JP2005287003A - アップコンバータ回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】多相アップコンバータ構造を用いたディジタル変調器を提供する。
【解決手段】上記課題は、入力多相周期系列を規定するクロックと、前記入力多相周期の各々に3個以上の多相成分を供給する多相成分発生器と、現在の前記多相周期に先行する少なくとも一つの多相周期から前記多相成分を格納するメモリと、複数のフィルタであって、前記フィルタの各々が前記メモリ内に格納した複数の前記多相成分を処理し、前記フィルタに対応する濾波された多相成分を生成する前記フィルタと、所定順序で前記濾波された多相成分を出力し、濾波出力信号を生成する多重化器とを備えるアップコンバータ回路により解決される。
【選択図】図5
【解決手段】上記課題は、入力多相周期系列を規定するクロックと、前記入力多相周期の各々に3個以上の多相成分を供給する多相成分発生器と、現在の前記多相周期に先行する少なくとも一つの多相周期から前記多相成分を格納するメモリと、複数のフィルタであって、前記フィルタの各々が前記メモリ内に格納した複数の前記多相成分を処理し、前記フィルタに対応する濾波された多相成分を生成する前記フィルタと、所定順序で前記濾波された多相成分を出力し、濾波出力信号を生成する多重化器とを備えるアップコンバータ回路により解決される。
【選択図】図5
Description
本発明は、ディジタル信号処理に関する。
RF信号をディジタルデータストリームにて変調する一つの方法には、一般に実数及び虚数形式でディジタルベースバンド入力を受け入れ、IFサンプルレートでディジタル信号を出力するディジタル変調器が用いられる。ディジタルIF信号はそこで、ディジタル/アナログ変換器(DAC)によりアナログ信号へ変換される。アナログ信号は局部発振器を用いて混合され、変調されたRF搬送波を生成する。
これらの変調器は、周波数による利得変動を補償する或る種の形式の等化器を必要とする。一般に、必要な等化はIF搬送波周波数について対称ではない。例えば、ディジタル変調器に関連した非対称利得遮断の一信号源がディジタル信号からIF波の生成に用いるDACのsin(x)/x応答である。加えて、IF列或いは後段のRF列内の増幅器とフィルタと混合器の応答は、等化を必要とする利得機能を持たせることもできる。この等化は、IF信号を歪ませることでこれらのIF後の利得機能を補償し、IF信号内の歪が後IF成分により導入される歪を相殺するようにする。
従来技術変調器では、等化フィルタをDAC後段又はDAC前段のいずれかに配置するか、或いはディジタル変調器の前段に配置する。DACの後段にフィルタを配置した場合、送信器応答内の変化に対し再プログラム可能でも適用可能でもない複雑なアナログフィルタ設計が必要になる。
原理的には、ベースバンドデータを前置強調(プリエンファシス)し、チャンネルの非理想的な周波数応答に対し必要な補正を供給することができる。この種のシステムでは、ベースバンドデータを歪ませ、導入した歪とチャンネル歪とを複合して互いに相殺させる。この場合、より単純なアナログフィルタをDAC後段に用いることができる。しかしながら、必要な応答がIF搬送波に関して概ね対称ではないため、複素係数すなわち実数−虚数項や虚数−実数項をもったフィルタが必要とされる。ベースバンド信号に関するナイキスト限界に近い周波数では、所望応答をもたらす補正フィルタが必ずしも得られるとは限らない。
第3の手法は、ディジタル変調器とDACの間にディジタルフィルタを用いるものである。この手法はフィルタ設計を簡単化するが、DACサンプリングレートで稼働するディジタルフィルタが必要である。高IF周波数では、この種のフィルタは多くの応用分野で高価過ぎるものとなる。
本発明は、アップコンバータ回路を含む。このアップコンバータ回路には、各入力多相周期においてNp個の多相成分を供給する多相成分発生器を含み、ただしクロックが規定する各入力多相周期においてNp>2である。メモリには、現在の多相周期に先行する少なくとも一つの多相周期からの多相成分を格納する。複数のフィルタが、メモリに格納された多相成分を処理する。各フィルタが複数の多相成分を処理し、そのフィルタに対応する濾波多相成分を生成する。これらのフィルタは、有限又は無限インパルス応答をもった線形或いは非線形フィルタとすることができる。多重化器が所定順序で濾波多相成分を出力し、濾波出力信号を生成する。一実施形態では、各フィルタは同一の関数関係を用いて濾波多相成分を生成する。一実施形態では、メモリはシフトレジスタである。フィルタは、随意複雑なものとすることができる。一実施形態では、多相生成発生器は各多相周期において一対のディジタル信号を受信する。
