JP2005290244A - 硬化性組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】
耐候性、塗料非汚染性、復元性及び耐久性に優れる硬化性組成物を提供する。
【解決手段】
(A)架橋性シリル基を分子鎖末端に有する(メタ)アクリル系重合体、(B)エポキシ基含有(メタ)アクリル系重合体、(C)2価の錫有機カルボン酸塩、及び(D)有機アミン化合物を含有するようにした。前記(B)エポキシ基含有アクリル系重合体の重量平均分子量が1,000以上7,500以下であることが好ましい。前記重合体(A)が、リビングラジカル重合法で製造された(メタ)アクリル系重合体であることが好適である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、硬化性組成物に関し、さらに詳しくは、復元性、耐久性、耐候性及び塗料非汚染性に優れる硬化性組成物に関する。
従来、湿分等によりゴム状物質に硬化し得る、架橋性シリル基を有するオキシプロピレン重合体は、建築物等の弾性シーラント等に利用されている。この場合、物性面及びコスト面より、重合体に可塑剤、充填剤などを配合した組成物が利用されている。建築物の目地の湿度差による変動に対し追随するためには、その目地を充填するシーラントの復元性が重要になる。
復元性が優れた硬化性組成物については、種々の検討がなされているが(例えば、特許文献1及び2参照。)、耐候性や塗料非汚染性等の物性に問題があった。
特開昭55−9669号公報 特公平1−29821号公報 特許第3062626号公報 特公平1−58219号公報 特許第3062625号公報 特開平8−337713号公報 特開2003−138151号公報 特開平11−12480号公報 特開昭52−73998号公報 特開昭59−122541号公報 特開昭60−6747号公報 特開昭61−233043号公報 特開昭63−112642号公報 特開平3−79627号公報 特開平4−283259号公報 特開平5−70531号公報 特開平5−287186号公報 特開平11−80571号公報 特開平11−116763号公報 特開平11−130931号公報 特許第3313360号公報 特開2003−155469号公報 特公平3−14068号公報 特公平5−72427号公報 特公平4−55444号公報 特開平6−211922号公報 特開2000−345136号公報 特開2003−48921号公報 特開2001−40037号公報 特開平11−80250号公報 特開昭60−31556号公報 特開昭59−78223号公報 特開昭59−168014号公報 特開昭60−228516号公報 特公平7−42376号公報 特公平10−195151号公報 特公平2−44845号公報 特公平7−238143号公報 特開2000−17249号公報 特開2004−51830号公報 特開2004−59782号公報 特開2001−329065号公報 特開2001−271055号公報 WO96/30421号公報 WO97/18247号公報 WO98/01480号公報 WO98/40415号公報 特開平9−208616号公報 特開平8−41117号公報 特開平4−132706号公報 特開昭61−271306号公報 特許第2594402号公報 特開昭54−47782号公報 J. Am. Chem. Soc.、1994年、116巻、7943頁 Macromolecules、1994年、27巻、7228頁 J. Am. Chem. Soc.、1995年、117巻、5614頁 Macromolecules、1995年、28巻、7901頁 Science、1996年、272巻、866頁 Macromolecules、1995年、28巻、1721頁 Macromolecules、1999年、32巻、2872頁
本発明は、耐候性、塗料非汚染性、復元性及び耐久性に優れる硬化性組成物を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の硬化性組成物は、(A)架橋性シリル基含有有機重合体、(B)エポキシ基含有(メタ)アクリル系重合体、(C)2価の錫有機カルボン酸塩、及び(D)有機アミン化合物を含有することを特徴とする。なお、本発明において、アクリルとメタクリルをあわせて(メタ)アクリルと称する。
