JP2005288114A - 顎模型等保持支持装置。 - Google Patents

顎模型等保持支持装置。 Download PDF

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JP2005288114A
JP2005288114A JP2004136881A JP2004136881A JP2005288114A JP 2005288114 A JP2005288114 A JP 2005288114A JP 2004136881 A JP2004136881 A JP 2004136881A JP 2004136881 A JP2004136881 A JP 2004136881A JP 2005288114 A JP2005288114 A JP 2005288114A
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Norihiro Masuda
紀洋 増田
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Abstract

【課題】石膏系装着材料を使用せず顎模型等を咬合器に着脱および再装着を自在にできるようにする装置を提供する。
【解決手段】咬合器に装着するベース4にバー1とジョイント2とジョイントにもうけたネジ5とアーム3から構成された部品のバー1の回転中心線方向を変えて、アーム3が回転可能にバー1を顎模型等に接続して咬合器上に保持する。ジョイント2にもうけたネジ5を調整し、バー1とジョイント2とアーム3の動きの固定、開放を自在し、顎模型等の着脱や再装着する。熱可逆性接着剤や即時重合レジン等を用いる。顎模型のバー接続部、スリーブ等の取付け部を、ジョイント2のバー1装着部に、回転切削器具を装着可能とする。
【選択図】図13

Description

発明の詳細な説明
発明の分野
本発明は、石膏系装着材料を使用せず顎模型等を咬合器に着脱および再装着を自在にできるようにする装置に関するものである。
従来、顎模型等の咬合器装着には石膏系装着材料を使用する方法しか無かった。
従来の方法では以下の問題がある。
石膏が硬化するまで長時間、顎模型等と咬合機との位置関係を変化させないように慎重に保持しなければならない。
顎模型等装着時、石膏系装着材料の硬化時体積変化による取り付け位置のズレを考慮しなければならない。
一つの咬合機を利用し、複数の顎模型等を取り替えて装着し作業をしなければならないとき、それぞれに装着材料の硬化待ち時間が必要で、作業効率が悪い。
総義歯の調整において、訪問診療など患者同席で咬合器上における調整が必要な場合また結果を確認しながら調整を進めて生きたい場合など、石膏系装着材料を使用していたのでは、咬合器への着脱、再装着がその材料練合および硬化待ち時間、器具の清掃など、作業性において非効率的である。
顎模型を保存しなければならない場合。
咬合機装着のために使用した石膏系装着材料の量で顎模型の高さが高くなるため保存場所が広く必要であり、法的保存義務期間の顎模型保存場所に苦慮するものであ
咬合器に顎模型等を石膏系装着材料で装着した分、廃棄物が多くなり、環境破壊、廃棄物処理費用の経費増額になる。
本発明を使用することにより、石膏系装着材料を使用せずに顎模型等を咬合器に装着し着脱自在にすることができ、上記の課題を全て解決できるものである。
その代表例を示す。 バー(1)とその可動と固定ができるように取り付けるためのジョイント(2)と前記ジョイントの可動と固定ができるように取り付けたアーム(3)、さらにバー(1)とジョイント(2)とアーム(3)を固定するためのネジ(5)をジョイント(2)にもうけ、これらを構成とする複数部品それぞれのバー(1)における回転中心線方向(図8、図9)を異にするように、またアーム(3)を回転(図2のD)できるように取り付けた咬合器に装着するためのベース(4)とからなる装置のバー(1)を顎模型等に接続してネジ(5)を締めることでバー(1)とジョイント(2)とアーム(3)を固定して咬合器上に保持支持する。(図1から図10)
回転動力伝達部であるシャフト(15)に取り付けられた切削部(13)とそれを安定して回転させる事ができるようにベアリング等を内蔵したシャフトの保持部(14)からなる器具を請求項1におけるジョイント(2)のバー(1)装着部へ挿入し使用することで、接続するバー(1)と同じ接続角度と同径接続部を顎模型等に形成、またはバーを接続するためのスリーブ等を固定するための場所作製が容易くできるので顎模型等の咬合器装着が効率良く行える。
バー(1)の顎模型等における接続部は、その代表例として請求項4で示した装置等を使用してバーが安定して接続できるように形成された孔であったり、またバーを接続できるスリーブ等(6)を顎模型等に固定したものであったり、さらに熱可逆性接着剤や即時重合レジンを用いたもの等がある。
請求項1のバー(1)とアーム(3)とベース(4)にバー(1)と、アーム(3)の設定位置を記録できるように目盛りを付けたものを使用することで顎模型等の咬合器上の位置再現性が容易くなり顎模型等の再装着をすばやく正確に行うことができる。(図11)
従来用いられてきた、石膏系装着材料を使用しないため廃棄物の削減になり、廃棄物処理費用の減額、環境破壊の減少につながる。
石膏系装着材料の練合、器具清掃および硬化待ちの時間が無くなり、顎模型等の装着時間が短縮でき、作業効率が上がる。
診療室内および訪問診療先で総義歯を咬合器に着脱および再装着自在に取り付けることができるため、結果を確認しながら調整ができるので診療効率が上がる。
装着材料の硬化時体積変化による顎模型等の取り付け位置のズレを考慮しなくてもよい。
装着材料で顎模型の高さが変化しないため、その保管場所確保が容易になる。顎模型の高さは、従来用いられてきた石膏系装着材料を使用した場合に比べ平均して二分の一の高さになる。
括弧内の符号は図において対応する要素を表す便宜的なものであり、したがって、本発明は図上の記載に限定されるものではない。このことは「特許請求の範囲」の欄についても同様である。
顎模型を装着例にした図によって説明する。
バー(1)とその可動と固定ができるように取り付けるためのジョイント(2)と前記ジョイントの可動と固定ができるように取り付けたアーム(3)、さらにバー(1)とジョイント(2)とアーム(3)を固定するためのネジ(5)をジョイント(2)にもうけ、これらを構成とする複数部品それぞれのバー(1)における回転中心線方向(図8、図9)を異にするように、またアーム(3)を回転(図2のD)できるように取り付けた咬合器に装着するためのベース(4)とからなる装置のバー(1)を顎模型等に接続して咬合器上に保持支持する。
(図1から図10)
回転中心線を異にした複数のバー(1)を顎模型等に接続して保持、支持することにより、バーが互いに顎模型等のピッチング、ローリング、ヨーイング等動揺を阻止するように作用し顎模型等は固定される。
なおバー(1)とジョイント(2)とネジ(5)とアーム(3)を構成とする部品はベース(4)に任意の数取り付けることが出来る。
顎模型等のバー接続部には、その代表例として顎模型等にバーを安定して接続できるように形成された孔がある。またバーを接続できるスリーブ(6)等を顎模型等に固定したものがある。また熱可逆性接着剤や即時重合レジン等を用いてバー(1)を接続することもできる。
顎模型等に接続するバー(1)と同じ接続角度と同径接続部を形成または接続するためのスリーブ等を固定するための場所を作製するには請求項4の回転動力伝達部であるシャフト(15)に取り付けられた切削部(13)とそれを安定して回転させる事ができるようにベアリング等を内蔵したシャフトの保持部(14)からなる器具を請求項1におけるジョイント(2)のバー(1)装着部へ挿入し使用することで効率よく同部を形成、作製できる。
(図12)
バー(1)およびジョイント(2)とアーム(3)はジョイント(2)にもうけたネジ(5)を締めることにより、ジョイントのバー保持部に部品の一部(ホ)が突出し、またアームが圧迫(ヘ)されることでそれぞれの動きが固定される。ネジ(5)を開放することでバー(1)の位置、角度を調整することが出来る。(図2、図6、図7)
前記可動性により顎模型等の咬合器装着物の大きさに影響されずに装置を使用できる。
その例として、顎模型が大きければ、バー(1)をA方向へスライドさせ、B方向への回転、アーム(3)の回転Dでバー(1)の位置を任意に設定でき、個人により異なる大きさや形の顎模型等を保持支持できる。
又請求項3で示した目盛りをもとにすれば、顎模型等を咬合器上の元の位置に容易く再装着できる。上記装置を用いれば前記課題は全て解決される。
装置の正面図 装置の斜視図 装置の拡大正面図 装置の左側面図 装置の右側面図 装置の拡大正面透視図 装置の図6におけるA−A間断面図(図6→方向からのもの) 実施例の下顎模型装着状態、上面図 実施例の下顎模型装着状態、正面図 実施例の咬合器装着状態、正面図 請求項3の実施例、目盛り付斜視図 請求項4の実施例、回転切削器具取り付け透視図 要約の選択図
符号の説明
1 バー
1’バーの使用前状態を残像として示したもの
2 ジョイント
3 アーム
4 ベース
5 ネジ
6 顎模型内に固定された状態のスリーブ
7 顎模型
9 咬合器上部フレーム
10 咬合器下部フレーム
11 インサイザルポール
12 咬合器の上下フレームを結合する支柱
13 切削部
14 シャフトの保持部
15 回転動力伝達部であるシャフト
イ バーの回転中心線
ロ バーの目盛り
ハ アームの目盛り
二 ベースの目盛り
ホ ネジのバー接触部
ヘ ネジのアーム接触部
A バーの可動方向
B ジョイント及びバーの可動方向
C バーの可動方向
D アームの回転方向

