、例えば、移動体識別情報を格納する非接触データキャリアから移動体識別情報を取得する移動体識別情報取得処理、読取端末を個々に識別する端末識別情報を記憶する端末識別情報記憶処理、取得された移動体識別情報と、記憶された端末識別情報とを関連づけて管理サーバに送信する情報送信処理、等の処理動作をCPU等に実行させるためのソフトウェアとしてRAM等の情報記憶媒体に格納されている。
また、このようなコンピュータプログラムは、例えば、移動体の位置情報を通知する利用者端末の宛先を移動体情報に対応づけて記憶する利用者情報記憶処理、施設の位置情報を端末識別情報に対応づけて記憶する位置情報記憶処理と、受信した移動体情報に対応する宛先と、受信した端末識別情報に対応する施設の位置情報とをそれぞれ抽出する抽出処理と、抽出された施設の位置情報と、受信した移動体情報とを含めてメッセージを作成するメッセージ作成処理と、抽出された宛先に、作成されたメッセージを送信するメッセージ送信処理、等の処理動作をCPU等に実行させるためのソフトウェアとしてRAM等の情報記憶媒体に格納されている。
上述のような構成において、本実施の形態の移動体情報通知方法を以下に説明する。
次に、図4のフローチャートを参照して、本実施形態の第1の移動体情報通知方法の動作について詳細に説明する。まず、学童が店舗等の施設に入場し、ユーザ端末10をカードリーダ20にかざす(タッチする)(S101)。次に、カードリーダ20にかざされたユーザ端末10から読取端末100にユーザ情報が送出され(S102)、PC50において、学童IDが読み取られる(S103)。PC50は、利用履歴をユーザ端末10に送出し、利用履歴がユーザ端末10に書き込まれる(S104)。
PC50は、カードリーダIDとして、端末識別情報(図4では、位置情報ID)を記憶部203に記憶する。そのため、学童IDが読み取られると、PC50はカードリーダIDを学童IDに付与し(S105)、管理サーバ40に送出する(S106)。この動作はカードリーダ20が接続されたPC50上で行われ、必要となる専用ソフトをCD媒体等で簡単にインストールできるものとする。
次に管理サーバ40において、位置情報記憶部411を参照し、カードリーダIDと位置情報の照会を行う(S107)。また、保護者情報記憶部401を参照し、学童IDから位置情報の宛先の照会を行う(S108)。メッセージ作成部407は、学童IDから得られた宛先にあてたメッセージ(図4では連絡メール文)を生成し(S109)、ネット回線1、携帯電話網2を通じて携帯電話30(図4では保護者携帯30)にメール送信する(S110)。
携帯電話30がメールを受信し、確認する(S111)。メッセージの内容に基づき、保護者または教師は、ユーザ端末10がかざされたカードリーダ20が設置されている店舗等の施設へ出迎えが必要か否かを判断する(S112)。出迎えが必要と判断された場合(S112Y)、行き方がわからない場合(S113N)には、経路情報(図4では、地図情報)を要求する。管理サーバ40は、要求された経路情報を検索し(S114)、検索結果を送出する(S115)。携帯電話30は、経路情報を入手するとディスプレイに表示させる。保護者は表示された経路情報にしたがって、学童のいる施設に向かい、現地で学童を出迎える(S116)。最後に、学童の出迎えが完了すると(S117)、保護終了を確認するために保護者向けに発行されたユーザ端末10をカードリーダ20にかざす(S118)。これにより、管理サーバ40に学童の保護終了の情報を送出することができる(S119)。管理サーバ40は、保護終了を確認する(S120)。なお、現場への出迎えが必要でない場合(S112N)は、処理を終了する。また、施設への行き方がわかる場合(S113Y)は、保護者は、現地へ出迎え(S116)、S117〜S120の動作が行われる。
管理サーバ40は、保護終了を携帯電話30に通知してもよい。したがって、保護者が複数いる場合、出迎えに行かなかった者も学童の保護を知ることでき、安堵することができる。
次に、図5のフローチャートを参照して、本実施形態の第2の移動体情報通知方法の動作について詳細に説明する。第2の移動体情報通知方法は第1の移動体情報通知方法をベースとする。