前記重合体(A)が、架橋性シリル基含有(メタ)アクリル系重合体であることが好ましい。前記架橋性シリル基含有(メタ)アクリル系重合体としては、架橋性シリル基を分子鎖末端に有する(メタ)アクリル系有機重合体、並びに該架橋性シリル基を分子鎖末端に有する(メタ)アクリル系重合体と架橋性シリル基含有有機重合体との混合物が好ましい。該架橋性シリル基を末端に有する(メタ)アクリル系重合体の製造法は、特に限定されないが、制御ラジカル重合法が好ましく、リビングラジカル重合法がより好ましく、原子移動ラジカル重合法がさらに好ましい。
前記エポキシ基含有(メタ)アクリル系重合体(B)の重量平均分子量が1,000以上7,500以下であることが好ましい。
本発明の硬化性組成物は、耐候性、塗料非汚染性が優れていると共に、復元性及び耐久性に優れており、特に、建築物のシーリング材等に好適に用いることができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、これらの実施の形態は例示的に示されるもので、本発明の技術思想から逸脱しない限り種々の変形が可能なことはいうまでもない。
本発明の硬化性組成物は、下記成分(A)、(B)、(C)及び(D)を必須成分として含有するものである。
(A)架橋性シリル基含有有機重合体
(B)エポキシ基含有(メタ)アクリル系重合体
(C)2価の錫有機カルボン酸塩
(D)有機アミン化合物
前記架橋性シリル基含有有機重合体(A)としては、珪素原子に結合した水酸基又は加水分解性基を有し、シロキサン結合を形成することにより架橋しうる珪素含有基、すなわち架橋性シリル基を含有する有機重合体が使用される。このような架橋性シリル基含有有機重合体(A)としては、例えば、例えば、特許文献1及び4〜43中に開示されているものを挙げることができる。前記架橋性シリル基含有有機重合体(A)としては具体的には、架橋性シリル基を含有する、主鎖がそれぞれオルガノシロキサンを含有していてもよい、ポリオキシアルキレン系重合体、ビニル変性ポリオキシアルキレン系重合体、ビニル系重合体、ポリエステル重合体、(メタ)アクリル酸エステル重合体、これらの共重合体や混合物等を挙げることができる。
架橋性シリル基は、特に限定はないが、組成物の硬化性や硬化後の物性等の点から、分子内に1〜6個含まれるのが一般的である。更に、架橋性シリル基は、架橋しやすく製造しやすい下記一般式(1)で示されるものが好ましい。
Figure 2005290244
〔式(1)中、R1は炭素数1〜20の置換もしくは非置換の1価の有機基であり、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜20のアリール基又は炭素数7〜20のアラルキル基が好ましく、メチル基が最も好ましい。R1が複数存在する場合、それらは同じであっても異なっていてもよい。Xは水酸基又は加水分解性基であり、ハロゲン原子、水素原子、水酸基、アルコキシ基、アシルオキシ基、ケトキシメート基、アミド基、酸アミド基、メルカプト基、アルケニルオキシ基及びアミノオキシ基から選択される基が好ましく、アルコキシ基がより好ましく、メトキシ基が最も好ましい。Xが複数存在する場合、それらは同じであっても異なっていてもよい。aは1、2又は3であり、2が最も好ましい。〕
前記架橋性シリル基含有有機重合体(A)において、架橋性シリル基が複数存在する場合、これらは同じであっても異なっていても良く、さらに、前記式(1)中のaの数も同じであっても異なっていても良い。また、含有される架橋性シリル基の異なる有機重合体を2種以上用いても良い。
前記架橋性シリル基含有有機重合体(A)の主鎖は、硬化後の引張接着性、モジュラス等の物性の点から、オルガノシロキサンを含有していてもよい、ポリオキシアルキレン系重合体、(メタ)アクリル変性ポリオキシアルキレン重合体、(メタ)アクリル系重合体、ポリイソブチレン系重合体、これらの共重合体や混合物等が好ましく、(メタ)アクリル系重合体が特に好ましい。具体的には、特許文献1及び4〜22に開示されているような架橋性シリル基を含有するポリオキシアルキレン系重合体、特許文献18〜43に開示されているような架橋性シリル基を含有するアクリル系重合体、特許文献10及び31〜36に開示されているような架橋性シリル基を含有するアクリル変性ポリオキシアルキレン系重合体、並びにこれらの混合物が好適な例として挙げられる。