本発明がその効果を発揮する方法は図1乃至図3を参照してより簡単に理解でき、これらの図はディジタル変調器を用いた従来技術RF送信器列のブロック線図である。図1を参照するに、RF列10は11と12に示す実数と虚数のディジタルデータストリームを受信する。ディジタル変調器13は、DAC14によりアナログ信号へ変換するディジタルIFデータストリームを供給するために、これらのデータストリームをアップコンバートする。DAC14の出力は混合器16内の局部発振器と混合する前にIFフィルタ15を介して濾波し、RFフィルタ17により濾波してRF出力をもたらすRF信号を生成する。上記の如く、不定利得を補正する一つの方法は、IF列内の特定成分に調整した複素IFフィルタ15を用いることにある。
非理想的な応答機能を補償する第2の方法は、RF列20に図示した如くディジタル変調器13とDAC14の間のディジタルフィルタ21を用いることにある。ディジタルフィルタはプログラム可能であるため、上記に説明した特注アナログフィルタに関連する問題点は克服されよう。しかしながら、ディジタルフィルタ21はDACサンプリングレートで動作させねばならない。高周波では、この種のディジタルフィルタは高価となり、実現が困難か或いは非実用的にすらなり得る。
非理想的に応答機能を補償する第3の従来技術はRF列25に示した如く複素フィルタ23を用いてディジタル変調器への入力データを歪ませ、フィルタ23がもたらす歪と残りの変調列がもたらす歪を組み合わせて相互に相殺されるようにする。上記の如く、注目する多くの応用例内でこの種のフィルタを実現することは困難である。
本発明は、ディジタル変調器内に濾波機能を組み込むことで図2に示す従来技術ディジタル設計に関連する問題を克服するものである。ここで、図4を参照するに、これは出力サンプルレートの1/4でIF出力を生成する多相フィルタ・アップコンバータを母体とするディジタル変調器を示す。31と32に示したI及びQデータストリームは、多相フィルタ33,34により処理されて多相成分Ik(n),Qk(n)を供給する。奇数指数成分の符号を変化させて所望のIF周波数を生成し、多相成分をそこで高速多重化器35で合成してIF出力37を形成する。符号変化を複雑な回転器群で置き換えてプログラム入力可能なIF周波数を生成することもまた、可能である。
本発明は、ディジタルIF出力に適用するあらゆるディジタル濾波アルゴリズムが多相成分Ik(n),Qk(n)に適用される1以上の濾波動作として書き換えることができるという知見に基づくものである。多相成分上で動作するフィルタは入力データレートでのみ動作させる必要があるため、ディジタル変調器後段のディジタルフィルタの使用について前記した問題点は克服される。ここで、図5を参照するに、これは本発明の一実施形態になる変調器100のブロック線図である。以下の説明を簡単にするため、ディジタル変調器100は3点の内挿を行ない、それ故に各I及びQ入力対ごとに6個の多相成分を生成する。加えて、変調器100に用いるフィルタは3タップ付き有限インパルス応答(FIR;finite impulse response)フィルタである。このFIRフィルタは、6個の同一フィルタ103〜108を適用することで実現される。より一般的な実施形態を、以下に詳細に説明する。
入力データストリームI(n),Q(n)は、ディジタル変調器101により多相成分へ変換される。各入力クロック周期期間中、ディジタル変調器101はNp個の多相成分を出力する。ディジタル変調器101の出力は現多相成分Ik(n),Qk(n)を保持するシフトレジスタ102へロードされ、先に生成した集合或いは図5に示すIk(n−l)やQk(n−l)及びI0(n−2)等の多相成分の部分集合を保持するシフトレジスタ102へロードされる。先に生成した格納しなければならない多相成分の数は、FIRフィルタ103〜108内のタップ数に依存する。FIRフィルタの出力は、多重器110により時系列的に読み取られ、濾波出力信号をもたらす。