まず、学童が施設に入場し、ユーザ端末10をカードリーダ20にかざす(タッチする)(S201)。ユーザ端末10からユーザ情報が読取端末100に送出される(S202)。次に、カードリーダ20がかざされたカードのユーザ情報から学童IDを読み取る(S203)。学童IDが読み取られると読み取った履歴がその履歴としてユーザ端末10に送出されユーザ端末10に格納される(S204)。履歴情報は、たとえば、カードリーダIDと、読み取られた時刻とを関連づけた情報である。カードリーダIDが学童IDに付与されて(S205)管理サーバ40に送出される(S206)。管理サーバ40は、保護者情報記憶部401に記憶されたカードリーダIDと、位置情報との照会を行う。抽出部405が位置情報記憶部411を参照し、受信したカードリーダIDに対応する位置情報を検知して抽出する(S207)。このとき、抽出部405は、ポイントデータベース413を参照し、受信したカードリーダIDに対応するポイントをインクリメントする(S208、S209)。インクリメントされる(S208Y)と、管理サーバ40が検知した位置情報の件数を施設ごとに集計し(S210)、各施設にインセンティブとしてポイントを付与する(S211)。各施設は付与されたポイントを基に自治体、あるいは商工会議所においてカードリーダ20の設置について運転資金として補助金を得る(S212)。これにより、カードリーダ20の設置に対するメリットを各施設に提供することができる。
さらに、図6のフローチャートを参照して、本実施形態の第3の移動体情報通知方法の動作について詳細に説明する。第3の移動体情報通知方法もまた第1の移動体情報通知方法をベースとする。
まず、学童が施設に入場した際(S301)、緊急事態にあるかどうかを基準にカードリーダ20の使い分けを行う(S302)。緊急事態の場合(S302Y)にはカードリーダ20Aにユーザ端末10をかざす(S303)。次に、ユーザ情報が読み込まれ(S304)、抽出された学童IDにカードリーダIDが付与されて管理サーバ40に送出される(S305)。管理サーバ40に構築されている緊急通知システム(S306)を用いて携帯電話30に駆け付け指示を行う(S307)。S306では、具体的には、メッセージ作成部407において、図8で示すような緊急用のメッセージが作成される。S307では、作成された緊急用のメッセージがメッセージ送信部409から送信される。駆け付け指示は、緊急用のフラグを立てた経路情報を含むメッセージを送信することにより行われる。携帯電話30は、緊急用のフラグが立てられたメッセージを受信(緊急受信)する。携帯電話30は、緊急受信を受けて(S308)、メッセージに含まれる経路情報に従って、カードリーダAの設置場所へ駆け付ける(S309)。緊急事態にある学童は保護者の出迎えを受ける(S310)。最後に、ユーザの出迎えが完了すると保護終了を確認するために保護者向けに発行されたユーザ端末10をカードリーダ20にかざす(S318)。これにより、カードリーダ20Aと接続されているPC50は、保護者IDを読み取り(S319)、保護者IDを送出することにより、管理サーバ40に保護終了の情報を送出する(S320)。これにより、保護終了のステータスが登録される(S321)。保護終了のステータスの登録は、学童の保護監視状態が解除の登録がなされることにより行われる。
一方、緊急事態でない場合(S302N)は、カードリーダ20Bにユーザ端末10をかざす(S311)。次に、ユーザ情報が読み込まれ(S312)、抽出された学童IDにカードリーダIDが付与されて管理サーバ40に送出される(S313)。管理サーバ40に構築されている定期連絡システム(S314)を用いて図7で示すような連絡メッセージが作成され(S315)、携帯電話30で定期受信が実行される(S316)。保護者は、メッセージを確認し(S317)、処理を終了する。S314〜S317で示す動作は、図4のフローのS107からS111と同じである。
つづいて、本実施形態の効果について図1〜3を用いつつ説明する。本実施形態の移動体情報通知システムによれば、読取端末100を用いて移動体(学童)の情報を取得することにより、移動体(学童)の位置情報を利用者端末(保護者)に送信することができる。したがって、GPSシステムのような高価な方法によらず、安価な方法で保護者に学童の所在を知らせることができる。
従来は親が子供向け携帯電話を個別に買い与え、携帯電話のGPS機能を用いて子供の所在を確認したり、緊急時には子供が自分の位置を親に知らせていた。しかし、費用負担が大きいこともあり、安全を確認する手段は各家庭に委ねられていた。したがって、学校、地域として組織的な安全確認のしくみになりえなかった。また、必要な費用のうち、所在(安全)情報の通知・確認にかかった費用を切り出すことが困難であることから、すべての家庭に導入を義務付けたり、自治体側が費用を負担することが難しいという問題点があった。