前記架橋性シリル基含有有機重合体(A)としては、特に、架橋性シリル基を末端に有するビニル系重合体が好ましく、架橋性シリル基を末端に有する(メタ)アクリル系重合体、並びに該架橋性シリル基を末端に有する(メタ)アクリル系重合体と架橋性シリル基を有するポリオキシアルキレン系重合体との混合物がより好ましい。
前記架橋性シリル基含有有機重合体(A)の製造法は、特に限定されず、公知の合成法を利用することができる。前記架橋性シリル基含有有機重合体として、架橋性シリル基を含有し、主鎖がアクリル系重合体等のビニル系重合体であるものを用いる場合、ラジカル重合法で合成されたビニル系重合体を用いることが好ましい。
ラジカル重合法は、重合開始剤として、アゾ系化合物、過酸化物等を用いて、特定の官能基を有するモノマーとビニル系モノマーとを単に共重合させる一般的なラジカル重合法と、末端などの制御された位置に特定の官能基を導入することができる制御ラジカル重合法に分けられる。本発明においては、制御ラジカル重合法で合成されたビニル系重合体がより効果的である。
制御ラジカル重合法は、更に、特定の官能基を有する連鎖移動剤を用いて重合を行うことにより末端に官能基を有するビニル系重合体が得られる連鎖移動剤法と、重合生長末端が停止反応等を起こさずに生長するリビングラジカル重合法に分けられる。
リビングラジカル重合法は、任意の分子量を有し、分子量分布が狭く、粘度の低い重合体を得ることができ、且つ特定の官能基を有するモノマーを任意の位置に導入することが可能であるため、特に好ましい。なお、本発明において、末端が常に活性を持ち続けて分子鎖が生長していく重合に加え、末端が不活性化されたものと活性化されたものが平衡状態にありながら生長していく擬リビング重合もリビング重合に含まれるものである。
リビングラジカル重合法としては、例えば、非特許文献1に開示されているようなコバルトポリフィリン錯体を用いる方法、非特許文献2に開示されているようなニトロキシド化合物等のラジカル捕捉剤を用いる方法、非特許文献3〜6、特許文献44〜49に開示されているような有機ハロゲン化合物やハロゲン化スルホニル化合物等を開始剤とし遷移金属錯体を触媒としてビニル系モノマーを重合する原子移動ラジカル重合(Atom Transfer Radical Polymerization:ATRP)法等が挙げられる。リビングラジカル重合法は特に限定はされないが、原子移動ラジカル重合法が好ましい。なお、本発明において、リバース原子移動ラジカル重合法、即ち、通常の原子移動ラジカル重合触媒がラジカルを発生させた時の高酸化状態、例えば、Cu(I)を触媒として用いた時のCu(II’)に対し、過酸化物等の一般的なラジカル開始剤を作用させ、その結果として原子移動ラジカル重合と同様の平衡を生み出す方法(例えば、非特許文献7参照。)も原子移動ラジカル重合法に含まれるものである。
連鎖移動剤法としては、例えば、特許文献50に開示されているようなハロゲン化炭化水素を連鎖移動剤として用いてハロゲン末端の重合体を得る方法や、特許文献51〜53に開示されているような水酸基含有メルカプタンあるいは水酸基含有ポリスルフィド等を連鎖移動剤として用いて水酸基末端の重合体を得る方法等が挙げられる。
以下、原子移動ラジカル重合法について説明する。原子移動ラジカル重合法の開始剤としては、有機ハロゲン化物、特に反応性の高い炭素−ハロゲン結合を有する有機ハロゲン化物(例えば、α位にハロゲンを有するカルボニル化合物やベンジル位にハロゲンを有する化合物等)、またはハロゲン化スルホニル化合物等が用いられ、具体的には、下記式(2)〜(5)で示される化合物等が挙げられる。
65−CR23Y・・・(2)
4CR2YCOOR5・・・(3)
4CR2YCOR5・・・(4)
4−C65−SO2Y・・・(5)
[式(2)〜(5)中、R2,R3は水素原子又はメチル基、R4,R5は水素原子又は炭素数1〜20のアルキル基、アリール基又はアラルキル基、Yは塩素、臭素又はヨウ素である。)