本発明がその利点をもたらす仕方は、3タップFIRフィルタが続く3点内挿を用いる従来のディジタル変調器の出力を先ず考察することでより簡単に理解することができる。I(n)とQ(n)に関する多相出力を読み出した後のこの場合のディジタル変調器の出力は、I0(n),Q0(n),I1(n),Q1(n),I2(n),Q2(n),I0(n−1),Q0(n−1),I1(n−1),Q1(n−1),I2(n−1),Q2(n−1),I0(n−2),Q0(n−2),I1(n−2),Q1(n−2),I2(n−2),Q2(n−2)等の系列をなす。この系列を3タップFIRフィルタで濾波したときに、各多相成分はその多相成分の加重和と出力系列内の成分の各側の二つの多相成分でもって置換されることになる。例えば、I0(n−1)は、w1Q2(n)+w2I0(n−l)+w3Q0(n−1)で置き換えられよう。
上記の如く、従来のディジタル変調器の出力端で動作するFIRフィルタは、ディジタル変調器への入力端でのサンプルレートよりもずっと高いDACサンプルレートで動作させねばならない。本発明は、DACサンプルレートよりもずっと小さなクロックレートで動作する複数のFIRフィルタを用いてディジタル変調器内で濾波多相成分値を計算することでこの問題を克服するものである。
再び図5に示した実施形態を参照するに、各FIRフィルタは各入力周期ごとに濾波多相成分のうちの一つを計算する。FIRフィルタの出力を多重化器110により読み取り、濾波変調信号を生成する。
ここで図6を参照するに、これは図5に示したFIRフィルタ103〜108のうちの一つを例示するものである。FIRフィルタ120は、入力端子131〜133を介して図5内に図示したシフトレジスタ102の3個のセルに接続してある。各入力は、加重係数を入力に乗算する乗算器に接続してある。乗算器は、121〜123に示してある。乗算器の出力は加算器124により合算され、入力端子132上の多相成分に対し濾波出力を供給する。FIRフィルタ内の加重値は互いに異ならしめることもできることに留意されたい。特に、シフトレジスタ102に格納した負の成分である多相成分に作用させるFIRフィルタ内の加重値を用いて符号変化をもたらすことができる。それ故、ディジタル変調器内にその機能を持たせる必要性は一切存在しない。また、乗算実行前に同じタップ加重値を有する入力を加算することで対称形FIRフィルタを実現し、必要とされる乗算器の数を低減できることにも留意されたい。また、しばしばフィルタは最大タップが単位利得となるようスケーリングし、かくして乗算器を必要としないようにできることに留意されたい。
本発明の上記実施形態は3タップフィルタを用い、それ故に多相成分の先行集合と後続集合から一つの多相成分だけを必要とする。先に生成した、現在の集合に一つの成分だけ増加させた多相成分集合から本実施形態内で計算した濾波成分、すなわちQ2(n)と、二つの先の周期から計算した一つの多相成分、すなわちI0(n−2)とである。かくして、シフトレジスタは8個の多相成分を格納するだけでよい。
一般に、格納しなければならない多相成分の数はフィルタ内のタップ数に依存する。1周期は、一組のI及びQ値に応じた多相成分の生成と定義する。第n番目の周期の始端では、I(n)とQ(n)を変調器101が受信する。ディジタル変調器101は、そこで多相成分Ik(n)とQk(n)を計算する。第n番目の周期の終端でシフトレジスタ102の内容はNp個の場所をシフトダウンされ、ここではNpは第n番目の周期期間中に生成される多相成分の数である。図5と図6に示した例では、Npは6である。
第(n+l)番目の周期期間中に、先の周期に対応する濾波多相成分を算出する。この時点で、第n番目の周期と第(n−1)番目の周期と第(n−2)番目の周期の少なくとも一部に関する多相成分を、シフトレジスタ102に格納する。先の周期の特定と格納した多相成分の数は、フィルタのタップ数NtとNpに依存する。Ntが2Np未満の場合、フィルタは図5に示した仕方で先の多相成分集合を格納するシフトレジスタに接続することができる。すなわち、第n番目の周期の間に計算した濾波多相成分は、入力I(n−1),Q(n−l)に対応したものとなる。
他方、タップの数が多相成分の数の2倍を超える場合は、フィルタの少なくとも一つは第(n+1)番目の周期にて計算する多相成分を必要とし、それ故に入手可能とはならない。加えて、フィルタのうちの少なくとも一つは第(n−2)番目の周期からの多相成分を必要とし、それ故にシフトレジスタ102は4個の周期から多相成分を格納する必要があろう。この場合、フィルタは第(n−2)番目の周期から或いは図5に示した第(n−1)番目の周期に対応するものよりも先の周期の多相成分を格納するシフトレジスタへ接続する必要があろう。この説明目的に合わせ、第(n−2)番目の周期の多相成分を格納するシフトレジスタセルがこのフィルタに接続されるようNtとNpを選択するものと仮定する。第n番目の周期で濾波した多相成分はそこで、第(n−2)番目の周期で生成された多相成分に対応するものにでき、多相成分の生成における2周期の遅延が存在することになる。