しかしながら、本実施形態の移動体情報通知システムによれば、学童に携帯させる交通ICカード等のユーザ端末10を街中の不特定な拠点(コンビニ、こども110番店舗、公共施設など)に設置されたカードリーダ20に接触(タッチ)させることにより、学童の所在(安全)情報を保護者に通知することができる。したがって、ユーザは、携帯電話等を用いずに、安価に安心安全用位置情報サービスを利用することができる。また、緊急時と通常時を区分けして保護者に通知することもできる。
また、本実施形態の移動体情報通知システムによれば、汎用的で低価格なカードリーダ20と交通ICカード等のユーザ端末10を用いて学童の位置情報通知を容易に安価に実現することができる。また、安価な初期費用とランニングコストにより、公立小中学校などの公共施設においても一律適用を実現することができる。また、カードリーダの設置場所を店舗とする場合においても、利用回数に応じてポイント付与することにより、現状インフラを有効に利用する手段を有し、積極的な協力を促進することができる。したがって、店舗にカードリーダの設置について、インセンティブを提供することができる。
また、本実施形態の移動体情報通知システムによれば、交通ICカードのユーザ端末10と、安価な汎用カードリーダ20などで学童の位置情報通知サービス環境を構築することができる。本実施形態によれば、学童の位置情報通知サービスの運用を容易に行うことができるため、一般の個人店舗などにもカードリーダ20を設置することができ、あらゆる場所にカードリーダを設置することが可能となる。
また、本実施形態の移動体情報通知システムによれば、カードリーダ20を設置した店舗に対して、その利用実績に応じたポイントを付与することができる。したがって、そのインセンティブ効果により、カードリーダ20の設置を継続させたり、新たな設置先を増やしたりすることができる。
また、本実施形態の移動体情報通知システムによれば、カードリーダ20を2台設置し、状況に応じて端末の使い分けを行えるように構成することができる。したがって、保護者は、緊急時の連絡で出迎えを要する場合と、安全であることを示す定時連絡を行っている場合を識別することができる。
また、本実施形態の移動体情報通知システムによれば、学童の安心安全管理を一律に実施できる。本実施形態は、交通ICカード等の非接触データキャリア機能を活用しているため学童側にかかるコストがほとんど必要なく、従来からあるこども110番などのインフラを活用したしくみとなっている。そのため、インフラ構築にコストや障壁が生じず、学童の利用という場合においてはGPS機能を有する携帯電話と同等の位置情報を提供することができる。
また、本実施形態の移動体情報通知システムによれば、施設をこども110番などへの積極的な参加に向かわせるインセンティブ機能がある。その理由は、本システムを構成するカードリーダ20を設置した店舗ごとにその利用実績に応じたポイントをインセンティブとして付与する機能を提供しているからである。
本実施形態では、ポイントの付与に関するデータの流れが、購買行為により生じているものではなく、常時においては立ち寄り行為、緊急時においては駆け込み行為が行われた回数に基づくものである。また、ポイントの付与が対顧客に行われるのではなく、カードリーダ20を設置・運用している店舗に対するインセンティブとして行われている。そのポイントは店舗自体が利用することができる。
また、本実施形態の移動体情報通知システムによれば、学童が緊急事態にあり、出迎えを必要としているかどうかを知らせることができる。その理由は、緊急用モードおよび通常用モードの2種類の読取モードからなるカードリーダを設置し、学童がおかれている状況に応じて、リーダ端末を使い分け、緊急時とそれ以外を区別する機能を提供しているからである。
また、本実施形態によれば、安価で設置・利用が容易なカードリーダを用いるため、任意の「置ける場所」にカードリーダを設置することができる。したがって、費用がかさむGPS携帯サービスの代替として安価な位置情報インフラを実現することができる。
また、マネーカードや交通ICカードは、外出時に常時携帯している可能性が高い。したがって、ユーザ端末10として、マネーカードや交通ICカードを採用することにより、緊急時にも対応することが可能となる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、本発明によれば、アミューズメントパークなどでのスポット通過履歴(お化け屋敷など)サービスといった用途に適用できる。また、商業施設などでのポイントラリー、購入金額に応じた駐車場サービスへの応用といった用途にも適用可能である。
また、本実施形態において、移動体として学童を、利用者端末として、保護者に携帯される携帯電話を例に挙げて説明した。しかしながら、移動体が介護される病人や老人であっても本発明を適用することができる。