また、原子移動ラジカル重合の開始剤として、重合を開始する官能基以外の官能基、例えば、アルケニル基、架橋性シリル基、ヒドロキシル基、エポキシ基、アミノ基、アミド基等を有する有機ハロゲン化物又はハロゲン化スルホニル化合物を用いることもできる。この場合、一方の主鎖末端に官能基を、他方の主鎖末端に原子移動ラジカル重合の生長末端構造を有するビニル系重合体が合成される。本発明においては、架橋性シリル基を有する有機ハロゲン化物又はハロゲン化スルホニル化合物を用いることが好ましい。この場合、一方の末端に架橋性シリル基を有し、他方の末端にハロゲン末端である重合体が得られ、該ハロゲン末端を置換することにより両末端に架橋性シリル基を有する重合体を得ることができる。
重合において用いられるビニル系単量体としては特に限定はないが、本発明においては、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミド等のアクリル系単量体の1種以上を主成分とすることが好ましく、(メタ)アクリル酸アルキル及び(メタ)アクリル酸アルコキシアルキル等の(メタ)アクリル酸エステルを主成分とすることがより好ましい。前記(メタ)アクリル酸エステルとしては、具体的には、下記重合体(B)において例示した(メタ)アクリル酸エステルが挙げられる。
重合触媒として用いられる遷移金属錯体としては特に限定はないが、周期律表第7族、8族、9族、10族、または11族元素を中心金属とする金属錯体錯体が好ましく、0価の銅、1価の銅、2価のルテニウム、2価の鉄又は2価のニッケルの錯体がより好ましく、銅の錯体が特に好ましい。
1価の銅化合物としては、例えば、塩化第一銅、臭化第一銅、ヨウ化第一銅、シアン化第一銅、酸化第一銅、過塩素酸第一銅等が挙げられる。銅化合物を用いる場合、触媒活性を高めるために2,2′−ビピリジル及びその誘導体、1,10−フェナントロリン及びその誘導体、テトラメチルエチレンジアミン、ペンタメチルジエチレントリアミン、ヘキサメチルトリス(2−アミノエチル)アミン等のポリアミン等の配位子が添加される。
また、2価の塩化ルテニウムのトリストリフェニルホスフィン錯体〔RuCl2(PPh33〕、2価の鉄のビストリフェニルホスフィン錯体〔FeCl2(PPh32〕、2価のニッケルのビストリフェニルホスフィン錯体〔NiCl2(PPh32〕、及び、2価のニッケルのビストリブチルホスフィン錯体〔NiBr2(PBu32〕も触媒として好適である。ルテニウム化合物を触媒として用いる場合は、活性化剤としてアルミニウムアルコキシド類が添加される。
重合は無溶剤又は各種溶剤中で行うことができる。重合の温度は0〜200℃の範囲で行うことが好ましく、室温〜150℃の範囲で行うことがより好ましい。
有機ハロゲン化物又はハロゲン化スルホニル化合物等を開始剤とし、遷移金属錯体を触媒として、アクリル系単量体を主成分とするビニル系単量体をラジカル重合することにより、ハロゲンを末端に有するアクリル系重合体が製造される。本発明で用いられる架橋性シリル基を分子鎖末端に有する(メタ)アクリル系重合体は、該ハロゲンを末端に有するアクリル系重合体のハロゲンを架橋性シリル基に変換することにより得ることができる。変換方法は特に限定されず、公知の方法(例えば、特許文献18〜20及び40〜43等参照。)を用いることができる。
本発明において、前記架橋性シリル基含有有機重合体(A)の数平均分子量は1000以上100000以下、特に、3000〜50000で分子量分布の狭いものが、硬化前の粘度が低いので取り扱い易く、硬化後の強度、伸び、モジュラス等の物性が好適である。前記架橋性シリル基含有有機重合体(A)は1種のみで用いても良く、2種以上併用してもよい。
前記エポキシ基含有(メタ)アクリル系重合体(B)は、重量平均分子量が1000〜7500であるものが好ましく、より好ましくは1500〜6000、更に好ましくは2000〜5500である。重量平均分子量が7500を越えると、充分な可塑化効果が発揮されず作業性が悪くなり、また、1000未満であると、低分子の重合体がブリードするため汚染性が低下するため、好ましくない。前記重合体(B)中のエポキシ基の数は特に限定されないが、1分子中に平均して0.05個以上が好ましく、0.1個以上がより好ましい。前記エポキシ基含有(メタ)アクリル系重合体は、可塑剤及びアミンキャッチャーとして機能する。エポキシ基は極性を有するもので、重合体の極性を上げることにより、上塗り塗料との親和性が上がるため、密着性がよくなると考えられる。