本発明の上記実施形態は、ディジタル変調した信号を濾波する線形FIRフィルタを用いるものである。しかしながら、任意の形式のディジタルフィルタを用いることもできる。一般に、各フィルタはそこに接続した多相成分の任意の関数を計算することができる。例えば、フィルタは様々な多相成分の積の加重和を含む濾波出力を計算することができる。
さらにまた、フィルタのうちのいずれかを1以上の周期からの多相成分へ接続することもできる。フィルタがシフトレジスタ102に格納されていない先行周期からの成分を必要とする場合、フィルタには先に生成した多相位相成分を格納するレジスタ或いは他形式のメモリを含ませることができる。
本発明の上記実施形態は、それぞれがディジタル変調器が供給する多相成分に関するNp個の個別フィルタを用いたものであった。この装置は、各フィルタの計算作業負荷をNp分の一に軽減する。フィルタがより多くの時間を必要とする場合、より多くのフィルタを用いる実施形態もまた構成することができる。
ここで図7を参照するに、これは本発明の別の実施形態になる変調器200のブロック線図である。変調器200はディジタル変調器201を用い、各周期ごとに6個の多相成分を生成する。以下の説明を単純化するため、各周期で生成された6個の多相成分とIF信号に適用するフィルタはここでも3タップFIRフィルタとしてある。加えて、ディジタル変調器201の多相出力は第1のシフトレジスタ203内に格納する。その他の各周期では、シフトレジスタ204の内容が12個の位置分シフトダウンされ、先の二つの周期で生成されてシフトレジスタ203内に格納された12個の多相成分が、シフトレジスタ204内の第1の12個の位置へ移動する。
変調器200は二つのFIRフィルタバンクを用い、各フィルタ上の計算負荷をさらに低減する。第1のフィルタバンクは、210に示す如く6個のフィルタを含む。例示フィルタが、211〜213に示してある。この説明目的に合わせ、このフィルタバンクが奇数周期で生成された多相成分上で動作するものと想定することにする。第2のフィルタバンク220もまた、6個のフィルタを含む。このバンクからの例示フィルタが、221〜223に示してある。フィルタバンク210が奇数周期で生成された多相成分上で動作するため、フィルタバンク220は偶数周期で生成される多相成分上で動作する。各フィルタがここでその計算を完了する二つの周期を有するため、フィルタは入力クロックレートの半分で動作させることができる。ただし、乗算器240は出力クロックレートで動作させねばならない。
図7に示した実施形態は、二つのシフトレジスタを用いる。ただし、第1のシフトレジスタは任意形式の記憶レジスタとしたり、奇数周期又は偶数周期のいずれかで生成された多相成分を格納するメモリとすることができる。シフトレジスタ204が偶数周期でシフトする場合、そのときはこのメモリは奇数周期に生成された多相成分を保存する。この場合、偶数周期に生成された多相成分は、シフトレジスタ204がその12個の位置シフトを完了した後、シフトレジスタ204内に直接転送することができる。
フィルタ設計によりフィルタ計算が入力周期の半分未満の時間フレーム内で実行できるようにした場合、2以上のフィルタを複数フィルタを模擬するデータプロセッサで置き換えることができる。この種の実施形態は、フィルタ計算がT/2未満ながらT/Np超であることを必要とする場合に有益であり、ただし1/Tはディジタル変調器201への入力周波数であり、Npは各入力周期ごとにディジタル変調器201が生成する多相成分の数である。
本発明に対する様々な改変は、前述の説明と添付図面から当事者には明白となろう。従って、本発明は添付の特許請求の範囲によってのみ限定されるべきである。
最後に、本発明の代表的な実施態様を述べる。
(実施態様1)
入力多相周期系列を規定するクロックと、前記入力多相周期の各々に3個以上の多相成分を供給する多相成分発生器と、現在の前記多相周期に先行する少なくとも一つの多相周期から前記多相成分を格納するメモリと、複数のフィルタであって、前記フィルタの各々が前記メモリ内に格納した複数の前記多相成分を処理し、前記フィルタに対応する濾波された多相成分を生成する前記フィルタと、所定順序で前記濾波された多相成分を出力し、濾波出力信号を生成する多重化器とを備えるアップコンバータ回路。
(実施態様1)