さらに、本実施の形態では移動体情報通知システムの各部がコンピュータプログラムにより各種機能として論理的に実現されることを例示した。しかし、このような各部の各々を固有のハードウェアとして形成することもでき、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせとして実現することもできる。
また、上記形態ではデータネットワークとして現状のインターネットを例示したが、これが次世代のインターネットであるNGN(Next Generation Network)でもよい。
なお、当然ながら、上述した実施の形態および複数の変形例は、その内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。また、上述した実施の形態および変形例では、各部の構造などを具体的に説明したが、その構造などは本発明を満足する範囲で各種に変更することができる。
(付記)
(発明1)
移動体ごとに携帯された非接触データキャリアを読み取る読取端末と、
施設ごとに設置された前記読取端末とネットワークを介して接続している管理サーバと、
を有する移動体情報通知システムであって、
前記読取端末は、
移動体識別情報を格納する前記非接触データキャリアから前記移動体識別情報を取得する移動体識別情報取得手段と、
前記読取端末を個々に識別する端末識別情報を記憶する端末識別情報記憶手段と、
取得された前記移動体識別情報と、記憶された前記端末識別情報とを関連づけて前記管理サーバに送信する情報送信手段と、を備え、
前記管理サーバは、
移動体の位置情報を通知する利用者端末の宛先を前記移動体識別情報に対応づけて記憶する利用者情報記憶手段と、
前記施設の位置情報を前記端末識別情報に対応づけて記憶する位置情報記憶手段と、
受信した前記移動体情報に対応する前記宛先と、受信した前記端末識別情報に対応する前記施設の位置情報とをそれぞれ抽出する抽出手段と、
抽出された前記施設の位置情報と、受信した前記移動体情報とを含めてメッセージを作成するメッセージ作成手段と、
抽出された前記宛先に、作成された前記メッセージを送信するメッセージ送信手段と、
を備えることを特徴とする移動体情報通知システム。
(発明2)
通常用の読取モードまたは緊急用の読取モードにより、前記移動体から前記非接触データキャリアの提示を受け付けるデータキャリア受付手段をさらに有し、
前記情報送信手段は、前記非接触データキャリアを受け付けたときの前記読取モードを示すモード情報とともに、取得した前記移動体識別情報を前記管理サーバに送信することを特徴とする発明1に記載の移動体情報通知システム。
(発明3)
前記位置情報記憶手段は、前記読取端末が設置された前記施設への経路情報を前記端末識別情報に対応づけて記憶し、
前記データキャリア受付手段が前記緊急用の読取モードにより前記非接触データキャリアの提示を受け付けたとき、前記抽出手段は、受信した前記端末識別情報に対応する前記経路情報を抽出し、
前記メッセージ作成手段は、抽出された前記経路情報を含めて前記メッセージを作成することを特徴とする発明2に記載の移動体情報通知システム。
(発明4)
前記位置情報記憶手段は、前記読取端末が設置された前記施設への経路情報を前記端末識別情報に対応づけて記憶し、
前記データキャリア受付手段が前記通常用の読取モードにより前記非接触データキャリアの提示を受け付けたとき、前記メッセージ送信手段は、前記メッセージの送信とともに前記利用者端末に前記経路情報の要否を問い合わせることを特徴とする発明2または3に記載の移動体情報通知システム。
(発明5)
前記経路情報の要求を前記利用者端末から受け付けたとき、前記抽出手段は、受信した前記端末識別情報に対応する前記経路情報を抽出し、前記メッセージ送信手段は、抽出された前記経路情報を送信することを特徴とする発明4に記載の移動体情報通知システム。
(発明6)
前記非接触データキャリアから前記移動体識別情報を取得したとき、ポイントをインクリメントするポイント蓄積手段をさらに備えることを特徴とする発明1乃至5いずれかに記載の移動体情報通知システム。
(発明7)
発明1乃至6いずれかに記載の移動体情報通知システムが有する読取端末によって、
情報を読み取られる非接触データキャリアであって、乗車券を共用することを特徴とする非接触データキャリア。
(発明8)
発明1乃至6いずれかに記載の移動体情報通知システムが有する読取端末であって、
移動体識別情報を格納する前記非接触データキャリアから前記移動体識別情報を取得する移動体識別情報取得手段と、
前記読取端末を個々に識別する端末識別情報を記憶する端末識別情報記憶手段と、