前記エポキシ基含有(メタ)アクリル系重合体の製造方法は特に限定されないが、具体的には、エポキシ基含有(メタ)アクリル系単量体(例えば、(メタ)アクリル酸グリシジル等)を共重合するか、官能基含有(メタ)アクリル系重合体にエポキシ基含有化合物を反応させることで得られる。後者の官能基含有(メタ)アクリル系重合体にエポキシ基含有化合物を反応させる方法としては、例えばイソシアネート基を有する重合体にグリシドールを反応させる方法などが挙げられる。
(メタ)アクリル系重合体の製造方法は特に限定されないが、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリロニトリル、及び(メタ)アクリルアミド等の(メタ)アクリル系単量体の1種以上(共)を公知の方法で(共)重合させて得ることができる。前記(メタ)アクリル系単量体としては、特に、(メタ)アクリル酸エステルが好ましい。
前記(メタ)アクリル酸エステルとしては、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸s−ブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸ネオペンチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸イソデシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸トリデシルおよび(メタ)アクリル酸ステアリル等の(メタ)アクリル酸アルキル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸イソボルニルおよび(メタ)アクリル酸トリシクロデシニル等の(メタ)アクリル酸脂環式アルキル、(メタ)アクリル酸2−メトキシエチル、(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸クロロエチル、(メタ)アクリル酸トリフルオロエチルおよび(メタ)アクリル酸テトラヒドロフルフリル等のヘテロ原子含有(メタ)アクリル酸エステル類が挙げられる。これらの中でも、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸メトキシエチル及びアクリル酸シクロヘキシルが可塑性のバランスをとる面で特に好ましい。これら(メタ)アクリル酸エステル以外にも、物性を損なわない範囲でその他の共重合可能な単量体を用いても良い。かかる単量体としては、エチレン、プロピレンおよびイソブチレンなどのα−オレフィン類;塩化ビニルおよび塩化ビニリデンなどのクロロエチレン類;エチルビニルエーテルおよびブチルビニルエーテルなどのアルキルビニルエーテル類が例示される。
成分(B)の配合割合は、特に限定されないが、成分(A)100重量部に対して、5〜150重量部用いることが好ましく、10〜120重量部がより好ましく、15〜100重量部がさらに好ましい。5重量部未満であると、充分な可塑化効果や復元性が得られず、150重量部より多いと表面にブリードがおき、汚染性が悪くなる場合がある。前記エポキシ基含有(メタ)アクリル系重合体は、1種のみで使用しても良く、2種以上併用しても良い。
前記2価の錫有機カルボン酸塩(C)としては、オクチル酸錫(II)、ナフテン酸錫(II)、ステアリン酸錫(II)等が挙げられる。前記成分(C)の配合割合は、特に限定されないが、成分(A)100重量部に対して、0.001〜10重量部程度が好ましい。これら2価の錫有機カルボン酸塩は、1種類のみで使用してもよく、また2種類以上混合使用してもよい。
前記有機アミン化合物(D)としては、例えば、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ブチルアミン、ヘキシルアミン、オクチルアミン、デシルアミン、ラウリルアミン、ヘキサメチレンジアミン、トリエタノールアミン、ジブチルアミン、ジエタノールアミン、N,N,N′,N′−テトラメチル−1,3−ブタンジアミン、ベンジルアミン、シクロヘキシルアミン、ドデカメチレンジアミン、ジメチルエチレンジアミン、ジメチルアミノエタノール、N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジアミン、トリエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、ジメチルベンジルアニリンなどが挙げられる。また、有機アミンとして、ケチミン等の水と反応して有機アミンを生成する化合物を用いることもできる。