入力多相周期系列を規定するクロックと、前記入力多相周期の各々に3個以上の多相成分を供給する多相成分発生器と、現在の前記多相周期に先行する少なくとも一つの多相周期から前記多相成分を格納するメモリと、複数のフィルタであって、前記フィルタの各々が前記メモリ内に格納した複数の前記多相成分を処理し、前記フィルタに対応する濾波された多相成分を生成する前記フィルタと、所定順序で前記濾波された多相成分を出力し、濾波出力信号を生成する多重化器とを備えるアップコンバータ回路。
(実施態様2)
各フィルタは、同一の関数関係を用い、前記濾波多相成分を生成する、実施態様1記載のアップコンバータ回路。
各フィルタは、同一の関数関係を用い、前記濾波多相成分を生成する、実施態様1記載のアップコンバータ回路。
(実施態様3)
前記メモリは、シフトレジスタを備える、実施態様1または2記載のアップコンバータ回路。
前記メモリは、シフトレジスタを備える、実施態様1または2記載のアップコンバータ回路。
(実施態様4)
前記フィルタは、有限インパルス応答フィルタである実施態様1から3のいずれかに記載のアップコンバータ回路。
前記フィルタは、有限インパルス応答フィルタである実施態様1から3のいずれかに記載のアップコンバータ回路。
前記フィルタは、前記多相成分の非線形合成に依存する濾波多相成分を生成する、実施態様1から4のいずれかに記載のアップコンバータ回路。
前記多相成分発生器は、各多相周期において一対のディジタル信号を受信する、実施態様1から5のいずれかに記載のアップコンバータ回路。
10 RF列
11,12 ディジタルデータストリーム
13 ディジタル変調器
14 DAC
15 IFフィルタ
16 混合器
17 RFフィルタ
20 RF列
21 ディジタルフィルタ
23 フィルタ
25 RF列
31 Iデータストリーム
32 Qデータストリーム
33,34 多相フィルタ
35 高速多重化器
37 IF出力
100 変調器
101 ディジタル変調器
102 シフトレジスタ
103〜108 FIRフィルタ
110 多重化器
120 FIRフィルタ
121〜123 乗算器
124 加算器
131〜133 入力端子
200 変調器
201 ディジタル変調器
203,204 シフトレジスタ
210 第1のフィルタバンク
220 第2のフィルタバンク
211〜213,221〜223 例示フィルタ
240 乗算器
11,12 ディジタルデータストリーム
13 ディジタル変調器
14 DAC
15 IFフィルタ
16 混合器
17 RFフィルタ
20 RF列
21 ディジタルフィルタ
23 フィルタ
25 RF列
31 Iデータストリーム
32 Qデータストリーム
33,34 多相フィルタ
35 高速多重化器
37 IF出力
100 変調器
101 ディジタル変調器
102 シフトレジスタ
103〜108 FIRフィルタ
110 多重化器
120 FIRフィルタ
121〜123 乗算器
124 加算器
131〜133 入力端子
200 変調器
201 ディジタル変調器
203,204 シフトレジスタ
210 第1のフィルタバンク
220 第2のフィルタバンク
211〜213,221〜223 例示フィルタ
240 乗算器
Claims (6)
- 入力多相周期系列を規定するクロックと、
前記入力多相周期の各々に3個以上の多相成分を供給する多相成分発生器と、
現在の前記多相周期に先行する少なくとも一つの多相周期から前記多相成分を格納するメモリと、
複数のフィルタであって、前記フィルタの各々が前記メモリ内に格納した複数の前記多相成分を処理し、前記フィルタに対応する濾波された多相成分を生成する前記フィルタと、
所定順序で前記濾波された多相成分を出力し、濾波出力信号を生成する多重化器とを備えるアップコンバータ回路。 - 各フィルタは、同一の関数関係を用い、前記濾波多相成分を生成する、請求項1記載のアップコンバータ回路。
- 前記メモリは、シフトレジスタを備える、請求項1または2記載のアップコンバータ回路。
- 前記フィルタは、有限インパルス応答フィルタである請求項1から3のいずれかに記載のアップコンバータ回路。
- 前記フィルタは、前記多相成分の非線形合成に依存する濾波多相成分を生成する、請求項1から4のいずれかに記載のアップコンバータ回路。
- 前記多相成分発生器は、各多相周期において一対のディジタル信号を受信する、請求項1から5のいずれかに記載のアップコンバータ回路。
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