取得された前記移動体識別情報と、記憶された前記端末識別情報とを関連づけて前記管理サーバに送信する情報送信手段と、
を備えることを特徴とする読取端末。
(発明9)
発明1乃至6いずれかに記載の移動体情報通知システムが有する管理サーバであって、
移動体の位置情報を通知する利用者端末の宛先を前記移動体情報に対応づけて記憶する利用者情報記憶手段と、
前記施設の位置情報を前記端末識別情報に対応づけて記憶する位置情報記憶手段と、
受信した前記移動体情報に対応する前記宛先と、受信した前記端末識別情報に対応する前記施設の位置情報とをそれぞれ抽出する抽出手段と、
抽出された前記施設の位置情報と、受信した前記移動体情報とを含めてメッセージを作成するメッセージ作成手段と、
抽出された前記宛先に、作成された前記メッセージを送信するメッセージ送信手段と、
を備えることを特徴とする管理サーバ。
(発明10)
発明8に記載の読取端末のデータ処理方法であって、
前記移動体識別情報を格納する前記非接触データキャリアから前記移動体識別情報を取得するステップと、
前記読取端末を個々に識別する前記端末識別情報を取得するステップと、
取得された前記移動体識別情報と、取得された前記端末識別情報とを関連づけて前記管理サーバに送信するステップと、
を含むことを特徴とするデータ処理方法。
(発明11)
発明9に記載の管理サーバのデータ処理方法であって、
移動体の位置情報を通知する利用者端末の宛先を前記移動体情報に対応づけて取得するステップと、
前記施設の位置情報を前記端末識別情報に対応づけて取得するステップと、
受信した前記移動体情報に対応する前記宛先と、受信した前記端末識別情報に対応する前記施設の位置情報とをそれぞれ抽出するステップと、
抽出された前記施設の位置情報と、受信した前記移動体情報とを含めてメッセージを作成するステップと、
抽出された前記宛先に、作成された前記メッセージを送信するステップと、
を含むことを特徴とするデータ処理方法。
(発明12)
発明8に記載の読取端末のためのコンピュータプログラムであって、
前記移動体識別情報を格納する前記非接触データキャリアから前記移動体識別情報を取得する移動体識別情報取得処理と、
前記読取端末を個々に識別する前記端末識別情報を記憶する端末識別情報記憶処理と、
取得された前記移動体識別情報と、記憶された前記端末識別情報とを関連づけて前記管理サーバに送信する情報送信処理と、
を前記読取端末に実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
(発明13)
発明9に記載の管理サーバのためのコンピュータプログラムであって、
移動体の位置情報を通知する利用者端末の宛先を前記移動体情報に対応づけて記憶する利用者情報記憶処理と、
前記施設の位置情報を前記端末識別情報に対応づけて記憶する位置情報記憶処理と、
受信した前記移動体情報に対応する前記宛先と、受信した前記端末識別情報に対応する前記施設の位置情報とをそれぞれ抽出する抽出処理と、
抽出された前記施設の位置情報と、受信した前記移動体情報とを含めてメッセージを作成するメッセージ作成処理と、
抽出された前記宛先に、作成された前記メッセージを送信するメッセージ送信処理と、
を前記管理サーバに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
実施の形態に係る移動体情報通知システムの全体構成を示す説明図である。 実施の形態に係る読取端末の構成を模式的に示すブロック図である。 実施の形態に係る管理サーバの構成を模式的に示すブロック図である。 実施の形態に係る移動体情報通知方法の一例を示すフローチャートである。 実施の形態に係る移動体情報通知方法の一例を示すフローチャートである。 実施の形態に係る移動体情報通知方法の一例を示すフローチャートである。 実施の形態に係る携帯電話に表示されるメッセージの一例である。 実施の形態に係る携帯電話に表示されるメッセージの一例である。
符号の説明
1 ネット回線
2 携帯電話網
10 ユーザ端末
20 カードリーダ
20A カードリーダ
20B カードリーダ
30 携帯電話
40 管理サーバ
100 読取端末
201 学童ID取得部
203 端末識別情報記憶部
205 情報送信部
301 日時
302 宛先
303 発信元
304 タイトル
305 本文
306 ボタン
401 保護者情報記憶部
403 情報受信部
405 抽出部
407 メッセージ作成部
409 メッセージ送信部
411 位置情報記憶部
413 ポイントデータベース

Claims (12)

  1. 移動体ごとに携帯された非接触データキャリアを読み取る読取端末と、