前記成分(D)の配合割合は、特に限定されないが、成分(A)100重量部に対して、0.001〜10重量部程度が好ましい。これら有機アミン化合物は、1種類のみで使用してもよく、また2種類以上混合使用してもよい。
本発明の硬化性組成物には、上記した成分に加えて、必要に応じて、他の硬化触媒、接着付与剤、物性調整剤、充填剤、可塑剤、揺変剤、脱水剤(保存安定性改良剤)、粘着付与剤、垂れ防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、難燃剤、着色剤、ラジカル重合開始剤などの各種添加剤やトルエンやアルコール等の各種溶剤を配合してもよい。
以下に実施例をあげて本発明をさらに具体的に説明するが、これらの実施例は例示的に示されるもので限定的に解釈されるべきでないことはいうまでもない。
(合成例1)架橋性シリル基含有アクリル系重合体の合成
撹拌装置、窒素ガス導入管、温度計および還流冷却管を備えたフラスコに、ノルマルブチルアクリレート85重量部、メチルメタクリレート15重量部、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン10重量部、及び金属触媒としてチタノセンジクロライド0.1重量部を仕込み、フラスコ内に窒素ガスを導入しながらフラスコの内容物を70℃に加熱した。
次いで、充分に窒素ガス置換した3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン1.5重量部を撹拌下にフラスコ内に一気に添加した。3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン1.5重量部を添加後、撹拌中のフラスコ内の内容物の温度が70℃に維持できるように、加熱及び冷却を4時間行った。さらに、撹拌中のフラスコ内の内容物の温度が90℃に維持できるように、加熱を行い2時間重合反応を継続した。その後ラジカル重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルを0.1重量部添加し、更に1時間重合を継続し、残存モノマーを減少させた。
上記のようにして合計で7時間の反応後、反応物の温度を室温に戻し重合を終了した。重合率98.7%、Mw=34000、Mn=18000であり、分散指数=1.9の重合体を得た。
(実施例1)
表1に示した如く、成分(A)架橋性シリル基含有有機重合体として変性シリコーンポリマーSA100S(鐘淵化学工業(株)製:商品名SA100S)、成分(B)としてXG−4010(東亜合成(株)製)、重質炭酸カルシウム、表面処理炭酸カルシウム、老化防止剤、成分(C)としてネオスタンU−28(日東化成(株)製)、及び成分(D)としてファーミン20D(花王(株)製)を、それぞれ所定量ずつ仕込み硬化性組成物を調製した。
Figure 2005290244
表1における配合物質の配合量は重量部で示され、*1〜*14は以下の通りとなる。
*1:リビングラジカル重合によって製造された分子末端に架橋性シリル基を有するアクリル系重合体(鐘淵化学工業(株)製:商品名SA100S)
*2:合成例1で得られた架橋性シリル基含有アクリル重合体
*3:架橋性シリル基含有ポリオキシアルキレン重合体(鐘淵化学工業(株)製:商品名S−810)
*4:架橋性シリル基含有アクリル変性ポリオキシアルキレン重合体(鐘淵化学工業(株)製:商品名S−943)
*5:エポキシ基含有アクリル系重合体(東亜合成(株)製:商品名XG−4010、1分子平均エポキシ基数1.4個)
*6:エポキシ系可塑剤(新日本理化(株):商品名サンソサイザーE−145、EPS、分子量410)
*7:フタル酸系可塑剤(DINP)
*8:アクリル系重合体(官能基なし、東亜合成(株)製:商品名UP−1000)
*9:スタナスオクトエート 2価錫化合物(日東化成(株)製:商品名ネオスタンU−28)
*10:ジブチルスズラウレート 4価錫化合物(日東化成(株)製:商品名ネオスタンU−100)
*11:ラウリルアミン(花王(株)製:商品名ファーミン20D)
*12:重質炭酸カルシウム(備北粉化(株)製:商品名ホワイトンSB)