Claims (4)

  1. バー(1)とその可動と固定ができるように取り付けるためのジョイント(2)と前記ジョイントの可動と固定ができるように取り付けたアーム(3)、さらにバー(1)とジョイント(2)とアーム(3)を固定するためのネジ(5)をジョイント(2)にもうけ、これらを構成とする複数部品それぞれのバー(1)における回転中心線方向(図8、図9)を異にするように、またアーム(3)を回転(図2のD)できるように取り付けた咬合器に装着するためのベース(4)とからなる装置のバー(1)を顎模型等に接続して咬合器上に保持支持するもの。
    (図1から図10)
  2. 請求項1におけるジョイント(2)にもうけたネジ(5)を調整するという一つの動作で、ジョイントのバー保持部に部品の一部(ホ)が突出し、また部品の一部がアームを圧迫(ヘ)することでバー(1)とジョイント(2)の動きの固定、開放を自在にすることが出来るようにしたもの。
    (図2のAおよびB、C。図6、図7)
  3. 請求項1のバー(1)とアーム(3)とベース(4)にバー(1)と、アーム(3)の設定位置を記録できるように目盛りを付けたもの。(図11)
  4. 回転動力伝達部であるシャフト(15)に取り付けられた切削部(13)とそれを安定して回転させる事ができるようにベアリング等を内蔵したシャフトの保持部(14)から構成された器具を請求項1におけるジョイント(2)のバー(1)装着部へ挿入し顎模型等に接続するバー(1)と同じ接続角度と同径接続部を形成または接続するためのスリーブ等を固定する場所を作製するもの。(図12)
JP2004136881A 2004-04-01 2004-04-01 顎模型等保持支持装置。 Pending JP2005288114A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101745306B1 (ko) * 2016-01-18 2017-06-12 이헌호 위치세팅유닛 및 이를 포함하는 치과기공용 교합기

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