    施設ごとに設置された前記読取端末とネットワークを介して接続している管理サーバと、
    を有する移動体情報通知システムであって、
    前記読取端末は、
    移動体識別情報を格納する前記非接触データキャリアから前記移動体識別情報を取得する移動体識別情報取得手段と、
    通常用の読取モードまたは緊急用の読取モードにより、前記移動体から前記非接触データキャリアの提示を受け付けるデータキャリア受付手段と、
    前記読取端末を個々に識別する端末識別情報を記憶する端末識別情報記憶手段と、
    取得された前記移動体識別情報と、記憶された前記端末識別情報と、前記非接触データキャリアの提示を受け付けたときの前記読取モードを示すモード情報とを関連づけて前記管理サーバに送信する情報送信手段と、を備え、
    前記管理サーバは、
    移動体の位置情報を通知する利用者端末の宛先を前記移動体識別情報に対応づけて記憶する利用者情報記憶手段と、
    前記施設の位置情報を前記端末識別情報に対応づけて記憶する位置情報記憶手段と、
    受信した前記移動体識別情報に対応する前記宛先と、受信した前記端末識別情報に対応する前記施設の位置情報とをそれぞれ抽出する抽出手段と、
    抽出された前記施設の位置情報と、受信した前記移動体識別情報とを含めてメッセージを作成するメッセージ作成手段と、
    抽出された前記宛先に、作成された前記メッセージを送信するメッセージ送信手段と、
    を備えることを特徴とする移動体情報通知システム。
  2. 前記位置情報記憶手段は、前記読取端末が設置された前記施設への経路情報を前記端末識別情報に対応づけて記憶し、
    前記データキャリア受付手段が前記緊急用の読取モードにより前記非接触データキャリアの提示を受け付けたとき、前記抽出手段は、受信した前記端末識別情報に対応する前記経路情報を抽出し、
    前記メッセージ作成手段は、抽出された前記経路情報を含めて前記メッセージを作成することを特徴とする請求項に記載の移動体情報通知システム。
  3. 前記位置情報記憶手段は、前記読取端末が設置された前記施設への経路情報を前記端末識別情報に対応づけて記憶し、
    前記データキャリア受付手段が前記通常用の読取モードにより前記非接触データキャリアの提示を受け付けたとき、前記メッセージ送信手段は、前記メッセージの送信とともに前記利用者端末に前記経路情報の要否を問い合わせることを特徴とする請求項またはに記載の移動体情報通知システム。
  4. 前記経路情報の要求を前記利用者端末から受け付けたとき、前記抽出手段は、受信した前記端末識別情報に対応する前記経路情報を抽出し、前記メッセージ送信手段は、抽出された前記経路情報を送信することを特徴とする請求項に記載の移動体情報通知システム。
  5. 前記非接触データキャリアから前記移動体識別情報を取得したとき、ポイントをインクリメントするポイント蓄積手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至いずれかに記載の移動体情報通知システム。
  6. 請求項1乃至いずれかに記載の移動体情報通知システムが有する読取端末によって、情報を読み取られる非接触データキャリアであって、乗車券を共用することを特徴とする非接触データキャリア。
  7. 請求項1乃至いずれかに記載の移動体情報通知システムが有する読取端末であって、
    前記移動体識別情報を格納する前記非接触データキャリアから前記移動体識別情報を取得する移動体識別情報取得手段と、
    通常用の読取モードまたは緊急用の読取モードにより、前記移動体から前記非接触データキャリアの提示を受け付けるデータキャリア受付手段と、
    前記読取端末を個々に識別する端末識別情報を記憶する端末識別情報記憶手段と、
    取得された前記移動体識別情報と、記憶された前記端末識別情報と、前記非接触データキャリアの提示を受け付けたときの前記読取モードを示すモード情報とを関連づけて前記管理サーバに送信する情報送信手段と、
    を備えることを特徴とする読取端末。
  8. 請求項1乃至いずれかに記載の移動体情報通知システムが有する管理サーバであって、
    移動体の位置情報を通知する利用者端末の宛先を前記移動体識別情報に対応づけて記憶する利用者情報記憶手段と、
    前記施設の位置情報を前記端末識別情報に対応づけて記憶する位置情報記憶手段と、
    受信した前記移動体識別情報に対応する前記宛先と、受信した前記端末識別情報に対応する前記施設の位置情報とをそれぞれ抽出する抽出手段と、