*13:表面処理炭酸カルシウム(丸尾カルシウム(株)製:商品名カルファイン200)
*14:老化防止剤(チバスペシャリティーケミカルズ(株)製:商品名チヌビンB−75)
(実施例2〜5及び比較例1〜4)
表1に示した如く、配合物質及び配合割合を変更した以外は実施例1と同様の手順で硬化性組成物を調製した。
上記得られた硬化性組成物に対し、下記の測定を行った。結果を表2に示す。
1.復元性
JIS A 1439に準じたH形試験体を作成し、23℃50%RH環境下において7日間、50℃環境下において7日間、さらに90℃環境下において14日間養生した。その後23℃50%RH環境下で24時間静置させた。その時の厚み(約12.00mm)を初期とした。次に23℃50%RH環境下において所定の治具を使用し、200%伸張(約24.00mm)させた状態で24時間放置した。24時間後、治具を取り外し1時間静置後、厚みを測定し、下記式を用いて復元性を得た。
復元性(%)=(伸張後の厚み−解除後の厚み)/初期の厚み×100
2.耐久性試験
JIS A 1439(1997)4.17耐久性試験(耐久性区分9030)を行った。耐久性試験結果については、○は合格、×は不合格とした。
3.塗料非汚染性
シーリング材養生条件:23℃50%RH条件下において7日間
塗料養生条件:23℃50%RH条件下において7日間
評価方法:50℃乾燥機において7日間加熱促進後、黒色珪砂を塗料にふりかけ、砂の付着度により汚染の有無を目視により確認した。全ての塗料に対して汚染が全く見られない場合は○、1つでも汚染が見られる場合は×として評価した。
塗料非汚染性試験で用いられる各種塗料は次の通りである。
塗料;ビルデック:溶剤系アクリル、大日本塗料(株)製
ビニローゼ:溶剤系塩化ビニル、大日本塗料(株)製
ビューロン:水系アクリル、大日本塗料(株)製
オーデコートG:水系アクリル、日本ペイント(株)製
DANユニ:水系アクリル、日本ペイント(株)製
ニュートップレスクリーン:水系アクリルシリコーン、SK化研(株)製
プリーズコート:水系アクリル、SK化研(株)製
タイルラックU:ウレタン系、日本ペイント(株)製
ニューソフトリシン:水系アクリル、SK化研(株)製
4.耐候性
サンシャインウェザーオメーターにおいて耐候性試験を行い、1000時間後、2000時間後の外観を調べた。耐候性試験結果において、○はクラックがなく、△は僅かにクラックがあり、×はクラックが多数あることを意味する。
Figure 2005290244
表2に示した如く、実施例1〜5の硬化性組成物は、耐候性、塗料非汚染性及び耐久性に優れ、復元性も95%以上と極めて良好であったのに対し、比較例1及び2の硬化性組成物は塗料非汚染性及び耐候性が悪かった。また、比較例2〜4は復元性が悪く、耐久性試験も不合格であった。
本発明の硬化性組成物は、復元性、耐候性、塗料非汚染性に優れており、特に建築用シーリング材用途として好適に使用できるものである。

Claims (5)

  1. (A)架橋性シリル基を分子鎖末端に有する(メタ)アクリル系重合体、
    (B)エポキシ基含有(メタ)アクリル系重合体、
    (C)2価の錫有機カルボン酸塩、及び
    (D)有機アミン化合物を含有することを特徴とする硬化性組成物。
  2. 前記重合体(A)が、リビングラジカル重合法で製造された(メタ)アクリル系重合体であることを特徴とする請求項1記載の硬化性組成物。
  3. 前記重合体(A)が、原子移動ラジカル重合法で製造された(メタ)アクリル系重合体であることを特徴とする請求項1又は2記載の硬化性組成物。
  4. 前記重合体(A)が、架橋性シリル基を分子鎖末端に有する(メタ)アクリル系重合体と架橋性シリル基含有ポリオキシアルキレン系重合体との混合物であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の硬化性組成物。
  5. 前記エポキシ基含有(メタ)アクリル系重合体(B)の重量平均分子量が1,000以上7,500以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の硬化性組成物。
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