    抽出された前記施設の位置情報と、受信した前記移動体識別情報とを含めてメッセージを作成するメッセージ作成手段と、
    抽出された前記宛先に、作成された前記メッセージを送信するメッセージ送信手段とを備え
    前記位置情報記憶手段は、前記読取端末が設置された前記施設への経路情報を前記端末識別情報に対応づけて記憶し、
    前記データキャリア受付手段が前記緊急用の読取モードにより前記非接触データキャリアの提示を受け付けたとき、前記抽出手段は、受信した前記端末識別情報に対応する前記経路情報を抽出し、
    前記メッセージ作成手段は、抽出された前記経路情報を含めて前記メッセージを作成することを特徴とする管理サーバ。
  9. 請求項に記載の読取端末のデータ処理方法であって、
    前記移動体識別情報を格納する前記非接触データキャリアから前記移動体識別情報を取得するステップと、
    通常用の読取モードまたは緊急用の読取モードにより、前記移動体から前記非接触データキャリアの提示を受け付けるステップと、
    前記読取端末を個々に識別する前記端末識別情報を取得するステップと、
    取得された前記移動体識別情報と、取得された前記端末識別情報と、前記非接触データキャリアの提示を受け付けたときの前記読取モードを示すモード情報とを関連づけて前記管理サーバに送信するステップと、
    を含むことを特徴とするデータ処理方法。
  10. 請求項に記載の管理サーバのデータ処理方法であって、
    移動体の位置情報を通知する利用者端末の宛先を前記移動体識別情報に対応づけて取得するステップと、
    前記施設の位置情報を前記端末識別情報に対応づけて取得するステップと、
    受信した前記移動体識別情報に対応する前記宛先と、受信した前記端末識別情報に対応する前記施設の位置情報とをそれぞれ抽出するステップと、
    前記読取端末が設置された前記施設への経路情報を前記端末識別情報に対応づけて記憶するステップと、
    抽出された前記施設の位置情報と、受信した前記移動体識別情報とを含めてメッセージを作成するステップと、
    前記データキャリア受付手段が前記緊急用の読取モードにより前記非接触データキャリアの提示を受け付けたとき、受信した前記端末識別情報に対応する前記経路情報を抽出するステップと、
    抽出された前記経路情報を含めて前記メッセージを作成するステップと、
    を含むことを特徴とするデータ処理方法。
  11. 請求項に記載の読取端末のためのコンピュータプログラムであって、
    前記移動体識別情報を格納する前記非接触データキャリアから前記移動体識別情報を取得する移動体識別情報取得処理と、
    通常用の読取モードまたは緊急用の読取モードにより、前記移動体から前記非接触データキャリアの提示を受け付けるデータキャリア受付機能と、
    前記読取端末を個々に識別する前記端末識別情報を記憶する端末識別情報記憶処理と、
    取得された前記移動体識別情報と、記憶された前記端末識別情報と、前記非接触データキャリアの提示を受け付けたときの前記読取モードを示すモード情報とを関連づけて前記管理サーバに送信する情報送信処理と、
    を前記読取端末に実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  12. 請求項に記載の管理サーバのためのコンピュータプログラムであって、
    移動体の位置情報を通知する利用者端末の宛先を前記移動体識別情報に対応づけて記憶する利用者情報記憶処理と、
    前記施設の位置情報を前記端末識別情報に対応づけて記憶する位置情報記憶処理と、
    受信した前記移動体識別情報に対応する前記宛先と、受信した前記端末識別情報に対応する前記施設の位置情報とをそれぞれ抽出する抽出処理と、
    前記読取端末が設置された前記施設への経路情報を前記端末識別情報に対応づけて記憶する処理と、
    抽出された前記施設の位置情報と、受信した前記移動体識別情報とを含めてメッセージを作成するメッセージ作成処理と、
    抽出された前記宛先に、作成された前記メッセージを送信するメッセージ送信処理と、
    前記データキャリア受付手段が前記緊急用の読取モードにより前記非接触データキャリアの提示を受け付けたとき、受信した前記端末識別情報に対応する前記経路情報を抽出する処理と、
    抽出された前記経路情報を含めて前記メッセージを作成する処理と、
    を前記管理サーバに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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